JPH02223579A - (1h―アゾール―1―イルメチル)置換されたキノリン、キナゾリンまたはキノキサリン誘導体類 - Google Patents

(1h―アゾール―1―イルメチル)置換されたキノリン、キナゾリンまたはキノキサリン誘導体類

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JPH02223579A JP1307793A JP30779389A JPH02223579A JP H02223579 A JPH02223579 A JP H02223579A JP 1307793 A JP1307793 A JP 1307793A JP 30779389 A JP30779389 A JP 30779389A JP H02223579 A JPH02223579 A JP H02223579A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 米国特許番号4,859,684に相当する1988年
3月3日に公告されたヨーロッパ特許出願番号260,
744には、男性ホルモン生合成抑制剤として有用な化
合物である(LH−アゾール1−イルメチル)置換され
たベンズイミダゾール誘導体類が記載されている。本発
明の化合物はこの引用技術の化合物とは、前者がベンズ
イミダゾールの代わりにキノリン、キノリノン、キナゾ
リンまたはキノキサリン部分を含有していること並びに
それらの好ましい予期せぬ薬学的性質の点で異なってい
る。特に本発明の化合物はレチノン酸類(retino
ic acids)の血漿除去を抑制する。さらに、本
発明のある種の化合物が黄体ホルモンからのアンドロゲ
ンの生成を抑制しおよび/または哺乳動物中での男性ス
テロイド類からのエストロゲン類の生成に触媒作用を与
える酵素である複合アロマターゼの活性を抑制すること
も示された。
本発明は、式 [式中、 X l = X 2−は式 %式%() を有する二価の基であり、 Rは水素またはCI−1アルキルであり、Yは水素、C
+−+oアルキル、C3−、シクロアルキル、Ar’、
Ar2−CI−6アルキル、C2−6アルケニルまたは
C2−6アルキニルであり、 2は式 %式%(3) R1、R4およびRIGはそれぞれ独立して、水素、C
+−aアルキルまたはAr”−C,−、アルキルであり
、 R2、R5、R8およびR12はそれぞれ独立して、水
素、C’l−6アルキルまたはAr2であり、R3、R
6およびR11はそれぞれ独立して、水素またはC3−
6アルキルであり、 R7およびR9はそれぞれ独立して、水素、C1−6ア
ルキル、Cl−6アルキルオキシ、ハロ、アミノ、また
はモノもしくはジー(Cl−。アルキル)アミノである
か、或いは Zは式 %式%(6) R”、R17およびR”はそれぞれ独立して、水素、ハ
ロ、C,−6アルキル、トリフルオロメチル、CI−6
アルキルオキシ、Ar2Ar”−C□−。アルキル、ア
ミン、またはモノもしくはジー(Cl−aアルキル)ア
ミノであR14、RlMおよびR2+はそれぞれ独立し
て、水素、C2−。アルキル、Ar2またはAr2−c
、−、アルキルであり、 RI5、RIMおよびR”はそれぞれ独立して、水素、
C1−6アルキルまたは Ar2−Cl−aアルキルであり、 R19は水素またはC1−、アルキルであり、R23は
水素、C1−6アルキル、 Ar2−C,6アルキル、アミノまたはモノ(Cl−6
アルキル)アミノであり、X3はOまたはSであるか、
或いは Zは式 %式%(3) R24は水素、ハロ、C1−6アルキル、01−6アル
キルオキシ、アミノ、モノ−もしくはジー(Cl−aア
ルキル)アミノ、Ar2またはイミダゾリルであり、 R26は水素、C,−6アルキルまたはAr’であり、 R26およびR30はそれぞれ独立して、水素、C1−
6アルキル、Ar2 C1−6アルキル、アミノまたは
モノ(C+−6アルキル)アミノであり、 R”およびR”はそれぞれ独立して、水素、C+−Sア
ルキル、Ar’、C1−6アルキルカルポニル、Ar2
−カルボニル、C41アルキルオキシカルボニル、カル
ボキシル、C,−6アルキルオキシカルポニルーC+−
tアルキル、アミノカルボニルまたはシアンであり、R
2B、R29、R32、R33およびR3′はそれぞれ
独立して、水素、01−〇アルキルまたはAr2−C,
、アルキルであり、 nはOまたは1であり、そして Ar’はフェニル、置換されたフェニル、ナフタレニル
、ピリジル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニル、
フラニルまたはチアゾリルであり、そしてAr2はフェ
ニルまたは置換されたフェニルであり、Ar’およびA
r2中の該置換されたフェニルはハロ、ヒドロキシ、ト
リフルオロメチル、Cl−6アルキル、Cl−aアルキ
ルオキシ、シアノ、アミノ、モノ−もしくはジー(Cl
−6アルキル)アミノ、ニトロ、カルボキシル、ホルミ
ルおよびC1−6アルキルオキシカルポニルからそれぞ
れ独立して選択されるL 2または3個の置換基で置換
されているコ の新規な化学化合物類、それらの薬学的に許容可能な酸
付加塩類およびそれの立体化学的異性体形に関するもの
である。
本発明を要約すれば、(IH−アゾール−イルメチル)
置換されたキノリン、キナゾリンまたはキノキサリン誘
導体類、それらを含有している組成物、並びに上皮組織
の過度の増殖および/または異常な分化により特徴づけ
られている疾病に罹っている哺乳動物の治療方法、並び
に(IH−アゾール−イルメチル)置換されたキノリン
、キナゾリンまたはキノキサリン誘導体類の製造方法で
ある。
前記の定義中で使用されているハロという語はフルオロ
、クロロ、ブロモおよびアイオドを総称しており、rc
、6アルキル」という語は炭素数が1〜6の直鎖もしく
は分枝鎖状の飽和炭化水素基、例えばメチル、エチル、
■−メチルエチル、1.1−ジメチルエチル、プロピル
、2−メチルプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシルな
どを包含することを意味し、’Cl−1゜アルキル」は
「C1,,6アルキル」の炭素数が1−10の高級同族
体を包含することを意味し、’C3−7シクロアルキル
」はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシルおよびシクロヘプチルを総称し、「C2
−6アルケニル」は炭素数が2〜6の1個の二重結合を
含有している直鎖もしくは分枝鎖状の炭化水素基、例え
ばエチニル、2プロペニル、3−ブテニノ呟2−ブテニ
ル、2ペンテニル、3−ペンテニル、3−メチル−2ブ
テニルなどを定義しており、’C2−6フルキニル」は
炭素数が2〜6の1個の三重結合を含有している直鎖も
しくは分枝鎖状の炭化水素基、例えば2−プロピニル、
2−ブチニル、3−ブチニル、2−ペンチニル、3−ペ
ンチニル、4−ペンチニルなどを定義している。
以下ではIH−アゾール−1−イルメチル部分と称され
ている 部分は二環式環系の5.6.7または8位置において置
換されていてもよく、6または7位置が好適であり、6
位置が最も好適であることを理解すべきである。
さらに、Zが式(a−1)の基である式(I)の化合物
は式(I−a−1)の化合物として示されており、式(
a−2)の化合物は式(I−C2)の化合物として示さ
れており、式(a−3)の化合物は式(I−a−3)の
化合物として示されており、式(a −4)の化合物は
式(I −C4)の化合物として示されており、Zが式
(bl)の基である式(I)の化合物は式(I−bl)
の化合物として示されており、2が式(b2)の基であ
る式(I)の化合物は式(I−b2)の化合物として示
されており、Zが式(b3)の基である式(I)の化合
物は式(I−b−3)の化合物として示されており、Z
が式(b4)の基である式(I)の化合物は式(I−b
4)の化合物として示されており、2が式(b5)の基
である式(I)の化合物は式(I−b5)の化合物とし
て示されており、Zが式(b6)の基である式(I)の
化合物は式(I−b6)の化合物として示されており、
Zが式(CI)の基である式(I)の化合物は式(I−
cl)の化合物として示されており、Zが式(c −2
)の基である式(I)の化合物は式(I−c−2)の化
合物として示されており、Zが式(c −3)の基であ
る式(I)の化合物は式(1−C3)の化合物として示
されており、Zが式(C4)の基である式(I)の化合
物は式(I−C4)の化合物として示されており、モし
てZが式(c−5)の基である式(I)の化合物は式(
IC−5)の化合物として示されていることにも注意す
べぎである。
上記の酸付加塩類は式(I)の化合物が生成することの
できる治療的に活性な非毒性の酸付加塩形からなること
を意味している。後者は、塩基形を適当な酸類、例えば
無機酸類、例えばハロゲン化水素酸類、例えば塩酸、臭
化水素酸など、硫酸、硝酸、燐酸など;または有機酸類
、例えば酢酸、ヒドロキシ酢酸、プロパン酸、ヒドロキ
シプロパン酸、2−オキップロパン酸、エタンジオン酸
、グロパンシオン酸、ブタンジオン酸、(Z)−2−ブ
テンジオン酸、(E)−2−ブテンジオン酸、2ヒドロ
キシブタンジオン酸、2,3−ジヒドロキシブタンジオ
ン酸、2−ヒドロキシ−1,2,3プロパントリカルボ
ン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸、シクロヘ
キサンスルファミン酸、2−ヒドロキシ安息香酸、4−
アミノ−2−ヒドロキシ安息香酸などで処理することに
より、簡単に得られる。反対に、塩形をアルカリを用い
る処理により遊離塩基形に転化させることもできる。酸
付加塩という語は、式(1)の化合物が生成することの
できる水和物および溶媒付加形も包括している。そのよ
うな形の例は、例えば水和物、アルコレートなどである
式(I)から、本発明の化合物がそれらの構造において
数種の非対称性炭素原子を有することは明白である。式
(I)の化合物の純粋な異性体形は混合物から一般的な
分離方法により分離できる。
好適には、特定の立体異性体を希望する場合には、該化
合物は立体選択的製造方法により合成される。
これらの方法は遊離にはエナンチオマー的に純粋な出発
物質を使用する。
さらに、式(I)の化合物がそれらの構造中に互変異性
体系も含むことができ、従ってこれらの化合物はそれら
の各互変異性体形で存在できることも明白である。
本発明の特別な化合物は、Rが水素またはC1−、アル
キルであり、および/またはYが水素、C+−6アルキ
ル、C3−、シクロアルキル、フェニル、置換されたフ
ェニル、ピリジニル、イミダゾリルまたはチエニルであ
り;および/またはZが式%式%) R’、R”、R”およびR12がそれぞれ独立して水素
またはC+−tアルキルであり、そしてR7およびR9
がそれぞれ独立して水素、C,、アルキル、C1−4ア
ルキルオキシまたはハロであるか;およ=43 び/または2が式(b−1)、(b−2)、(b−3)
、(b−4)、(b−5)または(b−6)の基であり
、ここでRI3が水素、Cl−4アルキル、トリフルオ
ロメチルまたはフェニルであり R14が水素、C1−
4アルキル、フェニルまたはフェニル01−、アルキル
であり R15が水素またはフェニルで置換されたC1
−4アルキルであり、R”、R17、R”RI9および
R”がそれぞれ独立して水素または01−、アルキルで
あり、R21が水素、C1−、アルキルまたはフェニル
C1−4アルキルであり、R22が水素、アミノまたは
モノもしくはジ(CI−4アルキルアミノ)であり、そ
してR23が水素であるか;および/またはZが式(c
−1)、(c−2)、(C−3)、(c−4)または(
C−5)の基であり、ここでR”が水素、C□−、アル
キル、71口、C,4アルキルオキシ、アミン、七ノー
もしくはジ(CI−4アルキルアミノ)、フェニル、置
換されたフェニルまたはイミダゾリルであり、R25が
水素、C1−4アルキル、フェニルまたは置換されたフ
ェニルであり、R26が水素、C1,−4アルキル、ア
ミノ、C,−4アルキルアミノまたはフェニルもしくは
置換されたフェニルで置換されたC5−4アルキルであ
り、R27が水素、CI□アルキル、C,、アルキルオ
キシカルボニルC1−4アルキル、フェニル、置換され
たフェニル、カルボキシル、Cl−4アルキルオキシカ
ルボニル、カルボキシル、フェニルカルボニル、置換さ
れたフェニルカルボニル、ナフタレニル、チエニル、フ
ラニル、ピリジニルまたはイミダゾリルであり、R18
およびR”がそれぞれ独立して水素またはCl−4アル
キルであり、R3°が水素、C1□アルキル、アミノま
たはフェニルもしくは置換されたフェニルで置換された
C1−、アルキルであり、R31が水素、C、−、アル
キル、フェニル、置換されたフェニル、C3−7シクロ
アルキル、ナフタレニル、チエニル、ピリジニルまたは
イミダゾリルであり、R32が水素またはC2−4アル
キルであり、そしてR33およびR34,5C両者とも
水素である、式(I)の化合物である。
より特別な化合物は、 x I = x 2−が式(x
)または(y)を有する基であり、そしてYが水素、C
l−4フルキル、シクロプロピル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、イミダゾリル、ピリジニル、チエニルま
たは任意にハロ、C1□アルキル、C1−4アルキルオ
キシおよびトリフルオロメチルからそれぞれ独立して選
択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよ
いフェニルである上記の特別な化合物である。
上記の小群の化合物の中では、Zが式(a−1)の基で
あり、ここでR1およびR2が水素であり、R3が水素
またはC1−、アルキルであり、そしてYが水素、C3
,−4アルキルまたは任意に1もしくは2個のハロ原子
で置換されていてもよいフェニルである式(I)の化合
物、および Zが式(a−2)の基であり、ここでR4、R5および
R6が全て水素であり、そしてYが水素、C1−4アル
キル、シクロプロピルまたは任意に1もしくは2個のハ
ロ原子で置換されていてもよいフェニルである式(I)
の化合物、および Zが式(a−3)の基であり、ここでR7が水素、ハロ
またはC1−、アルキルオキシであり、R8が水素であ
り、R9が水素、C,−、アルキルまたはC8−4アル
キルオキシであり、そしてYが水素、C1−、アルキル
、シクロプロピル、シクロヘキシル、イミダゾリル、チ
エニルまたは任意にハロ、C,−C,−アルキル、C1
□アルキルオキシおよびトリフルオロメチルからそれぞ
れ独立して選択されるlもしくは2個のハロ原子で置換
されていてもよいフェニルである式(I)の化合物、お
よび Zが式(a−4)の基であり、ここでRIoおよびR1
2が水素であり、そしてR目が01□アルキルであり、
そしてYが水素であるか、或いはZが式(b−2)の基
であり、ここでR16が水素であり、R16が水素また
はCl−4アルキルであり、モしてYが水素、C1□ア
ルキル、シクロプロピル、ピリジニルまたは任意に1も
しくは2個のハロ原子で置換されていてもよいフェニル
である式(I)の化合物、および Zが式(b−3)の基であり、ここでR17がC16ア
ルキルであり、モしてYがフェニルまたはハロフェニル
である式(I)の化合物、およびZが式(b−5)の基
であり、ここでR2°が水素であり、R21が水素、C
,−4アルキルまたはフェニルC1−4アルキルであり
、そしてYが水素、フェニルまたはハロフェニルである
式(1)の化合物、および Zが式(b−6)の基であり、ここでR22が水素また
はアミノであり、R13が水素であり、モしてYカ水素
、フェニルまたはハロフェニルである式(I)の化合物
、および Zが式(c−1)の基であり、ここでR24が水素、C
1−、アルキル、C,、アルキルオキシ、ハロ、アミノ
、ジ(C+□アルキル)アミノ、フェニルまたはイミダ
ゾリルであり、R25が水素、C1−4アルキルまたは
フェニルであり、モしてYが水素、C1−4アルキル、
チエニル、イミダゾリルまたは任意にハロ、C,−、ア
ルキル、C1.、、4アルキルオキシもしくはトリフル
オロメチルから選択されるlもしくは2個の置換基で置
換されていてもよいフェニルである式(I)の化合物、
および Zが式(c−2)の基であり、ここでR”が水素、C1
−4アルキル、アミノまたはフェニルで置換されたCI
−4アルキルでり、そしてR27が水素、C1−4アル
キル、カルボキシル、CI−4アルキルオキシカルボニ
ル、ナフタレニル、チエニル、ピリジニル、イミダゾリ
ル、フェニルまたは任意に01−4アルキル、Cl−4
アルキルオキシ、ハロ、ヒドロキシおよびトリフルオロ
メチルから選択される1、2もしくは3個の置換基で置
換されていてもよいフェニルであり、そしてYが水素、
C1−4アルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、
イミダゾリル、チエニル、ピリジニルまたは任意にハロ
、C,−4アルキル、C1□アルキルオキシおよびトリ
フルオロメチルから選択されるlもしくは2個の置換基
で置換されていてもよいフェニルである式(I)の化合
物が特に強調される。
Zが式(a−i)の基である式(I)の好適な化合物は
、Rが水素であり、 X l = X 2−が式(x)
または(y)の基であり、Yがイソプロピル、フェニル
またはハロフェニルであり、R′およびR2が両者とも
水素であり、そしてR3がメチルである化合物である。
Zが式(a−1)の基である式(r)の最も好適な化合
物は、6−[(4−フルオロフェニルXIHイミダゾー
ル−1−イル)メチル]−2(IH)キノリノン、それ
の薬学的な酸付加塩類および可能な立体異性体形から選
択される。
Zが式(a−2)の基である式(I)の好適な化合物は
、Rが水素であり、 x l = x 2−が式(x)
または(y)の基であり、Yがシクロプロピル、フェニ
ルまたはハロフェニルであり、そしてR4、R6および
R6が全て水素である化合物である。
Zが式(a−2)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、6−[(3−クロロフェニル)(IHイミダゾー
ル−1−イル)メチル]−3,4−ジヒドロ−2(IH
)−キノリノンおよび、3,4−ジヒドロ−6−[(I
H−イミダゾール−1−イル)フェニルメチル]−2(
LH)−キノリノン、それの薬学的な酸付加塩類および
可能な立体異性体形から選択される。
Zが式(a−3)の基である式(I)の好適な化合物は
、Rが水素であり、 X I = X 2−が式(X)
または(y)の基であり、Yがフェニル、ハロフェニル
、ジハロフェニル、メトキシフェニルまたはシクロヘキ
シルである化合物である。
Zが式(a−3)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、6−[(I H−1,2,4−1−リアゾール−
■−イル)[3−(1−リフルオロメチル)フェニル]
メチル]キノリン、それの薬学的な酸付加塩類および可
能な立体異性体形から選択される。
2が式(b−2)の基である式(I)の好適な化合物は
、 X l = X 2−が式(x)または(y)の基
であり、Rが水素であり、RIBが水素であり、R16
カ水素であり、そしてYがフェニル、ハロフェニルまた
はプロピルである化合物である。
Zが式(b−2)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、3,4−ジヒドロ−6−[(IH−イミダゾール
−1−イル)フェニルメチル]−2(IH)−キナゾリ
ノン、それの薬学的な酸付加塩類および可能な立体異性
体形から選択される。
Zが式(b−5)の基である式(I)の好適な化合物は
、 x l = X2−が式(x)または(y)の基で
あり、Rが水素であり、R”が水素であり、R”が水素
、メチルまたはC1−4アルキルフエニルであり、そし
てYがフェニルまたはハロフェニルである化合物である
Zが式(b−5)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、(1−[(IH−イミダゾール−I−イル)フェ
ニルメチル]−3−メチル−2,4(IH。
3H)−キナゾリンジオン、それの薬学的な酸付加塩類
および可能な立体異性体形から選択される。
Zが式(b−6)の基である式(I)の好適な化合物は
、 x l = y、 2−が式(x)または(y)の
基であり、Rが水素であり、R22が水素であり、R2
3が水素であり、そしてYがフェニルまたはハロフェニ
ルである化合物である。
Zが式(b−6)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、6−[(LH−イミダゾール−1−イル)フェニ
ルメチル]−4(3H)−キナゾリノン、それの薬学的
な酸付加塩類および可能な立体異性体形から選択される
Zが式(c−t)の基である式(I)の好適な化合物は
、 X l = X 2−が式(x)または(y)の基
であり、Rが水素であり、R24およびR2Bが両者と
も水素であり、そしてYがフェニルまたはハロフェニル
である化合物である。
Zが式(c−1)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、6−[(l)f−イミダゾール−1−イル)フェ
ニルメチル]キノキサリンおよび6−[(4フルオロフ
エニル)(lH−イミダソール−lイル)メチル]キノ
キサリン、それの薬学的な酸付加塩類および可能な立体
異性体形から選択される。
Zが式(c−2)の基である式(I)の好適な化合物は
、 x l = x 2−が式(x)または(y)の基
であり、Rが水素であり、Yが水素、C1−、アルキル
、シクロプロピル、シクロペンチルまたはシクロヘキシ
ルであり、R26が水素であり、R27が水素、CI−
4アルキル、ナフタレニル、チエニル、ピリジニル、イ
ミダゾリル、フェニルまたはメチル、ハロ、ヒドロキシ
およびメトキシからそれぞれ独立して選択されるlもし
くは2個の置換基で置換されたフェニルである化合物で
ある。
Zが式(c−2)の基である式(1)の他の好適な化合
物は、 X l = X 2−が式(x)または(y)
の基であり、Yがフェニルまたはハロフェニルであり、
R”が水素であり、R27が水素またはC1−4アルキ
ルであり、モしてnが0である化合物である。
Zが式(c−2)の基である式(I)の最も好適な化合
物は、I)−[1−(IH−イミダゾール−1イル)−
2−メチルプロピル]−3−フェニル2(IH)−キノ
キサリノン、6−[1−(IH−イミダゾール−1−イ
ル)−2−メチルプロビル13−プロピル−2(IH)
−キノキサリノン、3(3−フルオロフェニル)−6−
[1−(IH−イミダソール−1−イル)−2−メチル
エチル]−2(IH)−キノキサリノン、それの薬学的
な酸付加塩類および可能な立体異性体形から選択される
式(1)の化合物は、式(II)のアゾールまたはそれ
のアルカリ金属塩を式(III)のキノリン、キノリノ
ン、キナゾリンまたはキノキサリン誘導体でN−アルキ
ル化させることにより製造できる。
式(I)において、Wは反応性遊離基、例えばハロ、例
えばフルオロ、ブロモ、アイオド、またはスルホニルオ
キシ基、例えば4−メチルベンゼンスルホニルオキシ、
ベンゼンスルホニルオキシ、2−ナフタレンスルホニル
オキシ、メタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタン
スルホニルオキシおよび同様の反応性遊離基、を表わす
上記のN−アルキル化は、反応物類を適当な溶媒、例え
ば芳香族炭化水素、例えばベンゼン、メチルベンゼン、
ジメチルベンゼンなど;えするで、例えば酢酸エチル、
γ−ブチロアセトンなど;ケトン、例えば2−プロパノ
ン、4−メチル−2ペンタノンなど;エーテル、例えば
1,4−ジオキサン、1.1’−オキシビスエタン、テ
トラヒドロフランなど;有極性の非プロトン性溶媒、例
えばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、1−メチル−2
−ピロリジノ、アセトニトリル、ヘキサメチル燐トリア
ミド、1.3−ジメチル−3,4゜5.6−チトラヒド
ロー2(IH)−ピジミジノン、1.3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン、ベンゾニトリルなど;または該溶
媒の混合物、の存在下で撹拌することにより、簡単に実
施される。反応速度を速めるためには幾分高められた温
度が適しており、そしである場合には反応を反応混合物
の還流温度において実施することさえできる。適当な塩
基、例えばアルカリまたはアルカリ土類金属炭酸塩、炭
酸水素塩、水酸化物、アミドまたは水素化物、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素
化ナトリウムなど、または有機塩基、例えばN、N−ジ
メチル−4−ピリジンアミン、ピリジン、N、N−ジエ
チルエタンアミンまたはN−(1−メチルエチル)−2
−プロパンアミン、を反応工程中に遊離する酸を吸収す
るために使用できる。ある場合には、過剰のアゾール(
II)を使用すること、または(II)を上記の如き適
当な塩基と反応させそして次に該塩形を式(I[l)の
アルキル化試薬との反応で使用することによりアゾール
を最初に例えばアルカリまたはアルカリ土類金属塩の如
きそれの適当な塩形に転化させることも有利である。さ
らに、該N−アルキル化反応を例えば酸素を含まないア
ルゴンまたは窒素気体の如き不活性雰囲気下で実施する
こともできる。該アルキル化は相移動触媒反応の公知の
条件を適用することによっても実施できる。
式(I −、x)により表わされるーx l = x 
2−が式(x)の二価の基である式(I)の化合物は、
式(III)のキノリン、キノリノン、キナゾリンまた
はキノキサリンを式(II−x)の1−保護されたイミ
ダゾールと反応させ、次に式(II)および(II[)
から出発する式(I)の化合物の製造に関して以上に記
されているN−アルキル工程を行うことによっても製造
できる。
式(I[−x)において plは保護基、例えばC1−
6アルキルカルポニル、C,6アルコキシカルポニル、
アリールカルボニルまたはトリ(C+−aアルキル)シ
リル基、を表わす。ある場合には式(■X)と(III
)との反応で最初に式(IV)の1保護されたイミダゾ
リウム塩が生成し、それをその場でまたは希望によりそ
れを単離しそしてさらに精製した後に塩基性または酸性
水溶液中で撹拌することにより保護基を除去することが
できる。
オンである。
式(I−y)により表わされるーX l l+ X 2
−が式(y)の二価の基である式(I)の化合物は、式
CTI−y)のトリアゾールアミンを式(III)のキ
ノリン、キノリノン、キナプリンまたはキノキサリンで
エンド−N−アルキル化させ、次にこのようにして製造
されたトリアゾリウム塩を次に脱アミノ化することによ
っても製造できる。ここでW−は上記で定義されている
如きアニオンである。
(IV)において、W−は例えば塩酸、臭化水素酸、メ
タンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸および
同様な酸類の如き酸から生じるアニ(m)を用いる(I
[−y)のエンド−N−アルキル化反応は(III)お
よび(I[)から出発する式(I)の化合物の製造に関
して以上に記されているのと同様な工程に従い実施され
る。該脱アミノ=59 =60 化反応は、適当な還元剤の存在下での酸性亜硝酸塩溶液
との反応によりまたは例えば亜硝酸1,1ジメチルエチ
ルもしくは亜硝酸イソアミルの如き亜硝酸アルキルとの
反応により、簡単に実施される。好適には、該脱アミノ
化反応は亜硝酸または亜硝酸塩の適当な酸中水溶液を用
いて例えば次亜燐酸、蟻酸の如き還元剤の存在下で、比
較的低温において実施される。
式(1)の化合物は、式(V)の中間生成物を式(VI
)の試薬、例えば1.1’−カルボニル−ビス[LH−
イミダゾール]、と反応させることによっでも製造でき
る。
式(Vl)において、XはCまたはSを表わす。
該反応は適当な溶媒、例えばエーテル、例えば1゜4−
ジオキサン、テトラヒドロフラン;ハロゲン化された炭
化水素、例えばジーもしくはトリクロロメタン;炭化水
素、例えばベンゼン、メチルベンゼン、ジメチルベンゼ
ン、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミド、または該溶媒の混合物、中で簡単に実施
できる。反応速度を速めるためには、反応混合物を加熱
することが有利である。
式(I)の化合物は、式(■)のケトンまたはアルデヒ
ドを還元剤としての蟻酸またはホルムアミドの存在下で
アゾール(II)と反応させることによっても製造でき
る。
該還元性のアルキル化は、試薬類を蟻酸またはホルムア
ミド中で任意に酸触媒の存在下で撹拌および加熱するこ
とにより簡単に実施できる。この反応で使用するために
適している酸触媒は例えば鉱酸、例えば塩酸、硫酸、ま
たはスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベンゼンス
ルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸などである。
反応中に生成した水を共沸蒸留、蒸留、錯体生成および
同様な方法により除去することが適している。
上記および下記の製造の全てにおいて、反応生成物を反
応混合物から単離することができ、そして必要に応じて
例えば抽出、蒸留、結晶化、粉砕およびクロマトグラフ
ィーの如き当技術で一般的に公知である方式に従いさら
に精製することもできる。
式(I−a)のある種の化合物は、キノリン類またはキ
ノリノン類の製造に関する文献中に記されているのと同
様な条件下で式 の中間生成物またはそれの適当な誘導体を環化させるこ
とによっても製造できる。
例えば、式(I−a−1)の化合物は式(江)の中間生
成物を環化させることにより製造できる。
(ff)の酸で触媒作用を受ける環化は、中間生成物で
あるアミド(江)を、任意に例えばザ・ジャーナル・オ
ブ・メディカル・ケミストリイ(J、 Med−Che
m、)、1986.29.2427−2432中に記さ
れている如き高められた温度において、適当な酸、例え
ば硫酸、ハロゲン化水素酸、例えば塩酸、ポリ燐酸およ
び同様な強酸類で処理することにより、一般的に実施で
きる。
例えば、式(I−a−1)の化合物は式(X)の中間生
成物を環化させることにより製造できる。
好適には70°−100°Cの間、が反応速度を速める
であろう。
例えば、式(I−a−1)の化合物は式(XI)の中間
生成物を環化させることにより製造できる。
(X)の環化反応は、例えばシンセシス(SynLhe
sis)、1975.739中に記されている如き当技
術で公知の環化工程に従い実施できる。好適には反応は
適当なルイス酸、例えば塩化アルミニウム、の存在下で
そのままでまたは適当な溶媒、例えば芳香族炭化水素、
例えばベンゼン、クロロベンゼン、メチルベンゼンなど
;ハロゲン化された炭化水素類、例えばトリクロロメタ
ン、テトラクロロメタンなど;エーテル、例えばテトラ
ヒドロフラン、■、4−ジオキサンなどまたは該溶媒の
混合物、中で実施できる。幾分高められた温度、(n)
の環化は、中間生成物であるアミド(XI)を、室温に
おいてまたは任意に例えばザ・ジャーナル・オブ・メデ
ィカル・ケミストリイ、1989.32.1552−1
558またはザ・ジャーナル・オブ・メディカル・ケミ
ストリイ、1988.31 2048−2056中に記
されている如き高められた温度において、適当な酸、例
えば硫酸、ハロゲン化水素酸、例えば塩酸、ポリ燐酸お
よび同様な強酸類で処理することにより、一般的に実施
できる。
方、Zが式(a−1)または(a −2)の基である式
(I)の化合物は式(X n)または(X■)の中間生
成物を環化することによっても製造できる。
(X II)および(xm)において、R3rは水素ま
たはC+−aアルキル基を表わす。上記の環化反応は、
中間生成物である出発物質を任意に適当な反応−不活性
溶媒中で撹拌しそして希望により加熱することにより、
