JPH09220331A - パチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコゲーム機

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JPH09220331A
JPH09220331A JP5693796A JP5693796A JPH09220331A JP H09220331 A JPH09220331 A JP H09220331A JP 5693796 A JP5693796 A JP 5693796A JP 5693796 A JP5693796 A JP 5693796A JP H09220331 A JPH09220331 A JP H09220331A
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Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉部材を不当に開ける不正行為が行なわれ
た場合には、そのような不正行為の迅速な確認、またそ
のような不正行為に対して遊技者に警告を与えることが
可能なパチンコゲーム機を提供すること。 【解決手段】 本発明のパチンコゲーム機は、開閉部材
の開閉を操作する操作手段15を備えた入賞装置5の当
該開閉部材の開閉状態を検出するセンサ22からの検出
信号と、制御手段53から操作手段15への通電とを比
較手段55が比較し、センサ22から送られる開閉部材
の開閉の信号と制御手段53からソレノイド15への通
電の有無とを比較した結果、所定状態での比較手段55
からの出力信号によって警告出力手段56が警告を発す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコゲーム機
に関し、特に、「役物」といわれる電動式の入賞装置の
不正を防止するものに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコゲーム機には、遊技客へのサー
ビス向上や遊技をより楽しめるようにすること等を目的
とした役物(やくもの)と呼ばれる入賞装置が備えられ
ている。そして、遊技過程における所定の状態をきっか
けにして入賞確率が大きくなるよう、例えば特定入賞口
や大入賞口等の役物が作動する構成がとられている。そ
のため、その大入賞口等の役物へパチンコ球が多く入れ
ば大きな入賞の利益を得ることが可能となる。しかし、
そのような役物の開閉扉を開くことは、遊技の過程で所
定の状態を達成することによって実現できるものである
が、中には不正によって役物の開閉扉を開こうとする行
為が行なわれることがある。そこで、従来から不正使用
を防止するための手段がパチンコゲーム機に採用されて
いる。例えば、従来のパチンコゲーム機に備えられた不
正防止のための手段の第1従来例として、特開昭61−
284278号公報に開示されている。
【0003】当該公報のパチンコゲーム機では、大入賞
口へ入賞したパチンコ球の球数を検出するカウント検出
器を設け、これによって入賞球数が一定数または一定時
間に達したら大入賞口を閉じて入賞球数を制限する構成
を有している。しかし、パチンコゲーム機では、故意に
配線の切断あるいは短絡させること等によりカウント機
能を不能にさせ、大量の入賞を行なう等の不正が行なわ
れるおそれがあった。そのため、そのカウントの不能を
検出する手段がさらに取り入れられているが、更にその
カウント検出器不能検出手段そのものの機能を取り外さ
れてしまうおそれもあった。そこで、その解除を大幅に
困難化させるために、カウント検出器の機能を論理判断
するようにしたカウント検出器不能検出手段を備え、大
入賞口の開閉を行なう入賞装置の制御手段及びその大入
賞口への入賞球数を制限する入賞制限手段とを、プログ
ラム格納式のマイクロコンピュータによって一つの連続
したプログラムの中に不可分な形で一体化したものが採
用されている。
【0004】また、従来のパチンコゲーム機に備えられ
た不正防止のための手段の第2従来例として、特開昭6
3−145689号公報に開示されたものがある。当該
公報のパチンコゲーム機も、大入賞口へ入賞したパチン
コ球の球数を検出するカウント検出器を設け、これによ
って入賞球数が一定数に達したら大入賞口の開閉扉を閉
じて入賞球数を制限する構成を有しているものである。
そして、当該パチンコゲーム機では、カウント検出器等
に対する不正やそれが故障の場合だけでなく、無関係に
警報を発してしまう欠点を解決すべく正常時と異常時の
区別をし、大入賞口へのパチンコ球の入賞を検知する検
知回路の故障や不正を確実に検出することができるよう
にしたものである。
【0005】具体的には、扉用ソレノイドによって開閉
する大入賞口の開閉扉の開閉に連動する反転用ソレノイ
ドが、その大入賞口へのパチンコ球の入賞球数を検知す
