JPH02178423A - 水中の目地のシール方法 - Google Patents

水中の目地のシール方法

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JPH02178423A
JPH02178423A JP63333165A JP33316588A JPH02178423A JP H02178423 A JPH02178423 A JP H02178423A JP 63333165 A JP63333165 A JP 63333165A JP 33316588 A JP33316588 A JP 33316588A JP H02178423 A JPH02178423 A JP H02178423A
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water
concrete
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resin
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JP63333165A
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Takuo Fukushima
福島 拓夫
Yasumasa Hayashida
林田 安正
Jinichi Omi
仁一 尾見
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水中の目地のシール方法、詳しくは水中に設
置されたコンクリートセグメントトンネルの目地のシー
ル方法に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ケーソ
ンなどのコンクリート二次製品の目地シール部は、目地
幅が大きく、従来のゴム状シール材をそのまま適用した
のでは対応が難しく、特にこれらケーソンなどのコンク
リート二次製品が海中工事などに使用された場合、とり
わけその目地シールが難しい。また、海中埋設工事にお
いては、躯体間の目地の止水は潜水夫らが水中で作業を
行って防水工事を完成させていたが、この方法は特殊技
能を必要とするとともに、経済的ではないという欠点も
あった。
従って、本発明の目的は、コンクリートセグメントトン
ネルの目地における止水を容易且つ確実に、しかも安価
に行うことができる水中の目地シール方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、水中に設置されたコンクリートセグメントト
ンネルの目地部を構成する、相対するコンクリートセグ
メントの対向面の全周に渡って、注入部を残して2筋の
高復元性スポンジ層を設け、上記相対するコンクリート
セグメントの高復元性スポンジ層によって形成される空
間内に水膨潤性樹脂を上記注入部から注入し、硬化させ
ることを特徴とする水中の目地のシール方法を従供する
ことにより上記目的を達成したものである。
〔作用〕
本発明によれば、コンクリートセグメントの対向面を互
いに接合することにより、該両対向面と、その間に所定
の間隔で配設されている2筋の上記高復元性スポンジ層
の間に目地全体を周回する空間が形成されるため、該空
間内に水膨潤性樹脂層を充填し、硬化させることにより
、上記目地の止水が達成される。
以下、本発明の水中の目地のシール方法を実施JLi様
に基づいて詳述する。
第1図は本発明の一実施す様を説明するためのコンクリ
ートセグメントトンネルを一端側から観た場合の概略を
示す部分斜視図であり、第2閏は上記トンネル端部に他
のコンクリートセグメントを連結する段階を示す部分斜
視図である。
上記コンクリートセグメントトンネルは、複数個のコン
クリートセグメント1を連結して水中に設置形成される
ものであり、その端面は該トンネルの目地部を構成する
対向面である。上記コンクリートセグメント1の対向面
には、図示するように、内側とその外側の全周に渡って
適切な間隔をおいて2筋の高復元性スポンジ層2及び2
aが突設されているものであり、外側の高復元性スポン
ジ層2aにはその上方に一部を切欠した注入部3が形成
されている。
また、トンネルを形成するために連結する他方のコンク
リートセグメント1aにも、その対向面(図示せず)に
上記コンクリートセグメント1の高復元性スポンジ層と
対称の配置、即ち、上記両コンクリートセグメント1及
