JPH02199129A - 樹脂用改質剤 - Google Patents

樹脂用改質剤

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JPH02199129A
JPH02199129A JP1930489A JP1930489A JPH02199129A JP H02199129 A JPH02199129 A JP H02199129A JP 1930489 A JP1930489 A JP 1930489A JP 1930489 A JP1930489 A JP 1930489A JP H02199129 A JPH02199129 A JP H02199129A
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Satoru Konishi
悟 小西
Yukio Shibata
幸生 柴田
Yoshitsugu Takai
高井 好嗣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は樹脂用改質剤に関する。
[従来の技術] 樹脂の改質が、異なった性質を持つポリマー同。
志をブレンドするポリマーブレンドにより盛んに検討さ
れている。たとえば、ポリアミド樹脂とポリエステル樹
脂とエチレンー不飽和グリシジル化合物の共重合体との
ポリマーブレンドが知られている(例えば特開昭60−
21726号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来のものは、流動性が低下するなどの課
題があった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意検討した結
果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリオレフィン(、)のブロック(
A)と、芳香族ビニル系重合体(b)、ポリアミドに親
和性のある重合体(C)およびポリエステルに親和性の
ある重合体(d)からなる群より選ばれる重合体のブロ
ック(B)を有する重合体からなる樹脂用改質剤である
本発明においてポリオレフィン(a)としては、高密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度ポリエチレ
ン、プロピレン重合体、ポリブテン、ポリ−4−メチル
ペンテン−1、エチレンとα−オレフィンの共重合体、
プロピレンとα−オレフィンの共重合体などのポリオレ
フィン類またはそのオリゴマー類;エチレン−プロピレ
ンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ブチルゴム、ブタジェ
ンゴム、低結晶性エチレン−プロピレン共重合体、プロ
ピレン−ブテン共重合体、エチレン−ビニルエステル共
重合体、エチレン−アクリルエステル共重合体、ポリプ
ロピレンとエチレン−プロピレンゴムのブレンドなどの
ポリオレフィン系エラストマー類および、これらの二種
以上の混合物が挙げられる。これらのうち好ましくはプ
ロピレン重合体、プロピレンとα−オレフィンの共重合
体、低密度ポリエチレンおよびそれらのオリゴマー類で
あり、特に好ましくはプロピレン重合体、プロピレンと
α−オレフィンの共重合体およびそれらのオリゴマー類
である。
このポリオレフィン(a)の分子量は特に制限はないが
、数平均で通常500〜20000、好ましくは200
0〜15000である。
芳香族ビニル系重合体(b)としては、芳香族ビニル化
合物またはこれと共重合可能な他のビニル化合物との重
合体または共重合体が使用できる。
この芳香族ビニル化合物としては、例えばスチレン、α
−メチルスチレン、ジメチルスチレン、を−ブチルスチ
レン、ビニルトルエン、クロルビニルトルエン、アセト
キシスチレン、ヒドロキシスチレン等を挙げることがで
きる。共重合可能な他のビニル化合物としては、 (メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、 (メ
タ)アクリロニトリルなどが挙げられる。芳香族ビニル
系重合体(b)のうち好ましいものは、スチレンの重合
体およびスチレンとアクリロニトリルの共重合体である
これら芳香族ビニル系重合体の分子量は、数平均で通常
