JPH02182701A - 遷移金属配立錯体カチオンとボレートアニオンを含有した感光性組成物及びそれを使用した感光性材料 - Google Patents

遷移金属配立錯体カチオンとボレートアニオンを含有した感光性組成物及びそれを使用した感光性材料

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JPH02182701A
JPH02182701A JP1290959A JP29095989A JPH02182701A JP H02182701 A JPH02182701 A JP H02182701A JP 1290959 A JP1290959 A JP 1290959A JP 29095989 A JP29095989 A JP 29095989A JP H02182701 A JPH02182701 A JP H02182701A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は感光性組成物に関する。さらに詳細には、本発
明は、遷移金属配位錯体カチオンとボレートアニオンを
含んだ組成物に関する0本発明の組成物は、化学線を吸
収することができて、且つラジカル付加重合可能な又は
架橋可能なモノマーの重合を開始させることのできるラ
ジカルを生成しうる。
(従来の技術) ミード・コーポレーション(Mead Corpora
tion)による米国特許筒4,399,209号及び
4,440,846号各明細書は、光硬化可能な組成物
を含有したマイクロカプセルから露光制御もれた形で画
像形成剤を放出させることによって画像が形成されるよ
うな画像形成物質及び画像形成プロセスについて開示し
ている。光硬化可能な組成物は通常、エチレン性不飽和
七ツマ−1及び化学線を吸収できて且つ前記エチレン性
不飽和七ツマ−のラジカル重合を開始させるラジカルを
生成しうる光開始剤物質を含んでいる0画像を得るため
には、画像を形成するような形で画像形成材料に化学線
を照射し、マイクロカプセルに均一な破裂力を加える。
一般には、画像形成剤は無色の発色前駆体であり、これ
が画像を形成するような形でマイクロカプセルから現像
剤シートへと放出され、そこで現像剤物質と反応して可
視画像を形成する。
1982年1月18日付は提出の米国特許出願筒339
.917号明細書(英国特許筒2,113.860号明
細書に対応)及び米国特許第4,576.891号明細
書は、それぞれ異なった帯域の化学線に感光する3つの
組のマイクロカプセルを使用したフルカラー画像システ
ムについて開示している。これらのマイクロカプセルは
それぞれ、シアン発色前駆体、マゼンタ発色前駆体、及
びイエロー発色前駆体を含有している。感光性材料中の
3組のマイクロカプセルの吸収特性は、マゼンタ形成カ
プセル又はイエロー形成カプセルを硬化させることなく
シアン形成カプセルが所定の波長又は所定の波長帯域で
特異的に硬化しうるよう、また同様に、マゼンタ形成カ
プセル及びイエロー形成カプセルがそれぞれ第2及び第
3の波長又は波長帯域の光に照射されたときに、シアン
形成カプセルを硬化させることなく、あるいはイエロー
形成カプセルもしくはマゼンタ形成カプセルのいずれか
他方を硬化させることなく選択的に硬化しうるよう、充
分に異なっていなければならない、こうした特性を有す
るマイクロカプセル(すなわち、異なった波長の光に照
射されることにより相互露光を受けないで選択的に硬化
しうるシアン形成カプセル、マゼンタ形成カプセル、及
びイエロー形成カプセル)を、本明細書では“明確に異
なる感度゛を有するマイクロカプセルと称する。
米国特許第4,772,541号明細書(ミード・コー
ポレーションにtj1渡)は、可視光線に対して感光す
る光開始剤を含んだ光硬化可能な組成物を開示している
。該光開始剤は好ましくは一般式(式中、Doはカチオ
ン染料であり、RII RII R3+及びR4はアル
キル基、アリール基、アルカリール基、アリル基、アラ
ルキル基、アルケニル基、アルキニル基、脂環式基、及
び飽和もしくは不飽和の複素環式基からなる群から独立
に選ばれる)で表されるカチオン染料−ボレートアニオ
ン錯体を含む、実際、シアン色形成マイクロカプセル、
マゼンタ色形成マイクロカプセル及びイエロー色形成マ
イクロカプセルは、それぞれ赤色光(650na+)、
緑色光(550nm) 、及び青色光(450nm)に
対して感受性を示し、これらの波長の光に感光する光開
始剤を含有している。
光によって励起しうる遷移金属配位錯体が文献中に報告
されている0例えば、スーチン(Sutin)とクロイ
ツ(Creutz)による゛ルテニウム(II)及びオ
スミウム(II)のポリピリジン錯体の発光励起状態に
おける性質と反応性”(無 ・ pp、1−27.1978); フライン(Flynn
) とデーマス(Demas)による“トリス(2,2
”−ビピリジン)イリジウム(I[)イオンの合成とル
ミネセンス1(J、 As、 Chew、 Sac、 
 Vol、96. pp、1959−1960゜197
4) ;  ライフ(Reitz)らによる“界面活性
剤−活性レニウム(1)光増感剤の分子間及び分子内励
起状態相互作用”(J、 Am、Chen、 Soc、
  Vol、110゜pp、5051−5058.19
88);  コベール(にober) らによる“励起
状態の合成制御:オスミウム(II)のポリピリジル錯
体における非発色性配位子の変化”(皿義化工、 Vo
l、24. pp、2755−2763.1985);
  クロイツとスーチンによる“励起状態の電子移動反
応ニドリス(2,2°−ビピリジン)ルテニウム(I 
1)ルミネセンスの還元性情’rfa”C莢錐上学、V
”−” pP−496−499,1976)等を参照。
遷移金属配位錯体カチオンとボレートアニオンを含有し
た化合物はラジカル付加反応の有用な光開始剤であるこ
とが見出されている。配位錯体を形成する遷移金属原子
は、d4軌道配置を有する遷移金属原子であるのが好ま
しい、さらに、金属カチオンに結合した配位子の1つ以
上がピリジニウム基を含みかつ二座配位子又は王座配位
子である場合に、開始剤が特に旨く作用する、というこ
とも明らかとなっている。
遷移金属配位錯体カチオンとボレートアニオンを含んだ
化合物がエネルギーを吸収してラジカルを生成するメカ
ニズムは、まだ充分に解明されてはいない、該化合物に
化学線を照射すると、配位錯体中の金属原子が光を吸収
して1つ以上の金属中心配置電子を結合配位子のほうヘ
シフトさせる、と考えられる。当業界では、このことは
金属から配位子への電荷移動(metal to li
gand chargetransferHMLCT)
として知られている。 MLCTの後、解明されていな
いメカニズムによってボレートアニオンが配位錯体と反
応して、重合可能な又は架橋可能な化学種のラジカル付
加重合又は架橋を開始させるラジカルを生成する。推定
されているメカニズムは、ボレートアニオンが酸化され
、分解してトリアリールポランとアルキルラジカルを形
成する、というものである、チャックージェー(Cha
tterjee)らによる“シアニン−ボレートイオン
対の電子移動反応:可視光線に感光する光重合開始剤“
(J、 l1m、 Chew、 Soc、、 198L
 Vol、110. pp。
2326−2328)を参照。
これらの開始剤の利点の1つは、実質的に異なる波長の
光を吸収する数多くの遷移金属配位錯体カチオンから選
択できるという点である。開始剤の吸収特性の殆どは、
配位錯体の吸収によって決まる。従って、400nm以
上の波長の光を吸収する錯体を選択することによって、