実施できる。該環化反応用の適当な溶媒は例えば、芳香
族炭化水素類、例えばベンゼン、メチルベンゼン、ジメ
チルベンゼン、など;ハロゲン化された炭化水素類、例
えばトリクロロメタン、テトラクロロメタン、クロロベ
ンゼンなど:エーテル類、例えばl、1′−オキシビス
エタン、テトラヒドロフラン、1.4−ジオキサン、■
、2−ジメトキシエタンなと、アルカノール類、例えば
エタノール、プロパツール、ブタノールなど;ケトン類
、例えば2−プロパノン、4−メチル−2−ペンタノン
;双極性の非プロトン性ようばし、例えばN,N−ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセトニト
リル、メチルアセトアミド、ピリジンなど、または該溶
媒の混合物である。環化反応中に遊離した水は反応混合
物から共沸蒸留により除去できる。
式(I−a−3)のある種の化合物は式(XIV)の中
間生成物を環化させることにより製造できる。
などの如き適当な脱水剤の存在下で簡単に実施できる。
一方、式(I−a−3)の化合物は式(■)のアニリン
を酸化剤の存在下で式(X V)のl,β不飽和カルボ
ニルシントンと反応させることによっても製造できる。
該環化反応は、([)から(I−a−1)を製造するた
めの以上に記されているのと同様な環化反応に従い、中
間生成物(XIV)を例えばポリ燐酸、五酸化燐、ポリ
ホス7エートエステル、硫酸核反応は、反応物類を酸、
例えば硫酸、ハロゲン化水素酸、例えば塩酸、ポリ燐酸
および同様な強酸類並びに穏やかな酸化剤の存在下で加
熱することにより、実施できる。適当な酸化剤は例えば
、砒酸、酸化砒素、ホウ酸、塩化第二鉄、硝酸銀、ート
ロベンゼン、4−ニトロベンゼンスルホン酸または4−
ニトロ安息香酸と4−アミノ安息香酸との混合物などの
存在下で加熱することにより、実施できる。
式(I−a−3)の化合物は、式(XVI)のオルトー
アシルアニリンを式(X■)のケトンまたはアルデヒド
と縮合させることによっても製造できる。
該環化は、反応物類を反応−不活性溶媒、例えば水、ア
ルコール、例えばメタノール、ブタノールなど:芳香族
炭化水素、例えばベンゼン、メチルベンゼン、ジメチル
ベンゼンなど;エステル、例えば酢酸エチル、ハロゲン
化された炭化水素、例えばトリクロロメタン、ジクロロ
メタンなど;または該溶媒の混合物中で、好適には鉱酸
、例えば塩酸、硫酸など、カルボン酸、例えば蟻酸、酢
酸など、またはスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、
ベンゼンスルホンI、4−メチルベンゼンスルホン酸な
どの存在下でまたは脱水剤、例えばポリ燐酸、五酸化燐
などの存在下で混合することにより、簡単に実施できる
。反応速度を速めるためには幾分高められた温度が適し
ており、そしである場合には反応を反応混合物の還流温
度において実施できる。縮合反応の工程中に遊離した水
を共沸蒸留により除去することが適している。
(I−a−4−a)により表わされる化合物である2が
式(a −4)の基でありそしてR”が始祖である式(
I)の化合物は、式(X■)の中間生成物を環化するこ
とにより製造できる。
上記の環化反応は好適には、中間生成物(X■)を適当
な脱水剤、例えばポリ燐酸、五酸化燐、ポリホスフェー
トエステル、硫酸などの存在下で希望により反応不活性
溶媒中で撹拌することにより実施される。
式(I−b)のある種の化合物は、キナゾリン類および
それらの同族体の製造に関して文献中に記されているの
と同様な工程に従い、適当な出発物質を環化することに
よっても製造できる。
例えば、式(I−b)の化合物は式(Xff)の中間生
成物を式(XX)のカルボン酸またはそれの官能性誘導
体と反応させることにより製造できる。
(X [) (X X)の該官能性誘導体は(X X)のハライド、
無水物、アミドおよびエステル形を包括しておりそれの
オルトおよびイミノエステル形も含むことを意味する。
(XI)および(X X)の環化は好適には、反応物類
を任意に反応不活性溶媒、例えば水、C,、アルカノー
ル、例えばメタノール、エタノール、1−ブタノールな
ど:エステル、例えば酢酸エチル;ハロゲン化された炭
化水素、例えばトリクロロメタン、ジクロロメタンなど
;または該溶媒の混合物中で、好適には鉱酸、例えば塩
酸、硫酸など、またはカルボン酸、例えば蟻酸、酢酸な
ど、またはスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸などの
存在下で、または適当な脱水剤、例えばポリ燐酸、五酸
化燐などの存在下で実施される。反応速度を速めるため
には幾分高められた温度が適しており、そしである場合
には反応を反応混合物の還流温度において実施できる。
(XX)が酸またはそれの対応するアルキルエステルで
ある場合には、(Xff)および(X X)の環化反応
は適当な脱水剤、例えばポリ燐酸、五酸化燐、ポリホス
フェートエステルなどの存在下で実施できる。上記の環
化反応の好適な実施方法では、イミノエステルが酸付加
塩形でない場合には例えば塩酸の如き適当な酸が加えら
れている酸性媒体、例えば酢酸または01−6アルカノ
ール中の(X X)のイミノエステルが使用される。
式(I−b−1)の化合物は式(XXI)の中間生成物
を環化することによっても得られる。
(XXI) 該環化反応は、中間生成物(XXI)を適当な反応−不
活性溶媒、例えば例えば芳香族炭化水素、例エバベンゼ
ン、メチルベンゼン、ジメチルベンゼンなど、ハロゲン
化された炭化水素、例えばトリクロロメタン、テトラク
ロロメタンなど、アルカノール、例えばエタノール、プ
ロパツール、ブタノールなど、ケトン、例えば2−プロ
パノン、4−メチル−2−ペンタノンなど、双極性の非
プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムアミド
、NN−ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、ピリ
ジンなど、または該溶媒の混合物中で加熱し、そして任
意に環化反応の工程中に遊離した水を共沸蒸留により除
去することにより、簡単に実施できる。反応混合物およ
び酸触媒、例えば鉱酸、例えば塩酸、硫酸および同様な
酸類、カフ5− ルポン酸、例えば酢酸、トリフルオロ酢酸など、スルホ
ン酸、例えばメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸ま
たは4−メチルベンゼンスルホン酸などを加えることが
適している。
式(I−b−2)の化合物は、式(Xff−a)の中間
生成物をLが反応性遊離基を表わしそしてX3が酸素ま
たは硫黄である式L−C(=X3)−L(Xff)の試
薬と反応させることにより得られる。
(Xff−a) L−C(=X3)−L (XXI[)の試薬の例として
、尿素、チオ尿素、l、l’−スルフィニルビス[1H
−イミダゾール]、1.1’−カルボニルビス[lH−
イミダゾールj1 アルキルカルボツバライデート類、
例えばエチルカルボックロリデート、トリクロロメチル
クロロホルメート、二硫化炭素、トリフルオロメチルカ
ルボツバライデートおよび同様な試薬類が挙げられる。
該反応は、反応物類を任意に反応−不活性溶媒、例えば
エーテル、例えば1.1’−オキシビスエタン、テトラ
ヒドロフラン;ハロゲン化された炭化水素、例えばジク
ロロメタン、トリクロロメタン;炭化水素、例えばベン
ゼン、メチルベンゼン;アルコール、例えばメタノール
、エタノール;ケトン、例えば2−プロパノン、4−メ
チル−2−ペンタノン;有極性の非プロトン性溶媒、例
えばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチル
アセトアミド、アセトニトリル、ピリジン、または該溶
媒の混合物中で撹拌することにより実施できる。ある場
合には、反応混合物に塩基、例えばアルカリもしくはア
ルカリ土類金属炭酸塩、炭酸水素塩、水酸化物または酸
化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど、
または有機塩基、例えばN。
N−ジエヂルエタンアミン、N−(1−メチルエチル)
−2−プロパンアミンなどを加えることが適している。
反応速度を速めるためには、反応混合物を加熱すること
が有利である。
一方、式(I−b−2)の化合物は式(xxm)の中間
生成物を反応−不活性溶媒中で還元しそして縮合させる
ことによっても製造できる。
テトラクロロメタンなどである。該還元は、(xxm)
を還元剤、例えばアルカリ金属ホウ水素化物、例えばホ
ウ水素化リチウム、カリウムまたは好適にはナトリウム
、シアノホウ水素化ナトリウム、および同様な還元剤で
処理することにより簡単に実施できる。
式(I−b−3)の化合物は、式(XXIV)の中間生
成物をアンモニアと反応させることにより製造できる。
(xxm) 式(xxm)において、Llは反応性遊離基、例えばア
ミノまたはアルキルオキシ、例えばメトキシ、エトキシ
などを表わす、反応−不活性溶媒は例えば、アルカノー
ル類、例えばメタノール、エタノール、ブタノールなど
、芳香族炭化水素類、例エハヘンゼン、メチルベンゼン
など、ハロゲン化された炭化水素類、例えばトリクロロ
メタン、(XXIV) 該反応は、反応物類を適当な反応−不活性溶媒、アルカ
ノール類、例えばメタノール、エタノールなど、エーテ
ル、例えばl、1′−オキシビスエタン、テトラヒドロ
フラン、■、4−ジオキサンなと、芳香族炭化水素類、
例えばベンゼン、メチルベンゼンなど、ハロゲン化され
た炭化水素類、例えばトリクロロメタン、テトラクロロ
メタンおよび同様な溶媒中で撹拌することにより簡単に
実施できる。
同様な方法で、式(I−b−4)の化合物は、Llが上
記で定義されている如き遊離基を表わす式(X X V
)の中間生成物から、中間生成物(XXIV)からの式
(I−b−3)の化合物の製造に関して以上に記されて
いる工程に従うアンモニアとの反応により得られる。
RI9が01−6アルキルである式(I−b−4)の化
合物は、式(XXVI)の中間生成物を適当な脱水剤、
例えばポリ燐酸、五酸化燐などの存在下で環化すること
により製造できる。(XXVI)および(I−b−4)
において、R19−″はC1−、アルキルを表わす。
(XXVI) 式(■−b−5)の化合物は、中間生成物(XX■)を
上記で定義されている如き試薬L−C(=X3)−L 
(X X n)と縮合させることにより製造できる。
試薬L−C(−X3)−L (X X II)からの式
(■−b−2)の化合物の製造に関して以上に記されて
いる工程に従い簡単に実施できる。
式(I−b−6)の化合物は、中間生成物(XX■)を
式(XXff)のカルボン酸またはそれの官能性誘導体
と反応させることにより製造できる。
該環化反応は、中間生成物(XIX−a)および(XX
ff)の該官能性誘導体は(XXff)のハライド、無
水物、アミドおよびエステル形を包括しそれのオルトお
よびイミノエステル形も含むことを意味する。環化は、
()4)および(X X)から出発する(I−b−1)
の製造に関して以前に記されているのと同様な工程に従
い実施される。
式(I−C)のキノキサリン化合物は文献中に記されて
いるのと同様な条件下で適当なオルトジ置換されたベン
ゼンを炭素数が2のシントンと縮合させることによって
も製造できる。
式(I−c−1−a)により表されるZが基(c−1)
でありそしてR”が01−6アルキルまたはAr2であ
る式(I)の化合物は、式(XXX−a)の適当なオル
ト−ベンゼンジアミンを(XXXII)の1.2−ジケ
トンと縮合させることにより得られる。
(XXX−a)     (XXXI)(XXXI)お
よび(I−c−1a)において、H24−“は水素、C
l−6アルキルまたはAr2を表わす。式(XXX−a
)の(IH−アゾール−I−イルメチル)置換されたオ
ルト−ジアミンと式(XXII)の1,2−ジケトンと
の縮合は、反応物類を適当な溶媒、例えばアルカノール
、例えばメタノール、エタノール、プロパツールなど;
エーテル、例えばテトラヒドロフラン、■、4−ジオキ
サン、1.1’−オキシビスエタンなど;ハロゲン化さ
れた炭化水素、例えばトリクロロメタン、ジクロロメタ
ンなど一双極性の非プロトン性溶媒、例えばN、N−ジ
メヂルホルムアミド、影サージメチルアセトアミド、ジ
メチルスルホキシド:芳香族炭化水素、例えばベンゼン
、メチルベンゼン、ジメチルベンゼンなど、または該溶
媒の混合物中で、任意にカルボン酸、例えば酢酸など、
鉱酸、例えば塩酸、硫酸、またはスルホン酸、例えばメ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−メチルベン
ゼンスルホン酸などの存在下で混合することにより実施
できる。反応速度を速めるためには幾分高められた温度
が適しており、そしである場合には反応を反応混合物の
還流温度において実施できる。縮合中に遊離した水は混
合物から共沸蒸留、蒸留および同様な方法により除去で
きる。適当な(XXXI)の1.2−ジケトンとしては
、例えばエタンシアル、ジフェニルエタンジオン、2゜
3−ブタンシアルおよび同様な炭素数が2のシントンが
挙げられる。
式(1−c−2−a)により表されるZが式(c −2
)の基でありそしてnが0である式(I)の化合物は、
式(x x x −b)の適当なオルトベンゼンジアミ
ンを式(XXXI[)の適当なα−ケト酸またはそれの
官能性誘導体、例えばエステル、ハライドなどと縮合さ
せることにより得られる。
式(XXX−b)の(IH−アゾール−1−イルメチル
)置換されたオルト−ジアミンと式(xxXI[)のσ
−ケト酸またはエステルとの縮合は、反応物類を適当な
溶媒、例えば水、アルカノール、例エバメタノール、エ
タノール、グロパノールなど;エーテル、例えばテトラ
ヒドロフラン、1.4−ジオキサン、1.1’−オキシ
ビスエタンなど:ハロゲン化された炭化水素、例えばト
リクロロメタン、ジクロロメタンなど;双極性の非プロ
トン性溶媒、例えばN、N−ジメチルベンゼンミド、N
、N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド;
芳香族炭化水素、例えばベンゼン、メチルベンゼン、ジ
メチルベンゼンなど、および該溶媒の混合物中で、任意
にカルボン酸、例えば酢酸など、鉱酸、例えば塩酸、硫
酸、またはスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベン
ゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸などの
存在下で混合することにより実施できる。反応速度を速
めるためには幾分高められた温度が適しており、そしで
ある場合には反応を反応混合物の還流温度において実施
できる。縮合中に遊離した水は混合物から共沸蒸留、蒸
留および同様な方法により除去できる。式(XXXn)
の代表的なα−ケト酸としては、2−オキソペンクン酸
、2−オキソ酢酸、2−オキソプロパン酸および同様な
酸類が挙げられる。適当なα−ケトエステル類としては
、例えば2−オキソプロパン酸エチル、4−メチル2−
オキソプロパン酸エチル、3−メチル−2−オキソブタ
ン酸エチル、β−オキソベンゼン酢酸メチル、2−メチ
ル−3−オキソ−1,4−ブタンジオン酸ジエチル、■
、3−プロパンジオン酸ジエチルおよび同様なエステル
類が挙げられる。
適当なハライドとしては、塩化2−オキ5ツブロバノイ
ル、塩化ジクロロアセチル、塩化ジェトキシアセチルが
挙げられる。
ある場合には、(XXX−b)と(XXI[[)の反応
では最初に(XXXI[[−a)の中間生成物が生成し
、それはその場でまたは希望によりそれを単離しそして
精製した後に酸、例えばカルボン酸、例えば酢酸など、
鉱酸、例えば塩酸、硫酸、またはスルホン酸、例えばメ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−メチルベン
ゼンスルホン酸などの存在下で加熱することにより環化
できる。
一方、式(I c−2−a)の化合物は、式 %式% b)の中間生成物の還元によっても 製造できる。
ニリドを環化することにより製造できる。
(XXXIII−b)の還元および環化は、出発化合物
を反応不活性溶媒、例えばアルカノール、例エバメタノ
ール、エタノール、プロパツールナト、エステル、例え
ば酢酸エチル、酢酸ブチルなど、芳香族炭化水素、例え
ばベンゼン、メチルベンゼンなど;ハロゲン化された炭
化水素、例えばクロロメタン中で水素および適当な金属
触媒、例えば木炭上のパラジウム、ラネーニッケルなど
の存在下で、任意に高められた温度および/または圧力
において撹拌することにより簡単に実施できる。
式(I−c−2−b)により表わされるZが式(c−2
)の基であり、nが1である式(1)の化合物は、式(
X X X IV −a )の適当に活性化されたメチ
レン基を含有しているオルト−ニドロア(XXXIV−
a)の塩基で促進される環化は、例えばザ・ジャーナル
・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエテイ(J、 Chem
、 Soc、)、1963.2429:ザ・ジャーナル
・オブ・メディカル・ケミストリイ(J、 Med、 
Chem、)、1966.2285およびザ・ジャーナ
ル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ(J、 O
rg、 Chem、)、1968.30.201中に記
されている当接術で公知の環化工程に従い、オルト−ニ
トロアニリド(XXXIV−a)を適当な溶媒、例えば
水、アルコール、例えばメタノール、エタノールなど;
有極性の非プロトン性溶媒、例えばピリジンなど;ケト
ン、例えばプロパノンなど;芳香族炭化水素、例えばベ
ンゼン、ジメチルベンゼンなど;ハロゲン化された炭化
水素、例えばトリクロロメタン、テトラクロロメタンな
ど:エーテル、例えばテトラヒドロフラン、または該溶
媒の混合物中で、適当な塩基の存在下で、撹拌しそして
任意に加熱することにより、実施できる。適当な塩基は
、例えばアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属炭酸塩
、炭酸水素塩、水酸化物または水素化物、例えば炭酸ナ
トリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化
ナトリウム、水素化ナトリウムなど、または有機塩基、
例えば第三級アミン、例えばN−(1−メチルエチル)
−2−プロパンアミンなどである。反応条件および活性
基R27の性質により、得られた式(I−c−2−b)
の3−置換されたキノキサリン−N−オキシドを分解さ
せてR”が水素である対応する未置換のN−オキシドを
与えることができる。
式(I−c−2−b)の化合物は、式 (XXXrV−b)のオルトアニリドを環化することに
よっても製造できる。
(XXXIV−b)において、Pは適当な活性基、例え
ばCl−4アルキルカルボニル、アリールカルボニルな
どを表わす。(XXXIV−b)の塩基で促進される環
化は、(XXXIV−a)の環化に関して以上に記され
ているのと同様な工程に従い実施できる。同様な環化工
程はザ・ジャーナル・オプ・ザ・ケミカル・ソサイエテ
ィ、1963.2431頁およびザ・ジャーナル・オブ
・ザ・ケミカル・ソサイエテイ、1964.2666頁
にも概略が記されている。
式(1−c−3)のキノキサリン−2,3−ジオンは、
式(XXX−C)の中間生成物を式(X X X V)
またはそれの官能性誘導体、例えばエステルもしくはハ
ライド、と縮合させることにより製造できる。
(XXX−c) (XXX−C)と(X X X V)の縮合は、反応物
類を任意に反応不活性溶媒、例えば水、アルカノール、
例エバメタノール、エタノールなど;ハロゲン化された
炭化水素、例えばトリクロロメタン、ジクロロメタンな
ど;エーテル、例えばテトラヒドロ7ラン:双極性の非
プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、メチルベンゼン
、ジメチルベンゼンなど;エステル、例えば酢酸エチル
、または該溶媒の混合物中で、任意にカルボン酸、例え
ば酢酸など、鉱酸、例えば塩酸、硫酸、マタハスルホン
酸、例えばメタンスルホン酸、ベンセンスルホン酸、4
−メチルベンゼンスルホン酸などの存在下で混合するこ
とにより、簡単に実施される。ある場合には、反応を過
剰のカルボン酸、例えば酢酸などの中で実施することさ
えできる。反応を促進するためには幾分高められた温度
が適しており、そしである場合には反応を混合物の還流
温度において実施することさえできる。縮合中に遊離し
た水または酸は共沸蒸留、蒸留、錯体生成、塩生成およ
び同様な方法により除去できる。
Zが式(c−4)の基である式(I)の化合物は、式(
XXX−d)のオルトジアミンと式(X X X V)
のα−ハロ酸の縮合により製造できる。
(X X X−d)      (X X XVI)上
記の縮合は、反応物類を任意に反応不活性溶媒、例えば
水、アルカノール、例えばメタノール、エタノールなど
;エーテル、例えば1,4−ジオキサン、l、l’−オ
キシビスエタン、テトラヒドロフランなど;エステル、
例えば酢酸エチルなど;ハロゲン化された炭化水素、例
えばトリクロロメタン、テトラクロロメタンなど:双極
性の非プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルム
アミド、N、N−ジメチルアセトアミド、ジメチルスル
ホキシドなど、芳香族炭化水素、例えばベンゼン、メチ
ルベンゼン、ジメチルベンゼンなど;ケトン、例えば2
−プロパノン、4−メチル−2ペンタノンなど、および
該溶媒の混合物中で撹拌することにより、簡単に実施で
きる。適当な塩基、例えばアルカリ金属炭酸塩、炭酸水
素塩または水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素
ナトリウム、水酸化アンモニウムまたは有機塩基、例え
ばN、N−ジエチル−エタンアミンなどを反応工程中に
遊離した酸を吸収するために使用できる。
一方、(I−c−4a)により表わされるR”が水素で
ある式(i−c−4)のα−ケトテトラヒドロキノキサ
リンは、式(XXX■)の適当に置換されたオルト−ニ
トロフェニルグリシンの還元により製造できる。
K″”k”Ll      (XXXVI[)式(XX
X■)のオルト−ニトロフェニルグリシンの還元は、出
発物質を反応−不活性溶媒、例えばアルカノール、例え
ばメタノール、エタノール、グロバノールなど:エステ
ル、例えハ酢酸エチル、酢酸ブチルなど;芳香族炭化水
素、例えばベンゼン、メチルベンゼンなど;ハロゲン化
された炭化水素、例えばタロコメタン中で、水素および
適当な金属触媒、例えば木炭上のパラジウム、う不一ニ
ッケルなどの存在下で、任意に高められた温度および/
または圧力において撹拌することにより、簡単に実施で
きる。一方、還元をジチオン酸ナトリウムを用いて酢酸
の存在下でまたはアルカノール水溶液、例えばエタノー
ル水溶液中で実施することもできる。
一方、式(1)のある種の化合物は、適当な出発物質の
環化によるアゾールの製造用の文献中に記されているの
と同様な工程に従っても製造できる。
式(I−x)の化合物は、例えば式(XXX■)の中間
生成物を環化しそしてこのようにして得られた式(ff
L)の中間生成物を脱硫酸化することによっても製造で
きる。
(X X XVI[[)        (LXL) 
       (1−x)式(XXXVI[I)#ヨび
(ffL)l:おイテ、R36は水素またはC1−6ア
ルキルを表わし、モしてR3BはC1−6アルキルを表
わすか、または両方のR36が一緒になってC2−3ア
ルカンジイル基を表わす。
該環化反応は、中間生成物(XXX■)を酸性の水性溶
媒中で、例えば塩酸または硫酸水溶液中で、撹拌しそし
て加熱することにより、簡単に実施できる。中間生成物
(ffL)は当接術で公知の工程に従い、例えばメタノ
ール、エタノールなどの如きアルカノールの存在下にお
けるラネーニッケルを用いる処理により、または任意に
亜硝酸ナトリウムの存在下での亜硝酸の処理により、脱
硫酸化できる。
式(I−y)の化合物は、式(X L)のヒドラジン誘
導体からザ・ジャーナル・オブ・ザ・オーガニック・ケ
ミストリイ、1956.1037中にしるされる工程に
従うs−)リアジンとの反応により製造できる。
中間生成物であるヒドラジン(XL)および対応する弐
Y−CH(NH2)Z(XL I)の中間生成アミンも
、ここでは参照用である米国特許番号4゜267.17
9に記されている工程に従い、x l + x 2−が
式(x)、(y)または(z)の二価の基であるアゾー
ルに有利に転化することもできる。
式(I)の化合物を当接術で公知の官能基移動工程に従
って互いに転化させることもできる。
R1が水素である式(■−a−■)の化合物を、ハロゲ
ン化剤、例えば塩化チオニル、ペンククロロホスホラン
、塩化ホスホリル、塩化スルフリルなどを用いる処理に
より、R7がハロである式(工a−3)の化合物に転化
させることができる。
このようにして得られたR7がハロである式(Ia−3
)の化合物を、出発化合物を適当なアルコール、好適に
は該アルコールのアルカリ金属またはアルカリ土類金属
金属塩、と反応させることによりR7が01−6アルキ
ルオキシである式(I−a−3)の化合物にさらに転化
させることもできる。
置換基の性質により、式(I−a−1)の化合物を、適
当な還元剤を用いる、例えば木炭上の白金、木炭上のパ
ラジウムなどの如き貴金属を用いる出発化合物の選択的
な水素化により、式(Ia−2)の化合物に転化させる
こともできる。式(I−aJ)の化合物の脱水素化では
、式(■a−1)の化合物が生成する。脱水素化は、出
発化合物をアルカリ性過酸化物、アンモニア性硝酸銀、
2,3−ジクロロ−5,6−ジシアツーp−ペンゾキノ
ン、酸化マグネシウム(IV)、臭素と共にブロモベン
ゼンなどの存在下で適当な反応−不活性溶媒中で撹拌し
そして任意に加熱することにより、実施できる。この脱
水素化用に適している溶媒は、例えば水、アルカノール
、例えばメタノール、エタノールなど;ケトン、例えば
2−プロパノンなど、ハロゲン化された炭化水素、例え
ばトリクロロメタン、テトラクロロメタンなど:エーテ
ル、例えば1.1−オキシビスエタンなど、双極性の非
プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメチルアセトアミド、ピリジンなど、また
は該溶媒の混合物である。
ある種の式(I)の化合物を公知の工程に従いNアルキ
ル化またはN−アミノ化することもてきる。
HI8およびR19の両者が水素である式(I−b4)
の化合物を、ハロゲン化剤、例えば塩化ホスホリル、塩
化チオニル、ペンタクロロホスホラン、塩化スル7リル
などを用いる処理により、R17がハロである式(I−
b−3)の化合物に転化させることができる。このよう
にして得られたRI7がハロである式(I−b−3)の
化合物を、出発化合物を適当なアルコール、好適には該
アルコールのアルカリ金属またはアルカリ土類金属金属
塩、と反応させることによりR17が01−6アルキル
オキシである化合物にさらに転化させることもできる。
同じ官能基移動反応に従い、R16が水素である式(1
−b−2)の化合物を対応する式(I−b−1)の化合
物に転化させることができる。式(I−b−3)の化合
物は、(I−b−1)の化合物を適当な反応−不活性溶
媒中で適当な酸化用試薬を用いて酸化させることによっ
ても得られる。適当な酸化用試薬は、例えば過マンガン
酸塩または酸化マンガン(IV)、酸化銀、硝酸銀、タ
ーシャリー−ブチルペルオキシド、次亜塩素酸塩、クロ
ム酸、塩化第二鉄、シアン化第二鉄、四酢酸鉛などであ
る。該酸化反応用に適している溶媒は、例えば水、アル
カノール、例えばメタノール、エタノールなど;ケトン
、例えば2−プロパノン、4−メチル−2−ペンタノン
など、ハロゲン化された炭化水素、例えばトリクロロメ
タン、テトラクロロメタンなど;エーテル、例えば1,
1′−オキシビスエタン、テトラヒドロフラン、■、4
ジオキサンなど、双極性の非プロトン性溶媒、例えばN
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ピリジンなど、または該溶媒の混合物である。
同様な酸化工程に従い、式(■b−4)の化合物が式(
1−b−2)の化合物から得られる。
(I−c−2)のN−オキシドの脱酸素は、出発化合物
を適当な溶媒中で水素またはヒドラジンおよび適当な金
属触媒、例えばラネーニッケル、ラネーコバルト、木炭
上の白金、木炭上のパラジウムおよび同様な金属触媒の
存在下で撹拌しそして希望により加熱することにより実
施できる。適当な溶媒は、水、アルカノール、例えばメ
タノール、エタノールなど、エーテル、例えばテトラヒ
ドロフランなど、および該溶媒の混合物であり、それら
には適当な塩基、例えばアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素
塩または水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸水素ナ
トリウム、水酸化ナトリウムなどが加えられである。一
方、式(I−c−2b)のN−オキシドの脱酸素をジチ
オン酸ナトリウムを用いて酢酸の存在下でまたはアルカ
ノール水溶液、例えばエタノール水溶液中で実施するこ
ともできる。N−オキシドを亜鉛および酢酸の存在下で
撹拌することにより脱酸素を実施できることも証明され
ている。
式(I−c−4)のα−ケトテトラヒドロキノキサリン
を、例えばザ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサ
イエテイ、1953.2816に記されている如き当接
術で公知の脱水素化に従い式(I−c−2)のキノキサ
リンに転化させることもできる。例えば、式(I−c−
4)の化合物の脱水素化は、アルカリ性水溶液状の出発
化合物を任意に適当な酸化剤、例えば過酸化物、硝酸銀
または酸化マンガン(IV)の存在下で加熱することに
より実施できる。
R”が水素でありそしてnが0である式(IC−2)の
化合物を、ハロゲン化剤、例えば塩化チオニル、塩化ホ
スホリル、ペンタクロロホスホラン、塩化スルフリルな
どを用いる処理により、R24がハロである式(I−c
−1)の化合物に転化させることもできる。このように
して得られたR24がハロである化合物を、出発化合物
を適当なアミンまたはアルコール、好適には該アルコー
ルのアルカリ金属またはアルカリ土類金属金属塩、と反
応させることによりR24がC1−6アルキルオキシま
たはモノもしくはジ(C+−aア、ルキル)アミノであ
る化合物にさらに転化させることもできる。
ある種の式(I−c)の化合物を公知の工程に従いN−
アルキル化またはN−アミノ化することもできる。
式(I−c−5)の化合物は、対応する式(■c−1)
の化合物を適当な還元剤、例えばアルカリ金属ホウ水素
化物、例えばリチウム、カリウムまたは好適にはホウ水
素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、および
同様な還元剤を用いて反応不活性溶媒中で還元すること
により、得られる。
前記の製造における多数の中間生成物および出発物質は
、該化合物または同様な化合物の当技術で公知の製造方
式にしたがい製造できる公知の化合物である。以上の反
応式のある種の中間生成物は新規であり、そして本発明
の化合物への転化のために特に開発されたものである。
Yが水素以外である式(III)、(V)および(■−
a)の中間生成物は下記の反応式に従い式(XLI[)
の適当に置換されたキノリンもしくはキノリノン、キナ
ゾリンまたはキノキサリン誘導体から製造できる。
式(XL]I)の出発中間生成物中のヒドロキシメチル
部分が最初に適当な酸化剤、例えば酸化マンガン(IV
)または過マンガン酸カリウムを用いてホルミル部分に
転化され、そして次に金属アルキル、例えばメチルリチ
ウム、ブチルリチウム、金属アリール、例えばフェニル
リチウムと、または錯体金属アルキルまたはアリールと
、適当な溶媒、例えばテトラヒドロフラン、l、l’−
