JP2647737B2 - スイッチ回路及びこれを用いた信号減衰回路 - Google Patents
スイッチ回路及びこれを用いた信号減衰回路Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高周波信号の伝送経路を切り替えるスイッ
チ回路及び高周波信号の減衰比を切り替える信号減衰回
路に関するものである。
チ回路及び高周波信号の減衰比を切り替える信号減衰回
路に関するものである。
(従来の技術) 従来、高周波回路においてはスイッチングダイオード
を用いて高周波信号の伝送経路を切り替えるスイッチ回
路が知られている。第2図なこのスイッチ回路の一例を
示す回路図である。図において、1及び2はそれぞれ複
数のスイッチングダイオード(以下、ダイオードと称す
る)Dを直列に接続したスイッチ部で、スイッチ部1の
アノード側はコンデンサC1を介して入出力端子3に接続
されると共に、抵抗器R1を介して接地されている。スイ
ッチ部2のカソード側はコンデンサC2を介して入出力端
子4に接続されると共に、抵抗器R2を介して接地されて
いる。また、スイッチ部1のカソード側及びスイッチ部
2のアノード側は、抵抗器R3の一端側及びコンデンサC3
の一端側に接続され、コンデンサC3の他端側は入出力端
子5に接続されている。さらに、抵抗器R3の他端側は、
1回路2接点のスイッチ6の接片6aに接続され、スイッ
チ6の第1の接点6bには所定の正の電圧+Vが、第2の
接点6cには所定の負の電圧−Vがそれぞれ印加されてい
る。
を用いて高周波信号の伝送経路を切り替えるスイッチ回
路が知られている。第2図なこのスイッチ回路の一例を
示す回路図である。図において、1及び2はそれぞれ複
数のスイッチングダイオード(以下、ダイオードと称す
る)Dを直列に接続したスイッチ部で、スイッチ部1の
アノード側はコンデンサC1を介して入出力端子3に接続
されると共に、抵抗器R1を介して接地されている。スイ
ッチ部2のカソード側はコンデンサC2を介して入出力端
子4に接続されると共に、抵抗器R2を介して接地されて
いる。また、スイッチ部1のカソード側及びスイッチ部
2のアノード側は、抵抗器R3の一端側及びコンデンサC3
の一端側に接続され、コンデンサC3の他端側は入出力端
子5に接続されている。さらに、抵抗器R3の他端側は、
1回路2接点のスイッチ6の接片6aに接続され、スイッ
チ6の第1の接点6bには所定の正の電圧+Vが、第2の
接点6cには所定の負の電圧−Vがそれぞれ印加されてい
る。
前述のスイッチ回路によれば、例えば入出力端子3,4
のそれぞれに異なる第1及び第2の高周波信号を入力し
た状態で、スイッチ6の接片6aを第1の接点6bに接続す
ると、入出力端子5には第2の高調波信号が出力され
る。
のそれぞれに異なる第1及び第2の高周波信号を入力し
た状態で、スイッチ6の接片6aを第1の接点6bに接続す
ると、入出力端子5には第2の高調波信号が出力され
る。
即ち、スイッチ部1のダイオードDは逆バイアスされ
てオフ状態となり、スイッチ部2のダイオードDは順方
向にバイアスされてオン状態になる。従って、第1の高
調波信号はスイッチ部1によって遮断され、第2の高調
波信号がスイッチ部2を介して入出力端子5に出力され
る。
てオフ状態となり、スイッチ部2のダイオードDは順方
向にバイアスされてオン状態になる。従って、第1の高
調波信号はスイッチ部1によって遮断され、第2の高調
波信号がスイッチ部2を介して入出力端子5に出力され
る。
また、スイッチ6の接片6aを接点6cに接続すると、ス
イッチ部2のダイオードDは逆バイアスされてオフ状態
になると共に、スイッチ部1のダイオードDは順方向に
バイアスされてオン状態になり、入出力端子5には第1
の高調波信号が出力される。
イッチ部2のダイオードDは逆バイアスされてオフ状態
になると共に、スイッチ部1のダイオードDは順方向に
バイアスされてオン状態になり、入出力端子5には第1
の高調波信号が出力される。
信号の伝送方向は、前述したものと逆方向でも可能で
あり、一信号の出力先を二通りに切り替えることもでき
る。
あり、一信号の出力先を二通りに切り替えることもでき
る。
一方、前述したスイッチ回路を用いて高周波信号の減
衰比を切り替えることができるようにした信号減衰回路
も知られている。第3図はこの信号減衰回路を一例を示
す回路図である。図において、前述したスイッチ回路と
同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略
する。即ち、7,8,9はそれぞれダイオードDからなるス
イッチ部で、スイッチ部7のアノード側はスイッチ部8
のカソード側及び抵抗器R1の一端側に接続されると共
に、コンデンサC1を介して入出力端子3に接続されてい
る。前記抵抗器R1の他端側は接地されている。スイッチ
部7のカソード側はスイッチ部9のアノード側に接続さ
れると共に、コンデンサC3を介して入出力端子5に接続
されている。また、スイッチ部7のカソード側及びスイ
ッチ部9のアノード側には、前述と同様にスイッチ6及
び抵抗器R3を介して正又は負の電圧が印加できるように
なっている。スイッチ部8のアノード側は減衰器10を介
してスイッチ部9のカソード側に接続されている。
衰比を切り替えることができるようにした信号減衰回路
も知られている。第3図はこの信号減衰回路を一例を示
す回路図である。図において、前述したスイッチ回路と
同一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略
する。即ち、7,8,9はそれぞれダイオードDからなるス
イッチ部で、スイッチ部7のアノード側はスイッチ部8
のカソード側及び抵抗器R1の一端側に接続されると共
に、コンデンサC1を介して入出力端子3に接続されてい
る。前記抵抗器R1の他端側は接地されている。スイッチ
部7のカソード側はスイッチ部9のアノード側に接続さ
れると共に、コンデンサC3を介して入出力端子5に接続
されている。また、スイッチ部7のカソード側及びスイ
ッチ部9のアノード側には、前述と同様にスイッチ6及
び抵抗器R3を介して正又は負の電圧が印加できるように
なっている。スイッチ部8のアノード側は減衰器10を介
してスイッチ部9のカソード側に接続されている。
減衰器10は、一方の入出力端子10aと他方の入出力端
子10bとの間に記述の順に直列に接続されたコンデンサ1
01、抵抗102、コンデンサ103と、抵抗器102の両端をそ
れぞれ接地する抵抗器104,105、及び入出力端子10a,10b
間に接続された直流分バイパス用のコイル106によって
構成されている。
子10bとの間に記述の順に直列に接続されたコンデンサ1
01、抵抗102、コンデンサ103と、抵抗器102の両端をそ
れぞれ接地する抵抗器104,105、及び入出力端子10a,10b
間に接続された直流分バイパス用のコイル106によって
構成されている。
前述の構成よりなる信号減衰回路によれば、例えば入
出力端子3に高周波信号を入力した状態で、スイッチ6
の接片6aを第2の接点6cに接続すると、入出力端子5に
前記高周波信号が減衰することなく出力される。また、
スイッチ6の接片6aを第1の接点6bに接続すると、入出
力端子5には減衰器10の減衰比によって減衰された高周
波信号が出力される。
出力端子3に高周波信号を入力した状態で、スイッチ6
の接片6aを第2の接点6cに接続すると、入出力端子5に
前記高周波信号が減衰することなく出力される。また、
スイッチ6の接片6aを第1の接点6bに接続すると、入出
力端子5には減衰器10の減衰比によって減衰された高周
波信号が出力される。
即ち、スイッチ6の接片6aを第2の接点6cに接続する
と、スイッチ部8,9のダイオードDは逆バイアスされて
オフ状態となり、スイッチ部7のダイオードDは順方向
にバイアスされてオン状態になる。従って、入出力端子
3に入力された高周波信号はスイッチ部7を介して入出
力端子5に出力される。また、スイッチ6の接片6aを第
1の接点6bに接続すると、スイッチ部7のダイオードD
は逆バイアスされてオフ状態となり、スイッチ部8,9の
ダイオードDは順方向にバイアスされてオン状態にな
る。従って、入出力端子5に入力された高周波信号はス
イッチ部8,9及び減衰器10を介して入出力端子5に出力
される。
と、スイッチ部8,9のダイオードDは逆バイアスされて
オフ状態となり、スイッチ部7のダイオードDは順方向
にバイアスされてオン状態になる。従って、入出力端子
3に入力された高周波信号はスイッチ部7を介して入出
力端子5に出力される。また、スイッチ6の接片6aを第
1の接点6bに接続すると、スイッチ部7のダイオードD
は逆バイアスされてオフ状態となり、スイッチ部8,9の
ダイオードDは順方向にバイアスされてオン状態にな
る。従って、入出力端子5に入力された高周波信号はス
イッチ部8,9及び減衰器10を介して入出力端子5に出力
される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前述した従来のスイッチ回路及び信号減
衰回路においては、二通りの状態を切り替えるための正
及び負の電圧の電源を備える必要があるという問題点が
あった。
衰回路においては、二通りの状態を切り替えるための正
及び負の電圧の電源を備える必要があるという問題点が
あった。
本発明の目的は上記の問題点に鑑み、単一電源にて動
作する高周波信号用のスイッチ回路及び該スイッチ回路
を用いた信号減衰回路を提供することにある。
作する高周波信号用のスイッチ回路及び該スイッチ回路
を用いた信号減衰回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、請求項(1)
では、少くとも一のダイオードからなる第1および第2
のスイッチ部と、前記第1のスイッチ部のアノード側と
第1の入出力端子との間に接続された第1のコンデンサ
と、前記第2のスイッチ部のカソード側と第2の入出力
端子との間に接続された第2のコンデンサと、一端側が
前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第2のスイッ
チ部のアノード側に接続され、他端側が第3の入出力端
子に接続された第3のコンデンサと、第1の状態と第2
の状態とを切り替える切り替え制御信号に基づいて、前
記第1のスイッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ
部のカソード側並びに前記第1のスイッチ部のカソード
側及び第2のスイッチ部のアノード側の電位を切り替え
る電位切り替え回路とからなり、前記電位切り替え回路
