JPH02217803A - 光ファイバケーブルおよび光ファイバの挿通方法 - Google Patents
光ファイバケーブルおよび光ファイバの挿通方法Info
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- JPH02217803A JPH02217803A JP1099871A JP9987189A JPH02217803A JP H02217803 A JPH02217803 A JP H02217803A JP 1099871 A JP1099871 A JP 1099871A JP 9987189 A JP9987189 A JP 9987189A JP H02217803 A JPH02217803 A JP H02217803A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/50—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts
- G02B6/52—Underground or underwater installation; Installation through tubing, conduits or ducts using fluid, e.g. air
-
- G—PHYSICS
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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- G02B6/4438—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables for facilitating insertion by fluid drag in ducts or capillaries
-
- G—PHYSICS
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- G02B6/4479—Manufacturing methods of optical cables
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は光ファイバケーブルの布設技術に関するっ特に
、既に布設された光ファイバケーブルに新たに光ファイ
バを挿通するだめの方法およびこの方法に利用される光
ファイバケーブルに関する。
、既に布設された光ファイバケーブルに新たに光ファイ
バを挿通するだめの方法およびこの方法に利用される光
ファイバケーブルに関する。
光ファイバを布設するには、従来は、−以上の光ファイ
バが収容された光ファイバケーブルを用い、金属導体ケ
ーブルの場合と同等の方法で、光ファイバケーブル単位
で布設していた。その方法のなかでも一般的なのは、光
ファイバケーブルの一端に引き欄を取り付け、この引き
欄を引っ張ることにより、既設のケーブルダクト内に光
フアイバケープ?しを引き込む方法であるっ既設のケー
ブルダクトには、光ファイバケーブルの布設時にすでに
、1本もしくは数本の従来の金属ケーブルが入っている
ことがある。
バが収容された光ファイバケーブルを用い、金属導体ケ
ーブルの場合と同等の方法で、光ファイバケーブル単位
で布設していた。その方法のなかでも一般的なのは、光
ファイバケーブルの一端に引き欄を取り付け、この引き
欄を引っ張ることにより、既設のケーブルダクト内に光
フアイバケープ?しを引き込む方法であるっ既設のケー
ブルダクトには、光ファイバケーブルの布設時にすでに
、1本もしくは数本の従来の金属ケーブルが入っている
ことがある。
光ファイバケーブルは、従来の金属ケーブルとは異なり
、引張応力により簡単に損傷を受けてしまう。このよう
な応力により例えば微小なりランクを生じると、このク
ラックが長い時間を経過するうちに拡大し、光ファイバ
の破損を招く可能性がある。そこで、光ファイバケーブ
ルを補強するため、中心に強い芯となる抗張力線を設け
る技術が開発された。このような抗張力線としては、通
常は、1本または複数本の鋼の瑳り線を用いる。
、引張応力により簡単に損傷を受けてしまう。このよう
な応力により例えば微小なりランクを生じると、このク
ラックが長い時間を経過するうちに拡大し、光ファイバ
の破損を招く可能性がある。そこで、光ファイバケーブ
ルを補強するため、中心に強い芯となる抗張力線を設け
る技術が開発された。このような抗張力線としては、通
常は、1本または複数本の鋼の瑳り線を用いる。
個々の光ファイバは、この緩り線の周囲に配置される。
抗張力線は、ケーブル自体の強度を高めるとともに、ケ
ーブルの布設に伴う引張応力を取り除くことができる。
ーブルの布設に伴う引張応力を取り除くことができる。
残念なこと1ご、このような中心抗張力線は、すでにケ
ーブルが布設された同一ダクト内に新たなケーブルを引
き込むような場合には、それにより生じる局所的な応力
に対して、一般には十分な保護を与えることができない
。したがって、この問題を回避するために、今後予想さ
れる伝送量の増加に対応できるように、最初から十分に
多くの光ファイバが収容された光ファイバケーブルを布
設しておく方法が従来から採用されている。このため、
最初に布設された光ファイバのうちのほんのわずかの部
分で現在の伝送量をまかなう能力を備えているにもかか
わらず、数ダース、場合によっては数6本の光ファイバ
が収容された光ファイバケーブルをあらかじめ布設する
ことになる。
ーブルが布設された同一ダクト内に新たなケーブルを引
き込むような場合には、それにより生じる局所的な応力
に対して、一般には十分な保護を与えることができない
。したがって、この問題を回避するために、今後予想さ
れる伝送量の増加に対応できるように、最初から十分に
多くの光ファイバが収容された光ファイバケーブルを布
設しておく方法が従来から採用されている。このため、
最初に布設された光ファイバのうちのほんのわずかの部
分で現在の伝送量をまかなう能力を備えているにもかか
わらず、数ダース、場合によっては数6本の光ファイバ
が収容された光ファイバケーブルをあらかじめ布設する
ことになる。
比較的大きな規模の光ファイバケーブルをあらかじめ布
設するさらに別の理由は、ケーブルの断面積を小さくす
ると、すでにダクト中にあるケールの間に入り込んで動
けなくなる状態、すなわちウェフジングが起こりやすい
からである。
設するさらに別の理由は、ケーブルの断面積を小さくす
ると、すでにダクト中にあるケールの間に入り込んで動
けなくなる状態、すなわちウェフジングが起こりやすい
からである。
しかし、多数を光ファイバを収容した半径の大きな光フ
ァイバケーブルを最初に布設してしまうことは、いくつ
かの理由で好ましくない。第一に、このようなケーブル
における技術的特有の性質の問題、例えばジヨイントを
作るのが困難であること、要求される程度の強度対重量
比を得ること、などの問題がある。第二に、初期には使
用しない能力の光ファイバを布設するために、大きな資
源を使用するという明らかな経済的障害がある。特に、
光ファイバのLと1的最近の技術動向では、価格がかな
り低下し、これからもさらに低下すると予憬される。し
かも、品質が向上している。第三に、−度の事故により
非常に多量の、しかも高価な光ファイバが損傷するとい
う大きな危険がある。
ァイバケーブルを最初に布設してしまうことは、いくつ
かの理由で好ましくない。第一に、このようなケーブル
における技術的特有の性質の問題、例えばジヨイントを
作るのが困難であること、要求される程度の強度対重量
比を得ること、などの問題がある。第二に、初期には使
用しない能力の光ファイバを布設するために、大きな資
源を使用するという明らかな経済的障害がある。特に、
光ファイバのLと1的最近の技術動向では、価格がかな
り低下し、これからもさらに低下すると予憬される。し
かも、品質が向上している。第三に、−度の事故により
非常に多量の、しかも高価な光ファイバが損傷するとい
