JPH02184698A - ペプチド誘導体 - Google Patents

ペプチド誘導体

Info

Publication number
JPH02184698A
JPH02184698A JP1315124A JP31512489A JPH02184698A JP H02184698 A JPH02184698 A JP H02184698A JP 1315124 A JP1315124 A JP 1315124A JP 31512489 A JP31512489 A JP 31512489A JP H02184698 A JPH02184698 A JP H02184698A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
peptide
somatostatin
chelate
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1315124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2726320B2 (ja
Inventor
Rainer Albert
ライナー・アルベルト
Eric P Krenning
エリック・ペー・クレニング
Steven W J Lamberts
ステファン・ヴェー・イェー・ランベルツ
Janos Pless
ヤノス・プレス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB888828364A external-priority patent/GB8828364D0/en
Priority claimed from GB898916115A external-priority patent/GB8916115D0/en
Priority claimed from GB898916761A external-priority patent/GB8916761D0/en
Application filed by Sandoz AG filed Critical Sandoz AG
Publication of JPH02184698A publication Critical patent/JPH02184698A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2726320B2 publication Critical patent/JP2726320B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K7/00Peptides having 5 to 20 amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K7/04Linear peptides containing only normal peptide links
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/655Somatostatins
    • C07K14/6555Somatostatins at least 1 amino acid in D-form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P5/00Drugs for disorders of the endocrine system
    • A61P5/02Drugs for disorders of the endocrine system of the hypothalamic hormones, e.g. TRH, GnRH, CRH, GRH, somatostatin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリペプチド及びこれらの製造方法、これら
を含有する薬剤、およびたとえばソマトスタチンレセプ
ター陽性腫瘍の処置用医薬としてまたはインビボ診断用
イメージング試薬としての使用に係るものである。
〔従来の技術〕
過去2.3年の間に、ソマトスタチンレセプターが、種
々のヒトの腫瘍、たとえば下垂体腫瘍、中枢神経系腫瘍
、乳房の腫瘍、胃腸・膵臓の腫瘍及びそれらの転移物中
に高頻度で見出だされるようになってきている。それら
のいくつかは、小さく成長が遅い腫瘍なので、従来の診
断方法では、正確に位置をきめることか困難である。
ソマトスタチンレセプターは、インビトロで放射性ヨウ
素化ソマトスタチンまたはソマトスタチン類似体、たと
えば[l″6■−Tyr11]ソマトスタチン−14〔
テーラ−、J、E、ら、ライフ・サイエンス(Life
 5cience(1983)43 :421 )また
は[1″″1〜Tyr’]SMS 201〜995(2
04−090とも称する)〔リュービ、J、C,ブレー
ン・リサーチ(Brain Res、)(1987)4
06:891;リュービ、、J、C,ら、ジャーナル・
オブ・クリニカル・エンドクリノロジー・アンド・メタ
ボリズム(J 、 Clin、E ndocr、Met
ab、)(1987)65:1127.リュービ、J、
C,ら、キャンサー・リサーチ(Cancer Res
、)(1987)土工:551;リュービ、J、C,ら
、キャンサー・リサーチ(Cancer Res、Xl
 9 B ?)47 :575 B )などを用いた腫
瘍組織のオートラジオグラフィーを用いて可視化されて
きた。
〔発明の記載〕
治療上有益でインビボ診断及び治療のための投与のため
にラベルすることができる新しいソマトスタチンペプチ
ドが本発明により見出された。
本発明は、検出可能要素である、少なくとも1つのキレ
ート基を有するソマトスタチンペプチドを提供するもの
である。このキレート基は上記ペプチドのアミノ基に結
合しており、このアミノ基は、ソマトスタチンレセプタ
ーに、有意な結合親和性を示すものではない。
これらの化合物は、以下、「本発明のりガント」と称す
ることとする。これらは、検出可能要素、たとえば放射
性核種、放射性非透過性(X線可視性)要素、あるいは
常磁性イオンと反応し、錯体を形成することができる1
個のキレート(形成)基を有し、さらに、たとえば腫瘍
や転移物により発現あるいは過剰に発現されたソマトス
タチンレセプターに結合することができる。
キレート基は、ペプチドのアミノ基に、共有結合により
結合している。
キレート基は、ソマトスタチンペプチドのN末端アミノ
基に結合するのが好ましい。
本発明によると、キレート基は、直接あるいは間接的、
すなわち介在基(spacer group)を介して
ソマトスタチンペプチドに結合することができる「リガ
ンド」の−群にはソマトスタチンペプチドのアミノ基に
直接キレート基が結合しているものもある。
ソマトスタチンペプチドのアミノ基に架橋や介在基で間
接的に結合しているキレート基を有している「リガンド
」の−群もある。
キレート基はペプチドにアミド結合により結合するのが
好ましい。
ソマトスタチンペプチドという用語は、天然ソマトスタ
チン(テトラデカペプチド)及びその類似体あるいは誘
導体をも含める ここで使用される誘導体および類似体とは、天然テトラ
デカペプチドソマトスタチン由来の任意の直鎖または環
状のポリペプチドであって、それらのうちの1個もしく
はそれ以上のアミノ酸単位が、除去され、および/また
は1個あるいはそれ以上の別のアミノ酸基で置換され、
および/または1個もしくはそれ以上の官能基が、1個
もしくはそれ以上の他の官能基で置換され、および/ま
たは、1個もしくはそれ以上の基が、1個もしくはいく
つかの他のアイソステリックな基と置換されたものであ
る。一般に、その用語は、生物学的に活性である全ての
修飾された誘導体を包含するものであり、その誘導体は
、修飾されていないソマトスタチンペプチドと、質的に
類似の効果を示す。たとえば、ソマトスタチンレセプタ
ーに結合し、ホルモン分泌を抑制する6のである。
環状、架橋環状及び直鎖ソマトスタチン類似体は、既知
の化合物である。それらの化合物や製造法に関しては、
たとえばヨーロッパ特許明細IP−A−1295;29
579;215171:203031;214872:
298732;277419に記されている。
好ましい「本発明のりガント」」は、以下に示したソマ
トスタチン類似体に由来するものである。
A、I式の類似体 式中、 A はC+−+*アルキル、C9−5゜フェニルアルキ
ルまたはRCO−の式で表される基である。ここで、 i)Rは水素、CI−IIアルキル、フェニルまたはC
v−+oフェニルアルキル、または1i)RCO−は a)所望によりp%CQ1Br1Noz、NH2、OH
,Cl−3アルキル及び/またはC8−、アルコキシで
環置換されていてもよい。L−またはD−フェニルアラ
ニン残基: b)上記のa)で規定されたもの以外の天然もしくは合
成α−アミノ酸残基、または対応するD−アミノ酸残基
、または C)個々のアミノ酸残基が同じかまたは異なっており、
上記のa)及び/またはb)で規定されたものから選択
されたジペプチドアミノ酸残基a)及びb)のα−アミ
ノ基、及びジペプチド残基C)のN−末端アミノ基は、
所望によりモノもしくはジC+−3.アルキル化または
CI−sアルカノイルで置換されていてもよい。
A′ は水素、Cl−1!アルキルまたはC? −10
フエニルアルキルであり、 Y、及びY!は −緒になって直接結合を呈し、Y +
 、 Y を各々は 独立に水素または、(1)〜(5
)式の基である。
はメチルまたはエチル、 は水素、メチルまたはエチル、 は1から4までの整数、 は1から5までの整数、 は(C+−S)アルキル、 は天然または合成アミノ酸のα炭素原子に結合した置換
基(水素を含む)、 Re  は(C,−S)アルキル、 Ra’及びRh’  は独立して水素、メチル、または
エチル、 R8及びR9は独立して水素、ハロゲン、(Cl−5)
アルキル、または(C,−3)アルコキシ、p  は0
、または11 q  は01または11 r  は0.11または2、 B  は所望によりハロゲン、N Ot、NH1,OH
,c+−sアルキル及び/またはCl−3アルコキシで
置換されていてもよい−P he −(ペンタフルオロ
アラニンを含む)、またはβ−ナフチル−A4aである
Cは所望によりα−N−メチル化されていてもよく、及
びベンゼン環が、所望によりハロゲン、NOW、N H
t、0H1C1〜、アルキル及び/またはC1〜3アル
コキシで置換されていてもよい(L)−Trp−または