は、前記第1のスイッチ部のカソード側及び第2のスイ
ッチ部のアノード側と接地間に接続された第1のスイッ
チングトランジスタと、前記第1のスイッチ部のアノー
ド側及び第2のスイッチ部のカソード側並びに前記第1
のスイッチングトランジスタの制御端子と接地間に接続
されると共に、制御端子に前記切り替え制御信号が入力
された第2のスイッチングトランジスタと、前記第1の
スイッチ部のアノード側とカソード側のそれぞれに抵抗
器を介して接続された電源端子とを備え、前記切り替え
制御信号により第1の状態が選択されたときに、前記第
2のスイッチングトランジスタをオフ又はオン状態とな
して前記第1のスイッチ部のアノード側及び前記第2の
スイッチ部のカソード側を所定の高電位とすると共に、
前記第1のスイッチングトランジスタを前記第2のスイ
ッチングトランジスタとは逆のオン又はオフ状態となし
て前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第2のス
イッチ部のアノード側を前記高電位よりも低い所定の低
電位とすると共に、前記第2の状態が選択されたとき
に、前記第2のスイッチングトランジスタをオン又はオ
フ状態となして前記第1のスイッチ部のアノード側及び
前記第2のスイッチ部のカソード側を前記低電位とする
と共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前記第
2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ又はオン状
態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記
第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位とするスイ
ッチ回路を提案する。
では、少くとも一のダイオードからなる第1および第2
のスイッチ部と、前記第1のスイッチ部のアノード側と
第1の入出力端子との間に接続された第1のコンデンサ
と、前記第2のスイッチ部のカソード側と第2の入出力
端子との間に接続された第2のコンデンサと、一端側が
前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第2のスイッ
チ部のアノード側に接続され、他端側が第3の入出力端
子に接続された第3のコンデンサと、第1の状態と第2
の状態とを切り替える切り替え制御信号に基づいて、前
記第1のスイッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ
部のカソード側並びに前記第1のスイッチ部のカソード
側及び第2のスイッチ部のアノード側の電位を切り替え
る電位切り替え回路とからなり、前記電位切り替え回路
は、前記第1のスイッチ部のカソード側及び第2のスイ
ッチ部のアノード側と接地間に接続された第1のスイッ
チングトランジスタと、前記第1のスイッチ部のアノー
ド側及び第2のスイッチ部のカソード側並びに前記第1
のスイッチングトランジスタの制御端子と接地間に接続
されると共に、制御端子に前記切り替え制御信号が入力
された第2のスイッチングトランジスタと、前記第1の
スイッチ部のアノード側とカソード側のそれぞれに抵抗
器を介して接続された電源端子とを備え、前記切り替え
制御信号により第1の状態が選択されたときに、前記第
2のスイッチングトランジスタをオフ又はオン状態とな
して前記第1のスイッチ部のアノード側及び前記第2の
スイッチ部のカソード側を所定の高電位とすると共に、
前記第1のスイッチングトランジスタを前記第2のスイ
ッチングトランジスタとは逆のオン又はオフ状態となし
て前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第2のス
イッチ部のアノード側を前記高電位よりも低い所定の低
電位とすると共に、前記第2の状態が選択されたとき
に、前記第2のスイッチングトランジスタをオン又はオ
フ状態となして前記第1のスイッチ部のアノード側及び
前記第2のスイッチ部のカソード側を前記低電位とする
と共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前記第
2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ又はオン状
態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記
第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位とするスイ
ッチ回路を提案する。
また、請求項(2)では、少なくとも一のダイオード
からなる第1乃至第3のスイッチ部と、前記第1のスイ
ッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ部のカソード
側との間に接続され、コンデンサを介して接地された抵
抗器を有する抵抗減衰器と、一端側が前記第1のスイッ
チ部のカソード側と前記第3のスイッチ部のアノード側
に接続され、他端側が第1の入出力端子に接続された第
1のコンデンサと、一端側が前記第2のスイッチ部のア
ノード側と前記第3のスイッチ部のカソード側に接続さ
れ、他端側が第2の入出力端子に接続された第2のコン
デンサと、第1の状態と第2の状態とを切り替える切り
替え制御信号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカソ
ード側と前記第3のスイッチ部のアノード側並びに前記
第3のスイッチ部のカソード側及び第2のスイッチ部の
アノード側の電位を切り替える電位切り替え回路とから
なり、前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ部
のアノード側及び第3のスイッチ部のカソード側と接地
間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、前
記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ部
のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジス
タの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子に
前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチング
トランジスタと、前記第3のスイッチ部のアノード側と
カソード側のそれぞれに抵抗器を介して接続された電源
端子とを備え、前記切り替え制御信号により第1の状態
が選択されたときに、前記第2のスイッチングトランジ
スタをオフ又はオン状態となして前記第1のスイッチ部
のカソード側及び前記第3のスイッチ部のアノード側を
所定の高電位とすると共に、前記第1のスイッチングト
ランジスタを前記第2のスイッチングトランジスタとは
逆のオン又はオフ状態となして前記第3のスイッチ部の
カソード側及び前記第2のスイッチ部のアノード側を前
記高電位よりも低い所定の低電位とすると共に、前記第
2の状態が選択されたときに、前記第2のスイッチング
トランジスタをオン又はオフ状態となして前記第1のス
イッチ部のカソード側及び前記第3のスイッチ部のアノ
ード側を前記低電位とすると共に、前記第1のスイッチ
ングトランジスタを前記第2のスイッチングトランジス
タとは逆のオフ又はオン状態となして前記第3のスイッ
チ部のカソード側及び前記第2のスイッチ部のアノード
側を前記高電位とする信号減衰回路を提案する。
からなる第1乃至第3のスイッチ部と、前記第1のスイ
ッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ部のカソード
側との間に接続され、コンデンサを介して接地された抵
抗器を有する抵抗減衰器と、一端側が前記第1のスイッ
チ部のカソード側と前記第3のスイッチ部のアノード側
に接続され、他端側が第1の入出力端子に接続された第
1のコンデンサと、一端側が前記第2のスイッチ部のア
ノード側と前記第3のスイッチ部のカソード側に接続さ
れ、他端側が第2の入出力端子に接続された第2のコン
デンサと、第1の状態と第2の状態とを切り替える切り
替え制御信号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカソ
ード側と前記第3のスイッチ部のアノード側並びに前記
第3のスイッチ部のカソード側及び第2のスイッチ部の
アノード側の電位を切り替える電位切り替え回路とから
なり、前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ部
のアノード側及び第3のスイッチ部のカソード側と接地
間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、前
記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ部
のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジス
タの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子に
前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチング
トランジスタと、前記第3のスイッチ部のアノード側と
カソード側のそれぞれに抵抗器を介して接続された電源
端子とを備え、前記切り替え制御信号により第1の状態
が選択されたときに、前記第2のスイッチングトランジ
スタをオフ又はオン状態となして前記第1のスイッチ部
のカソード側及び前記第3のスイッチ部のアノード側を
所定の高電位とすると共に、前記第1のスイッチングト
ランジスタを前記第2のスイッチングトランジスタとは
逆のオン又はオフ状態となして前記第3のスイッチ部の
カソード側及び前記第2のスイッチ部のアノード側を前
記高電位よりも低い所定の低電位とすると共に、前記第
2の状態が選択されたときに、前記第2のスイッチング
トランジスタをオン又はオフ状態となして前記第1のス
イッチ部のカソード側及び前記第3のスイッチ部のアノ
ード側を前記低電位とすると共に、前記第1のスイッチ
ングトランジスタを前記第2のスイッチングトランジス
タとは逆のオフ又はオン状態となして前記第3のスイッ
チ部のカソード側及び前記第2のスイッチ部のアノード
側を前記高電位とする信号減衰回路を提案する。
また、請求項(3)では、少なくとも一のダイオード
