JP2593276Y2 - リモコン受光モジュール - Google Patents

リモコン受光モジュール

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JP2593276Y2
JP2593276Y2 JP1992036216U JP3621692U JP2593276Y2 JP 2593276 Y2 JP2593276 Y2 JP 2593276Y2 JP 1992036216 U JP1992036216 U JP 1992036216U JP 3621692 U JP3621692 U JP 3621692U JP 2593276 Y2 JP2593276 Y2 JP 2593276Y2
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正樹 森
章三 宮本
格 武田
均 渡辺
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばワイヤレスリモ
コンにより遠隔操作されるAV機器等の家電製品に組み
込んで利用するに好適な、近赤外線を含む赤外線を検知
する受光素子を備えたリモコン受光モジュールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のリモコン受光モジュール10
は、一般に、図4に示される如くに、板金製のケース2
内に、赤外線受光素子5や回路部品9を搭載した基板3
が収納されて構成されている。
【0003】ケース2は、金属板を側壁,天井壁,底壁
を有する直方体状に折曲成形したもので、その側壁部分
には壁部の一部が内側に折り込まれて受光用窓6が形成
されるとともに、基板2を支持する複数の係止片4が内
向きに突設され、その底壁部分には基板2の後端部に下
方に向けて植立されたリード端子7が挿通せしめられる
切欠部8が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き従来のリモコン受光モジュールにおいては、次のよ
うな問題があった。すなわち、ケースが板金製であるこ
とから、 4 外部からの衝撃に対して弱い。 5 基板上の回路部品とケースの各壁部との間に比較的
大きな隙間を形成する必要があるので薄型化が難しい。 6 基板収納時には壁部のいずれかを開いておき、基板
を係止片に引っかけて収納した後にその壁部を折り曲げ
て組み立てるようにされるので、組み立てが面倒であ
る。 7 基板がケース内でがたつき易く、それを防止するに
は基板をケースに半田付けする等の煩わしい作業が必要
となる。 8 斜め方向からの光ノイズを拾い易い。 9 ケースが非絶縁性であるため、その周囲に配される
他の部品との絶縁に配慮する必要がある。
【0005】かかる点に鑑み本考案は、耐衝撃性に優
れ、薄型化でき、組み立てが容易で、ケース内で基板を
安定して支持し得、しかも、光ノイズを拾い難く、効果
的に絶縁対策を施せるようにされたリモコン受光モジュ
ールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係るリモコン受光モジュールは受光用窓
が形成され、遮光性の合成樹脂製からなり、側壁に係止
孔が設けられ第1のケース部材と、遮光性の合成樹脂製
からなり、係止突起が設けられた第2のケース部材とを
備え、前記第1のケース部材の反受光窓側を塞ぐように
前記第1のケース部材の係止孔に第2のケース部材の係
止突起を嵌合せしめてケースを形成し、前記ケース内に
赤外線受光素子、及びIC等の回路部品が搭載された基
板を内蔵し、かつ前記係止突起が前記基板を前記第1の
ケース部材に押圧保持して構成される。
【0007】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係るリモコ
ン受光モジュールにおいては、ケースが合成樹脂製の第
1のケース部材と第2のケース部材とから構成されるの
で、板金製のものに比して、外部からの衝撃に対して強
くなるとともに、基板上の回路部品とケースの各壁部と
の間隙を狭くすることができるので薄型化を図れる。
【0008】また、第1のケース部材に基板を挿入する
とともに、第2のケース部材を第1のケース部材に嵌合
させて係止させるだけで組み立てられるので、組み立て
作業が容易となり、しかも、ケースの弾性を利用して基
板を固定支持し得るので、半田付け等が不要となり、基
板のケース内でのがたつきを防止できる。
【0009】さらに、受光用窓の形状を板金製のものに
比して自由に設定できるので、斜め方向からの光ノイズ
を拾い難くでき、ケースが絶縁体であることから周囲に
配される部品に対して効果的に絶縁できる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1〜図3は、本考案に係るリモコン受光モジ
ュールの一実施例を示しており、図において、リモコン
受光モジュール1は、合成樹脂を素材として射出成形等
により製造された筒状ケース部材11と蓋状ケース部材
12とからなるケースと、このケース内に収容された基
板18とを備えている。
【0011】筒状ケース部材11は、その上面壁に円錐
台状の受光用窓22が形成され、左右の側壁に矩形の係
止孔21が形成され、やや厚肉の柱状後壁29の左右に
後述するリード端子20を挿通する切欠部23,24が
形成され、底壁に相当する部分は全体が開口していて、
そこに蓋状ケース部材12が嵌め込まれている。
【0012】蓋状ケース部材12は、平板部12Aの前
端から立ち上がる前立上片部12aと、平板部12Aの
左右から立ち上がる左立上片部12b及び右立上片部1
2cとが設けられ、左立上片部12bと右立上片部12
cには筒状ケース部材11に形成された係止孔21に嵌
合する断面三角形の係止突起25が突設されている。
【0013】また、蓋状ケース部材12の平板部12A
の後端側は、筒状ケース部材11の柱状後壁29近くま
で突出する突設部12dが形成されるとともに、その左
右に後述するリード端子20を挿通する切欠部31,3
2が形成されている。
【0014】一方、基板18は、筒状ケース部材11の
内面により前後左右の位置決めがなされ、かつ、上記蓋
状ケース部材12に設けられた前立上片部12a,左立
上片部12b及び右立上片部12cにより筒状ケース部