(D)Trp− はしYSs側鎖がβ位に0らしくはSを含有しているL
ys、 7 F −LysまたはδF−T、ySS (
ごれらは所望によりα−N−メチル化されていてもよい
)、または4−アミノシクロヘキシルAQaまたは4−
アミノシクロヘキシルG(ly残基、 はThrSSer、 VaQs Phc、  IQe、
またはアミノイソ酪酸もしくはアミノ酪酸残基、は −
COOR?、     CI−I t ORt olこ
こで、 R9は水素、またはC1〜3アルキル、RIGは水素、
まtこは生理学的に許容され、生理的に加水分解できる
エステルの残基、 R11は水素%Cl−3アルキル、フェニル、またはC
?−10フエニルアルキル、 R1!は水素、Cl−5フルキル、または−CI(R1
s)X+で表される基、 R13はCHzOH,(CHt)t  OH,(CHt
)OH1または−CH(C)1.)OHであるか、また
は天然または合成α−アミノ酸のα−炭素原子に結合し
た置換基(水素を含む)、X+  は−GOOR?、 
CHto R1o1または/ Co−N    で表される基、 \ R1に こで、 R7及びRID  は上記に示されたような意味、R1
4は水素、またはC8−3アルキル、r(I5  は水
素、C1〜、アルキル、フェニル、またはC7−2゜フ
ェニルアルキル、 RI6 は水素、またはヒドロキシを意味する。
但し、 RItが−CH(R13)  X tであるとき、R1
1は水素、またはメチルであるものとし、 B、D及びE残基はL体であり、2及び7位にある残基
と、Y、(4)及びyz(Oの任意の残基は、独立して
(L)または(D)配置をとる。
1式のA及びA゛の定義は、化合物がキレート試薬に結
合できる末端−NH−基を有するように選択することが
好ましい。
1式の化合物においては、以下の定義がそれぞれ、独立
ででも、あるいは組みあわせても、また下位の組合わ什
としても好ましい。
1、AはC7−2゜フェニルアルキル、とりわけフェネ
チル、またはRCOの式で表される基である。
AはRCOの式で表される基であるのが好ましい。
1.1.RはCt−++アルキル、またはCt−1oフ
エニルアルキル、とりわけC7,、フェニルアルキル、
さらにはフェネチルであるのが好ましい。また、RCO
にはa)、b)またはC)の意味が好ましい。
1.2.RCOにa)、b)またはC)の意味があると
き、アミノ酸残基a)及びb)のα−アミノ基や、ジペ
プチド残基C)のN−末端アミノ基は、アルキル化され
ていないか、Ct−+tモノアルキル化、とりわけCl
−6アルキル化、さらにはメチル化されるのか好ましい
。N−末端がアルキル化されてぃないのが最も好ましい
1.3.RCOがa)を意味する場合、これはa’)所
望により、N−C,、t−モノアルキル化されていても
よい。L−もしくはD−フェニルアラニン、または−チ
ロノン残基であるのが好ましい。
a’)がL−またはD−フェニルアラニン残基であれば
、さらに好ましい。
1.4.RCOにb)、C)の意味があるとき、規定さ
れた残基は、親油性であるのが好ましい。好ましい残基
b)は、b’)炭化水素の側鎖を有するα−アミノ酸で
ある。たとえば3個、好ましくは4個あるいはそれ以上
の炭素原子をもつアルキル、たとえば7個までの炭素原
子、ナフチルーメチル、またはへテロアリール、たとえ
ば3−(2−またはl−ナフチル)−アラニン、ピリジ
ル−メチル、またはトリプトファン残基などであり、上
記の残基にはL体とD体がある。好ましい残基C)は、
ジペプチド残基であり、その個々のアミノ酸残基は同じ
かまたは異なるのだが、これは、上記a”)、およびb
’)で規定されたものの中から選定される。
例をあげると、 残基C)は、たとえば3−(2−ナフチル)−アラニン
残基などである。
!、5.RCOはa)、とりわけa’)を意味するのが
最も好ましい。
2.8はBoであり、BoはP he、またはTyrで
ある。
3、CはC′であり、C゛は(D)Trpである。
4、DはDoであり、DoはLys、 MeLys、あ
ろいはl、 ys(e −Me)、とりわけLysであ
る。
5、EはEoであり、EoはVaQsまたはT hr、
とりわけThrである。
R目 / 6、GはG’であり、Goは−Co−N    の\ RIt R1゜ / 式で表される基、とりわけ−CO−N \ CH(R13) の式で表される基である(この場合、R,、−1〜1ま
たはCH3)。後者の場合、−CH(R13)−X 、
部分はL体であるのが好ましい。
6.1.R1,は水素であるのが好ましい。
6.2.天然アミノ酸(すなわち、H,N−0H(R,
3)−COOH式で表される)のα−炭素原子に結合し
ている置換基のように、R13は、 CH*0H1〜C
H(CH3)−OH、イソブチルまたはブチルであるの
が好ましいが、あるいはR13は(CH,)、−OHが
、−(CH−)3 0 Hである。とりわけ、−CH!
OHまたは一〇〇(CH3)  OHが好ましい。
/ 6.3.X、は−Co−N    、または−CHt\ R+ s OR,、の式で表される基、とりわけ−〇 Hz=OR
,、の式で表される基であるのか好ましい。
RIoは水素であるのが好ましいが、以下の7で示され
たことを意味する。R1゜が水素であるのが最も好まし
い。
以下の個々の化合物は、1式の化合物の実例である: オール これは、 オール オクトレオチドとしても知られている。
〔ヴエールら、メタボリズム(M etabol is
m) 27 補遺L 139(197B)参照〕H−C
ys−H15−Hl 5−Phe−Phe−(D )T
rp−Lys−Thr−Phe−Thr−5er−Cy
s−OB(EP−A−200188参照) n 具体的な化合物ら含めた上記の刊行物の全ての内容は、
引用することによりこの明細書に包含させる。
校則に好ましい「リガンド」は以下のものに由来すTh
r−オール 適当なキレート基とは、生理学的に許容され、検出可能
な要素と錯体を形成することができるキレート基である
。キレート基は、十分に親油性を呈するものが好ましい
。キレート基の例としては、たとえばイミノジカルボキ
シル基、ポリアミノポリカルボキシルノミや、たとえば
非環状リガンドから誘導されるもの、たとえばエチレン
ジアミンテトラ酢酸(E D T A)、ジエチレント
リアミンペンタ酢酸(D T P A)、エチレングリ
コール−010°−ビス(2−アミノエチル)−N、N
、N“ Nテトラ酢酸(EG’rA)、N、N’−ビス
(ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N、N’−
ジ酢酸(HBED)、及びトリエチレンテトラアミンヘ
キサ酢酸(T’1〜IA)、置換されたEDTAや−D
TPAから誘導されるもの、たとえばp−イソチオシア
ネートベンジル−E D ’r Aや−DTI’A、大
環状リガンドから誘導されるもの、たとえば1,4゜7
.10−テトラアザシクロオドデカン−N、N’。
N“、N”°−テトラ酢酸(DOTA)、及び1,4,
8゜11〜テトラアザシクロテトラデカン−N、N’。
N“、N”−テトラ酢酸(T ET A)シフラム類を
も含めた大環状アミンのN−8,操体あるいはC−置換
体から誘導されるものたとえば、EP−304780A
I及びWO89101476−Aで公開された■式ある
いはV式で表される基、式中、 r(、、R,、R3は独立してC1〜6アルキルC、ア
リール、またはC71アリールアルギルであり、各々は
所望により01〜1、CI−4アルコキシ、COO1〜
I 、または5O3Hで置換されていてらよ(、 n゛ は1または2、 i  は2から6までの整数、 TT は独立にαまたはβアミノ酸であり(互いにアミ
ド結合で結合している) ビスアミノチオール誘導体から誘導される店、たとえば
■式で表される化合物、 式中、 R1゜+ Rt + + Rx 2. Rt 3各々 
は各々独立に、水素またはC1〜4アルキル1、 X、ペプチドのN−アミノ基と反応できる基、m  は
2または3、 ジチアセチルカルバゾン誘導体から誘導される基、たと
えば1式の化合物 X、及びmo は上記で規定された意味、ジアミドジメ
ルカプチト類から誘導される基、たとえば■式の化合物
: 式中 X、は上記で規定された意味、 プロピレンアミンオキシム誘導体から誘導される基、た
とえば1式の化合物 式中、 X、は2価の基であり、所望により置換されていてもよ
く、ペプチドのN−アミノ基と反応できる基を有する基
、たとえばX、基を有するCl−4アルキレン、または
フェニレン、式中 Rta、Rts、Rta、Rts、Rts、R2a  
は各々独立に水素またはCI−4アルキル、 Y、は水素またはCOt R3゜であり、このRloは
C5−4アルキル、 または、ポルフィリン類から誘導される基、たとえばN
−ベンジル−5,10,15,20−テトラキス−(4
−カルボキシフェニル)ポルフィリン、または上記で規
定されたX、基を有するTPPなどがある。
アリールはフェニルが好ましい。アリールアルキルはベ
ンジルが好ましい。
X、の例としては−(X 、)n”−X5式の基があり
、式中のx4はc+−eアルキレンまたは所望により炭
素原子に酸素原子または−NH−が結合していてもよい
C1〜6アルキレンなどである。n“は0またはlであ
り、X6は−NCS、カルボキシ基、あるいはこれらの
官能性誘導体、たとえば酸ハロゲン化物、無水物、また
はヒドラジドなどである。
X、は水素原子の代わりに−[CHt1m’−1または
−CH−CI■=の炭素原子の1つに結合していると考
えられる。
キレート基はソマトスタチンペプチドのN−アミノ基に
直接的に、または間接的に結合することができる。間接
的に結合した場合、架橋や、介在基を介して結合するの
が好ましい。たとえば(α、)式の基のようなものであ
る。
Z  R3s  Co      (C1)R1,はC
1〜、アルキレン、C3−、アルケニレン、または−〇
H(R’)−であり、式中、R゛は天然または合成α−
アミノ酸にα位に結合している残基である。たとえば水
素、C811アルキル、ベンジル、所望により置換され
ていてもよいベンジル、ナフチル−メチル、ピリジル−
メチルなどである。
Z  はキレート試薬と反応して共有結合できる官能基
である。
Zは、たとえばキレート基と結合してエーテル、エステ
ル、またはアミドを形成することができるような基であ
る。
キレート基は、カルボキシ、−SO3M及び/またはア
ミノ基を含有する場合、遊離または塩の形で存在できる
好ましい、キレート基とは、ポリアミノ−ポリカルボキ
シル基から誘導されるものである。たとえばEDTA、
DTPA、DOTA、TETA。
