JPH0528951Y2 - - Google Patents

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JPH0528951Y2
JPH0528951Y2 JP8353086U JP8353086U JPH0528951Y2 JP H0528951 Y2 JPH0528951 Y2 JP H0528951Y2 JP 8353086 U JP8353086 U JP 8353086U JP 8353086 U JP8353086 U JP 8353086U JP H0528951 Y2 JPH0528951 Y2 JP H0528951Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は高圧電源回路に関し、特にトランス
の出力巻線に共通接続された中圧回路および高圧
負荷回路に流れる出力電流を個別に検出する、高
圧電源回路に関する。
〔従来技術〕
第5図は従来の高圧電源回路の一例を示す回路
図である。この従来回路では、トランス1の出力
巻線1aの高電位側に、中圧回路2と高圧負荷回
路3とが共通接続される。この従来回路はたとえ
ば電子複写機に用いられ、中圧回路2はたとえば
現像バイアス回路であり、高圧負荷回路3はコロ
ナ帯電器を含む。出力巻線の高電位側の出力電圧
がそのコロナ帯電器すなわち高圧負荷回路3に必
要な電圧以上のときには、中圧回路2と高圧負荷
回路3とが同時に動作可能となる。しかしなが
ら、その出力電圧がコロナ放電電圧以下になる
と、中圧回路2および高圧負荷回路3が動作不能
になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図の従来回路では、中圧回路2および高圧
負荷回路3が動作しているときでも、中圧回路2
に流れる電流は検出抵抗Rfを通らないので、高
圧負荷回路3に流れる電流のみを検出して出力電
圧を制御している。また、高圧負荷回路3が動作
可能ではあつてもオフしているときには、検出抵
抗Rfに電流が流れないので、電流を検出して出
力電圧を制御するすることはできない。
それゆえに、この考案の主たる目的は、それぞ
れの動作状態に応じて中圧回路または高圧負荷回
路に流れる電流を個別に検出して出力電圧を制御
することができる、高圧電源回路を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、簡単にいえば、出力巻線を有する
トランス、一端が出力巻線の低電位側に接続され
かつ他端が基準電位に接続される第1の抵抗およ
びスイツチング素子の直列回路、直列回路に並列
接続される第2の抵抗、一端が出力巻線の高電位
側に接続されかつ他端が第1の抵抗およびスイツ
チング素子の直列接続点に接続される中圧回路、
出力巻線の高電位側と基準電位との間に接続され
る高圧負荷回路、出力巻線の低電位側の電圧を基
準電圧と比較することによつて出力巻線の高電位
側の出力電圧を制御する出力電圧制御手段、高圧
負荷回路を動作させるとき制御信号に応答してス
イツチング素子をオンする第1の手段、および高
圧負荷回路を動作させないとき制御信号に応答し
てスイツチング素子をオフする第2の手段を備え
る、高圧電源回路である。
〔作用〕
高圧負荷回路を動作させるとき、第1の手段に
よつて制御回路からの信号に応答してスイツチン
グ素子がオンされる。したがつて、高圧負荷回路
に流れる電流は、第1および第2の抵抗を通る。
一方、中圧回路に流れる電流はスイツチング素子
がオンされているため、第1および第2の抵抗に
は流れ込まない。したがつて、高圧負荷回路が動
作しているときには、第1および第2の抵抗によ
つて、高圧負荷回路の電流のみを検出し、出力電
圧を制御する。
また、制御回路からの信号に応答して、第2の
手段によつてスイツチング素子がオフされると、
第2の抵抗には電流が流れる。この電流を検出し
て出力電圧制御手段が出力電圧を高圧負荷回路の
動作開始電圧以下に下げると、高圧負荷回路は非
動作状態となる。このときには、少なくとも第2
の抵抗を流れる中圧回路の電流によつて出力電圧
制御手段が出力電圧を制御する。このようにし
て、高圧負荷回路は、等価的にオン−オフされ
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、高圧負荷回路が動作してい
るときには高圧負荷回路に流れる電流だけを検出
することができ、高圧負荷回路を動作させないと
ときには中圧回路に流れる電流だけを検出するこ
とができるので、それぞれの状態において個別に
電流を検出して出力電圧制御手段によつて出力電
圧を制御することができる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。この実施例は、たとえば電子複写機などに利
用され得る回路として示され、その出力が「負」
の場合である。
トランス10は出力巻線12を含む。この出力
巻線12の低電位側12aは、電界効果トランジ
スタ(FET)14のドレインに接続される。こ
のFET14のソースは、第1の抵抗R1を介して
接地される。出力巻線12aの低電位側12aお
よびFET14のドレインの接続点と基準電位と
の間には、FET14と第1の抵抗R1との直列回
路に対して第2の抵抗R2が並列接続される。
FET14のゲートには、フリツプフロツプ2
6の反転出力が与えられる。このフリツプフロ
ツプ26のセツト入力Sまたはリセツト入力R
