JPH02224688A - 不正検出装置 - Google Patents

不正検出装置

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JPH02224688A
JPH02224688A JP4747389A JP4747389A JPH02224688A JP H02224688 A JPH02224688 A JP H02224688A JP 4747389 A JP4747389 A JP 4747389A JP 4747389 A JP4747389 A JP 4747389A JP H02224688 A JPH02224688 A JP H02224688A
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詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等で代表され
る弾球遊技機が配設された遊技場の不正検出装置に関す
る。
〔従来の技術] 遊技場に配設されている弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものでは、たとえば遊技盤に形成
された所定の通過領域を打込玉が通過すれば、その打込
玉の通過に基づく電気的変化により通過玉を検出して通
過検出信号を出力する電気的玉通過検出器(たとえば近
接スイッチ)により通過玉が検出されていた。そして、
その通過検出信号に応答して、所定個数の景品玉を払出
したり、可変入賞球装置を開閉させたりあるいは可変表
示装置を可変表示駆動させたり等、遊技者に有利となる
遊技制御を行なっていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この種の電気的玉通過検出器は、玉が通過して
いないにもかかわらず成る所定の電波に感応して誤って
通過検出信号を出力する不都合があった。そして、この
電気的玉通過検出器が電波により誤動作することを知っ
ている者が、トランシーμ等から不正に電波を発振させ
て、前記電気的玉通過検出器を誤動作させて通過検出信
号を出力させ、弾球遊技機による不正遊技が行なわれる
不都合があった。
本発明は、かかる実情に鑑み、電気的玉通過検出器が備
えられた弾球遊技機に対し行なわれる電波を利用した不
正遊技を検出し得る遊技場の不正検出装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、弾球遊技機が配設された遊技場の不正検出装
置であって、 前記弾球遊技機は、 遊技盤と、該遊技盤により形成された遊技領域に玉を打
込む打球発射装置と、前記遊技領域内に打込まれ所定の
通過領域を通過する通過玉に基づく電気的変化により通
過玉を検出して通過検出信号を出力する電気的玉通過検
出器とを含み、前記電気的玉通過検出器を感応させて通
過検出信号を出力させるために発振された電波を感知可
能な電波検出器が前記弾球遊技機に関連した所定位置に
設けられていることを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、弾球遊技機の打球発射装置により、玉
が遊技領域内に打込まれ、その打込玉が所定の通過領域
を通過すれば、その打玉の通過に基づく電気的変化によ
り通過玉を検出する電気的玉通過検出器から通過検出信
号が出力される。また、前記弾球遊技機に関連した所定
位置に設けられている電波検出器により、前記電気的玉
通過検出器を感応させて通過検出信号を出力させるため
に発振された電波が感知されて検出される。
つまり、所定の電波を発振して前記電気的玉通過検出器
を感応させて通過玉検出信号を出力させるという不正遊
技が行なわれた場合に、その不正遊技の発生が電波検出
器によって検出される。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。なお、本実施例では、弾球遊技機の一例としてパチン
コ遊技機を説明するが、本発明はこれに限らず、コイン
遊技機等、打玉を弾発して遊技を行なうものであれば何
でもよい。
第1図は、弾球遊技機の一例パチンコ遊技機1を示す全
体正面図である。
パチンコ遊技機1の前面枠2には、金枠3が設けられて
おり、この金枠3に対し、ガラス扉4と前面板11とが
開閉自在に設けられている。前記ガラス扉4は、遊技盤
5の前面を開閉自在に覆うものであり、ガラス板により
遊技盤5が遊技者に視認可能に構成されている。前記前
