JPH0722935A - スイッチ回路 - Google Patents
スイッチ回路Info
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- JPH0722935A JPH0722935A JP16298593A JP16298593A JPH0722935A JP H0722935 A JPH0722935 A JP H0722935A JP 16298593 A JP16298593 A JP 16298593A JP 16298593 A JP16298593 A JP 16298593A JP H0722935 A JPH0722935 A JP H0722935A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号電圧が単電圧である制御信号により、高
周波信号の出力レベルを切り替えることが可能なスイッ
チ回路を提供する。 【構成】 高周波信号の直流電圧を遮断するコンデンサ
1,4と、コンデンサ1にアノードを接続したダイオー
ド2と、ダイオード2のカソードに接続されたコンデン
サ4と、ダイオード2のカソードにアノードを接続した
ダイオード7と、動作が逆であるスイッチ10,11
と、抵抗5,9とインダクタ6,8とを備え、バイアス
電圧印加端子15の電位を正の一定値に保ち、制御信号
入力端子14から入力される制御信号の信号電圧が所定
値か0かでスイッチ10,11の動作を切り替え、入力
端子12から入力された高周波信号の出力端子13から
の出力レベルを切り替える。
周波信号の出力レベルを切り替えることが可能なスイッ
チ回路を提供する。 【構成】 高周波信号の直流電圧を遮断するコンデンサ
1,4と、コンデンサ1にアノードを接続したダイオー
ド2と、ダイオード2のカソードに接続されたコンデン
サ4と、ダイオード2のカソードにアノードを接続した
ダイオード7と、動作が逆であるスイッチ10,11
と、抵抗5,9とインダクタ6,8とを備え、バイアス
電圧印加端子15の電位を正の一定値に保ち、制御信号
入力端子14から入力される制御信号の信号電圧が所定
値か0かでスイッチ10,11の動作を切り替え、入力
端子12から入力された高周波信号の出力端子13から
の出力レベルを切り替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力する信号の出力を
切り替えるスイッチ回路に関し、特に高周波信号の出力
レベルを切り替えるスイッチ回路に関する。
切り替えるスイッチ回路に関し、特に高周波信号の出力
レベルを切り替えるスイッチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波信号を入力し、その出力を
制御する回路として、スイッチ回路が用いられている。
従来のスイッチ回路としては、例えば、正負2種類の制
御電圧で高周波信号の出力レベルを切り替えるスイッチ
回路がある。図5は、このようなスイッチ回路の回路図
である。図中、21,24はコンデンサ、22,26は
ダイオード、25はインダクタ、27は抵抗、51は入
力端子、52は出力端子、53は制御信号入力端子であ
る。
制御する回路として、スイッチ回路が用いられている。
従来のスイッチ回路としては、例えば、正負2種類の制
御電圧で高周波信号の出力レベルを切り替えるスイッチ
回路がある。図5は、このようなスイッチ回路の回路図
である。図中、21,24はコンデンサ、22,26は
ダイオード、25はインダクタ、27は抵抗、51は入
力端子、52は出力端子、53は制御信号入力端子であ
る。
【0003】コンデンサ21は、一端は入力端子51に
接続され、他端はダイオード22のアノード、インダク
タ25の一端と接続されており、入力された高周波信号
に付加された直流電圧を遮断する。ダイオード22は、
アノードが上記コンデンサ21、インダクタ25の一端
と接続されており、カソードがダイオード26のアノー
ド、抵抗27の一端と接続されている。
接続され、他端はダイオード22のアノード、インダク
タ25の一端と接続されており、入力された高周波信号
に付加された直流電圧を遮断する。ダイオード22は、
アノードが上記コンデンサ21、インダクタ25の一端
と接続されており、カソードがダイオード26のアノー
ド、抵抗27の一端と接続されている。
【0004】コンデンサ24は、一端がダイオード22
のカソード、ダイオード22のアノード、抵抗27の一
端、他端が出力端子52と接続されており、入力された
高周波信号に付加された直流電圧を遮断する。インダク
タ25は、一端がコンデンサ21の他端、ダイオード2
2のアノードに接続され、他端が接地されており、ダイ
オード22のアノードの電位を直流的に0〔V〕に保
ち、かつ高周波信号を遮断する。ダイオード26は、ア
ノードがダイオード22のカソード、抵抗27の一端と
接続され、カソードが接地されている。
のカソード、ダイオード22のアノード、抵抗27の一
端、他端が出力端子52と接続されており、入力された
高周波信号に付加された直流電圧を遮断する。インダク
タ25は、一端がコンデンサ21の他端、ダイオード2
2のアノードに接続され、他端が接地されており、ダイ
オード22のアノードの電位を直流的に0〔V〕に保
ち、かつ高周波信号を遮断する。ダイオード26は、ア
ノードがダイオード22のカソード、抵抗27の一端と
接続され、カソードが接地されている。
【0005】抵抗27は、一端がダイオード22のカソ
ード、ダイオード26のアノード、コンデンサ24の一
端、他端が制御信号入力端子53と接続されており、抵
抗値は大きく高周波信号を遮断する。入力端子51は、
コンデンサ21の一端に接続されており、高周波信号が
入力端子51から入力される。出力端子52は、コンデ
ンサ24の他端に接続されており、コンデンサ24の他
端から出力された高周波信号が出力端子52から出力さ
れる。制御信号入力端子53は、抵抗27の他端に接続
されており、制御信号が制御信号入力端子53から入力
される。
ード、ダイオード26のアノード、コンデンサ24の一
端、他端が制御信号入力端子53と接続されており、抵
抗値は大きく高周波信号を遮断する。入力端子51は、
コンデンサ21の一端に接続されており、高周波信号が
入力端子51から入力される。出力端子52は、コンデ
ンサ24の他端に接続されており、コンデンサ24の他
端から出力された高周波信号が出力端子52から出力さ
れる。制御信号入力端子53は、抵抗27の他端に接続
されており、制御信号が制御信号入力端子53から入力
される。
【0006】以下、上記スイッチ回路の動作について説
明する。ここで、このスイッチ回路の出力レベルを切り
替える制御信号は、信号電圧が+B〔V〕,−B〔V〕
の2通りの値をとり、この電圧値によってスイッチを切
り替える。まず、制御信号入力端子53から、信号電圧
が−B〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。
明する。ここで、このスイッチ回路の出力レベルを切り
替える制御信号は、信号電圧が+B〔V〕,−B〔V〕
の2通りの値をとり、この電圧値によってスイッチを切
り替える。まず、制御信号入力端子53から、信号電圧
が−B〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。
【0007】制御信号入力端子53から、信号電圧が−
B〔V〕の制御信号が入力されると、抵抗27を通し
て、ダイオード22のカソード及びダイオード26のア
ノードに制御電圧−B〔V〕が加えられる。ダイオード