う大きな危険がある。
第四に、高密度光ファイバ伝送路を形成する場合に、柔
軟性の点でかなりの無駄がある。
軟性の点でかなりの無駄がある。
これらの問題を解決するひとつの方法として、引き欄や
引き紐を用いて光ファイバを布設する方法が、バーマン
、ミャハラ共著、「サブ・ダクッ:ジ・アンサ−・ツー
・ホノルルズ・クローイングベインズ、・、テレホニイ
、1980年4月7日、第23頁から第35頁(”5U
b−dUcts : The Ansver t。
引き紐を用いて光ファイバを布設する方法が、バーマン
、ミャハラ共著、「サブ・ダクッ:ジ・アンサ−・ツー
・ホノルルズ・クローイングベインズ、・、テレホニイ
、1980年4月7日、第23頁から第35頁(”5U
b−dUcts : The Ansver t。
Honolulu’s Grov+ng Pa1n
s”、 Herman S、L、flu and
Ronald T、 !Jiyahara、 Te1e
phony、 7 April 1,93Q。
s”、 Herman S、L、flu and
Ronald T、 !Jiyahara、 Te1e
phony、 7 April 1,93Q。
pp、 23−35) に示されている。
この論文に記載された布設方法では、4インチ(100
mm)径の管路を用い、この管路の中に、引き綱を用い
て、1個ないし3個の1インチ(25mm>径ポリエチ
レン管を挿通する。このポリエチレン管がサブダクトを
構成し、このサブダクトの中に、ナイロン製の引き紐を
用いて光ファイバを引き入れる。ナイロン製の引き紐に
は前もってその先端部にパラシュートを取り付けてふき
、これを圧縮空気を用いてサブダクトの中に押し込む。
mm)径の管路を用い、この管路の中に、引き綱を用い
て、1個ないし3個の1インチ(25mm>径ポリエチ
レン管を挿通する。このポリエチレン管がサブダクトを
構成し、このサブダクトの中に、ナイロン製の引き紐を
用いて光ファイバを引き入れる。ナイロン製の引き紐に
は前もってその先端部にパラシュートを取り付けてふき
、これを圧縮空気を用いてサブダクトの中に押し込む。
この方法は、非常に限られた範囲であるが、上述した問
題のいくつかを解決している。まず、ファイバ容量を三
段階に増加させることができる。
題のいくつかを解決している。まず、ファイバ容量を三
段階に増加させることができる。
また、ダクト中にすでに布設されたケーブルとは分離し
て新たに光ファイバを布設でき、光ファイバが詰まる可
能性が大きく軽減され、過剰な応力が発生する可能性を
大きく軽減できる。
て新たに光ファイバを布設でき、光ファイバが詰まる可
能性が大きく軽減され、過剰な応力が発生する可能性を
大きく軽減できる。
しかし、パラシュートを取り付けるには手間がかかり、
引張力が光ファイバの先端部に集中する等の欠点があっ
た。
引張力が光ファイバの先端部に集中する等の欠点があっ
た。
本発明は、上述の光フアイバ伝送路布設の問題の多くを
解決、または少なくとも大幅に軽減することを目的とし
、単純で融通がきき、しかも経済的な光ファイバの挿通
方法を提供することを目的とする。
解決、または少なくとも大幅に軽減することを目的とし
、単純で融通がきき、しかも経済的な光ファイバの挿通
方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の発明は、距離の長い管路の中に光通信用
の媒体であり軽量かつ柔軟な光ファイ/<を挿通ずる方
法であり、管路には複数のダクトレットが設けられ、こ
の複数のダクトレットのいずれかに挿通すべき光ファイ
バの先端部分を挿入し、この光ファイバの進行方向に向
けて、そのダクトレットの中に前記光ファイバの進行速
度より大きい流速で気体媒体の流れを形成し、その気体
媒体の流れにしたがってそのダクトレットの中で前記光
ファイバを進行させることを特徴とする。
の媒体であり軽量かつ柔軟な光ファイ/<を挿通ずる方
法であり、管路には複数のダクトレットが設けられ、こ
の複数のダクトレットのいずれかに挿通すべき光ファイ
バの先端部分を挿入し、この光ファイバの進行方向に向
けて、そのダクトレットの中に前記光ファイバの進行速
度より大きい流速で気体媒体の流れを形成し、その気体
媒体の流れにしたがってそのダクトレットの中で前記光
ファイバを進行させることを特徴とする。
本発明では、軽量かつ柔軟な光ファイバを管状の進行路
に挿通ずる方法として、気体媒体の流れを形成し、この
流れにしたがって光ファイバを進行させる。
に挿通ずる方法として、気体媒体の流れを形成し、この
流れにしたがって光ファイバを進行させる。
本明細書において光ファイバとは、1本または複数本の
光フアイバ芯線を共通のシースで覆ったものをいう。ま
た、光フアイバ芯線とは、光信号を伝送するコアと、こ
のコアの周囲に設けられたクラッドとにより構成された
ものをいう。光ファイバケーブルとは、−以上の光ファ
イバを収容し、さらに、抗張力線その他の構造材を含む
ものをいう。
光フアイバ芯線を共通のシースで覆ったものをいう。ま
た、光フアイバ芯線とは、光信号を伝送するコアと、こ
のコアの周囲に設けられたクラッドとにより構成された
ものをいう。光ファイバケーブルとは、−以上の光ファ
イバを収容し、さらに、抗張力線その他の構造材を含む
ものをいう。
線状体を迂曲した管内に挿通ずる方法として、特公昭4
0−9353号公報には、圧搾空気による導入方法が開
示されている。しかし、この方法は、輻射パネル、卵の
町化器その他に利用されるもので、−本の管に一本の電
熱線を挿通ずるためのものである。
0−9353号公報には、圧搾空気による導入方法が開
示されている。しかし、この方法は、輻射パネル、卵の
町化器その他に利用されるもので、−本の管に一本の電
熱線を挿通ずるためのものである。
これに対して本発明は、通信用の軽量かつ柔軟でしかも
距離の長い光ファイバを挿通ずるものである。通信用で
あることから、一つの通信路に沿って複数の光ケーブル
を挿通することが望ましい。
距離の長い光ファイバを挿通ずるものである。通信用で
あることから、一つの通信路に沿って複数の光ケーブル
を挿通することが望ましい。
そこで本発明では、管路に複数のダクトレットを設け、
そのいずれかのダクトレットに選択的に光ファイバを挿
通する。
そのいずれかのダクトレットに選択的に光ファイバを挿
通する。
複数のダクトレットは、そのいずれかを空き状態とし、
それ以外のダクトレットにはそれぞれ別の光ファイバを
挿通ずることが望ましい。空き状態のダクトレットは、
その後にさらに多くの通信容量が必要となったときに、
新たに光ファイバを挿通するためのものである。
それ以外のダクトレットにはそれぞれ別の光ファイバを
挿通ずることが望ましい。空き状態のダクトレットは、
その後にさらに多くの通信容量が必要となったときに、
新たに光ファイバを挿通するためのものである。
複数のダクトレットはそれぞれ筒状の進行路を形成する
。このダクトレットの断面形状は円形であることが便利
である。光ファイバもまた、その断面形状が円形である
ことが便利である。しかし、どちらも必ずしも円形であ
る必要はない。当然ではあるが、光ファイバはダクトレ
ットより細いことが必要である。
。このダクトレットの断面形状は円形であることが便利
である。光ファイバもまた、その断面形状が円形である
ことが便利である。しかし、どちらも必ずしも円形であ
る必要はない。当然ではあるが、光ファイバはダクトレ
ットより細いことが必要である。
管路としては、既存の光ファイバケーブルに従来からの
方法により挿通された可撓性のある管を用いることがで
きる。
方法により挿通された可撓性のある管を用いることがで
きる。
本発明の第二の発明は上述した方法を実施するために用
いられる光ファイバケーブルであり、長手方向に沿って
管路が設けられ、この管路内にそれぞれ筒状の進行路を
形成する複数のダクトレットを備え、この複数のダクト
レットは、軽量で柔軟な光ファイバをゆったり収容する
ことができる構造である。
いられる光ファイバケーブルであり、長手方向に沿って
