JPH10301269A - 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法 - Google Patents

乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法

Info

Publication number
JPH10301269A
JPH10301269A JP9118701A JP11870197A JPH10301269A JP H10301269 A JPH10301269 A JP H10301269A JP 9118701 A JP9118701 A JP 9118701A JP 11870197 A JP11870197 A JP 11870197A JP H10301269 A JPH10301269 A JP H10301269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
dry image
forming material
microcapsules
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9118701A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Higuchi
徹也 樋口
Masao Suzuki
雅雄 鈴木
Takahiro Uchibori
孝博 内堀
Yoshitaka Sugimoto
佳孝 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oriental Photo Industrial Co Ltd
Original Assignee
Oriental Photo Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oriental Photo Industrial Co Ltd filed Critical Oriental Photo Industrial Co Ltd
Priority to JP9118701A priority Critical patent/JPH10301269A/ja
Publication of JPH10301269A publication Critical patent/JPH10301269A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間保存しても色濁りの生じないフルカラ
ーの乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法を提供する
ことである。 【構成】 支持体上に、内部相に少なくとも光硬化性化
合物、光開始剤、色素前駆体及び吸水性樹脂を含有する
マイクロカプセルを含有する層を有し、該マイクロカプ
セルを含有する層又は隣接する層に顕色剤を含有する乾
式画像形成材料、及びこの乾式画像形成材料を像様露光
後、該乾式画像形成材料全体を加圧し、像様にマイクロ
カプセルを破壊し、色素画像を形成する乾式画像形成方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性マイクロカプセル
を用いた乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法に関す
るものであり、特に高感度であり、製造より使用時まで
の貯蔵安定性の優れた乾式画像形成材料及び乾式画像形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感光性カプセル封入物に基づく画像形成
方法はよく知られたものである。ミード社は米国特許第
4,399,209号、同第4,440,846号各明
細書等において、光硬化性組成物を含むマイクロカプセ
ルからの画像形成剤の露光−制御放出による画像の形成
法を開示している。この画像形成方法においては、露光
−制御放出されたロイコ染料と呼ばれる無色の色素前駆
体物質が、マイクロカプセルの外に存在する顕色剤と反
応し色素画像を形成するものである。
【0003】米国特許第4,399,209号明細書で
は、画像形成系は転写画像形成系として特徴づけられ
る。即ち、画像形成剤は顕色剤を含有する現像シート上
に露光パターンとして転写され、顕色剤と反応して画像
を形成するものである。米国特許第4,440,846
号明細書では、画像形成系と顕色剤が同じ支持体上に存
在する「自蔵式」系について開示している。即ち、画像
形成剤を圧力破壊性カプセル内に封入し、続いて、露光
とカプセル破壊を行って画像形成剤と顕色剤を接触、反
応させて支持体上に画像を形成するものである。これら