感光性材料の感度を可視光範囲にまで広げることができ
る。
本発明の開始剤組成物は、ラジカル重合によって重合可
能ないかなる光硬化可能な組成物においても宵月である
0本発明の開始剤組成物は、光硬化可能な組成物がマイ
クロカプセル封入されているフルカラー感光性材料を提
供するのに特にを用である。これらの感光性材料におい
ては、異なる感度特性を有する3つの組のマイクロカプ
セルを含んだ層が支持体上に設けられる。各組のマイク
ロカプセルは、それぞれシアン色形成剤、マゼンタ色形
成剤、又はイエロー色形成剤を含有している。感度が可
視スペクトルにまで広がっているので、選択した3種の
光開始剤の感度の間隔を充分に設けて異なる色形成マイ
クロカプセルの望ましくない相互露光を防止することが
できる。光開始剤は、それぞれ赤色光、緑色光、及び青
色光に感光するシアン形成カプセル、マゼンタ形成カプ
セル、及びイエロー形成カプセル用に設計・作製するこ
とができる。
カチオン染料−ボレートアニオン錯体を光開始剤として
使用する上記の従来技術システムに比較して、本発明の
光開始剤では、カチオン1つ当たり2つ以上の消光性ボ
レートニオンを使用することができ、従って光によるラ
ジカル発生効率が向上する。さらに、本発明の光開始剤
は水や他の極性溶媒に対してより溶解しやすく、従って
極性の高いモノマーを含有した組成物中に高濃度で使用
することができる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の主要な目的は、遷移金属の錯体カチオンとボレ
ートアニオンを重合可能な物質中に溶液状態にて含んだ
新規な光開始剤を提供することにある。
ある1つの実施態様によれば、本発明は、遷移金属配位
錯体カチオンとボレートアニオン、及びラジカル付加重
合可能な又は架橋可能な物質を含んだ光硬化可能な組成
物であり、このとき前記組成物は化学線を吸収できて、
且つラジカル付加重合可能な又は架橋可能な物質のラジ
カル付加重合反応又は架橋反応を開始させることのでき
るラジカルを生成しろる。
遷移金属原子はdh軌道配置を有することが特に好まし
い、さらに遷移金属原子は、!つ以上のピリジニウム基
を含有した配位子を共有結合の形で有するのが好ましい
、i遷移属配位錯体とボレートアニオンは、組成物中に
別個のイオンとして存在してもよいし、あるいはイオン
対を形成してもよい。
本発明の他の実施R14様によれば、怒光性材料が提供
される0本感光性材料は、上記の光硬化可能な組成物の
層を有する支持体を含む、該組成物が画像形成剤を含有
し、そして該組成物がマイクロカプセル壁体によって取
り囲まれた内部相として保持されるのが特に好ましい、
さらに本感光性材料は、化学線、特に可視光線に照射さ
れることによって画像を形成するような形で硬化するよ
うな画像形成システムに使用されるのが好ましい。
さらに他の実施態様においては、本感光性材料はフルカ
ラー画像を形成するのに有用である。フルカラー画像を
形成する場合、支持体は、シアン画像形成剤を有する第
1の組のマイクロカプセル、マゼンタ画像形成剤を有す
る第2の組のマイクロカプセル、及びイエロー画像形成
剤を存する第3の組のマイクロカプセル、を含んだ感光
性マイクロカプセルの層を有し、このとき前記3つの組
のマイクロカプセルのうちの少なくとも1つの組のマイ
クロカプセルが、上記の光硬化可能な組成物を含んだ内
部相を含有している。
従って本発明の目的は、可視光又は近紫外光を照射した
ときにラジカル重合を開始させることのできる組成物を
提供することにある0本発明の他の目的は、極性物質に
対する溶解性の高いラジカル光開始剤組成物を提供する
ことにある。
これらの目的及び他の目的は、以下に記載する好ましい
実施態様の詳細な説明を参照すれば、当接術者には容易
に明らかとなろう。
(課題を解決するための手段) 好ましい実施態様の説明に際しては、明も1さを期する
ためにある特定の用語を使用する。これらの用語は、本
明細書に記載の実施態様に対してだけでなく、実質的に
同じ様式で実質的に同じ機能を果たして同一の結果をも
たらすような全ての技術的同等物に対しても包含される
ものとする。
本発明の開示内容を完全に理解する上で必要とされる程
度に、米国特許第4.399,209;4.440,8
46;及び第4,772,530号各明細書を参照の形
でここに引用する。
本発明の組成物は、遷移金属配位錯体カチオンとボレー
トアニオンを含む、錯体カチオンとボレートアニオンは
、光硬化可能な組成物中に、別個のイオン(解離状態又
は会合状態)として存在しても、あるいはイオン対とし
て存在してもよい。
イオン対として存在する場合、本開始剤は一般式(式中
、C・°は遷移金属配位錯体カチオンであり:R++ 
Rx+ R31及びR4は、アルキル基、アリール基、
アルカリール基、アリル基、アラルキル基、アルケニル
基、アルキニル基、脂環式基、及び飽和もしくは不飽和
の複素環式基からな3群から独立に選ばれ; nは1〜
3の整数である)で表すことができる。
錯体(Hatは好ましくは一般式(I[)(MLx]”
        (U )(式中、とは中心遷移金属原
子であり; Lは中心遷移金属原子に共有結合した1つ
以上の同−又は異なる配位子であり、Xは2〜6の整数
であり;そしてnは1〜3の整数である)で表される。
錯体は4.5.7.又は8の配位数を存することができ
るけれども、好ましい実施態様においては、錯体カチオ
ンは6の配位数を有する。
遷移金属原子は配位錯体の中心に位置している。
好ましい実施態様においては、金属原子は、軌道配置を
類別する原子価結合混成法に従ってdh軌道配置を有す
る。有用な原子の例としては、Re(1)Fe([1)
、 Ru(II)、 0s(II)、 Go(lI[)
、及びIr(III)等がある0本発明においては、R
u(II)が特に有用であることが判明している。1つ
以上の配位子がが他の遷移金属原子に共有結合している
場合、光によって励起されたときに、金属から配位子へ
の電荷移動を行うことのできる配位錯体を形成する限り
、他の遷移金属原子も本発明に従って使用することがで
きる。
配位子の少なくとも1つは、錯体に化学線を照射したと
きに電子が金属原子から配位子へと移動するよう選定さ
れる。このことは、分子軌道理論に従って移動した電子
を受容することのできる1つ以上の非占有低位pi軌道
(unoccupied low−1yingpi o
rbitals)を有する配位子を選定することによっ
て行うのが好ましい、具体的には、二座配位子(中心金
属原子の2つの座において結合する配位子)及び王座配
位子(中心金属原子の3つの座において結合する配位子
)が好適であることが判明しており、1つ以上の窒素原
子を有する1つ以上の複素環式基を含んだ二座配位子及
び王座配位子が特に好ましい。
遷移金属原子と結合して感光性の遷移金属配位錯体を生
成することのできる配位子の例としては、ピリジン(p
yr)及び置換ピリジン、2,2゛−ビピリジン(bi
py)、4,4°−ジメチル−2,2゛−ビピリジン(
Mezbipy) 、1.10−フェナントロリン(p
hen)、3.4,7.8−テトラメチル−1,10−
フェナントロリン(Meaphen)、2.2°、2”
−ターピリジン(terpy)、56−シメチルー1.
10−フェナントロリン(5,6−(CHi)zphe
n) 、5−メチル−1,10−フェナントロリン(5
−(C)1.)phen) 、5−クロロ−1,10−
フェナントロリン(5−CI(phen))、5−ニト
ロ−1,1O−フェナントロリン<5−NOx phe
n)、4,7−シスチルー1.10−フェナントロリン
(4,7−(C1,) zphen)、並びに2.4.
