JP2504872Y2 - リモコン受光ユニット用ハウジング - Google Patents

リモコン受光ユニット用ハウジング

Info

Publication number
JP2504872Y2
JP2504872Y2 JP11899790U JP11899790U JP2504872Y2 JP 2504872 Y2 JP2504872 Y2 JP 2504872Y2 JP 11899790 U JP11899790 U JP 11899790U JP 11899790 U JP11899790 U JP 11899790U JP 2504872 Y2 JP2504872 Y2 JP 2504872Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
light receiving
housing
opening
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11899790U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0475495U (ja
Inventor
香 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP11899790U priority Critical patent/JP2504872Y2/ja
Publication of JPH0475495U publication Critical patent/JPH0475495U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504872Y2 publication Critical patent/JP2504872Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、テレビジョン受像機、ビデオテープレコー
ダ、オーディオ機器等に広く利用されている赤外線リモ
コンにおけるリモコン受光ユニットを構成するためのハ
ウジングに関するものである。
〈従来の技術〉 斯かるリモコン受光ユニットの受光回路の構成部分
は、第3図に示すように、両面印刷基板からなる回路基
板1の一面(図の上面)にIC2やチップ部品3が半田付
けにより搭載されているとともに、他面(図の下面)に
は、電解コンデンサ4、受光素子5および接続用端子ピ
ン6がそれぞれ基板1を貫通して一面に半田付けされて
取付けられ、受光素子5の光信号を信号処理する受光回
路が構成されている。尚、受光素子5は、これの樹脂材
料の耐熱性の関係から、1点鎖線で示すように、ディッ
ピングによる半田付けにより回路基板1の他面側に取り
付けた後に、リード線を矢印で示すように略直角に折り
曲げて受光部分を基板1の挿通孔(図示せず)を介して
基板1の一面側に位置させるようにしている。また、回
路基板1は、一面に回路パターンが形成されている他
に、他面にもシールド用全面パターンが形成されてい
る。
第4図は、前述の回路基板1をハウジング7に内装し
てリモコン受光ユニットを構成する過程の縦断面図であ
り、次に、このユニットの組立手順について説明する。
ハウジング7は、金属等の導体により断面略逆U状に形
成され、上面には受光窓8が穿設されている。そして、
同図に矢印で示すように第3図の回路基板を、下方から
ハウジング7内に嵌挿するとともに、ハウジング7の側
面板を内方に直角にに切り起こして形成された受け片9
に当てがった後に、当て片9の下方位置においてハウジ
ング7の側面板に形成された支持片10を内方に切り起こ
して前記受け片9とで回路基板1を挟持するようかしめ
加工する。この時、支持片10に設けた突起11が、回路基
板1の他面のシールド用全面パターンに接触して電気的
にハウジング7と同電位となる。最後に、ハウジング7
の一側面板に形成されたシールド板部12を、矢印で示す
ように実線位置から1点鎖線位置に略直角に折り曲げる
ことにより、このシールド板12で回路基板1の他面側を
覆ってシールドすると、リモコン受光ユニットが出来上
がる。
このリモコン受光ユニットを、例えばテレビジョン受
像機のセット基板に実装する場合、ハウジング7の下方
に突出した取付片14をセットのグランド電位に接続する
ことにより、前述の突起11を介して回路基板1の他面を
グランド電位とすることができ、ハウジング7における
回路基板1の他面側を電磁シールドすることができる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、前述のリモコン受光ユニットでは、回
路基板1の他面のシールドとシールド板部12による回路
基板1の他面側全体のカバーとの双方によって、回路基
板1の他面側のシールドを行うことができるが、回路基
板1を、シールドを行う目的て両面印刷基板としなけれ
ばならず、また、回路基板1の固定に際して、支持片10
と受け片とで挟持するための支持片10のかしめ加工が極
めて困難で、別工程で行なわなければならず、更に、シ
ールド板部12の折り曲げ作業も極めて作業性が悪い。こ
れらがコスト高の要因になっている。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであり、片面印刷の回路基板を用いることができ、
この回路基板を容易な作業のみで内装してリモコン受光
ユニットを構成できるようなハウジングを提供すること
を技術的課題とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記した課題を達成するための技術的手段
として、リモコン受光ユニット用ハウジングを次のよう
に構成した。即ち、受光素子並びに電子部品が搭載され
て受光回路が構成された回路基板をシールドして内装す
るハウジングにおいて、導体により前記回路基板を嵌挿
する開口を上面に有する箱形状に形成された本体部と、
この本体部の側面板に内方への切り起こして形成された
複数本の基板支持用突片と、該本体部の底面板を下方に
切り起こして形成された取付用突片と、前記開口部の一
辺から折曲自在に一体に延設され前記受光素子に対向す
る箇所に受光窓が穿設された蓋体と、この蓋体の辺から
直交方向に折曲して一体に延設され該蓋体が前記開口部
を施蓋した時に前記支持用突片とにより前記回路基板を
挟持する幅を有する押え板部と、この押え板部に外方へ
の切り起こしにより形成され該蓋体が前記開口部を施蓋
した時に前記本体部に穿設した係止孔に係入する係止爪
とを備えたことを特徴として構成されている。
〈作用〉 リモコン受光ユニットの組み立てに際しては、回路基
板をハウジング本体部内にこれの上面開口部から挿入し
て各支持用突片上に載置した後に、蓋体を本体部の開口
部側に折り曲げてこれの押え板部を開口部内に挿入する
と、この押え板部が回路基板を上方から押圧して支持用
突片に押しつけ、且つ押え板部の係止爪が本体部の係止
孔に係入して蓋体を本体部に固定するので、回路基板が
支持用突片と押え板部とにより挟持されて固定されると
ともに、蓋体により開口部が閉塞され、回路基板に搭載
された受光素子が蓋体の受光窓に対向する。即ち、ハウ
ジング本体部内に回路基板を挿入した後に、蓋体で開口
部を施蓋するのみの極めて簡易な作業でリモコン受光ユ
ニットを構成することができる。
このようにして組み立てたリモコン受光ユニットは、
回路基板が、開口部を蓋体で閉塞したハウジング内に封
入されて周囲をハウジングで覆われているので、回路基
板としては、片面のシールド用全面パターンが不要とな
るので片面印刷基板を用いることができ、作業性の悪い
作業を一切必要としないことと併せて大幅なコストダウ
ンを達成することができる。