る計数スイッチの接点を開閉扉の開閉に応じて切り換
え、判断回路が、その開閉扉の開閉に応じて計数スイッ
チから出力される信号が正常か否かを判断するものであ
る。従って、例えば、計数スイッチの接点が溶着する等
の故障や、計数スイッチの接点を短絡または解放して計
数動作を不能にする等の不正に対しては、開閉扉の動作
に連動して反転用ソレノイドが計数スイッチを強制的に
働かせ、判断回路が、検出回路が正常に働くか否かを計
数スイッチからの信号によって確認し、これらの故障や
不正を迅速に判断する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、不正行為には
カウントを不能にするといったものだけでなく、パチン
コゲーム機の前面を覆っているガラスパネルの隙間から
ピアノ線を挿入させ、そのピアノ線の操作によって大入
賞口等の役物の開閉扉を空けることにより、パチンコ球
が入賞し易い状態を故意に作り出して不当に多大な入賞
の利益を得ようとすることが行なわれる。また、このよ
うなことは、不正行為を行なおうとする遊技客と本来管
理側の従業員とが結託し、合鍵を用いてガラスパネルを
開いて直接大入賞口等の役物へパチンコ球を不当に入れ
るといったことによっても行なわれるおそれがある。そ
うした場合、上述した第1,第2従来例のように大入賞
口等の役物への球数のカウントを不能とさせる不正に対
するものでは、不当に大入賞口等の役物の開閉扉を開い
て入賞の利益を得ようとする不正の発見が困難であっ
た。
【0007】そこで、本発明は、開閉部材を不当に開け
る不正行為が行なわれた場合には、そのような不正行為
の迅速な確認、またそのような不正行為に対して遊技者
に警告を与えることが可能なパチンコゲーム機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコゲーム
機は、開閉部材の開閉を操作する操作手段を備えた入賞
装置と、発射装置から透明なガラスパネルに覆われた遊
技領域に発射されたパチンコ球による所定の状態の達成
に応じて前記操作手段への通電を制御する制御手段とを
備えたものであって、前記入賞装置の開閉部材の開閉状
態を検出するセンサと、前記センサからの検出信号と前
記制御手段から前記操作手段への通電とを比較する比較
手段と、前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の
信号と前記制御手段から前記操作手段への通電の有無と
を比較した前記比較手段からの所定状態での出力信号に
よって警告を発する警告出力手段とを有することを特徴
とする。
【0009】また、本発明のパチンコゲーム機は、開閉
部材の開閉を操作する操作手段を備えた入賞装置と、発
射装置から透明なガラスパネルに覆われた遊技領域に発
射されたパチンコ球による所定の状態の達成に応じて前
記操作手段への通電を制御する制御手段とを備えたもの
であって、前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出す
るセンサと、前記センサからの検出信号の間隔を所定の
設定時間と比較する比較手段と、前記センサから送られ
る前記開閉部材の開閉の信号の間隔が前記所定の設定時
間よりも長い場合に、前記比較手段から発信される出力
信号によって警告を発する警告出力手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明のパチンコゲーム機は、前記
警告出力手段が、当該パチンコゲーム機に備えられた警
告音発信手段若しくは警告表示発信手段、又は警告音発
信手段及び警告表示発信手段を動作させるものであるこ
とが望ましい。
【0011】また、本発明のパチンコゲーム機は、開閉
部材の開閉を操作する操作手段を備えた入賞装置と、発
射装置から透明なガラスパネルに覆われた遊技領域に発
射されたパチンコ球による所定の状態の達成に応じて前
記操作手段への通電を制御する制御手段とを備えたもの
であって、前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出す
るセンサと、前記センサからの検出信号と前記制御手段
から前記操作手段への通電とを比較する比較手段と、前
記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号と前記
制御手段から前記操作手段への通電の有無とを比較した
前記比較手段からの所定状態での出力信号によって、前
記発射装置からのパチンコ球の発射を停止させ、或は入
賞によって得られる賞球の排出を停止させる機能停止手
段を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明のパチンコゲーム機は、開閉
部材の開閉を操作する操作手段を備えた入賞装置と、発
射装置から透明なガラスパネルに覆われた遊技領域に発