1000〜60000、好ましくは3000〜3000
0である。
ポリアミドに親和性のある重合体(c)としては、三員
環以上のラクタムの開環(共)重合体、重縮合可能なア
ミノ酸の共重縮合体、ジカルボン酸とジアミンとの(共
)重縮合体等のポリアミドおよびポリアミドに親和性の
ある基を分子内に含有するビニル系モノマーを構成単位
として含むビニル系重合体等が挙げられる。
三員環以上のラクタムの開環(共)重合体としては、ε
−カプロラクタム、ドデカンラクタム、カプリルラクタ
ム、エナントラクタム等の開環(共)重合体、重縮合可
能なアミノ酸の(共)重縮合体としてはアミノカプロン
酸、11−アミノウンデカン酸等のアミノ酸の(共)重
縮合体が挙げられる。ジカルボン酸とジアミンの(共)
重縮合体としてはへキサメチレンジアミン、ノナメチレ
ンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカメチレ
ンジアミン、メタキシリレンジアミン、ポリテトラメチ
レングリコールの末端アミノ化物等のジアミンと、テレ
フタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の
芳香族ジカルボン酸類、アジピン酸、セバシン酸、ドデ
カン2塩基酸、ゲルタール酸等の炭素数2〜30の脂肪
族ジカルボン酸類等のジカルボン酸との(共)重縮合体
等が挙げられる。
ポリアミドに親和性のある基を分子内に含有するビニル
系モノマーを構成単位として含むビニル系重合体におい
て、ポリアミドに親和性のある基としては、エポキシ基
、アミド基、イミド基、アミノ基、カルボン酸基、酸無
水物基、水酸基等が挙げられる。これらのうち好ましい
のはイミド基および酸無水物基である。
これらの基を分子内に有するビニル系モノマーとしては
以下のような不飽和化合物が挙げられる。
エポキシ基含有不飽和化合物としては、不飽和グリシジ
ルエステル類(グリシジル(メタ)アクリレート、イタ
コン酸グリシジルエステル類、ブテンカルボン酸エステ
ル類等)、不飽和グリシジルエーテル類(アリルグリシ
ジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエーテル等
)、P−グリシジルスチレン類(スチレン−p−グリシ
ジルエーテル等)、エポキシアルケン類(3,4−エポ
キシブテン、3,4−エポキシ−3−メチル−1−ブテ
ン、3.4−エポキシ−1−ペンテン、3,4−エポキ
シ−3−メチルペンテン、5,6−エポキシ−1−ヘキ
セン等)環状脂肪族エポキシ基含有ビニル化合物類(ビ
ニルシクロヘキセンモノオキシド等)が挙げられる。
これらのうち好ましいものはグリシジルメタアクリレー
トである。
アミド基含有不飽和化合物としては、 (メタ)アクリ
ルアミド等が挙げられる。
イミド基含有不飽和化合物としては、N−フェニルマレ
イミド、N−2−メチルフェニルマレイミド、N−2−
エチルフェニルマレイミドなどのN−フェニルマレイミ
ド類、N−ラウリルマレイミド、N−ステアリルマレイ
ミドなどの炭素数2〜18のアルキルマレイミド類が挙
げられる。これら゛のうち好ましいものはN−フェニル
マレイミドである。
アミノ基含有不飽和化合物としては、−数式:(式中 
R,は水素、メチル基、またはエチル基;R2は水素、
炭素数1−18のアルキル基、炭素数2−18のアルカ
ノイル基、フェニル基、アルキル フェニル基、炭素数
6−12のシクロアルキル基)に示されるようなアミノ
基または置換アミノ基の少なくとも一種を含有するビニ
ル系のモノマーが挙げられる。
具体的には(メタ)アクリル酸のアミノアルキルエステ
ル類(アクリル酸アミノエチル、アクリル酸プロピルア
ミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、メタ
クリル酸アミノプロピル、メタクリル酸フェニルアミノ
エチル、メタクリル酸シクロへキシルアミノエチル等)
、アリルアミン類((メタ)アリルアミン、N−メチル
アミン等)、ビニルアミン類(N−ビニルジエチルアミ
ン、N−アセチルビニルアミン等)、アミノスチレン類
(P−アミノスチレン等)等が挙げられる。
これらのうち好ましいものはメタクリル酸ジメチルアミ
ノエチルである。
カルボン酸基含有不飽和化合物としては、 (メタ)ア
