JPH02195503A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH02195503A
JPH02195503A JP1402889A JP1402889A JPH02195503A JP H02195503 A JPH02195503 A JP H02195503A JP 1402889 A JP1402889 A JP 1402889A JP 1402889 A JP1402889 A JP 1402889A JP H02195503 A JPH02195503 A JP H02195503A
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JP
Japan
Prior art keywords
soft magnetic
layer
glass
layers
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP1402889A
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English (en)
Inventor
Kanji Nakanishi
中西 寛次
Masaru Umekida
梅木田 勝
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH02195503A publication Critical patent/JPH02195503A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッド、特にVTR用等の磁気ヘッドに関
する。
〔従来の技術〕
近年、磁気記録技術の発展に伴ないVTR用等の磁気ヘ
ッドには、高磁束密度、高抗磁力の磁気テープへの記録
再生が可能であること、及び磁気テープの面内での記録
密度を向上させるためにできるだけ狭トラツク化が可能
であることが要求されている。
そのため、磁気ヘッドの材料としてセンダストやアモル
ファス金属磁性材料等の金属軟磁性材料が用いられ、磁
気ギャップの材料としてはS L O2が用いられるよ
うになってきた。従来の磁気ヘッドを第3図に示す。第
3図は、従来の磁気ヘッドの記録媒体走行面の拡大図で
ある。フェライト等からなる磁気ヘッドコア31の先端
対向面31a、 31a’及び該対向面から後退して形
成される凹所31b、 31b’ は、金属軟磁性層3
2.32’及びS iO2層33.33’を順次備えて
おり、前記金属軟磁性層対向面間にはギャップが構成さ
れている。前記コアの凹所ないしエツジ部に、金属軟磁
性層を介して備えられたSiO3層部分は、ガラス充填
部35.35’ と結合している。
前記従来の磁気ヘッドは1通常、コア半休に金属軟磁性
層及びS 102層を順次形成し、これら2層を形成し
た一対のコア半休の先端対向面が対向するように前記コ
ア半休を突き合わせ、この突き合わされた一対のコア半
休の前記凹所に軟化ないし溶融したガラスを充填・冷却
しこの一対のコア半休を接合して製造されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来の磁気ヘッドを製造する場合次のよう
な問題点があった。
前記S io 2層は軟化ないし溶融したガラスとの濡
れ性が悪いため、SiO2層に接する部分のガラスが気
泡をとりこむこと等により接着力が弱くなり、前記コア
半休を接合することが基本的に困難であった。そのため
、  S io 2層との濡れ性を向上させるべく溶融
ガラスの粘度を低下させると、この溶融ガラスが、コア
半休の先端対向面に金属軟磁性層を介して形成され互い
に突き合わされるS L 02層間にまで浸入する。そ
の結果、トラック幅が不明瞭になりギャップ長も不正確
になる。一方、ガラス組成を一定とする場合低粘度化す
るために溶融ガラスは、一般に高温(約800℃以上)
に加熱せねばならず+  S iO2層との接触部分で
S iO2層と反応し、この反応部分をもろくシ、また
。ギャップ部の磁性体(特にアモルファス金属磁性材料
等)の磁気特性を劣化させていた。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決した磁気ヘッド
の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば次の磁気ヘッドにより上記目的を達成す
ることができる。
先端対向面及び該対向面から後退して形成される凹所を
有する磁気ヘッドコアの少なくとも該対向面に金属軟磁
性層を備え、該金属軟磁性層の対向面間にのみS iO
2を主成分とするSiO3層を設けてギャップを構成し
、該凹所表面は該凹所に充填されるガラス充填部と直接
又は該凹所に備えられた該金属軟磁性層を介して結合し
て成ることを特徴とする磁気ヘッド。
先端対向面及び該対向面から後退して形成される凹所を
有する磁気ヘッドコアの該対向面間にのみ、S iO2
を主成分とするS 102層を設けてギャップを構成し
、該凹所表面は該凹所に充填されるガラス充填部と結合
して成ることを特徴とする磁気ヘッド。
〔好適な実施態様及び作用〕
本発明の磁気ヘッドは、コアの先端対向面にのみ、また
、該対向面に金属軟磁性層を備える場合には該金属軟磁
性層の対向面間にのみ、SiO2を主成分とするS 五
02層(以下。
r S l 02層」という。)を有しており、コアの
凹所表面又は該凹所表面に備えられた金属軟磁性層の表
面等のガラス充填部結合面にはS iO2層が存在しな
い。前記SiO2層は例えばスパッタ法等の気相析着法
等により形成できる。
一方、フェライト等の磁気ヘッドコアとして用いられる
材料、及びCo−Nb−Zrアモルファス合金、センダ
スト、パーマロイ、純鉄、Fe−5層合金、スーパーセ
ンダスト等の金属軟磁性層として用いられる材料は、磁
気ヘッド製造用に用いられる溶融したガラスとの濡れ性
が良好である。即ち、一対のコア半休を所定の方向に突
き合わせ該コア半休の凹所に軟化ないし溶融したガラス