6− )す(2−ビリジルーs−)リアジン)(TPT
Z)とその置換誘導体等がある。
本発明における使用に適した遷移金属配位錯体は市販さ
れているかあるいは合成が可能である。
感光性遷移金属配位錯体の例としては、Co(bipy
)z” + Ru(terpy)z”Ru(Mezbi
py)(bipy)z”、 Ru(Ma意bipy)s
”。
Ru(phen)z” 、 Pa(Metbipy)s
”、 Ru(bipy)s”。
Ru(phen)(bipy)t” +及びIr(Me
gbipy) zclg”等がある。未検討ではあるが
、以下に記載の錯体も有用であると考えられる; Ru(5,6−(CHx)zPhen)s”°、 Ru
(5−(CHs)Phen)z”Ru(5−CI(ph
en))z” 、 Ru(5−NOzphen)3”O
s(Megbipy)s”、 0s(bipy)z”0
s(5+6−(CHs)zphen)zt′″+ 0s
(5−CI(phen))z”0s(5−(CH3)p
hen) z”°+ 0s(phen)、”。
Ru(4+7−(Ctl:+)zphen)z”  +
  Ru(TPTZ)z”Ir(bipy)+”  、
  Re ((bipy)(CO)sNC(CHz)−
CH2) ”(n=0−17)、  Zr+(bipy
)”、  Zn(bipy)s”Os (terpy)
 t″”、 Os(Meaphen)z(cis−ビス
(1,2−ジフェニルホスフィノ)−エチレン)200
s(phen)z(MeCN)z”、 0s(phen
)z(ジメチルフェニルホスフィン)z”、 0s(b
ipy)x(ビス(ジフェニルホスフィノ)メタン)2
°、 Os (phen) z (シス−ビス(l、2
−ジフェニルホスフィノ)エチレン)10s(bipy
) (o−フェニレンビス(ジメチルアルシン) z 
” ’ + Os (b il’Y ) z (DMS
O) z ” ” + および0s(bitlり (シ
ス−ビス(1,2−ジフェニルホスフィノ)エチレン)
z−等、遷移金属配位錯体、化学線に照射されたときに
、電子を中心金属原子から結合配位子へ移動できること
を特徴とする。錯体カチオンが可視光線に照射されたと
きに、電子の移動が開始されるのが特に好ましい、しか
しながら、錯体カチオンの吸収感度に応じて、他の化学
線源(例えば紫外線等)を選択してもよい。
ボレートアニオンは、光が照射されて電子がカチオンに
移動した後に発生するボレートラジカルが、次のように
ラジカルの生成を伴って容易に解離するように設計され
る。
BR4→BIh + R・ 例えば、特に好ましいアニオンは、トリフェニルブチル
ボレートアニオン及びトリフェニルブチルボレートアニ
オンである。なぜなら、これらのアニオンは容易に解離
してトリフェニルボランもしくはトリフニルボランとブ
チルラジカルを生成するからである。一方、テトラブチ
ルボレートアニオンはあまり好ましいアニオンではない
、なぜなら、テトラブチルボレートラジカルは不安定で
あり、戻り電子移動において染料から容易に電子を受は
取って効率的に解離しないからである。
同様に、テトラフェニルボレートアニオンも好ましいア
ニオンとは言えない、なぜなら、フェニルラジカルは簡
単には形成されないからである。
R1+ Rz+ R3,及びR4のうちの少なくとも1
つが、しかし3つ以下がアルキル基であることが好まし
い、 R,、R1+ Rコ、及びR4はそれぞれ、最大
20個までの炭素原子を有することができ、通常は1〜
7個の炭素原子を有する。 R,−R,は、アルキル基
とアリール基もしくはアラルキル基との組合わせである
のがさらに好ましく、また3つのアリール基と1つのア
ルキル基との組合わせがこれよりさらに好ましい0例え
ば、(トリス(p−t−ブチルフェニル))ブチルボレ
ートと(トリスフェニル)へキシルボレートは、遷移金
属配位錯体カチオンと適切に錯形成してラジカル光開始
剤を形成できることが見出されている。
R+−Raによって表されるアルキル基の代表的な例と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、
ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、及びステアリル
基等がある。アルキル基は、例えば1つ以上のハロゲン
基、シアノ基、アシルオキシ基、アシル基、アルコキシ
基、又はヒドロキシル基で置換されていてもよい。
R1−R,によって表されるアリール基の代表的な例と
しては、フェニル基、ナフチル基、フェニル基のような
置換アリール基、及びメチルフェニル基やジメチルフェ
ニル基のようなアルカリール基等がある。 R,−R,
によって表されるアラルキル基の代表的な例としてはベ
ンジル基がある9代表的な脂環式の基としては、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基、及びシクロヘキシル基等
がある。アルキニル基の例としてはプロピニル基及びエ
チニル基があり、アルケニル基の例としてはビニル基が
ある。
一般には、有用と思われる遷移金属配位錯体カチオンー
ボレートアニオン錯体は、実験的にその有用性を確認し
なければならない、しかしながら、ウェラーの弐(レー
ム、D、及びウェラー、A。
ハL]2堕姐ユ1970)、 8.259−271)に
基づいて、有用となる可能性のあるカチオン−ボレート
アニオン組合わせ体を611 L2することができ、こ
れによって次のように単純化することができる。
ΔG ”” Eo−E−a −Eh。
このとき、ΔGはギブスの自由エネルギーの変化量であ
り、E(IXはボレートアニオンBR,−の酸化電位で
あり、[!radはt「体の還元電位であり、そしてE
hJはカチオンを励起させるために使用される光のエネ
ルギーである。有用な錯体であれば、自由エネルギーの
変化は負の値を示す、同様に、錯体が暗所安定であるた
めには、カチオンの還元電位とボレートの酸化電位との
差が負、すなわちE、、、−E、、−a > 0でなけ
ればならない。
上記したように、ウェラーの式は単純化して表したもの
であって、ある錯体が本発明に対して有用であるか否か
を確実に予断できるわけではない。
これ以外にも、有用であるか否かの決定に対して影響を
与えろる他の多くのファクターがある0例えば1つのフ
ァクターとして、錯体に及ぼすモノマーの影響が挙げら
れる。ウェラーの弐からあまりにも大きな負の数が得ら
れた場合には、弐からの逸脱が起きている可能性がある
ーこともわかっている。さらに、ウェラーの弐では電子
の移動が予言できるだけであって、ある特定の錯体が重
合の効率的な開始剤であるか否かは予言できない、従っ
て、この式は言わば有用な第1近似式というべきである
本発明の開始剤は、2つの溶液〔遷移金属配位錯体の塩
を含有した溶液(例えば、ハロゲン塩を水中に溶解した
もの)及びボレートアニオンを含有した溶液(ボレート
アニオンのナトリウム塩又はアンモニウム塩を有機溶媒
中に溶解したもの)〕を混合し、得られた生成物を単離
することによって作製することができる0本発明のカチ
オン−アニオン対を含有した物質は水溶性又は油溶性で
あって、ラジカル光開始剤として特に有用である。
本発明において有用であるラジカル付加重合可能な又は
架橋可能な化合物の最も代表的な例はエチレン性不飽和
化合物であり、さらに具体的にはポリエチレン性不飽和
化合物である。これらの化合物としては、ビニル基又は
アリル基のようなエチレン性不飽和基を1つ以上有する
モノマー、及び末端部又は側部にエチレン性不飽和基を
