JPH0218591Y2 - - Google Patents
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- JPH0218591Y2 JPH0218591Y2 JP1984090470U JP9047084U JPH0218591Y2 JP H0218591 Y2 JPH0218591 Y2 JP H0218591Y2 JP 1984090470 U JP1984090470 U JP 1984090470U JP 9047084 U JP9047084 U JP 9047084U JP H0218591 Y2 JPH0218591 Y2 JP H0218591Y2
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- JP
- Japan
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- attenuator
- transistor
- transistors
- path
- collector
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- Attenuators (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はトランジスタをスイツチとして使用し
て減衰度を切替え可能とした電子スイツチ式可変
減衰装置に関するものである。
て減衰度を切替え可能とした電子スイツチ式可変
減衰装置に関するものである。
(従来の技術)
減衰器の減衰度を切替えるには、従来は第6図
イに示すようにリレーRLYを使用したり、第7
図イ,ロに示すように半導体による電子式スイツ
チD,Qを使用したりしていた。
イに示すようにリレーRLYを使用したり、第7
図イ,ロに示すように半導体による電子式スイツ
チD,Qを使用したりしていた。
(考案が解決しようとする課題)
従来技術のうち、リレーを使用するものはコス
トが高く、その割に寿命が短かく、しかも消費電
力が多く、更には高速切替えがむずかしいという
問題点があつた。
トが高く、その割に寿命が短かく、しかも消費電
力が多く、更には高速切替えがむずかしいという
問題点があつた。
従来技術のうち、電子式スイツチを使用するも
のはリレーを使用する場合のような欠点はない
が、電子式スイツチの浮遊容量(接合容量)のた
め高周波帯域における減衰量に誤差が生ずるとい
う問題があつた。
のはリレーを使用する場合のような欠点はない
が、電子式スイツチの浮遊容量(接合容量)のた
め高周波帯域における減衰量に誤差が生ずるとい
う問題があつた。
また、信号ラインにバイアス用のDC電圧が重
畳し、それが減衰器の入出力端に表われるため、
第7図イ,ロのように各減衰器の入出力端側に直
流阻止用のコンデンサCを入れてこのDC電圧を
カツトしている。しかし直流阻止用のコンデンサ
Cを入れるとバイアス電圧の極性を切替えるたび
にDCスパイクノイズが発生したり、周波数特性
が悪化するという問題があつた。
畳し、それが減衰器の入出力端に表われるため、
第7図イ,ロのように各減衰器の入出力端側に直
流阻止用のコンデンサCを入れてこのDC電圧を
カツトしている。しかし直流阻止用のコンデンサ
Cを入れるとバイアス電圧の極性を切替えるたび
にDCスパイクノイズが発生したり、周波数特性
が悪化するという問題があつた。
(考案の目的)
本考案の目的は電子スイツチを使用する場合の
前記の各種問題点、特に電子スイツチを使用する
ことにより生ずる接合容量による周波数特性の悪
化、直流阻止用コンデンサを入れることにより生
ずるDCスパイクノイズの発生や周波数特性の悪
化を解決した電子スイツチ式可変減衰装置を提供
することにある。
前記の各種問題点、特に電子スイツチを使用する
ことにより生ずる接合容量による周波数特性の悪
化、直流阻止用コンデンサを入れることにより生
ずるDCスパイクノイズの発生や周波数特性の悪
化を解決した電子スイツチ式可変減衰装置を提供
することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案の電子スイツチ式可変減衰装置は第1
図、第2図のように、π型又はT型の減衰器1
と、同減衰器1と並列に設けられたスルー経路2
と、π型減衰器1の接地抵抗R2,R3(T型減衰器
の場合はR3)を接地させ或は接地を解除するス
イツチ用トランジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の
場合はQ1又はQ2)と、前記スルー経路2を構成
する二つのトランジスタQ4,Q5の浮遊容量を接
地する容量接地用トランジスタQ3とから構成さ
