JPS6154036B2 - - Google Patents

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JPS6154036B2
JPS6154036B2 JP53136605A JP13660578A JPS6154036B2 JP S6154036 B2 JPS6154036 B2 JP S6154036B2 JP 53136605 A JP53136605 A JP 53136605A JP 13660578 A JP13660578 A JP 13660578A JP S6154036 B2 JPS6154036 B2 JP S6154036B2
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JP
Japan
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binap
added
benzene
degassed
crystals
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JP53136605A
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Ryoji Noyori
Hidemasa Takatani
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、不斉水添触媒等の触媒に使用可能な
新規、ロジウム錯体に関し、その目的とするとこ
ろは例えば、プロキラルな炭素−炭素二重結合、
カルボニル基を有する有機化合物の不斉水添触媒
等の触媒を提供することにある。 実用性あるすぐれた不斉水添触媒は例えば光学
活性アミノ酸合成に有用であるばかりでなく、各
種試薬合成や合成中間体の合成において極めて重
要であり、その開発が期待されている。 不斉水添触媒としては、キラルなホスフインを
ロジウムに配位させたロジウム−ホスフイン錯体
触媒が知られており、従来、種々の構造のホスフ
インを配位子とするロジウム錯体が提案されてき
た。そのキラルホスフインとしてはラセミ分割に
より分別取得されるベンジルメチルフエニルホス
フイン、エチルメチルフエニルホスフイン等リン
原子に不斉中心があるもの、あるいはメントー
ル、酒石酸等天然の光学活性化合物より誘導され
るものが知られているが、高い光学純度で製造す
ることが困難であるとか、製造工程が長く煩雑で
あるとか、不斉触媒配位子としての機能が低いな
どの実用上欠点があつた。 本発明者らは、キラルホスフインを配位子とす
るロジウム錯体において、該ホスフインが一般式 で示されるホスフイン誘導体の光学活性体(以
下、「BINAP*」と略記する。)であるものが不
斉水添触媒等の触媒として極めて有効であること
を見出し、この知見に基づいて本発明を完成し
た。詳しくは、式:〔Rh(BINAP*)(ジエ
ン)〕で示される構造を有するロジウム錯体で
ある。 Rhはロジウム金属を表わし、ジエンは各種ジ
エン類、例えば1,5−ヘキサジエン、1,5−
シクロオクタジエン、ノルボルナジエン、1,3
−ブタジエン、1,3−シクロヘキサジエン、エ
チレン2分子等錯体を安定化させるために常用さ
れているジエン類を表わす。 塩を構成するときのアニオンの例としてはC
O4 -,PF6 -,B(C6H54 -等であり、錯体製造に
常用されるアニオンであればよい。 製造する場合の出発物質として使用するロジウ
ム化合物の例としては、RhC・XH2O,〔Rh
(OCO CH322,〔Rh(C2H42C〕,〔Rh
(1.5―ヘキサジエン)C〕,〔Rh(1.5―シク
ロオクタジエン)C〕,〔Rh(ノルボルナジ
エン)C〕,Rh(アセチルアセトナート)
(1.5―シクロオクタジエン)、Rh(アセチルアセ
トナート)(ノルボルナジエン)、Rh(アセチル
アセトナート)などがあげられる。 本発明は、構造式 で示されるホスフイン誘導体の光学活性体を合成
し、これをロジウム金属に配位させれば不斉水添
触媒等の触媒となることを見出したことにある。 上記本発明の配位子を合成するには、例えば、
文献(1)R.Pummerer,E.Prell,A.Rieche,Ber.
59,2159(1926),(2)J.P.Schaefer,J.
Higgins,J.Org.Chem.,32,1607(1967)を利
用しハロゲン化物を合成し常法によりハロゲン原
子をリチウム原子で置換しこれとハロゲン化ホス
フインと反応せしめるとよい。 以下本発明を実施例により詳細に説明する。 なお、融点は、Buchi社製TOTTOLI型融点測
定装置を用いて測定、未補正である。該磁気共鳴
(NMR)スペクトルはテトラメチルシラン
(TMS)を内部標準として、日本電子製FX−100
型装置(100MHz)を用いて測定した。旋光度
は、日本分光製DIP−4、およびDIP−SL型装置
を用いて測定した。赤外吸収(IR)スペクトル
は、KBr錠剤法により日立製295型装置を用いて
測定した。質量スペクトルは、日立製RMU−6C
型装置を用いて測定した。紫外可視吸収(UV)
スペクトルは、日本分光製UVIDEC−505型装置
を用いて測定した。円偏光二色性(CD)、および
施光分散(ORD)スペクトルは、日本分光製J
−20型装置を用いて測定した。分析用薄層クロマ
トグラフイー(TLC)にはMerck社製Kieselgel
60PF254(PH7、厚さ0.25mm、20mm×50mm)板を
用いて行い、生成物の確認は、UV照射、ヨウ素
ガス発色で行つた。カラムクロマトグラフイー
は、Merck社製Kieselgel60(70−230mesh)を
用いて行つた。 脱気テトラヒドロフラン(THF)はナトリウ
ム−ベンゾフエノンケチル存在下、還流したもの
を用いた。脱気ベンゼンはアルゴン雰囲気下、水
素化カルシウム上で還流し、蒸留したものを用い
た。脱気エーテルはアルゴン雰囲気下、ナトリウ
ム−ベンゾフエノンケチル存在下で還流し、蒸留
したものを用いた。脱気塩化メチレンおよび脱気
酢酸エチルは、その融点でアルゴン置換したもの
を用いた。 原料のβ―ナプトールは、市販品をそのまま用
いた。tert―ブチルリチウムは、Fluka社製2Mの
ペンタン溶液を用いた。(+)―ジ―μ―クロロ
ビス((S)―N,N―ジメチル―α―フエネチ
ルアミン―2―C,N)ジパラジウム()
(〔α〕20 =+78.5゜(C=0.56、ベンゼン)、文

