JP2525220Y2 - 高周波機器の端子取付構造 - Google Patents

高周波機器の端子取付構造

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JP2525220Y2
JP2525220Y2 JP1988132751U JP13275188U JP2525220Y2 JP 2525220 Y2 JP2525220 Y2 JP 2525220Y2 JP 1988132751 U JP1988132751 U JP 1988132751U JP 13275188 U JP13275188 U JP 13275188U JP 2525220 Y2 JP2525220 Y2 JP 2525220Y2
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勝男 伊藤
栄一 日比野
潔 川北
一則 木下
茂樹 高瀬
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、例えば、テレビジョン受像機のチューナと
して用いられる高周波機器の端子取付構造に関する。
<従来の技術> 従来から、この種の端子取付構造として、第3図で示
すようなものが知られている。この端子取付構造が採用
される高周波機器は、所定の配線パターンが形成され、
かつ、各種の電子部品が搭載された(いずれも図示して
いない)回路基板1と、互いに立設された複数の金属製
側板からなり、かつ、回路基板1が内装される機器フレ
ーム2とを具備している。そして、この機器フレーム2
を構成する側板のうちの端子取付板2aには、その長手方
向に沿って連続する矩形状の開口2bが形成されており、
この開口2bは絶縁樹脂からなる端子ホルダ、いわゆるタ
ーミナルボード3によって外側から閉塞されている。
また、このターミナルボード3には、所要本数のリー
ド端子4,…が互いに離間したうえで並列状態として圧入
されている。そして、これらのリード端子4,…の内端部
4a,…はターミナルボード3を介して機器フレーム2内
に挿入されたのち、第4図で示すように、外部から押圧
することによって下向きに屈曲加工されている。さら
に、このようにして屈曲加工されたリード端子4,…の内
端部4a,…には、機器フレーム2に対して下側から挿入
・装着された回路基板1の端子取付孔1a,…がそれぞれ
挿入されたうえ、半田付けによって接続されている。
<考案が解決しようとする課題> ところで、前記従来の端子取付構造においては、ター
ミナルボード3を介してリード端子4,…を機器フレーム
2に取り付けているので、ターミナルボード3が必須部
品となり、部品点数が多くなってしまう。また、リード
端子4,…をターミナルボード3に圧入し、このターミナ
ルボード3を機器フレーム2に取り付たうえ、ターミナ
ルボード3によって支持されたリード端子4,…の内端部
4a,…を機器フレーム2の内部で屈曲加工しているた
め、組み立てに要する工数が増えてしまう。
さらに、リード端子4,…をターミナルボード3に圧入
する際にはリード端子4,…の変形やターミナルボード3
の割れなどが発生したり、リード端子4,…の内端部4a,
…を屈曲加工する際には端子間ピッチのバラツキが発生
して回路基板1の端子取付孔1a,…が挿入し難くなって
しまうことがあるため、安定した品質の製品を量産する
ことが難しいという不都合も生じていた。
本考案は、これらの不都合に鑑みて創案されたもので
あり、部品点数及び組み立て工数の削減を図るととも
に、製品品質の安定化を図ることが可能な高周波機器の
端子取付構造を提供することを目的としている。
<課題を解決するための手段> 本考案に係る高周波機器の端子取付構造は、複数のリ
ード端子と、これらのリード端子が挿入された機器フレ
ームと、この機器フレーム内に支持された回路基板とを
具備してなる高周波機器の端子取付構造であって、リー
ド端子のそれぞれは、所定間隔を介して並列配置され、
かつ、各々の内端部が側面視L字状として下向きに屈曲
されたものであり、これら内端部のそれぞれは、機器フ
レーム内に支持された回路基板の端子取付孔を挿通して
突出する屈曲長さを有するものであり、機器フレーム
は、平面視矩形状として立設された4つの金属製側板か
らなり、かつ、そのうちの1つが端子取付板とされたも
のであり、端子取付板は、上下方向に沿って長い平面視
矩形状を有する窓孔がリード端子と同一間隔を介したう
えで各別に離間して形成されたものであり、これら窓孔
のそれぞれは、屈曲されたリード端子の内端部が挿通し
うる大きさの開口面積を有するものであり、回路基板
は、金属製側板でもって囲まれた機器フレームの開口に
見合う平面視矩形状とされ、かつ、機器フレーム内の下