面板11には、打球供給皿7が取付けられており、この
打球供給皿にパチンコ玉を供給し、遊技者が操作ハンド
ル9を操作することにより後述する打球発射装置23(
第2図参照)が作動して、パチンコ玉を1つずつ前記遊
技盤5内に打込むよう構成されている。
前記遊技盤5には、そのほぼ中央に可変表示装置12が
設けられているとともに、その下方に可変入賞球装置1
3が配設されている。可変入賞球装置13には、通過領
域の一例の始動入賞口14a、14b、14cが設けら
れているとともに、開閉自在な前面板15が備えられて
いる。そして、遊技盤5によって形成されている遊技領
域6内に打込まれたパチンコ玉が、前記始動入賞口14
a。
14b、14cのいずれかに入賞すれば、前記可変表示
装置12が可変表示を開始する。この状態で、遊技者が
ストップスイッチ(図示せず)を押圧操作するかまたは
ストップスイッチを押圧操作することなく所定時間が経
過することにより、可変表示装置12の可変表示が停止
する。その停止した可変表示装置によって表示される識
別情報が、予め定められた特定のもの(たとえば777
)になれば、大当り状態となり、前記前面板15が開成
し、所定期間(たとえば30秒間)の経過またはパチン
コ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれ
か早い方の条件が成立することにより前面板15が閉成
する。そしてこの大当り状態の発生により、パチンコ玉
が大量に入賞し、多くの賞品玉が打球供給皿7内に払出
される。そしてこの打球供給皿7内がパチンコ玉で満杯
となりそれ以上貯留できない状態になれば、打球供給皿
7の下方に設けられている余剰玉受皿10内にその余剰
玉が払出される。なお、パチンコ遊技機1には、スピー
カ8が設けられており、このスピーカ8により、前記大
当り時における効果音の発生や不正遊技発生時の警報音
の発生等を行なう。
第2図は、パチンコ遊技機1の内部構造を示す全体背面
図である。
前記操作ハンドル9(第1図参照)を遊技者が操作する
ことにより、打球発射装置23が作動し、パチンコ玉が
1つずつ遊技領域6内に打込まれる。
遊技領域6内に打込まれたパチンコ玉が、前記始動入賞
ロ14a、14b、14c内に入賞すれば、それぞれの
始動入賞口に対応して設けられている入賞玉検出器17
a、17b、17cにより検出される。その検出信号に
基づいて、回転ドラム機構20が作動し、前記可変表示
装置12の可変表示が開始される。そして、可変表示装
置12が停止したときに表示されている識別情報が予め
定める所定の組合わせ(たとえば777)となっていれ
ば、それを判定してソレノイド22を励磁し、可変入賞
球装置13の前面板15(第1図参照)を開成させる。
その開成状態にある可変入賞球装置13内にパチンコ玉
が入賞すると、入賞個数検出器(10カウント検出器)
21により検出される。そしてこの入賞個数検出器21
による検出出力をカウントし、このカウント数が所定個
数(たとえばrlOJ)になるかまたは所定時間(たと
えば30秒間)経過するかのうちいずれか早い方の条件
が成立したときに前記ソレノイド22の励磁を解除して
前面板15(第1図参照)を閉成させる。
各入賞口に入賞した入賞上は1カ所に集められてその1
つ1つにより、景品玉払出装置18が作動される。そし
て入賞上】個につき所定個数(たとえば13個)の景品
玉が打球供給皿(第1図参照)内に払出される。なお、
図中5は遊技盤である。また19は、前記可変表示装置
12や可変入賞球装置13を制御するための制御基板で
ある。
第3図は、始動入賞口14部分の縦断面図である。遊技
盤5とガラス板16との間を落下してきたパチンコ玉は
、成る確率で始動入賞口14に入賞する。その始動入賞
口14に入賞したパチンコ玉は、入賞玉検出器17の透
孔17aを通過し、遊技盤5の裏面側に導かれる。なお
、この始動入賞口14は、入賞したパチンコ玉を遊技盤
5の裏面側に導くのではなく、上方から入賞したパチン
コ玉をそのまま通過させて下方から再び遊技盤5とガラ
ス板16との間すなわち遊技領域6に排出するものであ
ってもよい。
第4図は、パチンコ遊技機1が複数台並べて設置されて
いるパチンコ機設置島24の一部を示す正面図である。
図中、29.30は不正表示ランプであり、それぞれの
パチンコ遊技機1に対応して設けられており、後述する
不正遊技が発生したパチンコ遊技機に対応した不正表示
ランプ29または30が点灯または点滅し、不正遊技が
発生したことを報知する。図中、31.32は警報器で
あり、それぞれのパチンコ遊技allに対応して設けら