またはEDTAもしくはDTPAの置換体から誘導され
るものなどである。キレート基はDTPAから誘導され
るものが最も好ましい。
「本発明のリガンド」において、官能基が複数にある場
合、キレート基は1個のソマトスタチンペプチド分子に
か、または1個以上のソマトスタチンペプチド分子、た
とえば2個のソマトスタチンペプチド分子に結合するこ
とができる。
「本発明のりガント」は、たとえば、遊・離が塩の形で
存在することができる。塩には、酸付加塩、たとえば有
機酸、ポリマー酸、または無機酸でできる塩、例えば塩
酸塩、酢酸塩、及びキレート基に存在するカルボン酸や
スルホン酸で得られる塩、たとえばナトリウムやカリウ
ムのようなアルカリ金属、または置換されているか、置
換されていないアンモニウム塩などである。
本発明は、「本発明のリガンド」の製造方法をも包含す
る。これらは既知の方法に類似の方法で製造することが
できる。
「本発明のリガンド」は、たとえば以下のように製造す
ることができる; a)キレート基を有するソマトスタチンペプチドに存在
する、少なくとも1個の保護基を除去する。または、 b)2plのペプチドフラグメントをアミド結合で結合
する。ペプチドフラグメントの各々には少なくとも1個
のアミノ酸かアミノアルコールか、保護された形、また
は保護されていない形であり、それらの1個にはキレー
ト基を含む。その中では、アミド結合か、所望のアミノ
酸配列が得られるような方法で結合している。そして所
望により反応のa)工程を行う。
または C)キレート試薬と、保護されたまたは保護されていな
い形の、所望のソマトスタチンペプチドを、ペプチドの
所望のN−アミノ基上にキレート基がくるように結合す
る。そして所望によりa)工程を行う。または d)キレート基を有する保護されていない、または保護
されているペプチドの官能基を除去するか、またはそれ
を別の官能基に変換して、キレート基を有する別の保護
されていないか、または保護された形のペプチドを得る
。後者の場合、反応のa)工程を行う。またはe)キレ
ート基で修飾されたソマトスタチンペプチドを酸化する
。そのペプチドでは、2個のCys基がS−5架橋結合
している類似体を作るようにCys基のメルカプト基が
遊離の形で存在している。このようにして得られた「リ
ガンド」は遊離、または塩の形で再生される。
上記の反応は、たとえば以下の例具体的にはa)及びC
)の反応で記載されているように既知の方法と類似の方
法で行われる。キレート基がアミド結合した場合、これ
はアミド形成で用いられる方法と類似の方法で行うこと
ができる。これらの反応では、所望により、ペプチドの
使用や目的とするキレート基に適した保護基が反応に関
与しない官能基のために使用することができる。保護基
という用語は、官能基を有するポリマー樹脂をも包含し
うる。
キレート基が、出発物質として使用されるペプチドまた
はペプチドフラグメントのN−末端アミノ基に結合する
ことが所望され、ペプチドが1個あるいはそれ以上の側
鎖アミノ基を含む場合、これらの側鎖アミノ基は保護基
、たとえばペプチド化学で使用されるようなもので、好
便に保護される。
キレート基が、出発物質として使用されるペプチドまた
はペプチドフラグメントの側鎖アミノ基に結合すること
が所望され、ペプチドがフリーのN−末端アミノ基を含
む場合、後者は保護基により保護されるのが好ましい。
キレート基を有し、b)工程で使用されるペプチドフラ
グメントは、少なくとも1個のアミノ酸またはアミノア
ルコールを保護されたあるいは保護されていない形で含
んでいるペプチドフラグメントを、キレート試薬と反応
させることにより調製できる。反応は、工程C)と類似
の方法で行うことができる。
■またはV式のキレート基は、■°または■°式のキレ
ート試薬を反応させることにより、ペプチドに結合する
ことができる。
R,−C−5−(CH2)n 、 −C−(77) 、
 −CJVI 式中、XはペプチドのN−アミノ基とアミド結合を形成
することができる活性化基である。反応はEP2478
66Alで開示されたような方法で行うことができる。
反応のC)工程で用いられるキレート試薬は既知であり
、既知の方法と類似の方法で調製することができる。キ
レート試薬は、所望されたキレート基かソマトスタチン
ペプチドに導入できるようなものであることが好ましい
。たとえば開示されたポリアミノポリカルボン酸、その
塩または無水物である。
上記の反応では、出発物質として使用されるアミノ酸、
ペプチド、またはペプチドフラグメントのキレート基か
、ペプチドに架橋または介在基を介して結合する場合、
たとえば上記で規定された式(αυの基、そのようなア
ミノ酸、ペプチドフラグメントまたはペプチドは、常法
により対応するアミノ酸または架橋や介在基のないペプ
チドと、対応する架橋や介在基形成化合物、例を示すと
架橋基や介在基を含む酸あるいは反応性酸誘導体、たと
えばZ  Ra、 C0OH式の酸や、活性エステルの
ようなそれの反応性酸誘導体とを反応させることによっ
て調製することができる。例をあげると、活性エステル
基、またはカルボキシ活性化基、たとえば4−ニトロフ
ェニル、ペンタクロロフェニル、ペンタフルオロフェニ
ル、サクシンイミジル、またはl−ヒドロキシ−ベンゾ
トリアゾリルなどである。
別法として、まずキレート試薬を架橋あるいは介在基形
成化合物と反応させて、架橋基または介在基をっけ、そ
れから常法によりペプチド、ペプチドフラグメントまた
はアミノ酸と反応させることができる。
「本発明のリガンド」は、たとえばクロマトグラフィな
どで、常法により精製することができる。
「本発明のリガンド」は、キレート基を結合していない
ペプチドの含量の重量%か5%未満であるのが好ましい
別の態様によると、「本発明のリガンド」は検出可能要
素と錯体を形成することができる。
したがって、本発明は、上記で規定されたように遊離ま
たは塩の形の検出可能要素(以下、本発明のキレートと
称する)と錯体を形成している「本発明のリガンド」(
以下、本発明のキレートと称する)、及びこれらの製造
法、インビボでの診断及び治療上の処置のための使用を
も提供するものである。
検出可能要素としては、治療あるいはインビボ診断技法
において適切に検出できる任意の要素、好ましくは金属
イオンを含む。たとえば、検出可能な放射線を発する金
属イオン、またはNMR緩和特性に影響を及ぼす金属イ
オンなどである。
適当な検出可能な金属イオンには、例をあげると、重金
属イオン、または希土類イオン、たとえばCATスキャ
ン(コンピューターアクシャルトモグラフィー)に用い
られるようなもの、常磁性イオン、たとえばGd” 、
Fe”中、M、2◆Cr■など、蛍光金属イオン、たと
えばEu3″″及び放射性核種、たとえばγ線放出放射
性核種、β線放出線性核種、α線放出放射性核種、陽電
子放出放射性核種、たとえば”Gaなとがある。
適当なγ線放出放射性核種には診断技法に有用なものが
ある。γ線放出放射性核種は好都合には半減期が1時間
から40日であり、5時間から4日というのが好ましく
、さらに好ましいのは12時間から3日である。例をあ
げると、ガリウム、インジウム、テクネチウム、イッテ
ルビウム、レニウム及びタリウム、などに由来する放射
性核種、たとえば67G3.1目In%IIIIluT
cSI@llYb及び”’Reなどである。「本発明の
リガンド」または使用されたソマトスタチンペプチドの
代謝に合わせてγ線放射性核種を選択するのが好ましい
。「本発明のリガンド」が、ソマトスタチンペプチドの
半減期よりも長い半減期を有するγ線放出核種と、腫瘍
上でキレートするのが、より好、ましい。
イメージングに使用するのに適当な放射性核種は陽電子
放出放射性核種、たとえば上記で記載したようなもので
ある。
適当なβ線放出放射性核種には治療のための投与に有用
なものがある。たとえば”Yl”−Cu。
”’Re、”’Re、””Er5111SnS”’Te
、”’Pr、 ””Au、 ””Pd、 ”llDy、
 ”P、 ’口Prなどである。β線放出性核種は、好
都合には、2゜3時間から14.3日の半減期を有する
が、2.3〜100時間が好ましい。β線放出放射性核
種は、腫瘍上で、ソマトスタチンペプチドよりも長い半
減期を有するものを選択するのが好ましい。
適当なα線放出放射性核種は治療上の処置に使用される
もの、たとえばt l S p、 t%”’B iなど
である。
「本発明のキレート」は、「リガンド」を対応する検出
可能要素造成化合物、たとえば金属塩、好ましくは水溶
性塩との反応させて調製することができる。反応は既知
の方法、たとえばペリン、オルガニックリガンド・ケミ
カルデータシリーズ(Organic Ligand、
Chemical Data 5eries)22 。
ニューヨークペルガモンプレス(1982)、グレジュ
カリットとタッカ−、バイオフィジカル・アンド・バイ
オケミカル・リサーチ・コミュニケーションズ(B 1
ophys、B iohem、Res、 Com、) 
77 : 581(1977)及びワグナ−とヴエルヒ
、ジャーナル・オブ・ニューフレアー・メディシン(J
 、Nucl、Med、)20 42 B(1979)
などに開示されているのと類似の方法で行うことができ
る。
「リガンド」の錯体は、「本発明のリガンド」が生理学
的に安定な状態を示すpHで形成されるのが好ましい。
別法として、検出可能要素もまた、仲介キレート試薬と
の錯体として溶液に加えることができる。
仲介キレート試薬とは、たとえば、リガンドの生理学的
1)H1要素を可溶化するキレート錯体を形成するが、
キレートよりも熱力学的に不安定なキレート試薬などで
ある。その上°うな仲介キレート試薬の例としては、4
,5−ジヒドロキシ−1,3ベンゼン−ジスルホン酸(
チロン)がある。このような反応では、検出可能要素が
リガンドととってかわってしまう。
「本発明のキレート」はまた、検出可能要素と錯体を形
成したキレート試薬と、保護されたまたは保護されてい
ない形のソマトスタチンペプチドを結合し、もし所望さ
れるならば、存在する少なくとも1つの保護基を除去す
ることによって作ることができる。同じ反応は、検出不
可能な金属イオンとift体を形成するキレート試薬と
でもおこり、その結果できるペプチド錯体では、金属イ
オンを所望の検出可能要素と置換することができる。
「本発明のキレート」はまた、検出可能要素と錯体を形
成したキレート試薬と、保護されたまたは保護されてい
ない形の、少なくとも1個のアミノ酸を含有するソマト
スタチンペプチドフラグメントを結合し、そして、ペプ
チド合成を、最終的なペプチド配列が得られるまで段階