からなる第1乃至第4のスイッチ部と、前記第1のスイ
ッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ部のカソード
側との間に接続され、コンデンサを介して接地された抵
抗器を有する第1の抵抗減衰器と、前記第3のスイッチ
部のカソード側と前記第4のスイッチ部のアノード側と
の間に接続され、コンデンサを介して接地された抵抗器
を有する第2の抵抗減衰器と、一端側が前記第1のスイ
ッチ部のカソード側と前記第3のスイッチ部のアノード
側に接続され、他端側が第1の入出力端子に接続された
第1のコンデンサと、一端側が前記第2のスイッチ部の
アノード側と前記第4のスイッチ部のカソード側に接続
され、他端側が第2の入出力端子に接続された第2のコ
ンデンサと、第1の状態と第2の状態とを切り替える切
り替え制御信号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカ
ソード側と前記第3のスイッチ部のアノード側並びに前
記第2のスイッチ部のアノード側及び第4のスイッチ部
のカソード側の電位を切り替える電位切り替え回路とか
らなり、前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ
部のアノード側及び第4のスイッチ部のカソード側と接
地間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、
前記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ
部のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジ
スタの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子
に前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチン
グトランジスタと、前記第1のスイッチ部のカソード側
と前記第2のスイッチ部のアノード側のそれぞれに抵抗
器を介して接続された電源端子とを備え、前記切り替え
制御信号により第1の状態が選択されたときに、前記第
2のスイッチングトランジスタをオフ又はオン状態とな
して前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第3の
スイッチ部のアノード側を所定の高電位とすると共に、
前記第1のスイッチングトランジスタを前記第2のスイ
ッチングトランジスタとは逆のオン又はオフ状態となし
て前記第2のスイッチ部のアノード側及び前記第4のス
イッチ部のカソード側を前記高電位よりも低い所定の低
電位とすると共に、前記第2の状態が選択されたとき
に、前記第2のスイッチングトランジスタをオン又はオ
フ状態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及び
前記第3のスイッチ部のアノード側を前記低電位とする
と共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前記第
2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ又はオン状
態となして前記第2のスイッチ部のアノード側及び前記
第4のスイッチ部のカソード側を前記高電位とする信号
減衰回路を提案する。
からなる第1乃至第4のスイッチ部と、前記第1のスイ
ッチ部のアノード側と前記第2のスイッチ部のカソード
側との間に接続され、コンデンサを介して接地された抵
抗器を有する第1の抵抗減衰器と、前記第3のスイッチ
部のカソード側と前記第4のスイッチ部のアノード側と
の間に接続され、コンデンサを介して接地された抵抗器
を有する第2の抵抗減衰器と、一端側が前記第1のスイ
ッチ部のカソード側と前記第3のスイッチ部のアノード
側に接続され、他端側が第1の入出力端子に接続された
第1のコンデンサと、一端側が前記第2のスイッチ部の
アノード側と前記第4のスイッチ部のカソード側に接続
され、他端側が第2の入出力端子に接続された第2のコ
ンデンサと、第1の状態と第2の状態とを切り替える切
り替え制御信号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカ
ソード側と前記第3のスイッチ部のアノード側並びに前
記第2のスイッチ部のアノード側及び第4のスイッチ部
のカソード側の電位を切り替える電位切り替え回路とか
らなり、前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ
部のアノード側及び第4のスイッチ部のカソード側と接
地間に接続された第1のスイッチングトランジスタと、
前記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ
部のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジ
スタの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子
に前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチン
グトランジスタと、前記第1のスイッチ部のカソード側
と前記第2のスイッチ部のアノード側のそれぞれに抵抗
器を介して接続された電源端子とを備え、前記切り替え
制御信号により第1の状態が選択されたときに、前記第
2のスイッチングトランジスタをオフ又はオン状態とな
して前記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第3の
スイッチ部のアノード側を所定の高電位とすると共に、
前記第1のスイッチングトランジスタを前記第2のスイ
ッチングトランジスタとは逆のオン又はオフ状態となし
て前記第2のスイッチ部のアノード側及び前記第4のス
イッチ部のカソード側を前記高電位よりも低い所定の低
電位とすると共に、前記第2の状態が選択されたとき
に、前記第2のスイッチングトランジスタをオン又はオ
フ状態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及び
前記第3のスイッチ部のアノード側を前記低電位とする
と共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前記第
2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ又はオン状
態となして前記第2のスイッチ部のアノード側及び前記
第4のスイッチ部のカソード側を前記高電位とする信号
減衰回路を提案する。
(作 用) 本発明の請求項(1)によれば、電位切り替え回路に
第1の状態を選択する切り替え制御信号が入力されたと
きは、例えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチン
グトランジスタがオフ状態とされて第1のスイッチ部の
アノード側及び第2のスイッチ部のカソード側には、例
えば電源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて
高電位とされ、第1のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて前記第1のスイッチ部のカソード側及び前
記第2のスイッチ部のアノード側は前記高電位よりも低
い所定の低電位、例えば零電位とされる。これにより、
前記第1のスイッチ部のダイオードは順方向にバイアス
されてオンとなり、前記第2のスイッチ部のダイオード
は逆バイアスされてオフになる。従って、例えば第1及
び第2の入出力端子のそれぞれに異なる高周波信号を入
力した場合、前記第1の入出力端子に入力された高周波
信号は第1のコンデンサ、第1のスイッチ部及び第3の
コンデンサを介して第3の入出力端子に出力される。こ
のとき、前記第2の入出力端子に入力された高周波信号
は前記第2のスイッチ部によって遮断される。
第1の状態を選択する切り替え制御信号が入力されたと
きは、例えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチン
グトランジスタがオフ状態とされて第1のスイッチ部の
アノード側及び第2のスイッチ部のカソード側には、例
えば電源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて
高電位とされ、第1のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて前記第1のスイッチ部のカソード側及び前
記第2のスイッチ部のアノード側は前記高電位よりも低
い所定の低電位、例えば零電位とされる。これにより、
前記第1のスイッチ部のダイオードは順方向にバイアス
されてオンとなり、前記第2のスイッチ部のダイオード
は逆バイアスされてオフになる。従って、例えば第1及
び第2の入出力端子のそれぞれに異なる高周波信号を入
力した場合、前記第1の入出力端子に入力された高周波
信号は第1のコンデンサ、第1のスイッチ部及び第3の
コンデンサを介して第3の入出力端子に出力される。こ
のとき、前記第2の入出力端子に入力された高周波信号
は前記第2のスイッチ部によって遮断される。
また、電位切り替え回路に第2の状態を選択する切り
替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位切り
替え回路の第1のスイッチングトランジスタがオン状態
とされて、前記第1のスイッチ部のアノード側及び第2
のスイッチ部のカソード側は前記低電位とされ、前記第
2のスイッチングトランジスタがオフ状態とされて、前
記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第2のスイッ
チ部のアノード側は前記高電位とされる。これにより、
前記第1のスイッチ部のダイオードは逆バイアスされて
オフとなり、前記第2のスイッチ部のダイオードは順方
向にバイアスされてオンになる。従って、前記第1の入
出力端子に入力された高周波信号は前記第1のスイッチ
部によって遮断される。このとき、前記第2の入出力端
子の入力された高周波信号は第2のコンデンサ、第2の
スイッチ部及び第3のコンデンサを介して第3の入出力
端子に出力される。
替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位切り
替え回路の第1のスイッチングトランジスタがオン状態