側位置に支持されたものであり、この回路基板の一側部
に沿っては、リード端子と同一間隔を介したうえで離間
して配置された複数の端子取付孔が形成されていことを
特徴とするものである。
<作用> 上記構成によれば、下向きに屈曲されたリード端子の
内端部が挿通しうる大きさの開口面積とされた窓孔のそ
れぞれを機器フレームの端子取付板に形成しているの
で、リード端子のそれぞれは端子取付板と接触すること
なく窓孔を挿通することになる。そして、端子取付板に
形成された窓孔を挿通して機器フレーム内に挿入された
リード端子の内端部を機器フレーム内に支持された回路
基板の端子取付孔に対して各別に挿入することが可能と
なるので、これらのリード端子を回路基板に対して取り
付ける際にターミナルボードを用いる必要がなくなり、
また、リード端子の内端部を屈曲加工するためにターミ
ナルボードによって支持する必要がなくなる。
<実施例> 以下、本考案に係る一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は高周波機器の端子取付構造を示す分解斜視図
であり、第2図はその要部組立手順を示す断面図であ
る。なお、本実施例に係る高周波機器の全体構成は従来
例と基本的に異ならないので、第1図及び第2図におい
て第3図及び第4図と互いに同一もしくは相当する部
品、部分については同一符号を付し、その説明は省略す
る。
本実施例における高周波機器の端子取付構造は、所定
の配線パターンが形成されたうえで各種の電子部品が搭
載された回路基板1と、平面視矩形状として立設された
複数の金属製側板からなり、かつ、そのうちの1つが端
子取付板2aとされた機器フレーム2とを具備して構成さ
れたものであって、金属製側板でもって囲まれた機器フ
レーム2の開口に見合う平面視矩形状とされた回路基板
1は機器フレーム2内の下側位置に支持されている。な
お、図示していないが、機器フレーム2の側板それぞれ
の所定個所には回路基板1を支持するための係止片が設
けられており、機器フレーム2の端子取付板2aと対面す
る回路基板1の一側部に沿っては、後述するリード端子
4,…と同一間隔を介したうえで離間して配置された複数
の端子取付孔1a,…が形成されている。
また、この端子取付構造は、所定間隔を介して並列配
置された複数のリード端子4,…を具備しており、互いの
外端部同士がフープ状として連結されたリード端子4,…
は機器フレーム2内に挿入されている。そして、この際
におけるリード端子4,…のそれぞれは各々の内端部4aが
側面視L字状として下向きに屈曲されたものであり、こ
れら内端部4a,…のそれぞれは機器フレーム2内に支持
された回路基板1の端子取付孔1a,……を挿通して突出
する屈曲長さを有している。なお、これらのリード端子
4,…は必ずしも連結されている必要があるわけではな
く、例えば、テープや治具で保持されることによって個
々のリード端子4が互いに所定間隔だけ離間して並列配
置されたものであってもよい。
一方、ここでの機器フレーム2を構成する端子取付板
2aには、上下方向に沿って長い平面視矩形状を有する複
数の窓孔5,…がリード端子4,…と同一間隔を介したうえ
で各別に離間して並列形成されており、これら窓孔5,…
のそれぞれは、屈曲されたリード端子4の内端部4aが挿
通しうる大きさの開口面積を有するものとなっている。
すなわち、この際における各窓孔5は、リード端子4の
予め屈曲加工された内端部4aが挿通しうるとともに、挿
通した内端部4aが機器フレーム2内で下降させられても
リード端子4の本体が開口周面に当接することのない大
きさを有している。
そして、リード端子4,…それぞれの内端部4aは、第2
図で示すように、対応する窓孔5の各々を挿通して機器
フレーム2の外側から内側へと挿入されたうえで下向き
に移動、つまり、下降させられることによって機器フレ
ーム2内に支持された回路基板1の端子取付孔1a,…の
それぞれに対して各別に挿入されており、回路基板1の
端子取付孔1a,…とリード端子4,…の内端部4a,…とは、
機器フレーム2を半田槽に浸漬する、いわゆる半田ディ
ップ処理によって一括的に半田付け接続されている。な
お、この際におけるリード端子4,…それぞれの本体は、
第2図で明らかなように、回路基板1の表面と密着した
状態で載置されることになっており、リード端子4,…の
それぞれと各窓孔5の開口周面とは短絡(ショート)が
生じないよう離間させられている。また、第2図におけ
る符号6は付着した半田を示しており、フープ状に連結
されたリード端子4,…それぞれの外端部が連結部分を半
田付け後に切断することによって互いに切り離されるこ
とはいうまでもない。