管路が設けられ、この管路内にそれぞれ筒状の進行路を
形成する複数のダクトレットを備え、この複数のダクト
レットは、軽量で柔軟な光ファイバをゆったり収容する
ことができる構造である。
W路は可撓性であることが望ましいが、硬質のものでも
よい。
よい。
管路は一以上のダクトレットを収容し、このダクトレ・
・lトは、管路の材質に貫通孔を設けることにより容易
に得られる。「貫通孔」とは、ここでは管と同じ意味で
用いる。この文通孔の断面は、円形または他の適当な形
状をもつ。
・lトは、管路の材質に貫通孔を設けることにより容易
に得られる。「貫通孔」とは、ここでは管と同じ意味で
用いる。この文通孔の断面は、円形または他の適当な形
状をもつ。
また、共通のシースで包まれた多数の別々の管により管
路を構成することもできる。
路を構成することもできる。
実際のダクトレットの内径は、通常は1mn+より大き
く、時には1+y++nよりはるかに大きいことが必要
である。光ファイバの外径は、Q、 5mmより太きダ
クトレットとして良く用いられる直径の範囲は、工ない
しlQmmであり、特に3ないし7n1mのものが適し
ている。光ファイバの直径は、工ないし4mmの範囲が
適している。この範囲より太い光ファイバを用いること
もできるが、十分に軽量かつ柔軟という条件から、上述
した範囲のものが望ましい。光ファイバの直径はダクト
レットの直径の10分の1より太く、特に、半分または
それ以上が適乙ている。複数の光ファイバを同じダクト
レットにi!ii通す゛る場、合には、これより細いも
のが望まし1い。
く、時には1+y++nよりはるかに大きいことが必要
である。光ファイバの外径は、Q、 5mmより太きダ
クトレットとして良く用いられる直径の範囲は、工ない
しlQmmであり、特に3ないし7n1mのものが適し
ている。光ファイバの直径は、工ないし4mmの範囲が
適している。この範囲より太い光ファイバを用いること
もできるが、十分に軽量かつ柔軟という条件から、上述
した範囲のものが望ましい。光ファイバの直径はダクト
レットの直径の10分の1より太く、特に、半分または
それ以上が適乙ている。複数の光ファイバを同じダクト
レットにi!ii通す゛る場、合には、これより細いも
のが望まし1い。
実用的には、本発明の第二の発明である光フrイバケー
ブルを通信路に沿って布設しておき、必要な通信容量に
応じて、ケーブル内のダクトレットに光ファイバを挿通
する。
ブルを通信路に沿って布設しておき、必要な通信容量に
応じて、ケーブル内のダクトレットに光ファイバを挿通
する。
光ファイバをダクトレット内に進行させるために十分な
気体媒体の流速は、光ファイバの進行速度よりかなり高
速である。
気体媒体の流速は、光ファイバの進行速度よりかなり高
速である。
光ファイバが「軽量かつ柔軟」とは、気体媒体の流れに
より進行する程度に十分に軽量で柔軟であることをいう
。
より進行する程度に十分に軽量で柔軟であることをいう
。
光ファイバが十分に軽量かつ柔軟であるかどうか、およ
び流速が十分に高速であるかどうかは、簡単な試行実験
により求めることができ、必要な場合には、後述する理
論モデルにより導くことができる。
び流速が十分に高速であるかどうかは、簡単な試行実験
により求めることができ、必要な場合には、後述する理
論モデルにより導くことができる。
気体媒体の流速は一定速度でもよく適度に変化させても
よい。例えば、光ファイバを進行させるには不十分な程
度の流速と、光ファイバを進行させるに十分な流速とて
変化させてもよい。また、光ファイバを進行させるため
に十分な二つの流速の間で変化させてもよい。二つの流
速を急激に変化させることが有効である。
よい。例えば、光ファイバを進行させるには不十分な程
度の流速と、光ファイバを進行させるに十分な流速とて
変化させてもよい。また、光ファイバを進行させるため
に十分な二つの流速の間で変化させてもよい。二つの流
速を急激に変化させることが有効である。
流速を変化させる場合には、光ファイバの進行方向に対
して一時的に逆方向となる流速を与えてもよい。
して一時的に逆方向となる流速を与えてもよい。
複数の光ファイバを同一のダクトレット中に挿通するこ
ともできる。
ともできる。
光ファイバは第−層の被膜により保護されるが、さらに
外皮を備えることが望ましい。さらに、複数の光ファイ
バが一つの外皮で被覆されていてもよい。
外皮を備えることが望ましい。さらに、複数の光ファイ
バが一つの外皮で被覆されていてもよい。
外皮は一本または複数本のまわりをゆったり、もしくは
きつく覆う。
きつく覆う。
気体媒体としては、実施場所の雰囲気と同等のものが適
している。この雰囲気は、通常は危険のない単一気体ま
たは混合気体である。
している。この雰囲気は、通常は危険のない単一気体ま
たは混合気体である。
雰囲気と同等であるという条件から、気体媒体として大
気または窒素が適し、ている。
気または窒素が適し、ている。
光ファイバを気体媒体の流れにより進行させる方法は、
引き紐を用いた方法に比較していくつかの利点がある。
引き紐を用いた方法に比較していくつかの利点がある。
第一に、引き紐を取り付ける余分な手間が省略される。
第二に、気体媒体の流れにより、引張力が分散して光フ
ァイバに加えられる。これは、布設の道筋が1箇所また
はそれ以上の箇所で曲がっている場合に特に有利である
。もし、引き紐を用いる場合のように引張力が光ファイ
バの先端部に集中すると、直線からずれた進行路の場合
に、光ファイバと進行路内壁との間の摩擦が増加し、少
し曲がっているだけで、光ファイバが動けなくなる。こ
れに対して、気体媒体の流れによる分散した引張力を用
いると、曲がって部分でも容易に光ファイバを進行させ
ることができ、光ファイバを挿通するうえで、曲がって
いる箇所の数はそれほど問題とはならない。
ァイバに加えられる。これは、布設の道筋が1箇所また
はそれ以上の箇所で曲がっている場合に特に有利である
。もし、引き紐を用いる場合のように引張力が光ファイ
バの先端部に集中すると、直線からずれた進行路の場合
に、光ファイバと進行路内壁との間の摩擦が増加し、少
し曲がっているだけで、光ファイバが動けなくなる。こ
れに対して、気体媒体の流れによる分散した引張力を用
いると、曲がって部分でも容易に光ファイバを進行させ
ることができ、光ファイバを挿通するうえで、曲がって
いる箇所の数はそれほど問題とはならない。
第三に、気体媒体の流れは、光ファイバに生じる引張応
力を大きく減少させることができる。このため、光ファ
イバの構造を比較的単純かつ安価なものにしても問題は
生じない。
力を大きく減少させることができる。このため、光ファ
イバの構造を比較的単純かつ安価なものにしても問題は
生じない。
さらに、光フアイバ挿通時の引張応力が小さくなること
から、挿通後の緩和の必要がなくなる。
から、挿通後の緩和の必要がなくなる。
本発明のさらに優れた点は、管状の進行路を備えた1個
または複数個のダクトレットを有する管路を布設してお
き、その後に、気体媒体の流れを利用して1本または複
数本の光ファイバを所望のダクトレットに挿通できるこ
とである。
または複数個のダクトレットを有する管路を布設してお
き、その後に、気体媒体の流れを利用して1本または複
数本の光ファイバを所望のダクトレットに挿通できるこ
とである。
この方法の第一の利点は、1本の光ファイバも収容して
いない管路をあらかじめ布設するので、この管路を布設
するには、綱による方法や、その他の従来技術による方
法を利用できることである。
いない管路をあらかじめ布設するので、この管路を布設
するには、綱による方法や、その他の従来技術による方
法を利用できることである。
第二の利点は、伝送路の容量を必要に応じて変化させる
ことができることである。すなわち、初期の通信量をた
だ1本ないし2本の光ファイバでまかなうことができる
場合には、管路の布設時に必要な数より十分に多くのダ
クトレットを挿通しておき、光ファイバについては、必
要な数だけを挿通しておく。この後に通信量が増加した
場合には、それにみあうだけの光ファイバを挿通する。