とされて、前記第1のスイッチ部のアノード側及び第2
のスイッチ部のカソード側は前記低電位とされ、前記第
2のスイッチングトランジスタがオフ状態とされて、前
記第1のスイッチ部のカソード側及び前記第2のスイッ
チ部のアノード側は前記高電位とされる。これにより、
前記第1のスイッチ部のダイオードは逆バイアスされて
オフとなり、前記第2のスイッチ部のダイオードは順方
向にバイアスされてオンになる。従って、前記第1の入
出力端子に入力された高周波信号は前記第1のスイッチ
部によって遮断される。このとき、前記第2の入出力端
子の入力された高周波信号は第2のコンデンサ、第2の
スイッチ部及び第3のコンデンサを介して第3の入出力
端子に出力される。
また、請求項(2)によれば、例えば第1の入出力端
子に高周波信号を入力し、電位切り替え回路に第1の状
態を選択する切り替え制御信号が入力されたときは、例
えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチングトラン
ジスタがオフ状態とされて、第1のスイッチ部のカソー
ド側及び第3のスイッチ部のアノード側には、例えば電
源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて高電位
とされ、これに伴い第1のスイッチングトランジスタが
オン状態とされて、第2のスイッチ部のアノード側及び
前記第3のスイッチ部のカソード側は前記高電位よりも
低い所定の低電位、例えば零電位とされる。これによ
り、前記第3のスイッチ部のダイオードは順方向にバイ
アスされてオンとなる。また、抵抗減衰器において第1
及び第2のスイッチ部と接地点との間の直流分の伝達は
コンデンサによって遮断されているので、前記第2及び
第3のスイッチ部のダイオードは逆バイアスされてオフ
になる。従って、前記第1の入出力端子に入力された高
周波信号は第1のコンデンサ、第3のスイッチ部及び第
2のコンデンサを介して第2の入出力端子に出力され
る。
子に高周波信号を入力し、電位切り替え回路に第1の状
態を選択する切り替え制御信号が入力されたときは、例
えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチングトラン
ジスタがオフ状態とされて、第1のスイッチ部のカソー
ド側及び第3のスイッチ部のアノード側には、例えば電
源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて高電位
とされ、これに伴い第1のスイッチングトランジスタが
オン状態とされて、第2のスイッチ部のアノード側及び
前記第3のスイッチ部のカソード側は前記高電位よりも
低い所定の低電位、例えば零電位とされる。これによ
り、前記第3のスイッチ部のダイオードは順方向にバイ
アスされてオンとなる。また、抵抗減衰器において第1
及び第2のスイッチ部と接地点との間の直流分の伝達は
コンデンサによって遮断されているので、前記第2及び
第3のスイッチ部のダイオードは逆バイアスされてオフ
になる。従って、前記第1の入出力端子に入力された高
周波信号は第1のコンデンサ、第3のスイッチ部及び第
2のコンデンサを介して第2の入出力端子に出力され
る。
また、前記電位切り替え回路に第2の状態を選択する
切り替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位
切り替え回路の第2のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて、第1のスイッチ部のカソード側及び第3
のスイッチ部のアノード側は前記低電位とされ、これに
伴い前記第1のスイッチングトランジスタがオフ状態と
されて、第2のスイッチ部のアノード側及び前記第3の
スイッチ部のカソード側は前記高電位とされる。これに
より、前記第3のスイッチ部のダイオードは逆にバイア
スされてオフとなり、前記第2及び第3のスイッチ部の
ダイオードは順方向にバイアスされてオンになる。従っ
て、前記第1の入出力端子に入力された高周波信号は第
1のコンデンサ、第1のスイッチ部、前記抵抗減衰器、
第2のスイッチ部及び第2のコンデンサを介して第2の
入出力端子に出力され、前記抵抗減衰器の減衰比によっ
て減衰される。
切り替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位
切り替え回路の第2のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて、第1のスイッチ部のカソード側及び第3
のスイッチ部のアノード側は前記低電位とされ、これに
伴い前記第1のスイッチングトランジスタがオフ状態と
されて、第2のスイッチ部のアノード側及び前記第3の
スイッチ部のカソード側は前記高電位とされる。これに
より、前記第3のスイッチ部のダイオードは逆にバイア
スされてオフとなり、前記第2及び第3のスイッチ部の
ダイオードは順方向にバイアスされてオンになる。従っ
て、前記第1の入出力端子に入力された高周波信号は第
1のコンデンサ、第1のスイッチ部、前記抵抗減衰器、
第2のスイッチ部及び第2のコンデンサを介して第2の
入出力端子に出力され、前記抵抗減衰器の減衰比によっ
て減衰される。
さらに、請求項(3)によれば、例えば第1の入出力
端子に高周波信号を入力し、電位切り替え回路に第1の
状態を選択する切り替え制御信号が入力されたときは、
例えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチングトラ
ンジスタがオフ状態とされて、第1のスイッチ部のカソ
ード側及び第3のスイッチ部のアノード側には、例えば
電源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて高電
位とされ、これに伴い第1のスイッチングトランジスタ
がオン状態とされて、第2のスイッチ部のアノード側及
び第4のスイッチ部のカソード側は前記高電位よりも低
い所定の低電位、例えば零電位とされる。また、第1の
抵抗減衰器において第1及び第2のスイッチ部と接地点
との間の直流分の伝達はコンデンサによって遮断され、
第2の抵抗減衰器において第3及び第4のスイッチ部と
接地点との間の直流分の伝達もコンデンサによって遮断
されている。これにより、前記第3及び第4のスイッチ
部のダイオードは順方向にバイアスされてオンとなり、
前記第1及び第2のスイッチ部のダイオードは逆バイア
スされてオフなる。従って、前記第1の入出力端子に入
力された高周波信号は第1のコンデンサ、第3のスイッ
チ部、第2の抵抗減衰器、第4のスイッチ部及び第2の
コンデンサを介して第2の入出力端子に出力され、前記
第2の抵抗減衰器の減衰比によって減衰される。
端子に高周波信号を入力し、電位切り替え回路に第1の
状態を選択する切り替え制御信号が入力されたときは、
例えば前記電位切り替え回路の第2のスイッチングトラ
ンジスタがオフ状態とされて、第1のスイッチ部のカソ
ード側及び第3のスイッチ部のアノード側には、例えば
電源端子に印加された所定の正の電圧が印加されて高電
位とされ、これに伴い第1のスイッチングトランジスタ
がオン状態とされて、第2のスイッチ部のアノード側及
び第4のスイッチ部のカソード側は前記高電位よりも低
い所定の低電位、例えば零電位とされる。また、第1の
抵抗減衰器において第1及び第2のスイッチ部と接地点
との間の直流分の伝達はコンデンサによって遮断され、
第2の抵抗減衰器において第3及び第4のスイッチ部と
接地点との間の直流分の伝達もコンデンサによって遮断
されている。これにより、前記第3及び第4のスイッチ
部のダイオードは順方向にバイアスされてオンとなり、
前記第1及び第2のスイッチ部のダイオードは逆バイア
スされてオフなる。従って、前記第1の入出力端子に入
力された高周波信号は第1のコンデンサ、第3のスイッ
チ部、第2の抵抗減衰器、第4のスイッチ部及び第2の
コンデンサを介して第2の入出力端子に出力され、前記
第2の抵抗減衰器の減衰比によって減衰される。
また、前記電位切り替え回路に第2の状態を選択する
切り替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位
切り替え回路の第2のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて、第1のスイッチ部のカソード側及び第3
のスイッチ部のアノード側は前記低電位とされ、これに
伴い前記第1のスイッチングトランジスタがオフ状態と
されて、第2のスイッチ部のアノード側及び前記第4の
スイッチ部のカソード側は前記高電位とされる。これに
より、前記第3及び第4のスイッチ部のダイオードは逆
バイアスされてオフとなり、前記第1及び第2のスイッ
チ部のダイオードは順方向にバイアスされてオンにな
る。従って、前記第1の入出力端子に入力された高周波
信号は第1のコンデンサ、第1のスイッチ部、第1の抵
抗減衰器、第2のスイッチ部及び第2のコンデンサを介
して第2の入出力端子に出力され、前記第1の抵抗減衰
器の減衰比によって減衰される。
切り替え制御信号が入力されたときは、例えば前記電位
切り替え回路の第2のスイッチングトランジスタがオン
状態とされて、第1のスイッチ部のカソード側及び第3
のスイッチ部のアノード側は前記低電位とされ、これに
伴い前記第1のスイッチングトランジスタがオフ状態と
されて、第2のスイッチ部のアノード側及び前記第4の
スイッチ部のカソード側は前記高電位とされる。これに
より、前記第3及び第4のスイッチ部のダイオードは逆
バイアスされてオフとなり、前記第1及び第2のスイッ
チ部のダイオードは順方向にバイアスされてオンにな
る。従って、前記第1の入出力端子に入力された高周波
信号は第1のコンデンサ、第1のスイッチ部、第1の抵
抗減衰器、第2のスイッチ部及び第2のコンデンサを介
して第2の入出力端子に出力され、前記第1の抵抗減衰
器の減衰比によって減衰される。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例のスイッチ回路を示す
回路図である。図において、前述した従来例と同一構成
部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。即
ち、1及び2はそれぞれ複数のスイッチングダイオード
(以下、ダイオードと称する)Dを直列に接続したスイ
ッチ部で、スイッチ部1のアノード側はコンデンサC1を
介して入出力端子3に接続され、スイッチ部2のカソー
ド側はコンデンサC2を介して入出力端子4に接続されて
いる。また、スイッチ部1のカソード側及びスイッチ部