射されたパチンコ球による所定の状態の達成に応じて前
記操作手段への通電を制御する制御手段とを備えたもの
であって、前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出す
るセンサと、前記センサからの検出信号の間隔を所定の
設定時間と比較する比較手段と、前記センサから送られ
る前記開閉部材の開閉の信号の間隔が前記所定の設定時
間よりも長い場合に、前記比較手段から発信される出力
信号によって、前記発射装置からのパチンコ球の発射を
停止させ、或は入賞によって得られる賞球の排出を停止
させる機能停止手段を有することを特徴とする。
【0013】本発明のパチンコゲーム機は、前記警告を
発する警告出力手段とを有するとともに、前記センサか
ら送られる前記開閉部材の開閉の信号と前記制御手段か
ら前記操作手段への通電の有無とを比較した前記比較手
段からの所定状態での出力信号によって、または、前記
センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号の間隔が
前記所定の設定時間よりも長い場合に、前記比較手段か
ら発信される出力信号によって、前記発射装置からのパ
チンコ球の発射を停止させ、或は入賞によって得られる
賞球の排出を停止させる機能停止手段を有するものであ
ることが望ましい。
【0014】上記構成を有する本発明のパチンコゲーム
機では、警告出力手段が前記センサから送られる前記開
閉部材の開閉状態の信号と前記制御手段から前記操作手
段への通電の有無とを比較した前記比較手段からの所定
状態での出力信号によって警告を発することにより、開
閉部材を不当に開ける不正行為に対して、そのような不
正行為の迅速な確認、また、そのような不正行為に対し
て遊技者に警告を与えることが可能となった。
【0015】また、本発明のパチンコゲーム機では、警
告出力手段が前記センサから送られる前記開閉部の開閉
状態の信号との間隔が前記所定の設定時間よりも長い場
合には、警告出力手段が前記比較手段から発信される出
力信号によって警告を発することにより、開閉部材を不
当に開ける不正行為に対して、そのような不正行為の迅
速な確認、またそのような不正行為に対して遊技者に警
告を与えることが可能となった。また、本発明のパチン
コゲーム機では、当該パチンコゲーム機に備えられた警
告音発信手段または警告表示発信手段を動作させること
によって、不正使用者に警告を与えて当該行為を中止さ
せることができ、再発を防止することが可能となった。
【0016】また、本発明のパチンコゲーム機は、開閉
部材を不当に開ける不正行為等の所定状態が生じた場合
に、比較手段から発信される出力信号を受けた機能停止
手段が、発射装置からのパチンコ球の発射を停止させ、
或は入賞によって得られる賞球の排出を停止させるの
で、不正行為の実行を不可能にすることによって、その
ような行為をする遊技者に警告を与えることが可能とな
った。また、本発明のパチンコゲーム機では、開閉部材
を不当に開ける不正行為等の所定状態が生じた場合に、
比較手段から発信される出力信号を受けた警告出力手段
が、前記比較手段から発信される出力信号によって警告
を発し、比較手段から発信される出力信号を受けた機能
停止手段が、発射装置からのパチンコ球の発射を停止さ
せ、或は入賞によって得られる賞球の排出を停止させる
ので、不正行為を行なう遊技者に警告を与えることが可
能となった。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるパチンコゲ
ーム機を具体化した一実施の形態を図面を参照して説明
する。図1は、パチンコゲーム機の遊技領域を示した正
面図である。このパチンコゲーム機1は、不図示のガラ
スパネルに覆われた遊技領域2に、図示するような多数
本の障害釘や各種の誘導部材、方向設定部材等の障害物
が設けられ、また、そのような各障害物とともに、各種
入賞口3,3a…が設けられている。
【0018】これら入賞口のうち、特に始動口3は、パ
チンコ球が入賞する切欠部が1箇所形成された回転体が
10秒間で1回転するよう構成されたものであり、この
始動口3への入賞によって後述する大入賞口が開放す
る。また、通過口3bは、常時開口されたものであっ
て、この通過口3bをパチンコ球が通過すことによって
可変表示装置6が起動され、可変表示装置6が所定の状
態(例えば、セグメントによる表示が777の数字に揃
った場合等)が達成された場合には、権利発生装置5が
開いて入賞の確率が格段に増すことによって、特別な入
賞の利益を得るための機会が与えられる。
【0019】権利発生装置5は、図2に示すように、開
閉扉5pを開いた入賞口の後方に凹室が形成され、そこ
には中央に一段低い権利発生入賞口5aが、そしてその
左右には一般入賞口5b,5bが設けられている。そし