の方法は乾式カラー画像形成法として優れた特徴を有す
るものである。
【0004】該画像形成材料は、露光によりマイクロカ
プセル内部相を硬化又は増粘させ、圧力破壊時の色素前
駆体物質の放出を制御し、露光に応じポジ−ポジの画像
パターンを形成するものであるが、環境の変化、特に湿
度の変動によりマイクロカプセル内相部の硬化或るいは
増粘の程度が変動し、結果として、光感度、最大濃度、
カブリ濃度等の写真特性が変動するという欠点を有して
いる。この欠点は、フルカラー画像形成時に深刻な問題
点を提起する。すなわち、フルカラー画像形成において
は、イエロー、マゼンタ及びシアンに発色する色素前駆
体、及びブルー光、グリーン光及びレッド光に各々対応
する光開始剤をマイクロカプセル内相部に封入し、該3
種類のマイクロカプセルを混合し、顕色剤と共にフルカ
ラー画像形成材料とするものであるが、各マイクロカプ
セルの湿度による写真特性の変動の程度が異なり、結果
として色にごりの発生という問題点を生じてしまう。
【0005】すなわち、例えば、イエローに発色させる
場合、レッド光及びグリーン光により、シアンカプセ
ル、マゼンタカプセルを硬化させ、イエローのカラーフ
ォーマーのみを顕色剤と反応させ、画像を形成するもの
であるが、湿度の変動により、シアンカプセル又はマゼ
ンタカプセルの硬化が不十分となる場合を生じ、結果と
してイエローにシアン又はマゼンタが混合する色にごり
の状態を発生してしまう場合を生ずる。こうした湿度の
変動による色にごり現象は、特にパソコンを利用した画
像のアウトプット材料として画像形成材料を利用する場
合の様に、ハードと一体化システム機材として利用する
際、画像形成のためのプロセッサーを設計する上で大き
な問題点であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、長時間保存しても色にごりの生じない乾式画像形成
材料及び乾式画像形成方法を提供することである。本発
明の第2の目的は、長時間保存しても写真特性の変化の
少ない乾式画像形成材料及び画像形成方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
支持体上に、内部相に少なくとも光硬化性化合物、光開
始剤、及び色素前駆体を含有するマイクロカプセルを含
有する層を有し、該マイクロカプセルを含有する層又は
隣接する層に顕色剤を含有する乾式画像形成材料におい
て、該マイクロカプセル内部相に吸水性樹脂の少なくと
も一種を含有する乾式画像形成材料、及び該乾式画像形
成材料を像様露光後、該乾式画像形成材料全体を加圧
し、マイクロカプセルを破壊し、色素画像を形成する乾
式画像形成方法により達成することができた。
【0008】本発明に用いられる吸水性樹脂は、紙おむ
つ、生理用品等にしばしば用いられる、自重の50〜1
000倍程度までの水吸収能力を有する吸水性樹脂粒子
を好適に利用することできる。具体的には、特開昭57
−173194号公報及び特開昭58−24492号公
報に記載されている様なポリアクリル酸ソーダ、ポリア
クリル酸リチウム、ポリアクリル酸カリウム、ビニルア
ルコール−アクリルアミド共重合系ポリマー、アクリル
酸ソーダ−アクリルアミド共重合系ポリマー、セルロー
ス系(カルボキシメチル化合物、グラフト重合物)ポリ
マー、澱粉系(アクリロニトリルグラフト化合物の加水
分解物、アクリル酸グラフト化物)ポリマー、イソブチ
レン−無水マレイン酸共重合系ポリマー、ポリエチレン
オキサイド変性物、ポリジアクリルジメチルアンモニウ
ム塩、ポリアクリル酸4級アンモニウム塩等を挙げるこ
とができ、これらを1種以上用いることができるが、本
発明に用いられる吸水性樹脂はこれらに限定されるもの
ではない。
【0009】本発明に使用する吸水性樹脂は、試薬、化
成品等により容易に入手することができる。また、本発
明の吸水性樹脂をマイクロカプセルに添加する方法とし
ては、マイクロカプセルの内部相の構成成分である重合
性モノマー(光硬化性化合物)に溶解して添加すること
が好ましい。本発明に使用する吸水性樹脂の添加量は、
該重合性モノマーに対して、0.01重量%から10重
量%の範囲であり、特に0.03重量%から1重量%の
範囲が好ましい。
【0010】本発明に用いられる感光性マイクロカプセ
ルは、先述の米国特許第4399209号、同第444
0846号各明細書等に開示された方法に準じ製造する
ことができる。即ち該感光性マイクロカプセルは、内部
相に光開始剤含有、光硬化性化合物を含むものである。
それらは典型的には光重合性材料、光架橋性材料であ
り、露光により、増粘又は硬化するものである。更に上
記感光性材料に加え、色素前駆体を含有せしめる。本発
明において用いられる光硬化性化合物は、ラジカル付加
重合又はイオン重合により硬化可能である材料が好まし