れ、前記二つのトランジスタQ4,Q5はそのエミ
ツタが相互に接続され、ベースが共通して第一の
制御用トランジスタQ6に接続され、一方のコレ
クタが減衰器1の入力端に、他方のコレクタが減
衰器1の出力端に接続され、前記スイツチ用トラ
ンジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の場合はQ1又は
Q2)はそのコレクタが減衰器1の接地抵抗R2,
R3(減衰器1がT型の場合はR3)に、エミツタが
アースに、ベースが第二の制御用トランジスタ
Q7に接続され、前記容量接地用トランジスタQ3
はそのコレクタがコンデンサを介して前記スルー
経路構成用のトランジスタQ4,Q5のエミツタに、
エミツタがアースに、ベースが前記スイツチ用ト
ランジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の場合はQ1又
はQ2)のベースと共に第二の制御用トランジス
タQ7に接続されてなることを特徴とするもので
ある。
図、第2図のように、π型又はT型の減衰器1
と、同減衰器1と並列に設けられたスルー経路2
と、π型減衰器1の接地抵抗R2,R3(T型減衰器
の場合はR3)を接地させ或は接地を解除するス
イツチ用トランジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の
場合はQ1又はQ2)と、前記スルー経路2を構成
する二つのトランジスタQ4,Q5の浮遊容量を接
地する容量接地用トランジスタQ3とから構成さ
れ、前記二つのトランジスタQ4,Q5はそのエミ
ツタが相互に接続され、ベースが共通して第一の
制御用トランジスタQ6に接続され、一方のコレ
クタが減衰器1の入力端に、他方のコレクタが減
衰器1の出力端に接続され、前記スイツチ用トラ
ンジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の場合はQ1又は
Q2)はそのコレクタが減衰器1の接地抵抗R2,
R3(減衰器1がT型の場合はR3)に、エミツタが
アースに、ベースが第二の制御用トランジスタ
Q7に接続され、前記容量接地用トランジスタQ3
はそのコレクタがコンデンサを介して前記スルー
経路構成用のトランジスタQ4,Q5のエミツタに、
エミツタがアースに、ベースが前記スイツチ用ト
ランジスタQ1,Q2(減衰器1がT型の場合はQ1又
はQ2)のベースと共に第二の制御用トランジス
タQ7に接続されてなることを特徴とするもので
ある。
(作用)
第3図は本考案の電子スイツチ式可変減衰装置
を多段接続したものであり、第4図イ,ロは第3
図における各電子スイツチ式可変減衰装置を示す
ものである。
を多段接続したものであり、第4図イ,ロは第3
図における各電子スイツチ式可変減衰装置を示す
ものである。
本考案の電子スイツチ式可変減衰装置では、第
4図イに示すように第一、第二の制御用トランジ
スタQ6,Q7の夫々のエミツタに5Vの電圧が加え
られ、抵抗Rを介して同トランジスタQ6,Q7の
コレクタに−15Vが加えられ、一方のトランジス
タQ6のベースに0Vの電圧が加えられると、PNP
素子である同トランジスタQ6がオンになる。こ
れにより抵抗を介してエミツタに−15Vが加えら
れているスルー系路構成用トランジスタQ4,Q5
のベースに+電圧が加わるため、同トランジスタ
Q4,Q5がオンとなつてスルー経路2が形成され
る。
4図イに示すように第一、第二の制御用トランジ
スタQ6,Q7の夫々のエミツタに5Vの電圧が加え
られ、抵抗Rを介して同トランジスタQ6,Q7の
コレクタに−15Vが加えられ、一方のトランジス
タQ6のベースに0Vの電圧が加えられると、PNP
素子である同トランジスタQ6がオンになる。こ
れにより抵抗を介してエミツタに−15Vが加えら
れているスルー系路構成用トランジスタQ4,Q5
のベースに+電圧が加わるため、同トランジスタ
Q4,Q5がオンとなつてスルー経路2が形成され
る。
この場合、オンになつている第一の制御用トラ
ンジスタQ6(第4図)からダイオードDを介して
第二の制御用トランジスタQ7(第4図)のベース
に+電位が印加されるため、同トランジスタQ7
はオフになる。これによりスイツチ用トランジス
タQ1,Q2及び容量接地用トランジスタQ3がオフ
になり、接地抵抗R2,R3が接地されないので減
衰器1が構成されず、信号ラインにスルー経路2
が挿入される。
ンジスタQ6(第4図)からダイオードDを介して
第二の制御用トランジスタQ7(第4図)のベース
に+電位が印加されるため、同トランジスタQ7
はオフになる。これによりスイツチ用トランジス
タQ1,Q2及び容量接地用トランジスタQ3がオフ
になり、接地抵抗R2,R3が接地されないので減