オキシビスエタンなどの中で反応して、第二級アルコー
ル(V)を生成する。式(V)の中間生成物のアルコー
ル官能基を当技術で公知の標準的な工程に従い適当な遊
離基Wに転化させることにより、式(III)の希望す
る中間生成物が次に得られる。例えば、(V)と適当な
ハロゲン化剤、例えば塩化チオニル、塩化スルフリル、
ペンタクロロホスホラン、ペンタブロモホスホラン、塩
化ホスホリル、塩酸、臭化水素酸および同様なハロゲン
化剤七の反応によりハライドが一般的に製造される。Y
が水素である式(III)の中間生成物は、(V)を(
I[[)に転化させるための上記の工程に従い、式(X
LU)の中間生成物から直接得られる。
Yが水素以外である式(I[[)のある種の中間生成物
は、式(XLIV)のキノリンもしくはキノリノン、キ
ナゾリンまたはキノキサリンを当技術で公知のフリーデ
ル−クラフッアシル化反応工程に従い式(XLI[I)
の適当な試薬でアシル化し、そしてこのようにして得ら
れたケトン(■−b)を適当な還元剤、例えばホウ水素
化ナトリウムを用いて適当な溶媒、例えば水、アルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、またはそれらとテ
トラヒドロ7ランとの混合物中で任意に水酸化ナトリウ
ムの存在下で還元し、そして次にアルコール官能基を下
記の如き適当な遊離基に転化させることによっても製造
できる。
(XLIll)  (XLIV)    (Vll−b
)     (V)       (III)式(II
I)のある種の中間生成物は、一般式(XLV)の適当
なベンズアルデヒドまたはケトン誘導体を上記で式(1
−al)、(I−a2)、(I−a−3)、(I−a−
4)、(Ib−1)、(I−b−2)、(I−b−3)
、(I−b−4)、(I−b−5)、(I−b−6)、
(I−c−1)、Cl−C−2)、(I−c−3)、(
I−c−4)または(I−c−5)の化合物の合成用に
記されているのと同様な環化工程に従って環化し、この
ようにして得られたキノリン、キナゾリン、キノキサリ
ンまたはキノリノンを適当な還元剤、例えばホウ水素化
ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、および同様
な試薬を用いて還元し、そして次に(V)のアルコール
官能基を適当な遊離基に転化させることによっても製造
できる。環化工程によるが、ケトンまたはアルデヒド基
を当接術で公知の工程に従い例えばアセタール化により
保護することが有用である。
(XLV)において、ElおよびE2の意味は環化反応
を可能にするように選択される。例えば、(XLV)の
適当な中間生成物としては下記のものが挙げられる。
(XLV−a) (XLV−b) (XLV−e) (XLV−j) (XLV−f) (XLV−h) (XLV−k) より特に、キノリン化合物を製造するための中間生成物
は下記の工程に従い製造できる。
式(II)、(X)および(XI)の中間生成物は、ア
ニリン(■−a)をそれぞれ式(XLVI−a)、(X
LVI−b)もしくは(XLVT−c)のカルボン酸ま
たはそれの官能性誘導体と反応させることにより、簡単
に製造できる。
(XLV−i) HO−C−CHR”−C−R3→(II)(XLV[−
a) HO−C−CR2=CR3−0−C,、、−4アルキル
→(XI)(XLVI−c) 式(XLVI−a)、(XLVI−b)および(XLV
I−c)の該官能性誘導体は(XLVI−a)、(XL
VI−b)および(XLt−C)のハライド、無水物、
アミドおよびエステル形を包括していることを意味する
。(XLVI−a)は反応性ラクトン形、例えば4−メ
チレン−2−オキセタノンであることもできる。
官能性誘導体は、当技術で公知の工程に従い、例えば式
(XLVI)のカルボン酸を塩化チオニル、三塩化燐、
ポリ燐酸、塩化ホスボリルなどと反応させることにより
、または式(XLW)のカルボン酸をアシルハライド、
例えば塩化アセチル、エチル力ルポクロイデートなどと
反応させることにより、製造できる。或いは、中間生成
物である(■−a)および(XLVI)をアミドを生成
可能な適当な試薬、例えば1.1’−カルボニルビス[
IH−イミダゾール]、ジシクロへキシルカルボジイミ
ド、2−クロロ−1−メチルピリジニウムアイオダイド
などの存在下で結合させることもできる。
該アミド化反応は、反応物を適当な反応−不活性溶媒、
例えばハロゲン化された炭化水素、例えばジクロロメタ
ン、トリクロロメタンなど、芳香族炭化水素、例えばメ
チルベンゼンなど、エーテル、例えば1.1′−オキシ
ビスエタン、テトラヒドロフランなど、または双極性の
非プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、Nジメチルアセトアミドなどの中で撹拌するこ
とにより、簡単に実施できる。適当な塩基、特に第三級
アミン、例えばN、N−ジエチルエタンアミン、の添加
も適している。反応工程中に遊離した水、アルコールま
たは酸は反応混合物から当技術で一般的に公知の方式、
例えば共沸蒸留、錯体生成および塩生成、に従い除去で
きる。
式(X L Vl −a )の反応性ラクトンを使用す
る時には、反応をオーガニック・シンセセス(Orga
nic 5ynthesis)、ウィリー、ニューヨー
ク、1955、コレクション(Gollecl)、■巻
、10頁に概略が記されているのと同様な工程に従い実
施できる。
式(X [)および/または(XI[[)の中間生成物
は、(XLW)のニトロ誘導体を水素および適当な金属
触媒、例えば木炭上のパラジウム、酸化白金および同様
な触媒の存在下で還元することにより製造できる。式(
XLW)のニトロ誘導体は式(XLW)のアルデヒドか
ら、後者を式(IL)の燐イリドとまたはホスホネート
から製造された式(L)のイリドと反応させることによ
り製造できる。
式(XLW)においてR37は水素またはC1−。
アルキルを表わす。
(XLW)と(IL)または(L)との反応は、ホスホ
ニウム塩またはホスホネートを適当な塩基、例えばブチ
ルリチウム、メチルリチウム、ナトリウムアミド、水素
化ナトリウム、ナトリウムもしくはカリウムアルコキシ
ド、スルフィニルビス(メタン)ナトリウム塩および同
様な塩基を用いて不活性雰囲気下でそして反応−不活性
溶媒、例えば炭化水素、例えばヘキサン、ヘプタン、シ
クロヘキサンなど;エーテル、例えばl、1′−オキシ
ビスエタン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシ
エタンなど;双極性の非プロトン性溶媒、例えばジメチ
ルスルホキシド、ヘキサメチル燐トリアミド、および同
様な溶媒中で処理することにより、簡単に実施できる。
1旦−アゾール−1−イルメチル部分がバラ位置で置換
されている出発中間生成物(XL■)は例えば下記の反
応式に従い製造できる。
(LIV) (LV) (LH) (LVI l)               (XL
VI I 1−a)式(LT)において、Wlは反応性
遊離基、例えばハロ、例えばクロロまたはフルオロ、ニ
トロ、4−メチルベンゼンスルホニルオキシ、フェニル
オキシ、アルキルオキシおよび同様な基を表わす。
a) 式(LII)のシアニドでの式(LI)のニトロ
ベンゼン上の芳香族親核性置換は、反応物を塩基の存在
下で反応不活性溶媒、例えば双極性の非プロトン性溶媒
、例えばN、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミド、ヘキサメチル燐トリアミド、ピリジ
ン、■、3−ジメチルー3.4.5.6−チトラヒドロ
ー2(IH)−ピリミジノン、1,3−ジメチルイミダ
ゾリジノン、1.1,3.3−テトラメチル尿素、■−
メチル2−ピロリジノン、ニトロベンゼンおよび同様な
溶媒、またはそれらの混合物中で撹拌することにより、
実施できる。適当な塩基は、水素化ナトリウム、ナトリ
ウムアミド、スルフィニルビス(メタン)ナトリウム塩
および同様な塩基である。反応混合物にクラウンエーテ
ル、例えばl 、4.7 。
10.13.16−ヘキサオキサシクロオクタデカンな
どまたは錯体生成剤、例えばトリス[1(2メトキシエ
トキシ)]エタンアミンを加えることも有利である。幾
分高められた温度が反応速度を速めるであろう。
b)式(Llll)のシアニドの酸化は、ザ・ジャーナ
ル・オブ・ザ・オーガニック・ケミストリイ、1975
.40.267に記されているような公知の酸化工程に
従い実施できる。
C)式(LIV)のアルデヒドまたはケトンの還元は、
後者を適当な還元剤、例えば塩化チオニル、メタンスル
ホニルクロライドなどと反応させることにより、実施で
きる。
d)式(L V)のアルコールのハロゲン化は、アルコ
ールを適当なハロゲン化剤、例えば塩化チオニル、メタ
ンスルホニルクロライドなどと反応させることにより、
実施できる。
e)アゾールの加入は、(■)および(II[)からの
(I)の合成に関して以上で概略が記されている工程に
従い実施できる。
f)(L■)のカルボキシアルデヒド基の保護基除去は
当接術で公知のアセクールの加水分解方法に従い、例え
ば水性媒体中での酸加水分解により、容易に実施できる
式(XIV)および(X■)の中間生成物は、式(■)
のアニリンを反応−不活性溶媒中で適当な酸触媒、例え
ばスルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸および同様な酸
類の存在下で式%式%) ([) の1.3−ジカルボニルと反応させることにより、製造
できる。
式(■)の出発化合物は、式(■)の中間生成物の製造
方法に関してここでは参考用であるヨーロッパ特許出願
260,744に相当する米国特許番号4,859,6
84に記されている工程に従い容易に製造できる。
より特に、キナゾリン化合物を製造するための中間生成
物は下記の如くして製造できる。
式(Xff)の中間生成物は式(XXI−a)のアミド
、尿素またはカルバメートから当技術で公知の加水分解
工程に従い、例えば該アミド、尿素またはカルバメート
(X XI −a )を任意に高められた温度において
酸性または塩基性水溶液で処理することにより、−殻内
に製造できる。
ルオキシ、アミノまたは七ノーもしくはジ(CI−sア
ルキル)アミンを表わす。
式(XH−a) の中間生成物は、式(XXm−a)の
イミンを当技術で公知の還元工程、例えば反応−不活性
溶媒、例えばアルカノール、例えばメタノール、エタノ
ールなどの中でのアルカリ金属ホウ水素化物、例えばホ
ウ水素化リチウム、カリウム、または好適にはナトリウ
ム、シアノホウ水素化ナトリウム、および同様な試薬を
用いる還元に従い還元することにより、製造できる。
(X X I−a)             (X 
I X)式(XXI−a)および以下において、R3a
はC+−Sアルキル、トリフルオロメチル、Ar2もし
くはAr”−CI−6アルキル、またはC、−、アルキ
(XXIII−a) 式(XX[[−a)のイミンは式(XXrV−a)のア
ルデヒドから、適当な酸触媒、例えばスルホン酸、例え
ばメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、4−メチル
ベンゼンスルホン酸および同様な酸触媒の存在下におけ
る式R”−N HQのアミンとの反応により、製造され
る。
(XXIV−8) 式(XXIV−a)のアルデヒドは、Pが保護されてい
るカルボキシアルデヒド基または保護されているヒドロ
キシメチル基を表わす式(L X)の誘導体から、保護
基の加水分解およびヒドロキシメチル基の場合にはカル
ボキシアルデヒド基への酸化により、製造できる。
(LX) ヒドロキシメチル用の適当な保護基の例は、例えばテト
ラヒドロピラニル、2−メトキシエトキシメチル、2−
メトキシプロピル、2−アセトキシプロピノ呟 1−エ
トキシエチルなど;トリアルキルシリル基、例えばトリ
メチルシリル、ターシャリー−ブチルジメチルシリルお
よび同様な基である。カルボアルデヒド用の適当な保護
基の例は、C+−aアルカノール、例えばメタノール、
エタノールなどを用いて製造された非環式アセタール;
またはジオール、例えば1.2−エタンジオール、1.
3−プロパンジオールなどを用いて製造された環式アセ
タールである。該保護基除去反応は、当技術で公知のア
セタールおよびシリルエーテルの加水分解方法に従い、
例えば水性媒体中での酸加水分解により、容易に実施で
きる。ヒドロキシメチルからカルボキシアルデヒド基へ
の該酸化は、適当な酸化剤、例えば酸化マンガン(IV
)、過マンガン酸塩、例えば過マンガン酸カリウム;ジ
メチルスルホキシドを脱水剤、例えば塩化オキサリル、
三酸化硫黄、ジシクロへキシルカルボジイミドなどと共
に用いる酸化により、簡単に実施できる。
該酸化用に適している溶媒は、例えば水、ハロゲン化さ
れた炭化水素、例えばジクロロメタン、トリクロロメタ
ン、テトラクロロメタンなどである。
式(LX)の保護された中間生成物は式(L)l)のケ
トンから、式(■)のケトンから式(I)の化合物への
転化に関して以上に記されている反応順序に従い一般的
に製造される。
リンを01−6アルカンハライドまたは無水物、C1−
6アルキルカルポノハリデート、例えばエチルカルボッ
クロリデート、1.■−ジメチルエチルカルボックロリ
デートおよび同様のアシル化試薬を用いてアシル化する
ことにより、得られる。
(LXI) (LX) 式(I4)の中間生成物は適当に置換されたニトロベン
ゼン(LXI[)から当技術で公知のニトロアミノ還元
工程に従い例えばラネーニッケル、木炭上のパラジウム
などを用いる接触水素化に従い還元しそして次にこのよ
うにして得られたアニ(LX[+)         
      (LXI)式(LXIV)により表わされ
ている、R”およびR21が水素である式(XX■)の
中間生成物またはR23が水素である式(XX■)のも
のは、例えば式(LXI[)の適当に置換されたニトロ
ベンゼンアミドから、後者をジアゾ化により対応するニ
トロベンゼンニトリルに転化させそして次にシアニド塩
、例えばシアン化銅および/またはシアン化ナトリウム
と反応させそしてこのようにして得られたニトロベンゼ
ンニトリルを水素雰囲気下で適当な触媒、例えばラネー
ニッケルの存在下で還元することにより、製造できる。
(LXII+) 中間生成物である式(L X V)のケトンは式(LX
VI)の適当に置換された2−ニトロベンズアルデヒド
から、該アルデヒドをヒドロキシルアミンまたはそれの
酸付加塩と反応させそして中間生成物であるオキシムを
脱水して式(LX■)のベンゼンニトリルとすることに
より、製造できる。このようにして得られたニトリルを
さらに加水分解してアミド基にし、そしてニトロ基を当
技術で公知の加水分解および還元工程に従いアミノ基に
還元する。
式(LXIV)の中間生成物は式(L X V)のケト
ンから、式(■)のケトンから式(I)の化合物への転
化に関して以上に記されている反応順序に従い得ること
もできる。
(LXVI)         (LXVI I)式(
LXff)により表わされている Hzoが水素である
式(XX■)および(XX■)の中間生成物は、式(L
X[)のケトンから、式(■)のケトンから式(1)の
化合物への転化に関して以上に記されている反応順序に
従い製造できる。
(LXXI)を式(LXXI−a)、(LXXI−b)
もしくは(LXXI−c)のカルボン酸またはそれらの
官能性誘導体と反応させることにより、簡単に製造でき
る。
式(LXff)の中間生成物は式(L X X)の2ニ
トロ安息香酸から、当技術で公知のアミド化に従うR”
−NH2のN−アシル化および例えば上記の(Lll+
)から(L)])への転化において以上で記されている
工程に従うニトロ基からアミノ基への還元により、得ら
れる。
より特に、キノキサリン化合物を製造するための中間生
成物は下記の工程に従い製造できる。式%式%( xxrv−b)の中間生成物は、中間生成物(LXXI
+) j 十HO−C−CH2=P−+WR27→(XXXIV−
b)(LXXI−C) (L X XI −a )、(LXXI−b)または(
LX)[I’−c)の該官能性誘導体は(LXXI−a
)、(LXXI−b)または(LXXI−C)のハライ
ド、対称性または混合無水物、アミドおよびエステル形
を包括していることを意味する。式(LXXIb)でR
27が01−4アルキルカルボニル基を表わ一13] す場合には、ヒドロキシル基はR27と一緒になって反
応性ラクトン、例えば4−メチレン−2−オキセタノン
、を形成できる。官能性誘導体は当技術で公知の工程に
従い、例えば式(LXXI)のカルボン酸を塩化チオニ
ル、三塩化燐、ポリ燐酸、塩化ホスホリルなどと反応さ
せることにより、または式(LXXI)のカルボン酸を
アシルハライド、例えば塩化アセチル、エチルカルボッ
クロリデートなどと反応させることにより、製造できる
。或いは、中間生成物(LXXI)および(LXXN)
をアミドを生成可能な適当な試薬、例えばジシクロへキ
シルカルボジイミド、1.1’−ビスカルボニル[lH
−イミダゾール]、2−クロロ−1−メチル−ピリジニ
ウムアイオダイドなどの存在下で結合させることもでき
る。該アミド化反応は、試薬を適当な反応−不活性溶媒
、例えばハロゲン化された炭化水素、例えばジクロロメ
タン、トリクロロメタンなど、芳香族炭化水素、例えば
メチルベンゼンなど、エーテル、例えば1,1′−オキ
シビスエタン、テトラヒドロフランなど、または双極性
の非プロトン性溶媒、例えばN、N−ジメチルホルムア
ミド、N、N−ジメチルアセトアミドなどの中で撹拌す
ることにより、簡単に実施できる。
反応工程中に遊離した水、アルコールまたは酸を当技術
で一般的に公知の方法、例えば共沸蒸留、錯体生成およ
び塩生成、に従い除去できる。
式(X X X)および(LXXI[)の中間生成物は
、ここでは式(X X X)および(XXXIV−α)
の中間生成物の製造方法に関して参照として記されてい
るヨーロッパ特許出願2609744に相当する米国特
許4,859,684およびヨーロッパ特許出願0,2
93,278に相当する米国特許223.486中に記
されている工程に従い製造できる。
中間生成物である(XL)および(XLI)は式(■)
のケトンから、それの酸付加塩とまたはヒドロキシルア
ミンもしくはヒドラジンまたはそれの酸付加塩もしくは
溶媒和物と反応させそしてこのようにして得られたオキ
シムまたはヒドラゾンを例えば水素および適当な水素化
触媒、例えばラネーニッケルなどの存在下での接触水素
化により還元することにより、簡単に製造できる。
式(XXX■)の中間生成物は式(XLI)のアミンか
ら、式(L X X nI)の試薬と反応させそして任
意にこのようにして得られたチオ尿素をC3−6アルキ
ルハライドを用いてS−アルキル化することにより、製
造できる。
■ −CH−Z (XXXVIII) 本発明における式(1)の化合物およびある種の中間生
成物はそれらの構造中に非対称性炭素原子を有する。こ
のキラール中心はR−およびS配置で存在でき、このR
−およびS−記号はピュア・アプライド・ケミストリイ
(Pure Appl。
Chem、)、1976.45.11−30中に記され
ている規則に対応している。本発明の純粋な立体化学的
異性体形は当技術で公知の工程の応用により得られる。
ジアステレオ異性体は物理的な分離方法、例えば選択的
結晶化およびクロマ1−グラフィ技術、例えば向流分配
、により分離でき、そしてエナンチオマーは光学的に活
性な酸を用いるそれらのジアステレオマー塩の選択的な
結晶化により互いに分離することができる。反応が立体
特異的に起きるなら、純粋な立体異性体形は適当な出発
物質の対応する純粋な立体化学的異性体形から誘導する
こともできる。
本発明の化合物、それらの薬学的に許容可能な酸付加塩
およびそれらの可能な立体化学的異性体形は有用な薬学
的性質を有する。例えば、それらはレチノイド類、例え
ば全トランスーレチノン酸、13−シスレチノン酸およ
びそれらの誘導体の血漿除去を抑制する。後者はレチノ
ン酸のより持続した/より高い組織濃度並びに種々の細
胞型の分化および成長の改良された抑制を生じる。さら
に、ある種の化合物は黄体ホルモンからのアンドロゲン
の生成を抑制し、および/または哺乳動物の男性ホルモ
ンステロイドからの発情物質の生成に触媒作用を与える
酵素複合アロマターゼの活性を抑制する。化合物の番号
はトロンボキサンA2の生合成に体する抑制活性も示し
ている。
レチノン酸の代謝を遅延させる本発明の化合物の性質は
種々の生体内実験で容易に証明できる。
特定の試験工程は以下では「内因的または外因的に投与
される全トランスーレチノン酸の代謝」として記されて
おり、そしてそれは内因的または外因的に投与され投与
される全トランスーレチノン酸の血漿除去の抑制を示し
ている。そのままで、レチノイドにより影響を受けるこ
とが知られている種々の細胞型の成長および分化速度を
調節するために式(I)の化合物を使用できる。レチノ
イド類、例えば13−シスーレチノン酸、全トランスー
レチノン酸およびそれらの誘導体が上皮源または間葉源
であろうと数種の細胞型の中で分化および増殖を調節す
る能力はたくさん研究されておりそしてザ・ジャーナル
・オブ・クリニカル・ケミストリイ・アンド・クリニカ
ル・バイオケミストリイ(J、 Cl1n、 Cham
、 Cl1n、 Biochem、)、26.479−
488(1983);ファーマコロジカル・レビューズ
(Pharmacological Reviews)
、36.935−1005、(1984)、アルキゾ・
デルマトロジイ(Arch、 Dermatol、)、
上上ユ、160−180、(1981)およびジャーナ
ル・オブ・メディシナル・ケミストリイ(Journa
lu of Medicinal Chemistry
)、翌5.1269−1277、(1982)中に記さ
れている。
レチノン酸の代謝を遅延させるためのそれらの能力に関
して言えば、従って上皮細胞の増殖増加および/または
異常な分化により特徴づけられている疾病の治療におい
て該化合物を使用できる。
特に、本発明の化合物は本質的には上皮組織中で生じる
細胞分化の脱線である癌腫の治療用に使用できる。別の
用途には、癌の治療の他に、種々の角化疾病、例えば座
遼、朝鮮、層板魚鱗解、足底いぼ、線維症、鯨細胞症性
ニグリカンス、レーヘン・プラヌス(lechen p
lanus)、軟属腫、黒皮症、角膜上皮剥離、地図状
舌、フォックス−フォルダイス症、皮膚のメスタテイッ
ク黒腫およびヘロイド、表皮腫症性角化症、グリエル症
、毛孔性紅色批糠疹、先天性急鱗形紅皮症、手掌足底角
質増多症、および同様の疾病、の治療が包含される。
抗−腫瘍活性は数種のレチノン酸−感受性および非感受
性細胞線並びに固体腫瘍中で、例えば雌のハツカネズミ
中でのTa3−Ha誘発性乳房腫瘍中で、示すことがで
きる。
アンドロゲンおよび/または発情物質の生成の抑制は、
本発明の化合物を人間の胎盤顆粒の存在下での黄体ホル
モンからアンドロゲンへの転化に対する影響を分析する
ことにより示すことができる。アンドロゲンまたは発情
物質の生成の試験管内抑制は、例えば犬、鼠またはハツ
カネズミにおける血漿テストステロンまたは発情物質濃
度の抑制を測定することにより、示すことができる。多
数の関連試験がヨーロッパ特許用[260,744およ
びヨーロッパ特許出願29.3,978中に記されてお
り、これらの両者はここでは参照として記しておく。発
情物質および/またはアンドロゲンの生合成を抑制する
それらの能力に関して言えば、該化合物を発情物質また
はアンドロゲン依存性疾病、例えば肺癌、子宮内膜症、
子宮内膜癌、多房性卵巣症、良性の肺疾病、前立腺癌お
よび粗毛症の治療において使用できる。
特に前立腺癌の治療における、これらの疾病でのアンド
ロゲン抑制剤の有利な効果は例えばジャナル・オブ・ウ
ロロジイ(Journal of Urology)s
上主文、61−63(1984)中に記されている。
特に肺癌の治療における、これらの疾病でのアロマター
ゼの有利な効果は例えばキャンサー・リザーチ(Can
cer Re5earch)、土)、補8:3261s
(1982)中に記されている。
当該化合物の有用性に関して言えば、本発明は上皮また
は開業性であっても、外皮、内皮または中胚葉源であっ
ても、或いは発情物質依存性、アンドロゲン依存性また
は非発情物質依存性であってもよい正常な、前癌状態の
または新生物細胞の増殖増加および/または異常な分化
により特徴づけられている疾病に罹っている哺乳動物の
治療方法を提供する。該方法は後者に該疾病を治療する
のに有効な量の式CI)の化合物、それらの薬学的に許
容可能な酸−付加塩、または可能な立体化学的異性体形
を全身的にまたは局所的に投与することからなっている
。特に、本発明は該正常な、前癌状態のおよび新生物細
胞の成長および分化がレチノイドの作用に感受性がある
ような方法を提供する。
組織の過度の増殖および/または異常な分化により特徴
づけられている疾病の治療の専門家は以下に示されてい
る試験結果から有効量を決めることができるであろう。
−殻内には、有効量は0゜001rng/kg−50m
g/kgの体重、そしてより好適には0.01mg/k
g−1ong/kgの体重、であることがもくろまれて
いる。
当該化合物は投与目的用の種々の薬学的形態に調合でき
る。適当な組成物としては、全身的または局所的投与薬
品用に一般的に使用されている全ての組成物が挙げられ
る。本発明の薬学的組成物を製造するためには、活性化
合物としての任意に酸−付加塩計であってもよい有効量
の特定化合物を薬学的に許容可能な担体と良く混合して
一緒にし、該担体は投与用に望まれる製造形に依存して
多種の形をとることができる。これらの薬学的組成物は
、特に経口的、直腸内、皮下、または非経口的注射によ
る投与用に適している単位投与形であることが望ましい
。例えば、経口的投与形の組成物を製造する際には、例
えば懸濁液、シロップ、エリキシルおよび溶液の如き経
口的調合物の場合には例えば水、グリコール類、油類、
アルコール類など、または粉剤、丸薬、カプセルおよび
錠剤の場合には例えば澱粉、砂糖、カオリン、潤滑剤、
結合剤、崩壊剤などの如き固体担体のいずれの一般的な
薬学的媒体も使用できる。投与の容易さのため、錠剤お
よびカプセルが最も有利な経口的投与単位形であり、こ
の場合にはもちろん固体の薬学的担体が使用される。非
経口的組成物用には、担体は一般的には少なくとも大部
分の殺菌水からなっているが、例えば溶解を助けるため
の他の成分類を含むこともできる。例えば担体が食塩水
溶液、グルコース溶液または食塩水およびグルコース溶
液の混合物である注射溶液を調合できる。注射懸濁液も
調合でき、この場合には適当な液体担体、懸濁剤などを
使用できる。使用の直前に液体形の調合物に転化させる
ための固体形の調合物も包含される。皮下投与用に適し
ている組成物中では、担体は任意に浸透促進剤および/
または適当な湿潤剤を含んでいてもよく、それは任意に
少量の皮膚に対して認められる変性効果を与えないいず
れの性質の適当な添加物と一緒にされていてもよい。局
所的用途用の適当な組成物としては、局所的投与薬品用
に一般的に使用されている全ての組成物、例えばクリー
ム、ゼリー、塗布剤、シャンプー、チンキ剤、ペースト
、軟膏、粉剤などが挙げられる。該組成物の摘要は例え
ば窒素、二酸化炭素、フレオンの如き抛射薬を用いてま
たは抛射薬を用いないエーロゾル、例えばポンプスプレ
ドロップ、ローション、或いはスワブにより適用できる
濃厚組成物の如き半固体によることもできる。特別な組
成物中では、半固体組成物、例えば軟膏、クリーム、ゼ
リー、軟膏などが簡便に使用されるであろう。
投与の容易さおよび投与形の均一性のために上記の薬学
的組成物を投与単位形に調合することが特に有利である
。明細書および特許請求の範囲中で使用されている投与
単位形とはここでは単位投与量として適している物理的
に分離した単位を指しており、各単位は必要な薬学的な
担体と組み合わされて希望する治療効果を生じると計算
されたあらかじめ決められた量の活性成分を含有してい
る。そのような投与単位形の例は、錠剤(目盛り付きも
しくはコーティングされた錠剤を含む)、カプセル、丸
薬、粉剤小包、ウニ7アー、注射溶液もしくは懸濁液、
小匙分、大匙分、など、およびそれらの分割されている
複数分である。
他のそのような組成物は、化粧品型の調合物、例えハ化
粧水、パック、ローション、スキンミルクまたは乳液、
である。該調合物は活性成分の他に該調合物で一般的に
使用されている成分類を含有している。そのような成分
類の例は、油、脂肪、ワックス、表面活性剤、軟状剤、
濃化剤、酸化防止剤、粘度安定剤、キレート化剤、緩衝
剤、防腐剤、香料、染料、低級アルカノールなどである
希望により、別の成分類、例えば抗炎剤、抗バクテリア
剤、抗真菌剤、消毒剤、ビタミン、日焼は止め、抗生物
質または他の抗座疹剤である。
油の例は、脂肪および油、例えばオリーブ油および水素
化された油:ワックス、例えばビーズワックスおよびラ
ノリン:炭化水素、例えば液体パラフィン、セレシンお
よびスクアラン;脂肪酸、例えばステアリン酸およびオ
レイン酸;アルコール、例えばセチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ラノリンアルコール、およびヘキサ
ンデカノール;並びにエステル、例えばミリスチン酸イ
ンプロピル、パルミチン酸イングロビルおよびステアリ
ン酸ブチルである。表面活性剤の例としては、アニオン
系表面活性剤、例えばステアリン酸ナトリウム、セチル
硫酸ナトリウム、硫酸ポリオキシエチレンラウリル−エ
ーテル、N−アシルグルタミン酸ナトリウム:カチオン
系表面活性剤、例えば塩化ステアリル−ジメチル−ベン
ジルアンモニウムおよび塩化ステアリルトリメチルアン
モニウム;両性表面活性剤、例えばアルキルアミノエチ
ルグリシン塩酸塩溶液およびレシチン;並びに非イオン
系表面活性剤、例えばモノステアリン酸グリセリン、モ
ノステアリン酸ソルビタン、スクロース脂肪酸エステル
、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノパルミ
チン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチ
レンやし脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレングリコール(例えば「プルロ
ニック」の商標で販売されている物質)、ポリオキシエ
チレンひまし油、およびポリオキシエチレンラノリンで
ある。軟状剤の例には、グリセリン、l。
3−ブチレングリコール、およびプロピレングリコール
が包含され、低級アルコール類の例にはエタノールおよ
びインプロパツールが包含され、濃化剤の例にはキサン
タンゴム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコールお
よびナトリウムカルボキシメチルセルロースが包含され
、酸化防止剤の例にはブチル化されたヒドロキシトルエ
ン、ブチル化されたヒドロキシアニソール、没食子酸プ
ロピル、クエン酸およびエトキシキンが包含され、キレ
ート化剤の例にはシナj・リウムエデテトおよび二燐酸
エタンヒドロキシが包含され、緩衝剤の例はクエン酸、
クエン酸すトリウム、ホウ酸、ホウ砂、および燐酸水素
二ナトリウムを含み、そして防腐剤の例はパラヒドロキ
シ安息香酸メチル、バラヒドロキシ安息香酸エチル、デ
ヒドロ酢酸、サリチル酸および安息香酸である。軟膏、
クリーム、化粧水、スキンミルクなどの調合用には、典
型的には0.01〜lO%、特に0.1〜5%、そして
より特に0.2〜2.5%の活性成分を該組成物中に加
える。軟膏またはクリーム中では、担体は例えば1〜2
0%の、特に5〜15%の軟釈剤、0.1〜10%の、
特に0.5〜5%の、濃化剤および水からなっており、
或は固体の担体は70〜99%の、特に20〜95%の
表面活性剤、および0〜20%の、特に2.5〜15%
の脂肪;または80〜99.9%の、特に90〜99%
の濃化剤:または5〜15%の表面活性剤、2−15%
の軟釈剤、0〜80%の油、非常に少量の(〈2%の)
防腐剤、着色剤および/または香料、並びに水からなっ
ていてもよい。化粧水中では、担体は例えば2〜10%
の低級アルコール、0゜1−10%の、または特に0.