いが、特にこれらに限定はされない。
【0011】代表的な光硬化性化合物はエチレン系不飽
和有機化合物である。これらの化合物は好ましくは液体
であり、1分子当たり少なくとも1つの末端エチレン基
を含有する。光硬化性材料の更に好ましい例は、1分子
当たり2以上のエチレン基を含有するエチレン系不飽和
化合物である。これらの化合物の代表例は、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、或るいはジペンタエリ
スリトールヒドロキシペンタアクリレートの様な多価ア
ルコールのエチレン系不飽和酸エステルである。又、他
の例として、ペンタエリスリトールとアクリル酸又はア
クリル酸エステルとの部分的反応によるアクリレートプ
レポリマー、更には米国特許第3783151号、同第
3759809号各明細書等に開示の多価アルコールの
イソシアネート改質アクリル酸エステル、メタクリル酸
エステル、及びイタコン酸エステルを挙げることができ
る。
【0012】光開始剤は化学線を吸収して重合性、又
は、架橋性化合物のフリーラジカル重合を開始させ得る
フリーラジカルを発生する。本発明の光開始剤は、特開
昭62−150242号、同64−60606号、特開
平3−20260号、同3−116043号の各公報等
に示されるイオン染料−対イオン化合物を用いることが
好ましい。好ましいイオン染料−対イオンは、陽イオン
染料ボレートであり、一般式(I)で表される化合物で
ある。
【0013】
【化1】
【0014】式中、Dは陽イオン染料部分、R1、R2
3及びR4はアルキル基、アリール基、アラルキル基、
アルカリール基、アルケニル基、アルキニル基、シクロ
アルキル基、又は、アリル基を表す。R1、R2、R3
びR4は同一でも異なっていてもよい。有用な染料はボ
レート陰イオンと光還元性の錯体を形成し、陽イオン性
メチン、ポリメチン、トリアリールメタン、インドリ
ン、チアジン、オキサジン及びアクリジン染料である。
更に好ましくは、染料は陽イオン性シアニン、カルボシ
アニン、ヘミシアニン、ローダミン及びアゾメチン染料
である。有用な陽イオン染料は、下記一般式(II)の
シアニン染料である。
【0015】
【化2】
【0016】式中、nは0、1、2、3、R5はアルキ
ル基、YはCH=CH、N−CH3、C(CH32
O、S、Se、をあらわす。ボレート陰イオンは、
1、R2、R3及びR4の中の少なくとも1個から3個以
下までがアルキル基であることが好ましい。アルキル基
としては、炭素数20まで、より好ましくは炭素数1〜
7である。R1、R2、R3及びR4がアルキル基とアリー
ル基又はアラルキル基との組合せであることが好まし
く、アリール基3個とアルキル基1個の組合せ(例え
ば、トリフェニルブチルボレート等)であることが更に
好ましい。
【0017】又、他の例として特開平5−224426
号公報に開示のごとき、ジアリールケトン誘導体、多環
式キノン、ベンゾインアルキルエーテル、アルコキシフ
ェニルケトン、oーアシル化オキシイミノケトン、フェ
ナントレンキノン、ベンゾフェノン、置換ベンゾフェノ
ン、キサントン、チオキサントン、ハロゲン化化合物、
例えば、クロロスルホニル及びクロロメチル多核芳香族
化合物、クロロスルホニル及びクロロメチル複素環式化
合物、クロロスルホニル及びクロロメチルベンゾフェノ
ン、フルオレノン、ハロアルカン等を挙げることができ
る。
【0018】本発明に用いられる色素前駆体としては、
無色の電子供与性化合物を挙げることができる。この化
合物の代表例としては、部分骨格内にラクトン、ラクタ
ム、スルトン、スピロピラン、エステル、又はアミド構
造を有する実質上無色の化合物を挙げることができる。
例えば、トリアリールメタン化合物、ビスフェニルメタ
ン化合物、キサンテン化合物、フルオラン化合物、チア
ジン化合物、スピロピラン化合物等である。次にイエロ
ー、マゼンタ及びシアンに発色する色素前駆体の具体例
を示す。
【0019】
【化3】
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】
【化7】
【0024】本発明に用いられる感光性マイクロカプセ
ルは、光応答性を改良するための増感剤として、例え
ば、特開昭62−18537号、64−91130号各
公報に記載の自動酸化剤として定義されるN,N−ジア
ルキルアニリン等、特開平2−291561号公報に記
載されたメルカプトベンゾチアゾールジスルフィド等の
二硫化化合物、特開平2−868号公報に記載されたチ
オール化合物を使用することができる。本発明の内部相
の封入に用いられる不連続壁マイクロカプセルは、コア
セルベーション、界面重合、又は油中での1種類以上の
モノマーの重合等を含めた公知のカプセル化方法を用い
