JPH0220874Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220874Y2 JPH0220874Y2 JP4122284U JP4122284U JPH0220874Y2 JP H0220874 Y2 JPH0220874 Y2 JP H0220874Y2 JP 4122284 U JP4122284 U JP 4122284U JP 4122284 U JP4122284 U JP 4122284U JP H0220874 Y2 JPH0220874 Y2 JP H0220874Y2
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- Japan
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- shield plate
- slit
- chassis
- metal
- metal chassis
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- Expired
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 33
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は例えばテレビジヨン受像機やビデオテ
ープレコーダなどに用いられるチユーナ装置にお
いて、枠状の金属シヤーシにシールド板を組み合
わせて固定する場合に、その組立てが容易に行え
るようにしたシールド板の固定装置に関する。
ープレコーダなどに用いられるチユーナ装置にお
いて、枠状の金属シヤーシにシールド板を組み合
わせて固定する場合に、その組立てが容易に行え
るようにしたシールド板の固定装置に関する。
一般に、テレビジヨン受像機のチユーナ部は金
属ケース内に構成され、ケースの内部と外部とを
電気的にシールドして不要輻射の防止並びに妨害
波の侵入を防ぐようにされている。また、金属ケ
ース内はチユーナ部の回路機能毎にシールド板で
必要な区画に仕切られ、部分シールドされてい
る。
属ケース内に構成され、ケースの内部と外部とを
電気的にシールドして不要輻射の防止並びに妨害
波の侵入を防ぐようにされている。また、金属ケ
ース内はチユーナ部の回路機能毎にシールド板で
必要な区画に仕切られ、部分シールドされてい
る。
従来、金属シヤーシにシールド板を組み合わせ
て固定する場合には、第1図及び第2図に示すよ
うに金属シヤーシにスリツト構造や孔構造を形成
し、これにシールド板両端に形成された突部を係
入して固定する。そして、この後、金属シヤーシ
とシールド板を電気的に確実に接続するため半田
槽に浸漬する等してはんだ付け固定する。したが
つて、はんだ付け固定する前の仮固定の段階で、
ある固定強度が必要とされている。
て固定する場合には、第1図及び第2図に示すよ
うに金属シヤーシにスリツト構造や孔構造を形成
し、これにシールド板両端に形成された突部を係
入して固定する。そして、この後、金属シヤーシ
とシールド板を電気的に確実に接続するため半田
槽に浸漬する等してはんだ付け固定する。したが
つて、はんだ付け固定する前の仮固定の段階で、
ある固定強度が必要とされている。
第1図はスリツト構造にシールド板の一部を係
入する固定構造の一例を示し、枠状の金属シヤー
シ1に形成されたスリツト2にシールド板3の突
部3aを挿入することによつてシヤーシ1内にシ
ールド板3を配設した後、スリツト2近傍のシヤ
ーシ上端面2aをプレス変形してかしめ、シール
ド板3を固定する。さらに、この後はんだ付け固
定を行う。
入する固定構造の一例を示し、枠状の金属シヤー
シ1に形成されたスリツト2にシールド板3の突
部3aを挿入することによつてシヤーシ1内にシ
ールド板3を配設した後、スリツト2近傍のシヤ
ーシ上端面2aをプレス変形してかしめ、シール
ド板3を固定する。さらに、この後はんだ付け固
定を行う。
又、第2図は平板状の金属シヤーシ1を折曲可
能に構成し、シヤーシ1に長形の角孔4を形成
し、この孔4にシールド板3の突部3aを挿入
し、シヤーシ1を折り曲げることによつてシール
ド板3とシヤーシ1を固定するものである。さら
に、この後はんだ付け固定を行う。
能に構成し、シヤーシ1に長形の角孔4を形成
し、この孔4にシールド板3の突部3aを挿入
し、シヤーシ1を折り曲げることによつてシール
ド板3とシヤーシ1を固定するものである。さら
に、この後はんだ付け固定を行う。
しかしながら、第1図に示した固定構造では、
金属シヤーシ1を変形するためのプレス加工が必
要であり、このため組立て作業が容易に行えない
という欠点がある。又、第2図に示した構成では
金属シヤーシ1を折曲固定する際、シールド板3
を保持するための治具やシヤーシ1を曲げ加工す
るための治具が必要であり、このため組立ての作
業性が悪いと共に製造コストも高くつくという欠
点がある。
金属シヤーシ1を変形するためのプレス加工が必
要であり、このため組立て作業が容易に行えない
という欠点がある。又、第2図に示した構成では
金属シヤーシ1を折曲固定する際、シールド板3
を保持するための治具やシヤーシ1を曲げ加工す
るための治具が必要であり、このため組立ての作
業性が悪いと共に製造コストも高くつくという欠
点がある。
本考案の目的は、上述した点にかんがみ、組立
て作業が容易でしかも必要な固定強度が得られる
シールド板の固定装置を提供することにある。
て作業が容易でしかも必要な固定強度が得られる
シールド板の固定装置を提供することにある。
本考案の装置は、金属枠体に突起部を有するス
リツトを設ける一方、板ばね的に弾性を有したシ
ールド板を構成し、シールド板の一部を前記スリ
ツトに係入してシールド板を金属シヤーシに配置
