JPH0220456A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH0220456A
JPH0220456A JP63170013A JP17001388A JPH0220456A JP H0220456 A JPH0220456 A JP H0220456A JP 63170013 A JP63170013 A JP 63170013A JP 17001388 A JP17001388 A JP 17001388A JP H0220456 A JPH0220456 A JP H0220456A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、自動車など、その制御項目が多岐にオ)たる
車両の制御装置に係り、特に、ガソリンエンジンなどの
内燃機関を搭載した車両に好適な車両制御装置に関する
[従来の技術] 近年、マイコンを用いた各種の制御装置が広く採用され
るようになり、これに応じて、自動車などでは、エンジ
ンに関する種々の制御に加え、その動力伝達機構や空気
調和装置の制御、或いはサスペンション制御などにもマ
イコンを含む各種の制御装置が、それぞれ個別に単位を
なして適用されるようになってきた。
ところで、このような場合、従来は1例えば。
「自動車工学J 1988年 4月号 p4]に記載さ
れているように、その単位制御装置のそれぞれごとに、
自己診断機能とフェイルセイフ機能を設けていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、それぞれの単位制御装置が。
確実にフェイルセイフ制御機能をはたしている限りは問
題がないが、それらにより制御され、ている各種の負荷
駆動回路などに異常が発生したときなどには、フェイル
セイフ制御が得られなくなってしまう点について配慮が
されておらず、充分な信頼性の付与の点で1間が、があ
った。
本発明の目的は、複数の単位制御装置側々のフェイルセ
イフ機能に対して、さらにバックアップが与えられ、常
に確実に、充分な安全性を確保することができるように
した車両制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、複数の単位制御装置側々が、相互に他の異
常を監視し、他の単位制御装置の異常に際して、自己の
制御態様を変化させて対処するようにして達成される。
また、上記目的は、複数の単位制御装置を共通に監視し
、この監視結果により、異常が検出された単位制御装置
以外の東位制御装置による制御態様を変化さくることに
より達成される。
[作用] 成る単位制御装置が異常発生により、そのフェイルセイ
フ機能を喪失しても、それによる安全性の低下を補う形
での、他の単位制御装置による制御態様の変化、例えば
、吸入空気の異常増加にたいして燃料供給量の減少など
、による対応が与えられることになり、常に確実なバッ
クアップが得られることになる。
[実施例] 以下1本発明による車両制御装置について、図示の実施
例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、この実施例は。
複数の単位制御装置として、エンジン制御装置と自動定
速走行制御装置(オートクルージング装置)を設定した
場合のもので2図において、2が自動定速走行制御装置
で、6がエンジン制御装置である。
この第1図において、】はエンジン、2は自動定速走行
制御装置、3は絞り弁、4は車速センサ、5は絞り弁ア
クチユエータ、6はエンジン制御装置、7は燃料噴射弁
、8は警報ランプ、9はエアフローセンサである。
まず、エンジン制御装置〇は、クランク角センザ4で検
出さ、hるエンジン回転数Nと、エアフローセンサ9で
検出される吸入空気流量QAとに基づいて、(1)式の
演算を行ない、燃料噴射パルス@Tpを求める。
Tp”f  (QA−N)  ・・・・・(1)そして
、この燃料噴射パルス幅TPを有するパルス信号を燃料
噴射弁7に供給して、所定の空燃比が得られるような制
御を行なう。
また、これと並行して、このエンジン制御装置6は、自
動定速走行制御装置2との間で所定のデータの授受を行
ない、このデータに基づいて、自動定速走行制御装置2
の機能診断を行ない、この自動定速走行制御装置2に異
常が検出されたときには、後で説明するような動作を遂
行すると共に、警報ランプを点灯させてユーザに警報を
与えるようになっている。
次に、自動定速走行制御袋W2の動作について説明する
この自動定速走行制御装置2は、ユーザ(運転手)が設
定した速度で自動的に定速走行するように、エンジンの