て製造することができる。
【0025】適当なカプセル壁形成材の代表的な例とし
て、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、カルボキシ
メチルセルロース、を含めたゼラチン材料(米国特許第
2730456号、同第2800457号各明細書):
レゾルシノール−ホルムアルデヒドカプセル壁形成剤
(米国特許第3755190号明細書)、イソシアネー
ト壁形成剤(米国特許第3914511号明細書)、イ
ソシアネート−ポリオール壁形成剤(米国特許第379
6669号明細書)、尿素−ホルムアルデヒド壁形成
剤、特にレゾルシノールの添加によって親油性が強化さ
れた尿素−レゾルシノール−ホルムアルデヒド(米国特
許第4001140号明細書)、或るいはメラミンーホ
ルムアルデヒドとヒドロキシプロピルセルロース(米国
特許第4025455号明細書)を挙げることができ
る。
【0026】本発明に使用されるマイクロカプセルの平
均粒径は、1〜25ミクロンの範囲が好ましい。カプセ
ルの大きさは解像力等の写真特性上粒径の小さい、そろ
ったものが好ましいが、加圧による破裂のし易さ、又、
支持体の孔又は繊維中の消失などのトラブルを考慮し、
3〜15ミクロン、特に3〜10ミクロンに調整するこ
とが好ましい。該マイクロカプセルは、顕色剤の分散液
と混合し、紙、又は、フイルム支持体上に塗布し自蔵型
シートとすることができる。その際、ポリビニルアルコ
ール、スチレン・ブタジエンラテックス等の適当なバイ
ンダー用いてもよい。その際のマイクロカプセルと顕色
剤の分散液は、固形分の重量比で、2/8〜8/2の割
合で適宜混合することができるが、4/6〜6/4の割
合での混合が特に好ましい。又、該マイクロカプセルを
ポリビニルアルコール、スチレン・ブタジエンのエマル
ジョン等の適当なバインダーを用いて紙、又は、フイル
ム支持体上に塗布した後、顕色剤の分散液を積層し、自
蔵型シートとすることができる。その際、顕色剤分散液
を支持体上に塗布した後に、マイクロカプセル分散液を
積層して自蔵型シートとすることもできる。
【0027】顕色剤としては、一般にノンカーボン紙に
使用されている顕色剤の中から選択することができる。
具体的には、例えば、酸性白土、活性白土、アタバルジ
ャイト等、有機酸、例えば、タンニン酸、没食子酸、芳
香族カルボン酸、例えば、安息香酸、サリチル酸、3,
5−ジ−(α−メチルベンジル)サリチル酸及びそれら
多価金属塩、例えば、亜鉛塩、アルミニウム塩、マグネ
シウム塩等、フェノール樹脂、例えば、フェノールホル
ムアルデヒド樹脂、フヱノールアセチレン樹脂、及び該
フェノール樹脂の多価金属塩、等を挙げることができ、
又、シェネクタディー化学製のHRJ−4250、HR
J−4542として取得可能のフェノール−サリチル酸
−ホルムアルデヒド縮合物も有用である。特に好ましい
顕色剤は芳香族カルボン酸又はその多価金属塩、フェノ
ール樹脂又はその多価金属塩である。これらの顕色剤
は、2種以上を混合して用いてもよい。
【0028】本発明に用いられる支持体としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポレエチレンテレフタレー
ト、ポリカーボネート、酢酸セルロース等の合成樹脂フ
イルム、合成紙、ポリエチレン等の樹脂で被覆されたい
わゆる樹脂被覆紙、アート紙、写真用バライタ紙等の紙
類等を挙げることができる。
【0029】以下、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明は実施例にのみ限定されるものではな
い。
【実施例】
実施例1 I 感光性マイクロカプセルの合成 I−1 マゼンタマイクロカプセルの合成 公開特許2−298340記載の実施例を参考に感光性
マイクロカプセルを調製した。
【0030】A.内相の調製 .トリメチロールプロパントリアクリレート(TMP
TA)105g及びジペンタエリスリトールヒドロキシ
ペンタアクリレート(DPHPA)45gをビーカーに
加え約105°Cで30分間加熱した。 .撹拌しながらポリアクリル酸塩系ポリマー(三洋化
成製、商品名サンフレッシュST−500−MPS)
0.1gを加え、105°Cで30分間撹拌した。 撹拌しながら色素前駆体(M−1)20gを加え溶解
した。さらに105°Cで30分間加熱撹拌し、70°
C迄除冷した。 .撹拌しながら光開始剤(1,1′−ジ−n−ヘプチ
ル−3.3,3′,3′,−テトラメチルインドカルボ
シアニントリフェニル−n−ブチルボレート)0.5g
を加え、更に70°C30分間撹拌した。 .撹拌しながらDIDMA(2,6−ジイソプロピル
−N,N−ジメチルアニリン)1.0g加え、5分間撹
拌した。 .2−メルカプトベンゾチアゾールジスルフィド0.