れており、後述する不正遊技が発生したパチンコ遊技機
に対応した警報器31または32から警報音を発生し、
不正遊技が発生したことを報知する。さらに、図中25
は島代表ランプであり、呼出ランプ26゜大当りランプ
27ならびに不正報知ランプ28とからなる。そして、
そのパチンコ機設置島24に設置されているパチンコ遊
技機のうちいずれかのパチンコ遊技機の呼出スイッチ(
図示せず)が押圧されれば、呼出ランプ26が点灯また
は点滅して遊技場の係員に知らせることができるように
構成されている。また、パチンコ機設置島24に設置さ
れているパチンコ遊技機1のうちいずれかのパチンコ遊
技機が大当り状態となれば、大当りランプ27が点灯ま
たは点滅する。さらに、パチンコ機設置島24に設置さ
れているパチンコ遊技機1のうち、いずれかのパチンコ
遊技機で後述するような不正遊技が行なわれた場合に、
不正報知ランプ28が点灯または点滅して係昌に報知す
る。
第5A図は、前記入賞玉検出器17の動作原理を説明す
るための回路図である。第5B図は、前記入賞玉検出器
17の実際の回路図である。
次に、第5A図および第5B図を参照し、入賞玉検出器
17の回路構成について説明する。入賞玉検出器17は
、前記透孔17aをパチンコ玉が通過することにより、
その周囲に巡らされたコイルの磁束に変化が生じ、それ
によってパチンコ玉の通過を検出することができるもの
である。
第5A図において、コイルL1およびL2は、入賞玉検
出器17の透孔17gの周囲に巡らされたコイルである
。透孔17aをパチンコ玉が通過すれば、コイルL1お
よびL2の磁束に変化が生じ、コイルL1およびL2に
逆起電力が発生する。
このため、コイルL1の逆起電力に基づく電流I、がト
ランジスタQ1のコレクタに流れ、コイルL2の逆起電
力に基づく電流I2がトランジスタQ1のベースに流れ
る。したがって、トランジスタQ1がONする。このよ
うに、コイルL1およびL2をパチンコ玉が横切るとき
に生じる逆起電力を利用して、トランジスタを0N10
FFさせるようにすれば、パチンコ玉を検出することが
できるのである。
第5B図は、前記第5A図に示した基本回路の原理を用
いたこの実施例に用いられる入賞玉検出器の具体的な回
路図である。
第5B図を参照し、入賞玉検出器のトランジスタQ1と
Q2は発振回路を構成しており、通常は、発振状態にあ
って、トランジスタQ1はONしている。そのため、バ
ッファ回路のトランジスタQ3がONし、スイッチング
回路のトランジスタQ4もONである。したがって、入
力端子INがら流れ込む電流は、抵抗R6およびトラン
ジスタQ4を介して出力端子OUTに流れている。とこ
ろが、パチンコ玉が、入賞玉検出器17の透孔17a(
第4図参照)を通過すると、コイルL2およびLlに逆
起電力が生じ、その逆起電力によって電流I2およびI
、が流れる。この電流は、トランジスタQ1の発振を妨
げる方向、すなわち、トランジスタQ1をOFFさせる
方向に流れ、瞬間的にトランジスタQ1はOFFする。
よって、トランジスタQ3のベース電位が上がり、トラ
ンジスタQ3が0FFL、トランジスタQ4もOFFす
る。したがって、入力端子INから流れ込む電流は、ト
ランジスタQ4によって一時的に遮断され、出力端子O
UTの電圧が下がる。パチンコ玉がコイルL2およびL
lの近傍を通過した後は、コイルL2およびLlに生じ
る逆起電力はすぐになくなるので、再びトランジスタQ
1はONL、トランジスタQ4もONして、入力端子I
Nからの電流は、トランジスタQ4を介して出力端子O
UTに流れる。したがって、この回路によれば、パチン
コ玉の通過の瞬間ごとに、出力電位にパルス状のローレ
ベル電位が現われることになる。よって、このローレベ
ル電位に基づいて入賞玉を検出することができる。つま
り、前記入賞玉検出器17により、前記遊技領域内に打
込まれ所定の通過領域を通過する通過玉に基づく電気的
変化により通過玉を検出して通過検出信号を出力する電
気的玉通過検出器が構成されている。なお、本実施例で
は、この電気的玉通過検出器をいわゆる近接スイッチで
構成したが、本発明はこれに限らず投光器と受光器とか
らなる光学的スイッチで構成してもよい。つまり、投光
器から発せられた光を受光器で受光し、その受光器によ
る受光に伴って所定の電圧が出力されるように構成し、
パチンコ玉の通過に伴って前記投光器から透光されたた
光が遮られて受光器に受光されなくなることに基づいて
、出力電圧が低下するように構成する。
次に、前記第5B図に示した回路と同じ回路構成の回路