回転速度を制御するもので、このときのユーザの設定速
度と自動車の走行速度との関係は、第2図のようになっ
ている。
そして、このため、自動定速走行制御装置2は、第23
図に示すように、マイコン20と増幅回路21、出力1
1j IIJ M子22.それに抵抗23を備え、さら
に速度設定スイッチ】5を備えている。
マイコン20はユーザが速度設定スイッチ15を押した
ときの自動車の速度を、車速センサ4から取り込み、そ
れをRAMに格納し、それを設定速度として絞り弁開度
を演算し、増幅回路21と出力駆動素子22を介して絞
り弁アクチユエータ5を制御し、絞り弁3の開度制御を
行ない、車速センサ4から検出されてくる実車速が設定
車速に収斂するようなフィードバック制御を遂行する。
このとき、抵抗23には、出力駆動素子(パワーl−ラ
ンジスタ)22に流わる電流、すなわち、絞り弁アクチ
ユエータ5に供給されている電流が流れ、これにより所
定の信号F1が得られるので、マイコン20は、この信
号Flを取り込み、そのレベルを判定して自己診断を行
ない、フェイルセイフ制御を遂行している。
ところで、この実施例では、自動定速走行制御装置2と
エンジン制御装置6の間に、5CI(シリアルコミュニ
ケーションインターフェース)によるデータ伝送系が設
けてあり、これにより、これらの自動定速走行制御装置
2とエンジン制御装置6との間でのデータ伝送が可能に
構成されており、自動定速走行制御装置2のマイコン2
oが取り込んだデータのうちの所定のものについては。
それがエンジン制御装置6のマイコン6oにも取り込ま
れ、他方、このマイコン\6oが持っているデータにつ
いても、そのうちの必要なものについては、マイコン2
oにも伝送されるようになっている。
そこで、次に、自動定速走行制御装置2に異常が発生し
た場合について説明する。
いま、何らかの理由により、自動定速走行制御装置2の
出力駆動素子22に短絡事故が発生してしまったとする
そうすると、これにより、アクチュエータ5には電流が
流れたままになり、絞り弁3は全開に保持されてしまう
。そして、この結果、吸入空刻流量は急激に増大してゆ
くが、このとき、エンジン制御装置6は、上記(1)式
で示したように、この吸入空気流量QAに応じて燃料噴
射弁7から噴射される燃料の量を増加させてしまうため
、このままでは暴走の虞れを生じてしまう。
しかして、このとき、自動定速走行制御装万2自体が持
つフェイルセイフ制御によっては、この事態は防止出来
ない。すなイ〕も、このときでのフェイルセイフ制御は
、増幅回路21.を介して出力駆動素子22に対する制
御信号をオフ方向にすることができるにすぎず、この出
力駆動素子22の短絡による事態に対処することは、何
もできないからである。
ところで、この実施例では、−1−記したように、自動
定速走行制御装置2では、マイコン2oが、出力鄭動素
T−22に流れる電流を抵抗23の電圧降下による信号
F1により検出し、それが所定値を越えたか否かにより
、自己診断処理のための判断を行い、その結果をエンジ
ン制御装置6に伝送している。
そ、二で、上記した短絡事故にさいしては、それがエン
ジン制御表′116のマイコン60により認識されてい
る。具体的には、このときには、自動定速走行制御装置
2のマイコン20は 「出力駆動素子短絡により絞り弁全開」を表わすデータ
をエンジン制御装置Gのマイコン60に送信する。
そして、これに応じて、マイコン60は上記したパルス
@T、を減少さぜ1、:れにより、燃料噴射弁7から供
給されている燃料量を少なくし、これににリエンジン回
転数の増加を抑えると共に、警報ランプ8を点灯させ、
ユーザに警告する。
従って、この実施例によれば、単位制御装置である自動
定速走行制御装置2によるフェイルセイフ機能が有効に
作動しない場合であっても、他の単位制御装置であるエ
ンジン制御装置6によるバックアップが得られ、確実に
エンジン暴走を防止することができる。
次に、以上の処理を第4図のフロ・−チャ・−トで説明
する。
まず、自動定速走行制御装置2のマイコン20は、所定
の周期で第4図(a)に示す処理を実行している。すな
わち、ステップ10〕では、車速設定値をエンジン制御
装置6に伝送する7ステツプ102で自己診断を行ない
、続くステップ103では、その結果をエンジン制御装
置6に伝送するのである。つまり、異常が検出されてい
たときには、NG信号を伝送するのである。
一方、エンジン制御装置6のマイコン60は、第4図(
b)に示す処理を実行している。すなわち、まず、ステ
ップ104で車速設定値VSPsを取り込み、ステップ
105では実際の重速V S P Nを取り込む。次に
ステップ106で、この車速vsp、が、車速設定値V