2のアノード側は、コンデンサC3の一端側に接続され、
コンデンサC3の他端側は入出力端子5に接続されてい
る。
回路図である。図において、前述した従来例と同一構成
部分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。即
ち、1及び2はそれぞれ複数のスイッチングダイオード
(以下、ダイオードと称する)Dを直列に接続したスイ
ッチ部で、スイッチ部1のアノード側はコンデンサC1を
介して入出力端子3に接続され、スイッチ部2のカソー
ド側はコンデンサC2を介して入出力端子4に接続されて
いる。また、スイッチ部1のカソード側及びスイッチ部
2のアノード側は、コンデンサC3の一端側に接続され、
コンデンサC3の他端側は入出力端子5に接続されてい
る。
20は電位切り替え回路で、複数の抵抗器R21〜R29及び
NPN型のトランジスタTr1,Tr2によって構成されている。
NPN型のトランジスタTr1,Tr2によって構成されている。
トランジスタTr1のエミッタは接地され、ベースは抵
抗器R21を介して切り替え制御信号の入力端子21に接続
されると共に、抵抗器R22を介して接地されている。さ
らに、トランジスタTr1のコレクタは、抵抗器R23を介し
てスイッチ部1のアノード側に、また抵抗器R24を介し
てスイッチ部2のカソード側にそれぞれ接続されてい
る。
抗器R21を介して切り替え制御信号の入力端子21に接続
されると共に、抵抗器R22を介して接地されている。さ
らに、トランジスタTr1のコレクタは、抵抗器R23を介し
てスイッチ部1のアノード側に、また抵抗器R24を介し
てスイッチ部2のカソード側にそれぞれ接続されてい
る。
また、トランジスタTr2のエミッタは接地され、ベー
スは抵抗器R25を介してトランジスタTr1のコレクタに接
続されると共に、抵抗器R26を介して接地されている。
さらに、トランジスタTr1のコレクタ及びトランジスタT
r2のコレクタのそれぞれには、抵抗器R28,R29を介して
所定の正の電圧+Vが印加されている。
スは抵抗器R25を介してトランジスタTr1のコレクタに接
続されると共に、抵抗器R26を介して接地されている。
さらに、トランジスタTr1のコレクタ及びトランジスタT
r2のコレクタのそれぞれには、抵抗器R28,R29を介して
所定の正の電圧+Vが印加されている。
次に、前述の構成よりなる第1の実施例の動作を、入
出力端子3に第1の高周波信号を、また入出力端子4に
第2の高周波信号をそれぞれ入力し、いずれか一方の高
周波信号を入出力端子5に出力する場合について説明す
る。
出力端子3に第1の高周波信号を、また入出力端子4に
第2の高周波信号をそれぞれ入力し、いずれか一方の高
周波信号を入出力端子5に出力する場合について説明す
る。
入力端子21にハイレベルの切り替え制御信号を入力す
ると、トランジスタTr1のベースにハイレベルの電圧が
印加され、トランジスタTr1はオン状態になる。これに
より、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部2のカソ
ード側及びトランジスタTr2のベースはそれぞれ低電
位、ここではほぼ零電位となる。従って、トランジスタ
Tr2はオフ状態になり、スイッチ部1のカソード側及び
スイッチ部2のアノード側には正の電圧+Vが印加され
て高電位となる。これにより、スイッチ部1のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、第1の高周波信号
の伝達を遮断する。また、スイッチ部2のダイオードD
は順方向にバイアスされてオン状態になり、第2の高周
波信号を伝達し、入出力端子5から出力する。
ると、トランジスタTr1のベースにハイレベルの電圧が
印加され、トランジスタTr1はオン状態になる。これに
より、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部2のカソ
ード側及びトランジスタTr2のベースはそれぞれ低電
位、ここではほぼ零電位となる。従って、トランジスタ
Tr2はオフ状態になり、スイッチ部1のカソード側及び
スイッチ部2のアノード側には正の電圧+Vが印加され
て高電位となる。これにより、スイッチ部1のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、第1の高周波信号
の伝達を遮断する。また、スイッチ部2のダイオードD
は順方向にバイアスされてオン状態になり、第2の高周
波信号を伝達し、入出力端子5から出力する。
また、入力端子21にローレバルの切り替え制御信号を
入力すると、トランジスタTr1のベースにローレベルの
電圧が印加され、トランジスタTr1はオフ状態になる。
これにより、スイッチ部のアノード側、スイッチ部2の
カソード側及びトランジスタTr2のベースには、それぞ
れ抵抗器R28及び抵抗器R23,24,25を介して前記電圧+V
が印加されて高電位となる。従って、トランジスタTr2
はオン状態になり、スイッチ部1のカソード側及びスイ
ッチ部2のアノード側は抵抗器R27及びトランジスタTr2
を介して接地され、ほぼ零電位、即ち低電位となる。こ
れにより、スイッチ部1のダイオードDは順方向にバイ
アスされてオンとなり、第1の高周波信号を伝達し、入
出力端子5から出力する。また、スイッチ部2のダイオ
ードDは逆バイアスされてオフとなり、第2の高周波信
号の伝達を遮断する。
入力すると、トランジスタTr1のベースにローレベルの
電圧が印加され、トランジスタTr1はオフ状態になる。
これにより、スイッチ部のアノード側、スイッチ部2の
カソード側及びトランジスタTr2のベースには、それぞ
れ抵抗器R28及び抵抗器R23,24,25を介して前記電圧+V
が印加されて高電位となる。従って、トランジスタTr2
はオン状態になり、スイッチ部1のカソード側及びスイ
ッチ部2のアノード側は抵抗器R27及びトランジスタTr2
を介して接地され、ほぼ零電位、即ち低電位となる。こ
れにより、スイッチ部1のダイオードDは順方向にバイ
アスされてオンとなり、第1の高周波信号を伝達し、入
出力端子5から出力する。また、スイッチ部2のダイオ
ードDは逆バイアスされてオフとなり、第2の高周波信
号の伝達を遮断する。
前述したように、第1の実施例によれば従来のように
正及び負の電圧を必要としないので、単一の電源によっ
て動作させることができる。
正及び負の電圧を必要としないので、単一の電源によっ
て動作させることができる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第4図は第2の実施例の信号減衰回路を示す回路図で
ある。図において、前述した第1の実施例と同一構成部
分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。ま
た、第1の実施例と第2の実施例との相違点は、第1の
実施例におけるスイッチ部2、コンデンサC2及び抵抗器
R24を除去し、スイッチ部1のアノード側とカソード側
との間に、直列に接続されたスイッチ部11、減衰器12、
スイッチ部13を並列に接続したことにある。
ある。図において、前述した第1の実施例と同一構成部
分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。ま
た、第1の実施例と第2の実施例との相違点は、第1の
実施例におけるスイッチ部2、コンデンサC2及び抵抗器
R24を除去し、スイッチ部1のアノード側とカソード側
との間に、直列に接続されたスイッチ部11、減衰器12、
スイッチ部13を並列に接続したことにある。
即ち、スイッチ部11,13はそれぞれダイオードDから
なり、スイッチ部11のカソード側はスイッチ部1のアノ
ード側に接続され、スイッチ部13のアノード側はスイッ
チ部1のカソード側に接続されている。また、スイッチ
部11のカソード側とスイッチ部13のアノード側との間に
は減衰器12が接続されている。
なり、スイッチ部11のカソード側はスイッチ部1のアノ
ード側に接続され、スイッチ部13のアノード側はスイッ
チ部1のカソード側に接続されている。また、スイッチ
部11のカソード側とスイッチ部13のアノード側との間に
は減衰器12が接続されている。
減衰器12は、複数の抵抗器121,122,123とコンデンサC
4とからなり、スイッチ部11のアノード側とスイッチ部1
3のカソード側との間に抵抗器121,122が直列に接続さ
れ、抵抗器123の一端側は抵抗器121に抵抗器122との接
続点に接続されると共に、抵抗器123の他端側はコンデ
ンサC4を介して接地されている。
4とからなり、スイッチ部11のアノード側とスイッチ部1
3のカソード側との間に抵抗器121,122が直列に接続さ
れ、抵抗器123の一端側は抵抗器121に抵抗器122との接
続点に接続されると共に、抵抗器123の他端側はコンデ
ンサC4を介して接地されている。
前述の構成よりなる第2の実施例の動作を、例えば入
出力端子3に高周波信号を入力し、入出力端子5から出
力される信号の減衰比を切り替える場合について説明す
る。
出力端子3に高周波信号を入力し、入出力端子5から出
力される信号の減衰比を切り替える場合について説明す
る。
入力端子21にハイレベルの切り替え制御信号を入力す
ると、トランジスタTr1のベースにハイレベルの電圧が
印加され、トランジスタTr1はオン状態になる。これに
より、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部2のカソ
ード側及びトランジスタTr2のベースはそれぞれ低電
位、ここではほぼ零電位となる。従って、トランジスタ
Tr2はオフ状態になり、スイッチ部1のカソード側及び
スイッチ部2のアノード側には正の電圧+Vが印加され
て高電位となる。これにより、スイッチ部1のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、高周波信号の伝達
を遮断する。また、スイッチ部11,13のダイオードDは
順方向にバイアスされてオン状態となり、高周波信号は
減衰器12を介して伝達され、入出力端子5から出力され
る。このとき、高周波信号は抵抗器R121,122,123の抵抗
値によって設定された減衰比により減衰される。また、
減衰器12において、抵抗器R123への直流電流の流通はコ
ンデンサC4によって遮断される。
ると、トランジスタTr1のベースにハイレベルの電圧が
印加され、トランジスタTr1はオン状態になる。これに
より、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部2のカソ