5gを加え20分間撹拌した。 .デュラネート24A−90PX(旭化成製ポリイソ
シアナート)10gを加え70°Cに保った。
【0031】B.外相の調製 .水430gをビーカーに加え、オーバーヘッドミキ
サーで500rpmで撹拌した。 .VarsaTL−502(ナショナルスターチ製ス
ルホン化ポリスチレン)8.0gをゆっくりと加え、更
に500rpmで15分間撹拌した。 .ペクチン12.65g及び炭酸水素ナトリウム0.
24gを混合し、1500rpmに調製した撹拌速度下
で添加し、更に2時間1500rpmで撹拌した。 .NaOHを用いてpHを6.0に調整し、さらに3
000rpmで10分間撹拌した。 C.外相内での内相の乳化 .約30秒間で、内相を外相に徐々に加えた。 .3000rpmで15分間乳化撹拌を行い、エマル
ジョンを形成した。
【0032】D.メラミンホルムアルデヒド外壁の形成 .水250gをビーカーに加え、撹拌しながらメラミ
ン22.2gを徐々に加えた。 .37%ホルムアルデヒド36.5gを徐々に加え
た。 .約30分で60°C迄加熱し、60°Cで60分間
硬化させた(メラミン−ホルムアルデヒド予備縮合物の
形成)。 .乳化の撹拌速度を1500rpmに調整し、メラミ
ン−ホルムアルデヒド予備縮合物をCのエマルジョンに
注入した。 .H3PO4を用いpH6.0に調整した。 .引きつづき70°Cで60分間硬化させ内相部含有
マイクロカプセルを形成した。 .25%の尿素水溶液46.2gを加え60分間硬化
させた。 .撹拌速度を500rpmとし、20%NaOH10
gを加え室温迄冷却した。 .更にそのまま室温下で一晩撹拌し、マイクロカプセ
ル分散液(A)−1を得た。 得られたマイクロカプセルの粒子経は、2〜12μであ
り、大半は6〜7μであった。又、島津製作所製電子式
水分計により固形分濃度を測定したところ25.2重量
%であった。ポリアクリル酸塩系ポリマーを使用しない
以外はマイクロカプセル分散液(A)−1と同様に、マ
イクロカプセル分散液(A)−2を調製した。固形分濃
度は25.8%であった。
【0033】I−2 シアンマイクロカプセルの合成 I−1マゼンタカプセルの合成の記載において、色素前
駆体M−1に変えてC−3を30g加え、更に光開始剤
を1,1’−ジ−n−ヘプチル−3,3,3’,3’−
テトラメチルインドジカルボシアニン−トリフェニル−
n−ブチルボレート0.85gに変えて、マイクロカプ
セル分散液(B)−1を得た。ポリアクリル酸塩系ポリ
マーを使用しない以外はマイクロカプセル分散液(B)
−1と同様に、マイクロカプセル分散液(B)−2を調
製した。得られたマイクロカプセル(B)−1及び
(B)−2の粒径は2〜12μであり、固形分濃度は
(B)−1が26.3%、(B)−2が26.5%であ
った。
【0034】I−3 イエローマイクロカプセルの合成 I−1マゼンタカプセルの合成の記載において、色素前
駆体M−1に変えてY−1を0.80gを加え、さらに
光開始剤を3,3−ジメチル−1−ヘプチルインド−
3’−ヘプチルチアシアニン−トリフェニル−n−ブチ
ルボレート0.8gに変えて、マイクロカプセル分散液
(C)−1を得た。ポリアクリル酸塩系ポリマーを使用
しない以外はマイクロカプセル分散液(C)−1と同様
に、マイクロカプセル分散液(C)−2を調製した。得
られたマイクロカプセル(C)−1及び(C)−2の粒
径は5〜10μであり、大半が6〜8μであり、固形分
濃度は(C)−1が27.5%、(C)−2が27.3
%であった。 II 感光液の調製及び塗布 Iにより得られたマイクロカプセル分散液、及び、特開
平1−168484号及び同2−95884号各公報に
記載の顕色剤HRJ−4250(Schenectad
y Chemical Co.社製)を下記に示すよう
に混合し感光液(I)を調製した。
【0035】 マイクロカプセル分散液(A)−1 5.6g マイクロカプセル分散液(B)−1 4.9g マイクロカプセル分散液(C)−1 4.7g HRJ−4250 15.8g H2O 9.0g 調製した感光液(I)は、#20のマイヤーバーを用い
て透明なPETフイルム上に塗布した。乾燥後の塗布量
は10.2g/m2であった。
【0036】次いで、塗布サンプルの表面に保護膜とし
て不透明粘着フイルム(プラス社製ワープロ粘着フイル
ムホワイトWT−325W)を貼り付け、PETフイル
ムのサンドイッチ構造とし、試料(I)を作製した。作
製した試料(I)に対して660nmに吸収ピークを持
つLED(Ga、Al、As)及び525nmに吸収ピ
ークを持つLED(GaN)を照射し、マゼンタカプセ
ル及びシアンカプセルを硬化させ、加圧ローラーを用い
た加圧現像を施したところ、全面ピュアーな黄色に発色
した。
【0037】次に、下記の組成でポリアクリル酸塩系ポ
リマーを含有しない感光液(II)を作製した。 マイクロカプセル分散液(A)−2 5.6g マイクロカプセル分散液(B)−2 4.9g マイクロカプセル分散液(C)−2 4.7g HRJ−4250 15.8g H2O 9.0g 調製した感光液(II)は、感光液(I)と同様に#2
0のマイヤーバーを用いて透明なPETフイルム上に塗
布した。乾燥後の塗布量は10.2g/m2であった。