ことができることである。すなわち、初期の通信量をた
だ1本ないし2本の光ファイバでまかなうことができる
場合には、管路の布設時に必要な数より十分に多くのダ
クトレットを挿通しておき、光ファイバについては、必
要な数だけを挿通しておく。この後に通信量が増加した
場合には、それにみあうだけの光ファイバを挿通する。
管路は、光ファイバに比べて安価であり、余分な通信容
量が必要となった場合にあらたに光ファイバを挿通でき
る予備のダクトレットを設けておいても、全体のコスト
増加はわずかである。
量が必要となった場合にあらたに光ファイバを挿通でき
る予備のダクトレットを設けておいても、全体のコスト
増加はわずかである。
本発明の方法では、また、改良された新しい世代の光伝
送路を布設することができる。例えば、マルチモード・
ファイバ芯線を1本または複数本含む光ファイバを最初
に挿通しておき、後になって、すでに布設されたマルチ
モードの光ファイバに単一モードの光ファイバを付加し
たり、取り替えたりすることも可能である。布設された
光ファイバは、容易にダクトレットから取り去ることが
でき、気体媒体の流れにより、新たな光ファイバを挿通
することができる。
送路を布設することができる。例えば、マルチモード・
ファイバ芯線を1本または複数本含む光ファイバを最初
に挿通しておき、後になって、すでに布設されたマルチ
モードの光ファイバに単一モードの光ファイバを付加し
たり、取り替えたりすることも可能である。布設された
光ファイバは、容易にダクトレットから取り去ることが
でき、気体媒体の流れにより、新たな光ファイバを挿通
することができる。
多数の光ファイバを収容する光ファイバケーブルを取り
扱う場合には、布設時または布設前の事故により、多数
の高価な光ファイバを損傷させる危険がある。本発明は
、この危険を回避できる点で優れている。
扱う場合には、布設時または布設前の事故により、多数
の高価な光ファイバを損傷させる危険がある。本発明は
、この危険を回避できる点で優れている。
また、ダクトレットに継ぎ目がある場合でも、そこに挿
通される光ファイバにジヨイントを設ける必要はない。
通される光ファイバにジヨイントを設ける必要はない。
すなわち、個々のダクトレットが連続するように複数の
管路を連結して布設しておけば、布設可能な管路の長さ
よりはるかに長い進行路を形成することができ、そこに
ジヨイントのない連続した光ファイバを挿通することが
できる。
管路を連結して布設しておけば、布設可能な管路の長さ
よりはるかに長い進行路を形成することができ、そこに
ジヨイントのない連続した光ファイバを挿通することが
できる。
このように長尺の光ファイバを挿通できるので、作業が
困難でしかも信号減衰の原因となるジヨイント数を減ら
すことができる。
困難でしかも信号減衰の原因となるジヨイント数を減ら
すことができる。
さらに、管路が分岐している場合でも、ダクトレットに
より形成される道筋に沿って、ジヨイントなしに光ファ
イバを挿通できる。
より形成される道筋に沿って、ジヨイントなしに光ファ
イバを挿通できる。
第1図は本発明の光ファイバケーブルに収容される管路
の断面図を示す。
の断面図を示す。
この管路11は、光ファイバケーブルの長平方向に沿っ
て設けられる。この管路11内には、それぞれ筒状の進
行路を形成する複数(この実施例では6個)のダクトレ
ット12を備える。それぞれのダクトレット12は、軽
量で柔軟な光ファイバ14をゆったり収容することがで
きる構造である。
て設けられる。この管路11内には、それぞれ筒状の進
行路を形成する複数(この実施例では6個)のダクトレ
ット12を備える。それぞれのダクトレット12は、軽
量で柔軟な光ファイバ14をゆったり収容することがで
きる構造である。
管路11内にはまた、その中心部に芯13を備える。
この芯13は、布設中や布設後の試験操作、中継器の監
視、電力供給その他に使用され、これらの目的に適した
導線対を含む。芯13は、管路11の布設時にふける引
張応力を取り去るための補強材、例えば抗張力線を含ん
でいてもよい。
視、電力供給その他に使用され、これらの目的に適した
導線対を含む。芯13は、管路11の布設時にふける引
張応力を取り去るための補強材、例えば抗張力線を含ん
でいてもよい。
管路11は押出成形されたポリマまたは他の適当な材料
により作られ、ダクトレット12は管路11の押出成形
時に作られる。
により作られ、ダクトレット12は管路11の押出成形
時に作られる。
必要な場合には、管路11を防水層で覆うこともできる
(図示せず)。
(図示せず)。
適当な試験手段、例えば後述する挿通後の光ファイバを
用いた試験手段が設けられている場合には、芯13は試
験用の導線対を含まなくともよい。
用いた試験手段が設けられている場合には、芯13は試
験用の導線対を含まなくともよい。
管路11を収容する光ファイバケーブルの構造は、どの
ようなものでもよい。
ようなものでもよい。
各ダクトレット12に光ファイバ14を挿通するには、
その光ファイバ14の先端部分をそのダクトレット12
に挿入し、その光ファイバ14の進行方向に向けて、そ
のダクトレット12の中に光ファイバ14の進行速度よ
り大きい流速で気体媒体の流f’lを形成し、その気体
媒体の流れにしたがってそのダクトシ・ット12の中で
光ファイバ14を進行させる。
その光ファイバ14の先端部分をそのダクトレット12
に挿入し、その光ファイバ14の進行方向に向けて、そ
のダクトレット12の中に光ファイバ14の進行速度よ
り大きい流速で気体媒体の流f’lを形成し、その気体
媒体の流れにしたがってそのダクトシ・ット12の中で
光ファイバ14を進行させる。
第2図は第1図における光ファイバ14として使用する
に適した光ファイバの一例を示す断面図である。
に適した光ファイバの一例を示す断面図である。
光ファイバ21は、気体媒体の流れにより進行路に挿通
されるのに適した形状をもつ。すなわち、ポリマ製のシ
ース23内に、余裕空間を残して配置された数本の光フ
アイバ芯線22を備えている。気体媒体の流れにより1
本の光ファイバを挿通する際には、どのような引張応力
も実質的には存在しないので、光ファイバ21には補強
材を必要としない。そこで、比較的単純で軽量な構造を
用いることにより、気体媒体の流れにより容易に挿通で
きるようにするとともに、製造コストを低減することが
できる。
されるのに適した形状をもつ。すなわち、ポリマ製のシ
ース23内に、余裕空間を残して配置された数本の光フ
アイバ芯線22を備えている。気体媒体の流れにより1
本の光ファイバを挿通する際には、どのような引張応力
も実質的には存在しないので、光ファイバ21には補強
材を必要としない。そこで、比較的単純で軽量な構造を
用いることにより、気体媒体の流れにより容易に挿通で
きるようにするとともに、製造コストを低減することが
できる。
第3図は光ファイバの他の例を示す。
伏、・、−1によっては、補強された光ファイバを用い
ることが必要とブJることがある。この場合に適した光
ファイバ31の断面図を第3図に示す。
ることが必要とブJることがある。この場合に適した光
ファイバ31の断面図を第3図に示す。
光ファイバ31は、十分に軽量かつ十分に柔軟に作られ
ており、第1図に示した管路11内のダクトレット12
に、気体媒体の流れにしたがって挿通される。光ファイ
バ31は、補強材33と、この周囲に配置された複数の
光フアイバ芯線32とを含み、これらがポリマのシース
34により包まれる。
ており、第1図に示した管路11内のダクトレット12
に、気体媒体の流れにしたがって挿通される。光ファイ
バ31は、補強材33と、この周囲に配置された複数の
光フアイバ芯線32とを含み、これらがポリマのシース
34により包まれる。
以上の説明では、複数のダクトレットが設けろれた管路
11が、最初から光ファイバケーブル内に収容されてい
るものとして説明した。しかし、既存の光ファイバケー
ブルに空間が設けられている場合には、そこに新たに管
路11を挿通ずることもできる。また、管路11そのも