22はアノードの電位が0、カソードの電位が−B
〔V〕となり、順バイアス状態となる。また、ダイオー
ド26はアノードの電位が−B〔V〕、カソードの電位
が0〔V〕となり、逆バイアス状態になる。
B〔V〕の制御信号が入力されると、抵抗27を通し
て、ダイオード22のカソード及びダイオード26のア
ノードに制御電圧−B〔V〕が加えられる。ダイオード
22はアノードの電位が0、カソードの電位が−B
〔V〕となり、順バイアス状態となる。また、ダイオー
ド26はアノードの電位が−B〔V〕、カソードの電位
が0〔V〕となり、逆バイアス状態になる。
【0008】入力端子51から高周波信号が入力される
と、コンデンサ21は、高周波信号に付加された直流電
圧を遮断し、高周波信号のみをダイオード22のアノー
ド、インダクタ25の一端へ出力する。ダイオード22
は、順バイアス状態であるため、高周波信号は、ほとん
ど減衰することなく、ダイオード26のアノード、抵抗
27の一端へ出力される。また、インダクタ25におい
ては、一端から高周波信号を入力されると、インダクタ
ンスが大きくなり、高周波信号は遮断され、他端から高
周波信号は出力されない。
と、コンデンサ21は、高周波信号に付加された直流電
圧を遮断し、高周波信号のみをダイオード22のアノー
ド、インダクタ25の一端へ出力する。ダイオード22
は、順バイアス状態であるため、高周波信号は、ほとん
ど減衰することなく、ダイオード26のアノード、抵抗
27の一端へ出力される。また、インダクタ25におい
ては、一端から高周波信号を入力されると、インダクタ
ンスが大きくなり、高周波信号は遮断され、他端から高
周波信号は出力されない。
【0009】ダイオード26は、逆バイアス状態である
ため、ダイオード22から入力された高周波信号を遮断
する。抵抗27は、抵抗値が大きく設定されているた
め、高周波信号を遮断する。コンデンサ24は、入力し
た高周波信号に制御信号により付加された直流電圧を遮
断し、高周波信号のみを出力端子52から出力する。以
上、説明したように、信号電圧−B〔V〕の制御信号を
入力する場合、高周波信号は出力端子52から出力され
る。
ため、ダイオード22から入力された高周波信号を遮断
する。抵抗27は、抵抗値が大きく設定されているた
め、高周波信号を遮断する。コンデンサ24は、入力し
た高周波信号に制御信号により付加された直流電圧を遮
断し、高周波信号のみを出力端子52から出力する。以
上、説明したように、信号電圧−B〔V〕の制御信号を
入力する場合、高周波信号は出力端子52から出力され
る。
【0010】次に、制御信号入力端子53から、信号電
圧が+B〔V〕の制御信号を入力する場合について説明
する。制御信号入力端子53から、信号電圧が+B
〔V〕の制御信号が入力されると、抵抗27を通して、
ダイオード22のカソード及びダイオード26のアノー
ドに制御電圧+B〔V〕が加えられる。ダイオード22
はアノードの電位が0、カソードの電位が+B〔V〕と
なり、逆バイアス状態となる。また、ダイオード26は
アノードの電位が+B〔V〕、カソードの電位が0
〔V〕となり、順バイアス状態になる。
圧が+B〔V〕の制御信号を入力する場合について説明
する。制御信号入力端子53から、信号電圧が+B
〔V〕の制御信号が入力されると、抵抗27を通して、
ダイオード22のカソード及びダイオード26のアノー
ドに制御電圧+B〔V〕が加えられる。ダイオード22
はアノードの電位が0、カソードの電位が+B〔V〕と
なり、逆バイアス状態となる。また、ダイオード26は
アノードの電位が+B〔V〕、カソードの電位が0
〔V〕となり、順バイアス状態になる。
【0011】入力端子51から高周波信号が入力される
と、コンデンサ21は、高周波信号に付加された直流電
圧を遮断し、高周波信号のみをダイオード22のアノー
ド、インダクタ25の一端に出力する。ダイオード22
は、逆バイアス状態であるため、高周波信号は減衰し、
減衰した高周波信号がダイオード26のアノード、抵抗
27の一端に出力される。また、インダクタ25におい
ては、一端から高周波信号を入力すると、インダクタン
スが大きくなり、高周波信号は遮断され、他端から高周
波信号は出力されない。
と、コンデンサ21は、高周波信号に付加された直流電
圧を遮断し、高周波信号のみをダイオード22のアノー
ド、インダクタ25の一端に出力する。ダイオード22
は、逆バイアス状態であるため、高周波信号は減衰し、
減衰した高周波信号がダイオード26のアノード、抵抗
27の一端に出力される。また、インダクタ25におい
ては、一端から高周波信号を入力すると、インダクタン
スが大きくなり、高周波信号は遮断され、他端から高周
波信号は出力されない。
【0012】ダイオード26は、順バイアス状態である
ため、ダイオード22から入力された高周波信号を遮断
することなく、通過させる。抵抗27は、抵抗値が大き
く設定されているため、高周波信号を遮断する。コンデ
ンサ24は、ダイオード22によって減衰された高周波
信号が入力される。そして、この減衰された高周波信号
は出力端子52から出力される。
ため、ダイオード22から入力された高周波信号を遮断
することなく、通過させる。抵抗27は、抵抗値が大き
く設定されているため、高周波信号を遮断する。コンデ
ンサ24は、ダイオード22によって減衰された高周波
信号が入力される。そして、この減衰された高周波信号
は出力端子52から出力される。
【0013】以上、説明したように、信号電圧+B
〔V〕の制御信号を入力する場合、減衰された低レベル
の高周波信号が出力端子52から出力される。
〔V〕の制御信号を入力する場合、減衰された低レベル
の高周波信号が出力端子52から出力される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイッ
チの切り替えを制御する信号電圧として、所定値と0の
2通りの値をとる単電圧の制御信号を用いる場合には、
上記スイッチ回路に対して、新たにこのスイッチ回路の
ための制御信号発生回路を設けねばならず、余分な回路
構成が必要となるという問題点があった。そこで、本発
明は、かかる問題点に鑑み、信号電圧が単電圧である制
御信号により、高周波信号の出力を切り替えることが可
能なスイッチ回路を提供することを目的とする。
チの切り替えを制御する信号電圧として、所定値と0の
2通りの値をとる単電圧の制御信号を用いる場合には、
上記スイッチ回路に対して、新たにこのスイッチ回路の
ための制御信号発生回路を設けねばならず、余分な回路
構成が必要となるという問題点があった。そこで、本発
明は、かかる問題点に鑑み、信号電圧が単電圧である制
御信号により、高周波信号の出力を切り替えることが可
能なスイッチ回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本請求項1の発明に係る
スイッチ回路は、スイッチの切り替えを制御する制御信
号の信号電圧が所定値か0かにより、入力端子から入力
された高周波信号の出力端子からの出力レベルを切り替
えるスイッチ回路であって、一端が入力端子に接続され
た第1のコンデンサと、アノードが前記第1のコンデン
サの他端に接続された第1のダイオードと、一端が前記
第1のダイオードのカソードに接続され、他端が出力端
子と接続された第2のコンデンサと、アノードが前記第
1のダイオードのカソードに接続され、カソードが一定
電位の第2のダイオードと、前記制御信号の信号電圧が
所定値の場合に、前記第1のダイオードの両端に順バイ
アス電圧を加え、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第1のダイオードの両端に逆バイアス電圧を加