的に続け、もし所望されるならば、存在する少なくとも
1個の保護基を除去して作ることができる。検出可能要
素の代わりに、キレート試薬が検出不能な金属と錯体を
形成することができ、ついで、その結果できるソマトス
タチンペプチドは、この金属を検出可能要素と置換する
ことができる。
キレート基が架橋あるいは介在基を介してソマトスタチ
ンペプチドに結合している場合、たとえば上記で規定さ
れたような、(α1)式の基を介した場合、ソマトスタ
チンペプチドとペプチドフラグメントまたはキレート試
薬のどれかが、上記の架橋、あるいは介在基を有するこ
とができる。
上記で記載された反応は、既知の方法と類似の方法で行
うことができる。存在するキレート基に応じて異なるが
、ラベル化効率は100%近くになり、精製は不要とな
ることもある。たとえばテクネチウム−99mのような
放射性核種は、酸化体、たとえばTc−99mパーテク
ネテートのような形で用いられ、これは、還元状態下で
錯体形成することができる。
上記で記載された反応は、微量な金属きょう雑物を除去
した状態にするのが好適である。脱イオンした蒸留水、
超純度の試薬、キレ−ジョン−グレードの放射活性など
・・・が、微量金属の影響を減らすために用いられる。
「本発明のキレート」は、たとえば遊離体、または塩と
して存在することができる。塩には、たとえば有機酸、
ポリマー酸、あるいは無機酸、例をあげると塩酸、酢酸
などとの酸付加塩及び、キレート形成に関惨しない分子
に存在するカルボン酸類とで得られる塩、たとえばナト
リウムやカリウムのようなアルカリ金属塩、または置換
されたかまたは置換されていないアンモニウム塩などが
ある。
「本発明のキレート」及び医薬として許容される塩は、
医薬活性を呈する。それゆえに、たとえば常磁性イオン
、γ線放出金属イオンあるいは陽電子放出放射性核種と
錯体を形成して、ソマトスタチンレセプター陽性腫瘍ま
たは転移を視覚化するようなイメージング試薬として、
または、αまたはβ放射性核種と錯体を形成して、ソマ
トスタチンレセプター陽性腫瘍または転移をインビボで
処置する放射性薬剤として有用である。これらは、標準
的な試験で証明することができる。
具体的にいうと、「本発明のキレート」は腫瘍や転移物
により発現または過剰に発現されたソマトスタチンレセ
プターに対する親和性を有している。
ヒト胃腸管に由来するソマトスタチンレセプター陽性腫
瘍を患者から取出し、即座に氷上にのせ、最長30分間
、−80℃で凍結する。さらにオートラジオグラフィー
にかけるため、この凍結物を低温槽(タイプ1720)
中lOμm断片に切断し、洗浄された顕微鏡のスライド
上にマウントし、−20℃で少なくとも3日間保存し、
組織のスライドへの吸着性を高める。その断片は、Ca
CQt(2mM)とK(d!(5mM)を含有するトリ
ス塩酸緩衝液(50mM5pH7,4)中、10分間、
室温でブレインキュベートし、塩を添加していない同じ
緩衝液で2分間、2度洗浄する。この断片は、それから
ウシ血清アルブミン(10g/12)、バシトラシン(
40n/C)及びMgCMgCl2t(5を含有するト
リス塩酸緩衝液(170n+M、pH7,4)中、室温
温度で2時間、「本発明のキレート」と−緒にインキュ
えて定量する。インキュベートされた断片は、0゜25
 g/12B S Aを含有する冷たいインキュベーシ
ョン緩衝液で5分間、2度洗浄する。蒸留水中に短い間
浸して過剰の塩を除去し、断片を急速に乾燥し、[’H
]−LKBフィルムにのせる。X線カセットに約1週間
さらしたあと、「本発明のキレート」、たとえば放射性
核種の「キレート」は、10−10から10−’Mの濃
度で加えたとき、周囲の健全な組織はラベルせずに、腫
瘍組織をラベルする点で、極めて良好な結果が得られる
インビトロアッセイのこの結合では、実施例5の化合物
は、ソマトスタチンレセプター陽性腫瘍組織を高度に特
異的にラベルし、非特異的なバックグランドは低いこと
が明らかになった。
F本発明のキレート」のソマトスタチンレセプターに対
する親和性は、インビボの試験ででも明示すことができ
る。
移植可能な外分泌性の膵臓のソマトスタチンレセプター
陽性腫瘍を有するラットを、「本発明のキレート」を静
脈内注射をして処置した。注射部位はペニスの血管であ
る。投与後即座に、動物をガンマ−カメラのコリメータ
ー上に置き、放射活性の分布を、種々の時間間隔でモニ
ターした。
放射活性の生物分布は、そのように処置した多(のラッ
トを一連に剖検し、器官の放射活性を検定することによ
っても決定することができる。
「本発明のキレート」、たとえば放射性核種の「キレー
ト」、例をあげるとγ線放出「キレート」を、O1〜2
mC1の放射性核種でラベルされた「リガンド」1〜5
μg/kgの投与量で投与した後、腫瘍部位は、実際に
分泌される器官と一緒に検出できるようになる。実施例
5の化合物は、0.5fflCi”’Inで、ラベルさ
れた実施例1の化合物4μg/kg体重に相当する投与
量で動物に静脈内投与する。放射活性は注射後3分、1
0分、15分、20分、20時間、48時間に評価する
。注射後3分で放射活性は腎臓、ぼうこう、及び腫瘍部
位で検出された。注射後20時間には、放射活性は高ま
り、肺癌部位に非常に高度に局在する。
したがって、一連の具体的な、あるいは選択的な態様に
おいて本発明は以下のものをも提供する。
1、a)対象に「この発明のキレート」を投与し、b)
上記「キレートjが標的とするレセプターの位置を記録
することからなる、対象におけるソマトスタチンレセプ
ター陽性腫瘍または転移のインビボ検出法。
この発明のインビボ検出法に使用する「この発明のキレ
ート」は、γ線放出性放射性核種、ポジトロン放出性放
射性核種または常磁性金属イオン、例えば前述のものと
複合した「キレート」である。
方法(1)で画像形成剤として用いる「この発明のキレ
ート」は、非経口的、好ましくは静脈内に、例えば注射
用溶液またはけんたく液の形で、好ましくは1回の注射
で投与することができる。適当な用量は、勿論、例えば
「リガンド」および使用した検出要素のタイプ、例えば
放射性核種によって異なる。適当な注射用量は、当業界
で既知の写真走査法により画像化が可能な範囲の量であ
る。放射能標識した「この発明のキレート」を用いる場
合、放射能として0.1〜51〜5O,好ましくは0.
130mC1,さらに好ましくは0.1〜21〜2Oを
有する用量を投与するのが有利であり得る。
動物の場合、指示用量は、0.1〜2mC1のγ線放出
性放射性核種、例えば1llInで標識した[リガンド
J0.1〜10μg/Kgの範囲であり得る。
大形動物、例えばひとの場合、指示用量は、0゜1 5
0 mc is好ましくは0.1〜31〜3O,例えば
3−15mC1のγ線放出性放射性核種(この量は使用
したγ線放出性放射性核種により異なる)で標識した[
リガンドJl−200μgの範囲であり得る。例えばI
nの場合、低い範囲の放射能を用いるのが好ましく、T
cの場合は、高い範囲の放射能を用いるのが好ましい。
「キレート」による腫瘍(がん)形成性部位の濃厚化後
に、対応する画像技術、例えば核医学的画像形成器具、
例えばスキャナー、γ線カメラ、回転式γ線カメラ(こ
れらはそれぞれコンピューター化されているのが好まし
い)、PETスキャナー(ポジトロンエミッショントモ
グラフィー)、MR[装置またはCATスキャニング装
置を用いた技術を用い得る。
「この発明のキレート」、例えばγ線放出性「キレート
」の大部分は腎から実質的に排出され、肝に顕著に蓄積
することはない。
2、対象に治療有効h1の「この発明のキレート」を投
与することからなる、処置の必要な対象におけるソマト
スタチンレセプター陽性腫瘍および転移のインビボ処置
法。
この発明のインビボ処置法に使用する「この発明のキレ
ート」は、前記のようなαまたはβ線放出性放射性核種
と複合した「キレート」である。
この発明の治療法の実施に用いる用量は、勿論、例えば
処置すべき具体的症状、例えば腫瘍の体積、使用する特
定の「キレート」、例えば腫瘍中における「キレート」
の半減期、および目的とする治療により異なる。一般に
、用量は、各臓器に対する放射能分布および観察される
標的のとり込みに基づいて計算する。例えば、0 、1
〜3+lIC1/体重Kg。
例えば1 3 mc is好ましくは1〜1.5mci
/Kgの放射能を有する日用量範囲で「キレート」を投
与することができる。
動物の場合、指示用量は、0.1〜3mC1のαまたは
β線放出性放射性核種、例えば”Yで標識した[リガン
ドJ0.1〜5μg/Kgの範囲であり得る。大形動物
、例えばひとの場合、指示日用量は、0.1〜3mC1
/体重Kg、例えば0.1〜1゜5 mCi/体重Kg
のαまたはβ線放出性放射性核種で標識した「リガンド
Jl−200μgの範囲であり得、これは1日4回以下
の分割用量で投与するのが好便である。
この発明のαまたはβ線放出性放射性核種は、任意の慣
用経路、特に非経口経路で、例えば注射用溶液またはけ
んだく液の形で投与することができる。これらはまた、
輸液、例えば30−60分輸液により有利に投与するこ
とができる。腫瘍の部位によるが、これらはできるだけ
腫瘍部位に近く、例えばカテーテルにより投与すること
ができる。投与法は、使用した「キレート」の解離速度
および排泄速度に応じて選択することができる。
「この発明のキレート」は、遊離形または医薬として許
容される塩形で投与することができる。このような塩は
常法により製造することができ、遊離化合物と同じオー
ダーの活性を示す。
この発明の方法で用いる「この発明のキレート」は、対
象に投与する直前に製造すること、すなわち、目的とす
る金属イオン、特に目的とするα、βまたはγ放射性核
種による放射能標識を投与の僅か前に行なうことが望ま
しい。
[この発明のキレート」は、下垂体、消化器膵、中枢神
経系、胸(乳)、前立腺、卵巣または大腸の腫瘍、小細
胞肺がん、バラガングリオーマ、神経芽腫、褐色細胞腫
、骨髄質性甲状腺がん、骨髄腫等の腫瘍およびその転移
の画像形成または処置に適当である。
この発明の別の態様によると、γ線放出性の「この発明
のキレート」は、また、腎機能の評価のための画像形成
剤として使用し得る。
5匹からなるマウス群を使用した。各マウスに、尾静脈
から1mC1の「この発明のキレート」含有液0 、1
 mQを静注した。マウスを、排泄尿採取用メタボリッ
クケージに入れた。注射10または120分後に尿道を
結さっし、マウスをクロロホルムで麻酔した。尿産生系
の画像形成を常用画像化技術により行なった。この試験
において、γ線放出性の「この発明のキレート」を0.