のを光ファイバケーブルとして単独で使用することもで
きる。
11が、最初から光ファイバケーブル内に収容されてい
るものとして説明した。しかし、既存の光ファイバケー
ブルに空間が設けられている場合には、そこに新たに管
路11を挿通ずることもできる。また、管路11そのも
のを光ファイバケーブルとして単独で使用することもで
きる。
管路11を単独で使用する場合について説明するが、以
下の方法は、光ファイバケーブルに新たに管路および光
ファイバを挿通ずる場合にも利用できる。
下の方法は、光ファイバケーブルに新たに管路および光
ファイバを挿通ずる場合にも利用できる。
まず、ダクト中に、柔軟な管路11を挿通する。
このためには、引き綱を用いた従来の方法を用いる。
この段階では、管路11の中には1本の光ファイバも収
容されていない。このため、管路11を通常のケーブル
と同様に扱うことができ、従来の金属導体ケーブルの布
設と同等の方法をそのまま利用しても問題は生じない。
容されていない。このため、管路11を通常のケーブル
と同様に扱うことができ、従来の金属導体ケーブルの布
設と同等の方法をそのまま利用しても問題は生じない。
必要な場合には、この段階、すなわち管路に光ファイバ
を挿通する前に、ダクト中にさらに多くの管路を挿通し
、予備の収容能力を備えることができる。
を挿通する前に、ダクト中にさらに多くの管路を挿通し
、予備の収容能力を備えることができる。
さらに、管路11の外径については、ダクト内の既存の
ケーブルの直径に合わせて製造でき、通常の直径やそれ
より小さい直径の光ファイバケーブルとの間でも、ウェ
ツジングが生じないようにできる。
ケーブルの直径に合わせて製造でき、通常の直径やそれ
より小さい直径の光ファイバケーブルとの間でも、ウェ
ツジングが生じないようにできる。
管路11を一度布設しておくと、必要に応じて、ダクト
レット12の数だけ、第2図または第3図に示した光フ
ァイバ21.31を追加できる。
レット12の数だけ、第2図または第3図に示した光フ
ァイバ21.31を追加できる。
第2図または第3図に示したほぼ円形の断面を育する光
ファイバの代わりに、例えばリボン状の光ファ・イバ、
すなわち同じ平面内に1本以上の光フアイバ芯線を並べ
、これを薄く広いシースて包んだ構造のものを用いるこ
ともできる。
ファイバの代わりに、例えばリボン状の光ファ・イバ、
すなわち同じ平面内に1本以上の光フアイバ芯線を並べ
、これを薄く広いシースて包んだ構造のものを用いるこ
ともできる。
管路11の製造コストは、その中に挿通される光ファイ
バ21や31に比較して安価であり、今後の拡張のため
に予備のダクトレット12を設けても、全体のコストは
あまり増加することがない。管路11は、例えば押出成
形のような従来のケーブル製造方法により製造できる。
バ21や31に比較して安価であり、今後の拡張のため
に予備のダクトレット12を設けても、全体のコストは
あまり増加することがない。管路11は、例えば押出成
形のような従来のケーブル製造方法により製造できる。
固体物質の表面を通過する気体媒体は流れの力を生じ、
この流れの力は表面との相対速度に依存する。この流れ
の力は、上述のダクトレット12のような管状の進行路
に軽量の光ファイバ21.31を引き入れるのに十分で
ある。
この流れの力は表面との相対速度に依存する。この流れ
の力は、上述のダクトレット12のような管状の進行路
に軽量の光ファイバ21.31を引き入れるのに十分で
ある。
実験によれば、与えられた進行路を通過する空気の流速
は、進行路の両端の間の圧力差にほとんど線形に依存し
、その依存性の傾きは、有用な流速における流れが乱流
を主体とするものであることを示している。
は、進行路の両端の間の圧力差にほとんど線形に依存し
、その依存性の傾きは、有用な流速における流れが乱流
を主体とするものであることを示している。
与えられた圧力差において、流速は進行路の自由断面積
の大きさに伴って変化し、その一方で、進行路内の光フ
ァイバに加えられる流れの力は、流速と光ファイバの表
面積とに伴って変化する。
の大きさに伴って変化し、その一方で、進行路内の光フ
ァイバに加えられる流れの力は、流速と光ファイバの表
面積とに伴って変化する。
これらのパラメータを変化させて実験し、特に進行路の
直径と光ファイバの直径との比を適当に選んで実験した
ところ、流れの力が最適化された。
直径と光ファイバの直径との比を適当に選んで実験した
ところ、流れの力が最適化された。
実験では、進行路の直径を7mmとした。この進行路の
直径に対する最適な光ファイバの直径は、2.5〜4m
mであった。80p、s、i、 (約5.6kg重7
cm”)以下の圧力、通常は約40p、 s、 i、の
圧力で、1メートルあたり3.5グラム(3,5g/m
)以下の重量の光ファイバを200mにわたり挿通する
ことができた。
直径に対する最適な光ファイバの直径は、2.5〜4m
mであった。80p、s、i、 (約5.6kg重7
cm”)以下の圧力、通常は約40p、 s、 i、の
圧力で、1メートルあたり3.5グラム(3,5g/m
)以下の重量の光ファイバを200mにわたり挿通する
ことができた。
2 g/mの光ファイバであれば、これ以上の長さでも
容易に進行路に挿通できる。
容易に進行路に挿通できる。
第8図は2.5g/mの光ファイバについての流れの力
の理論計算値を示す。この理論計算の方法については後
述する。第8図では、実験値が理論値より小さくなるが
、これは、光ファイバがその供給源であるリールに巻か
れており、そこで密着する傾向があるためと考えられる
。この密着現象は光ファイバと進行路の壁との間に現れ
ることがあり、その場合には摩擦力が増加する。
の理論計算値を示す。この理論計算の方法については後
述する。第8図では、実験値が理論値より小さくなるが
、これは、光ファイバがその供給源であるリールに巻か
れており、そこで密着する傾向があるためと考えられる
。この密着現象は光ファイバと進行路の壁との間に現れ
ることがあり、その場合には摩擦力が増加する。
光ファイバの表面の構造または形状を適当なものにすれ
ば、この実験値より大きな流れの力が得られるかもしれ
ない。
ば、この実験値より大きな流れの力が得られるかもしれ
ない。
管状の進行路に光ファイバを挿通するために気体媒体の
流れを用いる方法は、パラシュートにより引き紐を挿入
する従来技術とは大きく異なる。
流れを用いる方法は、パラシュートにより引き紐を挿入
する従来技術とは大きく異なる。
パラシュートは、その前後の空気の間の圧力差によって
進行し、進行する紐に対する空気の速度は極めて小さく
、引張力はパラシュートが取り付けられた点に局在する
。これに対し、気体媒体の流れを用いた場合には、光フ
ァイバの表面に対する気体媒体の速度は極めて大きく、
その引張力は分散している。
進行し、進行する紐に対する空気の速度は極めて小さく
、引張力はパラシュートが取り付けられた点に局在する
。これに対し、気体媒体の流れを用いた場合には、光フ
ァイバの表面に対する気体媒体の速度は極めて大きく、
その引張力は分散している。
また、パラシュートを用いる方法や、管状進行路に光フ
ァイバを挿通することのできる他の方法と比較すると、
気体媒体の流れを利用する方法は、光ファイバに対して
一様に分布した引張力を作り出す。これは、光フアイバ
中の光フアイバ芯線に生じる歪を非常に小さい値に抑え
ることができることを意味する。
ァイバを挿通することのできる他の方法と比較すると、
気体媒体の流れを利用する方法は、光ファイバに対して
一様に分布した引張力を作り出す。これは、光フアイバ
中の光フアイバ芯線に生じる歪を非常に小さい値に抑え
ることができることを意味する。
角度θだけ曲がった場所で通常の方法により光ファイバ
を引っ張ると、先端部の張力T2と終端部の張力T2と
は、 T2/TI=expμθ の関係がある。ここで、μは摩擦係数である。したがっ
て、進行路中に曲がった箇所が少なくても、光ファイバ
が動けなくなることを防止するには、受は入れ難いほど
の強い力が必要となることがある。これに対して、気体