える第1の電圧印加手段と、前記制御信号の信号電圧が
所定値の場合に、前記第2のダイオードの両端の電位差
を0にし、前記制御信号の信号電圧が0の場合に、前記
第2のダイオードの両端に順バイアス電圧を加える第2
の電圧印加手段とを備えることを特徴としている。
スイッチ回路は、スイッチの切り替えを制御する制御信
号の信号電圧が所定値か0かにより、入力端子から入力
された高周波信号の出力端子からの出力レベルを切り替
えるスイッチ回路であって、一端が入力端子に接続され
た第1のコンデンサと、アノードが前記第1のコンデン
サの他端に接続された第1のダイオードと、一端が前記
第1のダイオードのカソードに接続され、他端が出力端
子と接続された第2のコンデンサと、アノードが前記第
1のダイオードのカソードに接続され、カソードが一定
電位の第2のダイオードと、前記制御信号の信号電圧が
所定値の場合に、前記第1のダイオードの両端に順バイ
アス電圧を加え、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第1のダイオードの両端に逆バイアス電圧を加
える第1の電圧印加手段と、前記制御信号の信号電圧が
所定値の場合に、前記第2のダイオードの両端の電位差
を0にし、前記制御信号の信号電圧が0の場合に、前記
第2のダイオードの両端に順バイアス電圧を加える第2
の電圧印加手段とを備えることを特徴としている。
【0016】また、本請求項2の発明に係るスイッチ回
路は、スイッチの切り替えを制御する制御信号の信号電
圧が所定値か0かにより、入力端子から入力された高周
波信号の出力端子からの出力レベルを切り替えるスイッ
チ回路であって、一端が入力端子に接続された第1のコ
ンデンサと、アノードが前記第1のコンデンサの他端に
接続された第1のダイオードと、一端が前記第1のダイ
オードのカソードに接続され、他端が出力端子と接続さ
れた第2のコンデンサと、アノードが前記第1のダイオ
ードのカソードに接続され、カソードが一定電位の第2
のダイオードと、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第1のダイオードの両端に順バイアス電圧を加
え、前記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第
1のダイオードの両端に逆バイアス電圧を加える第1の
電圧印加手段と、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第2のダイオードの両端の電位差を0にし、前
記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第2のダ
イオードの両端に順バイアス電圧を加える第2の電圧印
加手段とを備えることを特徴としている。
路は、スイッチの切り替えを制御する制御信号の信号電
圧が所定値か0かにより、入力端子から入力された高周
波信号の出力端子からの出力レベルを切り替えるスイッ
チ回路であって、一端が入力端子に接続された第1のコ
ンデンサと、アノードが前記第1のコンデンサの他端に
接続された第1のダイオードと、一端が前記第1のダイ
オードのカソードに接続され、他端が出力端子と接続さ
れた第2のコンデンサと、アノードが前記第1のダイオ
ードのカソードに接続され、カソードが一定電位の第2
のダイオードと、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第1のダイオードの両端に順バイアス電圧を加
え、前記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第
1のダイオードの両端に逆バイアス電圧を加える第1の
電圧印加手段と、前記制御信号の信号電圧が0の場合
に、前記第2のダイオードの両端の電位差を0にし、前
記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第2のダ
イオードの両端に順バイアス電圧を加える第2の電圧印
加手段とを備えることを特徴としている。
【0017】さらに、本請求項3の発明に係るスイッチ
回路は、請求項1記載のスイッチ回路と同じ構成の第1
のスイッチ回路部と、請求項2記載のスイッチ回路と同
じ構成の第2のスイッチ回路部と、制御信号の信号電圧
が所定値である場合に、前記第1のスイッチ回路部から
出力される高周波信号を出力し、前記第2のスイッチ回
路部の出力を遮断し、信号電圧が0の場合に、前記第1
のスイッチ回路部の出力を遮断し、前記第2のスイッチ
回路部から出力される高周波信号を出力する出力制御手
段とを備えることを特徴としている。
回路は、請求項1記載のスイッチ回路と同じ構成の第1
のスイッチ回路部と、請求項2記載のスイッチ回路と同
じ構成の第2のスイッチ回路部と、制御信号の信号電圧
が所定値である場合に、前記第1のスイッチ回路部から
出力される高周波信号を出力し、前記第2のスイッチ回
路部の出力を遮断し、信号電圧が0の場合に、前記第1
のスイッチ回路部の出力を遮断し、前記第2のスイッチ
回路部から出力される高周波信号を出力する出力制御手
段とを備えることを特徴としている。
【0018】
【作用】上記請求項1の構成によれば、制御信号入力手
段が入力する制御信号の信号電圧が所定の値であれば、
第1のダイオードの両端に所定の電位差を発生させ、信
号電圧が0であれば、第1のダイオードの両端に前記所
定の電位差と逆の電位差を発生させる。前記第1のダイ
オードの両端に発生された電位差により順バイアス電圧
になると、入力した高周波信号は、ほとんど減衰するこ
となく、出力される。また、前記第1のダイオードの両
端に発生された電位差により、逆バイアス状態になる
と、入力された高周波信号は第1のダイオードの抵抗値
が大きいため、減衰する。さらに、このとき、第2のダ
イオードは順バイアス状態となるため、抵抗値が小さく
なり、高周波信号はさらに減衰する。
段が入力する制御信号の信号電圧が所定の値であれば、
第1のダイオードの両端に所定の電位差を発生させ、信
号電圧が0であれば、第1のダイオードの両端に前記所
定の電位差と逆の電位差を発生させる。前記第1のダイ
オードの両端に発生された電位差により順バイアス電圧
になると、入力した高周波信号は、ほとんど減衰するこ
となく、出力される。また、前記第1のダイオードの両
端に発生された電位差により、逆バイアス状態になる
と、入力された高周波信号は第1のダイオードの抵抗値
が大きいため、減衰する。さらに、このとき、第2のダ
イオードは順バイアス状態となるため、抵抗値が小さく
なり、高周波信号はさらに減衰する。
【0019】また、上記請求項2の構成によれば、制御
信号入力手段が入力する制御信号の信号電圧が0であれ
ば、第1のダイオードの両端に所定の電位差を発生さ
せ、信号電圧が所定の値であれば、第1のダイオードの
両端に前記所定の電位差と逆の電位差を発生させる。前
記第1のダイオードの両端に発生された電位差により順
バイアス電圧になると、入力された高周波信号は、ほと
んど減衰することなく、出力される。また、前記第1の
ダイオードの両端に発生された電位差により、逆バイア
ス状態になると、入力された高周波信号は第1のダイオ
ードの抵抗値が大きいため、減衰する。さらに、このと
き、第2のダイオードは順バイアス状態となるため、抵
抗値が小さくなり、高周波信号はさらに減衰する。
信号入力手段が入力する制御信号の信号電圧が0であれ
ば、第1のダイオードの両端に所定の電位差を発生さ
せ、信号電圧が所定の値であれば、第1のダイオードの
両端に前記所定の電位差と逆の電位差を発生させる。前
