JPH02221214A - 美爪料 - Google Patents

美爪料

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JPH02221214A
JPH02221214A JP4267789A JP4267789A JPH02221214A JP H02221214 A JPH02221214 A JP H02221214A JP 4267789 A JP4267789 A JP 4267789A JP 4267789 A JP4267789 A JP 4267789A JP H02221214 A JPH02221214 A JP H02221214A
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water
parts
monomer
copolymer
vinyl resin
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JP4267789A
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Tadashi Igarashi
正 五十嵐
Akihiro Kondo
近藤 昭裕
Takeo Imai
健雄 今井
Keiichi Fukuda
啓一 福田
Hitoshi Hosokawa
細川 均
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水系の美爪料に関するものであり、更に詳し
くは、ネイルエナメル、ネイルエナメルベースコート、
ネイルエナメルオーバーコート等に用いられる水系の美
爪料に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
美爪料としては、ニトロセルロース、アルキッド樹脂等
の樹脂と、可塑剤及び酢酸ブチル、酢酸エチル等の有機
溶剤を主基剤とする溶剤系がその主流を占めている。し
かしながら、これら溶剤系の美爪料は低沸点の有機溶剤
を多量に用いるため引火性、溶剤臭、溶剤の爪への悪影
響等の欠点がある。
有機溶剤を用いないものとしては、水性のポリマーエマ
ルジョンを使用した美爪料が提案されている。例えば、
特開昭54−28836号公報、特開昭54−5273
6号公報、特開昭57−56410号公報等には、通常
の乳化重合により得られるアクリル系のポリマーエマル
ジョンからなる美爪料が開示されているが、本発明者ら
が追試した限りでは、それらは筆さばき性、成膜性(特
に低温成膜性)、塗膜の光沢、耐摩耗性等に難があり、
美爪料として望まれる緒特性をすべて満足させるもので
はない。
また、特開昭56−131513号公報、特開昭62−
63507号公報には同様のアクリル系エマルジョンを
含む剥離型の水系美爪料が開示されているが、密着性、
耐久性に欠けており、未だ実用的とは言えない。
本発明の目的は、光沢に優れ、機械的摩擦に対して強い
塗膜を与え、引火性がなく、塗布時に溶剤臭がしない等
の長所を備えた水系の美爪料を提供しようとするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討の結
果、特定の方法により得られた水性ビニル樹脂が美爪料
として好適に用い得ることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、塩生成基を有し重合可能な二重結合を
有する単量体0.5〜15重量%と、それと共重合し得
る重合可能な二重結合を有する単量体85〜99.5重
量%とを共重合して得られる共重合体の有機溶剤溶液に
水を加えた後、有機溶剤を留去して得られた水性ビニル
樹脂を5〜60重量%(固形分として)含有することを
特徴とする水系美爪料を提供するものである。
本発明の水性ビニル樹脂の製造に用いられる塩生成基を
有し重合可能な二重結合を有する単量体としては、アニ
オン性単量体、カチオン性単量体、両性単量体等が挙げ
られる。
アニオン性単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸
、マレイン酸等の不飽和カルボン酸モノマー又はそれら
の無水物あるいは塩;スチレンスルホン酸、2−アクリ
ルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等の不飽和ス
ルホン酸モノマー又はそれらの塩;ビニルホスホン酸、
アシッドホスホキシエチル(メタ)アクリレート等の不
飽和リン酸モノマー等が挙げられる。
カチオン性単量体としては、N、N−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、N、N−ジメチルアミノプ
ロピルアクリルアミド等のジアルキルアミノ基を有する
(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミ
ド[iN、N−ジメチルアミノスチレン、N、N−ジメ
チルアミノメチルスチレンの如きジアルキルアミノ基を
有するスチレン類;4−ビニルピリジン、2−ビニルピ
リジンの如きビニルピリジン頻;或いはこれらをハロゲ
ン化アルキル、ハロゲン化ベンジル、アルキル又はアリ
ールスルホン酸、又は硫酸ジアルキルの如き公知の四級
化剤で四級化したもの等が挙げられる。
両性単量体としては、N−(3−スルホプロピル)−N