クリル酸、クロトン酸、ケイ皮酸、イタコン酸、マレイ
ン酸等が挙げられる。これらのうち好ましいのはマレイ
ン酸である。
酸無水物基含有不飽和化合物としては、無水マレイン酸
、無水イタコン酸、クロロ無水イタコン酸、クロロ無水
マレイン酸、無水シトラコン酸等が挙げられる。好まし
いものは無水マレイン酸である。 水酸基含有不飽和化
合物としては、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト例えばヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリ
セロール(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(
メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)
アクリレート、ポリプロピレングリコール(メタ)アク
リレート、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(
メタ)アクリレート、などが挙げられ、好ましいのはグ
リセロール(メタ)アクリレートおよびヒドロキシエチ
ルメタクリレートである。
上記のポリアミドに親和性のある重合体(Q)のうち好
ましいのはジアミンとジカルボン酸との重縮合体である
ポリエステルに親和性のある重合体(d)としては、ジ
カルボン酸および/ま、たはそのエステル等のジカルボ
ン酸成分とジオール成分の重縮合体が挙げられる。
ジカルボン酸成分としてはポリアミドに親和性のある重
合体(c)の項で記載したジカルボン酸および/または
そのエステルおよびこれらの二種以上が用いられる。
ジオール成分としてはエチレングリコール、1゜3−プ
ロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1゜6・−
ヘキサンジオールなどの脂肪族ジオール類、脂環式ジオ
ール類、ビスフェノールA、ビスフェノールAのエチレ
ンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド付加物、
ポリテトラメチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール等のポリアルキレングリ
コール類およびこれらの二種以上が用いられる。またポ
リカプロラクトン、ビニル系重合体として(メタ)アク
リル酸エステルの重合体もポリエステルに親和性のある
重合体(d)として挙げられる。
これらの重合体の分子量に特に制限はないが、数平均で
通常1000〜50000、好ましくは3000〜20
000である。
本発明の改質剤の製法としては、以下のような方法があ
げられる。
(I)ポリオレフィン(a)を上記の酸無水物基含有不
飽和化合物で変性したものと、すくなくとも片末端に酸
無水物と反応性を有する基をもつ(b)、 (c)およ
び(d)からなる群より選ばれる重合体とを反応させる
方法。
(n)ポリオレフィン(a)を上記の酸無水物基含有不
飽和化合物で変性したものと、溶剤の存在下に上記のポ
リアミドに親和性のある重合体(C)およびポリエステ
ルに親和性のある重合体(d)の説明の際に挙げたジオ
ール成分とジカルボン酸成分、またはジカルボン酸成分
とジアミン等を重縮合させる方法。
(m)ポリオレフィン(a)をオゾン処理した後、上記
の芳香族ビニル系重合体(b)の項で説明した芳香族ビ
ニル化合物またはこれと共重合可能な他のビニル化合物
などのビニル系モノマーを重合させる方法。
(IV)ポリオレフィン(a)を放射線処理した後、上
記の芳香族ビニル化合物またはこれと共重合可能な他の
ビニル化合物などのビニル系モノマーを重合させる方法
(1)で用いられるポリオレフィン(a)の末端および
/または分子内の二重結合量は特に制限はないが、炭素
数1000あたり通常0.5個以上、好ましくは1.5
個より多く、特に好ましくは末端にのみ1.5個より多
い個数である。炭素数1000あたり0.5個未満では
ポリオレフィンに付加しない酸無水物基含有不飽和化合
物および/またはその重合体が増えて問題がある。末端
にのみ1.5個より多い個数を有するものを用いると、
酸無水物基含有不飽和化合物がポリオレフィンの末端に
付加し、酸無水物基含有不飽和化合物で変性したポリオ