〈実施例〉 以下、本考案の好ましい一実施例について図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のハウジングの斜視図で、
第2図はそのハウジングを用いてリモコン受光ユニット
を構成する過程の縦断面図であり、第2図に示す受光回
路を構成した回路基板1′は後述するように片面印刷基
板であって第3図のものと相違するが、一面には第3図
と同様にして受光回路が構成されるので、第3図と同一
の符号を付してある。
これらの図において、本考案のハウジング20は、本体
部21が、上面に回路基板1を嵌挿できる開口部22を有す
る矩形箱型に形成され、この本体部21の開口部22の一辺
からこれの閉塞用の蓋体23が一体に延設されている。こ
の蓋体23には、開口部22を閉塞した時に受光素子5に対
向する箇所に受光窓31が穿設され、また、蓋体23と開口
部22との境界線に折れ線部が形成されて蓋体23が折曲自
在、即ち開口部22に対し開閉自在になっている。
一方、本体部21には、これの4枚の側面板における開
口部22側の同一高さの箇所に内方へ切り起こしにより計
4本の基板支持用突片24が形成されているとともに、蓋
体23が延設された側面板を除く3枚の側面板における各
支持用突片24に対し回路基板1の幅に相当する上方箇所
に、それぞれ係止孔25が穿設されている。
本体部21の底面板には、これの対向2辺の縁部をそれ
ぞれ下方に切り起こして一対の取付片26が形設されてい
るとともに、底面板の他の対向2辺の縁部をそれぞれ下
方に切り起こしてスペーサ片27が形設され、適所に接続
用端子ピン6の挿通孔32が穿孔されている。
また、蓋体23には、これの対向2側辺からそれぞれ一
体に延出し且つ直交方向に折曲された押え板部28が形設
されているとともに、先端辺から一体に延出し且つ直交
方向に折曲された挿入板部29が形設されている。この各
押え板部28は、蓋体23で開口部22を閉塞した時に回路基
板1′を支持用突片24とにより挟持できる幅になってい
る。そして、各押え板部28および挿入板部29にはそれぞ
れ、蓋体23で開口部22を閉塞した時に各係止孔25に対向
する箇所に、僅かに外側への切り起こしにより係止爪30
が形設されている。以上の構成が金属により一体形成さ
れている。
前記実施例のハウジング20を用いてリモコン受光ユニ
ットを構成する場合、第2図に示すように、蓋体23を開
いた状態で、回路基板1′を、ハウジング本体20内にこ
れの上面開口部22から挿入して各支持用突片24上に載置
する。その後に、蓋体23を、同図に矢印で示すように開
口部22側に折り曲げ、各押え板部28および挿入板部29
を、各係止爪30を内方に撓ませながら開口部22内に圧入
していくと、この係止爪30が、係止孔25に対向した時に
復元力により係止孔25内に入り込み、各押え板部28およ
び挿入板部29が抜け止めされて本体部21に固定され、蓋
体23が開口部22を閉塞した状態に保持され、回路基板
1′に搭載された受光素子5が蓋体23の受光窓24に対向
する。この時、各押え板部28が回路基板1′を上方から
押圧して各支持用突片24に対し押しつけるので、回路基
板1′が支持用突片24と押え板部28とにより挟持固定さ
れる。
このようにして組み立てたリモコン受光ユニットは、
回路基板1′が、開口部22を蓋体23で閉塞したハウジン
グ20内に封入されて周囲全体をハウジング20で覆われる
ので、回路基板1′としては、従来のような実装面とは
反対面にシールド用全面パターンを必要としないので、
片面印刷基板を用いることができ、材料費を低減でき
る。
また、回路基板1′をハウジング本体部21に上面開口
部22から挿入した後に、蓋体23を折り曲げて開口部22を
閉塞する極めて簡易な作業のみで組み立てでき、従来の
ような回路基板を固定するための別工程によるかしめ加
工や、シールド板部の折り曲げ作業等の極めて作業性の
悪い作業を一切必要としない。従ってアッセンブリ費用
も大幅に低減できる。
そして、前述のリモコン受光ユニットを、例えばテレ
ビジョン受像機のセット基板に実装する場合、ハウジン
グ20の下方に突出した取付片26をセットに半田付けす
る。この時、スペーサ片27によりリモコン受光ユニット
をセットに対し所定の間隙に保持できる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案のリモコン受光ユニット用ハウジ
ングによると、リモコン受光ユニットの構成に際して、
回路基板として片面印刷基板を用いることができるの
で、材料費を相当に低減できるとともに、組み立てに際
して、かしめ加工や折り曲げ加工等の極めて作業性の悪
い作業を一切必要とせず、回路基板をハウジング内に挿
入した後に蓋体を折り曲げて開口部を閉塞するのみの簡
易な作業でよく、アッセンブリ費用を格段に低減でき、
前述の材料費の低減と併せて大幅なコストダウンを達成
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、 第2図はそれを用いてリモコン受光ユニットを構成する
過程の縦断面図、 第3図はリモコン受光ユニット用の回路基板の側面図、 第4図は従来のリモコン受光ユニットを構成する過程の
縦断面図である。 1′……回路基板 20……ハウジング 21……本体部 22……開口部 23……蓋体 24……受光窓 25……係止孔 26……取付孔(取付用突片) 27……スペーサ片(取付用突片) 28……押え板部 30……係止爪 31……受光窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光素子並びに電子部品が搭載されて受光
    回路が構成された回路基板をシールドして内装するハウ
    ジングにおいて、導体により前記回路基板を嵌挿する開
    口を上面に有する箱形状に形成された本体部と、この本
    体部の側面板に内方への切り起こして形成された複数本
    の基板支持用突片と、該本体部の底面板を下方に切り起
    こして形成された取付用突片と、前記開口部の一辺から
    折曲自在に一体に延設され前記受光素子に対向する箇所
    に受光窓が穿設された蓋体と、この蓋体の辺から直交方
    向に折曲して一体に延設され該蓋体が前記開口部を施蓋
    した時に前記支持用突片とにより前記回路基板を挟持す
    る幅を有する押え板部と、この押え板部に外方への切り
    起こしにより形成され該蓋体が前記開口部を施蓋した時
    に前記本体部に穿設した係止孔に係入する係止爪とを備
    えたことを特徴とするリモコン受光ユニット用ハウジン
    グ。
JP11899790U 1990-11-13 1990-11-13 リモコン受光ユニット用ハウジング Expired - Lifetime JP2504872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11899790U JP2504872Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 リモコン受光ユニット用ハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11899790U JP2504872Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 リモコン受光ユニット用ハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0475495U JPH0475495U (ja) 1992-07-01
JP2504872Y2 true JP2504872Y2 (ja) 1996-07-24