固定するものである。
リツトを設ける一方、板ばね的に弾性を有したシ
ールド板を構成し、シールド板の一部を前記スリ
ツトに係入してシールド板を金属シヤーシに配置
固定するものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
る。
第3図は本考案に係るシールド板の固定装置を
示す斜視図、第4図は係合部分を示す正面図、第
5図はスリツト部分を部分的に拡大して示す金属
シヤーシの斜視図、第6図はシールド板の構成を
示す斜視図、第7図は第6図の平面図である。
示す斜視図、第4図は係合部分を示す正面図、第
5図はスリツト部分を部分的に拡大して示す金属
シヤーシの斜視図、第6図はシールド板の構成を
示す斜視図、第7図は第6図の平面図である。
第3図において、金属シヤーシ5は周囲を取り
囲むように枠状に構成され、この枠体の上下は開
口された形状となつている。シヤーシ5の一面を
構成する金属板の上端部には第5図に示すように
突起部6aを有したスリツト6が一定間隔(最大
スリツト幅)Aを隔てて複数(図では2個)形成
されている。又、このシヤーシー面に対向した金
属板の上端部にも同様に突起部6aを有したスリ
ツト6が形成されている。突起部6aはスリツト
6の開口端内方へ突出するように形成されてい
る。そして、このようなスリツト6を有した金属
シヤーシ5には第6図に示すようなシールド板7
が挿着されている。シールド板7は第7図に示す
ように板ばねの如く弾性を持たせるため折曲され
て略コ字形に形成され、二枚のシールド板7a,
7bが対向するように一体的に形成されている。
対向した二枚のシールド板7a,7b間の間隔
は、折曲された固定側の間隔が前記スリツト間隔
Aと同間隔とされ、他方の開放側の間隔が前記間
隔Aより大きい間隔Bとされ、固定端を中心に開
放端側に弾性を持たせて弾力構造とされている。
囲むように枠状に構成され、この枠体の上下は開
口された形状となつている。シヤーシ5の一面を
構成する金属板の上端部には第5図に示すように
突起部6aを有したスリツト6が一定間隔(最大
スリツト幅)Aを隔てて複数(図では2個)形成
されている。又、このシヤーシー面に対向した金
属板の上端部にも同様に突起部6aを有したスリ
ツト6が形成されている。突起部6aはスリツト
6の開口端内方へ突出するように形成されてい
る。そして、このようなスリツト6を有した金属
シヤーシ5には第6図に示すようなシールド板7
が挿着されている。シールド板7は第7図に示す
ように板ばねの如く弾性を持たせるため折曲され
て略コ字形に形成され、二枚のシールド板7a,
7bが対向するように一体的に形成されている。
対向した二枚のシールド板7a,7b間の間隔
は、折曲された固定側の間隔が前記スリツト間隔
Aと同間隔とされ、他方の開放側の間隔が前記間
隔Aより大きい間隔Bとされ、固定端を中心に開
放端側に弾性を持たせて弾力構造とされている。
又、一方のシールド板7aの長手方向両端部上
方に夫々突部7cが形成され、もう一方のシール
ド板7bの端部にも突部7cが形成されている。
そして、上記金属シヤーシ5の各スリツト6に上
記シールド板7の各突部7cを係入することによ
り、シールド板7a,7bが金属シヤーシ5に挿
着されるように構成されている。
方に夫々突部7cが形成され、もう一方のシール
ド板7bの端部にも突部7cが形成されている。
そして、上記金属シヤーシ5の各スリツト6に上
記シールド板7の各突部7cを係入することによ
り、シールド板7a,7bが金属シヤーシ5に挿
着されるように構成されている。
このような構成においては、金属シヤーシ5に
シールド板7を挿着する際には、第7図の破線に
て示すように略コ字状に成形されたシールド板7
の開放端側を手で押さえ、その間隔Bを固定側間
隔A以下とした状態で金属シヤーシ5の空間内に
第3図矢符Hに示す上方向より挿入し、シールド
板7の各突部7cが金属シヤーシ5の各スリツト
6に対応するようにして挿着する。突部7cがス
リツト6に係入挿着された状態では、シールド板
7の開放端側の弾性によつて各シールド板7a,
7bは横方向に固定されると共に、スリツト6に
設けられた突起部6aによつて上下方向に固定さ
れることになる。このようにして金属シヤーシ5
に対してシールド板7を嵌合取付した後、その組
立て品全体を半田槽に浸漬して嵌合部分をはんだ
付けし、シールド板7を金属シヤーシ5に対して
電気的に確実に接続するようにする。
シールド板7を挿着する際には、第7図の破線に
て示すように略コ字状に成形されたシールド板7
の開放端側を手で押さえ、その間隔Bを固定側間
隔A以下とした状態で金属シヤーシ5の空間内に
第3図矢符Hに示す上方向より挿入し、シールド
板7の各突部7cが金属シヤーシ5の各スリツト
6に対応するようにして挿着する。突部7cがス
リツト6に係入挿着された状態では、シールド板
7の開放端側の弾性によつて各シールド板7a,
7bは横方向に固定されると共に、スリツト6に
設けられた突起部6aによつて上下方向に固定さ
れることになる。このようにして金属シヤーシ5
に対してシールド板7を嵌合取付した後、その組
立て品全体を半田槽に浸漬して嵌合部分をはんだ
付けし、シールド板7を金属シヤーシ5に対して
電気的に確実に接続するようにする。
上記のように固定構造によれば、特別な治工具
を必要とすることなく、手作業で容易にシールド
板を確実に取り付けることができ、通常の組立工
程に組み入れて実施でき経済的にも有利である。
又、シールド板を弾性構造とするため、二枚以上
のシールド板を一体的に構成することによつて部
品点数の削減が図れる。
を必要とすることなく、手作業で容易にシールド
板を確実に取り付けることができ、通常の組立工
程に組み入れて実施でき経済的にも有利である。
又、シールド板を弾性構造とするため、二枚以上