ところで、以上の説明においては、機器フレーム2を
構成する端子取付板2aに分離された複数の窓孔5,…を形
成している。そのため、従来例のような矩形状の開口2b
を形成した場合に比べると、端子取付板2aの強度が向上
することになり、良好なシールド効果が得られるという
利点がある。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の高周波機器の端子取付
構造によれば、予め各々の内端部が下向きに屈曲加工さ
れた複数のリード端子を、機器フレームの端子取付板に
形成され、かつ、リード端子の内端部が挿通しうる大き
さの開口面積を有する窓孔を通して回路基板に接続して
いるので、リード端子は端子取付板に接触することなく
窓孔に対して挿通されることになり、この結果、リード
端子と端子取付板との間で接触による絶縁不良が生じる
ことはなくなる。また、組立時におけるリード端子の変
形も防止でき、リード端子の窓孔に対する挿通時の作業
性も向上する。
さらに、リード端子の取付時にターミナルボードを用
いる必要がなくなり、部品点数の削減を図ることができ
るという効果が得られる。さらにまた、予め各々の内端
部が下向きに屈曲加工された複数のリード端子を用いて
いるので、リード端子を機器フレームに対して組み付け
た後にリード端子を加工する工程(先端を屈曲加工する
工程)が必要となり、組立時の工程数の削減を図ること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例に係り、第1図は高
周波機器の端子取付構造を示す分解斜視図であり、第2
図はその要部組立手順を示す断面図である。また、第3
図及び第4図は従来例に係り、第3図は高周波機器の端
子取付構造を示す一部破断斜視図であり、第4図はその
要部組立手順を示す断面図である。 図における符号1は回路基板、1aは端子取付孔、2は機
器フレーム、2aは端子取付板、4はリード端子、4aは内
端部、5は窓孔である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川北 潔 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)考案者 木下 一則 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (72)考案者 高瀬 茂樹 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−89394(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のリード端子と、これらのリード端子
    が挿入された機器フレームと、この機器フレーム内に指
    示された回路基板とを具備してなる高周波機器の端子取
    付構造であって、 リード端子のそれぞれは、所定間隔を介して並列配置さ
    れ、かつ、各々の内端部が側面視L字状として下向きに
    屈曲されたものであり、 これら内端部のそれぞれは、機器フレーム内に支持され
    た回路基板の端子取付孔を挿通して突出する屈曲長さを
    有するものであり、 機器フレームは、平面視矩形状として立設された4つの
    金属製側板からなり、かつ、そのうちの1つが端子取付
    板とされたものであり、 端子取付板は、上下方向に沿って長い平面視矩形状を有
    する窓孔がリード端子と同一間隔を介したうえで各別に
    離間して形成されたものであり、 これら窓孔のそれぞれは、屈曲されたリード端子の内端
    部が挿通しうる大きさの開口面積を有するものであり、 回路基板は、金属製側板でもって囲まれた機器フレーム
    の開口に見合う平面視矩形状とされ、かつ、機器フレー
    ム内の下側位置に支持されたものであり、 この回路基板の一側部に沿っては、リード端子と同一間
    隔を介したうえで離間して配置された複数の端子取付孔
    が形成されていることを特徴とする高周波機器の端子取
    付構造。
JP1988132751U 1988-10-11 1988-10-11 高周波機器の端子取付構造 Expired - Lifetime JP2525220Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6489394A (en) * 1987-09-29 1989-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Multifunctional tuner

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