有するポリマーがある。このような化合物は当業界では
よく知られており、トリメチロールプロパンやペンタエ
リスリトール等のような多価アルコールのアクリル酸エ
ステル及びメタクリル酸エステル;アクリレート末端又
はメタクリレート末端のエポキシ樹脂;並びにアクリレ
ート末端又はメタクリレート末端のポリエステル等があ
る0代表的な例としては、エチレングリコールジアクリ
レート、エチレングリコールジアクリレート、トリメチ
ロールプロパントリアクリレート(TMPTA) 、ペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、ジペンタエリスリトー
ルヒドロキシペンタアクリレート(DPIPA) 、ヘ
キサンジオール−1,6−ジメタクリレート、及びジエ
チレングリコールジメタクリレート等がある。
遷移金属配位錯体カチオン−ボレートアニオン開始剤の
使用量は通常、光硬化可能な組成物中に存在する光重合
可能な又は架橋可能な化合物の重量を基準として最大約
25重量%である。さらに具体的には、遷移金属配位錯
体カチオン−ボレートアニオン開始剤は約O81〜10
重量%の量で使用される。
遷移金属配位錯体カチオン−ボレートアニオン開始剤は
、開始剤として単独で使用することができるけれども、
フィルムの速度がかなり遅いために酸素による妨害が認
められることがある。従って、本開始剤を自動酸化剤及
び/又は他の添加剤と組み合わせて使用するのが好まし
いことが明らかとなっている。自動酸化剤とは、ラジカ
ル連鎖反応過程において酸素を消滅させることのできる
化合物である。
有用な自動酸化剤の例はN、N−ジアルキルアニリンで
ある。好ましいN、N−ジアルキルアニリンノ例ハ、土
水上−,LL−,又はバ立−位の1つ以上を以下の基で
置換したジアルキルアニリンである:メチル、エチル、
イソプロピル、L−ブチル、3.4−テトラメチレン、
フェニル、トリフルオロメチル、アセチル、エトキシカ
ルボニル、カルボキシ、カルボキシレート、トリメチル
シリルメチル、トリメチルシリル、トリエチルシリル、
トリメチルゲルマニル、トリエチルゲルマニル、トリメ
チルスタニル、トリエチルスタニル、n −ブトキシ、
n−ペンチルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシ、アセチ
ルオキシ、メチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ
、チオ−(メルカプト−)、アセチルチオ、フルオロ、
クロロ、ブロモ、及びヨード。
本発明において有用なN、N−ジアルキルアニリンの代
表的な例としては、4−シアノ−N、N−ジメチルアニ
リン、4−アセチル−N、N−ジメチルアニリン、4−
ブロモ−N、N−ジメチルアニリン、4−(N、N−ジ
メチルアミノ)安息香酸エチル、3クロロ−N、N−ジ
メチルアニリン、4−クロロ−N、N−ジメチルアニリ
ン、3−エトキシ−N、N−ジメチルアニリン、4−フ
ルオロ−N、N−ジメチルアニリン、4−メチル−N、
N−ジメチルアニリン、4−エトキシ−N、N−ジメチ
ルアニリン、N、N−ジメチルチオアニシジン、4−ア
ミノ−N、N−ジメチルアニリン、3−ヒドロキシ−N
、N−ジメチルアニリン、N、 N、 N’ 、 N’
−テトラメチル−1,4−ジアニリン、4−アセトアミ
ド−NNジメチルアニリン等がある。
好ましいN、N−ジアルキルアニリンはオルト位がアル
キル基で置換されているものであって、2.6−ジイツ
プロピルーN、N−ジメチルアニリン、2.6−ジニチ
ルーN、N−ジメチルアニリン、N、N、2,4.6−
ペンタメチルアニリン(PMA) 、及びp−t−ブチ
ル−N、N−ジメチルアニリン等がある。
開始剤系の感光特性を改良するために、さらなる化合物
を使用するのが望ましいこともある。これらの化合物の
例としては、アシルチオヒドロキサメート、2−メルカ
プトベンゾチアゾール、6−ニトキシー2−メルカプト
ベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール
、及びフェニルメルカプトテトラゾール等がある。上記
チオール化合物のジスルフィドもを用な化合物である。
本発明においては、自動酸化剤及び/又は添加化合物は
約0.1−1o重量%の濃度で使用するのが好ましい。
本発明の光硬化可能な組成物は、従来法に従って支持体
上に塗被することができ、フォトレジストとして又は写
真平版に使用してポリマー画像を形成することができる
;あるいはまた米国特許第4,399.209号及び第
4.440,846号各明細書に開示されているように
、本発明の光硬化可能な組成物をカプセル封入して、画
像形成剤の放出を制御するのに使用することができる0
通常、後者の特許に記載のプロセスは、画像を形成する
ような形で感光性物質に化学線を照射する工程;及びマ
イクロカプセルの層に、圧力、摩擦力、又は超音波エネ
ルギーのような均一な破裂力を加える工程;を含む。
英国特許筒2.113,860号明細四及び米国特許第
4.772.541号明細書に説明されているように、
いくつかの方法を使用して有色画像を形成することがで
きる。シアン画像形成剤、マゼンタ画像形成剤、及びイ
エロー画像形成剤を含有したマイクロカプセルが赤色光
、緑色光、及び青色光に感光する場合、直接透過法、反
射画像形成法、又は画像処理法によって画像を形成させ
ることができる。
画像処理法は、赤色成分画像、緑色成分画像、及び青色
成分画像に対応した色分解(color 5epara
tions)を形成させる工程;並びに引き続き色分解
を通して感光性物質に3つの異なる波長帯域(以後、λ
−1、λ−2、及びλ−3と記す)の輻射線を照射する
工程;を含む。これとは別に電子的に処理することもで
き、この場合、画像又は被記録物がDunnもしくはマ
トリンクスカメラを通して観察され、カメラからのアウ
トプットにより、λ1、λ−2,及びλ−3に対応する
3つの照射源が駆動される。
本明細書における説明は3色フルカラー画像に関するも
のであるけれども、4色画像も可能である0例えば、4
つの波長(例えば、λ−1λ−2、λ−3,及びλ−4
)において明確に異なる感度を有する、シアン、マゼン
タ、イエロー、及びブランクの各画像形成剤を含有した
マイクロカプセルを得ることができる。
本発明によれば、フルカラー画像システムにおける少な
くとも1つの組のマイクロカプセルが、i遷移属配位錯
体カチオンとボレートアニオンを含んだ組成物を含有し
ている。さらに他の組のマイクロカプセルは、同種の光
開始剤を含有してもよいし、あるいは従来のタイプの光
開始剤を含有してもよい。
本発明の好ましい実施Bl&によれば、シアン画像形成
剤、マゼンタ画像形成剤、及びイエロー画像形成剤を含
有した3つの組のマイクロカプセルが、それぞれ赤色光
、緑色光、及び青色光に感光するようなフルカラー画像
システムが提供される。
少なくとも1組及び場合によっては3組全てのマイクロ
カプセル中の感光性組成物が、遷移金属配位錯体カチオ
ンとボレートアニオンを含有した光開始剤によって感光
される。最適の色バランスを得るため、マイクロカプセ
ルはそれぞれ約450nm。
550nm、及び650nmにて感光するようになって
いる。
このようなシステムは、直接透過法又は反射画像形成法
において可視光線源を使用した場合に有用である。また
このような化合物は、カラー写真スライドに使用される
密着印画又はプロジェクション印画のフルカラーオリジ
ナルのコピーを作製するのに有用である。さらにこれら