値 (〔α〕20 =+72.1゜(C=0.36、ベンゼン)〕 は、文献既知の反応(W.Theilacker,H.G.
Winkler,Chem.Ber.,87,690(1954)、I.
Angress,H,E.Zieger,J.Org,Chem.,40
1457(1975)、A.C.Cope,E.C.Friedrich,J.
Am.Chem.Soc.,90,909(1968))を用いて、α
―フエネチルアミンから合成したものを用いた。 実施例 1の三ツ口フラスコに温度計と滴下ロートを
取り付け、その中にトリフエニルホスフイン
(160g,0.6mol)とアセトニトリル(150ml)を
入れた。反応容器を氷浴にて冷却し、メカニカル
スターラーで撹拌した。その中へ、滴下ロートか
ら臭素(98g,0.61mol)を35分間で加えた。そ
の混合物を氷浴にて撹拌しながら、1,1′−ビ−
2−ナフトール(80g,0.55mol)とアセトニト
リル(200ml)の混合物を加えた。混合物を60℃
で30分撹拌した後、溶媒を減圧蒸留(22mmHg)
にて除いた。その後、反応混合物を220℃に昇温
し融解し、次いで340℃まで昇温して1時間撹拌
した。反応混合物を室温まで冷却した後、ベンゼ
ン(500ml)を加え、次いでセライト(200g)を
加えて加熱、振とうした。セライトを別し、ベ
ンゼン/ヘキサン(1/1,300ml×3回)で洗
つた。液を集め、溶媒を減圧で留去した。得ら
れた黄褐色半固体をエタノール(200ml)にて再
結晶したところ、30gの2,2′―ジブロモ―1,
1′―ビナフチルが淡黄色結晶として得られた。収
率26%、融点179〜180℃,TLC(展開溶媒:ベ
ンゼン/ヘキサン(1/4)Rf値:0.50。このも
のは、融点(文献(L.Pichat,J.Clement,Bull.
Soc.Chim.Fr.,1961,525)値融点:185℃)と
TLCを標準試料と比較して同定した。 300mlの三ツ口フラスコに三方コツクを取り付
け、その中に2,2′―ジプロモ―1,1′―ビナフ
チル(5.0g,12.2mmol)を入れ、系内をアルゴ
ン置換した。その中へ、シリンジを用いて脱気
THF(50ml)を加え、−90℃以下にて撹拌した。
次いでその溶液に2Mのtert−ブチルリチウムの
ペンタン溶液(26.7ml、53.4mmol)をドライア
イスで冷却下シリンダで20分間で加えた。反応混
合物を−90〜−78℃にて2時間撹拌した後、−78
℃にてその中へ、クロロジフエニルホスフイン
(11.8g、53.5mmol)の脱気THF(30ml)溶液
をシリンダで15分間で加えた。反応混合物を、冷
却浴を取り去つて室温まで昇温し、12時間撹拌し
た。反応混合物を減圧で濃縮し、熱ベンゼン
(300ml)を加え、不溶物をセライトを通して除い
た。その溶液に水(300ml)を加え振とうし、水
層と有機層を分離した。有機層を無水芒硝にて乾
燥した後、これにエタノール(300ml)を加え
た。生成した沈殿を過して集めデシケーター中
五酸化リン上で減圧乾燥すると粗製の(±)−
2,2′−ビス(ジフエニルホスフイノ)−1,
1′−ビナフチル(以下、「BINAP」と略記する。)
が6.0g得られた。これをベンゼン/エタノール
(1/1,500ml)から再結晶したところ、3.01g
の純粋の(±)−BINAPが無色結晶として得られ
た。 収率:40%;融点;243〜244℃;IR(KBr):
3030cm-1(υCH)、1580,1480,1430cm-1(ベン
ゼン核)、815,743cm-1(πCH)、735cm-1(υP
−C);NMR(100MHz,CDC)δ:6.4〜
8.0(m);TLC(展開溶媒:ベンゼン/ヘキサ
ン(1/4)Rf値:0.12 元素分析: 分析値 C 84.62%,H 5.52% C44H32P2としての計算値 C:84.87%、H 5.18% 高分解能マススペクトル: C44H32P2としての計算値 622.2025,分析値 622.2002 500mlのシユレンクに(±)−BINAP(6.0g,
9.65mmol)を入れ、系内をアルゴン置換した。
その中にシリンジで脱気ベンゼン(100ml)を入
れ加熱溶解した。その溶液に(+)−ジ−μ−ク
ロロビス(S)−N,N−ジメチル−α−フエネ
チルアミン−2−C,N)ジパラジウム()
(2.94g,5.01mmol)の脱気ベンゼン(50ml)溶
液を加えた。反応混合物をアルミホイルで遮光し
て、室温で12時間、次いで50℃で1時間撹拌し
た。その後その中にテトラフエニルホウ素ナトリ
ウム(3.45g,10.1mmol)の脱気酢酸エチル
(50ml)溶液を加え、室温で20分間撹拌した後、
減圧で溶媒を留去した。残渣に脱気塩化メチレン
(40ml)を加え、不溶物をセライトを通して別
した。液を約10mlまで減圧で濃縮し、脱気ベン
ゼン/酢酸エチル(1/1,100ml)を加え結晶
化させ、過して(+)−BINAP−パラジウム錯
体の粗結晶を得た。収量:6.90g、収率:60%、
融点:155℃(分解)〔α〕23 =+265゜(C=
0.19、アセトニトリル)。その粗結晶を塩化メチ
レン(5ml)に溶解し、約50℃にてベンゼン/酢
酸エチル(1/1,50ml)を加え、室温に放置し
て再結晶を行つたところ、4.69gの淡黄色結晶と
して(+)−BINAP−パラジウム錯体の粗結晶を
得た。収率:41%、融点:162℃(分解)、〔α〕24