衰器1が構成されず、信号ラインにスルー経路2
が挿入される。
次に第4図ロのようにスルー系路構成用トラン
ジスタQ5のベースに5Vの電圧が加わると、第4
図イの場合とは逆に、第一の制御用トランジスタ
Q6がオフ、第二の制御用トランジスタQ7がオン
になる。これによりスルー系路構成用トランジス
タQ4,Q5がオフとなり、スルー経路2が解除さ
れると共に、スイツチ用トランジスタQ1,Q2及
び容量接地用トランジスタQ3がオンとなつて接
地抵抗R2,R3が接地され、減衰器1が形成され
て信号ラインに挿入される。
ジスタQ5のベースに5Vの電圧が加わると、第4
図イの場合とは逆に、第一の制御用トランジスタ
Q6がオフ、第二の制御用トランジスタQ7がオン
になる。これによりスルー系路構成用トランジス
タQ4,Q5がオフとなり、スルー経路2が解除さ
れると共に、スイツチ用トランジスタQ1,Q2及
び容量接地用トランジスタQ3がオンとなつて接
地抵抗R2,R3が接地され、減衰器1が形成され
て信号ラインに挿入される。
この場合、オンとなつた容量接地用トランジス
タQ3により、第5図のようにオフ状態であるス
ルー系路構成用トランジスタQ4,Q5のエミツタ
側の高インピーダンスが高周波的に接地されるの
で、同トランジスタQ4,Q5の浮遊容量(接合容
量)が減少する。
タQ3により、第5図のようにオフ状態であるス
ルー系路構成用トランジスタQ4,Q5のエミツタ
側の高インピーダンスが高周波的に接地されるの
で、同トランジスタQ4,Q5の浮遊容量(接合容
量)が減少する。
また、スルー系路構成用のトランジスタQ4,
Q5のエミツタが相互に接続され、スイツチ用ト
ランジスタQ1,Q2のエミツタがアースに接続さ
れているので、夫々のトランジスタQ4,Q5,Q1,
Q2に第一、第二の制御用トランジスタQ6,Q7か
ら制御電圧が印加されても、同電圧が減衰器1の
入力端、出力端に現われることがない。このため
本考案の電子スイツチ式可変減衰装置を多段接続
する場合に、各減衰器1間にDCカツト用コンデ
ンサを入れる必要がない。
Q5のエミツタが相互に接続され、スイツチ用ト
ランジスタQ1,Q2のエミツタがアースに接続さ
れているので、夫々のトランジスタQ4,Q5,Q1,
Q2に第一、第二の制御用トランジスタQ6,Q7か
ら制御電圧が印加されても、同電圧が減衰器1の
入力端、出力端に現われることがない。このため
本考案の電子スイツチ式可変減衰装置を多段接続
する場合に、各減衰器1間にDCカツト用コンデ
ンサを入れる必要がない。
(実施例)
第1図、第2図は本考案の電子スイツチ式可変
減衰装置である。このうち第1図のものは減衰器
1としてπ型減衰器を、第2図のものはT型減衰
器を使用したものである。
減衰装置である。このうち第1図のものは減衰器
1としてπ型減衰器を、第2図のものはT型減衰
器を使用したものである。
第1図の2はスルー経路であり、これはスルー
経路構成用の二つのトランジスタQ4,Q5により
構成されている。この二つのトランジスタQ4,
Q5は前記スイツチ用トランジスタQ1,Q2及び容
量接地用トランジスタQ3のオフ時に、第一の制
御用トランジスタQ6から制御電圧が印加さると
オンとなつてスルー系路2を形成し、同制御電圧
が解除されるとオフとなつてスルー系路2が解除
されるようにするものである。そのため、第1図
では二つのトランジスタQ4,Q5の夫々のエミツ
タが相互に接続され、夫々のコレクタが減衰器1
の入出力端に接続され、夫々のベースが共通して
第3図、第4図のように第一の制御用トランジス
タQ6のコレクタに接続されている。
経路構成用の二つのトランジスタQ4,Q5により
構成されている。この二つのトランジスタQ4,
Q5は前記スイツチ用トランジスタQ1,Q2及び容
量接地用トランジスタQ3のオフ時に、第一の制
御用トランジスタQ6から制御電圧が印加さると
オンとなつてスルー系路2を形成し、同制御電圧
が解除されるとオフとなつてスルー系路2が解除
されるようにするものである。そのため、第1図
では二つのトランジスタQ4,Q5の夫々のエミツ
タが相互に接続され、夫々のコレクタが減衰器1
の入出力端に接続され、夫々のベースが共通して
第3図、第4図のように第一の制御用トランジス
タQ6のコレクタに接続されている。
第1図のQ1とQ2はスイツチ用トランジスタで
あり、これは前記スルー経路2が形成されるとき
はオフとなつて接地抵抗R2,R3を接地させず。
同スルー経路2が形成されないときはオンとなつ
て接地抵抗R2,R3を接地させるものである。そ
のため第1図では一方のトランジスタQ1のコレ
クタが接地接地抵抗R3に、エミツタがアースに、
ベースが第4図のように第二の制御用トランジス
タQ7のコレクタに接続され、他方のトランジス