の化合物は、適切な波長のレーザー光源やペンシル光源
を使用して電子的に画像を形成させるのに有用である。
本発明の光硬化可能な組成物は、コアセルヘーシジン(
coacervation)、界面重合、オイル中にお
ける1種以上のモノマーの重合、及び溶融・分散・冷却
等の種々の方法も含めた無カーボン紙の分野での公知の
技術を使用して、種々の壁体形成物中にカプセル封入す
ることができる。最高の感度を得るためには、破裂する
能力に関して、内部相の粘度変化に感応する高品質のカ
プセルが得られるようなカプセル封入法を使用すること
が重要である。ボレートは酸に対して感受性があるので
、カプセル封入操作は高めのpl+(例えば約6以上)
にて行うのが好ましい。
従来、油溶性物質及び水溶性物質が以下のような種々の
壁体形成物質中にカプセル封入されている:すなわち、
アラビアゴム、ポリビニルアルコール、及びカルボキシ
メチルセルロースも含めたゼラチンタイプの物質のよう
な親水性壁体形成物質(グリーンらによる米!特許第2
.730.456号及び第2,800,457号明細書
を参照): レゾルシン−ホルムアルデヒド壁体形成物
質(ハートらによる米国特許第3,755,190号明
細書を参照); イソシアネート壁体形成物質(バシリ
アデスによる米国特許第3,914.511号明細書を
参照); イソシアネート−ポリオール壁体形成物質(
キリタニらによる米国特許第3,796.669号明細
書を参照); ユリアーホルムアルデヒド壁体形成物質
、特に、レゾルシンを加えることによって親油性を増大
させたユリアーレゾルシンーホルムアルデヒド壁体形成
物質(フォリスらによる米国特許第4,001,140
;4.087,376;及び4,089,802号各明
細書を参照);及びメラミン−ホルムアルデヒド樹脂と
ヒドロキシプロピルセルロース(共通の形で譲渡された
、シャックルらによる米国特許第4.025.455号
明細書を参照)等である0本発明の光開始剤組成物は水
溶性であるため、カプセル封入法及びマイクロカプセル
壁体を選定する上で選択の幅が広い。
酸素透過性の低いユリアーレゾルシンーホルムアルデヒ
ドカプセル及びメラミン−ホルムアルデヒドカプセルが
好ましい、場合によっては、酸素透過性を低くするため
に、カプセル封入操作を2段階で行うことによって二重
壁体カプセルを形成するのが望ましいこともある。
光の減衰を最小限に抑えるようなカプセルサイズを選定
しなければならない0本発明に使用されるカプセルの平
均直径は約1〜25ミクロンである。
一般に、画像の解像度はカプセルのサイズが減少するに
つれて向上する。カプセルが小さくなりすぎると、カプ
セルは支持体の孔中又はファイバー中に消失してしまう
ことがある。従ってこれらのかなり小さなカプセルは、
支持体により覆われて露光を受けないことがある。さら
にこれらの小さなカプセルは、圧力又は他の破裂手段に
さらされたときに、破裂しそこなうことがある。こうし
た問題点を考慮して、カプセルの平均直径の好ましい範
囲が約3〜lOミクロンであることを見出した。
しかしながら技術的には、カプセルのサイズは種々変え
ることができ、肉眼で見えるようなサイズにすることも
可能である。
本発明によれば、カプセル封入システムの代わりに、開
放相システムも使用することができる。
本システムは、カプセル封入システムにおいてはカプセ
ル封入分であった成分を、別個の小満として支持体上の
塗料全体にわたって分散させることによって実施するこ
とができる0本実族B様に好適な塗料としては、塗布に
おいて必要な分散に適合するよう粘度が調整されたポリ
マーバインダーがある。好適なバインダーは、ゼラチン
、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、及びア
クリル樹脂等である0本明細書又は特許請求の範囲にお
いて、カプセル壁体について明確に説明せずに“カプセ
ル°”及び“カプセル封入”に言及している場合、常に
これらの用語は開放相システムも包含しているものとす
る。
本発明の感光性物質は、種々の画像形成剤の相互作用を
制御するのに使用することができる。
本発明のある1つの実施態様においては、カプセルはそ
の内部相にビナイン可視染料(a benignvis
ible dye)を含有し、この場合、露光された画
像形成物質を、普通紙又は可視染料に対する親和性が増
大するよう処理した紙と、加圧下において接触させるこ
とによってケース画像が形成される。
ビナイン染料(a benign dye)は、例えば
、開始剤の励起状態を緩和することによって、又は露光
輻射線を吸収もしくは減衰させることによって画像形成
の光化学に阻害作用を及ぼさないような有色染料である
本発明の好ましい実施態様においては、発色前駆体と発
色現像剤のような一対の発色体物質の反応により画像が
形成され、このとき一対の発色体物質のいずれかが光硬
化可能な組成物と一緒にカプセル封入されていて、画像
形成剤として作用する。一般には、これらの物質は無色
の電子供与タイプの化合物であり、当業界ではよく知ら
れている。
このような色形成剤の代表的な例としては、トリアリー
ルメタン化合物、ビスフェニルメタン化合物、キサンチ
ン化合物、フルオラン類、チアジン化合物、及びスピロ
ピラン化合物等のような、ラクトン構造、ラクタム構造
、スルホン構造、スピロピラン構造、エステル構造、又
はアミド構造を部分的骨格において有する実質的に無色
の化合物がある。クリスタルバイオレットラクトン(C
rystal Violet Lactone)、コビ
ケム(Copikem)X、 IV、 IX、並びに市
販のシアン色形成剤、マゼンタ色形成剤、及びイエロー
色形成剤がよく使用される。これらの色形成剤は、単独
でも又は併用の形でも使用することができる。
無カーボン紙技術において従来から使用されている現像
剤物質も、本発明に対して有用である。
代表的な例としては、酸性白土、活性クレー、及びアク
パルジャイト等のような粘土鉱物:タンニン酸、没食子
酸、及び没食子酸プロピル等のような有機酸;フェノー
ル−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−アセチレン縮
合樹脂、及び少なくとも1つのヒドロキシル基を有する
を機カルボン酸とホルムアルデヒドとの縮合物、等のよ
うな酸ポリマー;サリチル酸亜鉛、サリチル酸錫、2−
ヒドロキシナフトエ酸亜鉛、3.5−ジーtert−フ
チルサリチル酸亜鉛、及び3,5−ジー(α−メチルベ
ンジル)サリチル酸亜鉛等のような芳香族カルボン酸の
金属塩;亜鉛変性の油溶性フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂(米国特許第3,732,120号明細書に開示
)や炭酸亜鉛等のような油溶性金属塩又はフェノール−
ホルムアルデヒドノボランク樹脂(例えば米国特許第3
.672,935; 3.732,120゜及び3,7
37,410号各明細書を参照);及びこれらの混合物
等がある。特に好ましい現像剤が、1987年7月14
日付は提出の米国特許出願第073□036号明細書に
開示されている。
米国特許第4,399,209号及び第4.440.8
46号各明細書に記載されているように、現像剤は感光
性シート上に存在していても(いわゆる自蔵式システム
が得られる)、あるいは別個の現像剤シート上に存在し
ていてもよい。
自蔵式システムの場合、現像剤は、米国特許第4.44
0,846号明細書に開示されている如く、マイクロカ
プセルの下に存在する単一層の形で与えられる。これと