次いで、塗布サンプルの表面に保護膜として不透明粘着
フイルム(プラス社製ワープロ粘着フイルムホワイトW
T−325W)を貼り付け、PETフイルムのサンドイ
ッチ構造とし、試料(II)を作製した。試料(I)と
同じ条件で露光、加圧現像を施したところ、全面ピュア
ーな黄色に発色した。
【0038】次いで、該試料(I)及び(I)をそれぞ
れを黒色ポリエチレン袋で包装し、20°C、相対湿度
20%の保存条件下で72時間保持した。経時後、この
試料を前記LEDと同露光条件で照射し、加圧現像を施
したところ、本発明の試料(I)はピュアーな黄色発色
が得られたのに対し、比較の試料(II)はピュアーな
黄色発色が得られず、マゼンタ、シアンがわずかに発色
し、濁った黄色発色となった。次に、当時及び経時のそ
れぞれの発色濃度をレッドフィルター、グリーンフィル
ター、ブルーフィルターを介し測定した。結果を表1に
示す。なお、表1でRはレッドフィルター、Gはグリー
ンフィルター、Bはブルーフィルターを介した時の測定
値を示す。
【0039】
【表1】
【0040】表1の結果より、本発明の試料(I)は低
湿度下に保っても全く濃度値が変動せず、優れた安定性
を示したのに比べ、比較の試料(II)は、レッドフィ
ルター及びグリーンフィルターを介した濃度値が上昇
し、にごったイエロー発色となった。該比較の試料(I
I)を顕微鏡により観察したところ、黄色発色の中にマ
ゼンタ及びシアンのつぶつぶ状の発色体が観察された。
【0041】実施例2 実施例1において、フルカラーのオリジナル画像をパソ
コンに取り込み、660nmに吸収を持ちレッドLE
D、525nmに吸収を持つグリーンLED、及び47
0nmに吸収を持つイエローLED(GaN)を用い
て、試料(I)及び(II)を露光し、フルカラーのオ
リジナル画像を再現した。その結果、試料(I)及び
(II)ともにオリジナル画像に近い良好なフルカラー
画像が得られた。次いで、実施例1と同様に、試料
(I)及び(II)を黒色ポリエチレン袋で包装し、2
0°C、相対湿度20%の保存条件下で72時間保持
し、発色の経時変化を調べた。その結果、本発明の試料
(I)は経時保存前と全く変わらないフルカラー再現性
示したのに比べ、比較の試料(II)は明らかに色がく
すみ、経時保存前の鮮やかなフルカラー発色を再現でき
なかった。さらに、試料(I)及び(II)を同条件で
2週間放置したが、本発明の試料(I)は全く経時前と
変わらない発色画像が得られたのに比べ、比較の試料
(II)は益々色の濁りがすすむと同時に、カブリ濃度
が上昇し、全面黒ずんだ、全く商品価値のない画像とな
ってしまった。
【0042】
【発明の効果】本発明により、長時間保存しても、色に
ごりの生じないフルカラーの乾式画像形成材料及び乾式
画像形成方法を提供することができた。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次いで、塗布サンプルの表面に保護膜とし
て不透明粘着フイルム(プラス社製ワープロ粘着フイル
ムホワイトWT−325W)を貼り付け、PETフイル
ムのサンドイッチ構造とし、試料(I)を作製した。作
製した試料(I)に対して660nmに主発光を持つL
ED(Ga、Al、As)及び525nmに主発光を持
つLED(GaN)を照射し、マゼンタカプセル及びシ
アンカプセルを硬化させ、加圧ローラーを用いた加圧現
像を施したところ、全面ピュアーな黄色に発色した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】実施例2 実施例1において、フルカラーのオリジナル画像をパソ
コンに取り込み、660nmに主発光を持つレッドLE
D、525nmに主発光を持つグリーンLED、及び4
70nmに主発光を持つブルーLED(GaN)を用い
て、試料(I)及び(II)を露光し、フルカラーのオ
リジナル画像を再現した。その結果、試料(I)及び
(II)ともにオリジナル画像に近い良好なフルカラー
画像が得られた。次いで、実施例1と同様に、試料
(I)及び(II)を黒色ポリエチレン袋で包装し、2
0゜C、相対湿度20%の保存条件下で72時間保持
し、発色の経時変化を調べた。その結果、本発明の試料
(I)は経時保存前と全く変わらないフルカラー再現性
示したのに比べ、比較の試料(II)は明らかに色がく
すみ、経時保存前の鮮やかなフルカラー発色を再現でき
なかった。さらに、試料(I)及び(II)を同条件で
2週間放置したが、本発明の試料(I)は全く経時前と
変わらない発色画像が得られたのに比べ、比較の試料
(II)は益々色の濁りがすすむと同時に、カブリ濃度
が上昇し、全面黒ずんだ、全く商品価値のない画像とな
ってしまった。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年6月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【化4】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【化5】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【化6】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】
