JPH0648990Y2 - トリガ信号発生回路 - Google Patents

トリガ信号発生回路

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JPH0648990Y2
JPH0648990Y2 JP1988117843U JP11784388U JPH0648990Y2 JP H0648990 Y2 JPH0648990 Y2 JP H0648990Y2 JP 1988117843 U JP1988117843 U JP 1988117843U JP 11784388 U JP11784388 U JP 11784388U JP H0648990 Y2 JPH0648990 Y2 JP H0648990Y2
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JP
Japan
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resistor
circuit
diode
trigger signal
bipolar transistor
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JP1988117843U
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JPH0241521U (ja
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弘行 瀬谷
修一 岡本
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はオシロスコープ等に利用できるトリガ信号発
生回路に関する。
(従来技術) 従来のトリガ信号発生回路は第2図に示す如く同相増幅
器U101としきい値を決定する抵抗R101とR102とからなる
シユミツトトリガ回路で構成されている。
しかし雑音が多く含まれている信号からトリガ信号を発
生させようとすると、雑音レベル以上のしきい値幅を持
つシユミツトトリガ回路が必要である。しきい値幅を大
きくすることは回路自体の感度を低くするため、小振幅
信号に対しては動作しない。
このため信号の大きさが充分大きい場合にのみしきい値
幅が大きくなるように、シユミツトトリガ回路の動作を
切替えることが行なわれている。
この場合、第2図の破線に示す如く帰還抵抗R103と電界
効果トランジスタ等のアナログスイツチQ101との直列回
路を抵抗R102に並列に接続し、アナログスイツチQ101
オン・オフを切替えることによつて行なうのが普通であ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし上記したような従来例によると、電界効果トラン
ジスタ等のアナログスイツチが高価であるほかに、広帯
域オシロスコープ等に採用した場合には、アナログスイ
ツチも高周波で使用できるものが必要となつて、品種も
限られてくるという問題点があつた。
本考案は上記の問題点を解消して、安価に構成すること
ができるトリガ信号発生回路を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この考案のトリガ信号発生回路は、第1の抵抗が同相増
幅器の帰還回路に接続されている第2の抵抗に選択的に
並列に接続されて、第1の抵抗の接続・非接続によりし
きい値幅を変更するように構成されたシュミットトリガ
回路からなるトリガ信号発生回路において、 互いに逆直列に接続され、かつ第1の抵抗に直列接続さ
れた第1および第2のダイオードと、第1のダイオード
と第2のダイオードとの共通接続点に一端が接続された
第3の抵抗と、第3の抵抗を負荷抵抗とし、かつオン・
オフにともなって第1および第2のダイオードをオン・
オフ状態に制御するバイポーラトランジスタとを備え
て、バイポーラトランジスタのオン・オフにより第1の
抵抗の接続・非接続を制御するスイッチ回路を設けたも
のである。
(作用) 上記の如く構成したこの考案のトリガ信号発生回路にお
いて、バイポーラトランジスタをたとえばオフ状態に制
御することによつて、第1および第2のダイオードはオ
フ状態に制御される。この結果、第1の抵抗は第2の抵
抗と非接続状態となり、シユミツトトリガ回路は一般的
なシユミツトトリガ回路として作用する。
バイポーラトランジスタをたとえばオン状態に制御する
ことによつて、第1および第2のダイオードはオン状態
に制御される。この場合に第3の抵抗は同相増幅器の負
荷抵抗としても働き、この結果、トリガ信号発生回路が
作用し、第1の抵抗は第2の抵抗と接続状態となり、シ
ユミツトトリガ回路のしきい値幅は大きくなる。
この場合に、バイポーラトランジスタは安価な低周波用
のものでよく、電界効果トランジスタを使用したものよ
りも高周波の特性は優れている。さらに第1および第2
のダイオードも一般的なシリコンスイツチングダイオー
ドでよい。
(実施例) 以下、この考案を実施例により説細する。