ード側及びトランジスタTr2のベースはそれぞれ低電
位、ここではほぼ零電位となる。従って、トランジスタ
Tr2はオフ状態になり、スイッチ部1のカソード側及び
スイッチ部2のアノード側には正の電圧+Vが印加され
て高電位となる。これにより、スイッチ部1のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、高周波信号の伝達
を遮断する。また、スイッチ部11,13のダイオードDは
順方向にバイアスされてオン状態となり、高周波信号は
減衰器12を介して伝達され、入出力端子5から出力され
る。このとき、高周波信号は抵抗器R121,122,123の抵抗
値によって設定された減衰比により減衰される。また、
減衰器12において、抵抗器R123への直流電流の流通はコ
ンデンサC4によって遮断される。
また、入力端子21にローレベルの切り替え制御信号を
入力すると、トランジスタTr1のベースにローレベルの
電圧が印加され、トランジスタTr1はオフ状態になる。
これにより、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部11
のカソード側及びトランジスタTr2のベースには、それ
ぞれ抵抗器R28及び抵抗器R23,25を介して前記電圧+V
が印加されて高電位となる。従って、トランジスタTr2
はオン状態になり、スイッチ部1のカソード側及びスイ
ッチ部13のアノード側は抵抗器R27及びトランジスタTr2
を介して接地され、ほぼ零電位、即ち低電位となる。こ
れにより、スイッチ部1のダイオードDは順方向にバイ
アスされてオンとなり、高周波信号を伝達し、入出力端
子5から出力する。また、スイッチ部11,13のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、高周波信号の伝達
を遮断する。これにより、高周波信号は減衰されること
なく出力される。
入力すると、トランジスタTr1のベースにローレベルの
電圧が印加され、トランジスタTr1はオフ状態になる。
これにより、スイッチ部1のアノード側、スイッチ部11
のカソード側及びトランジスタTr2のベースには、それ
ぞれ抵抗器R28及び抵抗器R23,25を介して前記電圧+V
が印加されて高電位となる。従って、トランジスタTr2
はオン状態になり、スイッチ部1のカソード側及びスイ
ッチ部13のアノード側は抵抗器R27及びトランジスタTr2
を介して接地され、ほぼ零電位、即ち低電位となる。こ
れにより、スイッチ部1のダイオードDは順方向にバイ
アスされてオンとなり、高周波信号を伝達し、入出力端
子5から出力する。また、スイッチ部11,13のダイオー
ドDは逆バイアスされてオフとなり、高周波信号の伝達
を遮断する。これにより、高周波信号は減衰されること
なく出力される。
前述した第2の実施例においても第1の実施例と同様
に、正及び負の電圧を必要としないので、単一の電源に
よって動作させることができる。
に、正及び負の電圧を必要としないので、単一の電源に
よって動作させることができる。
次に、本発明の第3の実施例を説明する。
第5図は本発明の第3の実施例の信号減衰回路を示す
回路図である。図において、前述した第2の実施例と同
一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略す
る。また、第2の実施例と第3の実施例との相違点はス
イッチ部1に代えて、直列接続されたスイッチ部14、減
衰器15、スイッチ部16を設けたことにある。即ち、スイ
ッチ部14,16は前述と同様にダイオードDからなり、ス
イッチ部14のアノード側はスイッチ部11のカソード側
に、またスイッチ部16のカソード側はスイッチ部13のア
ノード側にそれぞれ接続されている。さらにスイッチ部
14のカソード側とスイッチ部16のアノード側との間には
減衰器15が接続されている。
回路図である。図において、前述した第2の実施例と同
一構成部分は同一符号をもって表し、その説明を省略す
る。また、第2の実施例と第3の実施例との相違点はス
イッチ部1に代えて、直列接続されたスイッチ部14、減
衰器15、スイッチ部16を設けたことにある。即ち、スイ
ッチ部14,16は前述と同様にダイオードDからなり、ス
イッチ部14のアノード側はスイッチ部11のカソード側
に、またスイッチ部16のカソード側はスイッチ部13のア
ノード側にそれぞれ接続されている。さらにスイッチ部
14のカソード側とスイッチ部16のアノード側との間には
減衰器15が接続されている。
減衰器15は、複数の抵抗器151,152,153とコンデンサC
5とからなり、スイッチ部14のカソード側とスイッチ部1
6のアノード側との間に抵抗器151,152が直列に接続さ
れ、抵抗器153の一端側は抵抗器151と抵抗器152との接
続点に接続されると共に、抵抗器153の他端側はコンデ
ンサC5を介して接地されている。
5とからなり、スイッチ部14のカソード側とスイッチ部1
6のアノード側との間に抵抗器151,152が直列に接続さ
れ、抵抗器153の一端側は抵抗器151と抵抗器152との接
続点に接続されると共に、抵抗器153の他端側はコンデ
ンサC5を介して接地されている。
前述の構成よりなる第3の実施例によれば、入力端子
21に、ハイレベルの切り替え制御信号を入力したときに
は、入出力端子3から入力された高周波信号は、スイッ
チ部11,13及び減衰器12を介して入出力端子5に出力さ
れ、入力端子21にローレベルの切り替え制御信号を入力
したときには、入出力端子3から入力された高周波信号
は、スイッチ部14,16及び減衰器15を介して入出力端子
5に出力される。従って、切り替え制御信号によって入
出力端子5から出力される信号の減衰比を切り替えるこ
とができる。
21に、ハイレベルの切り替え制御信号を入力したときに
は、入出力端子3から入力された高周波信号は、スイッ
チ部11,13及び減衰器12を介して入出力端子5に出力さ
れ、入力端子21にローレベルの切り替え制御信号を入力
したときには、入出力端子3から入力された高周波信号
は、スイッチ部14,16及び減衰器15を介して入出力端子
5に出力される。従って、切り替え制御信号によって入
出力端子5から出力される信号の減衰比を切り替えるこ
とができる。
前述した第3の実施例においても第1及び第2の実施
例と同様に、正及び負の電圧を必要としないので、単一
の電源によって動作させることができる。
例と同様に、正及び負の電圧を必要としないので、単一
の電源によって動作させることができる。
次に、本発明の第4の実施例を説明する。
第6図は第4の実施例の信号減衰回路を示す回路図で
ある。図において、前述した第3の実施例と同一構成部
分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。ま
た、第3の実施例と第4の実施例との相違点は、スイッ
チ部11,13及び減衰器12からなる信号伝送経路と、スイ
ッチ部14,16及び減衰器15からなる信号伝送経路のうち
使用されない伝送経路を介して信号が伝送されることを
完全に阻止するアイソレーション回路30を設けたことに
ある。
ある。図において、前述した第3の実施例と同一構成部
分は同一符号をもって表し、その説明を省略する。ま
た、第3の実施例と第4の実施例との相違点は、スイッ
チ部11,13及び減衰器12からなる信号伝送経路と、スイ
ッチ部14,16及び減衰器15からなる信号伝送経路のうち
使用されない伝送経路を介して信号が伝送されることを
完全に阻止するアイソレーション回路30を設けたことに
ある。
アイソレーション回路30は、抵抗器31〜33、コンデン
サ34〜36及びダイオード37,38によって構成される。ダ
イオード37のアノードはコンデンサ34を介してスイッチ
部11のカソード側に接続されると共に、抵抗器31を介し
てトランジスタTr1のコレクタに接続されている。ま
た、ダイオード37のカソードは抵抗器32を介してトラン
ジスタTr2のコレクタに接続されると共に、コンデンサ3
5を介して接地されている。さらに、ダイオード38のア
ノードはダイオード37のカソードに接続され、カソード
は抵抗器33を介してトランジスタTr1のコレクタに接続
されると共に、コンデンサ36を介してスイッチ部14のカ
ソード側に接続されている。
サ34〜36及びダイオード37,38によって構成される。ダ
イオード37のアノードはコンデンサ34を介してスイッチ
部11のカソード側に接続されると共に、抵抗器31を介し
てトランジスタTr1のコレクタに接続されている。ま
た、ダイオード37のカソードは抵抗器32を介してトラン
ジスタTr2のコレクタに接続されると共に、コンデンサ3
5を介して接地されている。さらに、ダイオード38のア
ノードはダイオード37のカソードに接続され、カソード
は抵抗器33を介してトランジスタTr1のコレクタに接続
されると共に、コンデンサ36を介してスイッチ部14のカ
ソード側に接続されている。
前述の構成よりなる第4の実施例によれば、第3の実
施例と同様に、入力端子21にハイレベルの切り替え制御
信号を入力したときには、入出力端子3から入力された
高周波信号は、スイッチ部11,13及び減衰器12を介して
入出力端子5に出力され、入力端子21にローレベルの切
り替え制御信号と入力したときには、入出力端子3から
入力された高周波信号は、スイッチ部14,16及び減衰器1
5を介して入出力端子5に出力される。従って、切り替
え制御信号によって入出力端子5から出力される信号の
減衰比を切り替えることができる。
施例と同様に、入力端子21にハイレベルの切り替え制御
信号を入力したときには、入出力端子3から入力された
高周波信号は、スイッチ部11,13及び減衰器12を介して
入出力端子5に出力され、入力端子21にローレベルの切
り替え制御信号と入力したときには、入出力端子3から
入力された高周波信号は、スイッチ部14,16及び減衰器1
5を介して入出力端子5に出力される。従って、切り替
え制御信号によって入出力端子5から出力される信号の
減衰比を切り替えることができる。
さらに、第4の実施例によれば、入力端子21にハイレ
ベルの切り替え信号を入力したときには、トランジスタ
Tr1がオンになり、トランジスタTr2がオフになるので、
ダイオード37のアノードは抵抗器31とトランジスタTr1
を介して、まだダイオード38は抵抗器33とトランジスタ
Tr1を介してそれぞれ接地されて低電位となる。さら
に、ダイオード37のカソードとダイオード38のアノード
には抵抗器R29と抵抗器32を介して電圧+Vが印加さ