て、これらの権利発生入賞口5a及び一般入賞口5b,
5bには、それら各入賞口を通過するパチンコ球を検出
する不図示の継続入賞スイッチ及び一般入賞スイッチが
それぞれ係設されている。この権利発生入賞口5aの入
賞によって後述する特別待遇を受けることができる。
【0020】次に、本発明の特徴をなす入賞装置4の構
成について更に詳細に説明する。図3及び図4は、大入
賞口を有する入賞装置4を示した斜視図であり、図3は
大入賞口が閉口した状態を示し、図4は大入賞口が開放
した状態を示した図である。入賞装置4は、遊技領域2
を構成する板材に取り付けるための基板11とその基板
11に固設された突板12とが、遊技領域2の一部を構
成するよう装飾が施されている。この基板11には、所
定状態の達成によって開放する大入賞口11aが形成さ
れ、その大入賞口11aの開閉を行なうための開閉扉1
3が係設されている。また、大入賞口11aの下には、
発光ダイオードによる表示手段14が設けられている。
【0021】開閉扉13は、基板11の表面側の両側に
前方に突出した回動片13a,13aが形成される一
方、裏面側の片側には後述するソレノイドに係合される
係合片13b(図5参照)が形成されている。この回動
片13a,13aは、開閉扉13を前方に回動させ開放
させるためのおもりの役割を果たすものである。一方、
係合片13bは、それに形成された突起13mによっ
て、ソレノイド15に係設された後述するクランク16
によって掛止めされ、通常の遊技時には大入賞口11a
が閉口するように開閉扉13の回動を規制するためのも
のである。
【0022】次に、図5は入賞装置4を示した側面図で
ある。図から分かるように開閉扉13には、前面及び後
面に回動片13a,13aと係合片13bが突設され、
特に係合片13bの突起13mには、上述したようにソ
レノイド15に係設されたクランク16が引っかけられ
ている。ここで、ソレノイド15及びクランク16から
なる操作手段の関係を図6に示す。図6に示すように、
ソレノイド15のプランジャ17の下端には円形のフラ
ンジ18が形成され、またプランジャ17にはフランジ
18に対応した円筒型のストッパ19が嵌装されてい
る。そして、そのストッパ19のフランジ部とソレノイ
ド15のコイル部20との間にスプリング21が設けら
れている。
【0023】一方、クランク16は、光を通す透過性透
明樹脂によって段付形状に形成され、その下方部には光
センサ22(図5参照)によって検出可能なように、印
刷や塗装等によって黒く塗られた光を遮断するマーク1
6aが付されている。また、このクランク16の端部に
は、ソレノイド15のフランジ18が挿入されるカラー
23が一体に固定されている。そこで、図5に示すよう
にフランジ18がカラー23に挿入された状態では、ス
トッパ19がスプリング21に付勢されてカラー23上
面に当接することとなり、その結果ソレノイド15のコ
イル部20への非通電時には、スプリング21によって
カラー23が下方へ付勢され、クランク16が突起13
mを介して、回動片13a,13aによって回動しよう
とする開閉扉13を閉口状態にさせることとなる。
【0024】次に、図7は、入賞装置4を裏側から示し
た分解斜視図である。基板11の裏面側には、図示する
ように入賞球案内ケース25及び後カバー26がネジ止
めされている。基板11の裏面は大入賞口11aを囲う
ように案内枠27が設けられている。この案内枠27
は、開閉扉13が係設された大入賞口11aの下側に図
面左方に傾斜した下降路27aが形成され、その下降路
27a下端には凸部が後方に傾斜した段差部27bが形
成されている。そして、この案内枠27を塞ぐように入
賞球案内ケース25が基板11にネジ止めされている。
【0025】一方、入賞球案内ケース25には、段差部
27bから後方へ案内された入賞球が通る案内口28が
空けられ、そこへ傾斜角をもって形成された下降路29
aを有する案内枠29が形成され、下降路29aの下に
は支持棚30が設けられている。そして、下降路29a
下端には落下部29bが構成され、その支持棚30と下
降路29aとの間にセンサ31が嵌装され、下降路29
aから下に落ちる入賞球がセンサ31の検出部31aを
通るように配設される。また入賞球案内ケース25に
は、クランク16の移動を案内するスリット32が切ら
れている。そして、入賞球案内ケース25を基板11に
ネジ止めする際には、クランク16を入賞球案内ケース
25のスリット32を通し、その先端を突起13mに掛
ける。入賞球案内ケース25をネジ止めした後、ソレノ
イド15及びセンサ31を配置させ、後カバー26で後
方から押えてネジ止めする。
【0026】なお、本実施の形態では、入賞装置4につ
いてのみ記載したが、権利発生装置5にも図2に示すよ
うに、その開閉扉5pに係設された係合片5gの突起5
mが形成され、同様にソレノイドによる開閉操作が行な