媒体の流れを用いる場合には、分散された引張力が光フ
ァイバの曲がった部分を含めて均等に加えられる。この
ためこの力は、光フアイバ上に過度の応力を引き起こす
ことなく、容易かつ迅速に光ファイバを進行させること
ができる。
を引っ張ると、先端部の張力T2と終端部の張力T2と
は、 T2/TI=expμθ の関係がある。ここで、μは摩擦係数である。したがっ
て、進行路中に曲がった箇所が少なくても、光ファイバ
が動けなくなることを防止するには、受は入れ難いほど
の強い力が必要となることがある。これに対して、気体
媒体の流れを用いる場合には、分散された引張力が光フ
ァイバの曲がった部分を含めて均等に加えられる。この
ためこの力は、光フアイバ上に過度の応力を引き起こす
ことなく、容易かつ迅速に光ファイバを進行させること
ができる。
第4図は光ファイバの挿通装置を示す。この装置は、第
1図に示した管路11内のダクトレット12などの管状
の進行路に光ファイバを挿通するためのものである。
1図に示した管路11内のダクトレット12などの管状
の進行路に光ファイバを挿通するためのものである。
この装置はフィードヘッド41を備え、このフィードヘ
ッド41に直線状の中空通路44が設けられている。中
空通路44の一方の端、すなわち導出口42は、柔軟な
管49に接続される。他方の端、すなわち導入口43は
、供給リール(図示せず)に接続される。フィードヘッ
ド41にはまた、空気人口45が設けられている。
ッド41に直線状の中空通路44が設けられている。中
空通路44の一方の端、すなわち導出口42は、柔軟な
管49に接続される。他方の端、すなわち導入口43は
、供給リール(図示せず)に接続される。フィードヘッ
ド41にはまた、空気人口45が設けられている。
導出口42および中空通路44は、光ファイバ46の直
径に比べて十分に大きな内径を有する。導入口43の直
径は、光ファイバ46の直径よりわずかに大きい。導入
口43の直径がそれほど大きくないことから、気体媒体
の流れに対する抵抗が生じ、導入口43からの空気の漏
れを少なくしている。
径に比べて十分に大きな内径を有する。導入口43の直
径は、光ファイバ46の直径よりわずかに大きい。導入
口43の直径がそれほど大きくないことから、気体媒体
の流れに対する抵抗が生じ、導入口43からの空気の漏
れを少なくしている。
使用時には、一対のゴム製駆動ホイール47.48によ
り、光ファイバ46をフィードヘッド41の導入口43
に供給する。駆動ホ・イール47.48は一定のトルク
を有する動作機構(図示せず)により駆動される。気体
媒体の流れを形成する空気は、空気人口45から中空通
路44に供給され、チューブ49を経由してダクトレッ
ト12に供給される。光ファイバ・16は、フィードヘ
ッド41の導入口43を通り、中空通路44へ向かい、
さらに、チューブ49に導かれる。
り、光ファイバ46をフィードヘッド41の導入口43
に供給する。駆動ホ・イール47.48は一定のトルク
を有する動作機構(図示せず)により駆動される。気体
媒体の流れを形成する空気は、空気人口45から中空通
路44に供給され、チューブ49を経由してダクトレッ
ト12に供給される。光ファイバ・16は、フィードヘ
ッド41の導入口43を通り、中空通路44へ向かい、
さらに、チューブ49に導かれる。
気体媒体の流れに曝される光ファイバ46の表面積が十
分に大きく、光ファイバ46がチューブ49を通ってさ
らにダクトレット12に進行するだけの流れの力が生じ
る限り、光ファイバ46を押し出すことができる。光フ
ァイバ46の進行速度は、駆動ホイール47.48によ
り制御する。
分に大きく、光ファイバ46がチューブ49を通ってさ
らにダクトレット12に進行するだけの流れの力が生じ
る限り、光ファイバ46を押し出すことができる。光フ
ァイバ46の進行速度は、駆動ホイール47.48によ
り制御する。
第5図は光ファイバケーブルの幹線51と枝線52との
間の接続を示す。
間の接続を示す。
幹線51と枝線52とは、それぞれ管路53.54を含
み、1本または複数本の光ファイバ55.56を収容す
る。光ファイバ55.56は、幹線51の管路53に設
けられたダクトレットに別々に挿通される。光ファイバ
55は、幹線51の管路53から枝線52の管路54に
進路が決定される。光ファイバ56は、幹線51の管路
53を管路53aに進行する。
み、1本または複数本の光ファイバ55.56を収容す
る。光ファイバ55.56は、幹線51の管路53に設
けられたダクトレットに別々に挿通される。光ファイバ
55は、幹線51の管路53から枝線52の管路54に
進路が決定される。光ファイバ56は、幹線51の管路
53を管路53aに進行する。
第6図は気体媒体の流れによる力を計算するための言凭
明図である。
明図である。
チューブ62により形成される中空通路63内の光ファ
イバ64に加わる力は、中空通路63を通る乱流によっ
て計算できる。
イバ64に加わる力は、中空通路63を通る乱流によっ
て計算できる。
気体媒体による流れの力は、実際には複合力であり、そ
の大部分は通常の粘性流によるものである。また、もう
ひとつの重要な成分は、流体静力学的な力、すなわち以
下で説明するr′によるものである。流れの力の正確な
理論は本発明の本質には関係ないが、詳しく解析するこ
とにより、本発明を実施する場合のパラメータの最適化
に利用することができ、試行実験のためのヒントになる
と考えられる。
の大部分は通常の粘性流によるものである。また、もう
ひとつの重要な成分は、流体静力学的な力、すなわち以
下で説明するr′によるものである。流れの力の正確な
理論は本発明の本質には関係ないが、詳しく解析するこ
とにより、本発明を実施する場合のパラメータの最適化
に利用することができ、試行実験のためのヒントになる
と考えられる。
チューブ62の両端の圧力差は、そのチューブ62の内
面と光ファイバの外面との全体に分布するずれの力、す
なわち剪断力に等しい。したがって、懲小長さ要素Δβ
による圧力降下Δpは、Δpπ(r2” r、2)=
F ”””””””’(i)で表される。ここで
、 r2: チューブ62の内側の半径、「、: 光フ
ァイバ64の半径、 F : Δβにおける内外壁の粘性による流れの力 である。内壁、外壁とは、光ファイバ64の外側、チュ
ーブ62の内側のそれぞれの壁をいう。
面と光ファイバの外面との全体に分布するずれの力、す
なわち剪断力に等しい。したがって、懲小長さ要素Δβ
による圧力降下Δpは、Δpπ(r2” r、2)=
F ”””””””’(i)で表される。ここで
、 r2: チューブ62の内側の半径、「、: 光フ
ァイバ64の半径、 F : Δβにおける内外壁の粘性による流れの力 である。内壁、外壁とは、光ファイバ64の外側、チュ
ーブ62の内側のそれぞれの壁をいう。
ここで、力Fが内外壁の領域全体に均一に分散している
とすると、単位長あたりの光ファイバに加わる流れの力
fは、 バに加わる流れの力は、 となる。
とすると、単位長あたりの光ファイバに加わる流れの力
fは、 バに加わる流れの力は、 となる。
これに加えて、光ファイバ64の断面領域に加わる圧力
差の力を考慮しなければならない。これは、圧力のグラ
デイエンドに局所的に比例する。したがって、粘性によ
る流れの力と同様の方法により、布設された光ファイバ
の長さ全体にわたり分散した付加的な力として、 が得られる。単位長あたりの力の総和は、となる。極限
をとると、単位長あたりの光ファイとなる。
差の力を考慮しなければならない。これは、圧力のグラ
デイエンドに局所的に比例する。したがって、粘性によ
る流れの力と同様の方法により、布設された光ファイバ
の長さ全体にわたり分散した付加的な力として、 が得られる。単位長あたりの力の総和は、となる。極限
をとると、単位長あたりの光ファイとなる。
これの初期値の概略値を得るために、光ファイバが挿入
されている場合でも挿入されていない場合でも、中空通
路63内ではその長さにより圧力が直線的に降下する出
仮定する。
されている場合でも挿入されていない場合でも、中空通