は、図示しない制御回路から与えられる。
出力巻線12の高電位側12bにはダイオード
13のカソードが接続され、そのダイオードのア
ノードには、たとえば現像バイアス回路を含む中
圧回路18の一端が適宜の抵抗を介して接続され
る。中圧回路18の他端は、FET14と第1の
抵抗R1との直列接続点20に接続される。そし
て、コロナ帯電器24を含む高圧負荷回路22は
ダイオード13のアノードと基準電位との間に接
続される。
出力巻線12の低電位側12aとFET14と
の接続点16の電位は、電圧比較器28の(−)
端子に接続される。電圧比較器28の(+)端子
には、比較基準電圧源30が接続される。そし
て、電圧比較器28の出力は、適宜の増幅回路を
通して、npnトランジスタ32のベースに接続さ
れる。このトランジスタ32は、トランス10の
入力巻線34と基準電位との間に接続される。す
なわち、入力巻線34がトランジスタ32を介し
て接地される。
動作において、高圧負荷回路22を動作させる
場合、図示しない制御回路からの信号で第1の手
段としてのフリツプフロツプ26をリセツトす
る。応じて、このフリツプフロツプ26の反転出
力がハイレベルとなり、FET14がオンする。
そうすると、高圧負荷回路22の電流I1は、第1
図の実線矢印で示すように、第1の抵抗R1と第
2の抵抗R2とを通つて流れる。
一方、中圧回路18の電流I2は、出力巻線12
の低電位側12aからFET14を経由して直接
流れ込み、上述の2つの抵抗R1およびR2のいず
れをも通らない。
このとき、電圧比較器28によつて、接続点1
6の電圧を検出することによつて、第1の抵抗
R1および第2の抵抗2に流れる電流すなわち高圧
負荷回路22に流れる電流I1のみを検出すること
ができる。一方、中圧回路18に流れる電流I2
は、FET14のみを経由して第1および第2の
抵抗R1およびR2には流れないため、接続点16
の電圧に何等影響を与えることはない。このよう
に、高圧負荷回路22が動作するときには、電圧
比較器28は、高圧負荷回路22に流れる電流I1
にのみ応答することになる。この電圧比較器28
によつて、トランジスタ32を制御することによ
つて、I1・{R1R2/(R1+R2)}を一定にするよ
うに制御できる。
次に、高圧負荷回路22を非動作状態にするた
めには、図示しない制御回路からの信号によつて
第2の手段としてのフリツプフロツプ26をセツ
トする。したがつて、その非反転出力Qがハイレ
ベルとなり、反転出力がローレベルになる。そ
のため、FET14はオフされる。この状態では、
中圧回路18には、第1図の点線矢印で示すよう
に、電流I2′が流れる。すなわち、中圧回路18
に流れる電流I2′は、第2の抵抗R2および第1の
抵抗R1を通つて流れる。また、高圧負荷回路2
2に流れる電流I1′は第2の抵抗R2のみを通つて
流れる。
電圧比較器28は、その接続点16の電圧に応
じて、電圧R2×(I1′+I2′)が一定になるように、
トランジスタ32を制御する。
そして、接続点16の電圧に応じて、出力巻線
12の高電位側12bからの出力電圧を、高圧負
荷回路22に含まれるコロナ帯電器24の放電開
始電圧(たとえば2kV)以下に下げる。これによ
つて、高圧負荷回路22に流れる電流I1′が「0」
になり、等価的に、高圧負荷回路22がオフ状態
になる。このようにして、高圧負荷回路22をオ
フしたときには、出力電圧は中圧回路18に流れ
る電流I2′によつてのみ制御される。
このように、第1図実施例によれば、高圧負荷
回路22に含まれるコロナ帯電器24は、第2図
に示す或る電圧VO′ではコロナ放電が生じず、し
たがつて電流I1′は結果的に流れないことになる。
そこで、(I1′+I2′)R2のI1′を「0」にするよう
に、高電位側12bの電圧をVO′以下に設定すれ
ば、中圧回路18だけを動作させることができ、
したがつて高圧負荷回路22だけをオンまたはオ
フすることができる。
なお、このような関係から、実施例では、中圧
回路18の電圧は、コロナ帯電器24のコロナ放
電開始電圧以下の電圧でなければならない。
この実施例によれば、中圧回路と高圧負荷回路
とによつて個別のトランスを用いる必要がなく、
1つのトランスの出力巻線を共用することができ
る。
第3図はこの考案の他の実施例を示す回路図で
ある。この実施例はその出力が「正」の場合であ
る。
トランス10の出力巻線12の低電位側12a
は、FET14と第1の抵抗R1との直列接続を介
して接地される。このFET14と第1の抵抗R1
との直列回路には、第2の抵抗R2が並列接続さ
れる。
FET14のゲートには、第1図実施例と同じ
ように、フリツプフロツプ26の反転出力が与
えられる。
中圧回路18は、ダイオード13のカソードお
よびアノードを通して、出力巻線12の高電位側
12bとFET14および第1の抵抗R1の直列接
続点20との間に接続される。そして、コロナ帯
電器24を含む高圧負荷回路22は、出力巻線1
2の高電位側と基準電位との間に接続される。
出力巻線12の低電位側12aとFET14と
の接続点16は、さらに、電圧比較器28の
(+)端子に接続される。電圧比較器28の(−)
端子には、比較基準電圧源31が接続される。そ
して、電圧比較器28の出力は、適宜の増幅回路
を通して、npnトランジスタ32のベースに接続
される。このトランジスタ32を介して、トラン
ス10の入力巻線34が接地される。
動作において、高圧負荷回路22を動作させる