【化7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/028 B41M 5/12 112 (72)発明者 杉本 佳孝 神奈川県平塚市南原1丁目24番40号 オリ エンタル写真工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に、内部相に少なくとも光硬化
    性化合物、光開始剤、及び色素前駆体を含有するマイク
    ロカプセルを含有する層を有し、該マイクロカプセルを
    含有する層又は隣接する層に顕色剤を含有する乾式画像
    形成材料において、該マイクロカプセル内部相中に吸水
    性樹脂の少なくとも一種を含有することを特徴とする該
    乾式画像形成材料。
  2. 【請求項2】 吸水性樹脂が、ポリアクリルアミドの金
    属塩、セルロース系ポリマー又は澱粉系ポリマーである
    請求項1記載の乾式画像形成材料。
  3. 【請求項3】 光硬化性化合物がラジカル付加重合物で
    ある請求項1記載の乾式画像形成材料。
  4. 【請求項4】 光開始剤が、化学線を吸収して重合性又
    は架橋性化合物のフリーラジカル重合を開始させうるフ
    リーラジカルを発生させる開始剤である請求項1記載の
    乾式画像形成材料。
  5. 【請求項5】 色素前駆体が部分骨格中にラクトン、ラ
    クタム、スルトン、スピロピラン、エステル又はアミド
    の構造を有する実質的に無色の電子供与型化合物である
    請求項1記載の乾式画像形成材料。
  6. 【請求項6】 顕色剤が、芳香族カルボン酸又はその多
    価金属塩、フェノール樹脂又はその多価金属塩或るいは
    これらの混合物である請求項1記載の乾式画像形成材
    料。
  7. 【請求項7】 支持体上に、内部相に少なくとも光硬化
    性化合物、光開始剤、色素前駆体及び吸水性樹脂を含有
    するマイクロカプセルを含有する層を有し、該マイクロ
    カプセルを含有する層又は隣接する層に顕色剤を含有す
    る乾式画像形成材料を、像様露光し、後、該乾式画像形
    成材料全体を加圧し、像様にマイクロカプセルを破壊
    し、色素画像を形成することを特徴とする乾式画像形成
    方法。
  8. 【請求項8】 吸水性樹脂が、ポリアクリルアミドの金
    属塩、セルロース系ポリマー又は澱粉系ポリマーである
    請求項7記載の乾式画像形成方法。
  9. 【請求項9】 光硬化性化合物がラジカル付加重合物で
    ある請求項7記載の乾式画像形成方法。
  10. 【請求項10】 光開始剤が、化学線を吸収して重合性
    又は架橋性化合物のフリーラジカル重合を開始させうる
    フリーラジカルを発生させる開始剤である請求項7記載
    の乾式画像形成方法。
  11. 【請求項11】 色素前駆体が部分骨格中にラクトン、
    ラクタム、スルトン、スピロピラン、エステル又はアミ
    ドの構造を有する実質的に無色の電子供与型化合物であ
    る請求項7記載の乾式画像形成方法。
  12. 【請求項12】 顕色剤が、芳香族カルボン酸又はその
    多価金属塩、フェノール樹脂又はその多価金属塩或るい
    はこれらの混合物である請求項7記載の乾式画像形成方
    法。
JP9118701A 1997-04-22 1997-04-22 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法 Pending JPH10301269A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9118701A JPH10301269A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9118701A JPH10301269A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10301269A true JPH10301269A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14743010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9118701A Pending JPH10301269A (ja) 1997-04-22 1997-04-22 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10301269A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025180A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Cycolor, Inc. Photosensitive material employing microcapsules containing a hygroscopic polymer in the internal phase