われる。そして、権利発生装置5は、入賞装置4と同様
次に示す制御装置によって開閉の操作及び異常が検出さ
れる。
【0027】次に、パチンコゲーム機1の制御装置のう
ち、特に本発明の特徴的な構成をなす入賞装置4の制御
部分について簡単に説明する。図8は、パチンコゲーム
機の制御装置を示したブロック図である。制御装置を構
成するCPU52は、図示していない実行データ等を記
憶したROM、ワークエリアをなすRAM及びデコード
等を介してパチンコゲーム機1本体の各作動部に接続さ
れ、ROMに記憶された所定のプログラム等に従って作
動部を制御するよう設定されている。そして、このよう
なCPU52は、特に入賞装置4の開閉扉13を開閉す
るためのソレノイド15への通電を制御する開閉制御手
段53、光センサ22からの検出データを確認する検出
手段54、そして開閉制御手段53からソレノイド15
への通電情報と検出手段54が確認した検出データとを
比較する比較手段55を有する。
【0028】また、CPU52の比較手段55には、そ
の比較手段55からの出力信号に基づいてパチンコゲー
ム機1に設けられた照明手段41(図1参照)や、不図
示の音声出力手段を駆動させる警告手段56が、また、
その出力信号に基づいてパチンコ遊技機1の発射装置の
機能や入賞によって得られる賞球の排出機能を停止させ
る機能停止手段57が接続されている。更に、比較手段
55には、タイミングパルスを発信するパルス発信器5
8も接続されている。
【0029】そこで、このよな構成からなるパチンコゲ
ーム機1では、、遊技者が遊技中になす所定の状態の達
成に応じ、ROMに記憶された特定入賞プログラムに基
づいて以下のように動作する。不図示の発射装置から遊
技盤2内へ発射されたパチンコ球が通過口3bを通過す
ると、それを検出した検出信号を受けて可変表示装置6
が起動し図柄が変動する。そして、その図柄が特定の数
字等にそろうことによって不図示のソレノイドが通電さ
れ、権利発生装置5の開閉扉5pが5.8秒間開放す
る。そして、開放した権利発生装置5の権利発生入賞口
5aへパチンコ球が入賞すると、それを検出して権利発
生フラグが立てられ、続く遊技による特別待遇を受ける
権利が発生する。
【0030】そして、約10秒間で1回転する始動口3
へパチンコ球が1個入ること(動作1)によって、ソレ
ノイド15への通電が行なわれ入賞装置4に形成された
大入賞口11の開閉扉13が約10秒間または入賞球が
10個に達するまで開放される(動作2)。このような
動作1及び動作2は16回繰り返されるが、途中で、権
利発生装置5の権利発生入賞口5aへパチンコ球が入賞
した時点でこのような特別待遇は終了する。
【0031】このように動作1に基づいてソレノイド1
5への通電が行なわれると、励磁された不図示の固定鉄
心に吸引されたプランジャ17が、図9に示す状態から
スプリング21の付勢力に抗して上昇する。そのため、
そのプランジャ17に係設されたカラー23及びクラン
ク16も、図10に示すように上昇することとなる。そ
の際、クランク16に設けられたマーク16aが光セン
サ22を横切るため、その光センサ22からの検出信号
がCPU52の検出手段54に伝達されることとなる。
一方、クランク16が上昇すると、そのクランク16に
突起13mを介して引っかけられていた係合片13bが
フリーになり、回動片13a,13aによって開閉扉1
3がパチンコゲーム機1前面に開くこととなる。
【0032】開閉扉13が開くと、次々に遊技領域2内
に発射されるパチンコ球が高い確率でその大入賞口11
aへ入賞することとなり、賞球の排出によって多大な入
賞の利益を得ることとなる。そこで、大入賞口11aへ
入ったパチンコ球は、1球づつ基板11裏面に形成され
た案内枠27の下降路27aを転がって段差部27bか
ら入賞球案内ケース25の案内口28から案内枠29へ
入り、更に下降路29aを転がって落下部29bを落下
する際にセンサ31の検出部31aを通過することによ
って入賞装置4へ入ったパチンコ球の入賞球数を確認す
ることができる。これは、過剰にパチンコ球が入賞装置
4へ入ることに伴って入賞の利益も過剰になれば、遊技
者の射幸心を煽る恐れがあるため、入賞球数をカウント
して一定数に制限するためのものであるが、本実施例の
パチンコゲーム機1では、上述したように入賞球を10
個までカウントする。
【0033】ところで、特別待遇時の開閉扉13の開閉
制御は、具体的には図11に示すようなタイミングでソ
レノイド15への通電(ON)及び非通電(OFF)を
16回繰り返すことが行なわれる。この時、ソレノイド
15のON状態は10秒または入賞球が10個に達する
時間間隔(一般的には5〜30秒の間隔)で行なわれ、
図12に示すようにクランク16がソレノイド15に連
動するので、光センサ22が発信する検出信号のパルス
間隔Tと一致することとなる。一方、OFF状態は0.