1〜31〜3Oの用量で投与したとき、腎排泄の画像化
が実証された。
したがって、この発明はまた、対象に有効量のγ線放出
性「キレート」を投与し、腎機能を記録することからな
る、対象の腎機能のインビボ評価法を提供するものであ
る。
この発明の別の態様によると、下記のものが提供される
i)1種以上の医薬として許容される担体または希釈剤
と共に、「この発明のリガンド」の遊離形またはその医
薬として許容される塩形を含有する、医薬組成物。
1i)1種以上の医薬として許容される担体または希釈
剤と共に、この発明の「キレート」の遊離形またはその
医薬として許容される塩形を含有する、医薬組成物。
このような組成物は常法により製造することができる。
この発明の組成物は「リガンド」と金属イオンを混合す
ること、および生成する「キレート」を投与することに
関する指示書と共に、別個のパッケージとして供給する
ことができる。また、混合および「キレート」の投与に
関する指示書と共に、「リガンド」および検出可能な金
属イオンの別個の単位用量を含む1個のパッケージ、す
なわちツインパック形として供給することができる。担
体または希釈剤は単位用量形態中に存在することができ
る。
次の実施例において、温度はすべて℃で示し、[α]v
0値と共に未補正である。次の省略記号を用いる。
Boc:    t−ブトキシカルボニルTFA:  
トリフルオロ酢酸 DTPA:  ジエチレントリアミン五酢酸実施例1 DTPA−DPhe−Cys−Phe−DTrp−Ly
s−Thr −Cys −Thr−オール遊離塩基形の
DPhe−Cys−Phe−DTr+)−Lys(ε−
Boc)−Thr−Cys−Thr−オール1.19(
1mM)をジオキサン/水1/ 1 (v/v)512
に溶解し、N aHCOs 59と反応させた。DTP
A二無水物520iyを撹拌しながらゆっくり加えた。
反応混合物をさらに30分間撹拌し、凍結乾燥させた。
残留物を水250i(2に溶解し、pHを−aHC1で
pH2,5に調節した。沈澱生成物を濾過、洗浄および
五塩化リンで乾燥させた。シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー後、次の生成物を単離0肩7および相当する二
量体DTPA −(DPhe−y8−Thr−オール)
t50ONg。
をジイソプロピルエーテルで沈澱させ、濾過および乾燥
した。残留物をデュオライトで脱塩および凍結乾燥し、
標題化合物150m9を得た。
[α]6°=−26.6°(c=1.95%酢酸)出発
原料は次のように製造することができる。
a)H−DPhe−Cys−Phe−DTrp−Lys
(B。
−一一一一一−1 c) −Thr −Cys −Thr−オールDMF3
0m12に溶解り、り’)−t−ブチAI−ヒ。
炭酸塩2.259をDMF 100酎中のH−D P 
hr−オール−酢酸塩lO9溶液に室温下ゆっくりと一
滴ずつ加えた。室温下2時間後、溶媒を真空上吸引除去
し、残留物にジイソプロピルエーテル200yIQを加
えた。形成した析出物を濾過、ジイソプロピルエーテル
で洗浄および乾燥した。粗生成物をシリカゲルクロマト
グラフィー(溶離剤:CHtcl*/MeOH9/1)
で精製し、その後白色無定形粉末を単離した。
[α]5’=29.8°(DMF’中c=1.28)−
ル200mgを混合した。室温下5分後、混合物実施例
2 DTPA−(DPhe−Cys−Phe−DTrp−L
y丁コ己7−専5−Thr−オール)。
実施例1で得られた中間生成物DTPA−(Dhr −
Cys −Thr−オール)、を含む分画を相当する一
m体形に対する上記記載のように処理し、BOC保護基
を除去し標題化合物を得た。
[α]”=−24,5°(c=0.55.95%酢酸)
実施例3 一一− HzN−(CHt)a−Co−DPhe−Cys−Ph
e−DTrp−Lys−Thr−Cys−Thr−オー
ルa)H−DPhe −Cys −Phe−DTrp 
−Lys(B。
c) −Thr −Cys −Thr−オール0.56
9、F moc−ε−アミノカプロン酸0,5ミリモル
およびヒドロキシベンゾトリアゾール115oをDMF
 10112に溶解し、−30℃に冷却した。この溶液
にDMF 51112(−10℃に冷却)中のジシクロ
へキシルカルボジイミド11519溶液を加えた。
24時間反応中に、混合物を室温までもどし、その後生
成ジシクロヘキシル尿素を濾過し、濾過物を10倍量の
水で希釈した。沈澱反応生成物を濾過し、洗浄および五
塩化リンで乾燥した。粗生成物をこれ以上精製せずに次
の段階に使用した。
b) F moc開裂 カップリング反応(a)からの粗精製物0.59をDM
F/ピペリンン 4 /4 v/v(透明液)と室温下
10分間処理し、つづいてジイソプロピルエーテル10
0MI2に混合した。反応生成物の沈澱物を濾過、洗浄
および乾燥した。粗生成物をこれ以上精製せずに次の段
階に使用した。
c)BOC開裂 (1,b)で得られた粗生成物300m9を100%T
FA(完全に溶解) 5 x(lと室温下5分間処理し
、つづいてジイソプロピルエーテル50村に混合した。
MCI/ノエチルエーテル2jIQを加えた後、生成析
出物を濾過、洗浄および高減圧下乾燥した。
最終生成物をシリカゲルクロマトグラフィー(CHC1
a/MeOH/AcOH7/310.510゜5)で精
製し、つづいてデュオライトで脱塩した(勾配:HtO
/AcOH9515−−−HfO/ジオキサン/AcO
H4515015)。
標題混合物が酢酸塩(白色凍結乾燥物)として得られた
[αコto=32°(c=0.5.95%酢酸)生成化
合物を実施例1および2の工程によりDTPAの反応を
使用した。
実施例4 実施例3およびlに記載された方法にしたがって次のリ
ガンドが調製された。
Trp−Lys−Thr−Cys−Thr−オール[α
]′。=−14、8°(c=0.5.95%酢酸)実施
例5 DTPA−DPhe Cys−Phe−DTrp−Lys 酸5xQに溶解した。得られた溶液を0.22μミレツ
クスーGVフイルターに通し、0.1112部に分配し
、−20℃に貯蔵した。”’InC13(アメルシャム
、1iCi/100μのを0.5M酢酸ナトリウム同容
量で前希釈し、室温下でInC15溶液およびリガンド
を混合し穏やかにホモジナイズすることにより実施した
HE P E S緩衝液、pH7,4を加えて10−a
M溶液にした。
実施例6 「−一 ”Yラベル化したDTPA−DPhe−Cys−phe
−DTrp−Lys−Thr−Cys−Thr−オール
@Oyを”Sr−90Y放射性核種発生装置から得た。
装置の構成、溶出および[”Y]EDTAから酢酸錯体
への変換は、ジャーナル・オブ・ヌクレアー・メディシ
ン(J 、 Nucl、 Med、 )28巻1465
−1470頁(1987年)のM、チノールおよびり、
J、ナトウィッヂにより記載された方法により実施され
る。0.01M酢酸5RQに溶解−一一一一一−1 ys −Thr −Cys −Thr−オール1gを室
温にし、殺菌0.5M酢酸50μC中の”Yl、O屓C
4を加えた。その後混合物を静かに30分から1時間放
置し、キレート化を最大にさせた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、検出可能な元素のためのキレート基を少なくとも1
    つ有する遊離形または塩形のソマトスタチン・ペプチド
    であって、かかるキレート基が、該ペプチドのアミノ基
    に結合しているペプチド。 2、検出可能な元素のためのキレート基を少なくとも1
    つ有する遊離形または塩形のソマトスタチン・ペプチド
    であって、 かかるキレート基が、該ペプチドのアミノ基に結合し、
    かつこのアミノ基が、ソマトスタチン・レセプターに対
    し実質的な結合親和力を示さないペプチド。 3、キレート基が、ソマトスタチン・ペプチドの末端N
    −アミノ基に結合している、請求項1または2記載のペ
    プチド。 4、キレート基が、該ペプチドのアミノ基に直接的また
    は間接的に結合している、請求項1〜3の1つに記載の
    ペプチド。 5、キレート基が、該ペプチドにアミド結合により結合
    している、請求項1〜4の1つに記載のペプチド。 6、検出可能な元素のためのキレート基を少なくとも1
    つ有する遊離形または塩形のソマトスタチン・ペプチド
    であって、かかるキレート基が、該ペプチドのアミノ基
    に結合し、かつこのアミノ基が、ソマトスタチン・レセ
    プターに対し実質的な結合親和力を示さない、以下の式
    で示されるソマトスタチン・ペプチド ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 Aは、炭素数1〜12のアルキル、炭素数7〜10のフ
    ェニルアルキルまたは式:RCO−[(i)Rは水素、
    炭素数1〜11のアルキル、フェニルまたは炭素数7〜
    10のフェニル アルキル、または (ii)RCO−は、 a)非置換、またはF、Cl、Br、NO_2、NH_
    2、OH、炭素数1〜3のアルキルおよび/または 炭素数1〜3のアルコキシで環置換され たL−またはD−フェニルアラニン残基、 b)上記a)で記載したもの以外の天然または合成α−
    アミノ酸残基または対応するD− アミノ酸残基、 c)各アミノ酸が、同一または異なって、上記a)およ
    び/またはb)記載のものから選ばれたジペプチド残基
    、 ただし、アミノ酸残基a)およびb)の α−アミノ基およびジペプチド残基c)の N−末端アミノ基は、所望により、モノ またはジ炭素数1〜12のアルキルによ りアルキル化されるかまたは炭素数1〜 8のアルカノイルにより置換されていて もよい。] A’は、水素、炭素数1〜12のアルキルまたは炭素数
    7〜10のフェニルアルキル、 Y_1およびY_2は、一緒になって直接、結合するか
    、各々、独立して水素または以下の式(1)〜(5)で
    示される基 ▲数式、化学式、表等があります▼(1)▲数式、化学
    式、表等があります▼(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(3)▲数式、化学
    式、表等があります▼(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) [式中、 Raはメチルまたはエチル、 Rbは水素、メチルまたはエチル、 mは1〜4の整数、 nは1〜5の整数、 Rcは炭素数1〜6のアルキル、 Rdは、天然または合成のα−アミノ酸のα−炭素原子
    に結合する置換基(水素を含む)、 Reは、炭素数1〜5のアルキル、 Ra’およびRb’は、独立して水素、メチルまたはエ
    チル、 R_8およびR_9は、独立して水素、ハロゲン、炭素
    数1〜3のアルキルまたは炭素数1〜3のアルコキシ、 pは0または1、 qは0または1、および rは0、1または2] Bは、非置換、またはハロゲン、NO_2、NH_2、
    OH、炭素数1〜3のアルキルおよび/または炭素数1
    〜3のアルコキシで環置換された−Phe−(ペンタフ
    ルオロアラニンを含む)、またはβ−ナフチル−Ala
    、 Cは、非置換、またはα−N−メチル化されるかまたは
    ハロゲン、NO_2、NH_2、OH、炭素数1〜3の
    アルキルおよび/またはアルコキシでベンゼン環が置換
    された(L)−Trp−または(D)−Trp−、Dは
    、Lys、側鎖のβ位にOまたはSを有するLys、γ