記第1のダイオードの両端に発生された電位差により順
バイアス電圧になると、入力された高周波信号は、ほと
んど減衰することなく、出力される。また、前記第1の
ダイオードの両端に発生された電位差により、逆バイア
ス状態になると、入力された高周波信号は第1のダイオ
ードの抵抗値が大きいため、減衰する。さらに、このと
き、第2のダイオードは順バイアス状態となるため、抵
抗値が小さくなり、高周波信号はさらに減衰する。
【0020】さらに、上記請求項3の構成によれば、第
1のスイッチ回路部の入力した高周波信号と、第1のス
イッチ回路部と逆の動作を行う第2のスイッチ回路部の
入力した高周波信号とを制御信号が所定値であるか0か
により、択一的に出力する。
1のスイッチ回路部の入力した高周波信号と、第1のス
イッチ回路部と逆の動作を行う第2のスイッチ回路部の
入力した高周波信号とを制御信号が所定値であるか0か
により、択一的に出力する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るスイッチ回路について、
図面に従い具体的に説明する。図1は本発明のスイッチ
回路の第1の構成例を示す図面である。1,4はコンデ
ンサ、2,7はダイオード、5,9は抵抗、6,8はイ
ンダクタ、10,11はスイッチ、12は入力端子、1
3は出力端子、14は制御信号入力端子、15はバイア
ス電圧印加端子である。
図面に従い具体的に説明する。図1は本発明のスイッチ
回路の第1の構成例を示す図面である。1,4はコンデ
ンサ、2,7はダイオード、5,9は抵抗、6,8はイ
ンダクタ、10,11はスイッチ、12は入力端子、1
3は出力端子、14は制御信号入力端子、15はバイア
ス電圧印加端子である。
【0022】コンデンサ1は、一端が入力端子12と接
続され、他端がダイオード2のアノード、インダクタ6
の一端と接続されており、入力された高周波信号に付加
された直流電圧を遮断する。ダイオード2は、アノード
がコンデンサ1の他端、インダクタ6の一端、カソード
がコンデンサ4の一端、ダイオード7のアノード、イン
ダクタ8の一端と接続されている。コンデンサ4は、一
端が抵抗3の他端、他端が出力端子13と接続されてお
り、入力した高周波信号に付加された直流電圧を遮断す
る。
続され、他端がダイオード2のアノード、インダクタ6
の一端と接続されており、入力された高周波信号に付加
された直流電圧を遮断する。ダイオード2は、アノード
がコンデンサ1の他端、インダクタ6の一端、カソード
がコンデンサ4の一端、ダイオード7のアノード、イン
ダクタ8の一端と接続されている。コンデンサ4は、一
端が抵抗3の他端、他端が出力端子13と接続されてお
り、入力した高周波信号に付加された直流電圧を遮断す
る。
【0023】抵抗5は、一端がバイアス電圧印加端子1
5、他端がスイッチ10の端子101、インダクタ6の
他端に接続されている。インダクタ6は、一端がコンデ
ンサ1の他端、ダイオード2のアノード、他端が抵抗5
の他端、スイッチ10の端子101に接続されており、
スイッチ10がオン状態のとき、ダイオード2のアノー
ドの電位を直流的に0〔V〕に保ち、かつ高周波信号を
遮断する。
5、他端がスイッチ10の端子101、インダクタ6の
他端に接続されている。インダクタ6は、一端がコンデ
ンサ1の他端、ダイオード2のアノード、他端が抵抗5
の他端、スイッチ10の端子101に接続されており、
スイッチ10がオン状態のとき、ダイオード2のアノー
ドの電位を直流的に0〔V〕に保ち、かつ高周波信号を
遮断する。
【0024】ダイオード7は、アノードがダイオード2
のカソード、コンデンサ4の一端、インダクタ8の一端
に接続されており、カソードが接地されている。インダ
クタ8は、一端がダイオード2のカソード、コンデンサ
4の一端、ダイオード7のアノード、他端が抵抗9の他
端、スイッチ11の端子111に接続されており、ダイ
オード7のアノードの電位を直流的に0〔V〕に保ち、
かつ高周波信号を遮断する。抵抗9は、一端がバイアス
電圧印加端子15、他端がインダクタ8の他端、スイッ
チ11の端子111に接続されている。
のカソード、コンデンサ4の一端、インダクタ8の一端
に接続されており、カソードが接地されている。インダ
クタ8は、一端がダイオード2のカソード、コンデンサ
4の一端、ダイオード7のアノード、他端が抵抗9の他
端、スイッチ11の端子111に接続されており、ダイ
オード7のアノードの電位を直流的に0〔V〕に保ち、
かつ高周波信号を遮断する。抵抗9は、一端がバイアス
電圧印加端子15、他端がインダクタ8の他端、スイッ
チ11の端子111に接続されている。
【0025】スイッチ10は、端子101,102、制
御信号入力端子103を備え、端子101をインダクタ
6の他端、他方の端子を抵抗5の他端に接続され、端子
102が接地されている。そして、制御信号入力端子1
03は、制御信号入力端子14と接続され、制御信号の
信号電圧が+V〔V〕の場合、端子101と端子102
とを接続し、制御信号の信号電圧が0〔V〕の場合、端
子111と端子112とを接続しない。図2に、スイッ
チ10の回路の一構成例を示す。図2に示すスイッチ1
0は、制御信号入力端子31、端子32、端子33と、
抵抗34,35と、トランジスタ36とで構成され、信
号電圧として+V〔V〕の制御信号が制御信号入力端子
31から入力されると、端子32から入力された電流が
端子33に流れる。また、信号電圧として、0〔V〕の
制御信号が制御信号入力端子31から入力されると、端
子32から入力された電流が端子33に流れない。
御信号入力端子103を備え、端子101をインダクタ
6の他端、他方の端子を抵抗5の他端に接続され、端子
102が接地されている。そして、制御信号入力端子1
03は、制御信号入力端子14と接続され、制御信号の
信号電圧が+V〔V〕の場合、端子101と端子102
とを接続し、制御信号の信号電圧が0〔V〕の場合、端
子111と端子112とを接続しない。図2に、スイッ
チ10の回路の一構成例を示す。図2に示すスイッチ1
0は、制御信号入力端子31、端子32、端子33と、
抵抗34,35と、トランジスタ36とで構成され、信
号電圧として+V〔V〕の制御信号が制御信号入力端子
31から入力されると、端子32から入力された電流が
端子33に流れる。また、信号電圧として、0〔V〕の
制御信号が制御信号入力端子31から入力されると、端
子32から入力された電流が端子33に流れない。
【0026】スイッチ11は、端子111,112、制
御信号入力端子113を備え、端子111はインダクタ
8の他端、抵抗9の他端に接続され、端子112が接地
されている。端子113は、スイッチ10と同様に、制
御信号入力端子14と接続され、制御信号の信号電圧が
0〔V〕の場合、端子111と端子112とを接続し、
制御信号の信号電圧が+V〔V〕の場合、端子111と
端子112とを接続しない。図3に、スイッチ11の回
路の一構成例を示す。図3に示すスイッチ11は、端子
40,41,42,制御信号入力端子43、抵抗44,
45,46,47、トランジスタ48,49で構成さ
れ、端子40には、正の電圧が加えられている。制御信
号入力端子43から、信号電圧0〔V〕の制御信号が入
力されると、トランジスタ49はオン状態となり、トラ
ンジスタ48のベースに電流が流れる。これにより、ト
ランジスタ48はオン状態になり、端子41を通じて、
入力された電流は端子42を通じて出力される。また、
制御信号入力端子43から、信号電圧+V〔V〕の制御
信号が入力されると、トランジスタ49はオフ状態とな
り、トランジスタ48のベースに電流が流れない。これ