5〜10秒の間で行なわれる。このとき、0.5秒以下
の時間は特定できないため、OFF状態はそれ以上で設
定する必要がある。これは、大入賞口11aを通ったパ
チンコ球が、案内枠27の下降路27aから入賞球案内
ケース25の下降路29aを転がり、配設されたセンサ
31の検出部31aへ到達するのに必要な時間を確保す
る必要があるためである。このようなタイミングは、パ
ルス発信器58から発信されるタイミングパルスによっ
て制御され、また、確認されることとなる。
【0034】ここで、入賞装置4の開閉扉13の開閉及
び開閉時の光センサ22の検出信号との比較を行なうこ
とによって、入賞装置4が正常に開閉されているか否か
を確認する。図13は、不図示のROMに記憶された確
認プログラムのフローを示した図である。特定入賞プロ
グラムに従ってCPU52の開閉制御手段53がソレノ
イド15へのON,OFFを繰り返す(本実施の形態で
は16回の開閉を行なう)と、その度にプランジャ17
が上下するのに伴ってクランク16も上下するため、マ
ーク16aが光センサ22を横切ることによって光セン
サ22からCPU52の検出手段54へ検出信号が伝達
される。
【0035】そこで、図13のフローに示すように、先
ずステップ(以下、単に「S]と記す)1で比較手段5
5によって開閉制御手段53からソレノイド15への通
電があったことが確認される。そして、開閉制御手段5
3からソレノイド15への通電があったことを確認した
場合(S1:YES)には、光センサ22からの検出信
号を検出手段54が受けたか否かが確認される(S
2)。ソレノイド15への通電とともに光センサ22か
らの検出信号を受けた場合(S2:YES)には、確認
プログラムが終了される。
【0036】一方、ソレノイド15への通電は確認した
が(S1:YES)、光センサ22からの検出信号を受
信しなかった場合(S2:NO)には、カラー23が何
かに引っかかる等してプランジャ17が上昇せずに開閉
扉13が開閉しないことが想定される。そこで、このよ
うな場合にはエラーであることを確認して(S3)、比
較手段55から警告手段56へ警告信号が発信され、照
明手段41を作動させて利用者に故障であることを知ら
せるとともに、不図示の管理者側の警告手段をも動作さ
せる。更に、パルス発信器57へも警告信号が発信され
ることによって、パチンコ遊技機1の発射装置の機能や
入賞によって得られる賞球の排出機能が停止され、遊技
者のその後の遊技が不可能とされる。
【0037】以上は入賞装置4を駆動させるべき特定入
賞時の検出の場合であるが、開閉制御手段53からソレ
ノイド15への通電が行なわれていない特定入賞時でな
い場合も(S1:NO)、光センサ22から検出手段5
4への検出信号の伝達があるか否かが確認される(S
4)。そして、ソレノイド15への通電がない場合に
(S1:NO)、光センサ22からの検出信号の受信を
検出しない場合(S4:NO)には、確認プログラムが
終了する。一方、ソレノイド15への通電がない(S
1:NO)にもかかわらず、光センサ22からの検出信
号の受信を検出した場合(S4:YES)には、故意に
開閉扉13を開けたことが想定される。
【0038】具体的には、パチンコゲーム機1内に針金
等を挿入して開閉扉13を開けたり、ガラスを開けて直
接開閉扉13を開ける等した場合には、突起13mが上
昇するのに伴ってクランク16が上昇するため、マーク
16aが光センサ22を横切るため検出信号が発信され
る。そこで、このような場合にはエラーであることを確
認して(S3)、比較手段55から警告手段56へ警告
信号が発信され、照明手段41等を作動させて遊技者に
警告を発するとともに、不図示の管理者側の警告手段を
も作動させる。更に、パルス発信器57へも警告信号が
発信されることによって、パチンコ遊技機1の発射装置
の機能や入賞によって得られる賞球の排出機能が停止さ
れ、遊技者のその後の遊技が不可能とされる。
【0039】このような構成を有する本実施の形態のパ
チンコゲーム機1は、故意に開閉扉13を開けて不当に
入賞の利益を得ようとする者に対して、警告を与えるこ
とによって不正行為を早期に中止させることができ、そ
の再発を防止することができる。また、従業員が遊技者
と共同で不正行為を行なおうとした場合にも、照明手段
41や音等によって警告を発するとともに管理者側の警
告手段の作動によって、確実にそのような不正行為を発
見することが可能となる。更に、機能を停止させてその
後の遊技を不可能とさせることによって、いたずらに不
正行為を継続させることも不可能となった。
【0040】ところで、上記確認プログラムでは、ソレ
ノイド15のON,OFF状態と光センサ22からの検
出信号との関係から正常に入賞装置4が開閉されている
か否かを確認したが、図12に示すように、入賞装置4
のソレノイド15のON状態は5〜30秒の間に設定さ
れてたT時間が決定されているため、そのT時間を確認
することによって、入賞装置4の正常動作を確認するよ
うにしてもよい。図14は、光センサからのパルス間隔
によって、入賞装置4が正常に開閉されているか否かを
確認する他の実施の形態における確認プログラムを示し
たフローである。
【0041】そこで、先ず、光センサ22からの検出信
号を検出手段54が受けたか否かが確認されるが(S1
1)、確認されなければ(S11:NO)、そのまま確
認プログラムが終了する。一方、ソレノイド15が通電
されるとクランク16が上昇することによって入賞装置
4の開閉扉13が開くが、その際クランク16のマーク
16aが光センサ22を横切るため、図12に示すよう
にパルスAが確認される(S11:YES)。そして、
このパルスAが確認されてると、比較手段55によって
パルス発信器58からのタイミングパルスに基づき、ソ
レノイド15の非通電によって発信される光センサ22