US6964836B2 (en) 2002-03-15 2005-11-15 Eastman Kodak Company Photosensitive microcapsules containing a synthetic viscosity modifier in the continuous phase

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025180A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Cycolor, Inc. Photosensitive material employing microcapsules containing a hygroscopic polymer in the internal phase
US6127084A (en) * 1998-10-23 2000-10-03 Cycolor, Inc. Photosensitive material employing microcapsules containing a hygroscopic polymer in the internal phase
US6964836B2 (en) 2002-03-15 2005-11-15 Eastman Kodak Company Photosensitive microcapsules containing a synthetic viscosity modifier in the continuous phase

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4842976A (en) Color image-forming process
US4554235A (en) Microencapsulated transfer imaging system employing developer sheet and discontinuous layer of thermoplastic pigment
US4482624A (en) Photosensitive material employing encapsulated radiation sensitive composition and process for improving sensitivity by sequestering oxygen
GB2112536A (en) Imaging system
GB2111232A (en) Imaging system
JP2002055445A (ja) 自己発色型感光性感圧記録材料及びその製造方法並びにその画像形成方法
US4535050A (en) Peeling development of photosensitive materials employing microencapsulated radiation sensitive compositions
JPH10226174A (ja) 感光感熱記録材料
EP0872768B1 (en) Packing method and package for dry image-forming material
US4842981A (en) Imaging system
US5053309A (en) Color image-forming process
JPH10301269A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH10282657A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH11237734A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH10301297A (ja) 自己発色型感光性感圧記録材料及び画像形成方法
US5153634A (en) Imaging system
JPH1184642A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH11119424A (ja) 自己発色型感光性感圧記録材料及び画像形成方法
JPH1184643A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH10325990A (ja) 乾式画像形成材料の包装方法
JPH112884A (ja) 乾式画像形成材料の包装方法
JPH11288085A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法
JPH11119423A (ja) 自己発色型感光性感圧記録材料及び画像形成方法
JP2003066599A (ja) ゼラチン保護層含有自己発色型感光性感圧記録材料及びその製造方法
JPH11237733A (ja) 乾式画像形成材料及び乾式画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070619