を別に用意し、それを不正電波検出用回路として利用す
る。その際に、第5B図の二点鎖線で示すように、前記
コイルL2を、パチンコ遊技機1の金枠3.ガラス扉4
.前面板1゛1.電気配線あるいは基板取付具等の、弾
球遊技機に設けられた導電部材に接続し、不正遊技を行
なうために発せられた電波を入力して感知し得るように
構成する。つまり、このコイルL2に接続されている弾
球遊技機の導電部材を不正電波感知用のアンテナとして
利用する。そして、不正電波が前記電波感知部材にキャ
ッチされて電気的玉通過検出器に入力されれば(その不
正電波の周波数に応じたパルス出力が出力端子OUTか
ら導出される。
第6A図は、前記電波感知部材を介して前記不正電波検
出用回路に入力された不正電波を判定するための判定部
のブロック図である。第6B図は、前記第6A図に示し
た判定部の具体例の1つを示す回路図である。
不正電波検出用回路における、前記第5B図に示した電
気的玉通過検出器の回路の出力端子OUTに相当する出
力端子から導出された出力を、判定回路40に入力する
。前記電気的玉通過検出器が感応する電波は27 M 
Hz〜900MH2の周波数帯域であり、前記異常電波
検出用回路は前記電気的玉通過検出器と同じ回路構成で
あるために、前記周波数帯域の異常電波が発せられた場
合には、前記異常電波検出用回路が感応して所定の出力
パルスが判定回路40に出力される。
一方、保持回路42は、通常はローレベルを出力し、判
定回路40からハイレベル信号が入力された場合に、出
力信号がローレベルからハイレベルに切換わるように回
路構成されている。そして、保持回路42から出力され
るハイレベル信号は、リセット信号が保持回路42に入
力されることによりローレベルに切換わる。この保持回
路42からの出力信号により、前述した各種の報知装置
28〜32を作動させる。また、この保持回路42から
の出力信号を遊技場に設置された管理装置に入力し、遊
技場のすべての弾球遊技機を集中管理し得るように構成
されている。一方、保持回路42からのハイレベル信号
に応答して賞品球の払出しを禁止するように制御しても
よい。また、保持回路42からのハイレベルに応答して
、打球モータを停止させたり、前記可変表示装置12を
回転駆動させるためのモータへの電源をOFFに切換え
るなど、遊技を不能動化するようにしてもよい。
このように回路構成することにより、遊技者がトランシ
ーバ等を利用して不正電波を発し、打玉が通過していな
いにもかかわらず前記電気的玉通過検出器から通過検出
信号を出力させるという不正遊技が検出可能となる。こ
の判定回路4oと保持回路42および前記不正電波検出
用回路とにより、前記電気的玉通過検出器を感応させて
通過検出信号を出力させるために発振された電波を感知
可能な電波検出器が構成されている。
この電波検出器の設置位置は、電気的玉通過検出器と隣
接させて設けてもよく、また、前記電波感知部材を介し
て弾球遊技機またはパチンコ機設置島の所定位置に配設
してもよい。さらに、複数台の弾球遊技機に対し1つの
電波検出器を設け、複数台の弾球遊技機の不正遊技をま
とめて検出するように構成してもよい。
前記電波検出器は、不正電波検出用回路部分が前記電気
的玉通過検出器と同じ回路構成であるため、不正電波検
出用回路を前記電気的玉通過検出器で兼用構成してもよ
い。つまり、第5B図に示した電気的玉通過検出器の出
力端子OUTがらの出力信号を一部分岐して前記判定回
路4oに入力させる。その場合は前記電波検出器の具体
例の12を第6B図に基づいて説明する。前記判定回路
40を、微分回路46とn進カウンタ48とパルス発振
器50さらにはアンドゲート52により構成する。パル
ス発振器50からは、一定量上の高周波のパルス信号が
出力されて前記アンドゲート52の一方入力端子に入力
される。また、前記電気的玉通過検出器からの出力電圧
が前記アンドゲート52の他方入力端子に反転されて入
力される。
この状態で、前記電気的玉通過検出器により打玉の通過
が検出された場合または前記電気的玉通過検出器が不正
電波に感応した場合に、その前記電気的玉通過検出器の
出力端子OUTからの出力信号がローレベルに切換わる
。すると、前記アンドゲート52の禁止が解除され、前
記出力端子OUTからの出力信号がローレベルに切換わ
っている期間中、前記パルス発振器50からのパルス信
号と同一のパルス信号が前記アンドゲート52から出力
されてn進カウンタ48に入力される。すると、n進カ
ウンタ48では前記アンドゲート52から出力されたパ