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図である。
第1図において1は信号入力端子を、2はトリガ信号出
力端子、3はしきい値可変のための制御端子を示してい
る。
同相増幅器U101と抵抗R101・R102とでシユミツトトリガ
回路が構成してある。さらに陰極を互に接続することに
より逆直列接続されたダイオードD1とD2との直列回路に
抵抗R103を直列接続し、ダイオードD1・D2および抵抗R
103の直列回路が抵抗R102に並列に接続してある。ここ
で抵抗R103はしきい値幅を変更するための抵抗である。
ダイオードD1の陰極は抵抗R4を介して電圧+Vにプルア
ツプすると共に、抵抗R5を介してバイポーラトランジス
タQ1により選択的にアースするようにしてある。トラン
ジスタQ1のベースは制御端子3に接続してある。ここで
バイポーラトランジスタQ1、ダイオードD1およびD2は抵
抗R103を接続するか否かを決めるスイツチング回路を構
成している。
上記の如く構成されたこの実施例において、まず制御端
子3の電位が零電位の場合、バイポーラトランジスタQ1
はオフ状態に制御され、ダイオードD1およびD2は抵抗R4
を介した電圧+Vによつて逆バイアス状態で、ダイオー
ドD1およびD2はオフ状態になつている。この結果、抵抗
R103は回路動作に寄与せず、抵抗R101,R102および同相
増幅器U101のみで構成された一般的なシユミツトトリガ
回路として動作する。
つぎに、入力端子に雑音成分の多い信号が入力されて、
シユミツトトリガ回路の動作が不安定になつたとき、ま
たはしきい値幅を大きくしたいときは、制御端子3から
バイポーラトランジスタQ1にベース電流を流す。ベース
電流が流されたバイポーラトランジスタQ1はオン状態に
制御される。トランジスタQ1がオン状態のときダイオー
ドD1およびD1がオン状態になるように抵抗R4およびR5
抵抗値が設定されており、バイポーラトランジスタQ1
オン状態に制御されたことによりダイオードD1およびD2
はオン状態になる。この場合に、抵抗R5は同相増幅器U
101の負荷抵抗としても働き、この結果、トリガ信号発
生回路が作用し、抵抗R103は抵抗R102と並列接続され、
同相増幅器U101の帰還量が変化する。このためシユミツ
トトリガ回路のしきい値幅が大きくなつて、ノイズ成分
による不安定な動作を避けることができる。
以上説明したこの実施例において同相増幅器U101を用い
た場合を示したが、一般的な論理素子に置換する事も可
能である。
(考案の効果) 以上説明した如くこの考案によれば、シユミツトトリガ
回路のしきい値幅の切替をバイポーラトランジスタとダ
イオードとからなる切替回路で行なうことができる。ま
た、切替回路を構成するバイポーラトランジスタは安価
な低周波用でよく、かつダイオードも一般的なシリコン
スイツチングダイオードでよい。
したがつて電界効果トランジスタ等のアナログスイツチ
を使用したものよりも安価に構成できる。さらにまた電
界効果トランジスタを使用したものよりも本考案による
ものの方が高周波の特性が良好である。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の一実施例の回路図。 第2図は従来例の回路図。 U101…同相増幅器、Q1…バイポーラトランジスタ、D1
よびD2…ダイオード、R101,R102およびR103…しきい値
幅を決定するための抵抗、R4およびR5…抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の抵抗が同相増幅器の帰還回路に接続
    されている第2の抵抗に選択的に並列に接続されて、第
    1の抵抗の接続・非接続によりしきい値幅を変更するよ
    うに構成されたシュミットトリガ回路からなるトリガ信
    号発生回路において、 互いに逆直列に接続され、かつ第1の抵抗に直列接続さ
    れた第1および第2のダイオードと、第1のダイオード
    と第2のダイオードとの共通接続点に一端が接続された
    第3の抵抗と、第3の抵抗を負荷抵抗とし、かつオン・
    オフにともなって第1および第2のダイオードをオン・
    オフ状態に制御するバイポーラトランジスタとを備え
    て、バイポーラトランジスタのオン・オフにより第1の
    抵抗の接続・非接続を制御するスイッチ回路を設けたこ
    とを特徴とするトリガ信号発生回路。
JP1988117843U 1988-09-09 1988-09-09 トリガ信号発生回路 Expired - Lifetime JPH0648990Y2 (ja)

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JPH0241521U JPH0241521U (ja) 1990-03-22
JPH0648990Y2 true JPH0648990Y2 (ja) 1994-12-12

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