−メタクリロイルオキシエチル−N。
N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメ
チル−N−メタクリロイルオキシエチル−N、N−ジメ
チルアンモニウムベタイン等が挙げられる。
これら塩生成基を有し重合可能な二重結合を有する単量
体と共重合し得る重合可能な二重結合を有する単量体と
しては、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸メ
チル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル等
の(メタ)アクリル酸エステル類;スチレン、クロルス
チレンなどのスチレン系モノマーHt −ブチルアクリ
ルアミドなどのN−置換(メタ)アクリルアミド;並び
にアクリロニトリル、メタクリロニトリルなどが挙げら
れ、これらの−種又は二種以上から選択することができ
る。
本発明において、塩生成基を有し重合可能な二重結合を
有する単量体と、それと共重合し得る重合可能な二重結
合を有する単量体の配合割合は、前者0.5〜15重量
%、後者85〜99.5重量%であり、より好ましくは
前者2〜10重量%、後者90〜98重量%である。塩
生成基を有し重合可能な二重結合を有する単量体の量が
0.5重量%未満では安定な水性ビニル樹脂は得られず
、15重量%を超えると、実用性のある耐水性を有する
樹脂は得られない。
上記の塩生成基を有し重合可能な二重結合を有する単量
体と、それと共重合し得る重合可能な二重結合を有する
単量体とを共重合させるには、公知のラジカル開始剤を
用い、溶液重合法、バルク重合法、沈殿重合法等の公知
の重合法により共重合させればよい。後に水系に転相す
ることから、溶液重合法を用い重合後直ちに次の工程に
移るのが好ましい。又、重合の後、水系に転相させる前
に得られた共重合体を公知の方法で精製することも可能
である。得られた共重合体の重量平均分子量はio、o
oo〜500.000が好適であり、so、ooo〜2
00.000がより好ましい。
重量平均分子量が10,000未満では塗膜の物性が劣
り、また500,000を超えると転相が困難となり、
水性ビニル樹脂が得られなくなる。
共重合体の塩生成基がイオン化されていない場合は必要
に応じて中和剤によりイオン化を行う、塩生成基を有し
重合可能な二重結合を有する単量体として、既に塩とな
っている単量体を用いる場合は、中和剤によるイオン化
は不要であるが、そうでない場合は、中和剤によりイオ
ン化した方が爪や皮膚に対する刺激性が少ないため好ま
しい。
中和剤としては塩生成基の種類に応じてそれぞれ公知の
酸、塩基を用いればよい。酸としては、例えば塩酸、硫
酸等の無機酸;酢酸、プロピオン酸、乳酸、グリコール
酸等の有機酸が挙げられる。また塩基としては例えばト
リメチルアミン、トリエチルアミン等の3級アミン類、
アンモニア、水酸化ナトリウム等が挙げられる。
中和度に特に制限はないが、得られた水性ビニル樹脂の
pHが中性付近になるように中和するのが望ましい。
こうして得られた共重合体を水系に転相し、水性樹脂と
するには、共重合体をアルコール系、ケトン系、エステ
ル系、エーテル系等の有機溶剤の溶液とし、これに水を
加え、上記有機溶剤を留去すればよい。
上記有機溶剤溶液の濃度は共重合体の組成及び分子量に
よって適宜決定されるが、通常10〜80重量%であり
、好ましくは20〜70重量%である。
有機溶剤としては上記のものの中でも、アルコール系及
び/又はケトン系の有機溶剤が転相がうまく行なえるの
で好ましい。尚、溶液重合法による場合、重合の溶剤と
しては任意に選ぶことができるが、上記のような有機溶
剤を用いれば、重合から転相までの工程が簡略化される
ので好ましい。
本発明に用いられるアルコール系溶剤としては、例えば
メタノール、エタノール、n−プロパツール、イソプロ
パツール等が挙げられ、好ましく、はイソプロパツール
である。ケトン系溶剤としては、例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン、ジエチルケトン等が挙げられ、好まし
くはメチルエチルケトンである。これらは1種又は2種
以上混合して用いられる。
上記のような有機溶剤溶液から水系への転相は従来公知
の手法により行うことができ、有機溶剤溶液を攪拌下、
室温〜80°C1好ましくは室温〜60’Cの温度で水
を加えればよい。
本発明において、水性ビニル樹脂の樹脂分の軟化温度は
共重合体のモノマー組成によって任意に設定できるが、
10°C以上が好ましく、より好ましくは30″C以上
である。軟化温度が10゛C未満では塗膜がべとつき、
光沢保持性に欠ける。
一方、軟化温度が高くなると塗膜がもろくなる傾向がみ
られるが、これは少量の可塑剤、成膜助剤を添加するこ
とにより解決できる。
本発明の美爪料において、上記水性ビニル樹脂は塗膜形
成基剤として用いられ、本発明の美爪料中の上記水性ビ
ニル樹脂の含有量は5〜60重量%(固形分として)で
あることが望ましい。
5重量%より少ない場合には実用上必要な塗膜を得るの
に数度の重ね塗りが必要となり、60重量%を超える場
合には美爪料の粘度が高くなり、筆さばき性等の塗布性
の低下がみられる。
本発明の美爪料中には上記水性ビニル樹脂以外に顔料、
染料、可塑剤、成膜助剤、防腐剤、香料等を配合するこ
とができる。可塑剤、成膜助剤としては、セロソルブ、
メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、カルピトール、
ブチルカルピトール、セロソルブアセテート、ブチルセ
ロソルブアセテート、ブチルカルピトールアセテート等
の公知のものが使用できるが、水性ビニル樹脂の貯蔵安
定性、塗膜の耐水性の面から、その配合量はO〜15重
量%程度が望ましい。
本発明における水性ビニル樹脂は、通常の乳化剤を用い
た乳化重合より得られた水性乳濁液状ポリマーと異り、
乳化剤を含まないという特徴を有し、成膜性、耐水性に
優れている。又、ポリマーの一部が水に溶解することも
あると思われ、光沢、機械的摩擦に対して強い塗膜を与
える。
〔実施例〕
次に水性ビニル樹脂の合成例、水性ネイルエナメルの実
施例及び比較例を掲げて本発明を具体的に説明するが、
本発明がこれらに限定されないことは勿論である。
なお、例中の部及び%は特記しない限り全て重量基準で
ある。
合成例1 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素導入管
のついた反応器にメチルエチルケトン50部を仕込み、
窒素ガスを流し溶存酸素を除去した。
一方、滴下ロートにメチルエチルケトン35部、メチル
メタクリレート70部、n−ブチルアクリレート26部
、アクリル酸4部及びアゾビスイソブチロニトリル0.
2部を仕込んだ。
攪拌下、反応器内を80℃まで昇温し、滴下ロートより
上記モノマー及びラジカル開始剤のメチルエチルケトン
溶液を2.5時間かけて滴下した。七ツマ−を滴下終了
2時間後、アゾビスイソブチロニトリル0.2部をメチ
ルエチルケトン10部に溶解した溶液を加えた。3時間
同じ温度で熟成後、再びアゾビスイソブチロニトリル0
.1部をメチルエチルケトン5部に溶解したものを加え
、更に5時間反応を続け、共重合体を得た。
得られた共重合体の一部を単離し、分子量をゲルパーミ
ェーションクロマトグラフィーによって測定したところ
、その重量平均分子量は72.000であった。尚、ゲ
ルパーミェーションクロマトグラフィーの検量線はポリ
スチレンを標準物質として作成した。また、得られた共
重合体の軟化温度を熱応力歪測定装置で測定したところ
、48°Cであった。
反応終了後の共重合体溶液を室温まで冷却し、トリエチ
ルアミン5.6部を加えて中和し、更に300 rpm
で攪拌下イオン交換水300部を加えた後、減圧下40
°Cでメチルエチルケトンを留去し、更に50°Cで水
を留去することにより濃縮し、固形分30%の水性ビニ
ル樹脂を得た。
合成例2 合成例1と同様な方法でメチルメタクリレート57部、
エチルアクリレート35部、N、N−ジメチルアミノエ
チルメタクリレート8部をメチルエチルケトン中で重合
し、共重合体を得た。この共重合体の重量平均分子量は
85,000、軟化温度は42°Cであった。
次にこの共重合体に乳酸4.5部を加え中和し、合成例
1と同様な方法で水に転相し、固形分30%の水性ビニ
ル樹脂を得た。
合成例3 合成例1と同様な方法でt−ブチルメタクリレート68
部、n−ブチルアクリレート28部、アクリル酸4部を
重合し、共重合体を得た。ただし、メチルエチルケトン
の代りにイソプロピルアルコールを重合溶媒に用いた。
この共重合体の重量平均分子量は65,000、軟化温
度は50″Cであった。
次にこの共重合体にトリエチルアミン5.6部を加え中
和し、合成例1と同様な方法で水に転相し、固形分30
%の水性ビニル樹脂を得た。
合成例4 合成例1と同様な方法でメチルメタクリレート66部、
エチルアクリレート13部、n−ブチルアクリレート1
3部、N、N−ジメチルアミノエチルアクリレート8部
をメチルエチルケトン中で重合し、共重合体を得た。こ
の共重合体の重量平均分子量は90,000、軟化温度
は40°Cであった。
次にこの共重合体に乳酸4.5部を加え中和し、合成例
1と同様な方法で水に転相し、固形分30%の水性ビニ
ル樹脂を得た。
合成例5 合成例1と同様な方法でスチレン42部、ラウリルアク
リレート51部、メタクリル酸7部をメチルエチルケト
ン中で重合し、共重合体を得た。
この共重合体の重量平均分子量は106,000 、軟
化温度は48°Cであった。
次にこの共重合体にトリエチルアミン8.2部を加え中
和し、合成例1と同様な方法で水に転相し、固形分30
%の水性ビニル樹脂を得た。
合成例6 合成例1と同様な方法でエチルメタクリレート70部、
エチルアクリレート25部、N、N−ジメチルアミノプ
ロピルアクリルアミド5部を重合し、共重合体を得た。
ただし、メチルエチルケトンの代りにイソプロピルアル
コールを重合溶媒に用いた。この共重合体の重量平均分
子量は63、000、軟化温度は37°Cであった。
次にこの共重合体にグリコール酸2.3部を加えて中和
し、合成例1と同様な方法で水に転相し、固形分30%
の水性ビニル樹脂を得た。
実施例1〜6 下記に示す処方で水性ネイルエナメルを製造した。尚、
実施例1〜6においては、それぞれ合成例1〜6で得ら
れた水性ビニル樹脂を用いた。
製法はイオン交換水に成膜助剤及び可塑剤を加え、これ
に顔料を分散させた後、水性ビニル樹脂、その他の成分
を添加し、均一に撹拌混合を行い最後に脱気した。
支−1 水性ビニル樹脂(30%固形分)100部顔料(赤色顔
料R−226)       3部イオン交換水   
       10部成膜助剤(カルピトール)  適
31(0〜10部)可塑剤(フタル酸ジエチル) 通!