ルス信号をカウントする。
一方、前記出力端子OUTからの出力信号がローレベル
からハイレベルに切換われば、微分回路46により立上
がり微分されてパルス信号がn進カウンタ48にリセッ
ト信号として入力され、n進カウンタ48がリセットさ
れる。
一方、通常の打玉の通過の際には、前記出力端子OUT
からの出力信号は、打玉の通過に伴い瞬間的にローレベ
ルになり次の瞬間再びハイレベル状態に復帰するのであ
る。しかし、トランシーバ等から出力される不正電波の
場合には、その不正電波が発振されている間中、前記出
力端子OUTからの出力信号がローレベルに切換わった
状態を維持する。そして、前記通常の打玉の通過に伴い
、出力端子OUTからの出力信号が瞬間的にローレベル
に切換わった場合にそのローレベルに切換わった期間中
に前記n進カウンタ48がカウントするカウント数が、
たとえば「5」であったとすると、このn進カウンタ4
8のrnJを、たとえば「8」と設定してお(。このよ
うに設定することにより、打玉の通常の通過に際には、
n進カウンタ48が「5」までカウントした段階で微分
回路46からのリセット信号が入力され、n進カウンタ
がリセットされるため、n進カウンタ48からの出力信
号はローレベルのままの状態を維持する。
しかし、電気的玉通過検出器が不正電波に感応して出力
端子OUTからの出力信号が長期間にわたってローレベ
ルの状態となった場合には、その長期間にわたって微分
回路46からリセット信号が出力されないため、n進カ
ウンタ48がカウントアツプしてその出力信号がローレ
ベルからハイレベル状態に切換わる。すると、そのハイ
レベル信号が保持回路の一例のフリップフロップ42に
入力され、フリップフロップ42がセットされてハイレ
ベル信号が出力され、そのハイレベル信号が前述した各
種の報知装置や管理装置を作動させることとなる。なお
、図中44は手動スイッチであり、報知装置や管理装置
により不正遊技の発生に気付いた係員が不正遊技に対処
するとともに、この手動スイッチ44を押圧操作して前
記フリップフロップ42をリセットし、報知装置や管理
装置による異常発生の報知を解除させる。なお、第6B
図の回路を、前記不正電波検出用回路の出力端子OUT
に接続して使用しても前述と同様の機能を発揮する。
[発明の効果] 本発明は、所定の電波を発振して電気的玉通過検出器を
感応させて通過玉検出信号を出力させるという不正遊技
の発生が、電波検出器によって検出され、電波を利用し
た不正遊技を検出し得る遊技場の不正検出装置を提供し
得るに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機を示す全
体正面図である。 第2図は、パチンコ遊技機の内部構造を示す全体背面図
である。 第3図は、入賞玉検出器およびその周辺の縦断面図であ
る。 第4図は、パチンコ機設置島の一部を示す正面図である
。 第5″′A図は、入賞玉検出器の原理を説明するための
説明図である。 第5B図は、入賞玉検出器の具体的な回路図である。 第6A図は、電波検出器の判定部の概略を示すブロック
図である。 第6B図は、電波検出器の判定部の具体例の1つを示す
回路図である。 図中、1は弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機、2は前
面枠、3は金枠、4はガラス扉、5は遊技盤、6は遊技
領域、11は前面板、14a、14b、14cは始動入
賞口、17は入賞玉検出器、28は不正報知ランプ、2
9.30は不正表示ランプ、31.32は警報器、40
は判定回路、42は保持回路である。 第1図 第3 図 第2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 弾球遊技機が配設された遊技場の不正検出装置であって
    、 前記弾球遊技機は、 遊技盤と、該遊技盤により形成された遊技領域に玉を打
    込む打球発射装置と、前記遊技領域内に打込まれ所定の
    通過領域を通過する通過玉に基づく電気的変化により通
    過玉を検出して通過検出信号を出力する電気的玉通過検
    出器とを含み、前記電気的玉通過検出器を感応させて通
    過検出信号を出力させるために発振された電波を感知可
    能な電波検出器が前記弾球遊技機に関連した所定位置に
    設けられていることを特徴とする、遊技場の不正検出装
    置。
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