    −F−Lysまたはδ−F−Lys(これらは、所望に
    よりα−N−メチル化されていてもよい)または4−ア
    ミノシクロヘキシルAla残基または4−アミノシクロ
    ヘキシルGly残基、 Eは、Thr、Ser、Val、Phe、Ileまたは
    アミノイソ酪酸残基またはアミノ酪酸残基、 Gは、以下の式で示される基 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R_7は水素または炭素数1〜3のアルキル、R_1_
    0は水素または、生理学的に許容される、生理学的加水
    分解性エステルの残基、 R_1_1は水素、炭素数1〜3のアルキル、フェニル
    または炭素数7〜10のフェニルアルキル、R_1_2
    は水素、炭素数1〜3アルキルまたは式:−CH(R_
    1_3)−X_1、 R_1_3は−CH_2OH、−(CH_2)_2−O
    H、−(CH_2)_3−OHまたは−CH(CH_3
    )OH、または天然または合成のα−アミノ酸のα−炭
    素原子に結合する置換基(水素を含む)]、X_1は、
    式:−COOR_7、−CH2OR_1_0または以下
    の式で示される基 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 R_7およびR_1_0は、前記と同じ、 R_1_4は水素または炭素数1〜3のアルキル、R_
    1_5は水素、炭素数1〜3アルキル、フェニル、また
    は炭素数7〜10のフェニルアルキル、および R_1_8は水素またはヒドロキシ]、 ただし、R_1_2が−CH(R_1_3)−X_1で
    ある場合R_1_1が水素またはメチルであり、残基B
    、DおよびEは、L形であり、2位および7位の残基並
    びにY_14)の残基およびY_24)の残基は、各々
    独立して(L)または(D)形を有する。〕。 7、式 I において、AがRCOであってA’が水素で
    ある、請求項6記載のペプチド。 8、式 I において、Fが−CO−NH−CH(R_1
    _3)−X_1、 R_1_3が、−CH_2OH、−CH(CH_3)O
    H、−(CH_2)_2−OH、−(CH_2)_3−
    OH、イソブチルまたはブチルであって、X_1が、−
    CO−NR_1_4R_1_5または−CH_2OR_
    1_0〔R_1_0、R_1_4およびR_1_5は請
    求項5記載のもの〕である、請求項6または7記載のペ
    プチド。 9、ソマトスタチン・ペプチドが、オクトレオチドとし
    て知られる式: ▲数式、化学式、表等があります▼ から得られるものである、請求項1〜8の1つに記載の
    ペプチド。 10、キレート基が、イミノジカルボキシル基、ポリア
    ミノカルボキシル基、大環状アミン類由来の基、以下に
    示す式:IVおよびVで示される基からなる群から選ばれ
    る、請求項1〜9の1つに記載の遊離形または塩形のペ
    プチド ▲数式、化学式、表等があります▼IV ▲数式、化学式、表等があります▼V 〔式中、 R_1、R_2およびR_3は、独立して炭素数1〜6
    のアルキル、炭素数6〜8のアリールまたは炭素数7〜
    9のアリールアルキルであって、各々、所望によりOH
    、炭素数1〜4のアルコキシ、COOHまたはSO_3
    Hで置換されていてもよい、 n’は1または2、 iは2〜6の整数、 TTは、独立してアミド結合により相互に連結したα−
    またはβ−アミノ酸、または、ビス−アミノチオール誘
    導体、ジチアセミカルバゾン誘導体、プロピレンアミン
    オキシム誘導体、ジアミド・ジメルカプチド類もしくは
    ポルフィリン類から誘導された基を意味する。〕。 11、キレート基が、エチレンジアミン四酢酸(EDT
    A)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチ
    レンジアミン・グルコ−O,O’−ビス(2−アミノエ
    チル)−N,N,N,’N’−四酢酸(EGTA)、N
    ,N’−ビス(ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン
    −N,N’−二酢酸(HBED)、トリエチレントリア
    ミン六酢酸(TTHA)、置換EDTAまたは−DTP
    A1,4,7,10−テトラ−アザシクロドデカン−N
    ,N’,N”,N”’−四酢酸(DOTA)および1,
    4,8,11−テトラアザシクロテトラデカン−N,N
    ’,N”,N”’−四酢酸(TETA)から誘導される
    、請求項10記載の遊離形または塩形のペプチド。 12、キレート基が、ジエチレントリアミン五酢酸(D
    TPA)から誘導される、請求項11記載の遊離形また
    は塩形のペプチド。 13、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項1〜12の1つに記載の遊離形または塩形
    のペプチド。 14、キレート基が、以下に示す式:α_1で示される
    スペーサー基を介して該ペプチドに結合する、請求項1
    〜12の1つに記載のペプチド Z−R_3_5−CO−(α_1) 〔式中、 R_3_5は、炭素数1〜11のアルキレン、炭素数2
    〜11のアルケニレンまたは−CH(R’)−(R’は
    天然または合成のα−アミノ酸のα位に)結合した残基
    、および Zは該キレート基と反応して共有結合可能な官能基を意
    味する。〕。 15、遊離形または塩形の、請求項1記載のソマトスタ
    チン・ペプチドを製造するにあたり、a)キレート基を
    有するソマトスタチン・ペプチドに存在する少なくとも
    1つの保護基を除去し、b)所望のアミノ酸配列が得ら
    れるようなアミド結合により、2つのペプチド断片を相
    互に結合し(各ペプチドは、少なくとも1つの、保護形
    または非保護形のアミノ酸またはアミノアルコールを有
    し、かつかかるペプチドの一方は、キレート基を有する
    。)、次いで、所望により工程a)の方法を行い、 c)キレート剤と、保護形または非保護形の、所望のソ
    マトスタチン・ペプチドを、該キレート剤が該ペプチド
    の所望のN−アミノ基に固定されるような方法で、相互
    に連結させ、次いで、所望により工程a)の方法を行い
    、 d)キレート基を有する非保護または保護ペプチドの官
    能基を除去するかまたは該官能基を、キレート基を有す
    る別の非保護または保護ペプチドが得られるような別の
    官能基に変換させ、後者の場合、次いで工程a)の方法
    を行い、 e)キレート基により修飾しCys基のメルカプト基を
    遊離形で存在させたソマトスタチン・ペプチドを、酸化
    させて、2つのCys基がS−S架橋により結合した類
    似体を生成し、次いで得られた化合物を遊離形または塩
    形で回収する ことからなる製法。 16、遊離形または医薬上許容される塩形の、医薬とし
    て用いられる、請求項1〜14の1つに記載のペプチド
    。 17、遊離形または医薬上許容される塩形の、請求項1
    〜14の1つに記載のソマトスタチン・ペプチドと、医
    薬担体または希釈剤を含有する医薬組成物。 18、この明細書の記載し実施例1〜14の1つにおい
    て実質的に記載したようなソマトスタチン・ペプチド。 19、検出可能なキレートの製造に使用される、遊離形
    または塩形の、請求項1〜14の1つに記載のソマトス
    タチン・ペプチド。 20、検出可能な元素のための少なくとも1つのキレー
    ト基を有するソマトスタチン・ペプチドからなる遊離形
    または医薬上許容される塩形のキレートであって、 かかるキレート基が、該ペプチドのアミノ基に結合し、
    かつこのアミノ基が、ソマトスタチン・レセプターに対
    し実質的な結合親和力を示さず、しかもソマトスタチン
    ・ペプチドが検出可能な元素と錯体を形成する、キレー
    ト。 21、ソマトスタチン・ペプチドが、請求項3〜14の
    1つに記載のものである、請求項20記載のキレート。 22、検出可能な元素が、γ−放射・放射性核種である
    、請求項20または21記載のキレート。 23、検出可能な元素が、^1^1^1Inまたは^8
    ^9Tcである、請求項22記載のキレート。 24、遊離形または塩形の、^1^1^1Inラベル▲
    数式、化学式、表等があります▼ 25、遊離形または医薬上許容される塩形の、医薬とし
    て用いられる、請求項20〜24の1つに記載のキレー
    ト。 26、遊離形または医薬上許容される塩形の、ソマトス
    タチン・レセプター陽性腫瘍または転位部のイメージン
    グ剤として用いられる、請求項20〜24の1つに記載
    のキレート。 27、遊離形または医薬上許容される塩形の、請求項2
    0〜24の1つに記載のキレートと、医薬担体または希
    釈剤を含有する医薬組成物。 28、この明細書の記載し実施例の1つにおいて実質的
    に記載したような、InラベルまたはTcラベル・ソマ
    トスタチン・ペプチド。 29、検出可能な元素が、α−またはβ−放射・放射性
    核種である、請求項20または21記載のキレート。 30、検出可能な元素が^9^0Yである、請求項29
    記載のキレート。 31、遊離形または医薬上許容される塩形の、^9^0
    Yラベル ▲数式、化学式、表等があります▼ 32、遊離形または医薬上許容される塩形の、放射性医
    薬として使用される、請求項20、21、29、30ま
    たは31の1つに記載のキレート。 33、遊離形または医薬上許容される塩形の、ソマトス
    タチン・レセプター陽性腫瘍または転位部の放射線治療
    に使用される、請求項20、21および29〜31の1
    つに記載のキレート。 34、遊離形または医薬上許容される塩形の、請求項2
    0、21および29〜31の1つに記載のキレートと、
    医薬上許容される担体または希釈材を含む、医薬組成物
    。 35、この明細書の記載し実施例の1つにおいて実質的
    に記載したような、Yラベル・ソマトスタチン・ペプチ
    ド。 36、請求項20〜26、28〜33および35の1つ
    に記載のキレートを製造するにあたり、遊離形または医
    薬上許容される塩形の請求項1記載のソマトスタチン・
    ペプチドを、検出可能な元素と反応させて、化合物を得
    る ことからなる製法。 37、請求項20〜26、28〜33および35の1つ
    に記載のキレートを製造するにあたり、検出可能な元素
    と錯体を形成したキレート剤と、保護形または非保護形
    の請求項1記載のソマトスタチン・ペプチドを、結合さ
    せ、次いで要すれば、存在しうる少なくとも1つの保護
    基を除去することからなる製法。 38、請求項1〜14および18の1つに記載のソマト
    スタチン・ペプチドおよび検出可能な元素からなる投与
    用ユニットの単位用量、およびこれらの混合およびイメ
    ージング剤または治療剤としての用途に関する説明書か
    らなるパッケージ。