場合、図示しない制御回路からの信号で第1の手
段としてのフリツプフロツプ26をセツトする。
応じて、このフリツプフロツプ26の反転出力
がローレベルとなり、FET14がオンする。し
たがつて、高圧負荷回路22の電流I1は、第3図
の実線矢印で示すように、第1の抵抗R1と第2
の抵抗R2とを通つて流れる。
一方、中圧回路18の電流I2は、第3図の実線
矢印で示すように、上述の2つの抵抗R1および
R2のいずれをも通らない。
したがつて、電圧比較器28によつて、接続点
16の電圧を検出することによつて、第1の抵抗
R1および第2の抵抗R2に流れる電流すなわち高
圧負荷回路22に流れる電流I1のみを検出するこ
とができる。このように、高圧負荷回路22が動
作するときには、電圧比較器28は、高圧負荷回
路22に流れる電流I1にのみ応答することにな
る。そして、この電圧比較器28によつて、トラ
ンジスタ32を制御することによつて、I1・{R1
R2/(R1+R2)}を一定にするように制御でき
る。
次に、高圧負荷回路22を非動作状態にするた
めには、図示しない制御回路からの信号によつて
第2の手段としてのフリツプフロツプ26をリセ
ツトする。したがつて、その非反転出力Qがロー
レベルとなり、反転出力がハイレベルになる。
そのため、FET14はオフされ、中圧回路18
には、第3図の点線矢印で示すように、電流I2
が流れる。すなわち、中圧回路18に流れる電流
I2′は、第2の抵抗R2および第1の抵抗R1を通つ
て流れる。また、高圧負荷回路22に流れる電流
I1′は第2の抵抗R2を通つて流れる。
電圧比較器28は、その接続点16の電圧V16
に応じて、R2(I1′+I2′)が一定になるように、
トランジスタ32を制御する。
そして、接続点16の電圧に応じて、出力巻線
12の高電位側12bからの出力電圧を、高圧負
荷回路22に含まれるコロナ帯電器24の放電開
始電圧(たとえば2kV)以下に下げる。これによ
つて、高圧負荷回路22に流れる電流I1′が「0」
になり、等価的に、高圧負荷回路22がオフ状態
になる。このようにして、高圧負荷回路22が動
作しないときには、中圧回路18に流れる電流
I2′によつてのみ制御される。
なお、第3図実施例は、第4図に示すように変
形することが可能てある。すなわち、この第4図
実施例では、前述のFET14に代えて、pnpトラ
ンジスタ15が用いられる。
なお、上述の実施例は、電子複写機の電源回路
として用いた例について説明した。しかしなが
ら、この考案は、高圧負荷回路と中圧回路とを含
む任意の電源回路として利用できることは勿論で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は第1図実施例の電流−電圧特性を示
すグラフである。第3図はこの考案の他の実施例
を示す回路図である。第4図はこの考案のその他
の実施例を示す回路図である。第5図は従来回路
の一例を示す回路図である。 図において、10はトランス、12は出力巻
線、12aは低電位側、12bは出力側、14は
FET、15はpnpトランジスタ、18は中圧回
路、22は高圧負荷回路、24はコロナ帯電器、
28は電圧比較器、32はnpnトランジスタ、3
4は入力巻線、R1は第1の抵抗、R2は第2の抵
抗を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力巻線を有するトランス、 一端が前記出力巻線の低電位側に接続され他端
    が基準電位に接続される第1の抵抗およびスイツ
    チング素子の直列回路、 前記直列回路に並列接続される第2の抵抗、 一端が前記出力巻線の高電位側に接続されかつ
    他端が前記第1の抵抗および前記スイツチング素
    子の直列接続点に接続される中圧回路、 前記出力巻線の前記高電位側と前記基準電位と
    の間に接続される高圧負荷回路、 前記出力巻線の前記低電位側の電圧を基準電圧
    と比較することによつて前記出力巻線の前記高電
    位側の出力電圧を制御する出力電圧制御手段、 前記高圧負荷回路を動作させるとき制御信号に
    応答して前記スイツチング素子をオンする第1の
    手段、および 前記高圧負荷回路を動作させないとき制御信号
    に応答して前記スイツチング素子をオフする第2
    の手段を備える、高圧電源回路。
JP8353086U 1986-05-30 1986-05-30 Expired - Lifetime JPH0528951Y2 (ja)

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JP8353086U JPH0528951Y2 (ja) 1986-05-30 1986-05-30
DE19873717919 DE3717919C2 (de) 1986-05-30 1987-05-27 Hochspannungsversorgungseinrichtung
US07/055,188 US4841425A (en) 1986-05-30 1987-05-28 High-voltage power supply apparatus

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JPS62195379U JPS62195379U (ja) 1987-12-11
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