 S P sに所定の許容範囲を与えるための数値αを
加えた値を越えているか否かを判断する、ぞして結果が
NOのときには、ざらにステップ107に進み、今度は
、NG信号が受信されているか否かを判断する。そして
、ここで結果がYESになったときには、自動定速走行
制御装置2に異常が発生し、エンジン暴走の虞れが生じ
たものと判断し、ここでステップ108ど109を実行
する。すなわち、まず、ステップ108で、1.0以下
の数値を有する補正係数βを。
通常のEGI(燃料噴射)パルス輔T、に乗算して、異
常時燃料噴射パルス@Tpxaとして出力し。
続くステップ109で警報ランプの点灯処理をおこなう
のである。このとき、この補正係数βは。
第5図に示すように、異常発生時点からの経過時間tの
関数として減少方向に変化するようにしである。
従って、この実施例によれば、第6図に、破線111で
示すように、自動定速走行制御装置2に異常が発生した
時点t。以降、時間tの経過と共にエンジン回転数Nが
減少してゆく制御が自動的に与え\られ、確実にバック
アップが得られることになる。なお、この図に実線】】
−0で示しである特性は、この実施例によるバックアッ
プが得られなかった場合を示しており、時間tの経過と
共にエンジン回転数が上昇して危険な状態になってしま
うであろうことが示されている。
ところで、以りの実施例では、自動定速走行制御装置2
とエンジン制御装置6どが、直接、相互にデータ通信を
行って、必要とするバックアップ機能が得られるように
したものであるが、次に、これとは異なる構成の本発明
の他の一実施例について、第7図により説明する。
この第7図の実施例は、相互データ通信機能を有しない
自動定速走行制御装置とエンジン制御装置とによる構成
例で1図において、10はアイドルセンサ、]−1はス
ロットルセンサであり、これらのセンサからの信号がエ
ンジン制御装ra6のマイコン60に取り込まれるよう
になっているが。
その他の構成は第1−図の実施例と同じである。
ここで、アイドルセンサ10は、アクセルペダルの動き
を検出し、スロット・ルセンリ〜11は絞り弁3の開度
を検出する働きをする。
次に、この実施例の動作を、第8図のフローチャートに
より説明する。
まず、ステップ112では、アクセルセンサ10の信号
を取り込み、これによりアイドル状態にあるか否かを判
断する。ここでの結果がYESになったら、次に、ステ
ップ113でスロットルセンサ11の信号を取り込み、
これをデータVsとする。そして、続くステップ114
で、このデータV、の値が予め設定しである所定値V 
s r以上になっているか否かを判定する。なお、ステ
ップ112と114での結果がNoのときには、ここで
処理を終了する。
ステップ1゜15では、実際の車速値VSP、の取り込
みを行ない、続くステップ116では、この車速値vs
p、と、これも予め設定しである所定の車速基準値vs
p1とを比較し、車速値VSPNが車速基準値vsp1
未満となったら、自動定速走行制御装置2に何らかの異
常が発生したものとし、ここで1次のステップ】17を
実行し1通常の燃料噴射パルス幅T2に補正係数βを乗
算して。
異常時燃料噴射パルス@TpNaを実行し、続いてステ
ップ】、18の処理で警報ランプ8の点灯を行ない、処
理を終了するのである。なお、このとき、上記の車速基
準値vSPi奈固定値とせずに、通常の燃料噴射パルス
幅TPに応じて、その関数として変化させるようにして
もよい。
従って、この実施例によっても、自動定速走行制御装置
2に異常が発生し、しかも、それに対するフェイルセイ
フ機能が働かなかった場合にも、充分なバックアップが
得られ、確実にエンジンの暴走を抑え、安全性を確保す
ることができる。
次に、第9図は本発明のさらに別の一実施例で、この実
施例は、自動定速走行制御装置2とエンジン制御装置6
のそれぞれにより異常判定をおこなうのではなく、これ
らとは別に、独立して設置しである監視装置1,2によ
り異常判定を行なうようにしたものである。
そして、この実施例の場合、第1図の実施例と同じよう
に、自動定速走行制御装置2と、この監視装置12との
間でデータ通Mを行ない、これにより上記したバックア
ップ機能を得るように12でもよく、第7図の実施例の
ように、データ通信機能をWけることなく、監視装置1
2にアイドルセンサからの信号や、スロットルセンサか
らの信号を入力してやり、この監視装置】2がバックア
ップ処理を遂行するように構成してもよい。
なお、以上の実施例では、エンジン制御装置と自動定速
走行制御装置、それに監視装置との間での異常検出を対
象として本発明を説明したが、本発明は、こilに限ら