路63内ではその長さにより圧力が直線的に降下する出
仮定する。
第8図には、中空通路63の内径が5n++y+と”1
mmとの場合について、光ファイバ64の外形が2.5
mmで長さが300mの場合の(5)式の計算結果をプ
ロットした。圧力はp、 s、 i、で表されることが
多いので、ここでは便利のためにこの単位を用いた。
mmとの場合について、光ファイバ64の外形が2.5
mmで長さが300mの場合の(5)式の計算結果をプ
ロットした。圧力はp、 s、 i、で表されることが
多いので、ここでは便利のためにこの単位を用いた。
中空通路63としてポリエチレンを用い、光ファイバ6
4としてポリエチレン製のものを用いた場合について、
摩擦係数を測定したところ、その値は0.5程度であっ
た。したがって、3 g/mの重さの光ファイバについ
て、55p、 s、 i、の圧力で長さ300mのもの
を挿通できると予想される。光ファイバを挿通するにつ
れて光フアイバ中の引張力が徐々に増加するため、先頭
端には、あらゆる摩擦に打ち勝つために必要な流れの力
が現れる。
4としてポリエチレン製のものを用いた場合について、
摩擦係数を測定したところ、その値は0.5程度であっ
た。したがって、3 g/mの重さの光ファイバについ
て、55p、 s、 i、の圧力で長さ300mのもの
を挿通できると予想される。光ファイバを挿通するにつ
れて光フアイバ中の引張力が徐々に増加するため、先頭
端には、あらゆる摩擦に打ち勝つために必要な流れの力
が現れる。
第7図は第4図に示した装置を改良した装置の駆動部の
構成を示す。
構成を示す。
この装置の大きな改良点は、フィードヘッド71内に駆
動ホイール77.78を組み込んだことである。
動ホイール77.78を組み込んだことである。
第6図を参照して説明したように、粘性による流れの力
には、流体静力学的な力、すなわち(4)式のf′が含
まれている。駆動ホイール77.78を駆動部に組み込
むと、この力f′が、駆動部内への光ファイバの挿入に
対して抵抗する力になることがわかった。流体静力学的
ポテンシャルとして説明した力f′は、光ファイバを圧
力領域に導入するときに、打ち勝たなければならない力
に相当する。
には、流体静力学的な力、すなわち(4)式のf′が含
まれている。駆動ホイール77.78を駆動部に組み込
むと、この力f′が、駆動部内への光ファイバの挿入に
対して抵抗する力になることがわかった。流体静力学的
ポテンシャルとして説明した力f′は、光ファイバを圧
力領域に導入するときに、打ち勝たなければならない力
に相当する。
駆動ホイールを圧力空胴74の中に組み込むことにより
、光ファイバに加わる流体静力学的ポテンシャルに打ち
勝つための力が、引張力となる。駆動ホイールが駆動部
の外に配置された場合には、この力が圧縮力となってし
まうため、光ファイバが撓んでしまう傾向がある。
、光ファイバに加わる流体静力学的ポテンシャルに打ち
勝つための力が、引張力となる。駆動ホイールが駆動部
の外に配置された場合には、この力が圧縮力となってし
まうため、光ファイバが撓んでしまう傾向がある。
第7図と垂直面またはその他の面で、光ファイバに沿っ
て駆動部を分割できるようにしておくと便利である。空
気シール72.73は、例えばゴム製のリップや狭いチ
ャネル等が用いられる。
て駆動部を分割できるようにしておくと便利である。空
気シール72.73は、例えばゴム製のリップや狭いチ
ャネル等が用いられる。
この装置の動作について説明する。駆動部に供給された
光ファイバ76は、駆動ホイールにより、流体静力学的
ポテンシャルに打ち勝つのに十分な力で押し進められ、
ダクトレット12に沿って供給される。ダクトレット1
2に流れ込んだ空気の流れは、ダクトレット12に沿っ
て光ファイバ76を引っ張り、光ファイバ76を挿通し
続ける。これにより、駆動部を管路の二つの隣接した部
分の間に配置することができ、第一の管路から出てきた
光ファイバを第二の適当なダクトレットに供給できる。
光ファイバ76は、駆動ホイールにより、流体静力学的
ポテンシャルに打ち勝つのに十分な力で押し進められ、
ダクトレット12に沿って供給される。ダクトレット1
2に流れ込んだ空気の流れは、ダクトレット12に沿っ
て光ファイバ76を引っ張り、光ファイバ76を挿通し
続ける。これにより、駆動部を管路の二つの隣接した部
分の間に配置することができ、第一の管路から出てきた
光ファイバを第二の適当なダクトレットに供給できる。
したがって、光ファイバを挿通する場合には、二台もし
くはさらに多くの駆動部を配置し、それぞれ対応する管
路に光ファイバを進行させる。
くはさらに多くの駆動部を配置し、それぞれ対応する管
路に光ファイバを進行させる。
光ファイバを滑らかに進行させるために、ダクトレット
内に液体または粉末の潤滑剤を導入することが望ましい
。潤滑剤を導入するには、ダクトレットの製造時にその
内壁に付着させてもよく、光ファイバの挿通時に吹き飛
ばしてもよい。このような潤滑剤として、例えばタルク
粉を用いることができる。
内に液体または粉末の潤滑剤を導入することが望ましい
。潤滑剤を導入するには、ダクトレットの製造時にその
内壁に付着させてもよく、光ファイバの挿通時に吹き飛
ばしてもよい。このような潤滑剤として、例えばタルク
粉を用いることができる。
ダクトレットは、電カケープルに設けてもよく、従来か
らの加入者線に設けてもよく、その他の用途のケーブル
に設けてもよい。ダクトレットを設けておけば、その中
に後から光ファイバを挿通することができる。この場合
に、水の進入を避けるために、光ファイバの挿通時まで
ダクトレットを密封しておくことが望ましい。
らの加入者線に設けてもよく、その他の用途のケーブル
に設けてもよい。ダクトレットを設けておけば、その中
に後から光ファイバを挿通することができる。この場合
に、水の進入を避けるために、光ファイバの挿通時まで
ダクトレットを密封しておくことが望ましい。
以上説明したように、本発明により、初期の光フアイバ
布設時に余分な光ファイバを布設する必要がなくなる。
布設時に余分な光ファイバを布設する必要がなくなる。
また、光ファイバに大きな力を加えることがないので、
光ファイバの損傷を防止できる。管路に継ぎ目がある場
合や分岐している場合でも、光ファイバにジヨイントを
設ける必要がない。曲がった管路でも光ファイバを挿通
できる。
光ファイバの損傷を防止できる。管路に継ぎ目がある場
合や分岐している場合でも、光ファイバにジヨイントを
設ける必要がない。曲がった管路でも光ファイバを挿通
できる。
後からの光ファイバの追加やメンテナンスが容易である
。布設用の設備が安価であるため、初期コストおよびメ
ンテナンスコストが大幅に引き下げられる。
。布設用の設備が安価であるため、初期コストおよびメ
ンテナンスコストが大幅に引き下げられる。
さらに本発明は、同じ管路内に複数のダクトレットを含
み、それぞれに光ファイバを収容することができる。し
たがって、光フデイバケーブル内にその管路を設けてお
く、または既に布設されたケーブルダクトにその管路を
挿通ずるだけで、将来にわたり光ファイバを増設するこ
とが可能とな
み、それぞれに光ファイバを収容することができる。し
たがって、光フデイバケーブル内にその管路を設けてお
く、または既に布設されたケーブルダクトにその管路を
挿通ずるだけで、将来にわたり光ファイバを増設するこ
とが可能とな
第1又は本発明の光ファイバケーブルに収容される管路
の断面図。 第2図は光ファイバの拡大断面図。 第3図は光ファイバの拡大断面図。 第4図は光フアイバ挿通装置の一例の構成を示す図。 第5図は管路の接合を示す図。 第6図は計算のための説明図。 第7図は光フアイバ挿通装置の他の例の構成を示す図。 第8図は直径2.5mm、長さ300mの光ファイバに
対する流れの力対圧力のグラフ。 11・・・管路、12・・・ダクトレット、13・・・
芯、14.21.31.462,55.56.64.7
6・・・光ファイバ、22.32−・・光フアイバ芯線
、23.34・・・シース、33・・・補強材、41.