は別に、色形成剤と色現像剤が別個に感光性カプセル中
にカプセル封入され、これらが露光されると、両方のカ
プセルが画像を形成するような形で破裂を起こし、これ
によって色形成剤と色現像剤が放出され、これらが混ざ
り合って画像が形成される。さらにこれとは別に、処理
を行うと現像剤カプセルが全て破裂して現像剤を放出す
るが、色形成剤と色現像剤が混ざり合う唯一の区域であ
る非露光区域でのみ色形成剤含有カプセルが破裂するよ
う、非感光性カプセル中に現像剤をカプセル封入するす
ることもできる。さらにこれとは別に、現像剤を感光性
カプセル中に、そして色形成剤を非感光性カプセル中に
カプセル封入することもできる。
本発明は、画像形成剤が内部相中に存在するような実施
態様に限定されるわけではない0画像形成剤は、別個の
カプセルのカプセル壁体中に存在してもよいし、あるい
は開放相システムのバインダー中に存在してもよいし、
あるいはまた画像を形成するような形で破裂したカプセ
ルが画像形成剤のだめの溶媒を放出するよう設計された
開放相システムの別個のカプセルと組み合わせて使用さ
れるバインダーもしくは塗料中に存在してもよい。
染料又は発色体物質がカプセル壁体もしくはバインダー
中に固定され、カプセルが破裂したときに内部相との相
互作用によってこの染料又は発色体物質が放出される、
というような実施態様も考えられる。
本発明に最も通した支持体は合成フィルムであり、好ま
しくは金属被覆フィルムである。
本発明の光開始剤は、画像形成システムに使用する以外
にもいくつかの実際的な用途を存する。
これらの用途としては、例えば、放射線硬化可能なイン
ク用、透明又は半透明の材料を積層するための接着剤用
、磁気記録用組成物用、歯科用接着剤及び歯科用組成物
用、感光性ポリマーのホログラフィ−によるホログラム
作製用、七ツマー溶液からの三次元モデル作製用、及び
水中塗料用などの用途がある(但し、これらに限定され
ない)。
合成例1では、i!IB金属配位錯体カチオンとポレー
トアニオンを含有した本発明の組成物の合成手順につい
て説明する。
豆皮皿上 1.0gのRu(bipy)sclzを50m1の脱イ
オン水中に溶解した。トリス(P−L−ブチルフェニル
)ブチルボレートのテトラメチルアンモニウム塩1.5
9gを55.5mlの酢酸エチル中に溶解した。この2
つの溶液をビーカー中で混合し、5Qr、p、mにて室
温で30分撹拌した。多量の赤色油状物がビーカー壁に
付着した。撹拌終了後、ビーカーの内容物を分液ロート
に移すと、内容物は淡緑色の水相と黄橙色の有機相に分
離した。水相を取り出して廃棄した。
ロータリーエバポレーターにより有機相から溶媒を蒸発
除去して、赤色の油状物を得た。この油状物とビーカー
壁に付着した赤色油状物とを合わせてヘキサンで洗浄す
ると、2.0098gの赤色固体が得られた。収率はほ
ぼ定量的であった。
災土■上 合成例1にて得られた赤色固体(0,3g)と25gの
トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPTA
)を混合し、60°Cで30分加熱すると黄色溶液が得
られた。赤色固体の殆どがTMPTAに溶解した。黄色
溶液の数滴を顕微鏡用スライドガラス上に落とし、4イ
ンチ(10,2cm)の距離にて、1本のF15−クー
ルホワイト蛍光灯からの光をスライドガラスに照射した
。16秒後に滴下物が固化し、これによってスライドガ
ラスが接合した。このことから、合成例1の組成物が、
可視光線に照射されてラジカルを生成することによって
TMPTAの重合を開始させていることがわかる。本組
成物のλ、88は450nmである。
実jI鉗影 公知の自動酸化剤である2、6−ジイツプロピルー N
、N−ジメチルアニリン(0,5g)を実施例1に記載
の溶液中に加えた。本溶液の数滴を2枚のスライドガラ
ス間に挟み、実施例1の手順を繰り返した。スライドガ
ラスは6秒の照射にて接合した。
2施■旦 Co(bipい、のクロライド塩(市販されている)0
.5gを75〜150m1 の脱イオン水に溶解した。
トリス(ρ−巳一プチルフェニル)ブチルボレートのテ
トラメチルアンモニウム塩の化学量論量を75〜150
m1の酢酸エチルに溶解した。この2つの溶液を混合し
、室温で30分撹拌した。本混合物を分液ロートに注ぎ
込んで振盪した。有機相を回収し、硫酸マグネシウムで
乾燥した。ロータリーエバポレーターにより酢酸エチル
を除去した。こうして得られた金属ポレート塩の収率は
90〜95%であった。
実五■津( 1,0gのシス−ジクロロビス(2,2’−ビピリジン
)ルテニウム(I+)水和物と1.1モルの過剰の4.
4°−ジメチル−2,2゛−ビピリジンを150gの試
薬等級のアルコール中に混合した。本混合物を20時間
加熱還流すると、溶液は透明な黄橙色に変化した。
ロータリーエバポレーターによって溶媒を除去し、得ら
れた固体をヘキサンで数回洗浄すると、定量的な収率で
遷移金属配位錯体カチオンのりOライド塩が得られた。
実施例3に記載の手順を使用して、0.5gの前記塩を
トリス(p−t−ブチルフェニル)ブチルボレートのテ
トラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混合して光開
始剤組成物を得た。
得られた組成物の収率は90〜95%であった。
2施■旦 1.0gの塩化ルテニウム(Iff)水和物と3.1モ
ルの過剰の4.4“−ジメチル−2,2°−ビピリジン
を、150gの試薬等級エタノール中に混合し、本混合
物を3日間加熱還流すると、溶液は透明な黄橙色に変化
した。実施例4に記載の手順に従って本溶液を処理する
と、遷移金属配位錯体カチオンのクロライド塩が得られ
た。実施例3に記載の手順を使用して、0.5gの前記
塩をトリス(p−t−ブチルフェニル)ブチルボレート
のテトラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混合して
光開始剤組成物を得た。得られた組成物の収率は90〜
95%であった。
1施■旦 実施例3に記載の手順を使用して、17u Qerpy
) 2のクロライド塩(市販されている)0.5gをト
リス(p−L−ブチルフェニル)ブチルボレートのテト
ラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混合して光開始
剤組成物を得た。得られた組成物の収率は90〜95%
であった。
実新Lm 実施例3に記載の手順を使用して、Ru (phen)
 xのクロライド塩(市販されている) 0.5gをト
リス(p−t−ブチルフェニル)ブチルボレートのテト
ラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混合して光開始
剤組成物を得た。得られた組成物の収率は90〜95%
であった。
ス国l江影 実施例3に記載の手順を使用して、Fe(MeJiPy
) 2のクロライド塩(市販されている) 0.5gを
トリス(p−L−ブチルフェニル)ブチルボレートのテ
トラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混合して光開
始剤組成物を得た。得られた組成物の収率は90〜95
%であった。
実五〇ボよ 1.0gのシス−ジクロロビス(2,2″−ビピリジン
)ルテニウム(II)水和物と1.1モルの過剰の1,
10フエナントロリンを、実施例4に記載の手順に従っ
て反応させて、遷移金属配位錯体カチオンのクロライド
塩を得た。実施例3に記載の手順を使用して、0.5g