により、トランジスタ48はオフ状態になり、端子41
を通じて、入力された電流は端子42を通じて出力され
ない。
御信号入力端子113を備え、端子111はインダクタ
8の他端、抵抗9の他端に接続され、端子112が接地
されている。端子113は、スイッチ10と同様に、制
御信号入力端子14と接続され、制御信号の信号電圧が
0〔V〕の場合、端子111と端子112とを接続し、
制御信号の信号電圧が+V〔V〕の場合、端子111と
端子112とを接続しない。図3に、スイッチ11の回
路の一構成例を示す。図3に示すスイッチ11は、端子
40,41,42,制御信号入力端子43、抵抗44,
45,46,47、トランジスタ48,49で構成さ
れ、端子40には、正の電圧が加えられている。制御信
号入力端子43から、信号電圧0〔V〕の制御信号が入
力されると、トランジスタ49はオン状態となり、トラ
ンジスタ48のベースに電流が流れる。これにより、ト
ランジスタ48はオン状態になり、端子41を通じて、
入力された電流は端子42を通じて出力される。また、
制御信号入力端子43から、信号電圧+V〔V〕の制御
信号が入力されると、トランジスタ49はオフ状態とな
り、トランジスタ48のベースに電流が流れない。これ
により、トランジスタ48はオフ状態になり、端子41
を通じて、入力された電流は端子42を通じて出力され
ない。
【0027】入力端子12は、コンデンサ1の一端と接
続されており、高周波信号が入力端子12から入力され
る。出力端子13は、コンデンサ14の一端と接続され
ており、高周波信号が出力端子13から出力される。制
御信号入力端子14は、スイッチ10の制御信号入力端
子103、制御信号入力端子113と接続されており、
スイッチの切り替えを制御する制御信号が制御信号入力
端子113から入力される。バイアス電圧印加端子15
は、抵抗5,抵抗9の一端と接続され、電位が+A
〔V〕に保たれている。
続されており、高周波信号が入力端子12から入力され
る。出力端子13は、コンデンサ14の一端と接続され
ており、高周波信号が出力端子13から出力される。制
御信号入力端子14は、スイッチ10の制御信号入力端
子103、制御信号入力端子113と接続されており、
スイッチの切り替えを制御する制御信号が制御信号入力
端子113から入力される。バイアス電圧印加端子15
は、抵抗5,抵抗9の一端と接続され、電位が+A
〔V〕に保たれている。
【0028】以下、スイッチ回路の動作について説明す
る。ここで、このスイッチ回路の出力レベルを切り替え
る制御信号は、信号電圧が+V〔V〕,0〔V〕の2通
りの値をとり、この電圧値によって、スイッチを切り替
える。まず、制御信号入力端子14から、信号電圧が−
V〔V〕の制御信号を入力する場合について説明する。
制御信号入力端子14から信号電圧が+V〔V〕の制御
信号が入力されると、スイッチ10がオン、スイッチ1
1がオフとなる。これにより、ダイオード2のアノード
の電位は0〔V〕になり、ダイオード2のカソード及び
ダイオード7のアノードの電位は+VF 〔V〕となる。
ここで、電圧+VF はバイアス電圧印加端子15を通じ
て、加えられる電圧+A〔V〕がインダクタ8及び抵抗
9により降下後の電圧である。これにより、ダイオード
2が逆バイアス状態、ダイオード7が順バイアス状態と
なる。
る。ここで、このスイッチ回路の出力レベルを切り替え
る制御信号は、信号電圧が+V〔V〕,0〔V〕の2通
りの値をとり、この電圧値によって、スイッチを切り替
える。まず、制御信号入力端子14から、信号電圧が−
V〔V〕の制御信号を入力する場合について説明する。
制御信号入力端子14から信号電圧が+V〔V〕の制御
信号が入力されると、スイッチ10がオン、スイッチ1
1がオフとなる。これにより、ダイオード2のアノード
の電位は0〔V〕になり、ダイオード2のカソード及び
ダイオード7のアノードの電位は+VF 〔V〕となる。
ここで、電圧+VF はバイアス電圧印加端子15を通じ
て、加えられる電圧+A〔V〕がインダクタ8及び抵抗
9により降下後の電圧である。これにより、ダイオード
2が逆バイアス状態、ダイオード7が順バイアス状態と
なる。
【0029】入力端子12から高周波信号が入力される
と、コンデンサ1は、高周波信号に付加された直流電圧
を遮断し、高周波信号のみをダイオード2のアノード、
インダクタ6の一端に出力する。ダイオード2は、逆バ
イアス状態であるため、高周波信号は減衰し、減衰した
高周波信号がダイオード7のアノード、コンデンサ4の
一端、インダクタ8の一端に出力される。また、インダ
クタ6においては、一端から高周波信号が入力される
と、インダクタンスが大きくなり、高周波信号は遮断さ
れ、他端から出力されない。
と、コンデンサ1は、高周波信号に付加された直流電圧
を遮断し、高周波信号のみをダイオード2のアノード、
インダクタ6の一端に出力する。ダイオード2は、逆バ
イアス状態であるため、高周波信号は減衰し、減衰した
高周波信号がダイオード7のアノード、コンデンサ4の
一端、インダクタ8の一端に出力される。また、インダ
クタ6においては、一端から高周波信号が入力される
と、インダクタンスが大きくなり、高周波信号は遮断さ
れ、他端から出力されない。
【0030】ダイオード7は、順バイアス状態であるた
め、アノードから入力した高周波信号をカソードから出
力する。コンデンサ4は、ダイオード2によって減衰さ
れた高周波信号を受け取り、出力端子13から出力す
る。以上、説明したように、信号電圧+V〔V〕の制御
信号を入力する場合、入力された高周波信号は、ダイオ
ード2によって減衰され、低出力レベルの高周波信号と
して出力端子13から出力される。
め、アノードから入力した高周波信号をカソードから出
力する。コンデンサ4は、ダイオード2によって減衰さ
れた高周波信号を受け取り、出力端子13から出力す
る。以上、説明したように、信号電圧+V〔V〕の制御
信号を入力する場合、入力された高周波信号は、ダイオ
ード2によって減衰され、低出力レベルの高周波信号と
して出力端子13から出力される。
【0031】次に、制御信号入力端子14から、信号電
圧が0〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。制御信号入力端子14から信号電圧が0〔V〕の制
御信号が入力されると、スイッチ10がオフ、スイッチ
11がオンとなる。これにより、ダイオード2のアノー
ドの電位は+VF 〔V〕になり、ダイオード2のカソー
ド及びダイオード7のアノードの電位は0〔V〕とな
る。ここで、電圧+VF はバイアス電圧印加端子15を
通じて、加えられる電圧+A〔V〕がインダクタ6及び
抵抗5により降下した後の電圧である。これにより、ダ
イオード7の両端の電位差が0〔V〕、ダイオード2が
順バイアス状態となる。
圧が0〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。制御信号入力端子14から信号電圧が0〔V〕の制
御信号が入力されると、スイッチ10がオフ、スイッチ
11がオンとなる。これにより、ダイオード2のアノー
ドの電位は+VF 〔V〕になり、ダイオード2のカソー
ド及びダイオード7のアノードの電位は0〔V〕とな
る。ここで、電圧+VF はバイアス電圧印加端子15を
通じて、加えられる電圧+A〔V〕がインダクタ6及び
抵抗5により降下した後の電圧である。これにより、ダ
イオード7の両端の電位差が0〔V〕、ダイオード2が
順バイアス状態となる。
【0032】入力端子12から高周波信号が入力される
と、コンデンサ1は、高周波信号に付加された直流電圧