を充填・冷却し一対のコア半休を接合して本発明の磁気
ヘッドを製造する場合に、突き合わされるコア半休の先
端対向最外層間(例えば3102層間)にガラスが浸入
しない程度の低粘度の軟化ないし溶融ガラスとの濡れ性
は良好である。
また、このような低粘度の軟化ないし溶融ガラスは、一
般に低温(約500℃以下)であるので。
ギャップ部のSiO2層をもろくしたり、磁性体の磁気
特性を劣化させることもない。特にアモルファス金属磁
性材料を用いる場合は、アモルファスを結晶化させるこ
とがないので、アモルファスの特性を喪失させることも
ない。
従って2本発明の磁気ヘッドは1例えば。
所定の方向に突き合わされた一対のコア半休(先端対向
面にのみ直接又は金属軟磁性層を介してSiO2層を有
する)の夫々の凹所に軟化ないし溶融したガラスを充填
し冷却し前記一対のコア半休を接合することによって簡
単に製造することができる。つまり、前記凹所に充填さ
れる軟化ないし溶融したガラスは、フェライト等のコア
半休や金属軟磁性層と濡れ性が良好であり、低粘度のも
のによって前記一対のコア半休を十分に接合できる。こ
のような低粘度のガラスは、前記コア半休の先端対向面
のS L 02層間には侵入しない。
ガラス充填部のガラスとしては、上記製造方法により製
造できるように、低融点(約500℃以下)ガラスが好
ましい。アモルファス金属磁性材料を用いる場合は、融
点が約450℃以下のガラスは好ましい。
前記ガラスの組成としては2例えばpbo−8iOを主
体とするもの、PbO−8203を主体とするもの、l
’ b OB  O−S r O2を主体とするもの等
がある。
〔実施例〕
以下1図面の第1〜2図により1本発明の一実施例の磁
気ヘッドについて説明する。第1図は。
本発明の磁気ヘッド先端の拡大斜視図であり、第2図は
、第1図の矢視A拡大図(記録媒体走行面拡大図)であ
る。
フェライトコア1は、先端対向面1a、Ia’及び該対
向面から後退して形成される凹所lb。
lb’ををし、所定の位置(図示せず)で結合し一体に
なっている。
フェライトコアの先端対向面1a、1g’及び該対向面
から後退して形成される凹所1b。
lb’は、金属軟磁性層2.2′を備えている。
前記先端対向面1aとla′間に存在する金属軟磁性層
部分は、互いに対向している。この金属軟磁性層の対向
面間にのみS iO2層3.3′が設けられており、こ
のS 102層3.3′はギャップ(例えばギャップ長
が0.25μmのもの)を構成する。
フェライトコアの前記凹所1b、lb’ないしコアのエ
ツジ部に形成された金属軟磁性層部分は、ガラス充填部
5,5′と良好に結合している。
前記金属軟磁性層はCo−Nb−Zrアモルファス合金
層であり、ガラス充填部はpbo−3iO2を主体とす
るガラス(400〜450℃で軟化・溶融し前記Co−
Nb−Zrアモルファス合金層との濡れ性は良好である
)である。
第1〜2図に示された磁気ヘッドの製造方法の一例を次
に概説する。
フェライトコア半体の先端対向面1a及び該対向面から
後退して形成される凹所1bに金属軟磁性層2をスパッ
タ法等により形成する。前記先端対向面1aに形成され
た金属軟磁性層部分にのみ所定の方法で8102層を形
成する。このようにして、フェライトコア半休に前記2
種の層を形成して成る多層状のコア半休を得る。この多
層状コア半休とともにヘッドを構成するもう一方の多層
状コア半休を同様の製造方法により得る。
以上のようにして得られた一対の多層状コア半休を所定
の方向に突合せ、このコア半休同士をコア半休の凹所へ
の溶融低融点ガラスの充填・冷却により接合して1図示
された磁気ヘッドを製造する。
また、コアの先端対向面及び該対向面から後退して形成
される凹所に金属軟磁性層を有さず、コアの先端対向面
間にのみSiO2層を設けてギャップを構成する磁気ヘ
ッドを製造する場合には、手用なコア基材の表面に51
02層を形成した後に、前記コア凹所を形成するべき部
分のS iO2m及びコア基材を削ることによって、簡
単にコアの先端対向面にのみSiO2層を設けることが
できる。
〔発明の効果〕
本発明の磁気ヘッドは、一対のコア半休の対向面から後
退して形成される凹所に溶融したガラスを充填し冷却す
ることにより、前記一対のコア半休を接合して磁気ヘッ
ドを製造する場合に1通常の条件で簡単に製造できる。
また、磁気ヘッドの材料として金属軟磁性材料を用いる
場合でも、該材料の磁気特性を劣化させることなく製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッドの先端拡大斜視図、第2図
は第1図の磁気ヘッドの矢視A拡大図(記録媒体走行面
拡大図)、第3図は従来の磁気ヘッドの記録媒体走行面
拡大図である。 1・・・フェライトコア Ia、la’・・・先端対向面 lb、lb’ ・・・先端対向面から後退して形成され
る凹所 2.2′・・・金属軟磁性層 第 図 ・・・S iO2層 ・・・ガラス充填部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端対向面及び該対向面から後退して形成される
    凹所を有する磁気ヘッドコアの少なくとも該対向面に金
    属軟磁性層を備え、該金属軟磁性層の対向面間にのみS
    iO_2を主成分とするSiO_2層を設けてギャップ
    を構成し、該凹所表面は該凹所に充填されるガラス充填
    部と直接又は該凹所に備えられた該金属軟磁性層を介し
    て結合して成ることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)先端対向面及び該対向面から後退して形成される
    凹所を有する磁気ヘッドコアの該対向面間にのみ、Si
    O_2を主成分とするSiO_2層を設けてギャップを
    構成し、該凹所表面は該凹所に充填されるガラス充填部
    と結合して成ることを特徴とする磁気ヘッド。
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