レフィンとすくなくとも片末端に酸無水物と反応性を有
する基をもつ(b)、 (C)および(d)からなる群
より選ばれる重合体とを反応させたものがブロック共重
合体になる確率が高い。
(I)および(n)においてポリオレフィン(a)を酸
無水物基含有不飽和化合物で変性するにあたり、変性に
用いる酸無水物基含有不飽和化合物の量は、ポリオレフ
ィン(a)に対して、通常0.5〜30重量%であり、
好ましくは3〜15重量%である。
酸無水物基含有不飽和化合物で変性された変性ポリオレ
フィンは上記の酸無水物基含有不飽和化合物とポリオレ
フィンとを有機過酸化物の存在下で反応させることによ
ってできる。有機過酸化物としては一般にラジカル重合
において開始剤として用いら九でいるものが使用でき、
通常100’Cでの半減期が1分間以上のものが用いら
れる。具体的には、1,1−ビス−1−ブチルパーオキ
シ−3,3,5−)リメチルシクロヘキサンのようなケ
トンパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、ジク
ミルパーオキシドのようなジアルキルパーオキシド、ベ
ンゾイルパーオキシドのようなジアシルパーオキシド、
2,5−ジメチル−ジベンゾイルパーオキシヘキサンの
ようなパーオキシエステル、2,5−ジメチルヘキサン
−2,5−ハイドロパーオキシドのようなハイドロパー
オキシドなどが挙げられる。
変性ポリオレフィンの製造法としては溶液法、溶融法い
ずれの方法も用いることができる。溶液法では、変性ポ
リオレフィンは、ポリオレフィン(a)および酸無水物
基含有不飽和化合物、または酸無水物基含有不飽和化合
物の混合物を有機過酸化物とともに有機溶媒に溶解し、
加熱することにより得ることができる。使用する有機溶
媒としては、炭素数6〜12の炭化水素、炭素数6〜1
2のハロゲン化炭化水素などを用いることができる。反
応温度は通常使用するポリオレフィンが溶解する温度で
あり、好ましくは110〜170℃である。
溶融法では、変性ポリオレフィンは、ポリオレフィン(
a)と酸無水物基含有不飽和化合物または酸無水物基含
有不飽和化合物の混合物を有機過酸化物と混合し、溶融
混合して反応させることによって得ることができる。こ
れは押し出し機、ブラベンダー、ニーダ−、バンバリー
ミキサ−1などの各種混合機などで行うことができ、混
線温度は通常、使用されるポリオレフィンの融点以上な
いし300°C以下の温度範囲、好ましくは120〜2
20°Cである。
少なくとも片末端に酸無水物基と反応性を有する基を持
つ重合体において、酸無水物基と反応性の基としてはエ
ポキシ基、水酸基、アミノ基等が挙げられ、好ましくは
アミノ基と水酸基である。
これらの基は重合体の分子内および/または末端に含ま
れていてよい。好ましくは少なくとも片末端にこれらの
基を有するものである。
ビニル系重合体((b)、 (c)および(d)におけ
るビニル系モノマーを構成単位として含むビニル系重合
体)の末端にこれらの基を導入する方法としては、末端
構造に対応する連鎖移動剤の存在下でビニル系モノマー
を重合させる方法がある。この連鎖移動剤としてはメル
カプタン化合物が使用できる。たとえば、導入したい基
が水酸基の場合、チオグリセリン、メルカプトエタノー
ル等が使用でき、導入したい基がアミノ基の場合2−ア
ミノエタンチオール等が使用できる。
重合方法としては公知のラジカル重合開始剤の存在下で
の、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法等が挙げられ
る。好ましくは溶液重合法である。
ポリアミドに親和性のある重合体(0)で、ジカルボン
酸とジアミンとの(共)重縮合体の場合ジカルボン酸、
ジアミンの反応モル比によって、末端アミノ基型にする
ことができる。すなわちジアミンをジカルボン酸より過
剰モル用いて重縮合させて末端アミノ基型ポリアミドを
得ることができる。
三員環以上のラクタムの開環(共)重合体および重縮合
可能なアミノ酸の(共)重縮合体の場合は通常末端にア
ミノ基を含有している。
ポリエステルに親和性のある重合体のうち、ジカルボン
酸成分とジオール成分との重縮合体の場合はジカルボン
酸成分とジオール成分との反応モル比によって、末端水
酸基型にすることができる。
すなわち、ジオール成分をジカルボン酸成分より過剰モ