=+326゜(C=0.13、アセトニトリル)。その結
晶をさらに同じ操作で精製したところ、(+)−
BINAP−パラジウム錯体の無色結晶4.05gが得ら
れた。収率:39%、融点:162.5℃(分解)、
〔α〕22 =+374゜(C=0.16、アセトニトリル)

この結晶を一部取り、さらに同様の操作で再結晶
を2回行なつたが、旋光度は、1回目〔α〕21
+366゜(C=0.21、アセトニトリル)、2回目
〔α〕22 =+365゜(C=0.23、アセトニトリル)
というようにほとんど変化は見られなかつた。 (+)−BINAP−パラジウム錯体の粗結晶を
過した液を減圧で濃縮したところ、5.20gの赤
褐色固体として(−)−BINAP−パラジウム錯体
の粗生成物が得られた。収率:45%、融点:153
℃(分解)、〔α〕24 =−230゜(C=0.23、アセ

ニトリル)。その粗生成物を塩化メチレン(30
ml)に溶解し、約35℃にてエーテル(120ml)を
加え、4℃に放置して結晶化したところ、(−)−
BINAP−パラジウム錯体が淡黄色結晶として4.17
g得られた。収率:36%、融点:161℃(分解)、
〔α〕22 =−354゜(C=0.12、アセトニトリル)