れ、それぞれ高電位となる。これにより、ダイオード37
は逆バイアスされてオフとなり、ダイオード38は順方向
にバイアスされてオンになる。従って、オフ状態にある
スイッチ部14,16を含む伝送経路はコンデンサ35,36及び
ダイオード38を介して接地される。これにより、スイッ
チ部14,16から高周波信号が漏れて伝送されても、これ
が入出力端子5に出力されることはない。また、入力端
子21にローレベルの切り替え制御信号を入力したとき
は、トランジスタTr1がオフになり、トランジスタTr2が
オンになるので、ダイオード37のアノードには抵抗器31
と抵抗器R28を介して、またダイオード38には抵抗器33
と抵抗器R28を介して電圧+Vが印加され、それぞれ高
電位となる。さらに、ダイオード37のカソードとダイオ
ード38のアノードは抵抗器32とトランジスタTr2を介し
て接地されて低電位となる。これにより、ダイオード37
は順方向にバイアスされてオンとなり、ダイオード38は
逆バイアスされてオフになる。従って、オフ状態にある
スイッチ部11,13を含む伝送経路はコンデンサ34,36及び
ダイオード37を介して接地される。これにより、スイッ
チ部11,13から高周波信号が漏れて伝送されても、これ
が入出力端子5に出力されることはない。
ベルの切り替え信号を入力したときには、トランジスタ
Tr1がオンになり、トランジスタTr2がオフになるので、
ダイオード37のアノードは抵抗器31とトランジスタTr1
を介して、まだダイオード38は抵抗器33とトランジスタ
Tr1を介してそれぞれ接地されて低電位となる。さら
に、ダイオード37のカソードとダイオード38のアノード
には抵抗器R29と抵抗器32を介して電圧+Vが印加さ
れ、それぞれ高電位となる。これにより、ダイオード37
は逆バイアスされてオフとなり、ダイオード38は順方向
にバイアスされてオンになる。従って、オフ状態にある
スイッチ部14,16を含む伝送経路はコンデンサ35,36及び
ダイオード38を介して接地される。これにより、スイッ
チ部14,16から高周波信号が漏れて伝送されても、これ
が入出力端子5に出力されることはない。また、入力端
子21にローレベルの切り替え制御信号を入力したとき
は、トランジスタTr1がオフになり、トランジスタTr2が
オンになるので、ダイオード37のアノードには抵抗器31
と抵抗器R28を介して、またダイオード38には抵抗器33
と抵抗器R28を介して電圧+Vが印加され、それぞれ高
電位となる。さらに、ダイオード37のカソードとダイオ
ード38のアノードは抵抗器32とトランジスタTr2を介し
て接地されて低電位となる。これにより、ダイオード37
は順方向にバイアスされてオンとなり、ダイオード38は
逆バイアスされてオフになる。従って、オフ状態にある
スイッチ部11,13を含む伝送経路はコンデンサ34,36及び
ダイオード37を介して接地される。これにより、スイッ
チ部11,13から高周波信号が漏れて伝送されても、これ
が入出力端子5に出力されることはない。
前述したように、第1乃至第4の実施例によれば従来
のように正及び負の電源を必要とせず単一電源によって
動作させることができるので、パターン設計の簡略化を
図ることができる。また、切り替え制御信号によって容
易に状態の切り替え、即ちスイッチ状態の切り替え或い
は減衰比の切り替えを行うことができるので、他の電気
回路に簡単に組み込むことができる。さらに、電源の数
を低減することができるので、本発明のスイッチ回路又
は信号減衰回路を用いることにより、装置の形状を小型
にすることができる。
のように正及び負の電源を必要とせず単一電源によって
動作させることができるので、パターン設計の簡略化を
図ることができる。また、切り替え制御信号によって容
易に状態の切り替え、即ちスイッチ状態の切り替え或い
は減衰比の切り替えを行うことができるので、他の電気
回路に簡単に組み込むことができる。さらに、電源の数
を低減することができるので、本発明のスイッチ回路又
は信号減衰回路を用いることにより、装置の形状を小型
にすることができる。
尚、実施例における電位切り替え回路は一例であり、
これに限定されないことは言うまでもないことである。
これに限定されないことは言うまでもないことである。
また、本実施例では正の電圧+Vの電源(図示せず)
を用いたが、負の電圧の電源を用いても同様の効果を得
ることができる。
を用いたが、負の電圧の電源を用いても同様の効果を得
ることができる。
さらに、第1乃至第3の実施例に対して、第4の実施
例におけるアイソレーション回路30を付加しても良い。
例におけるアイソレーション回路30を付加しても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の請求項(1)によれ
ば、単一電源によって動作させることができるのでパタ
ーン設計の簡略化を図ることができる。また、切り替え
制御信号によって二通りの状態を容易に切り替えること
ができるので、操作性を向上させることができると共
に、他の電気回路に簡単に組み込むことができる。さら
に、従来に比べて電源の数を低減することができるの
で、本スイッチ回路を用いた装置の形状を小型にするこ
とができる。
ば、単一電源によって動作させることができるのでパタ
ーン設計の簡略化を図ることができる。また、切り替え
制御信号によって二通りの状態を容易に切り替えること
ができるので、操作性を向上させることができると共
に、他の電気回路に簡単に組み込むことができる。さら
に、従来に比べて電源の数を低減することができるの
で、本スイッチ回路を用いた装置の形状を小型にするこ
とができる。
また、請求項(2),(3)によれば、単一電源によ
って動作させることができるのでパターン設計の簡略化
を図ることができる。また、切り替え制御信号によって
二通りの減衰比を容易に切り替えることができるので、
操作性を向上させることができると共に、他の電気回路
に簡単に組み込むことができる。さらに、従来に比べて
電源の数を低減することができるので、本信号減衰回路
を用いた装置の形状を小型にすることができるという優
れた利点を有するものである。
って動作させることができるのでパターン設計の簡略化
を図ることができる。また、切り替え制御信号によって
二通りの減衰比を容易に切り替えることができるので、
操作性を向上させることができると共に、他の電気回路
に簡単に組み込むことができる。さらに、従来に比べて
電源の数を低減することができるので、本信号減衰回路
を用いた装置の形状を小型にすることができるという優
れた利点を有するものである。
第1図は本発明の第1の実施例のスイッチ回路を示す回
路図、第2図は従来のスイッチ回路の一例を示す回路
図、第3図は従来の信号減衰回路の一例を示す回路図、
第4図は本発明の第2の実施例の信号減衰回路を示す回
路図、第5図は第3の実施例の信号減衰回路を示す回路
図、第6図は第4の実施例の信号減衰回路を示す回路図
である。 1,2,11,13,14,16……スイッチ部、D……ダイオード、
3,4,5……入出力端子、C1〜C5……コンデンサ、12,15…
…減衰器、121〜123,151〜153……抵抗器、20……電位
切り替え回路、Tr1,Tr2……トランジスタ、R21〜R29…
…抵抗器、30……アイソレーション回路、31〜33……抵
抗器、34〜36……コンデンサ、37,38……ダイオード。
路図、第2図は従来のスイッチ回路の一例を示す回路
図、第3図は従来の信号減衰回路の一例を示す回路図、
第4図は本発明の第2の実施例の信号減衰回路を示す回
路図、第5図は第3の実施例の信号減衰回路を示す回路
図、第6図は第4の実施例の信号減衰回路を示す回路図
である。 1,2,11,13,14,16……スイッチ部、D……ダイオード、
3,4,5……入出力端子、C1〜C5……コンデンサ、12,15…
…減衰器、121〜123,151〜153……抵抗器、20……電位
切り替え回路、Tr1,Tr2……トランジスタ、R21〜R29…
…抵抗器、30……アイソレーション回路、31〜33……抵
抗器、34〜36……コンデンサ、37,38……ダイオード。
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも一のダイオードからなる第1お
よび第2のスイッチ部と、 前記第1のスイッチ部のアノード側と第1の入出力端子
との間に接続された第1のコンデンサと、 前記第2のスイッチ部のカソード側と第2の入出力端子
との間に接続された第2のコンデンサと、 一端側が前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第2
のスイッチ部のアノード側に接続され、他端側が第3の
入出力端子に接続された第3のコンデンサと、 第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え制御信
号に基づいて、前記第1のスイッチ部のアノード側と前
記第2のスイッチ部のカソード側並びに前記第1のスイ
ッチ部のカソード側及び第2のスイッチ部のアノード側
の電位を切り替える電位切り替え回路とからなり、 前記電位切り替え回路は、前記第1のスイッチ部のカソ
ード側及び第2のスイッチ部のアノード側と接地間に接
続された第1のスイッチングトランジスタと、 前記第1のスイッチ部のアノード側及び第2のスイッチ
部のカソード側並びに前記第1のスイッチングトランジ
スタの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子
に前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチン
グトランジスタと、 前記第1のスイッチ部のアノード側とカソード側のそれ
ぞれに抵抗器を介して接続された電源端子とを備え、 前記切り替え制御信号により第1の状態が選択されたと
きに、前記第2のスイッチングトランジスタをオフ又は
オン状態となして前記第1のスイッチ部のアノード側及
び前記第2のスイッチ部のカソード側を所定の高電位と
すると共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前
記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオン又はオ
フ状態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及び
前記第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位よりも
低い所定の低電位とすると共に、前記第2の状態が選択