ル用いることによって末端水酸基型にすることができる
不飽和酸無水物で変性されたポリオレフィンと酸無水物
基と反応性を有する基を有する重合体との反応方法の例
としては、酸無水物基含有不飽和化合物で変性されたポ
リオレフィンと末端水酸基またはアミノ基を有する重合
体との、酸無水物基に対する水酸基またはアミノ基の付
加反応が挙げられる。また通常のアミド製造法、エステ
ル製造法に従い脱水縮合反応を行なう方法が挙げられる
このとき無溶剤系で反応を行なっても、ベンゼン、トル
エン、キシレン、クロルベンゼン等の溶剤を用いて反応
を行なってもよい。また反応性を高めるために一旦カル
ボン酸クロライド基にして縮合反応を行なってもよい。
さらに触媒を用いることもできる。触媒としては、Mg
、P、S、Ca。
Ti、V、Cr、Mn、Fe、Go、Ni、Cu。
Zn、Sr、Mo、Pd、Su、Ba、Pb系化合物な
どを使用することができる。
−例を示せばアミド製造法、エステル製造法に従う縮合
反応、酸無水物基との付加反応とともに通常120°C
〜230℃に加熱し数時間縮合反応を行ない、その後減
圧昇温しでブロック(A)とブロック(B)を有する重
合体を得ることができる。
(II)の方法では、通常のアミド製造法、エステル製
造法に従い溶剤の存在下、酸無水物基含有不飽和化合物
で変性されたポリオレフィンと重合体(C)および(d
)の項で説明したジカルボン酸(成分)、ジアミン、ジ
オール成分等を用いて脱水縮合反応、脱溶剤縮合反応、
酸無水物基との付加反応を行なわせることができる。溶
剤は(I)で用いたものが好ましい。触媒等も同様に使
用できる。
(III)の方法は 「グラフト重合とその応用」 (
井出文雄著、P108〜121、■高分子刊行会発行)
および特公昭46−4383号公報などの参考文献に記
載されている様な技術を使用できる。
オゾン処理するポリオレフィンとしては上記した各種ポ
リオレフィンが使用できるが、プロピレン重合体および
/またはプロピレン−α−オレフィンの共重合体が好ま
しい。プロピレン以外のα−オレフィンが4重量%未満
のものが好ましい。
(■)放射線処理した重合体にビニル系モノマーを反応
させる方法は種々の公知の技術を使用できる。例えば特
公昭33−8543号、特公昭37−6843号、 7
890号、9838号、11437号、 8146号各
公報、高分子化学 第21巻 第234号(1984)
 p657〜665、高分子工学講座15  放射線高
分子化学(高分子学会編)P107〜136等に記載さ
れている様な技術を使用できる。
これらのうち(I)の方法が好ましい。
本発明の改質剤は公知の種々の樹脂に使用できる。例え
ば、熱硬化性樹脂(ホルムアルデヒド樹脂、フェノール
樹脂、アミノ樹脂、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂
、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、熱硬化性
ポリウレタン等)、以下の熱可塑性樹脂、例えばポリオ
レフィン系樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレ
フィン共重合体、ポリ−4−メチルペンテン、ポリブテ
ン等)、スチレン系樹脂(ポリスチレン、AS樹脂、A
BS樹脂、AAS樹脂、ABS樹脂、AC8樹脂、MB
S樹脂、スチレン−ブタジェン樹脂、HIPS等)、ポ
リメチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、
ポリアセタール、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン610.ナイロン11.ナイロン12等)
、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテルなどの芳
香族ポリエーテル類、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ボリアリレート、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、ポリアミド
イミド、ポリフェニレンスルフィド、エラストマー類(