からの信号までの時間が計測される(S12)。これ
は、図12に示すようにパルスAに続くパルスBまでの
T時間であり、本実施の形態では、ソレノイド15のO
N状態を維持する最大の30秒に設定されている。
【0042】そして、ソレノイド15への通電が遮断さ
れ、再びクランク16のマーク16aが光センサ22を
横切ることによって、パルスBをT時間以内に確認した
場合(S12:NO)にはそのまま確認プログラムを終
了する。それに対し、T時間を超えてもパルスBが確認
されない場合(S12:YES)には、故意に開閉扉1
3を開けて不正を行なっていることや、パチンコ球が開
閉扉13に挟まれている等の何らかのトラブルが発生し
たことが想定される。そこで、このような場合にはエラ
ーであることを確認して(S13)、比較手段55から
警告手段56へ警告信号が発信され、照明手段41等を
作動させて遊技者に警告を発するとともに、不図示の管
理者側の警告手段をも作動させる。更に、パルス発信器
57へも警告信号が発信されることによって、パチンコ
遊技機1の発射装置の機能や入賞によって得られる賞球
の排出機能が停止され、遊技者のその後の遊技が不可能
とされる。
【0043】従って、本実施の形態の確認プログラムに
よっても、故意に開閉扉13を開けて不当に入賞の利益
を得ようとする者に対して、警告を与えることによって
不正行為を早期に中止させることができ、その再発を防
止することができる。また、従業員が遊技者と共同で不
正行為を行なおうとした場合にも、照明手段41や音等
によって警告を発するとともに管理者側の警告手段の作
動によって、確実にそのような不正行為を発見すること
が可能となる。更に、機能を停止させてその後の遊技を
不可能とさせることによって、いたずらに不正行為を継
続させることも不可能となった。
【0044】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な
変更が可能である。例えば、上記実施の形態ではクラン
ク16にマーク16aを設けて光センサ22で開閉扉1
3の開閉の状態を検出するようにしたが、開閉扉13自
体に直接マークを設けることによって、その開閉状態を
確認するようにしてもよい。また、例えば、上記実施の
形態では、操作手段としてソレノイドを利用して開閉扉
の開閉を操作したが、図15に示すようにステッピング
モータの回転軸61に固定した回転盤62に対し、開閉
扉13の係合片13bに連結棒63を回転可能に連結す
る一方、回転盤62に付したマーク64の回転位置を検
出する光センサ65備えた構成としてもよい。
【0045】また、例えば、上記実施の形態では、確認
プログラムを別々のものとして記載したが、ソレノイド
への通電とセンサからの検出信号との確認に加え、セン
サから検出される入賞装置4のON状態の時間の確認を
同時に実行するようなものとしてもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は、開閉部材の開閉状態を検出す
るセンサと、センサからの検出信号と制御手段から操作
手段への通電とを比較する比較手段と、センサから送ら
れる前記開閉部材の開閉の信号と制御手段から操作手段
への通電の有無とを比較した比較手段からの所定状態で
の出力信号によって警告を発する警告出力手段とを有す
るので、開閉部材を不当に開ける不正行為が行なわれた
場合には、そのような不正行為の迅速な確認、またその
ような不正行為に対して遊技者に警告を与えることがで
きるパチンコゲーム機を提供することが可能となった。
【0047】また、本発明は、開閉部材の開閉状態を検
出するセンサと、センサからの検出信号の間隔を所定の
設定時間と比較する比較手段と、センサから送られる前
記開閉部材の開閉の信号の間隔が前記所定の設定時間よ
りも長い場合に、前記比較手段から発信される出力信号
によって警告を発する警告出力手段とを有するので、開
閉部材を不当に開ける不正行為が行なわれた場合には、
そのような不正行為の迅速な確認、またそのような不正
行為に対して遊技者に警告を与えることができるパチン
コゲーム機を提供することが可能となった。
【0048】また、本発明は、開閉部材を不当に開ける
不正行為等の所定状態が生じた場合に、発射装置からの
パチンコ球の発射を停止させ、或は入賞によって得られ
る賞球の排出を停止させる機能停止手段を有するので、
不正行為の実行を不可能にすることによって、そのよう
な行為をする遊技者に警告を与えることが可能なパチン
コゲーム機を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコゲーム機の一実施の形
態を示した遊技領域の正面図である。
【図2】権利発生装置の開閉扉を開いた状態を示した斜
視図である。
【図3】特別入賞装置を示した閉口状態の斜視図であ
る。
【図4】特別入賞装置を示した開放状態の斜視図であ
る。
【図5】特別入賞装置を示した側面図である。
【図6】特別入賞装置を構成する操作手段を示した斜視
図である。
【図7】特別入賞装置を裏側から見た分解斜視図であ
る。
【図8】パチンコゲーム機の制御装置を示したブロック
図である。
【図9】特別入賞装置の操作手段を示した閉口時の側面
図である。
【図10】特別入賞装置の操作手段を示した開放時の側
面図である。
【図11】特定入賞時の開閉扉の開閉制御のタイミング
を示した図である。
【図12】特定入賞時の開閉扉の開閉制御のタイミング
間隔を示した図である。
【図13】特別入賞装置の開閉扉の開閉及び開閉時の光
センサの検出信号との比較を行なうフローを示した図で
ある。
【図14】特別入賞装置が正常に開閉されているか否か
の確認のためのフローを示した図である。
【図15】特別入賞装置を構成する他の操作手段を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