されたときに、前記第2のスイッチングトランジスタを
オン又はオフ状態となして前記第1のスイッチ部のアノ
ード側及び前記第2のスイッチ部のカソード側を前記低
電位とすると共に、前記第1のスイッチングトランジス
タを前記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ
又はオン状態となして前記第1のスイッチ部のカソード
側及び前記第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位
とする ことを特徴とするスイッチ回路。 - 【請求項2】少なくとも一のダイオードからなる第1乃
至第3のスイッチ部と、 前記第1のスイッチ部のアノード側と前記第2のスイッ
チ部のカソード側との間に接続され、コンデンサを介し
て接地された抵抗器を有する抵抗減衰器と、 一端側が前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第3
のスイッチ部のアノード側に接続され、他端側が第1の
入出力端子に接続された第1のコンデンサと、 一端側が前記第2のスイッチ部のアノード側と前記第3
のスイッチ部のカソード側に接続され、他端側が第2の
入出力端子に接続された第2のコンデンサと、 第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え制御信
号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカソード側と前
記第3のスイッチ部のアノード側並びに前記第3のスイ
ッチ部のカソード側及び第2のスイッチ部のアノード側
の電位を切り替える電位切り替え回路とからなり、 前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ部のアノ
ード側及び第3のスイッチ部のカソード側と接地間に接
続された第1のスイッチングトランジスタと、 前記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ
部のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジ
スタの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子
に前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチン
グトランジスタと、 前記第3のスイッチ部のアノード側とカソード側のそれ
ぞれに抵抗器を介して接続された電源端子とを備え、 前記切り替え制御信号により第1の状態が選択されたと
きに、前記第2のスイッチングトランジスタをオフ又は
オン状態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及
び前記第3のスイッチ部のアノード側を所定の高電位と
すると共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前
記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオン又はオ
フ状態となして前記第3のスイッチ部のカソード側及び
前記第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位よりも
低い所定の低電位とすると共に、前記第2の状態が選択
されたときに、前記第2のスイッチングトランジスタを
オン又はオフ状態となして前記第1のスイッチ部のカソ
ード側及び前記第3のスイッチ部のアノード側を前記低
電位とすると共に、前記第1のスイッチングトランジス
タを前記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ
又はオン状態となして前記第3のスイッチ部のカソード
側及び前記第2のスイッチ部のアノード側を前記高電位
とする ことを特徴とする信号減衰回路。 - 【請求項3】少なくとも一のダイオードからなる第1乃
至第4のスイッチ部と、 前記第1のスイッチ部のアノード側と前記第2のスイッ
チ部のカソード側との間に接続され、コンデンサを介し
て接地された抵抗器を有する第1の抵抗減衰器と、 前記第3のスイッチ部のカソード側と前記第4のスイッ
チ部のアノード側との間に接続され、コンデンサを介し
て接地された抵抗器を有する第2の抵抗減衰器と、 一端側が前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第3
のスイッチ部のアノード側に接続され、他端側が第1の
入出力端子に接続された第1のコンデンサと、 一端側が前記第2のスイッチ部のアノード側と前記第4
のスイッチ部のカソード側に接続され、他端側が第2の
入出力端子に接続された第2のコンデンサと、 第1の状態と第2の状態とを切り替える切り替え制御信
号に基づいて、前記第1のスイッチ部のカソード側と前
記第3のスイッチ部のアノード側並びに前記第2のスイ
ッチ部のアノード側及び第4のスイッチ部のカソード側
の電位を切り替える電位切り替え回路とからなり、 前記電位切り替え回路は、前記第2のスイッチ部のアノ
ード側及び第4のスイッチ部のカソード側と接地間に接
続された第1のスイッチングトランジスタと、 前記第1のスイッチ部のカソード側及び第3のスイッチ
部のアノード側並びに前記第1のスイッチングトランジ
スタの制御端子と接地間に接続されると共に、制御端子
に前記切り替え制御信号が入力された第2のスイッチン
グトランジスタと、 前記第1のスイッチ部のカソード側と前記第2のスイッ
チ部のアノード側のそれぞれに抵抗器を介して接続され
た電源端子とを備え、 前記切り替え制御信号により第1の状態が選択されたと
きに、前記第2のスイッチングトランジスタをオフ又は
オン状態となして前記第1のスイッチ部のカソード側及
び前記第3のスイッチ部のアノード側を所定の高電位と
すると共に、前記第1のスイッチングトランジスタを前
記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオン又はオ
フ状態となして前記第2のスイッチ部のアノード側及び
前記第4のスイッチ部のカソード側を前記高電位よりも
低い所定の低電位とすると共に、前記第2の状態が選択
されたときに、前記第2のスイッチングトランジスタを
オン又はオフ状態となして前記第1のスイッチ部のカソ
ード側及び前記第3のスイッチ部のアノード側を前記低
電位とすると共に、前記第1のスイッチングトランジス
タを前記第2のスイッチングトランジスタとは逆のオフ
又はオン状態となして前記第2のスイッチ部のアノード
側及び前記第4のスイッチ部のカソード側を前記高電位
とする ことを特徴とする信号減衰回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263029A JP2647737B2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | スイッチ回路及びこれを用いた信号減衰回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2263029A JP2647737B2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | スイッチ回路及びこれを用いた信号減衰回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140915A JPH04140915A (ja) | 1992-05-14 |
JP2647737B2 true JP2647737B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=17383897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2263029A Expired - Lifetime JP2647737B2 (ja) | 1990-10-02 | 1990-10-02 | スイッチ回路及びこれを用いた信号減衰回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647737B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3196539B2 (ja) | 1994-12-05 | 2001-08-06 | 株式会社村田製作所 | 高周波スイッチ |
US20020180510A1 (en) * | 2000-08-25 | 2002-12-05 | Masahisa Tamura | Communication device |
JP5024057B2 (ja) * | 2008-01-07 | 2012-09-12 | 三菱電機株式会社 | 電力増幅器 |
JP2009239794A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 多段可変利得増幅器 |
WO2012055439A1 (en) * | 2010-10-28 | 2012-05-03 | Epcos Ag | Switchable filter |
CN105162444A (zh) * | 2015-09-12 | 2015-12-16 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | 一种射频开关体偏置电路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51144168A (en) * | 1975-06-05 | 1976-12-10 | Murata Mfg Co Ltd | Electronic switcher |
JPS609338U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-22 | 株式会社東芝 | 高周波切換装置 |
JPH02217013A (ja) * | 1989-02-17 | 1990-08-29 | Murata Mfg Co Ltd | 信号経路切換回路 |
-
1990
- 1990-10-02 JP JP2263029A patent/JP2647737B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04140915A (ja) | 1992-05-14 |
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