タQ2のコレクタが接地抵抗R2に、第4図のよう
にエミツタがアースに、ベースが第二の制御用ト
ランジスタQ7のコレクタに夫々接続されている。
あり、これは前記スルー経路2が形成されるとき
はオフとなつて接地抵抗R2,R3を接地させず。
同スルー経路2が形成されないときはオンとなつ
て接地抵抗R2,R3を接地させるものである。そ
のため第1図では一方のトランジスタQ1のコレ
クタが接地接地抵抗R3に、エミツタがアースに、
ベースが第4図のように第二の制御用トランジス
タQ7のコレクタに接続され、他方のトランジス
タQ2のコレクタが接地抵抗R2に、第4図のよう
にエミツタがアースに、ベースが第二の制御用ト
ランジスタQ7のコレクタに夫々接続されている。
第1図のQ3は容量接地用トランジスタであり、
これは前記スルー経路2が形成されないときはオ
ンとなつてスルー経路構成用トランジスタQ4,
Q5を高周波的に接地させ(第5図のように)、同
スルー経路2が形成されるときはオフとなつて同
トランジスタQ4,Q5を接地させないようにする
ものである。そのため第1図では容量接地用トラ
ンジスタQ3のコレクタがコンデンサを介してス
ルー経路構成用トランジスタQ4とQ5のエミツタ
に、エミツタがアースに、ベースが前記スイツチ
用トランジスタQ1,Q2のベースと共に第二の制
御用トランジスタQ7のコレクタに接続されてい
る。
これは前記スルー経路2が形成されないときはオ
ンとなつてスルー経路構成用トランジスタQ4,
Q5を高周波的に接地させ(第5図のように)、同
スルー経路2が形成されるときはオフとなつて同
トランジスタQ4,Q5を接地させないようにする
ものである。そのため第1図では容量接地用トラ
ンジスタQ3のコレクタがコンデンサを介してス
ルー経路構成用トランジスタQ4とQ5のエミツタ
に、エミツタがアースに、ベースが前記スイツチ
用トランジスタQ1,Q2のベースと共に第二の制
御用トランジスタQ7のコレクタに接続されてい
る。
第2図のものは減衰器1としてT型減衰器を使
用したものである。このT型減衰器はT型減衰器
と異なつて接地抵抗が一つ(R3)であるため、
それに伴なつて第2図ではスイツチ用トランジス
タを一つ(Q1又はQ2)としてあり、他の構成は
第1図の構成と同じにしてある。
用したものである。このT型減衰器はT型減衰器
と異なつて接地抵抗が一つ(R3)であるため、
それに伴なつて第2図ではスイツチ用トランジス
タを一つ(Q1又はQ2)としてあり、他の構成は
第1図の構成と同じにしてある。
(考案の効果)
本考案の電子スイツチ式可変減衰装置は次のよ
う各種効果がある。
う各種効果がある。
容量接地用トランジスタQ3によりスルー系
路構成用トランジスタQ4,Q5の浮遊容量がア
ースされ、同容量の影響により生ずる高周波域
における減衰量の誤差がほとんどなくなり、周
波数特性の良好なものとなる。
路構成用トランジスタQ4,Q5の浮遊容量がア
ースされ、同容量の影響により生ずる高周波域
における減衰量の誤差がほとんどなくなり、周
波数特性の良好なものとなる。
スルー系路構成用トランジスタQ4,Q5、ス
イツチ用トランジスタQ1,Q2、容量接地用ト
ランジスタQ3を制御するための制御電圧が減
衰器1の入出力端に現われないので、本考案の
電子スイツチ式可変減衰装置を多段接続する場
合に、各減衰器1間に制御電圧(DC電圧)カ
ツト用コンデンサを入れる必要がないため、制
御電圧の極性切替え時にDCスパイクノイズが
発生することがなく、また、周波数特性が悪く
なることもない。
イツチ用トランジスタQ1,Q2、容量接地用ト
ランジスタQ3を制御するための制御電圧が減
衰器1の入出力端に現われないので、本考案の
電子スイツチ式可変減衰装置を多段接続する場
合に、各減衰器1間に制御電圧(DC電圧)カ
ツト用コンデンサを入れる必要がないため、制
御電圧の極性切替え時にDCスパイクノイズが
発生することがなく、また、周波数特性が悪く
なることもない。
減衰器1とスルー経路2とをスイツチ用トラ
ンジスタQ1,Q2により切換えるので、従来の
リレーによる切替え方式のものに比して、コス
トが安く、寿命が長く、消費電力が少なく、更
には高速切替えが可能になる。
ンジスタQ1,Q2により切換えるので、従来の
リレーによる切替え方式のものに比して、コス
トが安く、寿命が長く、消費電力が少なく、更
には高速切替えが可能になる。
第1図、第2図は本考案の電子スイツチ式可変
減衰装置の異なる実施例の説明図、第3図は同減
衰装置の使用例を示す説明図、第4図イ,ロは同
減衰装置の動作説明図、第5図は第1図の等価回
路図、第6図及び第7図イ,ロは従来の減衰器の
説明図である。 1は減衰器、2はスルー経路、Q4,Q5はスル
ー系路構成用トランジスタ、Q1,Q2はスイツチ