5〜1%の表面活性剤、1〜20%の、特に3〜7%の
軟釈剤、0〜5%の緩衝剤、水、少量の(〈2%の)防
腐剤、着色剤および/または香料からなっている。上記
の調合物中では、全ての%記号は重量対重量百分率を指
している。該調合物中に関する軟釈剤、表面活性剤、油
などは化粧技術で使用されている成分であるが、好適に
は1種以上の上記の成分である。さらに、上記の組成物
中で1種以上成分が組成物の主要部分を形成している時
には、他の成分類はもちろんそれらの指定されている最
高濃度では存在できず、従って組成物の残りを形成して
いる。
本発明の方法で使用するための特別な組成物は、活性成
分が細胞内脂肪粒子−含有組成物中で調合されているも
のである。細胞内脂肪粒子は、例えば有極性脂質、例え
ばフォスファチジルコリン、エタノールアミンおよび血
清、スフィンゴミエリン、カルシオリピン、プラスマロ
ゲン、フォスファヂジン酸およびセレブロシドの如き両
親媒性分子により製造される人口的小胞である。細胞内
脂肪粒子は適当な両親媒性分子が水または水溶液中で膨
潤可能である時に製造されて、−殻内には水性物質によ
り互いに分離されている多くの二層からなる多層構造で
ある液体結晶を形成している。水性物質をカプセル化し
ている1個の二層からなっていることが知られている他
の細胞内脂肪粒子は単層の小胞と称されている。水溶性
物質が脂質の膨潤中に水相中に含まれているなら、それ
らは脂質の二層の間の水層中に滞留し始める。
本発明の他の面では、不活性担体、有効量の式(I)の
化合物、それの酸付加塩または立体化学的異性体形、お
よび有効量のレチノン酸、それの誘導体またはそれの立
体化学的異性体形からなる特定の薬学的または化粧品組
成物が提供される。
該レチノン酸含有組成物は、座痢の治療用または皮膚の
老化影響の遅延用に特に有用であり、そして−殻内に皮
膚、特に人間の顔の皮膚の性質を改良する。皮膚学的に
許容可能な担体と良く混合されている活性としてのレチ
ノン酸またはそれの誘導体を含有している薬学的または
化粧品組成物は、従来の混和技術、例えばレチノン酸お
よびそれの誘導体の局所的用途用に公知のもの、に従い
調合できる。レチノン酸の局所的用途用の従来の薬学的
混和技術は例えば米国特許番号3,906.108およ
び4,247,547中に記されており、それらはここ
では参照として記す。好適な局所的用途用の組成物は、
半固体もしくは液体の希釈剤または担体中の0.005
〜0.5%(特に0.O1〜0.1%)の全トランスー
レチノン酸、13−シスーレヂノン酸またはそれの誘導
体および0゜1〜5%の式(I)の化合物および皮膚学
的に許容可能なそれの酸付加塩またはそれの立体化学的
異性体形からなっているクリーム、軟膏またはローショ
ンである。これらの好適な組成物は好適には非刺激性で
ありそしてできるだけ無臭および非毒性でなけれはなら
ない。皮膚への適用の簡便さのために、組成物は水また
は有機溶媒の他に一般的に数種のある種の有機皮膚軟化
剤、組成物の水相および/または非水相用の乳化剤、湿
潤剤、防腐剤、並びに皮膚中の活性剤の浸透および保持
を促進させる試薬を含有している。
下記の実施例は本発明を説明するためのものであり、そ
して本発明の範囲を限定するためのものではない。断ら
ない限り、全ての部数は重量による。
実験部分 実施例1−a α)8.6部の7−キラリンメタノール、20部の酸化
マンガン(IV)および130部のジクロロメタンの混
合物を室温で24時間撹拌した。反応混合物を珪藻上上
で濾過し、そして濾液を蒸発させた。残渣をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル; C82C122/ C
H30H98:2)により精製した。希望する留分の溶
離剤を蒸発させて、8部(94,2%)の7−キツリン
カルポキシアルデヒドを生成した。融点56°C(中間
生成物1a)。
β)温度を0°C〜5°Cの間に保ちながら、1.25
部のマグネシウム、14部の1,1′−オキシビスエタ
ンおよび8部のブロモベンゼンの撹拌されている混合物
に8部の中間生成物1−aすなわち7−キツリンカルポ
キシアルデヒドの72部のテトラヒドロフラン中溶液を
加えた。室温で12時間撹拌した後に、反応混合物を3
00部の氷水中に注いだ。生成物を1.1’−オキシビ
スエタン(3×70部)で抽出した。−緒にした抽出物
を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、CH,(12/CH3
0H98: 2)により精製した。希望する留分の溶離
剤を蒸発させて、3.2部(26,6%)のα−フェニ
ル−7−キツリンメタノールヲ生成した。融点1.18
°C(中間生成物2−a)。
15】 同様な方法で表1 aに挙げられている中間生成 表1−a 物も製造された。
実施例2−a α)34部の6−キラリンメタノール、70部の酸化マ
ンガン(IV)および300部のトリクロロメタンの混
合物を室温で24時間撹拌した。反応混合物を珪藻上上
で濾過し、そして濾液を蒸発させて、27.7部(82
,7%)の6−キツリンカルポキシアルデヒドを生成し
た。融点72°C(中間生成物16−a)。
β)撹拌されそして冷却されている(−510°C)5
.4部のチオフェンの21.3部の1.1’−オキシビ
スエタン中溶液に43.5部のn、ブチルリチウムのヘ
キサン中1.6M溶液を一部分ずつ添加した。0°Cに
おいて20分間撹拌した後に、5部の中間生成物16−
aすなわち6−キツリンカルポキシアルデヒドの71.
2部のテトラヒドロフラン中溶液を加えた。0°Cにお
ける撹拌を1時間続け、そして次に反応混合物を200
部の氷水中に注いだ。生成物を1.1’−オキシビスエ
タンで抽出し、抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発さ
せた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;
CH2CQ2/CH30H95:5)により精製した。
希望する留分の溶離剤を蒸発させて、2.4部(31,
1%)のα−(2−チエニル)−6キノリンメタノール
(中間生成物17−a)を生成した。
実施例3−a α)45゜3部の三塩化アルミニウムを6.9部のN、
N−ジメチルホルムアミドに滴々添加した。
70°Cで5分間撹拌した後に、5部の3,4−ジヒド
ロキノリン−2(I H)−オンを加え、そしてさらに
5分後に4.7部の塩化ベンゾイルを加えた。70°C
における撹拌を2時間続け、そして次に反応混合物を注
意深く氷水中に注いだ。50mffの12N HCQを
加え、そして全体を15分間撹拌した。沈澱を濾別し、
そして2−プロパツール中で沸騰させた。生成物を濾別
し、2−プロパツールおよび2,2′−オキシビスプロ
パンで洗浄し、そして真空中で60°Cで乾燥して、6
.3部(73,8%)の6−ペンゾイルー3.4−ジヒ
ドロ2(IH)−キノリノンを生成した。融点211゜
0°C(中間生成物18−a)。
β)27.3部の中間生成物18−aすなわち6ベンゾ
イルー3.4−ジヒドロ−2(l H)−キノリノンの
790部のメタノール中懸濁液に115部の水酸化ナト
リウムIN水溶液を加えた。10分間撹拌した後に、4
.54部のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを一度に加え
た。撹拌を室温で週末まで続けた。110m(2のlN
HCl2および1000部の水を加えた。沈澱を濾別し
、水中で15分間撹拌し、そして次にメタノールおよび
メチルベンゼンの混合物中に加えた。この溶液を蒸発さ
せ、モして残渣をメチルベンゼンと共に蒸発させた。生
成物を濾別しそして70°Cにおいて乾燥させて、21
.9部(78,6%)の3,4−ジヒドロ−6−(ヒド
ロキシフェニルメチル)−2(IH)−キノリノンを生
成した。融点175.0°C(中間生成物19−a)。
同様な方法で下記のものも製造された:6−[(3−ク
ロロフェニル)ヒドロキシメチル]3.4−ジヒドロ−
6−(ヒドロキシフェニルメチル)−2(IH)−キノ
リノン、融点181.1’o(中間生成物2O−a)、 3.4−ジヒドロ−6−(ヒドロキシエチル)−2(I
H)−キノリノン、融点174.5°C(中間生成物2
l−a)、および 3.4−ジヒドロ−6−[ヒドロキシ(イングロビル)
メチル]−2(IH)−キノリノン、融点194゜4℃
(中間生成物22−a)。
実施例4−a 3.2部の中間生成物2すなわちα−フェニル7−キラ
リンメタノール、8部の塩化チオニルおよび65部のジ
クロロメタンの混合物を室温で4時間撹拌した。反応混
合物を蒸発させ、モして残渣を水中に注いだ。生成物を
ジクロロメタン(3×39部)で抽出し、−緒にした抽
出物を乾燥し、濾過しおよび蒸発させて、3.4部(9
8,5%)の’l(クロロフェニルメチル)キノリン(
中間生成物23−a)を生成した。
同様な方法で表2−aに挙げられている中間生成物も製
造された。
表2−a 実施例5−a 2部の中間生成物21−aすなわち3.4−ジヒドロ−
6−(ヒドロキシエチル)−2(LH)−キノリノンの
8.9部のテトラヒドロフラン中の撹拌されている混合
物に1.62部の塩化チオニルを加えた。室温での撹拌
を一夜続けた。反応混合物を蒸発させ、そして残渣をメ
チルベンゼンと共に蒸発させて、2.3部(93,4%
)の6−(l−クロロエチル)−3,4−ジヒドロ−2
(IH)−キノリノン塩酸塩(中間生成物36−a)を
生成した。
実施例6−a 2部の中筒生成物19−aすなわち3.4−ジヒドロ−
6−(ヒドロキシフェニルメチル)−2(LH)−キノ
リノンおよび355部の臭化水素酸の酢酸中30%溶液
の混合物を室温で一夜撹拌した。
反応混合物を蒸発させ、そして残渣を酢酸エチル中で撹
拌した。生成物を濾別し、酢酸エチルおよび2.2′−
オキシビスプロパンで洗浄し、そして真空中で35°C
で乾燥して、23部(67,2%)の6−[ブロモフェ
ニルメチル]−3,4−ジヒドロ−2(IH)−キノリ
ノン臭化水素酸塩二水塩を生成した。融点119℃(中
間生成物37−a)。
同様な方法で下記のものも製造された:6−[ブロモ(
3−クロロフェニル)メチル]−3。
4−ジヒドロ−2(IH)−キノリノン臭化水素酸塩(
中間生成物38−a)、および 6−[ブロモシクロヘキシルメチル]キノリン(中間生
成物39−a)。
実施例7−a α)撹拌されそして冷却(0°C)されている55゜2
部の量の硫酸に13部の1(2−メチル−1−フェニル
プロピル)−(IH)−イミダゾール−硝酸塩を加えた
。0℃で1部2時間撹拌した後に、反応混合物を氷水中
に注いだ。全体をアンモニアで塩基性とし、そしてジク
ロロメタンで抽出した。
抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、12部(
97,8%)の1−[2−メチル−1−(4ニトロフエ
ニル)−プロピル]−(L H)−イミダゾール(中間
生成物4O−a)を生成した。
β)12部の中間生成物40−aすなわち1−[2メチ
ル−1−(4−ニトロフェニル)−プロピル]−(l 
H)−イミダゾールおよび79部のメタノールの混合物
を室温および2.lO’Paにおいて3部のラネーニッ
ケルを用いて水素化した。触媒を濾別し、モして濾液を
蒸発させて、12部(100%)の4−[1−(LH)
−イミダゾール−lイル)−2−メチルプロピル]ベン
ゼンアミン(中間生成物4l−a)を生成した。
実施例8−a α)撹拌されている88.7部の1−[クロロフェニル
メチル]−4−二トロベンゼンの790部のアセトニト
リル中溶液に121.8部のIH−イミダゾールを加え
た。還流温度で24時間撹拌した後に、反応混合物を蒸
発させた。残液をメチルベンゼン中に加えた。この溶液
をに2CO3(水性)で洗浄し、乾燥し、濾過しそして
蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカ
ゲル;CH2C(A2/ CH30H98:25)によ
り精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させて、53
1(53%)のl[(4−ニトロフェニル)フェニルメ
チル]−1H−イミダゾール(中間生成物42−a)を
生成した。
β)39部の中間生成物42−aすなわちl−[(4ニ
トロフエニル)フェニルメチル]−1H−イミダゾール
の240部のエタノール中溶液を3.10’Paにおい
て20部のラネーニッケルを用いて水素化した。計算さ
れた量の水素が吸収された後に、触媒を濾別しモして濾
液を蒸発させて、34.6部(99,1%)の1−[(
IH−イミダゾール−1−イル)フェニルメチル]−ベ
ンゼンアミン(中間生成物43−a)を生成した。
同様な方法で下記のものも製造された:4−[(4−フ
ルオロフェニルXIH−イミダゾール−1−イル)メチ
ルゴーベンゼンアミン(中間生成物44−a)、および 1−[(4−クロロフェニルXIH−イミダゾールl−
イル)メチルゴーベンゼンアミン(中間生成物45−a
)。
実施例9−a α)撹拌されそして冷却(0°C)されている5部の量
のN−[4−[(3−クロロフェニル)ヒドロキシメチ
ル]フェニル]アセトアミド、66.5部のジクロロメ
タンおよび5.5部のNN−ジエチルエタンアミンの混
合物に3゜1部の塩化メタンスルホニルの13.3部の
ジクロロメタン中溶液を窒素雰囲気下で加えた。1時間
撹拌した後に、反応混合物を蒸発させて、8部(100
%)の4(アセチルアミノ)−α−(3−クロロフェニ
ル)ベンゼンメタノールメタンスルホネート(エステル
)(中間生成物46−a)を生成した。
β)8部の中間生成物46−aすなわち4−(アセチル
アミノ)−α−(3−クロロフェニル)ベンゼンメタノ
ールメタンスルホネート(エステル)、10部のl H
−イミダゾールおよび39.5部のアセI〜二l−IJ
ルの混合物を還流温度で2時間撹拌した。反応混合物を
蒸発させモして残渣を酢酸エチルで抽出した。抽出物を
NaHCO3(水性)で洗浄し、乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させて、18部(100%)のN−[4−[(3
−クロロフェニル)(IH−イミダソール−1−イル)
メチル]フェニル]フェニルアセトアミド(中間生成物
47−a)を生成した。
γ)80部の中間生成物47−aすなわちN−[4[(
3−クロロフェニルXIH−イミダゾールl−イル)メ
チル]フェニル]フェニルアセトアミド、1.50 m
Qの塩酸2N水溶液および15.8部のメタノールの混
合物を還流温度で2時間撹拌した。反応混合物を蒸発さ
せ、そして残渣を塩基性とした。生成物をジクロロメタ
ンで抽出し、抽出物を洗浄し、乾燥し、濾過し、そして
蒸発させた。
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;CH2
CQ2/CH2OH98: 25)により精製した。希
望する留分の溶離剤を蒸発させて、14゜1部(20,
2%)の1−[(3−クロロフェニル)(IH−イミダ
ゾール)メチル]ベンゼンアミン(中間生成物48−a
)を生成した。
同様な方法で、4−[(3−フルオロフェニル)(lH
−イミダゾール)メチル]ベンゼンアミン(中間生成物
49−a)も製造された。
実施例1O−a 撹拌されそして冷却(0℃)されている14.6部の量
の4−[(4−タロロフェニルXIH−イミダゾール)
メヂル]ベンゼンアミン、60.9部のベンゼンおよび
6.86部のピリジンの混合物に10.6部の3−7エ
ニルー2−プロペノイルクロライドの17.4部のベン
ゼン中溶液を窒素雰囲気下で加えた。室温で一夜撹拌し
た後に、反応混合物を塩基性とし、そして酢酸エチルで
抽出した。抽出物を水で洗浄し、乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させた。残渣をジクロロメタンから結晶化させた
。生成物を濾別しそして乾燥して、17゜7部(83,
8%)のN−[4−[(4−クロロフェニル)(lH−
イミダゾール)メチル]フェニル]3−7エニルー2−
プロペンアミドを生成した。
融点244°C(中間生成物5O−a)。
同様な方法で表3−aに挙げられている中間生成物も製
造された。
表3 し、l、2−ジクロロエタンで洗浄し、そして乾燥して
、9.8部(74,8%)のN−[1−(IHイミダゾ
ール−1−イルメチル)フェニル1−3−オキソブタン
アミドを生成した。融点175°C(中間生成物57−
a)。
同様な方法で表4−aに挙げられている中間生成物も製
造された。
表4−a 撹拌されている10部の量の4−[(IH−イミダゾー
ル−1−イル)メチル1ベンゼンアミンの180部の1
.2−ジクロロエタン中溶液に3.9部の4−メチレン
−2−オキセタノンを滴々添加した。室温で1部2時間
撹拌した後に、沈澱を濾別3.4部の7−[クロロフェ
ニルメチル]キノリン、4.5部のIH−イミダゾール
および72部のN、N−ジメチルホルムアミドの混合物
を80°Cで6時間撹拌した。反応混合物を蒸発乾固し
、モして残渣を水中に加えた。生成物を65部のジクロ
ロメタンで3回抽出した。−緒にした抽出物を乾燥し、
濾過しそして蒸発させた。残液をカラムクロマトグラフ
ィーによりシリカゲル上でジクロロメタンおよびメタノ
ールの(95:5容量)混合物を溶離剤として使用して
精製した。生成物を濾別しそして乾燥して、1.27部
(33,2%)の7−[(IH−イミダゾール−1−イ
ル)フェニルメチル]キノリンを生成した。融点110
.7°C(化合物26−a)。
実施例13−a 12.3部の6−(クロロメチル)キノリン、9゜5部
のIH−イミダゾール、19.2部の炭酸カリウムおよ
び135部のN、N−ジメチルホルムアミドの混合物を
80°Cで3時間撹拌した。蒸発乾固した後に、残渣を
水中に加えそしてさらに実施例12−aに記されている
のと同様な工程に従い精製して、10部(48%)の6
−(l H−イミダゾール−1−イルメチル)キノリン
塩酸塩を生成した。融点254.6°C(化合物19−
a)。
実施例14−a 5.34部の6−[クロロ(4−クロロフェニル)メチ
ル]キノリン、6.4部のLH−1,2,4−トリアゾ
ール、1.26部の炭酸カリウムおよび79部のアセト
ニトリルの混合物を還流温度で8時間撹拌した。蒸発乾
固した後に、残渣を水中に加えそしてさらに実施例12
−aに記されているのと同様な工程に従い精製して、3
部(49,2%)の6−[(4−クロロフェニルX4H
−1,2,4トリアゾール−4−イル)メチル]キノリ
ン半水塩を生成した。融点87.8°C(化合物35−
a)。
実施例15−a 2.3部の6−(1−クロロエチル)−3,,4−ジヒ
ドロ−2(IH)−キノリノン塩酸塩、24部のアセト
ニトリル、7.7部のジメチルスルホキシドおよび3,
8部のIH−イミダゾールの混合物を60−70°Cで
一夜撹拌した。蒸発乾固した後に、残渣を水中に加えそ
してさらに実施例12aに記されているのと同様な工程
に従い精製して、1.2部(53,5%)の3,4−ジ
ヒドロ−6−[1(LH−イミダゾール−I−イル)エ
チル]−2(IH)−キノリノンを生成した。融点18
4.8°C(化合物12−a)。
実施例16−a 15部のび一フェニル−6−キツリンメタノール、21
部の1,1′−カルボニル−ビス[lHイミダゾール]
および135部のN、N−ジメチルホルムアミドの混合
物を室温で12時間撹拌した。
蒸発乾固した後に、残渣を室温で140部の1゜1′−
オキシビスエタンおよび200部の水の混合物中で20
分間撹拌した。混合物を濾過し、モして濾液をトリクロ
ロメタンおよび水で抽出した。
分離した有機相を乾燥し、濾過しそして蒸発させた。残
渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で酢
酸エチルおよびシクロヘキサンの(70:30容量)混
合物を溶離剤として使用して精製した。純粋な留分を集
め、そして溶離剤を蒸発させた。残渣を8部の2−プロ
パノンおよびエタノール中でOoCで硫酸塩に添加させ
た。塩を濾別し、そして2−プロパツールおよびメタノ
ールの混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそして
乾燥して、1.33部(5,1%)の6−[(lHイミ
タソール−1−イル)フェニルメチル]キノリン硫酸塩
(1: l)−水塩を生成した。融点135°c (化
合物23−a)。
ルメチル)フェニル]−3−オキソブタンアミドを73
.6部の濃硫酸に滴々添加した(発熱反応、温度は90
℃に上昇した。添加の完了後に、混合物を70°Cで1
時間撹拌した。反応混合物を砕氷中に注ぎ、そして全体
を水酸化アンモニウム溶液でpH9に中和した。沈澱し
た生成物を濾別し、そして水中に加えた。全体をジクロ
ロメタンで抽出した。水層を濃縮した。結晶化した生成
物を濾別し、2−プロパノンで洗浄し、そして真空中で
100°Cにおいて乾燥して、2.25部(34,8%
)の6−(IH−イミダゾール−1−イルメチル)−4
−メチル−2(IH)−キノリノンを生成した。融点2
66.0°C(化合物1−a)。
実施例18−a 撹拌されそして加熱(100℃)されている10部の4
−(l H−イミダゾール−イルメチル)ベンゼンアミ
ンの50部のポリ燐酸中溶液に15部のエチル3−オキ
ツブクツエートを加えた。全体を140°Cで4時間撹
拌した。100部の水を混合物に加えそして全体を炭酸
ナトリウムで中和した。生成物を酢酸エチルおよびメタ
ノールの混合物で抽出した。抽出物を乾燥し、濾過しそ
して蒸発させた。濃縮物を2−プロパノンおよびメタノ
ールの混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそして
乾燥して、2部(14,4%)の6−(l Hイミダゾ
ール−1−イルメチル)−2−メチル4(IH)キノリ
ノンを生成した。融点245゜5°C(分解)(化合物
5l−a)。
実施例19−a 撹拌されている10.5部のN−[1−[(IHイミダ
ゾール−1−イル)フェニルメチル]フェニル]−3−
7エニルー2−プロペンアミドの100部のクロロベン
ゼン中溶液に18.5部の塩化アルミニウムを加えた。
反応混合物を120°Cで3時間撹拌した。室温に冷却
した後に、生成物を酢酸エチルで抽出した。抽出物を乾
燥し、濾過しそして蒸発させた。残渣をカラムクロマト
グラフィーによりシリカゲル上でジクロロメタンおよび
メタノールの(90:10容量)混合物を溶離剤として
使用して精製した。純粋、な留分を集め、そして溶離剤
を蒸発させた。生成物を濾別しそして乾燥して、1.3
部(15,4%)の6−[(1旦−イミダゾール−1−
イル)フェニルメチル]−2(IH)キノリノンを生成
した。融点226.9°C(化合物2−a)。
撹拌されている2部のナトリウムの24部の1グロパノ
ール中溶液に5.2部の2−クロロ6−(IH−イミダ
ゾール−1−イルメチル)−4メヂルキノリンの16部
の1−プロパノール中溶液を室温で窒素雰囲気下で加え
た。還流温度で2時間撹拌した後に、混合物を蒸発させ
た。残渣を炭酸カリウム溶液中に加え、そして生成物を
酢酸エチルで抽出した。抽出物を乾燥し、濾過しそして
蒸発させた。残液をカラムクロマトグラフィーによりシ
リカゲル上でジクロロメタンおよびメタノールの(98
:2容量)混合物を溶離剤として使用して精製した。純
粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させた。残液を2
−プロパノンから結晶化させた。生成物を濾別しそして
乾燥して、1.8部(31,9%)の6−(IH−イミ
ダゾール−1−イル)フェニルメチル4−メチル−プロ
ポキシキノリンを生成した。融点137.9°C(化合
物25−a)。
実施例2l−a 13部の6−(IH−イミダゾール−1−イルメチル)
−4−メチル−2(IH)−キノリノンの55部の塩化
ホスホリル中溶液を室温で1時間撹拌した。蒸発後に、
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
トリクロロメタンおよびメタノールの(95:5容量)
混合物を溶離剤として使用して精製した。純粋な留分を
集め、モして溶離剤を蒸発させた。残渣をアセトニトリ
ルおよび2,2′−オキシビスプロパンの混合物から結
晶化させた。生成物を濾別しそして乾燥して、■。
75部(12,5%)の2−クロロ−6−(IHイミダ
ゾール−1−イルメチル)−4−メチルキノリンを生成
した。融点120.6°C(化合物24−a)。
実施例12−a〜21−a中に記されているのと同様な
製造方法により表5−a〜3−aに挙げられている全て
の他の化合物が得られ、ここで実際の製造方法は2項(
実施例番号)中に示されている。
表5−a 前記および下記の表において、pはキノリン環上のIH
−アゾール−1−イルメチル部分の位置を示している。
表6 一992− 表8−a C−a)薬学的実施例 本発明の化合物の有用な薬学的性質を例えば下記の実験
により示すことができる。
体重が200−210gの雄のウィスターを賦形薬(P
EG200)または40mg/kgの式(I−a)の化
合物で経口的に処置した。1時間後ニ、動物にエーテル
麻酔をかけそして20部gの全トランスーレチノン酸を
含有している0、50mαの食塩水溶液を頚静脈孔内に
注射した。この注射から2時間後に、鼠を路頭により殺
し、そして血液をヘパリン上で集めた。血液試料を遠心
しく1000g、15分)、そして血漿を回収して血漿
性の全トランスーレチノン酸の量を測定した。
試料をHPLCにより紫外線検出器で350nmにおい
て分析した。定量はピーク面積積分および外部標定によ
りなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処置さ
れた動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能(<
0.5部g/mρ)であったが、化合物番号2−as 
3−a、 4−a)5−a、 6−a、 8−a、 9
−a、  l O−a。
11−a、12−a、15−a、16−a。
20−a、21−a、24−a、33−a。
41−a、42−a、55−aおよび67−aは血漿か
らの全トランスーレチノン酸の回収を40m g / 
k gの投与後に少なくとも10部g/mQに高めた。
体重が200−210gの雄のウィスターを賦=182 形薬(PEG200)または40mg/kgの式(I−
a)の化合物で経口的に処置した。1時間後に、動物に
エーテル麻酔をかけそして20部gの全トランスーレチ
ノン酸を含有している0、50mQの食塩水溶液を頚静
脈孔内に注射した。この注射から2時間後に、鼠を断頭
により殺し、そして血液をヘパリン上で集めた。血液試
料を遠心しくlooog、15分)、そして血漿を回収
して血漿性の全トランスーレチノン酸の量を測定した。
試料をHPLCにより紫外線検出器で350nmにおい
て分析した。定量はピーク面積積分および外部標定によ
りなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処理さ
れた動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能(<
 0.5 n g/m(1)であったが、化合物番号2
  a% 3  a14−as7−a、8−a、11−
a、12−a、16−a。
19−a、20−a、24−a、33−a。
41  a、42−a、46−a、48−a。
49−a、51−a、55−a、56−a。
59−a、60−a、66−a、67−a。
68−a、69−aおよび70−aは血漿からの全トラ
ンスーレチノン酸の回収を少なくともlng/mQに高
めた。
実施例1−b 激しく撹拌されている45部の量の三塩化アルミニウム
に7.05部のN、N−ジメチルホルムアミドを滴々添
加した。70℃で5分間撹拌した後に、5部の塩化ベン
ゾイルを加え、そして4.7部の3.4−ジヒドロ−2
(LH)−キナゾリンを滴々添加した。撹拌を70°C
で2時間続けた。反応混合物を氷水中に注ぎ、そして6
3.5部のHCQを加えた。沈澱を濾別しそして2−メ
トキシエタノールから再結晶化させて、6.5部(76
゜4%)の6−ペンゾイルー3,4−ジヒドロ−2(I
H)−キナゾリンを生成した。融点264.8°C(中
間生成物1−b)。
同体な方法で表1−bに挙げられている中間生成物も製
造された。
表1−b ■ α)14.7m(1’)5−クロロ−2−二トロベンズ
アルデヒド、13.3部のトリノトキシメクン、0.1
5部の4−メチルベンゼンスルホン酸および64部の2
−グロパノールの混合物を還流温度において反応が完了
するまで撹拌した。冷却後に、Na2CO3を加えそし
て撹拌を5分間続けた。反応混合物を濾過しそして濾液
を蒸発させて、18゜3部(99,7%)の4−クロロ
−2−(ジメトキシメチル)−1−ニトロベンゼン(中
間生成物8b)を生成した。
β)9.55部のベンゼンアセトニトリルの90部のN
、N−ジメチルアセトアミド中溶液に76部の水素化ナ
トリウムの鉱油申分散液(50%)を加えた。混合物を
H2−発生が止むまで撹拌した。
次に1.28部の2−(2−メトキシエトキシ)N、N
−ビス[2−(2−メトキシエトキシ)エチル]エタン
アミン酸を加え、そして18.3部の中間生成物8−b
すなわち4−クロロ−2−(ジメトキシメチル)−1−
二トロベンゼンの27部のN、N−ジメチルアセトアミ
ド中溶液を滴々添加した。全体を室温でしばらく撹拌し
、そして次に氷水中に注いだ。中和後に、生成物をジク
ロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させて、28.1部(100%)の3−(ジメト
キシメチル)−4−ニトロ−α−フェニルベンゼンアセ
トニトリル(中間生成物9−b)を生成した。
γ)26.7部の中間生成物9−bすなわち3−(ジメ
トキシメチル)−4−ニトロ−α−フェニルベンゼンア
セトニトリル、12.3部の炭酸カリウムおよび360
部のN、N−ジメチルアセトアミドの混合物をその中に
空気を泡立たせながら室温で撹拌した。反応混合物を水
中に注ぎ、そして全体をジクロロメタンで抽出した。抽
出物を乾燥し、濾過し、蒸発させ、モして残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル;CHCL/ヘキサン
80:20)により精製した。希望する留分の溶離剤を
蒸発させて、18.1部(67,3%)の[3(ジメト
キシメチル)−4−ニトロフェニル]フェニルメタノン
(中間生成物to−b)を生成した。
δ)19部の中間生成物10−bすなわち[3−(ジメ
トキシメチル)−4−ニトロフェニル]フェニルメタノ
ン、40部の塩酸5N水溶液および120部のトリクロ
ロメタンの混合物を室温で一夜そして還流温度で4時間
撹拌した。冷却後に、有機層を分離し、NH,OH(水
性)で塩基性とし、水で洗浄し、乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させた。
残渣を2.2′−オキシビスプロパンおよび酢酸エチル
の混合物から結晶化させた。生成物を濾別し、2.2′
−オキシビスプロパンと酢酸エチルの混合物および2,
2′−オキシビスプロパンで連続的に洗浄し、そして真
空中で50°Cにおいて乾燥して、7.61部(49,
0%)の5−ベンゾイル−2−二トロベンズアルデヒド
を生成した。融点96.7°C(中間生成物1l−b)
ε)19部の中間生成物11−bすなわち5−ベンゾイ
ル−2−二トロベンズアルデヒド、6.18部のヒドロ
キシルアミン−塩酸塩、474部のエタノールおよび7
.76部の炭酸水素ナトリウムの混合物を14時間還流
させた。反応混合物を濾過し、そして濾液を蒸発させた
。残渣油を水中で撹拌した。固体を濾別し、そして酢酸
エチルおよびヘキサンの混合物から再結晶化させた。生
成物を濾別し、2.2’−オキシビスプロパンと酢酸エ
チルの混合物および2,2′−オキシビスプロパンで連
続的に洗浄し、そして真空中で60°Cにおいて乾燥し
て、16.6部(82,4%)の(E十Z)5−ベンゾ
イル−2−二トロベンズアルデヒド。
オキシムを生成した。融点135.0°C(中間生成物
12−b)。
ζ)17.5部の中間生成物12−bすなわち(E十Z
)−5−ベンゾイル−2−二トロベンズアルデヒド、オ
キシムおよび162部の無水酢酸の混合物を48時間還
流させた。反応混合物を蒸発させ、モして残渣を水中に
加えた。N a HCO、で塩基性とした後に、生成物
をジクロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、濾過し
、蒸発させ、そして残渣をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル;CHCa3/ヘキサ780:20)により
精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ、そして残
渣を酢酸エチルと共に蒸発させた。生成物をifエチル
と2.2′−オキシビスプロパンの混合物および酢酸エ
チルから連続的に結晶化させた。
生成物を濾別し、酢酸エチルと2,2′−オキシビスプ
ロパンの混合物で洗浄し、そして真空中で50℃におい
て乾燥して、5.30部(32,4%)の5−ベンゾイ
ル−2−二トロベンゾニi−リルを生成した。融点13
5.0℃(中間生成物13−b)。
η)8.9部の中間生成物13−bすなわち5−ベンゾ
イル−2−二トロペンゾニトリル、166部の硫酸およ
び10部の水の溶液を13部4時間90°Cに加熱した
。反応混合物を氷水中に注いだ。
沈澱を濾別し、そしてメタノールから再結晶化させた。
生成物を濾別し、メタノールおよび2,2′オキシビス
プロパンで洗浄し、そして真空中で60−70°Cにお
いて乾燥して、5.23部(54゜8%)の5−ベンゾ
イル−2−二トロペンズアミドを生成した。融点244
.3°C(中間生成物14−b)。
θ’)7.76部の中間生成物14−bすなわち5ベン
ゾイル−2−二トロペンズアミド、2部のチオフェンの
メタノール中4%溶液および198部のメタノールの混
合物を常圧および50°Cにおいて2部の木炭上の10
%パラジウム触媒を用いて一夜水素化した。触媒を濾別
し、そしてテトラヒドロフランで洗浄した。−緒にした
濾液を蒸発させ、そして残渣をメチルベンゼンと共に蒸
発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル;CHCl23/CH30H/ CHs OH(N 
Hs )90:5:5)により精製した。希望する留分
の溶離剤を蒸発させ、そして残渣をメタノール中に加え
た。この溶液を濃縮し、生成物を濾別し、メタノールお
よび2.2’−オキシビスプロパンで洗浄し、そして真
空中で60°Cにおいて乾燥して、2.84部(41,
0%)の2−アミノ−5−ベンゾイルベンズアミドを生
成した。融点225.2°C(中間生成物15−b)。
c)5部の中間生成物15−bすなわち2−アミノ−5
−ベンゾイルベンズアミド、5.53mのトリメトキシ
メタンおよび61部の蟻酸の混合物を4−5時間還流さ
せた。反応混合物を蒸発させ、そして残渣を水中に加え
た。NH,OH(水性)で塩基性とした後に、生成物を
CHCQ、、CH3OHおよびCH30H(N H3)
の(90:5.5)混合物で抽出した。抽出物を乾燥し
、濾過し、蒸発させ、そして残渣をアセトニトリルから
結晶化させた。固体を濾別し木、モして残渣をカラムク
ロマトグラフィー(シリカゲル、CHCa、/ CH3
0H95: 5 )により精製した。希望する留分の溶
離剤を蒸発させ、そして残渣を酢酸エチル中で撹拌した
。生成物を濾別し、酢酸エチルおよび2.2′−オキシ
ビスプロパンで洗浄し、そして真空中で70°Cにおい
て乾燥して、0.53部(10,1%)の生成物を生成
した。融点215.5°C0本母液を蒸発させ、そして
残渣を上記と同様に処理して、別置の0.69部(13
,2%)の生成物を生成した。融点214.3°C0全
収量:1.22部(2,3,3%)の6−ベンゾイル−
4(3H)−キナゾリノン(中間生成物16−b)。
実施例3−b α)22.8部の水酸化カリウム、39.2部のピリジ
ンおよび89部のテトラヒドロ7ランの溶液に11.7
部のベンゼンアセトニトリルおよび16.7部の2−二
トロ安息香酸を加えた。室温で2時間撹拌した後に、氷
で冷却しながら反応混合物を200部の水で希釈した。
全体をHCQで酸性とし、そして次にテトラヒドロフラ
ン層を分離した。183部の2,2′−オキシビスグロ
パンを加え、そして混合物を一夜撹拌しl;。沈澱を濾
別しそして乾燥して、12.7部(47,7%)の生成
物を生成した。全収量:29.7部(100%)の3−
シアノフェニルメチレン)−6−(ヒドロキシイミノ)
−1,4−シクロへキサジエン−1−カルボン酸。融点
230.7°C(中間生成物17−b)。
β)16.2部の水酸化カリウム、150部の水および
5.72mの中間生成物17−bすなわち3−シアノフ
ェニルメチレン)−6−(ヒドロキシイミノ)−1,4
−シクロヘキサジエン−1−カルボン酸の溶液に16.