JP1315124A 1988-12-05 1989-12-04 ペプチド誘導体 Expired - Lifetime JP2726320B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB888828364A GB8828364D0 (en) 1988-12-05 1988-12-05 Improvements in/relating to organic compounds
GB8828364 1988-12-05
GB898916115A GB8916115D0 (en) 1989-07-13 1989-07-13 Improvements in or relating to organic compounds
GB8916115 1989-07-13
GB8916761 1989-07-21
GB898916761A GB8916761D0 (en) 1989-07-21 1989-07-21 Improvements in or relating to organic compounds

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20891597A Division JP3686503B2 (ja) 1988-12-05 1997-08-04 ペプチド誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02184698A true JPH02184698A (ja) 1990-07-19
JP2726320B2 JP2726320B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=27264222

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1315124A Expired - Lifetime JP2726320B2 (ja) 1988-12-05 1989-12-04 ペプチド誘導体
JP20891597A Expired - Lifetime JP3686503B2 (ja) 1988-12-05 1997-08-04 ペプチド誘導体

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20891597A Expired - Lifetime JP3686503B2 (ja) 1988-12-05 1997-08-04 ペプチド誘導体

Country Status (24)

Country Link
JP (2) JP2726320B2 (ja)
KR (1) KR0156541B1 (ja)
AT (1) AT403476B (ja)
AU (1) AU633859B2 (ja)
BE (1) BE1002296A5 (ja)
CA (1) CA2004532C (ja)
CH (1) CH678329A5 (ja)
DE (1) DE3991505B4 (ja)
DK (1) DK175338B1 (ja)
ES (1) ES2023533A6 (ja)
FI (1) FI102540B1 (ja)
FR (1) FR2639947B1 (ja)
GB (1) GB2225579B (ja)
HK (1) HK189995A (ja)
HU (2) HUT53375A (ja)
IE (1) IE62091B1 (ja)
IL (1) IL92534A (ja)
LU (1) LU87633A1 (ja)
MY (1) MY106120A (ja)
NL (1) NL194828C (ja)
PT (1) PT92487B (ja)
SA (1) SA96160495B1 (ja)
SE (1) SE508799C2 (ja)
WO (1) WO1990006949A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505915A (ja) * 2003-09-17 2007-03-15 ボード オブ リージェンツ, ザ ユニバーシティー オブ テキサス システム 機構ベースの標的化した膵臓β細胞画像化および治療

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU639371B2 (en) * 1987-07-10 1993-07-22 Novartis Ag Method of treating breast cancer
DE3845000C2 (de) * 1987-07-10 1998-11-19 Novartis Ag Anwendung von Octreotid zur Behandlung von Brustkrebs
GB9111199D0 (en) * 1991-05-23 1991-07-17 Sandoz Ltd Improvements in or relating to organic compounds
US5985240A (en) * 1989-08-09 1999-11-16 Rhomed Incorporated Peptide radiopharmaceutical applications
US5700444A (en) * 1992-02-20 1997-12-23 Rhomed Incorporated Chemotactic peptide pharmaceutical applications
US5443816A (en) * 1990-08-08 1995-08-22 Rhomed Incorporated Peptide-metal ion pharmaceutical preparation and method
US5460785A (en) * 1989-08-09 1995-10-24 Rhomed Incorporated Direct labeling of antibodies and other protein with metal ions
GB9004017D0 (en) * 1990-02-22 1990-04-18 Krenning Eric P Improvements in or relating to organic compounds
US5382654A (en) * 1992-02-05 1995-01-17 Mallinckrodt Medical, Inc. Radiolabelled peptide compounds
US7238340B1 (en) 1991-11-27 2007-07-03 Cis Bio International Monoamine, diamide, thiol-containing metal chelating agents
US5443815A (en) * 1991-11-27 1995-08-22 Diatech, Inc. Technetium-99m labeled peptides for imaging
ATE181240T1 (de) * 1991-02-08 1999-07-15 Biomeasure Inc Verwendung von somatostatinanalogen zur behandlung von melanomen
US5849261A (en) * 1991-02-08 1998-12-15 Diatide, Inc. Radiolabeled vasoactive intestinal peptides for diagnosis and therapy
CA2102633A1 (en) * 1991-06-03 1992-12-04 Peter H. Cox Radiolabelled somatostatin derivatives, their preparation and use
ES2150916T3 (es) * 1991-08-29 2000-12-16 Mallinckrodt Medical Inc Utilizacion del acido gentisico o del alcohol gentisilico para estabilizar peptidos y proteinas radiomarcados.
US5225180A (en) * 1991-09-10 1993-07-06 Diatech, Inc. Technetium-99m labeled somatostatin-derived peptides for imaging
US5783170A (en) * 1991-11-27 1998-07-21 Diatide, Inc. Peptide-metal chelate conjugates
ES2155447T3 (es) * 1992-01-03 2001-05-16 Rhomed Inc Aplicaciones farmaceuticas de peptidos-iones metalicos.
US5556609A (en) * 1992-02-20 1996-09-17 Rhomed Incorporated YIGSR peptide radiopharmaceutical applications
US5738838A (en) * 1992-02-20 1998-04-14 Rhomed Incorporated IKVAV peptide radiopharmaceutical applications
US5371184A (en) * 1992-02-05 1994-12-06 Mallinckrodt Medical, Inc. Radiolabelled peptide compounds
ATE203417T1 (de) * 1992-02-05 2001-08-15 Mallinckrodt Inc Radioaktiv markierte somatostatin
US5643549A (en) * 1992-02-20 1997-07-01 Rhomed Incorporated Leukostimulatory agent for in vivo leukocyte tagging
EP0636032A1 (en) * 1992-03-25 1995-02-01 Mallinckrodt Medical, Inc. Method of intraoperatively detecting and locating tumoral tissues
US5871711A (en) * 1992-06-23 1999-02-16 Diatide, Inc. Radioactively-labeled somatostatin-derived peptides for imaging and therapeutic uses
US6017512A (en) * 1992-06-23 2000-01-25 Diatide, Inc. Radiolabeled peptides
US5620675A (en) 1992-06-23 1997-04-15 Diatech, Inc. Radioactive peptides
US5716596A (en) * 1992-06-23 1998-02-10 Diatide, Inc. Radioactively labeled somatostatin-derived peptides for imaging and therapeutic uses
EP0607103A3 (en) * 1993-01-12 1997-07-09 Sandoz Ltd Somatostatin analogs containing chelating groups and their radiolabeled compositions.