を遮断し、高周波信号のみをダイオード2のアノード、
インダクタ6の一端に出力する。ダイオード2は、順バ
イアス状態であるため、高周波信号はダイオード7のア
ノード、コンデンサ4の一端、インダクタ8の一端に出
力される。また、インダクタ6においては、一端から高
周波信号を入力されると、インダクタンスが大きくな
り、高周波信号は遮断され、他端から出力されない。
と、コンデンサ1は、高周波信号に付加された直流電圧
を遮断し、高周波信号のみをダイオード2のアノード、
インダクタ6の一端に出力する。ダイオード2は、順バ
イアス状態であるため、高周波信号はダイオード7のア
ノード、コンデンサ4の一端、インダクタ8の一端に出
力される。また、インダクタ6においては、一端から高
周波信号を入力されると、インダクタンスが大きくな
り、高周波信号は遮断され、他端から出力されない。
【0033】ダイオード7は、両端の電位差が0である
ため、アノードから入力した高周波信号は遮断され、カ
ソードから出力されない。また、このとき、一端から入
力した高周波信号は他端からコンデンサ4に出力され
る。コンデンサ4は、一端から高周波信号を入力される
と、高周波信号の直流電圧を遮断し、他端から出力端子
13に高周波信号を出力し、出力端子13は高周波信号
を出力する。
ため、アノードから入力した高周波信号は遮断され、カ
ソードから出力されない。また、このとき、一端から入
力した高周波信号は他端からコンデンサ4に出力され
る。コンデンサ4は、一端から高周波信号を入力される
と、高周波信号の直流電圧を遮断し、他端から出力端子
13に高周波信号を出力し、出力端子13は高周波信号
を出力する。
【0034】以上、説明したように、信号電圧0〔V〕
の制御信号を入力する場合、高周波信号が出力端子13
から出力される。なお、スイッチ10とスイッチ11の
構成を逆にしても、信号電圧が所定値か0かにより出力
を切り替えることができる。図4は本発明のスイッチ回
路の第2の構成例を示す図面である。4c,4dはスイ
ッチ回路部、4e,4hはダイオード、4f,4jはイ
ンダクタ、4gはNOT回路、4iは抵抗、12a,1
2bは入力端子、13cは出力端子、14cは制御信号
入力端子である。
の制御信号を入力する場合、高周波信号が出力端子13
から出力される。なお、スイッチ10とスイッチ11の
構成を逆にしても、信号電圧が所定値か0かにより出力
を切り替えることができる。図4は本発明のスイッチ回
路の第2の構成例を示す図面である。4c,4dはスイ
ッチ回路部、4e,4hはダイオード、4f,4jはイ
ンダクタ、4gはNOT回路、4iは抵抗、12a,1
2bは入力端子、13cは出力端子、14cは制御信号
入力端子である。
【0035】スイッチ回路部4cは、図1に示す前記ス
イッチ回路と同一の構成をもち、1a〜11aは、それ
ぞれ1〜11と同じ構成であり、コンデンサ4aの他端
がダイオード4eのアノード、インダクタ4fの一端と
接続されている。スイッチ回路部4dは、1b〜9bが
上記スイッチ回路部4cの1a〜9aと同じ構成を有
し、上記スイッチ回路部4cのスイッチ10aに代えて
スイッチ10aと逆の動作を行うスイッチ10bと、ス
イッチ11aに代えてスイッチ11aと逆の動作を行う
スイッチ11bを備え、コンデンサ4bがダイオード4
hのアノード、インダクタ4jの一端と接続されてい
る。ここで、103aはスイッチ10aの制御信号入力
端子、103bはスイッチ10bの制御信号入力端子、
113aはスイッチ11aの制御信号入力端子、113
bはスイッチ11bの制御信号入力端子である。
イッチ回路と同一の構成をもち、1a〜11aは、それ
ぞれ1〜11と同じ構成であり、コンデンサ4aの他端
がダイオード4eのアノード、インダクタ4fの一端と
接続されている。スイッチ回路部4dは、1b〜9bが
上記スイッチ回路部4cの1a〜9aと同じ構成を有
し、上記スイッチ回路部4cのスイッチ10aに代えて
スイッチ10aと逆の動作を行うスイッチ10bと、ス
イッチ11aに代えてスイッチ11aと逆の動作を行う
スイッチ11bを備え、コンデンサ4bがダイオード4
hのアノード、インダクタ4jの一端と接続されてい
る。ここで、103aはスイッチ10aの制御信号入力
端子、103bはスイッチ10bの制御信号入力端子、
113aはスイッチ11aの制御信号入力端子、113
bはスイッチ11bの制御信号入力端子である。
【0036】ダイオード4eはアノードがコンデンサ4
aの他端、インダクタ4fの一端、カソードが出力端子
13c、抵抗4iの一端に接続されている。インダクタ
4fは一端をスイッチ回路部4cのコンデンサ4aの他
端、ダイオード4eのアノードと接続され、他端をNO
T回路4gの出力端子と接続され、制御信号の信号電圧
を反転させた電圧をダイオード4eのアノードに加え、
かつ高周波信号を遮断する。
aの他端、インダクタ4fの一端、カソードが出力端子
13c、抵抗4iの一端に接続されている。インダクタ
4fは一端をスイッチ回路部4cのコンデンサ4aの他
端、ダイオード4eのアノードと接続され、他端をNO
T回路4gの出力端子と接続され、制御信号の信号電圧
を反転させた電圧をダイオード4eのアノードに加え、
かつ高周波信号を遮断する。
【0037】NOT回路4gは、出力端子をインダクタ
4fの一端と接続され、入力端子を通じて制御信号を入
力し、入力された制御電圧が0〔V〕ならV〔V〕,V
〔V〕なら0〔V〕の電圧を出力する。ダイオード4h
は、アノードをスイッチ回路部4dのコンデンサ4bの
他端、インダクタ4jの一端と接続され、他端を出力端
子13c、抵抗4iの一端と接続されている。
4fの一端と接続され、入力端子を通じて制御信号を入
力し、入力された制御電圧が0〔V〕ならV〔V〕,V
〔V〕なら0〔V〕の電圧を出力する。ダイオード4h
は、アノードをスイッチ回路部4dのコンデンサ4bの
他端、インダクタ4jの一端と接続され、他端を出力端
子13c、抵抗4iの一端と接続されている。
【0038】抵抗4iは、一端をダイオード4e、ダイ
オード4hのカソードと接続され、他端を接地されてお
り、一端の電位を+V1 〔V〕(>0)に保つ。インダ
クタ4jは、一端をコンデンサ4bの他端、ダイオード
4hのアノードと接続され、他端は制御信号入力端子1
4cと接続されており、制御信号の信号電圧をダイオー
ド4hのアノードに加え、かつ高周波信号を遮断する。
オード4hのカソードと接続され、他端を接地されてお
り、一端の電位を+V1 〔V〕(>0)に保つ。インダ
クタ4jは、一端をコンデンサ4bの他端、ダイオード
4hのアノードと接続され、他端は制御信号入力端子1
4cと接続されており、制御信号の信号電圧をダイオー
ド4hのアノードに加え、かつ高周波信号を遮断する。
【0039】入力端子12aは、コンデンサ1aの一端
に接続されており、高周波信号Aが入力端子12aから
入力される。入力端子12bは、コンデンサ1bの一端
に接続されており、高周波信号Bが入力端子12bから
入力される。出力端子13cは、ダイオード4e,4h
のアノード、抵抗4iの一端と接続されており、高周波
信号を出力する。制御信号入力端子14cは、スイッチ
10a,10b,11a,11bの制御信号入力端子1
10a,110b,111a,111b、NOT回路4
gの入力端子、インダクタ4jの他端と接続されてお
り、制御信号が制御信号入力端子14cから入力され
る。
に接続されており、高周波信号Aが入力端子12aから
入力される。入力端子12bは、コンデンサ1bの一端
に接続されており、高周波信号Bが入力端子12bから
入力される。出力端子13cは、ダイオード4e,4h