用トランジスタ、Q3は容量接地用トランジスタ、
Q6,Q7は制御用トランジスタ。
減衰装置の異なる実施例の説明図、第3図は同減
衰装置の使用例を示す説明図、第4図イ,ロは同
減衰装置の動作説明図、第5図は第1図の等価回
路図、第6図及び第7図イ,ロは従来の減衰器の
説明図である。 1は減衰器、2はスルー経路、Q4,Q5はスル
ー系路構成用トランジスタ、Q1,Q2はスイツチ
用トランジスタ、Q3は容量接地用トランジスタ、
Q6,Q7は制御用トランジスタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 減衰器と、同減衰器と並列に設けられたスル
ー経路と、同減衰器の接地抵抗を接地させ或は
接地を解除するスイツチ用トランジスタと、前
記スルー経路を構成する二つのトランジスタの
浮遊容量を接地する容量接地用トランジスタと
から構成され、前記二つのトランジスタはその
エミツタが相互に接続され、ベースが共通して
第一の制御用トランジスタに接続され、一方の
コレクタが減衰器の入力端に、他方のコレクタ
が減衰器の出力端に接続され、前記スイツチ用
トランジスタはそのコレクタが減衰器の接地抵
抗に、エミツタがアースに、ベースが第二の制
御用トランジスタに接続され、前記容量接地用
トランジスタはそのコレクタがコンデンサを介
して前記スルー経路構成用トランジスタのエミ
ツタに、エミツタがアースに、ベースが前記ス
イツチ用トランジスタのベースと共に第二の制
御用トランジスタに接続されてなることを特徴
とする電子スイツチ式可変減衰装置。 (2) 前記減衰器1がπ型であることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電子ス
イツチ式可変減衰装置。 (3) 前記減衰器1がT型であることを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電子ス
イツチ式可変減衰装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047084U JPS617120U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 電子スイッチ式可変減衰装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047084U JPS617120U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 電子スイッチ式可変減衰装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS617120U JPS617120U (ja) | 1986-01-17 |
JPH0218591Y2 true JPH0218591Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30645490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9047084U Granted JPS617120U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 電子スイッチ式可変減衰装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS617120U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522984Y2 (ja) * | 1988-10-05 | 1993-06-14 | ||
JP2577050Y2 (ja) * | 1991-01-09 | 1998-07-23 | 菊水電子工業株式会社 | トランジスタ減衰装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430922U (ja) * | 1977-08-04 | 1979-02-28 |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP9047084U patent/JPS617120U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5430922U (ja) * | 1977-08-04 | 1979-02-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS617120U (ja) | 1986-01-17 |
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