この結晶を一部取り、同様の操作で再結晶を2回
行つた。旋光度は、1回目〔α〕20 =−368°(C
=0.18、アセトニトリル)、2回目〔α〕21 =−
369゜(C=0.15、アセトニトリル)というよう
にほとんど変化は見られなかつた。 元素分析: 分析値 C78.31%、H6.00%、N1.19% C74H68BNP2Pdとしての計算値 C78.16%、H5.72%、N1.17% 300mlの三ツ口フラスコに無水エーテル(70
ml)とLiAH4(450mg、11.8mmol)を入れ水−
氷浴で冷却した。これに(−)−BINAP−パラジ
ウム錯体(2.50g、2.09mmol)を一度に加え室
温で1時間半撹拌した。反応混合物をアルゴン雰
囲気で過し、残渣を100mlの熱ベンゼンで3回
抽出した。液と抽出液を合わせて濃縮すると
1.70gの白色結晶が得られた。この結晶をベンゼ
ンに溶解し、シリカゲルのカラムに吸着させ、ベ
ンゼンで展開した。主生成物を含む分画を濃縮し
て1.25gの白色結晶を得た。この粗結晶をトルエ
ン(18ml)とエチルアルコール(5.5ml)の混合
物に80℃でできるだけ溶かし、溶液をセライトを
通して熱過した。液を4℃で6時間、−25℃
で12時間放置し、析出した結晶を別して純粋な
(−)−BINAP(980mg、75%)をプリズム状結晶
として得た。mp241〜242℃、〔α〕25 =−229゜
(C=0.312、ベンゼン)。このものの同定は、先
に合成した(−)−BINAPとTLC(展開溶媒;ベ
ンゼン−ヘキサン(1:4)、Rf値:0.12)を比
較して行つた。 同様にして(+)−BINAP−パラジウム錯体
(2.0g,1.67mmol)をLiAH4(330mg、8.68m
mol)で還元的に分解して純粋な(+)−BINAP
(805mg、78%)を得た。融点:243〜244℃、
〔α〕20 =+220゜(C=0.25、ベンゼン)。 50mlの二ツ口フラスコに(+)−BINAP(400
mg、0.64mmol)と〔Rh(nbd)2+CO4 -(249
mg、0.64mmol)を入れ、系内をアルゴン置換し
た(nbd=ノルポルナジエン)。その中へ脱気
THF(5ml)と脱気塩化メチレン(10ml)をシ
リンジで加え、室温で1時間、次いで4℃で2時
間放置した。生成した赤褐色結晶を過して集め
た(粗収量:557mg、粗収率:94.5%)。得られた
〔Rh((+)−BINAP)(nbd)〕+CO4 -の粗結晶
を脱気塩化メチレン(10ml)、脱気THF(5ml)
から再結晶したところ、492mgの〔Rh((+)−
BINAP)(nbd)〕+CO4 -が得られた。収率:83
%、融点:248〜251℃(分解)、〔α〕22 =−15.5
゜(C=0.161、メタノール)。 元素分析: 分析値 C66.25%、H4.65% C51H40CO4P2Rhとしての計算値 C66.79%、H4.40% 〔Rh((+)−BINAP)(nbd)〕+CO4 -の構造
はX線結晶解析によつて決定され、(+)−
BINAPはR体であることが判つた。 同様の実験により(−)−BINAPから〔Rh
(−)−binap(nbd)〕+CO4 -を製造した。 次に本発明の不斉水添触媒を用いてα−アシル
アミノアクリル酸誘導体の水素添加反応を行つ
た。 30mlの二ツ口フラスコに〔Rh(BINAP)
(nbd)〕+CO4 -(9.2mg、0.01mmol)を入れ、
系内をアルゴン置換した。その中へ、シーラムキ
ヤツプから脱気溶媒(7.5〜10ml)をシリンジで
加え、室温で撹拌した。その溶液に反応基質1m
molを加え、室温で溶解した。その溶液をシリン
ジで、水素置換した50mlのオートクレープに入
れ、水素圧を加え撹拌した(2〜5atm、35℃、
12時間)。反応の完結は、TLC(展開溶媒:酢酸
エチル/メタノール(1/1)により、確認した
(原料のRf値:0.5)。反応混合物を減圧で濃縮
し、次いでポンプで減圧乾燥した。残渣に水(10
〜50ml)を加え、加熱還流した。不溶物をセライ
トを通し熱過で除き、熱水(10ml×2回)で残
渣を洗つた。液を減圧で濃縮し、得られた白色
結晶を五酸化リン上、ポンプで減圧乾燥し、旋光
度を測定した。単離収率は常に90%以上であつ
た。結果を表1に示した。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式:〔Rh(BINAP*)(ジエン)〕で示さ
    れる構造を有するロジウム錯体。式中、
    BINAP*は2,2′−ビス(ジフエニルホスフイ
    ノ)−1,1′−ビナフチルの光学活性体を表わ
    す。
JP13660578A 1978-11-06 1978-11-06 Catalyst for asymmetric hydrogenation Granted JPS5561937A (en)

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