US5650134A (en) * 1993-01-12 1997-07-22 Novartis Ag (Formerly Sandoz Ltd.) Peptides
EP0683676A4 (en) * 1993-02-02 1998-09-30 Neorx Corp BIODISTRIBUTION DIRECTED FROM SMALL MOLECULES.
US5879657A (en) * 1993-03-30 1999-03-09 The Dupont Merck Pharmaceutical Company Radiolabeled platelet GPIIb/IIIa receptor antagonists as imaging agents for the diagnosis of thromboembolic disorders
EP1099707A3 (en) * 1993-06-23 2002-01-09 Diatide, Inc. Radiolabeled somatostatin-derived peptides for imaging and therapeutic uses
US5932189A (en) * 1994-07-29 1999-08-03 Diatech, Inc. Cyclic peptide somatostatin analogs
CA2190727C (en) * 1994-05-19 2006-07-18 Sudhakar Kasina Aromatic amine substituted bridged nitrogen and sulfur donor atom ligands for imaging
US6051206A (en) * 1994-06-03 2000-04-18 Diatide, Inc Radiolabeled somatostatin-derived peptides for imaging and therapeutic uses
GB9417873D0 (en) 1994-09-06 1994-10-26 Sandoz Ltd Organic compounds
US5632969A (en) * 1994-10-13 1997-05-27 Merck & Co., Inc. N3 S2 chelating ligands optionally radiolabelled with Tc or Re, useful for diagnostic or therapeutic applications
US5556939A (en) * 1994-10-13 1996-09-17 Merck Frosst Canada, Inc. TC or RE radionuclide labelled chelate, hexapeptide complexes useful for diagnostic or therapeutic applications
US5830431A (en) * 1995-06-07 1998-11-03 Mallinckrodt Medical, Inc. Radiolabeled peptide compositions for site-specific targeting
GB9708265D0 (en) 1997-04-24 1997-06-18 Nycomed Imaging As Contrast agents
FI965181A (fi) 1996-12-20 1998-06-21 Map Medical Technologies Oy Polyalkoholi-peptidijohdannaiset
US7175953B2 (en) 1999-04-09 2007-02-13 Institute Fuer Diagnostik Forschung Short-warp peptide-dye conjugate as contrast agent for optical diagnostic
DE19917713A1 (de) * 1999-04-09 2000-10-19 Diagnostikforschung Inst Kurzkettige Peptid-Farbstoffkonjugate als Konstrastmittel für die optische Diagnostik
US6630570B1 (en) 1999-04-09 2003-10-07 Insitut für Diagnostikforschung GmbH Short-chain peptide-dye conjugates as contrast media for optical diagnosis
US6685914B1 (en) 1999-09-13 2004-02-03 Bristol-Myers Squibb Pharma Company Macrocyclic chelants for metallopharmaceuticals
CA2443273C (en) * 2001-04-23 2011-09-27 Mallinckrodt Inc. Tc and re labeled radioactive glycosylated octreotide derivatives
WO2005018682A2 (en) 2003-08-20 2005-03-03 The Regents Of The University Of California Somatostatin analogs with inhibitory activity to growth hormone release
EP2067786A1 (en) 2007-12-07 2009-06-10 ITALFARMACO S.p.A. Novel non selective analogs of somatostatin
WO2014081655A1 (en) 2012-11-21 2014-05-30 Serene Oncology, Llc Tin-1 17m comprising somatostatin receptor binding compounds

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1222691A (en) * 1981-12-29 1987-06-09 Wilhelmus T. Goedemans Method of preparing radionuclide-labelled proteins, in particular antibodies or antibody fragments
US4652519A (en) * 1983-02-03 1987-03-24 Yeda Research And Development Company Limited Bifunctional chelating agents and process for their production
US4707352A (en) * 1984-01-30 1987-11-17 Enzo Biochem, Inc. Method of radioactively labeling diagnostic and therapeutic agents containing a chelating group
DE3511206A1 (de) * 1985-03-28 1986-10-09 Sandoz-Patent-GmbH, 7850 Lörrach Neue polypeptidderivate, ihre herstellung und pharmazeutische praeparate, welche diese polypeptidderivate enthalten
HUT42101A (en) * 1985-01-07 1987-06-29 Sandoz Ag Process for preparing stomatostatine derivatives and pharmaceutical compositions containing such compounds
DE3522638A1 (de) * 1985-06-25 1987-01-08 Diamalt Ag Neue somatostatin-derivate
US4678667A (en) * 1985-07-02 1987-07-07 501 Regents of the University of California Macrocyclic bifunctional chelating agents
AU593611B2 (en) * 1986-02-14 1990-02-15 Nihon Medi-Physics Co., Ltd. High molecular compounds having amino groups, and their utilization
US4732974A (en) * 1986-03-05 1988-03-22 Mallinckrodt, Inc. Metal ion labeling of carrier molecules
US4861869A (en) * 1986-05-29 1989-08-29 Mallinckrodt, Inc. Coupling agents for joining radionuclide metal ions with biologically useful proteins
HU206890B (en) * 1986-10-13 1993-01-28 Sandoz Ag Process for producing sugar-modified somatostatin peptide derivatives and pharmaceutical compositions containing them as active components
CH679045A5 (ja) * 1987-06-29 1991-12-13 Sandoz Ag
US5073541A (en) * 1987-11-18 1991-12-17 Administrators Of The Tulane Educational Fund Treatment of small cell lung cancer with somatostatin analogs
FR2638968B1 (fr) * 1988-11-11 1994-10-07 Sandoz Sa Nouvelle utilisation therapeutique de la somatostatine et de ses analogues et derives

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505915A (ja) * 2003-09-17 2007-03-15 ボード オブ リージェンツ, ザ ユニバーシティー オブ テキサス システム 機構ベースの標的化した膵臓β細胞画像化および治療
JP2011052016A (ja) * 2003-09-17 2011-03-17 Board Of Regents The Univ Of Texas System 機構ベースの標的化した膵臓β細胞画像化および治療
JP2015078223A (ja) * 2003-09-17 2015-04-23 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 機構ベースの標的化した膵臓β細胞画像化および治療

Also Published As

Publication number Publication date
FR2639947B1 (fr) 1995-04-21
KR0156541B1 (ko) 1998-10-15
NL194828B (nl) 2002-12-02
DK612689A (da) 1990-06-06
GB2225579B (en) 1993-03-17
GB2225579A (en) 1990-06-06
WO1990006949A2 (en) 1990-06-28
MY106120A (en) 1995-03-31
SE8904087D0 (sv) 1989-12-04
FR2639947A1 (fr) 1990-06-08
HU211468A9 (en) 1995-11-28
AT403476B (de) 1998-02-25
DE3991505B4 (de) 2006-04-20
IL92534A (en) 1994-06-24
HK189995A (en) 1995-12-29
KR900009697A (ko) 1990-07-05
SE508799C2 (sv) 1998-11-09
AU4587189A (en) 1990-06-14
JP2726320B2 (ja) 1998-03-11
CA2004532C (en) 2000-02-22
CH678329A5 (ja) 1991-08-30
BE1002296A5 (fr) 1990-11-20
IE62091B1 (en) 1994-12-14
DK612689D0 (da) 1989-12-05
GB8927255D0 (en) 1990-01-31
ES2023533A6 (es) 1992-01-16
ATA901789A (de) 1997-07-15
PT92487A (pt) 1990-06-29
WO1990006949A3 (en) 1990-07-26
NL194828C (nl) 2003-04-03
HU896359D0 (en) 1990-02-28
FI102540B (fi) 1998-12-31
FI102540B1 (fi) 1998-12-31
SE8904087L (sv) 1991-06-05
JPH1095737A (ja) 1998-04-14
FI895809A0 (fi) 1989-12-04
HUT53375A (en) 1990-10-28
AU633859B2 (en) 1993-02-11
JP3686503B2 (ja) 2005-08-24
NL8902981A (nl) 1990-07-02
IE893866L (en) 1990-06-05
SA96160495B1 (ar) 2006-08-23
DK175338B1 (da) 2004-08-30
CA2004532A1 (en) 1990-06-05
LU87633A1 (fr) 1991-09-18
PT92487B (pt) 1996-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02184698A (ja) ペプチド誘導体
CA2032499C (en) Polypeptide derivatives
JP3918157B2 (ja) ソマトスタチン結合性ペプチド−金属キレートコンジュゲート
EP0831938B1 (en) Radiolabeled peptide compositions for site-specific targeting
US5776894A (en) Chelated somatostatin peptides and complexes thereof, pharmaceutical compositions containing them and their use in treating tumors
EP0719790A2 (en) Metal chelate forming peptides and use thereof
US5753627A (en) Use of certain complexed somatostatin peptides for the invivo imaging of somatostatin receptor-positive tumors and metastasis
SK2094A3 (en) Somatostatine polypeptides, method of their preparing and using
US5827498A (en) Tumor affinity peptide, and radioactive diagnostic agent and radioactive therapeutic agent containing the peptide
EP0498771A2 (en) MSH peptide derivatives
EP0951478A1 (en) Polysaccharide-peptide derivatives
IT8922642A1 (it) Derivati da peptidi della somatostatina che portano almeno un gruppo chelante per un elemento rilevabile.

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term