ず実施可能なことはいうまでもなく、他のどのような制
御項目を対象とした単位制御装置間でのバックアップを
目的と()て構成してもよいことはいうまでもない。
さらに、以上の実施例では、成る(P位制御装置が他の
単位制御装置の異常を診断した場合に、自己の制御項目
を変化させるようにした場合について説明したが、異常
が検出された単位制御装置自体の機能を停止させるよう
に構成してもよいことはいうまでもない、 なお、上記したように、本発明は、自動車などに設置さ
れている、空気調和装置、サスペンション制御装置、動
力伝達制御装置など、どのような制御装置を単位制御装
置とした場合にも適用可能で、それらの間での異常診断
とフェイルセイフ機能が得られない場合でのバッグアッ
プが可能なことはいうまでもない。
[発明の効果] 本発明によれば、自動車などに設置されている、自動定
速走行制御装置やエンジン制御装置などの。
各種の単位制御装置の異常時でのバックアップを充分に
得ることができるから、常に確実に安全性を確保するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車両制御装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は自動定速走行制御装置の特性図、第
3図は本発明における自動定速走行制御装置の一実施例
を示すブロック図、第4図は動作説明用のフローチャー
1・、第5図は補正係数の特性図、第6図は自動定速走
行制御装置の特性図、第7回は本発明の他の一実施例を
示すブロック図、第8図はその動作説明用のブローヂャ
ート、第9図は同じく本発明のさらに別の一実施例を示
すブロック図である。 1、・・・・・・エンジン、2・・・・・・自動定速走
行制御装置、3・・・・・・絞り弁、4・・・・・・車
速センサ、5・・・・・絞り弁アクチユエータ、6・・
・・・・エンジン制御装置、7・・・・・・燃料噴射弁
、8・・・・・・警報ランプ、9・・・・・・エアフロ
ーセンサ、10・・・・・・アイドルセンサ、】、】・
・・・・・スロットルセンサ、】2・・・・・・監視装
置、]5・旧・・車速設定スイッチ。 6・・・ エンジ゛ン4+1援装」1 7・ 撚刊DI射弁 8・・1!−報ランプ 9・ ・エアフロー乞ンサ ユーザー歓之町4(#crry/h) (G) 第4図 (b) 第5図 第6図 第3図 I5・ ・・11Li#tu乳スイツ苓20−マイコン 21   増幅11i1に 22 ・・エカ41のfIk+ 23・ 柩杭 60  ・マイコン 第7図 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.それぞれが自己診断機能を備え、それぞれ異なつた
    制御項目に対応して個別に設置されている複数の単位制
    御装置からなる車両制御装置において、上記複数の単位
    制御装置間で相互に診断用のデータの授受を行わせるデ
    ータ伝送手段を設け、上記単位制御装置の1の自己診断
    機能による他の単位制御装置の異常診断が相互に行える
    ように構成したことを特徴とする車両制御装置。
  2. 2.特徴請求の範囲第1項において、上記異常診断の判
    断結果に応じて、上記1の単位制御装置の制御態様が変
    化させられるように構成したことを特徴とする車両制御
    装置。
  3. 3.それぞれ異なつた制御項目に対応して個別に設置さ
    れている複数の単位制御装置を有する車両制御装置にお
    いて、上記複数の単位制御装置を共通に監視する機能診
    断手段を設け、該機能診断手段の判断結果に応じて、異
    常が検出された単位制御装置以外の単位制御装置の制御
    態様が変化させられるように構成したことを特徴とする
    車両制御装置。
  4. 4.それぞれ異なつた制御項目に対応して個別に設置さ
    れている複数の単位制御装置を有する車速制御装置にお
    いて、これらの複数の単位制御装置の少なくとも1に、
    他の単位制御装置の異常判定を行なう機能診断手段を設
    け、該機能診断手段の判断結果に応じて、異常が検出さ
    れた単位制御装置以外の単位制御装置の制御態様が変化
    させられるように構成したことを特徴とする車両制御装
    置。
  5. 5.特許請求の範囲第2項ないし第4項のいずれかにお
    いて、上記異常が検出された単位制御装置については、
    その制御機能が停止されるように構成されていることを
    特徴とする車両制御装置。
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