25部の過酸化水素の16部の水中溶液を加えた。室温
で1時間撹拌した後に、氷上で冷却しながら反応混合物
をH(lで酸性とした。生成物をジクロロメタンで抽出
し、抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、3゜
7部(63,5%)の5−ベンゾイル−2−二トロ安息
香酸を生成した。融点168.6℃(中間生成物18−
b)。
γ)8.5部の中間生成物18−bすなわち5ベンゾイ
ル−2−二トロ安息香酸の66.5mのジクロロメタン
中溶液に5.3部のI、1′−カルボニルビス−[LH
−イミダゾール]を加えた。室温で1時間撹拌した後に
、9.8部のベンゼンメタンアミンを加えた。室温にお
ける撹拌を8時間続けた。反応混合物を100部の水で
希釈し、モしてHCQで酸性とした。有機層を分離し、
乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル;CHCl、/CHaOH
98: 2 ; CHsC00CxHs/C3HsCH
310: 90)により2回精製した。
希望する留分の溶離剤を蒸発させ、モして残渣をメチル
ベンゼンから結晶化させて、8.1部(72゜5%)の
5−ベンゾイル−2−二トローN−(フェニルメチル)
ベンズアミドを生成した。融点167.4℃(中間生成
物19−b)。
δ)6部の中間生成物19−bすなわち5−ベンゾイル
−2−ニトロ−N−(フェニルメチル)ベンズアミド、
5.24部の塩化チオニルおよび89゜4部のトリクロ
ロメタンの混合物を還流温度で1時間撹拌した。反応混
合物をそのままで次の合成用に使用した。収量:6.3
7部(100%)の5−ベンゾイル−2−ニトロベンゾ
イルクロライド(中間生成物2O−b)。
ε)23.17部の中間生成物20−bすなわち5−ベ
ンゾイル−2−ニトロベンゾイルクロライドの178部
のテトラヒドロ7ラン中溶液の中にメタンアミンを泡立
たせた。反応混合物を蒸発させ、そして残渣をIN H
CQと共に1時間撹拌した。生成物をジクロロメタンで
抽出し、そして抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発さ
せた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:
CHCl23/CH30H98: 2)により精製した
希望する留分の溶離剤を蒸発させ、モして残渣をメチル
ベンゼンから結晶化させて、7部(30,8%)の5−
ベンゾイル−N−メチル−2−二トロペンズアミドを生
成した。融点137.6°C(中間生成物2l−b)。
ζ)6.5部の中間生成物21−bすなわち5−ベンゾ
イル−N−メチル−2−二トロペンズアミド、2部のチ
オフェンのメタノール94%溶液および97gの2−メ
トキシエタノールの混合物を常圧および50°Cにおい
て2部の木炭上の10%パラジウム触媒を用いて一夜水
素化した。計算された量の水素が吸収された後に、触媒
を濾別し、そして濾液を蒸発させた。残渣を2−プロパ
ツルから再結晶化させて、4.64部(79,3%)の
2−アミノ−5−ベンゾイル−N−メチルベンズアミド
を生成した。融点140.5°C(中間生成物22−b
)。
v)5.3部の中間生成物22−bすなわち2アミノ−
5−ベンゾイル−N−メチルベンズアミド、4部の1.
1’−カルボニルビス[IH−イミダゾール]、107
部のテトラヒドロフランの溶液および触媒量の水素化ナ
トリウムの溶液を還流温度で】7時間撹拌した。沈澱を
濾別しそして真空中で乾燥して、3.5部(59,5%
)の生成物を生成した。融点215.5℃0濾液を蒸発
させ、そして残渣を水および酢酸エチルで洗浄し、そし
て乾燥して、1.5部(85,0%)の6−ペンゾイル
ー3−メチル−2,4−(l H,3H)−キナゾリン
ジオン。融点250.6°C(中間生成物23b)。
同様な方法で下記のものも製造された:6−ペンゾイル
ー2.4−(l H,3H)−キナゾリンジオン:融点
>300’O(中tlJl[物24− b)、6−ペン
ゾイルー3−(フェニルメチル)−2,4(IH,3H
)−キナゾリンジオン;融点237゜9°C(中間生成
物25−b)、および6−ペンゾイルー2.3−ジヒド
ロ−3−(フェニルメチル)−2−チオキソ−4(IH
)−キナゾリノン;融点255.1℃(中間生成物26
−b)。
実施例1−b 4.35部の中間生成物2−bすなわち3.4ジヒドロ
−6−(3−ピリジルカルボニル)−2(IH)−キナ
ゾリノン−塩酸塩、63.2部のメタツル、1.2部の
水酸化ナトリウムおよび15部の水の混合物に0.6部
のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを一部分ずつ加えた。
室温で2時間撹拌した後に、2.1部の酢酸の25部の
水中混合物を加えた。沈澱を濾別し、水、2−グロバノ
ールおよび1.1’−オキシビスエタンで洗浄し、そし
て乾燥して、3.7部(96,6%)の3.4−ジヒド
ロ−6−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]=2
(L H)−キナゾリノンを生成した。融点272.0
°C(中間生成物27−b)。
同様な方法で表2−bおよび3−bに挙げられている中
間生成物も製造された。
表2−b 表3−b 同様な方法で下記のものも製造された:6−(ヒドロキ
シフェニルメチル)−4(3H)−キナゾリノン;融点
204.8°C(中間生成物38b)。
実施例5−b 3部の中間生成物27−bすなわち3,4−ジヒドロ−
6−[ヒドロキシ(3−ピリジニル)メチル]−2(I
H)−キナゾリノンおよび40.5部の塩化チオニルの
混合物を室温で10分間そして還流温度で15分間撹拌
した。反応混合物を蒸発させ、そして残渣をメチルベン
ゼンと共に蒸発させた。残渣を真空中で60°Cにおい
て24時間乾燥して、3.1部(99,9%)の6−[
クロロ(3−ピリジニル)メチルL−3,4−ジヒドロ
−2(IH)キナゾリノン−塩酸塩(中間生成物39−
b)を生成した。
同様な方法で表1−bおよび5−bに挙げられている中
間生成物も製造された。
表4−b 表5−b 実施例6−b 4部の中間生成物38−bすなわち6−(ヒドロキシフ
ェニルメチル)−4(3H)−キナゾリノンおよび67
.7部の臭化水素酸の酢酸中30%溶液の混合物を室温
で24時間撹拌し。反応混合物を蒸発させ、そして残渣
をメチルベンゼンと共に蒸発させて、65,5部(10
0%)の6−(ブロモフェニルメチル)−4(3H)−
キナゾリノン臭化水素酸塩(中間生成物48−b)を生
成した。
同様な方法で下記のものも製造された:6−(ブロモフ
ェニルメチル)−3−(フェニルメチル)−2,4(l
 H,3H)−キナゾリンジオン(中間生成物49−b
)、 6−(ブロモフェニルメチル)−3,4−ジヒドロ−2
(IH)−キナゾリンチオン(中間生成物5O−b)。
実施例7−b α)7.5部の4−アミノ−3−ニトロ−α−フェニル
ベンゼンメタノール、0.1部の水素化ナトリウムの鉱
油申分散液(50%)および90部のテトラヒドロフラ
ンの撹拌されている溶液に6.4部の1,1′−カルボ
ニルビス[−1H−イミダゾール]を加えた。還流温度
で1時間撹拌した後に、反応混合物を蒸発させた。残渣
をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、CHCα3
/CH30H93ニア)により精製した。希望する留分
の溶離剤を蒸発さぜ、そして残渣をメチルベンゼンから
結晶化させた。生成物を80°Cで2時間乾燥して、6
.33部(71%)の4−[(IH−イミダゾール1−
イル)フェニルメチル1−2−二トロベンゼンアミン(
中間生成物51b)を生成した。
β)200m+2の冷却されている(0−5°0)5N
HCαに19.3部の中間生成物51bすなわちl−[
(IH−イミダゾール−1−イル)フェニルメチル]−
2−二トロベンゼンアミンを撹拌しながら加えた。均質
溶液が得られた時に、4.75部の亜硝酸ナトリウムの
40部の水中溶液を05°Cにおいて滴々添加した。0
−5°Cにおける撹拌を172時間続け、そして次に混
合物を5.8部のシアン化銅(I)、6.42部のシア
ン化ナトリウムおよび127.1部Na2C03(水性
)の700部の水および298部のトリクロロメタン中
の冷却されている(0−5°C)溶液に滴々添加した。
全体を一夜放置して室温に暖め、そして次にNH,○H
(水性)および447部のトリクロロメタンを加えた。
50°Cに15分間加熱しそして次に冷却した後に、有
機層を分離し、乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残
渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル; CHC
Q3/CH30H(NH3) 97.5 : 2.5 
; CHCl23/CH3OH97,5: 2.5)に
より2回精製した。
希望する留分の溶離剤を蒸発させて、14.6部(73
,2%)の4−[(IH−イミダゾール−1−イル)フ
ェニルメチル]−2−ニトロベンゾニトリル(中間生成
物52−b)を生成した。
γ)6の中間生成物52−bすなわち4−[(IHイミ
ダゾール−1−イル)フェニルメチル]−2ニトロベン
ゾニトリルの316部のアンモニアで飽和されているメ
タノール中溶液を室温および常圧において3部のラネー
ニッケルを用いて水素化した。計算された量の水素が吸
収された後に、触媒を濾別し、そして濾液を蒸発させた
。残渣をメタノールおよびメチルベンゼンの混合物と共
に蒸発させて、4.8部の(82,9%)の2−アミノ
1−[(IH−イミダゾール−1−イル)フェニルメチ
ル]ベンズアミド(中間生成物53−b)を生成した。
実施例8−b α)25mの5−クロロ−2−二トロベンゼンメタノー
ル、13.3部の3.4−ジヒドロ−2Hビラン、0.
28部のジクロロメタンおよび300部の4−メチルベ
ンゼンスルホン酸の混合物を還流温度で2時間撹拌した
。冷却した後に、Na2CO3を加え、そして全体を1
0分間撹拌した。反応混合物を濾過し、そして濾液を蒸
発させた。残渣をメチルベンゼンと共に蒸発させそして
ざらにカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;CHC
L)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ
、そして残渣をメチルベンゼンと共に蒸発させて、36
部(99,6%)の2−[(5クロロ−2−ニトロフェ
ニル)メトキシ1テトラヒドロ−2H−ピラン(中間生
成物54−b)を生成した。
β)7.13部の水素化ナトリウムの鉱油申分散液(5
0%)および94部のN、N−ジメチルアセトアミドの
混合物に9.1部のベンゼンアセトニトリルの18.8
部のN、N−ジメチルアセトアミド中溶液を滴々添加し
た。水素の発生が止んだ後に、12.8部のトリス−2
,2,2−(2−メトキシエトキシ)−エタンアミンお
よび20.2部の中間生成物54−bすなわち2−[(
5−クロロ2−ニトロフェニル)メトキシ]テトラヒド
ロー2H−ピランの28.2部のN、N−ジメチルアセ
トアミド中溶液を加えた。15分後に、反応混合物を氷
水中に注ぎ、そして全体を中和した。生成物をジクロロ
メタンで抽出し、抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発
させて、26.2部(100%)の4−ニトロ−α−フ
ェニル−3−[[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−
イル)オキシ]メチル]ベンゼンアセトニトリル(中間
生成物55+−b)を生成した。
γ)26.2部の中間生成物55−bすなわち4ニトロ
−α−フェニル−3−[[(テトラヒドロ2H−ピラン
−2−イル)オキシ]メチル]ベンゼンアセトニトリル
、10.2部の炭酸カリウムおよび376部のN、N−
ジメチルアセトアミドの混合物を空気をその中に通しな
がら室温で撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、そして
生成物を2.2′−オキシビスプロパンで抽出した。抽
出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、25部(9
8,6%)の[4−ニトロ−3−[[(テトラヒドロ−
2H−ピランー2−イル)オキシ]メチル]フェニル1
フェニルメタノン(中間生成物56−b)を生成した。
δ)20部の中間生成物56−bすなわち[4−二トロ
ー1[[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オ
キシ]メチル]フェニル]フェニルメタノン、2部のチ
オフェンのメタノール94%溶液および395部のメタ
ノールの混合物を常圧および室温において2部の木炭上
の10%パラジウム触媒を用いて一夜水素化した。テト
ラヒドロフランを加えて沈澱した反応生成物を溶解させ
た。触媒を濾別しそして濾液を蒸発させた。残渣をメタ
ノールから再結晶化させた。生成物を濾別し、メタノー
ルおよび2.2′−オキシビスプロパンで洗浄し、そし
て真空中で60°Cにおいて乾燥して、14.93部(
82,0%)の[4−アミノ−3−[[(テトラヒドロ
−2H−ピラン−2−イル)オキシ]メチル]フェニル
1フェニルメタノンlE成した。融点164.0℃(中
間生成物57−b)。
ε)撹拌されそして冷却(10’O)されている13、
部の中間生成物57−bすなわち[4−アミノ1−[[
(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシコメ
チル1フエニル]フエニルメタノンの147部のピリジ
ン中溶液に7.14部のクロロ蟻酸エチルを滴々添加し
た。lo’oで1時間撹拌した後に、反応混合物を70
0部の水中に注いだ。
生成物をジクロロメタンで抽出し、抽出物を水(3×)
で洗浄し、乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣を
エタノール(3×)と共に蒸発させ、そして次にエタノ
ールから結晶化させた。生成物を濾別し、エタノールお
よび2,2′−オキシビスプロパンで洗浄し、そして真
空中で60°Cにおいて乾燥して、14.05部(83
,5%)の[4−ベンゾイル−2−[[(テトラヒドロ
−2H−ピラン−2−イル)オキシ]メチルコフェニル
]カルバミン酸エチルを生成した。融点11.9°C(
中間生成物58−b)。
ζ)2部の中間生成物58−bすなわち[4−ベンゾイ
ル−1[[(テトラヒドロ−2H−ピラン2−イル)オ
キシ]メチル]フェニル]カルバミン酸エチル、11.
9部のエタノールおよび22.3部のテトラヒドロフラ
ンの溶液に0.2部のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを
加えた。混合物を室温で1時間そして40−50°Cで
反応が完了するまで撹拌した。溶媒を蒸発させ、そして
残渣を水中に加えた。生成物をジクロロメタンで抽出し
、抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣を
メチルベンゼンと共に蒸発させ、そしてそのまま次の反
応用に使用した。収量=2部(100%)の[4−(ヒ
ドロキシフェニルメチル)−2−[[(テトラヒドロ−
2H−ピラン−2−イル)オキシ]メチル]フェニル]
カルバミン酸エチル(中間生成物59−b)。
v)2部の中間生成物59−bすなわち[4−(ヒドロ
キシフェニルメチル)−2−[[(テトラヒドロ2H−
ピラン−2−イル)オキシ]メチル]フェニル]カルバ
ミン酸エチルの33.3部のジクロロメタン中の還流溶
液に1.8部の1.1′−カルボニルビス[lH−イミ
ダゾール]の20部のジクロロメタン中溶液を滴々添加
した。還流温度で3日間撹拌した後に、反応混合物を冷
却しそして水(2×)で洗浄した。有機層を乾燥し、濾
過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル; CHCl23/C2H60H98
: 2)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発
させ、そして残渣を放置して結晶化させた。結晶化した
生成物を濾別し、ヘキサン中で撹拌し、そして真空中で
乾燥して、0.67部(41,1%)の[4−(l H
−イミダソール−1−イル)フェニルメチル)−2−[
[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2イル)オキシ]メ
チル]フェニル1カルバミン酸エチルを生成した。融点
132.2°C(中間生成物6O−b)。
θ)10.5部の中間生成物60−bすなわち[4(I
H−イミダゾール−1−イル)フェニルメチル)−2−
[[(テトラヒドロ−2H−ピラン−2イル)オキシ]
メチル]フェニル]カルバミン酸エチル、5.5部の4
−メチルベンゼンスルホン酸および198部のエタノー
ルの溶液を室温で週末までそして50−60°Cで短時
間撹拌した。冷却した後に、エタノールおよびNa、C
○、を加えた。
全体を15分間撹拌し、そして次に濾過した。濾液を蒸
発させ、そして残渣をジクロロメタンおよび水の間に分
配させた。有機層を分離し、そして水層をジクロロメタ
ンで再抽出した。−緒にしたジクロロメタン層を乾燥し
、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカゲル; CHCQ、/ CxHs○H
95:5)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸
発させ、そして残渣をメチルベンゼンと共に蒸発させた
結晶化した生成物を濾別し、2.2’−オキシビスプロ
パン中で撹拌し、そして真空中で乾燥して、4.65部
(46,0%)の[2−(ヒドロキシメチル)1−[(
IH−イミダゾール−1−イル)フェニルメチル]フェ
ニル]カルバミン酸エチルを生成した。融点143.1
°C(中間生成物6l−b)。
、)5.9部の中間生成物61−bすなわち[2(ヒド
ロキシメチル)−4−[(IH−イミダゾール1−イル
)フェニルメチル]フェニル]カルバミン酸エチルの7
98部のジクロロメタン中溶液に21.5部の酸化マン
ガン(IV)および触媒量のK M n O、を加えた
。室温で18時間撹拌した後に、反応混合物を珪藻土上
で濾過し、そして濾液を蒸発させた。残渣をメチルベン
ゼンと共に蒸発させ、そしてカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル; CHCQs/CxHsOH95: 5
)によりさらに精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発
させ、そして残渣を酢酸エチル中に加えた。この溶液を
濃縮し、そして放置して結晶化させた。結晶化した生成
物を濾別し、2.2′−オキシビスプロパン中で撹拌し
、そして真空中で乾燥して、2゜85部(48,8%)
の[2−ホルミル−4−[(IHイミダゾール−1−イ
ル)フェニルメチル]フェニルjカルバミン酸エチルを
生成した。融点IO7,0°C(中間生成物62−b)
に)2部の中間生成物62−bすなわち[2−ホルミル
−4−[(IH−イミダゾール−1−イル)フェニルメ
チル]フェニル]カルバミン酸エチルの32.4部の1
−ブタノール中溶液を残渣に加えた。メタンアミンを飽
和させながら全体を室温で夜撹拌した。溶媒を蒸発させ
そして残渣をメチルベンゼンと共に蒸発させて、1.7
部(82,3%)の[1−[(LH−イミダゾール−1
−イル)フェニルメチル:l−2−[(メチルイミノ)
メチル]フェニル]カルバミン酸エチル(中間生成物6
3−b)を生成した。
実施例9−b α)68部の中間生成物10−bすなわち[3−(ジメ
トキシメチル)−4−ニトロフェニル]フェニルメタノ
ン、4部のチオフェンのメタノール中4%溶液、20部
の酸化カルシウムおよび474部のメタノールの混合物
を常圧および室温において6部の木炭上の10%パラジ
ウム触媒ヲ用いて24時間水素化した。触媒を濾別し、
モして濾液を蒸発させた。残渣をメチルベンゼンと共に
蒸発させて、59.1部(96,8%)の[4−アミノ
−3−(ジメトキシメチル)フェニル]フェニルメタノ
ン(中間生成物64−b)を生成した。
β)撹拌されそして冷却(10°C)されている22.
1部の中間生成物64−bすなわち[4−アミノ−3−
(ジメトキシメチル)フェニル]フェニルメタノンの1
47部のピリジン中溶液に12.1部の塩化アセチルを
滴々添加した。10℃で1部2時間撹拌しそして室温で
一夜撹拌した後に、反応混合物を水中に注いだ。生成物
を2.2′−オキシビスプロパンおよびジクロロメタン
で抽出した。
−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた
。残渣をジクロロメタン中に溶解させた。
この溶液を0.1NHC12、アンモニアおよび水で連
続的に洗浄し、次に乾燥し、濾過し、そして蒸発させて
、27.5部(100%)のN−[4−ベンゾイル−2
−(ジメトキシメチル)フェニル1アセトアミド(中間
生成物65−b)を生成した。
γ)撹拌されている25.6部の中間生成物65−bす
なわちN−[4−ベンゾイル−2−(ジメトキシメチル
)フェニル1アセトアミドの119部のメタノール中溶
液に10.72部のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを嫡
々添加した。反応混合物を蒸発させ、そして残渣を水中
に加えた。生成物をジクロロメタン(2×)で抽出し、
−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた
。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;CH
s COOC2H5/ヘキサン 50:50−60:4
0)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ
て、13.1部(50,8%)のN−[2(ジメトキシ
メチル)−4−(ヒドロキシフェニルメチル)フェニル
コアセトアミド(中間生成物66−b)を生成した。
δ)13.1部の中間生成物66−bすなわちN[2−
(ジメトキシメチル)−4−(ヒドロキシフェニルメチ
ル)フェニル]アセトアミドの200部のジクロロメタ
ン中の還流している溶液に7.07部の1,1′−カル
ボニルビス[IH−イミダゾール]の106.4部のジ
クロロメタン中溶液を滴々添加した。3172時間還流
させそして室温で一夜撹拌した後に、反応混合物を水(
2×)で洗浄し、乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、
16.6部(100%)のN〜[2−(ヅメ1−キシメ
チル)−4−[(IH−イミダゾール−1−イル)フェ
ニルメヂル]フェニル]アセトアミド(中間生成物67
−b)を生成した。
ε)2.5部の中間生成物67−bすなわちN−[2(
ジメトキシメチル)−4−[(IH−イミダゾルーl−
イル)フェニルメチル]フェニル]アセトアミド、52
.5部の酢酸および10部の水の溶液を還流温度で1部
2時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、モして残渣を
メチルベンゼンと共に蒸発させて、2.2部(100%
)のN−[2−ホルミル−4−4(IH−イミダゾール
−1−イル)フェニルメチル]フェニル]アセトアミド
(中間生成物68−b)を生成した。
実施例1O−b 13部のN−[6−(ブロモメチル)−4−ヒドロキシ
−2−キナゾリニル]−2,2−ジメチルプロパンアミ
ド、15.5部のIH−イミダシルおよび80部のアセ
トニトリルの溶液を還流温度で4時間撹拌した。反応混
合物を蒸発させ、そ一2]9− して残渣を酢酸エチルで抽出した。反応混合物を蒸発さ
せ、そして残渣を酢酸エチルで抽出した。
抽出物をN a HCO3(水性)で洗浄し、乾燥し、
濾過し、そして蒸発させた。残液をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル; CH2CQ、x/CH30H9
8: 2)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸
発させて、4.3部(34,7%)のN−[4−ヒドロ
キシ−6−(IH−イミダゾール−1−イルメチル)−
2−キナゾリニル]−2゜2−ジメチルプロパンアミド
(中間生成物69b)を生成した。
B−b)式(I−b)の最終的なキナゾリン化合物の製
造 実施例1m−b 3.6部の6−(クロロフェニルメチル)−3,4−ジ
ヒドロ−2(IH)−キナゾリノン、5.3部のIH−
イミダゾール、60部のアセトニトリルおよび27.5
部のジメチルスルホキシドの混合物を還流温度で4時間
撹拌した。濃縮後に、残渣を水で2回洗浄し、トリクロ
ロメタンおよびメタノールの(90:10容量)混合物
中に溶解させ、乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。純
粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させた。残渣を4
5部の酢酸エチルおよび2.3滴の水から結晶化させた
。生成物を濾別し、酢酸エチルおよび2,2′−オキシ
ビスプロパンで洗浄し、そして乾燥して、2.3部(5
8,1%)の3.4−ジヒドロ−6−[(IH−イミダ
ゾール−1−イル)フェニルメチル]2(LH)−キナ
ゾリノンを生成した。融点222゜5℃(化合物16−
b)。
実施例12−b 5.8部の6−(クロロフェニルメチル)−2,4(l
 H,3H)−キナゾリンジオン、10部のIHl、2
.4−トリアゾールおよび158部のアセトニトリルの
混合物を室温で1時間そして還流温度で2時間撹拌した
。溶媒を蒸発させ、そして残渣を水で洗浄した。沈澱を
濾別し、そしてカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
:’CH2C(12/CH30H90: I O)によ
り精製した。第一留分の溶離剤を蒸発させ、残渣を酢酸
エチルで洗浄し、そして乾燥して、2.2部(34,1
%)の6[フェニル(IH−1,2,4−トリアゾール
−lイル)メチル]−2,4(I H,3H)−キナゾ
リンジオンを生成した。融点280.9℃(化合物40
b)。
実施例13−b 撹拌されそして冷却(15°C)されている2゜5部の
IH−1,2,4−1−リアゾールの70部の1.4−
ジオキサン中溶液に1部の塩化チオニルを窒素雰囲気下
で滴々添加した。20°Cで10分間撹拌した後に、2
部の6−(シクロプロピルヒドロキシメチル)−3,4
−ジヒドロ−2(l H)キナゾリノンの80部の1.