の前記塩をトリス(p−t〜ブチルフェニル)ブチルボ
レートのテトラメチルアンモニウム塩の化学量論量と混
合して光開始剤組成物を得た。得られた組成物の収率は
90〜95%であった。
裏旅■則 1.0gのシス−ジクロロビス(2,2°−ビピリジン
)ルテニウム(l I)水和物と1.1モルの過剰の5
−クロロ−1,10−フェナントロリンを、実Jfi例
4に記載の手順に従って反応させて、遷移全屈配位錯体
カチオンのクロライド塩を得た。実施例3に記載の手順
を使用して、0.5gの前記塩をトリス(p−を−ブチ
ルフェニル)ブチルボレートのテトラメチルアンモニウ
ム塩の化学量論量と混合して光開始剤組成物を得た。得
られた組成物の収率は90〜95%であった。
実新I」ユ 1.0gの塩化イリジウム(III)と2.1モルの過
剰の2,2”−ビピリジンを250gの試薬等級エタノ
ール中に混合して3日間加熱還流した。この還流中に、
溶液の色は黒色から淡黄色に変化した。ロータリーエバ
ポレーターで溶媒を除去すると、黄色固体が得られた。
実施例3に記載の手順を使用して、0.5gの前記黄色
固体をトリス(ρ−L−ブチルフェニル)ブチルボレー
トのテトラメチルアンモニウム塩の等モル量と混合して
光開始剤組成物を得た。
得られた組成物の収率は90〜95%であった。
災見±■ 実施例3に記載の手順を使用して、Ru(bipV)3
のクロライド塩(市販されている) 0.5gをトリス
フェニルへキシルボレートのテトラメチルアンモニウム
塩の化学量論量と混合して光開始剤組成物を得た。得ら
れた組成物の収率は90〜95%であった。
実五〇辻■ 実施例3に記載の手順を使用して、実施例10にて得ら
れたクロライド塩0.5gをトリス−フェニルへキシル
ボレートのテトラメチルアンモニウム塩の等モル量と混
合して光開始剤組成物を得た。
得られた組成物の収率は90〜95%であった。
上記実施例に従って合成された遷移金属配位錯体カチオ
ン−ボレートアニオン光開始剤を、その7118Mと共
に以下の表に示す。下記表において、“ボレート−1゛
は(トリス(p−t−ブチルフェニル))ブチルボレー
トを表し、“ボレート−2′′は(トリスフェニル)へ
キシルボレートを表す。
以下に記載のの手順に従って、実施例3〜13の光開始
剤組成物を試験した。トリメチロールプロパントリアク
リレート(TMPTA)を加熱撹拌しながら、25gの
T?1PTAに0,1gの開始剤を加えた。得られた組
成物の1滴を2枚のスライドガラスに挾み込み、1本の
クールホワイト蛍光灯(GE F15T8−CW)から
の光、又は1本のブランクライト蛍光灯(GEF15T
8−BLB)からの光を10cmの距離にてこのスライ
ドガラスに照射した。最初に視認しうる重合が起こるの
に要した照射時間(PNP)及びスライドガラスが完全
に固定されるのに要した照射時間(C5I)を第2表に
示す、追加実験として、スライドガラスに滴下して挟み
込む前に、公知の自動酸化剤である2、6−ジイツブロ
ピルーN、N−ジメチルアニリン(DIDMA) 0.
25gをT肝TA/光開始剤組成物に加えた。これらの
サンプルに対するPNPとC8f も第2表に示す。
W表 本発明の開始剤組成物は多くの利点を有する。第一に、
可視光線に対して感光するので、可視光線開始剤として
適切に使用することができる。中心金属原子に結合して
いる配位子を変えることによって、開始剤の溶解度特性
及び吸収感度を変化させかつ調節することができる。さ
らに、中心金属原子を変えることにより、光重合用に選
択された光源と旨く協同作用するよう吸光度を変化させ
ることもできる。
好ましい実施態様を挙げつつ本発明の詳細な説明してき
たが、特許請求の範囲に規定した本発明の範囲を逸脱す
ることなく種々の変形が可能であることは言うまでもな
い。
本発明の実施態様は次の通りである。
1、 遷移金属配位錯体カチオンとボレートアニオンを
含み、化学線を吸収することができて且つラジカルを化
成することのできる光開始剤。
2、 前記ボレートアニオンが一般式 (式中、R11R1+ R2,及びR4は同じでもある
いは異なってもよく、アルキル基、アリール基、アラル
キル基、アルカリール基、アルケニル基、アルキニル基
、脂環式基、複素環式基、及びアリル基からなる群から
選ばれる)で表される、上記第1項に記載の光開始剤。
3、 前記R1,”lr R3,及びR4基のうちの3
つがアリール基であり、前記R1+ Rz+ R3+及
びR4基のうちの1つがアルキル基である、上記第2項
に記載の光開始剤。
4、 前記遷移金属配位錯体カチオンが、光によって励
起されたときに金属から配位子への電荷移動を受けるこ
とができるよう、d6軌道配置及び遷移金属原子に共有
結合した1つ以上の配位子を有する前記遷移金属原子の
錯体である、上記第3項に記載の光開始剤。
5、 前記遷移金属配位錯体カチオンが、Re(1)、
 Fe(If)、 Ru(II)、 0s(If)、 
Co(I[[)、及び[r(I[[)からなる群から選
ばれる遷移金属を含む、上記第4項に記載の光開始剤。
6、 前記遷移金属配位錯体カチオンと前記ボレートア
ニオンがイオン対として存在する、上記第5項に記載の
光開始剤剤。
7、 前記配位子の少なくとも1つが窒素原子を含有し
た複素環式基を含む、上記第6項に記載の光開始剤。
8、 前記配位子の少なくとも1つが、ピリジン、2.
2°−ビピリジン、4,4°−ジメチル−2,2゛ビピ
リジン、1.10−フェナントロリン、3,4.7,8
テトラメチル−1,10−フェナントロリン、2.2’
、2”°−ターピリジン、5,6−シメチルー1.10
−フェナントロリン、5−メチル−1,10−フェナン
トロリン、5−クロロ−1,10−フェナントロリン、
5−ニトロ−1,10−フェナントロリン、4.7−シ
メチルー1.IO−フェナントロリン、及び2.4.6
−1−リ(2−ピリジル−s−トリアジン)とその置換
誘導体からなる群から選ばれる、上記第7項に記載の光
開始剤。
9、 前記配位子の1つ以上が二座配位子又は王座配位
子である、上記第6項に記載の光開始剤。
IO6前記光開始剤が、可視光源又は近紫外光源から発
する光に照射されたときに、化学線を吸収できて且つラ
ジカルを生成しうる、上記第1項に記載の光開始剤。
11、  i遷移属配位錯体カチオン及びボレートアニ
オンを含んだ光開始剤と、ラジカル付加重合可能な又は
架橋可能な化合物とを含む光硬化可能な組成物であって
、このとき前記光開始剤が化学線を吸収できて、且つ前
記の重合可能な又は架橋可能な化合物のラジカル重合を
開始させることのできるラジカルを生成しうる、前記光
硬化可能な組成物。
12、  前記ボレートアニオンが−C式(式中、R+
+ Rz+ R31及びR4は同じでもあるいは異なっ
てもよく、アルキル基、アリール基、アラルキル基、ア
ルカリール基、アルケニル基、アルキニル基、脂環式基
、複素環式基、及びアリル基からなる群から選ばれる)
で表される、上記第11項に記載の光硬化可能な組成物
13、  前記R1,R2,R11及びR4基のうちの
3つがアリール基であり、前記R1,17!、 R,、
及びR4基のうちの1つがアルキル基である、上記第1
2項に記載の光硬化可能な組成物。
14、  前記遷移金属配位錯体カチオンが、光によっ
て励起されたときに金属から配位子への電荷移動を行う
ことができるよう、d6軌道配置及び遷移金属原子に共
有結合した1つ以上の配位子を有する前記遷移金属原子
のiff体である、上記第13項に記載の光硬化可能な
組成物。
15、  前記遷移金属配位錯体カチオンが、Re(t