エチレン−プロピレンゴム、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、EPDM、ブタジェンゴム、スチレン−
(水添)共役ジエン系エラストマー、ポリエステル系エ
ラストマー、ポリアミド系エラストマー、熱可塑性ポリ
ウレタン等)などの樹脂およびこれらの二種以上の樹脂
組成物の改質剤として使用できる。
これらのうち、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフ
ィン共重合体、スチレン系樹脂、ポリアミド、ポリカー
ボネート、芳香族ポリエーテル類、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、からなる群よ
り選ば°れる樹月旨または樹脂組成物に用いるのが好ま
しく、ポリプロピレン、プロピレン−α−オレフィン共
重合体、ポリアミド、芳香族ポリエーテル類、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、か
らなる群より選ばれる樹脂または樹脂組成物に用いるの
が特に好ましい。
本発明の改質剤の樹脂に対する添加量は対重樹脂または
樹脂組成物100重量部に対して、通常0.1〜30重
量部、好ましくは1〜15重量部である。本発明の改質
剤の樹脂との混合は上記の変性ポリオレフィンの製造法
の説明のときに挙げた各種混合機を用いて実施できる。
[実施例] 以下実施例により、本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。以下の記載において
部および%はそれぞれ重量部および重量%を意味する。
また評価方法は以下の方法を用いた。
引張り伸び(ASTM  D638) 熱変形温度(ASTM  D648,4.6kg/cm
2)衝@強度 (ASTM  D256.ノツチ付。
3.2mm厚、23℃) 流動性  (渦巻金型を用いて射出成形した時の流動長
、いわゆるスパイラルフロー 長(厚さ2mm)を測定した。) 塗装性  (基盤目試験による塗料残存率(%)を以下
の方法により求めた。試験片 をトリクロロエタン蒸気に45秒間接 触させた後、アルキッド系塗料(関 西ペイント@製)を膜厚が20μmと なるように塗装して120℃で40分間乾燥した後、こ
の塗膜に縦1mm横1mmの基盤目を100ケ刻み、セ
ロハン粘着テープによって45度の角度で急激に塗 膜を剥離する操作を2回繰り返し、残 った塗膜の基盤目の割合(%)を求 めた。) 製造例1 無水マレイン酸5部とポリプロピレン(分子量1200
0、炭素数1000個当り1.7個末端二重結合金有)
95部をキシレンに加熱溶解後、ジクミルパーオキシド
の存在下に反応させて無水マレイン酸含量4゜5%の無
水マレイン酸変性ポリプロピレン(以下、MO−1と略
記)を得た。
製造例2 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート2本、温度計およびガ
ス吹き込み口を備えたフラスコにスチレン20部、キシ
レン80部、2−メルカプトエタノール0.1部を仕込
んだ。一方の滴下ロート(滴下ロート1)にスチレン8
0部、2−メルカプトエタノール0.15部を仕込む。
もう一方の滴下ロート(滴下ロート2)にアゾビスイソ
ブチロニトリル1.2部およびテトラヒドロフラン20
部を仕込んだ。フラスコ内液温を80℃に昇温し、窒素
気流下、液温を80°Cに保ったまま、滴下ロート1よ
り内容物を3時間、滴下ロート2より内容物を4時間か
けて滴下した。滴下終了後さらに2時間80℃を保った
。このときのスチレンの重合率は98.3%であった。
溶剤を溜去して98部の末端水酸基を有するポリスチレ
ン(以下、MV−1と略記)を得た。分子量2900、
水酸基価17であった。
製造例3 ヘキサメチレンジアミン 570部、アジピン酸 34
2部およびテレフタル酸 408部をステンレス製セパ
ラブルコルベンに仕込み、窒素気流下180〜230℃
で8時間脱水重縮合を行ないアミン価 40のアミノ基
末端ポリアミド(以下、A−1と略記)を得た。分子量
2800であった。
実施例I MO−140部およびMV−120部をキシロツクと芳
香族ビニル系重合体のブロックを有する重合体(以下、
0V−1と略記)である本発明の改質剤を得た。
実施例2 Mo−150部およびA−135部を180〜230°