15 ソレノイド 22 光センサ 52 CPU 53 開閉制御手段 54 検出手段 55 比較手段 56 警告手段 57 機能停止手段 58 パルス発信器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部材の開閉を操作する操作手段を備
    えた入賞装置と、発射装置から透明なガラスパネルに覆
    われた遊技領域に発射されたパチンコ球による所定の状
    態の達成に応じて前記操作手段への通電を制御する制御
    手段とを備えたパチンコゲーム機において、 前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出するセンサ
    と、 前記センサからの検出信号と前記制御手段から前記操作
    手段への通電とを比較する比較手段と、 前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号と前
    記制御手段から前記操作手段への通電の有無とを比較し
    た前記比較手段からの所定状態での出力信号によって警
    告を発する警告出力手段とを有することを特徴とするパ
    チンコゲーム機。
  2. 【請求項2】 開閉部材の開閉を操作する操作手段を備
    えた入賞装置と、発射装置から透明なガラスパネルに覆
    われた遊技領域に発射されたパチンコ球による所定の状
    態の達成に応じて前記操作手段への通電を制御する制御
    手段とを備えたパチンコゲーム機において、 前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出するセンサ
    と、 前記センサからの検出信号の間隔を所定の設定時間と比
    較する比較手段と、 前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号の間
    隔が前記所定の設定時間よりも長い場合に、前記比較手
    段から発信される出力信号によって警告を発する警告出
    力手段とを有することを特徴とするパチンコゲーム機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のパチン
    コゲーム機において、 前記警告出力手段が、当該パチンコゲーム機に備えられ
    た警告音発信手段若しくは警告表示発信手段、又は警告
    音発信手段及び警告表示発信手段を動作させることを特
    徴とするパチンコゲーム機。
  4. 【請求項4】 開閉部材の開閉を操作する操作手段を備
    えた入賞装置と、発射装置から透明なガラスパネルに覆
    われた遊技領域に発射されたパチンコ球による所定の状
    態の達成に応じて前記操作手段への通電を制御する制御
    手段とを備えたパチンコゲーム機において、 前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出するセンサ
    と、 前記センサからの検出信号と前記制御手段から前記操作
    手段への通電とを比較する比較手段と、 前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号と前
    記制御手段から前記操作手段への通電の有無とを比較し
    た前記比較手段からの所定状態での出力信号によって、
    前記発射装置からのパチンコ球の発射を停止させ、或は
    入賞によって得られる賞球の排出を停止させる機能停止
    手段を有することを特徴とするパチンコゲーム機。
  5. 【請求項5】 開閉部材の開閉を操作する操作手段を備
    えた入賞装置と、発射装置から透明なガラスパネルに覆
    われた遊技領域に発射されたパチンコ球による所定の状
    態の達成に応じて前記操作手段への通電を制御する制御
    手段とを備えたパチンコゲーム機において、 前記入賞装置の開閉部材の開閉状態を検出するセンサ
    と、 前記センサからの検出信号の間隔を所定の設定時間と比
    較する比較手段と、 前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号の間
    隔が前記所定の設定時間よりも長い場合に、前記比較手
    段から発信される出力信号によって、前記発射装置から
    のパチンコ球の発射を停止させ、或は入賞によって得ら
    れる賞球の排出を停止させる機能停止手段を有すること
    を特徴とするパチンコゲーム機。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2に記載のパチン
    コゲーム機において、 前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の信号と前
    記制御手段から前記操作手段への通電の有無とを比較し
    た前記比較手段からの所定状態での出力信号によって、 または、前記センサから送られる前記開閉部材の開閉の
    信号の間隔が前記所定の設定時間よりも長い場合に、前
    記比較手段から発信される出力信号によって、 前記発射装置からのパチンコ球の発射を停止させ、或は
    入賞によって得られる賞球の排出を停止させる機能停止
    手段を有することを特徴とするパチンコゲーム機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005000535A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Adachi Light Co Ltd 遊技機の不正操作検出装置
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