)、 Fe(II)、 Ru(IT)、 0s(II)
、 Co(III)、及び1r(I[[)からなる群か
ら選ばれる遷移金属原子を含む、上記第14項に記載の
光硬化可能な組成物。
16、  前記遷移金属配位錯体カチオンと前記ボレー
トアニオンがイオン対として存在する、上記第15項に
記載の光硬化可能な組成物。
17、  前記配位子の少なくとも1つが窒素原子を含
有した複素環式基を含む、上記第16項に記載の光硬化
可能な組成物。
18、  前記配位子の少なくとも1つが、ピリジン、
2,2°−ビピリジン、4.4°−ジメチル−22゛ビ
ピリジン、1.10−フェナントロリン、3,4,7,
8テトラメチル−1,10−フェナントロリン、2.2
’、2°°−ターピリジン、5.6−シメチルー1,1
0フエナントロリン、5−メチル−1,10−フェナン
トロリン、5−クロロ−1,10−フェナントロリン、
5−ニトロ−1,10−フェナントロリン、4.7ジメ
チルー1.10−フェナントロリン、及び2.4.6−
)す(2−ピリジル−5−)リアジン)とその置換誘導
体からなる群から選ばれる、上記第17項に記載の光硬
化可能な組成物。
19、  前記配位子の少なくとも1つが二座配位子又
は王座配位子である、上記第16項に記載の光硬化可能
な組成物。
20、  前記光開始剤が、可視光源から発する光に照
射されたときに、化学線を吸収できて且つラジカルを生
成しうる、上記第11項に記載の光硬化可能な組成物。
21、  前記化合物がエチレン性不飽和化合物である
、上記第1I項に記載の光硬化可能な組成物。
22、  前記組成物がマイクロカプセル封入されてい
る、上記第11項に記載の光硬化可能な組成物。
23、  前記光開始剤がさらに自動酸化剤を含む、上
記第22項に記載の光硬化可能な組成物。
24、  前記化合物がフォトレジスト材料として宵月
である、上記第11項に記載の光硬化可能な組成物。
25、  遷移全屈配位錯体カチオン及びボレートアニ
オンを含んだ光開始剤と、ラジカル付加重合可能な又は
架橋可能な化合物とを含む光硬化可能な組成物の層を表
面に有する支持体を含んだ感光性材料であって、このと
き前記光開始剤が化学線を吸収できて、且つ前記の重合
可能な又は架橋可能な化合物のラジカル重合を開始させ
ることのできるラジカルを生成しうる、前記感光性材料
26、  前記組成物がマイクロカプセル封入されてい
る、上記第25項に記載の感光性材料。
27、  前記ボレートアニオンが一般式(式中、R,
、R,、R,、及びR4は同じでもあるいは異なっても
よく、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルカ
リール基、アルケニル基、アルキニル基、脂環式基、複
素環式基、及びアリル基からなる群から選ばれる)で表
される、上記第26項に記載の感光性材料。
28、  前記RI+ Rt+ Rs+及びR4基のう
ちの3つがアリール基であり、前記R1+ Rz+ R
3+及びR4基のうちの1つがアルキル基である、上記
第27項に記載の感光性材料。
29、  前記遷移金属配位錯体カチオンが、光によっ
て励起されたときに金属から配位子への電荷移動を受け
ることができるよう、d−軌道配置及び遷移金属原子に
共有結合した1つ以上の配位子を有する前記遷移金属原
子の錯体である、上記第28項に記載の感光性材料。
30、  前記遷移金属配位錯体カチオンが、Re(1
)、 Fe(II)、 Ru(II)、 0s(II)
、 Co(I[[)、及び+r(I[+)からなる群か
ら選ばれる遷移金属原子の錯体である、上記第29項に
記載の感光性材料。
31、  前記遷移金属配位錯体カチオンと前記ボレー
トアニオンがイオン対として存在する、上記第30項に
記載の感光性材料。
32、  前記配位子の少なくとも1つが窒素原子を含
有した複素環式基を含む、上記第30項に記載の感光性
材料。
33、  前記配位子の少なくとも1つが、ピリジン、
2.2′−ビピリジン、4.4°−ジメチル−2,2’
−ビピリジン、1.10−フェナントロリン、3,4.
7.8−テトラメチル−1,10−フェナントロリン、
2.2’、2”−クーピリジン、5,6−シメチルー1
,1〇−フェナントロリン、5−メチル−1,10−フ
ェナントロリン、5−クロロ−1,IO−フェナントロ
リン、5−ニトロ−1,10−フェナントロリン、4.
7−シメチルー1.10−フェナントロリン、及び2.
4.6− トリ(2−ピリジル−5−トリアジン)から
なる群から選ばれる、上記第30項に記載の感光性材料
34、  前記配位子の1つ以上が二座配位子又は王座
配位子である、上記第30項に記載の感光性材料。
35、  前記光開始剤が、可視光源から発する光に照
射されたときに、化学線を吸収できて且つラジカルを生
成しうる、上記第25項に記載の感光性材料。
36、  前記組成物がさらに画像形成剤を含む、上記
第26項に記載の感光性材料。
37、  前記画像形成剤が、現像剤物質と接触すると
画像を形成する無色の色形成剤を含む、上記第36項に
記載の感光性材料。
38、  前記化合物がエチレン性不飽和化合物を含む
、上記第37項に記載の感光性材料。
39、  前記感光性材料がフルカラー画像を形成する
のに有用であり、前記マイクロカプセルが、シアン画像
形成剤を存する第1の組のマイクロカプセル、マゼンク
画像形成剤を存する第2の組のマイクロカプセル、及び
イエロー画像形成剤を有する第3の組のマイクロカプセ
ルを含み、このとき前記第1.第2.及び第3の組のマ
イクロカプセルの少なくとも一組が、前記遷移金属配位
錯体カチオンと前記ボレートアニオンとを含んだ前記光
開始剤を含有している、上記第38項に記載の感光性材
料。
40、  前記感光性材料が、 (a)  前記第1.第2.及び第3の組のマイクロカ
プセルをそれぞれ画像を形成するような形で硬化させる
3種の異なる波長の化学綿に、画像を形成するような形
で前記感光性材料を暴露する工程;及び (b)  現像剤物質の存在下にて前記マイクロカプセ
ルに均一な破裂力を加える工程;を含むプロセスによっ
て画像を形成する有用である、上記第39項に記載の感
光性材料。
41、  前記3種の異なる波長が赤色光、緑色光、及
び青色光に対応する、上記第40項に記載の感光性材料

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遷移金属配位錯体カチオンとボレートアニオンを含
    み、化学線を吸収することができて且つラジカルを生成
    することのできる光開始剤。 2、遷移金属配位錯体カチオン及びボレートアニオンを
    含んだ光開始剤と、ラジカル付加重合可能な又は架橋可
    能な化合物とを含む光硬化可能な組成物であって、この
    とき前記光開始剤が化学線を吸収できて、且つ前記の重
    合可能な又は架橋可能な化合物のラジカル重合を開始さ
    せることのできるラジカルを生成しうる、前記光硬化可
    能な組成物。 3、遷移金属配位錯体カチオン及びボレートアニオンを
    含んだ光開始剤と、ラジカル付加重合可能な又は架橋可
    能な化合物とを含む光硬化可能な組成物の層を表面に有
    する支持体を含んだ感光性材料であって、このとき前記
    光開始剤が化学線を吸収できて、且つ前記の重合可能な
    又は架橋可能な化合物のラジカル重合を開始させること
    のできるラジカルを生成しうる、前記感光性材料。
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