のアノード、抵抗4iの一端と接続されており、高周波
信号を出力する。制御信号入力端子14cは、スイッチ
10a,10b,11a,11bの制御信号入力端子1
10a,110b,111a,111b、NOT回路4
gの入力端子、インダクタ4jの他端と接続されてお
り、制御信号が制御信号入力端子14cから入力され
る。
【0040】以下、スイッチ回路部4c、スイッチ回路
部4dがそれぞれ、高周波信号(それぞれ、高周波信号
A、高周波信号Bとする)を出力する場合の動作につい
て説明する。ここで、スイッチの切り替えは、信号電圧
が+V〔V〕,0〔V〕の2通りの値をもつ制御信号に
て行う。まず、制御信号入力端子14cから、信号電圧
が+V〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。上記第1実施例で説明したように、スイッチ回路部
4cからは、コンデンサ4aを通じて高周波信号Aは出
力されず、スイッチ回路部4dからは、コンデンサ4b
を通じて高周波信号Bがダイオード4hのアノード、イ
ンダクタ4jの一端に出力される。
部4dがそれぞれ、高周波信号(それぞれ、高周波信号
A、高周波信号Bとする)を出力する場合の動作につい
て説明する。ここで、スイッチの切り替えは、信号電圧
が+V〔V〕,0〔V〕の2通りの値をもつ制御信号に
て行う。まず、制御信号入力端子14cから、信号電圧
が+V〔V〕の制御信号を入力する場合について説明す
る。上記第1実施例で説明したように、スイッチ回路部
4cからは、コンデンサ4aを通じて高周波信号Aは出
力されず、スイッチ回路部4dからは、コンデンサ4b
を通じて高周波信号Bがダイオード4hのアノード、イ
ンダクタ4jの一端に出力される。
【0041】信号電圧が+V〔V〕の制御信号が入力さ
れると、制御信号の信号電圧(=+V〔V〕)が、ダイ
オード4hのアノードに加えられ、ダイオード4hのア
ノードの電位は+V〔V〕となる。ダイオード4hのア
ノードの電位(=+V〔V〕)はカソードの電位(=+
V1 〔V〕)より高いため、ダイオード4hは導通状態
となり高周波信号Bは、ダイオード4hを通過し出力さ
れる。このとき、ダイオード4eのアノードには、イン
ダクタ4f、NOT回路4gを通して、制御信号の信号
電圧(=+V〔V〕)の逆の信号電圧(=0〔V〕)が
加えられ、ダイオード4eのアノードの電位は0〔V〕
となる。ダイオード4eのカソードの電位は+V
1 〔V〕(>0〔V〕)であるため、ダイオード4eは
逆バイアス状態になり、スイッチ回路4cからの出力は
ダイオード4eにおいて遮断され出力されない。
れると、制御信号の信号電圧(=+V〔V〕)が、ダイ
オード4hのアノードに加えられ、ダイオード4hのア
ノードの電位は+V〔V〕となる。ダイオード4hのア
ノードの電位(=+V〔V〕)はカソードの電位(=+
V1 〔V〕)より高いため、ダイオード4hは導通状態
となり高周波信号Bは、ダイオード4hを通過し出力さ
れる。このとき、ダイオード4eのアノードには、イン
ダクタ4f、NOT回路4gを通して、制御信号の信号
電圧(=+V〔V〕)の逆の信号電圧(=0〔V〕)が
加えられ、ダイオード4eのアノードの電位は0〔V〕
となる。ダイオード4eのカソードの電位は+V
1 〔V〕(>0〔V〕)であるため、ダイオード4eは
逆バイアス状態になり、スイッチ回路4cからの出力は
ダイオード4eにおいて遮断され出力されない。
【0042】次に、制御信号入力端子14cから、信号
電圧が0〔V〕の制御信号を入力する場合について説明
する。制御信号入力端子14cから、信号電圧が0
〔V〕の制御信号を入力されると、上記第1実施例で説
明したように、スイッチ回路部4dからは、コンデンサ
4bを通じて高周波信号Bは出力されず、スイッチ回路
部4cからは、コンデンサ4aを通じて高周波信号Aが
ダイオード4eのアノード、インダクタ4fの一端に出
力される。
電圧が0〔V〕の制御信号を入力する場合について説明
する。制御信号入力端子14cから、信号電圧が0
〔V〕の制御信号を入力されると、上記第1実施例で説
明したように、スイッチ回路部4dからは、コンデンサ
4bを通じて高周波信号Bは出力されず、スイッチ回路
部4cからは、コンデンサ4aを通じて高周波信号Aが
ダイオード4eのアノード、インダクタ4fの一端に出
力される。
【0043】信号電圧が0〔V〕の制御信号が入力され
ると、制御信号の信号電圧(=0〔V〕)が、NOT回
路4gで反転され、ダイオード4eのアノードの電位は
+V〔V〕となる。ダイオード4eのアノードの電位
(=+V〔V〕)はカソードの電位(=+V1 〔V〕)
より高いため、ダイオード4eは順バイアス状態となり
高周波信号Aは、ダイオード4eを通過し出力される。
このとき、インダクタ4jを通して、ダイオード4eの
アノードに制御信号の信号電圧(=0〔V〕)が加えら
れ、ダイオード4hのアノードの電位は0〔V〕とな
る。ダイオード4hのカソードの電位は+V1 〔V〕
(>0〔V〕)であるため、ダイオード4hは非導通状
態になり、スイッチ回路4dの出力はダイオード4hに
おいて遮断され出力されない。
ると、制御信号の信号電圧(=0〔V〕)が、NOT回
路4gで反転され、ダイオード4eのアノードの電位は
+V〔V〕となる。ダイオード4eのアノードの電位
(=+V〔V〕)はカソードの電位(=+V1 〔V〕)
より高いため、ダイオード4eは順バイアス状態となり
高周波信号Aは、ダイオード4eを通過し出力される。
このとき、インダクタ4jを通して、ダイオード4eの
アノードに制御信号の信号電圧(=0〔V〕)が加えら
れ、ダイオード4hのアノードの電位は0〔V〕とな
る。ダイオード4hのカソードの電位は+V1 〔V〕
(>0〔V〕)であるため、ダイオード4hは非導通状
態になり、スイッチ回路4dの出力はダイオード4hに
おいて遮断され出力されない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチングの制御
を、制御信号の信号電圧が所定値か0であるかにより行
うことにより、制御電圧として、単一バイアス電圧の供
給の有無でスイッチングの制御を行うことができる。ま
た、出力する高周波信号を2通りに切り換える場合に
は、制御電圧が所定値である0かにより、出力する高周
波信号を切り替えることができる。これにより、スイッ
チング制御の際に、単一のバイアス電圧を用いる場合、
余分な回路構成を必要とすることなく、スイッチを切り
替えることができる。
を、制御信号の信号電圧が所定値か0であるかにより行
うことにより、制御電圧として、単一バイアス電圧の供
給の有無でスイッチングの制御を行うことができる。ま
た、出力する高周波信号を2通りに切り換える場合に
は、制御電圧が所定値である0かにより、出力する高周
波信号を切り替えることができる。これにより、スイッ
チング制御の際に、単一のバイアス電圧を用いる場合、
余分な回路構成を必要とすることなく、スイッチを切り
替えることができる。
【図1】上記第1実施例におけるスイッチ回路の回路図
である。
である。
【図2】上記第1実施例におけるスイッチのスイッチの
回路図である。
回路図である。
【図3】上記第1実施例におけるスイッチのスイッチの
回路図である。
回路図である。
【図4】上記第2実施例におけるスイッチ回路のスイッ
チ回路の回路図である。
チ回路の回路図である。
【図5】従来のスイッチ回路の回路図である。
1,1a,1b,4,4a,4b,21,24 コンデ
ンサ 2,2a,2b,4e,4h,7,7a,7b,22,
26 ダイオード 4i,5,5a,5b,9,9a,9b,25,27