71・・・フィードヘッド、42・・・導出口、43・
・・導入口、44.63・・・中空通路、45.75・
・・空気人口、47.48.77.78・・・駆動ホイ
ール、49.62・・・チューブ、51・・・幹線、5
2・・・枝線、53.54・・・管路、72.73・・
・空気シール、74・・・圧力空胴。
の断面図。 第2図は光ファイバの拡大断面図。 第3図は光ファイバの拡大断面図。 第4図は光フアイバ挿通装置の一例の構成を示す図。 第5図は管路の接合を示す図。 第6図は計算のための説明図。 第7図は光フアイバ挿通装置の他の例の構成を示す図。 第8図は直径2.5mm、長さ300mの光ファイバに
対する流れの力対圧力のグラフ。 11・・・管路、12・・・ダクトレット、13・・・
芯、14.21.31.462,55.56.64.7
6・・・光ファイバ、22.32−・・光フアイバ芯線
、23.34・・・シース、33・・・補強材、41.
71・・・フィードヘッド、42・・・導出口、43・
・・導入口、44.63・・・中空通路、45.75・
・・空気人口、47.48.77.78・・・駆動ホイ
ール、49.62・・・チューブ、51・・・幹線、5
2・・・枝線、53.54・・・管路、72.73・・
・空気シール、74・・・圧力空胴。
Claims (8)
- (1)距離の長い管路(11)の中に光通信用の媒体で
あり軽量かつ柔軟な光ファイバを挿通する光ファイバの
挿通方法において、 上記管路には複数のダクトレット(12)が設けられ、 この複数のダクトレットのいずれかに挿通すべき光ファ
イバの先端部分を挿入し、 この光ファイバの進行方向に向けて、そのダクトレット
の中に前記光ファイバの進行速度より大きい流速で気体
媒体の流れを形成し、その気体媒体の流れにしたがって
そのダクトレットの中で前記光ファイバを進行させる ことを特徴とする光ファイバの挿通方法。 - (2)複数のダクトレットのいずれかを空き状態とし、
それ以外のダクトレットにはそれぞれ別の光ファイバを
挿通する特許請求の範囲第(1)項に記載の光ファイバ
の挿通方法。 - (3)複数のダクトレットはそれぞれ筒状の進行路を形
成する特許請求の範囲第(1)項に記載の光ファイバの
挿通方法。 - (4)管路は既存の光ファイバケーブルに挿通された可
撓性のある管である特許請求の範囲第(3)項に記載の
光ファイバの挿通方法。 - (5)長手方向に沿って管路が設けられ、 この管路内にそれぞれ筒状の進行路を形成する複数のダ
クトレットを備え、 この複数のダクトレットは、軽量で柔軟な光ファイバを
ゆったり収容することができる構造である 光ファイバケーブル。 - (6)管路は可撓性である特許請求の範囲第(5)項に
記載の光ファイバケーブル。 - (7)ダクトレットの内径が1mm以上であり、光ファ
イバの外径が0.5mm以上である特許請求の範囲第(
5)項に記載の光ファイバケーブル。 - (8)ダクトレットの内径が1mm以上10mm以下で
ある特許請求の範囲第(5)項に記載の光ファイバケー
ブル。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8231840 | 1982-11-08 | ||
GB8231840 | 1983-04-08 | ||
GB838309671A GB8309671D0 (en) | 1982-11-08 | 1983-04-08 | Optical fibre transmission lines |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58209778A Division JPS59104607A (ja) | 1982-11-08 | 1983-11-08 | 光フアイバケ−ブルの布設方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217803A true JPH02217803A (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=26284342
Family Applications (15)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099878A Pending JPH02217805A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバ |
JP1099871A Pending JPH02217803A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP1099874A Pending JPH02210304A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通装置 |
JP1099875A Pending JPH02210305A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP1099876A Pending JPH02210306A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP1099872A Pending JPH02217804A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP1099877A Pending JPH02210307A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP21291091A Expired - Lifetime JP2552592B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバケ−ブルの布設方法 |
JP21290491A Expired - Lifetime JP2552588B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバケ−ブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP21290891A Expired - Lifetime JP2538454B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP21290591A Expired - Lifetime JP2552589B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 電力ケ−ブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP21290991A Expired - Lifetime JP2552591B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP3212906A Pending JPH05150121A (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光フアイバの挿通装置 |
JP21290791A Expired - Lifetime JP2552590B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP3212911A Pending JPH05142431A (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 電話ケーブルおよび光フアイバの挿通方法 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099878A Pending JPH02217805A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバ |
Family Applications After (13)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1099874A Pending JPH02210304A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通装置 |
JP1099875A Pending JPH02210305A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP1099876A Pending JPH02210306A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP1099872A Pending JPH02217804A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバケーブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP1099877A Pending JPH02210307A (ja) | 1982-11-08 | 1989-04-19 | 光ファイバの挿通方法 |
JP21291091A Expired - Lifetime JP2552592B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバケ−ブルの布設方法 |
JP21290491A Expired - Lifetime JP2552588B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバケ−ブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP21290891A Expired - Lifetime JP2538454B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP21290591A Expired - Lifetime JP2552589B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 電力ケ−ブルおよび光ファイバの挿通方法 |
JP21290991A Expired - Lifetime JP2552591B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP3212906A Pending JPH05150121A (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光フアイバの挿通装置 |
JP21290791A Expired - Lifetime JP2552590B2 (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 光ファイバの挿通方法 |
JP3212911A Pending JPH05142431A (ja) | 1982-11-08 | 1991-07-29 | 電話ケーブルおよび光フアイバの挿通方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4796970A (ja) |
EP (1) | EP0108590B1 (ja) |
JP (15) | JPH02217805A (ja) |
AT (1) | ATE134046T1 (ja) |
AU (1) | AU585479B2 (ja) |
CA (1) | CA1246842A (ja) |
DE (2) | DE3382801T2 (ja) |
HK (2) | HK55888A (ja) |
SG (1) | SG110287G (ja) |
Families Citing this family (154)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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