Family

ID=31866972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11899790U Expired - Lifetime JP2504872Y2 (ja) 1990-11-13 1990-11-13 リモコン受光ユニット用ハウジング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504872Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5121576B2 (ja) * 2008-05-28 2013-01-16 シャープ株式会社 遠隔制御用受光装置および電子機器
JP5500819B2 (ja) * 2008-11-21 2014-05-21 フクダ電子株式会社 吸音部材

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0475495U (ja) 1992-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6977783B2 (en) Lens module and assembling method thereof
EP0794698B1 (en) PC card and frame kit therefore
US4747019A (en) Feedthrough capacitor arrangement
KR100265505B1 (ko) 실드 케이스
JP2504872Y2 (ja) リモコン受光ユニット用ハウジング
JP3208075B2 (ja) シールドケース
GB2301944A (en) Shield case having protrusions supporting a circuit board
JP2598381Y2 (ja) リモコン受光モジュール
JPH0142379Y2 (ja)
JPH0526787Y2 (ja)
JPH0241874Y2 (ja)
JP2809211B2 (ja) 電子機器のシールド構造
US4967312A (en) Case for circuit board with light-receiving element
JPH0220874Y2 (ja)
JP2593276Y2 (ja) リモコン受光モジュール
JPS5843809Y2 (ja) 基板回路装置
JPH0631752Y2 (ja) 受光装置
JPS6246316Y2 (ja)
JP3460038B2 (ja) 通信機におけるシールドカバーの取付構造
JPH09321481A (ja) 受光装置
JPH0639511Y2 (ja) シールド部品付き半導体装置
JPH051294U (ja) リモートコントロール信号受信用回路のシールド構造
JPS59225632A (ja) 光リモコンの受光器
JPS6267900A (ja) テレビジヨン受像機のチユ−ナ装置
JPH0132296Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term