抵抗 34,35,44,45,46,47 抵抗 4c,4d スイッチ回路部 4g NOT回路 4f,4j,5,6,6a,6b,8,8a,8b,2
5 インダクタ 10,10a,10b,11,11a,11b スイッ
チ 12,12a,12b,51 入力端子 13,13c,52 出力端子 14,14c,31,43,53 制御信号入力端子 15,15a,15b バイアス電圧印加端子 32,33,40,41,42 端子 36,48,49 トランジスタ
ンサ 2,2a,2b,4e,4h,7,7a,7b,22,
26 ダイオード 4i,5,5a,5b,9,9a,9b,25,27
抵抗 34,35,44,45,46,47 抵抗 4c,4d スイッチ回路部 4g NOT回路 4f,4j,5,6,6a,6b,8,8a,8b,2
5 インダクタ 10,10a,10b,11,11a,11b スイッ
チ 12,12a,12b,51 入力端子 13,13c,52 出力端子 14,14c,31,43,53 制御信号入力端子 15,15a,15b バイアス電圧印加端子 32,33,40,41,42 端子 36,48,49 トランジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 スイッチの切り替えを制御する制御信号
の信号電圧が所定値か0かにより、入力端子から入力さ
れた高周波信号の出力端子からの出力レベルの高低を切
り替えるスイッチ回路であって、 一端が入力端子に接続された第1のコンデンサと、 アノードが前記第1のコンデンサの他端に接続された第
1のダイオードと、 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続された第
2のコンデンサと、 アノードが前記第1のダイオードのカソードに接続さ
れ、カソードが一定電位の第2のダイオードと、 前記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第1の
ダイオードの両端に順バイアス電圧を加え、前記制御信
号の信号電圧が0の場合に、前記第1のダイオードの両
端に逆バイアス電圧を加える第1の電圧印加手段と、 前記制御信号の信号電圧が所定値の場合に、前記第2の
ダイオードの両端の電位差を0にし、前記制御信号の信
号電圧が0の場合に、前記第2のダイオードの両端に順
バイアス電圧を加える第2の電圧印加手段と、 を備えることを特徴とするスイッチ回路。 - 【請求項2】 スイッチの切り替えを制御する制御信号
の信号電圧が所定値か0かにより、入力端子から入力さ
れた高周波信号の出力端子からの出力レベルの高低を切
り替えるスイッチ回路であって、 一端が入力端子に接続された第1のコンデンサと、 アノードが前記第1のコンデンサの他端に接続された第
1のダイオードと、 一端が前記第1のダイオードのカソードに接続された第
2のコンデンサと、 アノードが前記第1のダイオードのカソードに接続さ
れ、カソードが一定電位の第2のダイオードと、 前記制御信号の信号電圧が0の場合に、前記第1のダイ
オードの両端に順バイアス電圧を加え、前記制御信号の
信号電圧が所定値の場合に、前記第1のダイオードの両
端に逆バイアス電圧を加える第1の電圧印加手段と、 前記制御信号の信号電圧が0の場合に、前記第2のダイ
オードの両端の電位差を0にし、前記制御信号の信号電
圧が所定値の場合に、前記第2のダイオードの両端に順
バイアス電圧を加える第2の電圧印加手段とを備えるこ
とを特徴とするスイッチ回路。 - 【請求項3】 請求項1記載のスイッチ回路と同じ構成
の第1のスイッチ回路部と、 請求項2記載のスイッチ回路と同じ構成の第2のスイッ
チ回路部と、 制御信号の信号電圧が所定値である場合に、前記第1の
スイッチ回路部から出力される高周波信号を出力し、前
記第2のスイッチ回路部の出力を遮断し、信号電圧が0
の場合に、前記第1のスイッチ回路部の出力を遮断し、
前記第2のスイッチ回路部から出力される高周波信号を
出力する出力制御手段と、 を備えることを特徴とするスイッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16298593A JPH0722935A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16298593A JPH0722935A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722935A true JPH0722935A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15765028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16298593A Pending JPH0722935A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | スイッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722935A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012208529A1 (de) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Schalter mit Kompensation nichtlinearer Verzerrungen |
EP2816733A1 (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-24 | Panasonic Corporation | Transmit-receive switching device and high frequency switch |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP16298593A patent/JPH0722935A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102012208529A1 (de) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Schalter mit Kompensation nichtlinearer Verzerrungen |
US9077337B2 (en) | 2012-05-22 | 2015-07-07 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Electronic switch with compensation of non-linear distortions |
DE102012208529B4 (de) * | 2012-05-22 | 2018-10-18 | Rohde & Schwarz Gmbh & Co. Kg | Elektronischer Schalter mit Kompensation nichtlinearer Verzerrungen |
EP2816733A1 (en) * | 2013-06-07 | 2014-12-24 | Panasonic Corporation | Transmit-receive switching device and high frequency switch |
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