のシールド板を一体的に構成することによつて部
品点数の削減が図れる。
尚、上記説明では、金属シヤーシを外枠として
この枠体にシールド板を固定する場合について示
しているが、本考案はこれに限定されるものでは
なくシールド板によつて仕切られたシールド空間
をさらにシールド板によつて小空間に仕切るよう
な場合にも応用することができる。又、金属シヤ
ーシは上下方向が開口されている構成のみなら
ず、一方向のみ開口された箱状の枠体であつても
よい。
この枠体にシールド板を固定する場合について示
しているが、本考案はこれに限定されるものでは
なくシールド板によつて仕切られたシールド空間
をさらにシールド板によつて小空間に仕切るよう
な場合にも応用することができる。又、金属シヤ
ーシは上下方向が開口されている構成のみなら
ず、一方向のみ開口された箱状の枠体であつても
よい。
以上述べたように本考案によれば、金属枠体に
突起部を有するスリツトを設ける一方、枠体に組
み合わせるシールド板を板ばね状に弾性構造とし
その一部を前記スリツトに係入することにより、
シールド板を枠体に嵌合取付するので、特別な治
具や工具を用いることなく、組立作業が手作業で
容易に行え、しかも必要な固定強度が得られる固
定装置が実現できる。したがつて、組立て後浸漬
はんだ付け等を行う前段階において、シールド板
の仮固定法として有利であり、はんだ付け作業に
よつてシールド板が枠体から抜けたり位置がずれ
る等が生じる虞れが無くなる。又、シールド板構
成や作業性の向上によつてコスト的にも有利な装
置を提供できる。
突起部を有するスリツトを設ける一方、枠体に組
み合わせるシールド板を板ばね状に弾性構造とし
その一部を前記スリツトに係入することにより、
シールド板を枠体に嵌合取付するので、特別な治
具や工具を用いることなく、組立作業が手作業で
容易に行え、しかも必要な固定強度が得られる固
定装置が実現できる。したがつて、組立て後浸漬
はんだ付け等を行う前段階において、シールド板
の仮固定法として有利であり、はんだ付け作業に
よつてシールド板が枠体から抜けたり位置がずれ
る等が生じる虞れが無くなる。又、シールド板構
成や作業性の向上によつてコスト的にも有利な装
置を提供できる。
第1図は従来のシールド板の固定装置を示す斜
視図、第2図は他の従来例を示す側面図、第3図
は本考案に係るシールド板の固定装置を示す斜視
図、第4図は第3図の係合部分を示す正面図、第
5図は金属シヤーシのスリツト部分を拡大して示
す斜視図、第6図はシールド板の構成を示す斜視
図、第7図は第6図の平面図である。 5……金属シヤーシ(枠体)、6……スリツト、
6a……突起部、7,7a,7b……シールド
板、7c……突部。
視図、第2図は他の従来例を示す側面図、第3図
は本考案に係るシールド板の固定装置を示す斜視
図、第4図は第3図の係合部分を示す正面図、第
5図は金属シヤーシのスリツト部分を拡大して示
す斜視図、第6図はシールド板の構成を示す斜視
図、第7図は第6図の平面図である。 5……金属シヤーシ(枠体)、6……スリツト、
6a……突起部、7,7a,7b……シールド
板、7c……突部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 突起部を有するスリツトを設けた金属枠体と、 この金属枠体の前記スリツトに係入する突部を
有し、その解放端を取り付け間隔よりも広く設定
して前記金属枠体に係入固定するコの字形のシー
ルド板とからなることを特徴とするシールド板の
固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122284U JPS60153595U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | シ−ルド板の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122284U JPS60153595U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | シ−ルド板の固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60153595U JPS60153595U (ja) | 1985-10-12 |
JPH0220874Y2 true JPH0220874Y2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=30550846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4122284U Granted JPS60153595U (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | シ−ルド板の固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60153595U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510383Y2 (ja) * | 1986-12-23 | 1993-03-15 | ||
JP2008288302A (ja) * | 2007-05-16 | 2008-11-27 | Densei Lambda Kk | 電子機器装置 |
-
1984
- 1984-03-24 JP JP4122284U patent/JPS60153595U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60153595U (ja) | 1985-10-12 |
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