Cで1時間反応させて、分子量20000、全アミン価
5のポリオレフィンのブロックとポリアミドに親和性の
ある重合体からなるブロックを有する重合体(以下、0
A−1と略記)である本発明の改質剤を得た。
実施例3 ポリプロピレン(商品名ウベポリプロJ609H1宇部
興産■製、以下PP−Aと略記)20部、変性芳香族ポ
リエーテル(商品名ノリル731J、エンジニアリング
プラスチックス@製、以下変性PPEと略記)80部お
よび0V−15部を二軸押し出し機を用いてシリンダー
温度260〜270℃でブレンドした後、シリンダー温
度280℃、射出圧力1000kg/cy112、全形
温度70℃で射出成形して得た試験片の特性を評価した
。また、試験片を液体窒素中で破断した後、破断面を電
子顕微鏡で観察して分散粒径を測定して相溶性の評価を
行なった。耐溶剤性は加圧プレスにて得たフィルムをケ
ロシンに2日間浸漬して外観を観察した。結果を表1に
示す。
比較例1 0V−1を加えなかったこと以外は実施例3と同様にし
て行なった。結果を表1に示す。
実施例4 ナイロン66(商品名レオ−?−1300Sj[!u化
成■製、以下PAと略記)100部および0A−13部
を二軸押し出し機を用いてシリンダー温度260〜28
0℃でブレンドした後、シリンダー温度280℃、射出
圧力800kg/ c m2で射出成形して得た試験片
の特性を評価した。結果を表2に示す。
比較例2 OA−1を加えなかった以外は実施例4と同様にして行
なった。結果を表2に示す。
実施例5 PP  100部および○A−15部を二軸押し出し機
を用いてシリンダー温度170〜210℃でブレンドし
た後射出成形して80x80x4mmの平板を得た。
この平板を用いて塗装性を評価した。結果を表3に示す
比較例3 OA−1を加えなかった以外は実施例5と同様にして行
なった。結果を表3に示す。
表2 表1 表3 「発明の効果コ 本発明は以下の効果を有する。
1、ポリマーブレンドによる樹脂の改質を行なう場合、
何等かの方法で樹脂同志の相溶性を上げてやる必要があ
るが、相溶性を上げた場合流動性が低下してしまい成形
品にする場合問題になることが多かった。本発明の改質
剤は流動性を低下させることなく樹脂同志の相溶性を上
げることができるという効果を有する。
2、ブロック(A)およびブロック(B)の組成、構造
を種々選択することによって、従来得にくかったポリオ
レフィン系のいろいろなブロック体が容易に得られる。
上記効果を有することから本発明の改質剤は様々な用途
に使用できる。例えば、流動性向上剤、滑剤、塗装性向
上剤、結晶化促進剤、耐衝撃性向上剤、フィラー分散剤
等に使用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオレフィン(a)のブロック (A)と、芳香
    族ビニル系重合体(b)、ポリアミドに親和性のある重
    合体(c)およびポリエステルに親和性のある重合体(
    d)からなる群より選ばれる重合体のブロック(B)を
    有する重合体からなる樹脂用改質剤。 2、(a)が分子量500〜20000のポリオレフィ
    ンである請求項1記載の改質剤。 3、改質剤が末端にのみ二重結合を有するポリオレフィ
    ンを酸無水物基含有不飽和化合物で変性したものと、少
    なくとも片末端に酸無水物と反応性を有する基を持つ、
    芳香族ビニル系重合体(b)、ポリアミドに親和性のあ
    る重合体(c)およびポリエステルに親和性のある重合
    体(d)からなる群より選ばれる重合体との反応物であ
    る請求項1または2記載の改質剤。 4、(c)が三員環以上のラクタムの開環(共)重合体
    、重縮合可能なアミノ酸の(共)重縮合体、ジカルボン
    酸とジアミンとの(共)重縮合体およびポリアミドに親
    和性のある基を分子内に含有するビニル系モノマーを構
    成単位として含むビニル系重合体からなる群より選ばれ
    る重合体である請求項1〜3の何れか記載の改質剤。 5、(d)がジカルボン酸および/またはそのエステル
    からなるジカルボン酸成分とジオール成分との重縮合体
    である請求項1〜4の何れか記載の改質剤。
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