4−ジオキサン中溶液を前記の混合物に20−25℃に
おいて一部分ずつ加えた。室温で一夜撹拌した後に、沈
澱した生成物を濾別し、l、4−ジオキサンで洗浄し、
カラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離剤
としてジクロロメタン、メタノールおよびアンモニアを
飽和させたメタノールの(90:5:5容量)混合物を
使用して精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ、
そして残渣を2.2′オキシビスプロパン中で撹拌した
。生成物を濾別し、2.2’−オキシビスプロパンで洗
浄し、そして真空中で60℃において乾燥して、0.0
4部(1,7%)の6−[シクロプロピル(IH−1,
2,4−トリアゾール−1−イル)メチル]−3,4−
ジヒドロ−2(IH)−キナゾリノンを生成した。融点
184.4℃(化合物25−b)。
実施例14−b 13部のN−[6−(ブロモメチル)−4−ヒドロキシ
−2−キナゾリニル]−2,2−ジメチルプロパンアミ
ドおよび15.5部のIH−イミダシルの80部のアセ
トニトリル中溶液を還流温度で4時間撹拌した。反応混
合物を濃縮し、そして濃縮物を酢酸エチルで抽出した。
抽出物を席次酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥し、
濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラ
フィーによりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタ
ンおよびメタノールの(98:2容量)混合物を使用し
て精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発さ
せた。6.5部の残渣の75部の塩酸3N溶液中溶液を
還流温度で2時間撹拌した。
反応混合物を蒸発乾固し、そして残液を炭酸カリウム4
0%溶液中に溶解させた。生成物をジクロロメタンおよ
びメタノールの混合物で抽出した。
抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカ
ラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離剤と
してジクロロメタン、メタノールおよびアンモニアを飽
和させたメタノールの(90:lO:0.1容量)混合
物を使用して精製した。
純粋な留分を集めモして溶離剤を蒸発させた。残渣をエ
タノール中で塩酸塩に転化させた。塩を濾別し、そして
メタノールから結晶化させた。生成物を濾別し、そして
乾燥して、2.3部(23,8%)の2−アミノ−6−
(l H−イミダゾール−1−イルメチル)−4−キナ
ゾリノールニ塩酸塩を生成した。融点〉300°C(化
合物36−b)。
実施例15−b 1.7部の[4−[(IH−イミダゾール−1−イル)
フェニルメチル]−2−[(メチルイミノ)メチル]フ
ェニル]カルバミン酸エチルおよび31.6部のエタノ
ールの撹拌されている混合物に1部のテトラヒドロホウ
酸ナトリウム(一部分ずつ)および55.3部のメタノ
ールを加えた。40−50℃で7時間撹拌した後に、反
応混合物を蒸発させた。残渣を水(0,29部の酢酸が
加えられである)中に加え、そして全体をNH,OHで
塩基性とした。生成物をジクロロメタンで抽出し、抽出
物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル;CHCl2./CH
,○H95:5)により精製した。
希望する留分の溶離剤を蒸発させ、そして残渣を酢酸エ
チルから結晶化させて、0.3部(20,1%)の3,
4−ジヒドロ−6−[(IH−イミダゾルーl−イル)
フェニルメチル]−3−メチル−2(l H)−キナゾ
リノンを生成した。融点173゜8°C(化合物23−
b)。
ミタソールーI−イル)フェニルメチル]フェニルJア
セトアミドおよび40部のアンモニアを飽和させである
メタノールの溶液を室温で1時間撹拌した。蒸発後に、
ジクロロメタンを加えた。溶液を濾過し、モして濾液を
蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィーによりシ
リカゲル上で溶離剤として最初にジクロロメタンとメタ
ノールの(97:3容量)混合物をそして次にジクロロ
メタンとメタノールの(94:6容量)混合物を用いて
精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ、そして残
渣を21部の1,1′−オキシビスエタンから結晶化さ
せた。生成物を濾別し、そして乾燥して、0.3部(1
4,7%)の6−[(IH−イミダゾール−1−イル)
フェニルメチル]−2−メチルキナゾリンを生成した。
融点129.6°C(化合物32−b)。
実施例17−b 4.6部の2−アミノ−4−[(IH−イミダゾルーl
−イル)フェニルメチル]ベンズアミドの90部のテト
ラヒドロフラン中の撹拌されている溶液に3652部の
1,1′−カルボニルビス[lHイミダゾール]を加え
た。混合物を最初に室温で一夜そして次に還流温度で4
8時間撹拌した。
生成物をジクロロメタンで抽出した。白色生成物をジク
ロロメタン層中で沈澱させた。この生成物を濾別し、そ
して熱いアセトニトリルから結晶化させた。生成物を濾
別し、アセトニトリルおよび2.2′−オキシビスプロ
パンで洗浄し、そして真空中で60−70°Cにおいて
乾燥して、1.77部(35,4%)の7−[(IH−
イミダゾール−1イル)フェニルメチル]−2,4(l
旦、3旦)−キナゾリンジオンを生成した。融点287
.2°C(化合物29−b)。
実施例18−b 42部の2−アミノ−4−[(IH−イミダゾール−1
−イル)フェニルメチル]ベンズアミド、97部のトリ
メトキシメタンおよび1.3部の蟻酸の混合物を還流温
度で5時間そして室温で一夜撹拌した。溶媒を蒸発させ
、モして残渣をメタツル中に溶解させた。溶液をアンモ
ニア性メタノールで塩基性とし、そして次に蒸発させた
。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル:CH
C(23/CH30H95: 5 ; CHCO,S/
CH30H90: 10)により2回精製した。希望す
る留分の溶離剤を蒸発させ、そして残渣をアセトニトリ
ルから結晶化させた。生成物を濾別し、2.2′−オキ
シビスプロパンで洗浄し、そして乾燥して、1部(23
,6%)の7−[(IH−イミダゾール−1−イル)フ
ェニルメチル]−4(3H)キナゾリノンを生成した。
融点205.0°C(化合物47−b)。
表6−b *前記および下記の表において、pはキナゾリン環上の
IH−アゾール−1−イルメチル部分の位置を示してい
る。
表8−b 表9−b 表11 表10 cmb)薬学的実施例 本発明の化合物の有用な薬学的性質を例えば下記の実験
により示すことができる。
体重が200−210gの雄のウィスターを賦形薬(P
EG200)または40mg/kgの式(i−b)の化
合物で経口的に処置した。1時間後に、動物にエーテル
麻酔をかけそして20μgの全トランスーレチノン酸を
含有している0、50m0.の食塩水溶液を頚静脈孔内
に注射した。こ・の注射から2時間後に、鼠を路頭によ
り殺し、そして血液をヘパリン上で集めた。血液試料を
遠心しく1000g、15分)、そして血漿を回収して
血M 性の全トランスーレチノン酸の量を測定した。
試料をHPLCにより紫外線検出器で350nmにおい
て分析した。定量はピーク面積積分および外部標定によ
りなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処置さ
れた動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能(<
 0.5 n g 7mff)であつたが、化合物番号
16−b、18−b、19−b。
22−b、24−1)、42−bおよび46−bは血漿
からの全トランスーレチノン酸の回収ヲ40m g /
 k gの投与後に少なくとも10部g/rnQに高め
た。
体重が200−210gの雄のウィスターを賦形薬(P
EG200)または40mg/kgの式(1−b)の化
合物で経口的に処置した。1時間後に、動物にエーテル
麻酔をかけそして20部gの全トランスーレチノン酸を
含有している0、50mQの食塩水溶液を頚静脈孔内に
注射した。この注射から2時間後に、鼠を路頭により殺
し、そして血液をヘパリン上で集めた。血液試料を遠心
しく1000g、15分)、そして血漿を回収して血M
性の全トランスーレチノン酸の量を測定した。
試料をHP L Cにより紫外線検出器で350%mに
おいて分析した。定量はピーク面積積分および外部標定
によりなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処
理された動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能
(<0.5 n g/mQ)であったが、化合物番号1
8−b、19−b、20−b。
24−b、38−b、42−b、43−bおよび46−
bは血漿からの全トランスーレチノン酸の回収を少なく
とも lng/mQに高めた。
実施例1−c 10部の5−メチルキノキサリン、10部の1゜3−ジ
ブロモ−5,5−ジメチル−イミダゾリジン−2,4−
ジオン、1.7部のベンゼンカルボペルオキソ酸および
318部のテトラクロロメタンの混合物を還流温度で2
灯の250ワツトの下で16時間撹拌した。反応混合物
を冷却し、そして有機層を傾斜させた。生成物を濾別し
そして乾燥して15.5部(100%)の5−(ブロモ
メチル)キノキサリン(中間生成物1−C)を生成した
実施例2−c α)30部の(3,4−ジアミノフェニル)フェニルエ
タノンの240部のメタノール中の撹拌されている溶液
に30部のエタンシアルの40%水中溶液を加えた。反
応混合物を還流温度で3時間撹拌した。室温に冷却した
後に、沈澱した生成物を濾別し、メタノールで洗浄し、
そして乾燥して、20部(59,3%)のフェニル(6
−キラキサリニル)メタノンを生成した。融点120°
C(中間生成物2−c)。
β)撹拌されそして冷却(5°C)されている20部の
中間生成物2−cすなわちフェニル(6−キラキサリニ
ル)メタノンの160部のメタノール中溶液に3.2部
のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを一部分ずつ加えた。
完了後に、反応混合物を水中に注ぎ、そして生成物をジ
クロロメタンで抽出した。抽出物を水で洗浄し、乾燥し
、濾過し、そして蒸発乾固して、20部(100%)の
び−フェニル−6−キラキサリンメタノールを油状残渣
として生成した(中間生成物3−c)。
γ)撹拌されそして冷却(0°C)されている12部の
中間生成物3−cすなわちα−フェニル−6キノキサリ
ンメタノール、213部のジクロロメタンおよび15.
4部のN、N−ジエチルエタンアミンの混合物に8.8
部の塩化メタンスルホニルの26.6部のジクロロメタ
ン中溶液を窒素雰囲気下で加えた。室温で一夜撹拌した
後に、反応混合物を蒸発させて、54部(100%)の
α−フェニル−6−キラキサリンメタノールメタンスル
ホネート(エステル)を油状残渣として生成した(中間
生成物4−c)。
実施例3−c α)6.9部の3,4−ジアミノベンゼンメタノール、
1部のN、N−ジエチルエタンアミンおよび7部の水の
撹拌されている混合物に2.9部のエタンシアルの40
%水中溶液を約55°Cにオイテ加えた。全体を55−
60°Cで1時間撹拌した。
溶媒を蒸発させ、そして残渣をカラムクロマトグラフィ
ーによりシリカゲル上で溶離剤としてトリクロロメタン
およびメタノールの(95:5容量)混合物を用いて精
製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させた
。残渣を2−プロパツルおよびエタノール中で塩酸塩に
転化させた。生成物を濾別し、そして乾燥して、6.5
部(66゜1%)の6−キラキサリンメタノール−塩酸
塩を生成した。融点〉300°C(中間生成物5−C)
β)撹拌されている10部の中間生成物5−cすなわち
6−キラキサリンメタノール−塩酸塩の133部のジク
ロロメタン中溶液に20部の酸化マンガン(IV)を加
えた。室温で3時間撹拌した後に、反応混合物を濾過し
そして濾液を蒸発させて、6゜6部(67,3%)の6
−キツキサリンカルポキシアルデヒドを生成した。融点
134°C(中間生成物4−c)。
実施例4−c α)55.1部の1−ブロモプロパン、10.9部のマ
グネシウムおよびテトラヒドロフランから出発してあら
かじめ製造された撹拌されそして還流されているグリニ
ヤール錯体に25部のN−(4ホルミルフエニル)アセ
トアミドの225部の乾燥テトラヒドロフラン中溶液を
加えた。室温で1時間撹拌した後に、反応混合物を氷水
および飽和塩化アンモニウム溶液の中に注いだ。有機層
を傾斜しくそしてそのままにしておき)、そして残りの
相を酢酸エチルで抽出した。−緒にした有機層を乾燥し
、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグ
ラフィーによりシリカゲル上で溶離剤としてトリクロロ
メタンおよびメタノールの(98:2容量)混合物を用
いて精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発
させて、20部(64,3%)のN−[1−(1−ヒド
ロキシブチル)フェニル]アセトアミドを残渣として生
成した(中間生成物7−C)。
β)10部の中間生成物7−cすなわちN−[4(1−
ヒドロキシブチル)フェニル]アセトアミド、16.2
部の1,1′−カルボニルビス[IHイミダゾール]お
よび135部のテトラヒドロフランの混合物を室温で1
7時間撹拌した。反応混合物を蒸発させ、そして残渣を
トリクロロメタン中に加えた。有機相を10%炭酸カリ
ウム水溶液で洗浄し、乾燥しく濾過し、そして蒸発させ
た。
残液をカラムクロマトグラフィー(HPLC)によりシ
リカゲル上で溶離剤としてトリクロロメタンおよびメタ
ノールの(95:5容量)混合物を用いて精製した。純
粋な留分を集め、モして溶離剤を蒸発させて、5.8部
(45,0%)のN−[4−[1(lH−イミダゾール
−1−イル)ブチル]アセトアミドを生成した。融点1
86°C(中間生成物8−C)。
γ)撹拌されそして冷却(0°C)されている2゜57
部の中間生成物3−cすなわちN−[4−[1(IH−
イミダゾール−1−イル)ブチル]アセトアミドおよび
23.0部の濃硫酸の混合物に1.01部の硝酸カリウ
ムを一部分ずつ加えた。添加の完了後に、撹拌を0°C
で30分間続けた。反応混合物を砕氷中に注ぎ、そして
水酸化アンモニウムで処理してpH1oにした。生成物
をトリクロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、濾過
し、そして蒸発させて、3部(99,4%)のN−[4
[1−(l H−イミダゾール−1−イル)ブチル]2
−ニトロフェニル]アセトアミドを残渣として生成した
(中間生成物9−C)。
δ)11.5部の中間生成物9−CすなわちN−[4[
1−(l H−イミダゾール−1−イル)ブチル]2−
ニトロフェニル]アセトアミドおよび150部の塩酸3
N溶液の混合物を還流温度で3時間撹拌した。反応混合
物を砕氷中に注ぎそして全体を濃水酸化アンモニウムで
中和した。生成物をジクロロメタンで抽出した。抽出物
を乾燥し、濾過し、そして蒸発させて、8.8部(88
,9%)の4−[1−(I H−イミダゾール−1−イ
ル)ブチル]2−ニトロベンゼンアミンを残渣として生
成した(中間生成物l0−C)。
同様な方法で下記のものも製造された:残渣として4−
[1−(l旦−イミダゾール−lイル)プ゛ロピル]−
2−二トロベンゼンアミン(中間生成物1l−C)、 残渣として4−[1−(l旦−イミダゾール−1イル)
−3−メチルブチル]−2−二トロベンゼンアミン(中
間生成物1l−C)、および4−[1−(l H−イミ
ダゾール−1−イル)−2メチルプロピル]−2−二ト
ロベンゼンアミン(中間生成物l3−C)。
実施例5−c α)撹拌されそして冷却されている(氷浴、0°C)3
0部の1−(4−アミノ−3−ニトロフェニル)2−メ
チル−1−プロパノンおよび390部のジクロロメタン
の混合物に33部の塩化アセチルを滴々添加した。添加
の完了後に、反応混合物を室温で12時間撹拌した。全
体を水中に注ぎ、そして炭酸ナトリウムの添加後に、撹
拌を15分間続けた。製造された有機層を分離し、乾燥
し、そして蒸発させて、36部(100%)の)l−[
4−(2メチル−1−オキソプロピル)−2−二トロフ
ェニル]アセトアミドを生成した(中間生成物14C)
β)撹拌されそして冷却されている(氷浴、0°C)3
0部の中間生成物14−CすなわちN−[4−(2メチ
ル−1−オキソプロピル)−2−ニトロフェニル]アセ
トアミドの240部のメタノール中溶液に4.5部のテ
トラヒドロホウ酸ナトリウムを一部分ずつ加えた。完了
後に、撹拌を1時間続けた。反応混合物を蒸発させ、そ
して残渣をジクロロメタン(3X l 04部)で抽出
した。−緒にした抽出物を水で洗浄し、乾燥し、濾過し
、そして蒸発させて、32部(100%)のN−[4−
(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−2−二トロ
フェニル]アセトアミドを生成した(中間生成物l5−
C)。
γ)撹拌されている36部の中間生成物15−cすなわ
ちN−[4−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)
−2−ニトロフェニル]アセトアミドおよび390部の
ジクロロメタンの溶液に35.0部のN、N−ジエチル
エタンアミンを加えた。00Cに冷却後に、20.0部
の塩化メタンスルホニルを前記の混合物に滴々添加した
。完了後に、撹拌を室温で12時間続けた。全体を水中
に注ぎ、そして炭酸ナトリウムを撹拌しながら加えた。
生成物をジクロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、
濾過し、そして蒸発させて、39部(100%)のN−
[4−(1−クロロ−2−メチルプロピル)−2−二ト
ロフェニル]アセトアミドを生成した(中間生成物16
−c)。
δ)40部の中間生成物16−cすなわちN−[4(1
−クロロ−2−メチルプロピル)−2−二トロフェニル
〕アセトアミド、51部のIH−1,2゜4−トリアゾ
ール、50部の炭酸カリウムおよび400部のアセトニ
トリルの混合物を還流温度で2時間撹拌した。冷却後に
、全体を蒸発乾固し、そして残渣を300部の水中に加
えた。生成物をジクロロメタンで抽出した。抽出物を乾
燥し、濾過し、そして蒸発させた。残液をカラムクロマ
トグラフィーによりシリカゲル上で溶離剤としてジクロ
ロメタンおよびメタノールの(98:2容量)混合物を
用いて精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸
発させて、22部(49,0%)のN−[1−[2−メ
チル−1−(l H−1,2,4トリアゾール−1−イ
ル)プロピル1−2−ニトロフェニル]アセトアミドを
油状で生成した(中間生成物17−c)。
ε)20部の中間生成物17−cすなわちN−[4[2
−メチル−1−(I H−1,2,4−)リアゾール−
1−イル)プロピル]−2−二トロフェニル1アセトア
ミドおよび200部の塩酸2N溶液の混合物を室温で1
2時間撹拌した。反応混合物を500部の水中に注ぎ、
そして全体を製炭酸カリウム溶液で中和した。生成物を
ジクロロメタン(3×130部)で抽出した。−緒にし
た抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発乾固した。残渣
を2゜2′−オキシビスプロパンから結晶化させて、1
8.5部(97,7%)の4−[2−メチル−1−(I
H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)グロビル]
−2−二トロベンゼンアミンを生成した。融点206°
C(中間生成物18−c)。
同様な方法で下記のものも製造された:表1−c p σ)1.61部のテトラヒドロホウ酸ナトリウムヲI 
1fflの(4−アミノ−3−ニトロフェニルX2フル
オロフエニル)メタノンの120部のメタノール中の撹
拌されている溶液に滴々添加した。
添加の完了後に、撹拌をを室温で1時間続けた。
反応混合物を水中に注ぎ、そして生成物を75部のトリ
クロロメタンで3回抽出した。−緒にした抽出物を乾燥
し、濾過し、そして蒸発させて、11.3部(100%
)の4−アミノ−α−(2−フルオロフェニル)−3−
二トロベンゼンメタノールを残渣として生成した(中間
生成物26−c)。
β)11.1部の中間生成物26−Cすなわち4アミノ
−α−(2−フルオロフェニル)−3−二トロベンゼン
メタノール、13.7部の1.1’カルボニルビス[l
H−イミダゾール]および90部のN、N−ジメチルホ
ルムアミドの混合物を室温で12時間撹拌した。蒸発乾
固した後に、残液をジクロロメタン中に加えた。有機相
を50部の水で洗浄し、乾燥し、濾過し、そして蒸発さ
せた。
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタンおよびメタツルの(95:
5容量)混合物を用いて精製した。
純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させて、6.5
部(49,5%)の4−[(2−フルオロフェニル)(
lH−イミダゾール−1−イル)メチル]−2ニトロベ
ンゼンアミンを生成した。融点176°O(中間生成物
27−c)。
同様な方法で下記のものも製造された:表2−c 実施例7−〇 α)撹拌されている30部の1−(4−クロロ−3−ニ
トロフェニル1−2−メチル−1−プロパノンの240
部のメタノール中溶液に20部のメタンアミンの160
部のメタノール中溶液を加えた。60°Cで12時間撹
拌した後に、反応混合物を蒸発乾固して、30部(10
0%)の2−メチル1−[1(メチルアミノ)−3−二
トロフェニル1−1−プロパノンを残渣として生成した
(中間生成物45−C)。
β)撹拌されている30部の中間生成物45−cずなわ
ち2−メチル−1−[1−(メチルアミノ)3−ニトロ
フェニル]−]−プロパノンの320部のメタノール中
溶液に15部のテトラヒドロホウ酸ナトリウムを滴々添
加した(温度は20°Cに保たれていた)。添加の完了
後に、撹拌を室温で30分間続けた。反応混合物を水中
に注ぎ、そして生成物をトリクロロメタンで抽出した。
抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発乾固して、30部
(100%)の4−(メチルアミン)−α−(lメチル
エチル)−3−二トロベンゼンメタノールを油状残渣と
して生成した(中間生成物46−c)。
γ)撹拌されている30部の中間生成物46−Cすなわ
ち4−(メチルアミノ)−α−(1−メチルエチル)−
3−二トロベンゼンメタノールの270部の乾燥テトラ
ヒドロフラン中溶液に43.4部の1.1′−カルボニ
ルビス[LH−イミダゾール1を加えた。室温で24時
間撹拌した後に、反応混合物を蒸発乾固した。残渣をト
リクロロメタンおよび炭酸カリウム10%溶液の中に加
えた。
分離した有機層を乾燥し、濾過し、そして蒸発乾固した
。残液をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上
で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(9
9:l容量)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集
め、そして溶離剤を蒸発させて、15部(40,9%)
の4−[1−(IH−イミダゾール−1−イル)−2−
メチルプロピル]−N−メチル−2−二トロベンゼンア
ミンを残渣として生成した(中間生成物47−c)。
実施例8−c 撹拌されそして冷却(0°C)されている7部の4−[
1−(IH−イミダゾール−1−イル)プロピル]−二
トロベンゼンアミンの126部の1.2ジクロロエタン
中溶液に9.6部の2−メチルベンゼンアセチルクロラ
イドを加えた。室温で12時間撹拌した後に、反応混合
物を氷水中に注ぎ、そして生成物をジクロロメタンで抽
出した。
抽出物を乾燥し、濾過し、そして真空中で蒸発させた。
油状残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル
上で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(
98:2容量)混合物を用いて精製した。希望する留分
の溶離剤を蒸発させて、9.6部(89,3%)のN−
[4−[1−(l H−イミダソール−l−イル)プロ
ピル1−ニトロフェニル]−2−メチルベンゼンアセト
アミドを生成した。融点122°C(中間生成物48−
c)。
同様な方法で下記のものも製造された:表3−c 撹拌されそして冷却(0°C)されている8部の4−(
I H−イミダゾール−1−イル)メチル]2−ニトロ
ベンゼンアミンおよび106部のジクロロメタンの混合
物に3.4mQの4−メチレン−2−オキセタノンを加
えた。0°Cで1時間撹拌した後に、別部分の3.4m
Qの4−メチレン−2−オキセタノンを加えそして撹拌
をこの低温で1時間続けた。反応混合物を8部のメタノ
ールで希釈し、そして蒸発乾固した。残渣を2−プロパ
ノンから結晶化させて、7.6部(68,7%)のべ−
[4(LH−イミダゾール−1−イル)メチル]−2ニ
トロフェニル]−3−オキソブタンアミドを生成した。
融点172℃(中間生成物85同様な方法で下記のもの
も製造された二表4−c C)。
10部の4−[1−(l旦−イミダゾール−1=256 イル)−2−メチルプロピル ンアミン、20部のβ−オキソベンゼンプロパン酸エチ
ルおよび174部のベンゼンの溶液を還流温度で36時
間撹拌した。冷却後に、反応混合物を蒸発させた。残渣
をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離
剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(98:2
容量)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、モ
して溶離剤を蒸発させて、7部(44.8%)のN−[
4−[1−(l H−イミダゾール−1−イル)−2−
メチルプロピル]−2−二トロフェニル]−β−オキソ
ベンゼンプロパンアミドを生成した。融点106℃(中
間生成物96−C)。
同様な方法で下記のものも製造された二N−44−[1
 −(l H−イミダゾール−1ーイル)エチル]−2
−ニトロフェニル]−β−オキソベンゼンプロパンアミ
ド;融点172°C(中間生成物97−c)、 N−[4−(IH−イミダゾール−1−イルメチル)2
−ニトロフェニル]−β−オキソベンゼンブロバンアミ
ド:融点98°C(中間生成物98−c)、および N−[4−(IH−イミダゾール−1−イル)フェニル
メチル]−2−二トロフェニル]−β−オキソベンゼン
プロパンアミド;融点98°C(中間生成物99−c)
実施例11−〇 撹拌されている13部の4−[1−(IH−イミダソー
ル−l−イル)−2−メチルグロビル]−2ニトロベン
ゼンアミンの195部のジクロロメタン中溶液に19部
の3−クロロベンゼンアセチルクロライドの65部のジ
クロロメタン中溶液を加えた。室温で4時間撹拌した後
に、10.1部のN、N−ジエチルエタンアミンを加え
た。反応混合物を水で洗浄し、乾燥し、濾過しおよび蒸
発させて、39部(100%)の3−クロロ−N−[4
[1−(l H−イミダゾール−1−イル)−2メチル
プロピル1−2−ニトロフェニル]−ベンゼンアセ]・
アミドを油状残渣として生成した(中間生成物100−
C)。
同様な方法で下記のものも製造された:表5−c 実施例12−c 撹拌されそして冷却(5°C)されている10部の4−
[2−メチル−(IH=1,2.4−トリアゾール−1
−イル)フロピルコー2−二トロベンゼンアミンおよび
6゜7部のピリジンの175部のジクロロメタン中溶液
に14.4部の4−クロロベンゼンアセチルクロライド
の39部のジクロロメタン中溶液を窒素雰囲気下で加え
た。室温で一夜撹拌した後に、反応混合物を水で洗浄し
、乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムク
ロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離剤としてジ
クロロメタンおよびメタノールの(99:l容量)混合
物を用いて精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ
て、11部(69,9%)の4−クロロ−N−[1−[
2−メチル−1−(l H−1,2゜4−トリアゾール
−1−イル)プロピル]−2−二トロフェニル]ベンゼ
ンアセトアミドを生成した(中間生成物112−C)。
同様な方法で下記のものも製造された:4−フルオロー
N −[4−[2−メチル−1−(1H−1,2,1−
トリアゾール−1−イル)プロピル]−2−ニトロフェ
ニル]ベンゼンアセトアミド(中間生成物113−c)
、 3−フルオロ−N−[4−12−メチル−1−(lH−
1,2,4−)リアゾール−1−イル)プロピル]−2
−ニトロフェニル]ベンゼンアセトアミド(中間生成物
114−C)、 11−[1−[2−メチル−1−(I H−1,2,4
トリアゾール−1−イル)プロピルコー2−ニトロフェ
ニル]−3−チオフェンアセトアミド(中間生成物11
5−C)、および 3−クロロ−N−[4−[2−メチル−1−(I H−
1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロピル]2−
ニトロフェニル]ベンゼンアセトアミド(中間生成物1
16−c)。
実施例13−C 31部の4−[1−(IH−イミダゾール−lイル)−
2−メチルグロピル]−2−二トロベンゼンアミンおよ
び240部のエタノールの混合物をパル装置中で0−5
.105Paおよび室温において30部のラネーニッケ
ル触媒を用いて水素化した。計算された量の水素が吸収
された後に、触媒を珪藻上上で濾別し、そして濾液を蒸
発させて、27.4部(100%)の4−[1−(IH
−イミダゾール−1−イル)−2−メチルグロビル]−
■。
2−ベンゼンジアミンを残液として生成した(中間生成
物117−c)。
同様な方法で下記のものも製造された:表6−c 金物の製造 実施例14−c 15.5mの5−(ブロモメチル)キノキサリン、23
.5部のIH−イミダゾールおよび160部のアセトニ
トリルの混合物を還流温度で1時間撹拌した。反応混合
物を蒸発させ、そして残渣を水中に加えた。生成物を6
5部のジクロロメタンで3回抽出した。−緒にした抽出
物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラム
クロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離剤として
ジクロロメタンおよびメタノールの(95:5容量)混
合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、そして溶離
剤を蒸発させた。残渣を2−プロパノンおよび2,2′
−オキシビスプロパンの混合物から結晶化させた。生成
物を濾別しそして乾燥して、3部(20,5%)の5−
(L H−イミダゾール−lイルメチル)キノキサリン
を生成した。融点121.2°C(化合物4l−c)。
実施例15−c 10.4部のα−フェニル−6−キラキサリンメタンス
ルホ不−1−(エステル)、12部のIHl、2.4−
1−リアゾールおよび79部のアセトニトリルの混合物
を還流温度で一夜撹拌した。反応混合物を蒸発させ、そ
して残渣を酢酸エチルで抽出した。抽出物を乾燥し、濾
過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル;CH2Cα2/CH30H96: 
4)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ
、そして残渣を2−プロパツールおよび2,2′−オキ
シビスプロパンの混合物から結晶化させて、0゜9部(
9,5%)の6−[フェニル(4H−1,2,4−トリ
アゾール−4−イル)メチル]キノキサリンを生成した
。融点98.1’C(化合物5O−c)。
実施例16−c 7.8部の6−キツキサリンカルポキシアルデヒドおよ
び1.l′−カルボニルビス−IH−イミダゾールの混
合物を100°Cで1時間撹拌した。
冷却後に、反応混合物を水および酢酸エチルの間に分配
させた。有機層を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル; CH
2G +22/ CH30H/ N Ha OH85:
15:l)により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸
発させ、そして残渣を2−プロパノン中で4−メチルベ
ンゼンスルホネート(1: 2)塩に転化させて、7部
(23,0%)の6−[ジ(lH−イミダゾール−1−
イル)メチル]キノキサリン4−メチルベンゼンスルホ
ネート(1: 2)WE成した。融点240.3°C(
化合物5l−c)。
実施例17−c α)3.76部の4−(I H−イミダゾール−1イル
メチル)−1,2−ベンゼンジアミン、4.5部のジフ
ェニルエタンジオンおよび80部のエタノールの混合物
を還流温度で4時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、そ
して濃縮物をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲ
ル上で溶離剤としてトリクロロメタンおよびメタノール
の(95:5容量)混合物を用いて精製した。純粋な留
分を集め、そして溶離剤を蒸発させた。残渣を1.1’
オキシビスエタンおよびエタノールの混合物から結晶化
させた。生成物を濾別し、そして乾燥して、4部(55
%)の6−(IH−イミダゾール−lイルメチル)−2
,3−ジメチルキノキサリンを生成した。融点159.
3°C(化合物8−c)。
β)ジフェニルエタンジオンの代わりにエタンシアルを
そして4−(I H−イミダゾール−1−イルメチル)
−1,2−ベンゼンジアミンの代わりに4−[(IH−
イミダゾール−1−イル)フェニルメチル]−1,2−
ベンゼンジアミンを使用したこと以外は実施例17αと
実質的に同じ工程に従い6−[(l旦−イミダゾール−
1−イル)(フェニル)メチル]キノキザリンが製造さ
れた。融点126゜8°C(化合物5−c)。
γ)エタンシアルの代わりに2,3−ブタンジオンを使
用したこと以外は実施例17−c−βと実質的に同じ工
程に従い6−[(IH−イミダゾール1−イル)(フェ
ニル)メチル]−2,3−ジメチルキノキサリン−水塩
が製造された。融点82゜9°C(化合物6−c)。
実施例18−c α)8.1部の4−[(3−フルオロフェニル)(lH
−イミダゾール−1−イル)メチル]−1,2ベンゼン
ジアミン、5部のエタンシアルおよび80部のメタノー
ルの混合物を還流温度で撹拌した。
反応の完了時に、混合物を蒸発乾固しそして残渣を水中
に加えた。生成物をトリクロロメタンで抽出した。残渣
をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で溶離
剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(98:2
容量)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、そ
して溶離剤を蒸発させた。残渣を2,2′−オキシビス
プロパンから結晶化させた。生成物を濾別し、そして乾
燥して、6.35部(74,5%)の6−[(3−フル
オロフェニル)(IH−イミダゾール−1−イル)メチ
ル]キノキザリンを生成した。融点109.7°C(化
合物15−c)。
β)エタンシアルの代わりに2,3−ブタンジオンを使
用したこと以外は実施例18−c−αと実質的に同じ工
程に従い6−[(3−フルオロフェニルXIH−イミダ
ゾール−1−イル)メチル]−2゜3−ジメチルキノキ
サリンが製造された。融点81.4°C(化合物19−
c)。
実施例19−c 冷却(0−5°C)されている4、5部の6−[1(L
H−イミダゾール−1−イル)−2−メチルプロピル]
キノキサリンの79部のメタノール中溶液に4.5部の
テトラヒドロホウ酸すトリウムを一部分ずつ加えた。0
−5°Cで3時間撹拌した後に、水を加えた。生成物を
ジクロロメタンで抽出し、抽出物を乾燥し、濾過し、そ
して蒸発させ5た。残渣をカラムクロマトグラフィー(
シリカゲル; CH2CQ2/CH,OH/NH,OH
90: 10 : 0.1)により精製した。希望する
留分の溶離剤をエタノール中でエタンジオエート(2:
5)塩に転化させて、1部(11,5%)の1.2.3
.4テトラヒドロ−6−[1−(IH−イミダゾールl
−イル)−2−メチルプロピル]キノキザリンエタンジ
オエート(2: 5)半水塩を生成した。融点145.
6°C(化合物1−c)。
実施例20−c α)9.1部の4−[(3−クロロフェニル)(IHイ
ミダゾール−1−イル)メチル]−1,2−べンゼンジ
アミン、3.7部の2−オキソプロパン酸エチルおよび
160部のメタノールの混合物を還流温度で30分間撹
拌した。反応混合物を蒸発乾固した。残渣を36部の2
−プロパノンおよび4部のメタノールの混合物から結晶
化させた。室温で30分間撹拌した後に、沈澱した生成
物を濾別しく濾液はそのままにしておく)、そしてメタ
ノールおよびジクロロメタンの混合物から再結晶化させ
た。生成物を濾別しそして乾燥して、3部(28,1%
)の06−[(3−クロロフェニル)(IH−イミダゾ
ール−1−イル)メチル]−3−メチル−2(I H)
−キノキサリノンを生成した。融点270.9°C(化
合物73−c)。濾液(上記参照)を蒸発させ、そして
残液をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(95
:5容量)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め
、モして溶離剤を蒸発させた。残渣を2−ブタノンおよ
び2−プロパノンの混合物中に加え、そして全体を2.