(0〜10部)ベントナイト系増粘剤    0.1〜
1.0部香  料               0.
1部防腐剤           適 量 シリコーン系消泡剤      適 量比較例1 撹拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素導入管
のついた反応器にドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム2.0部とイオン交換水220部を仕込み、窒素ガス
を流し、溶存酸素を除去した。
一方、滴下ロートにメチルメタクリレート72部及びn
−ブチルアクリレート28部を仕込んだ。
上記反応器を60°Cに加熱後、過硫酸カリウム0.5
部を水15部に溶解した水溶液を加え、更に滴下ロート
より上記モノマー混合物を1.5時間かけて滴下した。
モノマーを滴下終了後、4時間、60゛Cにて反応を続
け、固形分30%の水性ビニル樹脂を得た。
この水性ビニル樹脂を用いて、実施例1〜6と同じ処方
で水性ネイルエナメルを製造した。
比較例2 比較例1と同様な方法でエチルメタクリレート70部、
エチルアクリレート30部を乳化重合し、水性ビニル樹
脂を得た。ただし、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムの代わりにラウリル硫酸ナトリウム2.0部を乳化
剤として用いた。
この水性ビニル樹脂を用いて、実施例1〜6と同じ処方
で水性ネイルエナメルを製造した。
実施例1〜6及び比較例1〜2で得られたネイルエナメ
ルの物性を下記方法により評価した。
結果を表1に示す。
鼓伍去抜 (1)乾燥性 温度25゛C1湿度50〜60%の条件下で爪に試料を
ネイルエナメル筆にて塗布し、指触乾燥時間を測定する
O;3分以内 613〜6分 ×;6分以上 (2)光沢 乾燥性評価時に於て、30分後の乾燥塗膜の光沢を肉眼
評価する。
(3)接着性 乾燥性評価時に於いて、30分後の爪への接着性をミク
ロスパチュラにて、皮膜を表面より削り取り評価する。
(4)耐水性 0.5 X 15 X 40Mの大きさのナイロン板に
試料をネイルエナメル筆にて均一に塗布し、温度25°
C,湿度50〜60%の条件で1時間乾燥後35°Cの
水に1時間浸漬して塗膜の劣化の有無(白濁、膨潤、柔
軟化、剥離等)を評価する。
(5)  耐摩耗性 乾燥性評価時に於いて、30分後の乾燥塗膜を木綿布で
50回摩擦した後の状態を観察する。
(6)臭い ネイルエナメルビンの口元で臭いを官能評価する。
尚、上記評価項目(2)〜(6)については次のように
判定した。
◎;極めて良好 O:良好 Δ;普通 ×;不良 表 ! 表1より明らかな通り、本発明による水性ネイルエナメ
ルは美爪料として要求される各特性において、満足な性
能を示すものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩生成基を有し重合可能な二重結合を有する単量体
    0.5〜15重量%と、それと共重合し得る重合可能な
    二重結合を有する単量体85〜99.5重量%とを共重
    合して得られる共重合体の有機溶剤溶液に水を加えた後
    、有機溶剤を留去して得られた水性ビニル樹脂を5〜6
    0重量%(固形分として)含有することを特徴とする水
    系美爪料。
JP4267789A 1989-02-22 1989-02-22 美爪料 Pending JPH02221214A (ja)

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