材11側に押し付けられて上下方向の位置決めがなされ
るとともに、その状態で筒状ケース部材11及び蓋状ケ
ース部材12の各部の弾性により押圧保持されている。
【0015】この基板18には、その上面側にベアチッ
プ受光素子16(図2,図3)が配され、この受光素子
16の上面側に近赤外線を透過する半球状のエポキシ樹
脂被覆層17が形成されており、それら受光素子16及
びエポキシ樹脂被覆層17は、筒状ケース部材11に形
成された円錐台状の受光用窓22内を臨むように位置せ
しめられている。
【0016】また、基板18の下面側には、受光素子部
品13,ベアチップIC15、フェノール樹脂被覆層1
4等が配され、基板の上面及び下面には所定の態様で配
線パターンが形成されている。
【0017】さらに、基板18の後端側には、導電性金
属板を打ち抜き・折曲加工して製作された3本のリード
端子20が半田27により接合されている。このリード
端子20は、先端が断面C字状とされて基板18の端部
を挟むようにされ、基板18の上面に接合される部分は
矩形とされ、基板18の下面に当接する部分は二股状と
されていてこの部分も図示はされていないが半田27に
より接合されており、このリード端子20のリード部が
筒状ケース部材11の切欠部23,24から基板18と
平行に引き出されている。
【0018】なお、この例のリモコン受光モジュール
においては、リード端子20を上記のように基板18と
平行に横方向に引き出してリモコン受光モジュールを縦
置きタイプで使用するようにしてもよいし、図1におい
て一点鎖線で示される如くに、リード端子20を基板1
8に直交するように折り曲げて蓋状ケース部材12に形
成された切欠部31、32から下方に引き出してリモコ
ン受光モジュールを横置きタイプで使用するようにして
もよく、設置状況等に応じて縦置き型、横置き型のいず
れも選択できるようになっている。
【0019】上述の如くに構成された本実施例のリモコ
ン受光モジュール1においては、ケースが合成樹脂製の
筒状ケース部材11と蓋状ケース部材12とから構成さ
れるので、板金製のものに比して、外部からの衝撃に対
して強くなるとともに、基板18上の回路部品13〜1
7等とケースの各壁部との間隙を狭くすることができる
ので薄型化を図れる。
【0020】また、筒状ケース部材11に基板18を挿
入するとともに、蓋状ケース部材12の係止突起25を
筒状ケース部材11の係止孔21に嵌合させて係止させ
るだけで組み立てられるので、組み立て作業が容易とな
り、しかも、筒状ケース部材11及び蓋状ケース部材1
2の各部の弾性を利用して基板を固定支持し得るので、
半田付け等が不要となり、基板18のケース内でのがた
つきを防止できる。
【0021】さらに、受光用窓22の形状を円錐台状等
に自由に設定できるので、板金製のものに比して斜め方
向からの光ノイズを拾い難くでき、また、ケースが絶縁
体であることから周囲に配される部品に対して効果的に
絶縁できる。
【0022】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るリモコン受光モジュールは、ケースが合成樹脂製の
筒状ケース部材と蓋状ケース部材とから構成されるの
で、耐衝撃性に優れ、薄型化でき、組み立てが容易で、
ケース内で基板を安定して支持し得、しかも、光ノイズ
を拾い難く、効果的に絶縁対策を施せるといった、極め
て多様で実用的な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るリモコン受光モジュールの一実施
例の分解斜視図。
【図2】実施例の横方向の断面図。
【図3】図2のA−A線に従う断面図。
【図4】従来のリモコン受光モジュールの一例の説明に
供される図
【符号の説明】
リモコン受光モジュール 11 筒状ケース部材 12 蓋状ケース部材 12A 平板部 12a、12b、12c 立上片部 13 受光素子部品 14 フェノール樹脂被覆層 15 ベアチップIC 16 受光素子 17 エポキシ樹脂被覆層 18 基板 20 リード端子 21 係止孔 22 受光用窓 23、24 切欠部 25 係止突起 27 半田 29 柱状壁部 31、32 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−15865(JP,U) 実開 平4−31886(JP,U) 実開 平3−3756(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 31/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光用窓が形成され、遮光性の合成樹脂
    製からなり、側壁に係止孔が設けられ第1のケース部材
    と、遮光性の合成樹脂製からなり、係止突起が設けられ
    た第2のケース部材とを備え、前記第1のケース部材の
    反受光窓側を塞ぐように前記第1のケース部材の係止孔
    に第2のケース部材の係止突起を嵌合せしめてケースを
    形成し、前記ケース内に赤外線受光素子、及びIC等の
    回路部品が搭載された基板を内蔵し、かつ前記係止突起
    が前記基板を前記第1のケース部材に押圧保持したこと
    を特徴とするリモコン受光モジュール。
JP1992036216U 1992-04-30 1992-04-30 リモコン受光モジュール Expired - Lifetime JP2593276Y2 (ja)

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JPH0587970U JPH0587970U (ja) 1993-11-26
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JP5305538B2 (ja) * 2010-09-08 2013-10-02 本田技研工業株式会社 スロットル装置
JP5580175B2 (ja) * 2010-11-22 2014-08-27 旭化成エレクトロニクス株式会社 光センサ装置及びその製造方法
KR101487931B1 (ko) * 2013-08-20 2015-02-02 레이트론(주) 조명용 광센서 패키지

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