3日間放置した。生成物を濾別し、そして乾燥して、1
,4部(11,5%)の7−[(3−クロロフェニルX
IH−イミダゾール−1−イル)メチル]−3−メチル
−2(IH)−キノキザリノン半水塩を生成した。融点
201.9°C(化合物8l−c)。
β)2−オキソプロパン酸エチルの代わりに4メチル−
2−オキソペンクン酸エチルをそして4〜EC3−”ロ
ロフェニルXIH−イミダゾール1−イル)メチル]−
1,2−ベンゼンジアミンの代わりに4−[1−(l 
H−イミダゾール−1−イル)−2−メチルプロピル:
l−1,2−ベンゼンジアミンを使用したこと以外は実
施例20αと実質的に同じ工程に従い6−[1−(IH
−イミダゾール−I−イル)−メチルプロピル]−3−
(2−メチルプロピル)−2(LH)−キノキサリノン
:融点197.4°C(化合物101−c)および7−
(l H−イミダソール−1−イル)−メチルプロピル
L−3−(2−メチルプロピル)−2(IH)キノキサ
υノン:融点173.5℃(化合物10[1 2−c)が製造された。
γ)4−メチル−2−オキソベンクン酸エチルの代わり
Iこ3−メチル−2−オキソブタン酸エチルを使用した
こと以外は実施例2O−C−βと実質的に同し工程に従
い7−[1−(IH−イミダゾルー1−イル)−2−メ
チルプロピル]−3−(1メチルプロピル)−2(IH
)−キノキサリノン;融点186.7°C(化合物10
6−c)および13−El−(IH−イミダゾール−1
−イル)−2メチルプロピル]−3−(1−メチルエチ
ル)2(I H)−キノキサリノン;融点187.4°
C(化合物117−c)が製造された。
δ)4−メチル−2−オキソベンクン酸エチルの代わり
にα−オキソベンゼン酢酸メチルを使用したこと以外は
実施例2O−C−βと実質的に同じ工程に従い6−[1
(IH−イミダゾール−1イル)〜2−メチルプロピル
]−3−フェニル−2(I H)−キノキサリノン;融
点209.6°C(化合物89−c)および7−[1−
(IH−イミダゾール−1−イル)−2−メチルプロピ
ル]−3−フェニル−2(]H)−キノキサリノン;融
点281゜0℃(化合物91−c>(が製造された。
ε)2−オキソプロパン酸エチルの代わりに2=メチル
−3−オキソ−1,4−ブタンジオン酸ジエチルをそし
て4−[(3−クロロフェニル)(IHイミダゾール−
1−イル)メチル]−1,2−ベンゼンジアミンの代わ
りに4〜[(IH−イミダゾール−1−イル)メチル]
−1,2−ベンゼンジアミンを使用したこと以外は実施
例2O−C−αと実質的に同じ工程に従い3.4−ジヒ
ドロ−7−(lH−イミダゾール−1−イルメチル)−
α−メチル−3−オキソ−2−キノキサリノン酢酸エチ
ル:融点208.1°C(化合物87−c)および3゜
4−ジヒドロ−6−(IH−イミダゾール−1イルメチ
ル)−α−メチル−3−オキソ−2−キノキサリノン酢
酸エチル;融点223.4°C(化合物88−c)が製
造された。
実施例21−c α)撹拌されそして冷却(0℃)された9、1部の4−
4(3−クロロフェニル(IH−イミダゾール−1−イ
ル)メチル]−1,2−ベンゼンジアミンの80部の酢
酸および20部の水中の溶液に5゜8部の4−メチル−
オキソベンクン酸エチルを一部分ずつ加えた。完了後に
、撹拌を室温で4時間続けた。反応混合物を100部の
水中に注ぎ、そして全体を3N水酸化ナトリウム溶液で
中和した。
生成物をジクロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、
濾過し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラ
フィーによりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタ
ンおよびメタノールの(95:5容量)混合物を用いて
精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させ
た。残渣を2−プロパノンおよび1.1′−オキシビス
エタンの混合物から結晶化させた。生成物を濾別しく濾
液はそのままにしておく)、そして乾燥して、1.5部
(12,6%)の6−[(3−クロロフェニル)(lH
−イミダゾール−1−イル)メチル]−3−(2メチル
プロピル)−2(IH)−キノキサリノンを生成した。
融点209.7°C(化合物178C)。
濾液(上記参照)を蒸発させ、そして残渣をカラムクロ
マトグラフィー(HPLC)によりシリカゲル上で溶離
剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(95:5
容量)混合物を用いて精製した。
純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発させた。
残渣を2回結晶化させて、1.2部(10,0%)の7
−[(3−クロロフェニル)(IH−イミダゾール−1
−イル)メチル]−3−(2−メチルプロピル)−2(
IH)−キノキサリノンを生成した。融点215.2°
C(化合物177−c)。
β)4−メチル−2−オキソベンクン酸エチルの代わり
に3−メチル−2−オキソブタン酸メチルを使用したこ
と以外は実施例21−c−αと実質的に同じ工程に従い
6−[(3−クロロフェニル)(IH−イミダゾール−
1−イル)メチルL−3−(1メチルエチル)−2(I
H)−キノキサリノン;融点188.8°C(化合物1
81−C)および7−[(3−クロロフェニルXIH−
イミタソールl−イル)メチル]−3−(]−メチルエ
チル)−2(IH)−キノキサリノン(化合物313−
c)が製造された。
実施例22−c 8.8部の4−[1−(IH−イミダゾール−1イル)
−2−メチルプロピル]−1,2−ベンゼンジアミン、
3部の2−オキソ酢酸−水塩および80部のメタノール
の混合物を還流温度で4時間撹拌した。反応混合物を蒸
発乾固し、モして残渣をカラムクロマトグラフィーによ
りシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタンおよびメ
タノールの(98:2容量)混合物を用いて精製した。
2種の異性体を含む留分を集め、そして溶離剤を蒸発さ
せた。最初は2−ブタノンおよび2−プロパノンの混合
物からそして次に2−ブタノンからの結晶化により異性
体を分離した。第一の生成物を濾別しそして乾燥して、
1.25部(12,3%)の7−[1−(IH−イミダ
ゾール−1−イル)−2メチルプロピル]−2(IH)
−キノキサリノンを生成した。融点246.3°C(化
合物9O−c)。
第二の生成物を濾別しそして乾燥して、0.5部(4,
9%)の6−[1(IH−イミダゾール−1イル)−2
−メチルプロピル]−2(L H)−キノキサリノンを
生成した。融点193.9°C(化合物94−c)。
実施例23−C α)撹拌しそして冷却(0℃)された9部の1[1−(
l H−イミダゾール−1−イル)−2−メチルプロピ
ル]−1,2−ベンゼンジアミンの80部の酢酸および
20部の水の中の混合物に5部の2=オキソペンクン酸
を加えた。反応混合物を室温で12時間撹拌した。全体
を水中に注ぎそして3N水酸化ナトリウム溶液で中和し
た。生成物を130部のジクロロメタンで3回抽出した
。−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させ
た。
6−[1−(LH−イミダゾール−1−イル)−2−メ
チルプロピル]−3−プロピル−2(IH)キノキサリ
ノンを得るために、残渣をカラムクロマトグラフィー(
HPLC)によりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロ
メタンおよびメタノールのC9B:2容量)混合物を用
いて精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤を蒸発
させた。残渣を2−ブタノンおよびl、1′−オキシビ
スエタンの混合物から結晶化させた。沈澱した生成物を
濾別しそして冷たい4−メチル−2−ペンタノン中で撹
拌した。濾過後に、生成物をメタノールおよび2−プロ
パノンの混合物から再結晶化させて、1.6部(13,
2%)の上記の生成物を生成した。
融点259.7°C(化合物100−c)。
7−[1−(IH−イミダゾール−1−イル)−2メチ
ルグロビルフ−3−プロピル−2(IH)−キノキサリ
ノンを得るために、残渣をカラムクロマトグラフィーに
よりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタン、2−
プロパツールおよび水酸化アンモニウムの(90,:1
0 : 0.1容量)混合物を用いて精製した。純粋な
留分を集め、そして溶離剤を蒸発させた。残渣をアセト
ニトリルお、I:びJ、1’−オキシビスエタンの混合
物から結晶化させた。沈澱した生成物を濾別しそして最
初はメタノールおよびアセトニトリルの混合物から3回
そして次にメタノール、酢酸エチルおよび2プロパツー
ルの混合物から2回再結晶化させて、1.45m(12
,0%)の上記の生成物を生成した。
融点176.0℃(化合物140−C)。
β)2−オキソペンクン酸の代わりに2−オキソブタン
酸を使用したこと以外は実施例23−Cαと実質的に同
じ工程に従い、3−エチル−6[1−(L H−イミダ
ゾール−1−イル)−2−メチルプロピル]−2(IH
l−キノキサリノン;融点203.7℃(化合物104
−c)および3−エチル−7−[1−(IH−イミダゾ
ール−1−イル)−2−メチルプロピル]−2(IH)
−キノキサリノン(化合物314−c)が製造された。
実施例24−C l3部の4−[1−(IH−イミダゾール−lイル)−
2−メチルグロビル]−1,2−ベンゼンジアミンおよ
び12.5部の2−オキソ−1,3プロパンジオン酸ジ
エチルの80部のエタノール中溶液を還流温度で2時間
撹拌した。反応混合物を蒸発させ、モして残渣をカラム
クロマトグラフィによりシリカゲル上で溶離剤としてジ
クロロメタンおよびメタノールの(95:5容量)混合
物を用いて精製した。純粋な留分を集め、そして溶離剤
を蒸発させた。残渣をアセトニトリルおよびエタノール
の混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそして乾燥
して、3.1部(14,0%)の2゜3−ジヒドロ−7
−[1−(IH−イミダゾール1−イル)−2−メチル
プロピル]−3−オキソ2−キノキサリンカルボン酸エ
チルを生成した。
融点229.7°C(化合物107−c)。
結晶化の濾液を蒸発させ、モして残渣をアセトニトリル
およびエタノールの混合物から再結晶化させた。生成物
を濾別しそして乾燥して、2.2部(10,0%)の3
,4−ジヒドロ−6−[1−(IHイミダゾール−1−
イル)−2−メチルプロピル]−3−オキソ−2−キノ
キサリンカルボン酸エチルを生成した。融点1818℃
(化合物116−c)。
実施例25−C 7部のN−[4−[1−(] ]H−イミダゾールー1
−イル−2−メチルプロピル]−2−二トロフェニル1
−β−オキソベンゼンプロパンアミド、7゜03部の度
酸カリウムおよび70部の水の混合物を還流温度で1.
5時間撹拌した。冷却後に、全体を3N塩酸溶液で処理
してp H7とした。生成物をジクロロメタン(3X 
104部)で抽出した。
−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた
。残渣をエタノール中に加えた。生成物を濾別し、そし
て乾燥して、5.1部(73,0%)の3−ベンゾイル
−6−[1−(IH−イミダゾール1−イル)−2−メ
チルプロピル]−2(lH)キノキサジノンN4−オキ
シド−水塩を生成した。
融点210.0°C(化合物154−c)。
実施例26−C 12部のN−[4−[(3−クロロフェニル)(IH−
イミダゾール−1−イル)メチルツー2−二トロフェニ
ル]−3−オキツブタンアミドおよび120部の水酸化
ナトリウム6.5%溶液の混合物を80℃で15分間撹
拌した。冷却後に、生成物が得られ、10.25部(1
00%)の6−[(3クロロフェニルXIH−イミダソ
ール−lイル) メチル]−2(If()−キノキサジノンN4−オキシ
ドを生成した(化合物175−c)。
実施例27−c 11部の4−クロロ−N−[i[2−メチル1−(] 
H−] 、2.4−)リアゾール−1−イル)2−ニト
ロフェニル]ベンゼンアセトアミドおよび49部のピリ
ジンの撹拌されている混合物に3.6部の2−メチル−
2−プロパツール、カリウム塩を窒素雰囲気下で加えた
。室温で1時間撹拌した後に、反応混合物を氷水中に注
いだ。全体を3NHC4で中和し、そして生成物をジク
ロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリ
カゲル; CH2Cl22/CH30H398: 2)
により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させて、
6.6部(61,8%)の3−(4−クロロフェニル)
−6−[2−メチル−1−(I H−1,2,4トリア
ゾール−1−イル)プロピル]−2(IH)キノキザリ
ノンN4−オキシドを生成した(化合物221−C)。
H−イミダゾール−I−イル)−2−メチルプロピル]
−2−ニトロフェニル]ベンゼンアセトアミドの49部
のピリジンおよび10部の水酸化カリウム20%溶液中
の溶液を85°Cで1時間撹拌した。反応混合物を砕氷
中に注ぎ、そして2N硫酸溶液で中和した。蒸発後に、
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタン、メタノールおよび水酸化
アンモニウムの(95: 5 : 0.5容量)混合物
を用いて精製した。純粋な留分を集めそして溶離剤を蒸
発させた。残渣をジクロロメタンおよび2,2′−オキ
シビスプロパンの混合物から結晶化させた。生成物を濾
別しそして乾燥して、4.3部(67,6%)の3−(
3−フルオロフェニル)−6−[1−(IH−イミダゾ
ール−1−イル)−2−メチルプロピル]−2(IH)
−キノキサジノンN4−オキシドを生成した。融点21
2.9°C(化合物166C)。
チル)−1,2−ベンゼンジアミン、4部のエタンジオ
ン酸ジエチルおよび40部のメタノールの混合物を室温
で4時間撹拌した。沈澱した生成物を濾別しそして乾燥
して、4部(62,3%)の6−[1(IH−イミダゾ
ール−1−イルメチル)−2゜3(IH,4H)−キノ
キサリンジオンを生成した。
融点〉300°C(化合物315−C)。
実施例3O−C 3部の6−[1−(IH−イミダゾール−1−イル)ペ
ンチル]−3−フェニル−2(IH)−キノキサリノン
 Nl−オキシドの80部のメタノール中溶液を2−1
05Paおよび室温において0.5部のラネーニッケル
触媒を用いて一夜水素化した。
触媒を珪藻土」二で濾別し、そして濾液を蒸発さセた。
残渣をアセトニトリルから結晶化させて、2.5部(8
7,2%)の6−[1−(LH−イミダゾール−1−イ
ル)ペンチル]−3−フェニル−2(IH)−キノキサ
リノンを生成した。融点192.4’a (化合物16
2−c)。
10.25部の6−[(3−クロロフェニル)(lH−
イミダゾール−1−イル)メチル]−2(IH)−キノ
キサリノン、N4−オキシド、120部の水酸化ナトリ
ウム6.5%溶液および120部の水の混合物をパル装
置中で3.105Paおよび室温において10部のう不
一ニッケルを用いて窒素雰囲気下で水素化した。全体を
珪藻上上で濾別し、そして濾液を3N塩酸溶液でpH7
とした。生成物をジクロロメタンおよびメタノールの混
合物で抽出した。抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発
させた。残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカ
ゲル上で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノール
の(96:4容量)混合物を用いて精製した。純粋な留
分を集めそして溶離剤を蒸発させた。残渣を2−ブタノ
ン、2−プロパノンおよび1,1′−オキシビスエタン
の混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそして乾燥
して、0゜95部(9,7%)の11−[(3−クロロ
フェニル)(IH−イミダゾール−1−イル)メチル]
−2(IH)キノキサリノンを生成した。融点253.
0°C(化合物176−C)。
実施例32−C 5,9部の3−(3,4−ジメトキシフェニル)6−[
1−(lH−イミダゾール−1−イル)−2メチルプロ
ピル]−2(IH)−キノキサリノン。
N′−オキシド、3.3部のジチオン酸ナトリウム、5
5.3mのエタノールおよび30部の水の混合物を1部
2時間還流させた。冷却後に、反応混合物を水およびジ
クロロメタンの間に分配させた。有機層を乾燥し、濾過
し、そして蒸発させた。残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(シリカゲル:CH2CQ2/CH30H95:5)
により精製した。希望する留分の溶離剤を蒸発させ、そ
して残液をメタノールおよび酢酸エチルから結晶化させ
て、2.1部(56,4%)の3−(3,4−ジメトキ
、。
ジフェニル)−6−[1−(I H−イミダゾール−1
−イル)−2−メチルグロビル]−2(l旦)−キノキ
サリノンを生成した。融点242.6°C(化合物23
6−C)。
実施例33−C 5部の7−(IH−イミダゾール−1−イルメチル)−
3−メチル−2(IH)−キノキサリン、0.3部の水
酸化ナトリウム50%分散液および28部のN、N−ジ
メチルボルムアミドの混合物を室温で1.5時間撹拌し
た。2部のアイオドメタンを加え、そして撹拌を室温で
窒素雰囲気下で12時間続けた。反応混合物を蒸発乾固
し、そして残渣を水および炭酸カリウムの中に加えた。
生成物をジクロロメタンで抽出した。抽出物を乾燥し、
濾過し、そして蒸発した。残渣をカラムクロマトグラフ
ィーによりシリカゲル上で溶離剤としてジクロロメタン
およびメタノールの(98:2)混合物を用いて精製し
た。純粋な留分を集め、モして溶離剤を蒸発させた。残
渣を2,2′−オキシビスプロパンおよび2−プロパノ
ンの混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそして乾
燥して、2.2部(66,8%)の7−[1(IH−イ
ミダゾール−1−イルメチル)−] 、]3−ジメチル
ー2IH)−キノキサリノン半水塩を生成した。融点1
28.6°C(化合物79−C)。
実施例34−C 5部の6−[(IH−イミダゾール−1−イル)フェニ
ルメチル1−3−メヂルー2(IH)−キノキサリノン
、3.3部の水酸化ナトリウムおよび30部の水の混合
物を室温で1時間撹拌した。5部のヒドロキシルアミン
−〇−スルホン酸を加え、そして混合物を20°Cで4
時間撹拌し。生成物をジクロロメタン(3X 65部)
で抽出した。−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そし
て蒸発させた。
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタンおよびメタツルの(95:
 5)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、そ
して溶離剤を蒸発させた。残渣を2−プロパノンおよび
l、1′−オキシビスエタンの混合物から結晶化させた
。生成物を濾別しそして乾燥して、2部(38,2%)
の1−アミノ6−[1(IH−イミダゾール−1−イル
)フェニルメチルゴー3−メチル−2(I H)−キノ
キサリノンを生成した。融点192.8°C(化合物8
5−c)。
実施例35−C 4,25部の3.4−ジヒドロ−7−[(IH−イミダ
ゾール−1−イル)−2−メチルプロピル]3−オキソ
ー2−キノキサリノンカルボン酸エチルの20部の水酸
化ナトリウムIN溶液中の溶液を室温で4時間撹拌した
。反応混合物を希硫酸溶液で処理してpH5,5とした
。濃縮後に、残渣をピリジンから結晶化させた。生成物
を濾別しそして乾燥して、1部(24,6%)の3,4
−ジヒドロ−7−[1(IH−イミダゾール−1−イル
)2−メチルプロピル]−3−オキソ−2−キノキサリ
ンカルボン酸を生成した。融点237.5°C(化合物
129−C)。
実施例36−C 6部の7−[(IH−イミダゾール−1−イルメチル)
−3−メチル−2(IH)−キノキサリノンおよび40
部の塩化ホスホリルの混合物を還流温度において2時間
撹拌した。反応混合物を蒸発乾固した。残渣を300部
の氷水中に加え、そして全体を炭酸カリウムで中和した
。生成物を65部のジクロロメタンで3回抽出した。−
緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発させた。
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(98
,2)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、モ
して溶離剤を蒸発させた。残渣を1.1′−オキシビス
エタンの混合物から結晶化させた。生成物を濾別しそし
て乾燥して、1.6部(59,4%)の3−クロロ−6
−(、lH−イミダゾール−1−イルメチル)−2−メ
チル−キノキサリンを生成した。融点115.8°C(
化合物22C)。
実施例37−C 013部のナトリウムの24部の1−プロパツール中溶
液を2.4部の3−クロロ−6−(LH−イミダゾール
−1−イルメチル)−2−メチルキノキザリノンに加え
た。全体を還流温度で2時間撹拌した。反応混合物を蒸
発させ、そして残渣を5部のジクロロメタンで3回抽出
した。−緒にした抽出物を乾燥し、濾過し、そして蒸発
させた。
残渣をカラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で
溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノールの(98
:2)混合物を用いて精製した。純粋な留分を集め、そ
して溶離剤を蒸発させた。残渣をペンタンおよび2,2
′−オキシビスプロパンの混合物から結晶化させた。生
成物を濾別しそして乾燥して、1.5部(57,1%)
の6−(IHイミダゾール=1−イルメチル)−2−メ
チルグロポキシキノキサリンを生成した。融点85゜5
℃(化合物24−c)。
実施例38−c 5.5部の3−クロロ−6−[1,−(IH−イミダソ
ール−1−イル)−2−メチルプロピル1−2メチルー
キノキサリノン、9部のN−メチルメタンアミン40%
水溶液および48部のメタノールの混合物を140°C
で12時間撹拌した。冷却後に、反応混合物を蒸発乾固
し、そして残液をカラムクロマトグラフィーによりシリ
カゲル上で溶離剤としてジクロロメタンおよびメタノー
ルの(98:2)混合物を用いて精製した。純粋な留分
を9l− =292 集め、そして溶離剤を蒸発させた。残渣を石油エテルか
ら結晶化させた。生成物を濾別しそして乾燥して、0.
9部(15,9%)の7−[1−(IHイミダゾール−
1−イル)−2−メチルグロビル]−N、N、3−トリ
メチル−2−キノキサゾリンアミンを生成した。融点1
16.7°C(化合物47−c)。
表7−c−1l−c中に挙げられている全ての他の化合
物は実施例14−C〜38−C中に記されているのと同
様な製造方法により得られ、実際の製造方法は2項(実
施例番号)中に示されている。
表7−c C b)薬学的実施例 本発明の化合物の有用な薬学的性質を例えば下記の実験
により示すことができる。
体重が200−210gの雄のウィスターを賦形薬(P
E(1;200)または40mg/kgの式(I−c)
の化合物で経口的に処置した。1時間後に、動物にエー
テル麻酔をかけそして20μgの全トランスーレチノン
酸を含有していル0.50m0.の食塩水溶液を頚静脈
孔内に注射した。この注射から2時間後に、鼠を路頭に
より殺し、そして血液をヘパリン上で集めた。血液試料
を遠心しくlooog、15分)、そして血漿を回収し
て血漿性の全トランスーレチノン酸の量を測定した。
試料をHPLCにより紫外線検出器で350nmにおい
て分析した。定量はピーク面積積分および外部標定によ
りなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処置さ
れた動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能(<
 0.5 n g/+++12)であつたが、化合物番
号5−c、9−c、11−C。
12−c、13−c、15−c、16−C。
18−c、57−c、68−C,69−C。
70−c、86−c、89−c、94−C。
97−c、103−c、123−c、132−c。
133−c、  134−c、l 41−C。
146−c、147−C,148−C。
149−c、151−c、157−C。
161−c、181−c、183−c。
187−c、198−C,201−C。
210−c、262−C,263−C。
264−c、295−cおよび299−Cは血漿カラの
全トランスーレチノン酸の回収を40mg/kgの投与
後に少なくとも10ng/mρに高めた。下記の化合物
も血漿からの全トランスーレチノン酸の回収を40mg
/kgの投与後に少なくとも20ng/m12に高めた
:化合物番号12−c。
70−c、77−c、86−C,138−cおよび14
6−C0 実施例40−b 内因性の全トランスーレチノン酸の代謝体重が200−
210gの雄のウィスターを賦形薬(PEG200)ま
たは40mg/kgの式(■−b)の化合物で経口的に
処置した。1時間後に、動物にエーテル麻酔をかけそし
て20μgの全トランスーレチノン酸を含有している0
、50mQの食塩水溶液を頚静脈孔内に注射した。この
注射から2時間後に、鼠を路頭により殺し、そして血液
をヘパリン上で集めた。血液試料を遠心しく10100
O15分)、そして血漿を回収して血漿性の全トランス
ーレチノン酸の量を測定した。
試料をHPLCにより紫外線検出器で350nmにおい
て分析した。定量はピーク面積積分および外部標定によ
りなされた。使用した条件下では、賦形薬で予備処理さ
れた動物におけるレチノン酸の血漿濃度は検出不能(<
0.5 n g/mQ)であったが、化合物番号5−c
、77−c、94−c。
127−c、151  c、170−c。
183−c、187−c、190−c。
197−c、201−c、205−c。
20g−c、210−c、  212−C。
216−c、218−c、232−c。
246−c、259−C,260−C。
262−c、263−c、264−C。
266−c、271−cl 273−C。
275−c、277−c、279−C。
280−c、285−C,287−C。
289−c、291−c、293−C。
295−c、29’9−c、301−C。
307−Cおよび309−Cは血漿からの全トランスー
レチノン酸の回収を少なくともlng/mQに高めた。
D)組成物実施例 下記の調合物は、本発明に従い動物および人間の患者へ
の全身的投与に適している投与単位形の代表的な薬学的
組成物を例示している。
これらの実施例中で使用されている[活性成分j(A、
1.)は、式(I)の化合物、それのべ一酸化物形、薬
学的に許容可能な酸付加塩または立体化学的異性体形に
関している。
実施例41・経口的ドロップ 500gの活性成分を0.5Qの2−ヒドロキシプロパ
ン酸および1.5Qのプロピレングリコール中に60〜
80°Cにおいて溶解させた。30〜40°Cに冷却し
た後に、35aのプロピレングリコールを加え、そして
混合物をよく撹拌した。
次に1750gのナトリウムサッカリンを2.5Qの純
水中溶液を加え、そして撹拌しながら2゜5Qのココア
香料および50ffの量にするのに充分なポリエチレン
グリコールを加えて、1m(2当たり0.01gの活性
成分を含む経口的ドロップ溶液を与えた。生成した溶液
を適当な容器中に充填した。
実施例42:経口的溶液 9gの4−ヒドロキシ安息香酸メチルおよび1gの4−
ヒドロキシ安息香酸プロピルを4Qの沸騰している純水
中に溶解させた。3Qのこの溶液中に最初にlOgの2
.3−ジヒドロキシブタンジオン酸をそしてその後20
gの活性成分を溶解させた。後者の溶液を前者の溶液の
残りと一緒にし、そして12Qの1.2.3−プロパン
トリオールおよび3aのソルビトール70%溶液をそれ
に加えた。40gのナトリウムサッカリンを0.5Qの
水および2mQのキイチゴおよび2mQのマルスグリエ
ツセンスを加えた。後者の溶液を前者と一緒にし、20
Qの量にするのに充分な水を加えて小匙1杯(5m12
)当たり0.005gの活性成分を含む経口的溶液を与
えた。生成した溶液を適当な容器中に充填した。
実施例43:カプセル 20gの活性成分、6gのラウリル硫酸ナトリウム、5
6gの澱粉、56gのラクトース、0゜8gのコロイド
状二酸化ケイ素、および1.2gのステアリン酸マグネ
シウムを一緒に激しく撹拌した。生成した混合物を次に
1000個の適当な硬質ゼラチンカプセル中に充填し、
それぞれは0゜02gの活性成分を含んでいた。
100gの活性成分、570gのラクトースおよび20
0gの澱粉の混合物をよく混合し、そしてその後5gの
ドデシル硫酸ナトリウムおよび10gのポリビニルピロ
リドン(コリトン−に90■)の約200m+2の水中
溶液で湿らせた。湿っている粉末混合物をふるいにかけ
、乾燥し、そして再びふるいにかけた。次に100gの
微結晶性セルロース(アヴイセル■)および15gの水
素化された植物油(ステロテックス■)を加えた。全体
をよく混合し、そして圧縮して錠剤として、10.00
0個とし、それぞれは0.01gの活性成分を含んでい
た。
コーティング logのメチルセルロース(メトセル 60HG■)の
75mQの変性エタノール中溶液に5gのエチルセルロ
ース(エトセル 22cp、s■)の150mQのジク
ロロメタン中溶液を加えた。次に75tQのジクロロメ
タンおよび2.5m12の1.2.3プロパントリオー
ルを加えた。logのポリエチレングリコールを溶融さ
せそして75mQのジクロロメタン中に溶解させた。後
者の溶液を前者に加え、そして次に2.5gのオクタデ
カン酸間、5gのポリビニルピロリドンおよび30mQ
の濃縮色懸濁液(オパスプレイ K−12109■)を
加え、そして全体を均質化した。コーティング装置中で
錠剤の芯をこのようにして得られた混合物でコーティン
グした。
実施例45:注射溶液 1.8gの4−ヒドロキシ安息香酸メチルおよび0.2
gの4−ヒドロキシ安息香酸プロピルを約0.5Qの沸
騰している注射用の水の中に溶解させた。約50℃に冷
却した後に、撹拌しながら4gの乳酸、0.05gのプ
ロピレングリコールおよび4gの活性成分を加えた。溶
液を室温に冷却し、そしてIQ量となるのに充分な注射
用の水を補充して、1m(2当たり0.004gの活性
成分を含む溶液を与えた。溶液を濾過(U、S、P、X
■、811頁)により殺菌し、そして殺菌性容器に充填
した。
実施例46:生薬 3gの活性成分を3gの2.3−ジヒドロキシブタンジ
オン酸の25mQのポリエチレングリコール400中溶
液の中に溶解させた。12gの表面活性剤(スパン■)
および300gにするのに充分なトリグリセリド類(ウ
ィテブソル■)を−緒に溶融させた。後者の混合物を前
者の溶液とよく混合した。このようにして得られた混合
物を型の中に37−38°Cの温度において注いで、そ
れぞれが0.03gの活性成分を含有している100個
の生薬を製造した。
実施例47:2%クリーム 75mgのステアリルアルコール、2mgのセチルアル
コール、20 m gのモノステアリン酸ソルビタンお
よび10mgのミリスチン酸イソプロピルを二重壁で覆
われている容器中に加え、そして混合物が完全に溶融す
るまで加熱した。この混合物を別個に製造された70〜
75°Cの純水、200 m gのプロピレングリコー
ルおよび15mgのポリソルベートの混合物に、液体用
のホモゼナイザーを用いながら、加えた。生成した乳化
液を連続的に混合しながら25°C以下に自然に冷却し
た。20mgの活性成分、1mgのポリソルベート80
および純水の溶液並びに2mgの無水亜硫酸ナトリウム
の純水中溶液を次に乳化液に連続的に混合しながら加え
た。Igの活性成分であるクリームを均質化しそして適
当な管中に充填した。
実施例48:2%の局所用ゲル 200mgのヒドロキシプロピルβ−シクロデキストリ
ンの純水中溶液に20mgの活性成分を撹拌しながら加
えた。塩酸を完全に溶解するまで加え、そして次に水酸
化ナトリウムをpHが6゜0となるまで加えた。この溶
液を混合しながら10mgのコトジツノマタPJの50
rngのプロピレングリコール中分散液に加えた。ゆっ
くり混合しながら混合物を50°Cに加熱しそして自然
に約35°Cに冷却した時に、50mgの95%(容量
/容量)エチルアルコールを加えた。Igにするのに充
分な純水の残りを加え、そして混合物を均質になるまで
混合した。
実施例49:2%の局所用クリーム 200mgのヒドロキシプロピルβ−シフロブキストリ
ンの純水中溶液に20mgの活性成分を撹拌しながら加
えた。塩酸を完全に溶解するまで加え、そして次に水酸
化ナトリウムをpHが6゜0となるまで加えた。撹拌し
ながら、50mgのグリセロールおよび35mgのポリ
ソルベート60を加え、そして混合物を70°Cに加熱
した。生成した混合物を70°Cの温度を有する1 0
0mgの鉱油、20gのステアリルアルコール、20m
gのセチルアルコール、20mgのモノステアリン酸グ
リセロールおよび15mgのツルベートの混合物にゆっ
くり混合しながら加えた。25°C以下に冷却した後に
、Igにするのに充分な純水の残りを加え、そして混合
物を均質となるまで混合した。
実施例50:2%細胞内脂肪粒子調合物2gの活性成分
であるミクロフィン、20gのホスファチジルコリン、
5gのコレステロールおよび10gのエチルアルコール
の混合物を完全に溶解するまで撹拌しそして55−60
℃に加熱し、0.2gのメチルパラベン、0.02gの
プロピルパラベン、0..15gのニナトリウムエデテ
ートおよび0.3gの塩化ナトリウムの純水中溶液に均
質化しながら加えた。100gにするのに充分な純水中
の0.15gのヒドロキシプロピルメチルセルロースを
加え、そして膨潤が完全になるまで混合を続けた。
実施例51:2%細胞内脂肪粒子調合物10gのホスフ
ァチジルコリンおよび1gのコレステロールの7.5g
のエチルアルコール中混合物を完全に溶解するまで撹拌
しそして40°Cに加熱した。2gの活性成分であるミ
クロフィンを40℃に加熱しながら純水中に混合により
溶解させた。10分間にわたり均質化しながら、アルコ
ール溶液をゆっくりと水溶液に加えた。膨潤が完全にな
るまで純水中の0.15gのヒドロキシプロピルメチル
セルロースを混合しながら加えた。
生成した溶液をIN水酸化ナトリウムを用いてp H5
,0に調節し、そして100gにするのに充分な純水の
残りで希釈した。
本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1)式 [式中、 x l = x 2−は式 %式%() を有する二価の基であり、 Rは水素またはC8−6アルキルであり、Yは水素、C
,、。アルキル、C3−7シクロアルキル、Ar’、A
r2 C(−6アルキル、C2−6アルケニルまたはC
2−6アルキニルであり、 Zは式 %式% アミノ、またはモノもしくはジー(C+−sアルキル)
アミノであるか、或いは Zは式 %式%(3) R13、R17およびR22はそれぞれ独立して、水素
、ハロ、Cl−6アルキル、トリフルオロメチル、C1
−6アルキルオキシ、A r ”Ar”  C1−6ア
ルキル、アミノ、またはモノもしくはジー(CI−aア
ルキル)アミノであ(a−1) (a−2) (a−3) または lD す (a−4) の基であり、ここで R1、R4およびRIDはそれぞれ独立して、水素、C
1−6アルキルまたはAr”−C,6アルキルであり、 R2、R5、R8およびR”はそれぞれ独立して、水素
、CI−sアルキルまたはAr2であり、R3、R6お
よびR”はそれぞれ独立して、水素またはC11アルキ
ルであり、 R7およびR9はそれぞれ独立して、水素、す、 R′4、R16およびR2+はそれぞれ独立して、水素
、’CI−6アルキル、A r 2またはAr2−C8
−6アルキルであり、 R”、R”およびR”はそれぞれ独立して、水素、C1
−6アルキルまたは Ar”  CI−aアルキルであり、 R18は水素またはCI−aアルキルであり、Hasは
水素、C8−、アルキル、 Ar”−cl−sアルキル、アミンまたはモノ(CI−
aアルキル)アミノでアリ、X3は0またはSであるか
、或いは 2は式 (c−4)      (c−5) の基であり、ここで R24は水素、ハロ、C□−。アルキル、C8−、アル
キルオキシ、アミノ、七ノーもしくはジー(CI−sア
ルキル)アミノ、Ar”またはイミダゾリルであり、 R25ハ水素、C+−aアルキルまたはAr’であり、 R26およびR30はそれぞれ独立して、水素、C8−
、アルキル、Ar2 Cr−aアルキル、アミノまたは
モノ(CI−6アルキル)アミノであり、 R27およびR31はそれぞれ独立して、水素、C1−
6アルキル、Ar’、C1−6アルキルカルポニル、A
 r ”−カルボニル、C,−6アルキルオキシカルポ
ニル、カルボキシル、C,、アルキルオキシカルボニル
−C3□アルキル、アミンカルボニル R2B、R29、R32、R33およびR”はそれぞれ
独立して、水素、C,−6アルキルまたはAr2−CI
−aアルキルであり、 nは0または1であり、そして Ar’はフェニル、置換されたフェニル、ナフタレニル
、ピリジル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニル、
フラニルまたはチアゾリルであり、そしてAr”はフェ
ニルまたは置換されたフェニルであり、Ar’およびA
r”中の該置換されたフェニルはハロ、ヒドロキシ、ト
リフルオロメチル、C1−6アルキル、C□−、アルキ
ルオキシ、シアノ、アミノ、モノ−もしくはジー(CI
−’sアルキル)アミノ、ニトロ、カルボキシル、ホル
ミルおよびC I−6アルキルオキシカルポニルからそ
れぞれ独立して選択される1、2または3個の置換基で
置換されている] を有する化学化合物、それの薬学的に許容可能な酸付加
塩およびそれの立体化学的異性体形。
2)Rが水素またはC1−4アルキルであり、Yが水素
、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、フェニ
ル、置換されたフェニル、ピリジニル、イミダゾリルま
たはチエニルであり;そしてZが式%式%) R8、RIO、R1+およびR12がそれぞれ独立して
水素またはC1□アルキルであり、そしてR7およびR
9がそれぞれ独立して水素、C1−4アルキル、C1−
4アルキルオキシまたはハロであるか;或いはZが式(
b−1)、(b−2)、(b−3)、(b−4)、(b
−5)または(b−6)の基であり、ここでR13が水
素、CI−1アルキル、トリフルオロメチルまたはフェ
ニルであり、R14が水素、C1−4アルキル、フェニ
ルまたはフェニルC1−、アルキルであり、RIBが水
素またはフェニルで置換されたC,−4アルキルであり
、R”、R17、R”R19およびR2°がそれぞれ独
立して水素またはC,−4アルキルであり、R21が水
素、C 、−、アルキルまたはフェニルC1□アルキル
であり、R22が水素、アミノまたはモノもしくはジ(
CI−aアルキルアミノ)であり、モしてR”が水素で
あるか;或いはZが式(c − 1 )、(c−2)、
(c−3)、(C−4)または(c−5)の基であり、
ココテR24が水素、C I−4アルキル、ハロ、C,
−、アルキルオキシ、アミノ、七ノーもしくはジ(C 
I−4アルキル)アミン、フェニル、置換されたフェニ
ルまたはイミダゾリルであり、R25が水素、C.、ア
ルキル、フェニルまたは置換されたフェニルであり、R
26が水素、CI−4アルキル、アミノ、C.−、アル
キルアミノまたはフェニルもしくは置換されたフェニル
で置換されたC1−、アルキルであり、R27が水素、
CI−4アルキル、C1−、アルキルオキシカルボニル
C +−tアルキル、フェニル、置換されたフェニル、
カルボキシ/呟C,ー.アルキルオキシカルボニル、カ
ルボキシル、フェニルカルボニル、置換されたフェニル
カルボニル、ナフタレニル、チェニA/,フラニル、ピ
リジニルまたはイミダゾリルであり、R2′およびR2
9がそれぞれ独立して水素またはC1□アルキルであり
、R30が水素、C1−、アルキル、アミノまたはフェ
ニルもしくは置換されたフェニルで置換されたcl−1
アルキルであり、R31が水素、CI−Lアルキル、フ
エ二ノ呟置換されたフェニル、C,、シクロア、ルキル
、ナフタレニル、チエニル、ピリジニルまたはイミダゾ
リルであり、R32が水素またはCI□アルキルであり
、そしてR33およびR”が両者とも水素である、上記
Iに記載の化合物。
3)−X’=X”−が式(x)又は(y)の基であり、
Yが水素、C,、アルキル、シクロプロピル、シクロペ
ンチル、シクロヘキシル、イミダゾリル、ピリジニル、
チエニル又は、ハロ、C,、アルキル、cl−4アルコ
キシ及びトリフルオロメチルから夫々独立して選ばれた
l又は2の置換基で随意されていてもよいフェニルであ
る、上記2に記載の化合物。
4)Zが式(a−1)の基であり、ここでR1およびR
2が水素であり、R3が水素またはC1−4アルキルで
あり、そしてYが水素、C1−4アルキルまたは任意に
1もしくは2個のハロ原子で置換されていてもよいフェ
ニルであるか、或いはZが式(a−2)の基であり、こ
こでR4、R5およびR6が全て水素であり、そしてY
が水素、c、−4アルキル、シクロプロピルまたは任意
に1もしくは2個のハロ原子で置換されていてもよいフ
ェニルであるか、或いは Zが式(a−3)の基であり、ここでR7が水素、ハロ
またはC1−4アルキルオキシであり、R8が水素であ
り、R9が水素、C,4アルキルまたはC1−4アルキ
ルオキシであり、そしてYが水素、C1□7 )L−キ
ル、シクロプロピル、シクロヘキシル、イミダゾリル、
チエニルまたは任意にハロ、C,−C,−アルキル、C
l−4アルキルオキシおよびトリフルオロメチルからそ
れぞれ独立して選択されるlもしくは2個のハロ原子で
置換されていてもよいフェニルであるか、或いは Zが式(a−4)の基であり、ここでRIOおよびR1
2が水素であり、そしてR”がCI−4アルキルであり
、そしてYが水素であるか、或いは=326 Zが式(b−2)の基であり、ここでRI5が水素であ
り、R16が水素またはC1−、アルキルであり、そし
てYが水素、C1−4アルキル、ピリジニルまたは任意
に1もしくは2個のハロ原子で置換されていてもよいフ
ェニルであるか、或いはZが式(b−3)の基であり、
ここでR17が01−4アルキルであり、モしてYがフ
ェニルまたはハロフェニルであるか、或いは Zが式(b−5)の基であり、ここでR2°が水素であ
り、R21が水素、C,−、アルキルまたはフェニルC
1−4アルキルであり、そしてYが水素、フェニルまた
はハロフェニルであるか、或いはZが式(b−6)の基
であり、ここでR22が水素またはアミノであり、R”
が水素であり、モしてYカ水素、フェニルまたはハロフ
ェニルであるか、或いは Zが式(c−1)の基であり、ここでR24が水素、C
1,−4アルキル、C1,−4アルキルオキシ、ハロ、
アミノ、ジ(C+−*アルキル)アミノ、フェニルまた
はイミダゾリルであり、R25が水素、C1−4アルキ
ルまたはフェニルであり、そしてYが水素、C1−4ア
ルキル、チエニル、イミダゾリルまたは任意にハロ、C
,−、アルキル、Cl−4アルキルオキシもしくはトリ
フルオロメチルから選択されるlもしくは2個の置換基
で置換されていてもよいフェニルであるか、或いは Zが式(c−2)の基であり、ここでR”が水素、C1
−4アルキル、アミノまたはフェニルで置換されたCl
−1アルキルでり、モしてR27が水素、C1−4アル
キル、カルボキシル、Cl−4アルキルオキシカルボニ
ル、ナフタレニル、チエニル、ピリジニル、イミダゾリ
ル、フェニルまたは任意にCI□アルキル、Cl−4ア
ルキルオキシ、ハロ、ヒドロキシおよびトリフルオロメ
チルから選択される1、2もしくは3個の置換基で置換
されていてもよいフェニルであり、そしてYが水素、C
+−tアルキル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イ
ミダゾリル、チエニル、ピリジニルまたは任意にハロ、
C1−、アルキル、C1−4アルキルオキシおよびトリ
フルオロメチルから選択される1もしくは2個の置換基
で置換されていてもよいフェニルである、上記lに記載
の化合物。
5)Zが式(a−1)の基であり、Rが水素であり、x
 l = x 2−が式(x)または(y)の基であり
、Yがイソプロピル、フェニルまたはハロフェニルであ
り、R1およびR2が両者とも水素であり、そしてR3
がメチルである、上記lの化合物。
6)Zが式(a−2)の基であり、Rが水素であり、x
 l = x 2−が式(x)または(y)の基であり
、Yがシクロプロピル、フェニルまたはハロフェニルで
あり、そしてR4、R5およびR6が全て水素である、
上記1の化合物。
7)Zが式(a−3)の基であり、Rが水素であり、x
 l + x 2−が式(x)または(y)の基であり
、Yがフェニル、ハロフェニル、ジハロフェニル、メト
キシフェニルまたはシクロヘキシルである、上記1の化
合物。
8)Zが式(b−2)の基であり、 x 1= x 2
−が式(x)または(y)の基であり、Rが水素であり
、R16が水素であり、R′6が水素であり、そしてY
がフェニル、ハロフェニルまたはプロピルである、上記
lの化合物。
9)Zが式(b−5)の基であり、 x r = X2
−が式(x)または(y)の基であり、Rが水素であり
、R20が水素であり、R2+が水素、メチルまたはC
1□アルキルフエニルであり、モしてYがフェニルまた
はハロフェニルである、上記■の化合物。
10)Zが式(b −6)ノ基テアII)、 x 1=
 X2が式(x)または(y)の基であり、Rが水素で
あり、R12が水素であり、R23が水素であり、そし
てYカフェニルマたはハロフェニルである、上記1の化
合物。
11)Zが式(c−1)の基であり、 x l = x
 2が式(x)または(y)の基であり、Rが水素であ
り、R24およびR26が両者とも水素であり、モして
Yがフェニルまたはハロフェニルである、上記1(7)
化合物。
12)Zが式(c−2)の基であり、 x l + X
 2−が式(x)または(y)の基であり、Rが水素で
あり、Yが水素、C,、アルキノ呟 シクロプロピル、
シクロペンチルまたはシクロヘキシルであり、R2Bが
水素であり、R27が水素、CI−4アルキル、ナフタ
レニル、チエニル、ピリジニル、イミダゾリル、フェニ
ルまたはメチル、ハロ、ヒドロキシおよびメトキシから
それぞれ独立して選択されるlもしくは2個の置換基で
置換されたフェニルである、上記lの化合物。
13)Zが式(C−2)の基であり、 X l = X
 2が式(X)または(y)の基であり、Yがフェニル
またはハロフェニルであり、R26が水素であり、R2
7が水素またはC1−、アルキルであり、そしてnがO
である、上記lの化合物。
14)不活性担体および希望により他の添加物および活
性成分としての有効量の上記1〜13のいずれかの化学
化合物からなる、組成物。
15)細胞の増殖増加(increased prol
iferati。
n)および/または異常分化(differentia
tion)により特徴づけられる疾病に罹っている哺乳
動物に有効量の上記1−13のいずれかの化学化合物を
全身的または局部的に投与することによる、該哺乳動物
の治療方法。
16)I’i@乳動物に類網膜(retinoids)
の退歩の抑制に有効な量の上記1〜13のいずれかの化
学化合物を全身的または局部的に投与することによる、
哺乳動物における類網膜の代謝の抑制方法。
17)上記1−13のいずれかの式(I)の化学化合物
の製造方法において、 a)式(II) [式中、 R,X’、x2は式(I)のところで定義されている如
くである] のアゾールまたはそれのアルカリ金属塩を式%式%([
) [式中、 YおよびZは式(I)のところで定義されている如くで
あり、モしてWは反応性遊離基を表わす] のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
ン誘導体でN−アルキル化させるか、b)式 r式中、 Rは式(I)のところで定義されている如くであり、そ
してPlは保護基を表わす1のアゾールを式 %式%([[) [式中、 YおよびZは式(I)のところで定義されている如くで
あり、そしてWは反応性遊離基を表わすコ のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
ン誘導体でN−アルキル化させて、式の化合物を得るか
、 C)式 [式中、 Rは式(I)のところで定義されている如くである1 のアゾールを式 %式% ([) [式中、 YおよびZは式(I)のところで定義されている如くで
あり、そしてWは反応性遊離基を表わす] のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
ン誘導体でエンド−N アルキル化させ、 次にこのようにして得られたトリアゾリウム塩の試薬と
反応させるか、 e)式 を脱アミノ化して、式 Z のケトンまたはアルデヒドを式 の化合物を得るか、 d)式 のアゾールで、該試薬類を蟻酸またはホルムアミド中で
酸触媒の存在下で撹拌しそして加熱することにより、還
元的にアルキル化させるか、f)式 の化合物を適当な溶媒中で式 の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式i)式 の化合物を得るか、 の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式 g)式 1)の化合物を得るか、 j)式 の中間生成物を適当なルイス酸の存在下で環化させて、 式(I a−1)の化合物を得るか、 の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式 h)式 の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式 の化合物を得るか、 (I−a ■)の化合物を得るか、 k)式 の中間生成物を脱水剤の存在下で環化させて、式 のα、β−不飽和不飽和ニルボニルシントンさせで、 式(I−a−3) の化合物を得るか、 m) 式 の化合物を得るか、 Q)式 アシルアニリンを式 のアニリンを酸および穏やかな酸化剤の存在下で式 のケトンまたはアルデヒ ドと縮合させて、 式 %式% の化合物を得るか、 n)式 13C OH 式(X X) のカルボン酸またはそれの官能性誘導体と環化させて、 式 の中間生成物を適当な脱水剤の存在下で環化させて、 式 の化合物を得るか、 p)式 の化合物を得るか、 0)式 の中間生成物を反応 不活性溶媒中で環化させて、 式(■ l)の化合物を得るか、 q)式 の中間生成物を反応不活性溶媒中で式 の中間生成物を式 1式中、 C(=X3)−L (xxm) Llは反応性遊離基を表わす] [式中、 の中間生成物を反応 不活性溶媒中でそして還元 りは反応性遊離基を表わしモしてX3は酸素剤の存在下
で還元および縮合させて、 式 または硫黄である] (■ b−2)の化合物を得るか、 の試薬と環化させて、 式 S)式 の化合物を得るか、 r)式 の中間生成物を反応−不活性溶媒中でアンモニアと反応
させて、 式 の化合物を得るか、 U)式 の化合物を得るか、 t)式 の中間生成物を脱水剤の存在下で環化させて、式 4)の化合物を得るか、 W) 式 [式中、 L+は遊離基を表わす] の中間生成物をアンモニアと縮合させて、式 の中間生成物を反応 不活性溶媒中で式 %式%) の試薬と縮合させて、 式 の化合物を得るか、 の化合物を得るか、 X) 式 y)式 の中間生成物を式 ベンゼンジアミンを反応 不活性溶媒 R22C○0H (XXff) 中で式 のカルボン酸またはそれの官能性誘導体と環化さC(=
O) C(=O)−R25 (XXXI) せで、 式 の1,2−ジケトンと縮合させて、 式 の化合物を得るか、 の化合物を得るか、 2)式 aa)式 の(lH−アゾール−イルメチル)置換されたオルト−
ジアミンを反応−不活性溶媒中で式%式%) のび一ケト酸またはそれの官能性誘導体と環化させて、
式 の中間生成物を反応−不活性溶媒中で還元および環化さ
せて、式(I−c−2−a)の化合物を得るか、 bb)式 %式% の適当な活性化されたメチレン基を含有しているオルト
−ニトロアニリドを反応−不活性溶媒中で環化させて、
式 [式中、 Pは活性基である1 のオルト−アニリドを反応−不活性溶媒中で環化させて
、式(I−c−2−b)の化合物を得るか、dd)式 の化合物を得るか、 cc)式 の中間生成物をシュウ酸 HO−C(=O)−C(=O)−0H またはそれの官能性誘導体と縮合させて、式の化合物を
得るか、 ee)式 のオルトジアミンを反応−不活性溶媒中で式OH C=O ハローCH(XXXVI) のα−ハロ酸またはそれの官能性誘導体と縮合させて、
式 の置換されたオルト−ニトロフェニルグリシンを反応不
活性溶媒中で還元して、 式 の化合物を得るか、 gg)式 %式%) の化合物を得るか、 Y−CH−Z ff)式 の中間生成物を環化させ、 そしてこのようにして 得られた式 の中間生成物を脱硫酸化 式 %式%) 任意に式(I)の化合物を当接術で公知の基変換工程に
従い互いに転化させ、そして希望により、式(I)の化
合物を適当な酸を用いる処理により治療上活性な非毒性
の酸−付加塩に転化させるか、または反対に酸−付加塩
をアルカリを用いて遊離塩基形に転化させ、および/ま
たはそれの立体化学的異性体形を製造することにより特
徴づけられている方法。
〜 嘲 −CH−Z の化合物を得るか、 hh)式 %式% の中間生成物をs−トリアジンと反応させて、式 の化合物を得るか、 または

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、 −X^1=X^2−は式 −CH=CH−(x)、 −CH=N−(y)、または −N=CH−(z) を有する二価の基であり、 Rは水素またはC_1_−_6アルキルであり、Yは水
    素、C_1_−_1_0アルキル、C_3_−_7シク
    ロアルキル、Ar^1、Ar^2−C_1_−_6アル
    キル、C_2_−_6アルケニルまたはC_2_−_6
    アルキニルであり、 Zは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(a−1)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(a−2)、▲数式、化学
    式、表等があります▼(a−3)または ▲数式、化学式、表等があります▼(a−4) の基であり、ここで R^1、R^4およびR^1^0はそれぞれ独立して、
    水素、C_1_−_6アルキルまたはAr^2−C_1
    _−_6アルキルであり、 R^2、R^5、R^8およびR^1^2はそれぞれ独
    立して、水素、C_1_−_6アルキルまたはAr^2
    であり、R^3、R^1およびR^1^1はそれぞれ独
    立して、水素またはC_1_−_6アルキルであり、 R^7およびR^9はそれぞれ独立して、水素、C_1
    _−_5アルキル、C_1_−_6アルキルオキシ、ハ
    ロ、アミノ、またはモノもしくはジ−(C_1_−_6
    アルキル)アミノであるか、或いは Zは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(b−1)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(b−2)、▲数式、化学
    式、表等があります▼(b−3)▲数式、化学式、表等
    があります▼(b−4)、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(b−5)または▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(b−6)の基であり、ここで R^1^3、R^1^7およびR^2^2はそれぞれ独
    立して、水素、ハロ、C_1_−_6アルキル、トリフ
    ルオロメチル、C_1_−_6アルキルオキシ、Ar^
    2、Ar^2−C_1_−_6アルキル、アミノ、また
    はモノ−もしくはジ−(C_1_−_6アルキル)アミ
    ノであり、 R^1^4、R^1^6およびR^2^1はそれぞれ独
    立して、水素、C_1_−_6アルキル、Ar^2また
    はAr^2−C_1_−_6アルキルであり、R^1^
    5、R^1^8およびR^2^0はそれぞれ独立して、
    水素、C_1_−_6アルキルまたは Ar^2−C_1_−_6アルキルであり、R^1^9
    は水素またはC_1_−_6アルキルであり、R^2^
    3は水素、C_1_−_6アルキル、Ar^2−C_1
    _−_6アルキル、アミノまたはモノ(C_1_−_6
    アルキル)アミノであり、X^3はOまたはSであるか
    、或いは Zは式 ▲数式、化学式、表等があります▼(c−1)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(c−2)、▲数式、化学
    式、表等があります▼(c−3)▲数式、化学式、表等
    があります▼(c−4)、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(c−5) の基であり、ここで R^2^4は水素、ハロ、C_1_−_6アルキル、C
    _1_−_6アルキルオキシ、アミノ、モノ−もしくは
    ジ−(C_1_−_6アルキル)アミノ、Ar^2また
    はイミダゾリルであり、 R^2^5は水素、C_1_−_6アルキルまたはAr
    ^1であり、 R^2^5およびR^3^0はそれぞれ独立して、水素
    、C_1_−_6アルキル、Ar^2−C_1_−_6
    アルキル、アミノまたはモノ(C_1_−_6アルキル
    )アミノであり、 R^2^7およびR^3^1はそれぞれ独立して、水素
    、C_1_−_6アルキル、Ar^1、C_1_−_6
    アルキルカルボニル、Ar^2−カルボニル、C_1_
    −_6アルキルオキシカルボニル、カルボキシル、C_
    1_−_6アルキルオキシカルボニル−C_1_−_4
    アルキル、アミノカルボニルまたはシアノであり、 R^2^8、R^2^9、R^3^2、R^3^3およ
    びR^3^4はそれぞれ独立して、水素、C_1_−_
    6アルキルまたはAr^2−C_1_−_6アルキルで
    あり、nは0または1であり、そして Ar^1はフェニル、置換されたフェニル、ナフタレニ
    ル、ピリジニル、イミダゾリル、トリアゾリル、チエニ
    ル、フラニルまたはチアゾリルであり、そしてAr^2
    はフェニルまたは置換されたフェニルであり、Ar^1
    およびAr^2中の該置換されたフェニルはハロ、ヒド
    ロキシ、トリフルオロメチル、C_1−_6アルキル、
    C_1_−_6アルキルオキシ、シアノ、アミノ、モノ
    −もしくはジ−(C_1_−_6アルキル)アミノ、ニ
    トロ、カルボキシル、ホルミルおよびC_1_−_6ア
    ルキルオキシカルボニルからそれぞれ独立して選択され
    る1、2または3個の置換基で置換されている] を有する化学化合物、それの薬学的に許容可能な酸付加
    塩およびそれの立体化学的異性体形。 2)不活性担体および希望により他の添加物および活性
    成分としての有効量の特許請求の範囲第1項記載の化学
    化合物を含有してなる、組成物。 3)細胞の増殖増加および/または異常分化により特徴
    づけられる疾病に罹っている哺乳動物に有効量の特許請
    求の範囲第1項記載の化学化合物を全身的または局部的
    に投与することによる、該哺乳動物の治療方法。 4)哺乳動物に類網膜の退歩の抑制に有効な量の特許請
    求の範囲第1項記載の化学化合物を全身的または局部的
    に投与することによる、哺乳動物における類網膜の代謝
    の抑制方法。 5)特許請求の範囲第1項記載の式( I )の化学化合
    物の製造方法において、 a)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、 R、X^1、X^2は式( I )のところで定義されて
    いる如くである] のアゾールまたはそれのアルカリ金属塩を式W−CH−
    Z(III) [式中、 YおよびZは式( I )のところで定義されている如く
    であり、そしてWは反応性脱離基を表わす] のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
    ン誘導体で¥N¥−アルキル化させるか、b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II−x) [式中、 Rは式( I )のところで定義されている如くであり、
    そしてP^1は保護基を表わす] のアゾールを式 W−CH−Z(III) [式中、 YおよびZは式( I )のところで定義されている如く
    であり、そしてWは反応性脱離基を表わす] のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
    ン誘導体でN−アルキル化させて、式▲数式、化学式、
    表等があります▼( I −x) の化合物を得るか、 c)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II−y) [式中、 Rは式( I )のところで定義されている如くである] のアゾールを式 W−CH−Z(III) [式中、 YおよびZは式( I )のところで定義されている如く
    であり、そしてWは反応性脱離基を表わす] のキノリン、キノリノン、キナゾリンまたはキノキサリ
    ン誘導体でエンド−¥N¥−アルキル化させ、次にこの
    ようにして得られたトリアゾリウム塩▲数式、化学式、
    表等があります▼ を脱アミノ化して、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −y) の化合物を得るか、 d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) の化合物を適当な溶媒中で式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) の反応剤と反応させるか、 e)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) のケトンまたはアルデヒドを式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) のアゾールで、該反応剤類を蟻酸またはホルムアミド中
    で酸触媒の存在下で撹拌しそして加熱することにより、
    還元的にアルキル化させるか、f)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I −a−1) の化合物を得るか、 g)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) の中間生成物を適当なルイス酸の存在下で環化させて、
    式( I −a−1)の化合物を得るか、h)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式( I −a
    −1)の化合物を得るか、 i)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式( I −a
    −1)の化合物を得るか、 j)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII) の中間生成物を酸の存在下で環化させて、式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I −a−2) の化合物を得るか、 k)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIV) の中間生成物を脱水剤の存在下で環化させて、式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I −a−3) の化合物を得るか、 l)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) のアニリンを酸および穏やかな酸化剤の存在下で式 ▲数式、化学式、表等があります▼式(XV) のα,β−不飽和カルボニルシントンと縮合させて、式
    ( I −a−3)の化合物を得るか、 m)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI) のオルト−アシルアニリンを式 ▲数式、化学式、表等があります▼式(XVII) のケトンまたはアルデヒドと縮合させて、式( I −a
    −3)の化合物を得るか、 n)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVIII) の中間生成物を適当な脱水剤の存在下で環化させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −a−4−a
    ) の化合物を得るか、 o)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX) の中間生成物を反応不活性溶媒中で式 ▲数式、化学式、表等があります▼式(XX) のカルボン酸またはそれの官能性誘導体と環化させて、
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b−1) の化合物を得るか、 p)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XX I ) の中間生成物を反応−不活性溶媒中で環化させて、式(
    I −b−1)の化合物を得るか、 q)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIX−a) の中間生成物を式 L−C(=X^3)−L(XXII) [式中、 Lは反応性脱離基を表わしそしてX^3は酸素または硫
    黄である] の試薬と環化させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b−2) の化合物を得るか、 r)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXIII) [式中、 L^1は反応性脱離基を表わす] の中間生成物を反応−不活性溶媒中でそして還元剤の存
    在下で還元および縮合させて、式 ( I −b−2)の化合物を得るか、 s)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXIV) の中間生成物を反応−不活性溶媒中でアンモニアと反応
    させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b−3) の化合物を得るか、 t)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXV) [式中、 L^1は脱離基を表わす] の中間生成物をアンモニアと縮合させて、式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I −b−4) の化合物を得るか、 u)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVI) の中間生成物を脱水剤の存在下で環化させて、式( I
    −b−4)の化合物を得るか、 w)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVII) の中間生成物を反応−不活性溶媒中で式 L−C(=X^3)−L(XXII) の試薬と縮合させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b−5) の化合物を得るか、 x)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXVIII) の中間生成物を式 R^2^2−COOH(XXIX) のカルボン酸またはそれの官能性誘導体と環化させて、
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −b−6) の化合物を得るか、 y)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXX−a) のオルト−ベンゼンジアミンを反応−不活性溶媒中で式 R^2^4^−^a−C(=O)−C(=O)−R^2
    ^5(XXX I )の1,2−ジケトンと縮合させて、
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c−1−a
    ) の化合物を得るか、 z)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXX−b) の(1H−アゾール−1−イルメチル)置換されたオル
    ト−ジアミンを反応−不活性溶媒中で式HO−C(=O
    )−C(=O)−R^2^7のα−ケト酸またはそれの
    官能性誘導体と環化させて、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c−2−a
    ) の化合物を得るか、 aa)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIII−b) の中間生成物を反応−不活性溶媒中で還元および環化さ
    せて、式( I −c−2−a)の化合物を得るか、 bb)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIV−a) の適当な活性化されたメチレン基を含有しているオルト
    −ニトロアニリドを反応−不活性溶媒中で環化させて、
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −C−2−b
    ) の化合物を得るか、 cc)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXIV−b) [式中、 Pは活性基である] のオルト−アニリドを反応−不活性溶媒中で環化させて
    、式( I −c−2−b)の化合物を得るか、dd)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXX−c) の中間生成物をシュウ酸 HO−C(=O)−C(=O)−OH またはそれの官能性誘導体と縮合させて、式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I −C−3) の化合物を得るか、 ee)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXX−d) のオルトジアミンを反応−不活性溶媒中で式▲数式、化
    学式、表等があります▼(XXXVI) のα−ハロ酸またはそれの官能性誘導体と縮合させて、
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c−4) の化合物を得るか、 ff)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVII) の置換されたオルト−ニトロフェニルグリシンを反応不
    活性溶媒中で還元して、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −c−4−a
    ) の化合物を得るか、 gg)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVIII) の中間生成物を環化させ、そしてこのようにして得られ
    た式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の中間生成物を脱硫酸化して、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I −x) の化合物を得るか、 hh)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XL) の中間生成物をs−トリアジンと反応させて、式▲数式
    、化学式、表等があります▼( I −y) の化合物を得るか、または、 任意に式( I )の化合物を当技術で公知の基変換工程
    に従い互いに変え、そして希望により、式( I )の化
    合物を適当な酸を用いる処理により治療上活性な非毒性
    の酸−付加塩に変えるか、または反対に酸−付加塩をア
    ルカリを用いて遊離塩基形に変え、および/またはそれ
    の立体化学的異性体形を製造することにより特徴づけら
    れている方法。
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