び1aの対向面を接合した場合に完全に重なり合う形状
からなる高復元性スポンジ層が形成されている(尚、本
実施態様では上記同高復元性スポンジ層は同一パターン
で配置されている)。
先ず、上述した、2つのコンクリートセグメントl及び
laを第2図に示すように、その両対向面を近接させ、
次いで接合して連結する。その際、それぞれの対向面に
形成されている前述の高復元性スポンジ層を互いに密着
させる。
次いで、上記両対向面とその間に位置する高復元性スポ
ンジ層によって形成される空間内に、中に溜まっている
水を置換しながら水膨潤性樹脂(図示せず)を上記注入
部3から注入する。注入された水膨潤性樹脂は1日間程
で硬化し固形のシール層が形成され、その結果目地のシ
ールが達成される。
本発明に用いられろ水膨潤性樹脂としては、水膨潤性ウ
レタン樹脂、水膨潤性ウレタン樹脂とゴムの混合物、水
膨潤性ウレタン樹脂とゴムと水硬性物質(水硬性セメン
ト、石膏など)の混合物、オレフィン/マレイン酸共重
合体、ポリビニルアルコール/イソブチレン/マレイン
酸共重合体、ポリビニルアルコール/アクリル酸共重合
体、架橋又は非架橋ポリビニルアルコール、架橋又は架
橋ポリビニルアルコール、架橋又は非架橋ポリアクリル
酸塩、ポリビニルアルコル/酸無水物共重合体、デンプ
ン/アクリル酸グラフト共重合体、あるいはこれらの重
合体とゴムとの混合物などが挙げられる。上記の中でも
可撓性を有する水膨潤性ウレタ樹脂、水膨潤性ウレタン
樹脂とゴムの混合物、水膨潤性ウレタン樹脂とゴムと水
硬性物質(水硬性セメント、石膏など)の混合物などを
用いるのが止水性の面から好ましく、特に次に掲げる湿
気硬化型膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂を用いるの
が好ましい。
本発明に好適に用いられる湿気硬化型水膨潤性ペースト
状ポリウレタン樹脂は、−11式%式%) (ここで、R:は多価アルコール残基:(OR+)はオ
キシエチレン基と炭素数3〜4のアルキレン基を有する
オキシアルキレン基とからなるポリオキシアルキレン鎖
(但し、オキシエチレン基の割合は分子量の50〜90
%を占める。):nはオキシエチレン基の重合度を示す
数で水酸基当量が500〜4000となるに相当する数
:pは2〜8の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種又は二種以上
の混合物とポリイソシアネートとから得られる末端イソ
シアネート基含量1.5〜10%の水膨潤性ウレタンポ
リマー(1)と、一般式%式%) (ここで:R2は多価アルコール残基:(OR3)は炭
素数3〜4のアルキレン基を有するオキシアルキレン鎖
二mはオキシアルキレン基の重合度を示す数で水酸基当
量が500〜4000となるに相当する数:qは2〜8
の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種又は二種以上
の混合物とポリイソシアネートとから得られる末端イソ
シアネート基含有非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2
)と、充填剤(3)とを、(2)100部に対し、(1
)20〜100部(好ましくは30〜70部)、(3)
2〜100部(好ましくは10〜70部)の割合で混合
してなるものである。
上記多価アルコールとしては、例えば二価アルコール(
エチレングリコール、プロピレングリコール等)、三価
アルコール(グリセリン、トリメチロールプロパン等)
、四価アルコール(エリドリフト、ペンタエリドリフト
等)、三価アルコール(アラビット、キシリフト等)、
六価アルコール(ソルビット、マンニット等)等がある
上記ポリエーテルポリオールは、かかる多価アルコール
にアルキレンオキサイドを所望の分子量となるように付
加せしめることにより製造できる。
付加はランダムでもブロックでもよいがランダムが好ま
しい。オキシエチレン基の割合が50%未満では膨潤性
が不十分となり、止水性能が低下するので好ましくない
、また90%を超えるとイソシアネートを反応せしめて
得られるイソシアネート!含有プレポリマーが常温で結
晶化するため作業性が悪化する。
本発明に用いられるポリイソシアネートとしては任意の
ものが使用できる。本発明の水膨潤性ポリウレタンポリ
マー(1)は上記ポリエーテルポリオールとポリイソシ
アネートを、末端NCO基含量が1.5〜10%、好ま
しくは1.5〜5%となるように、常法によって反応せ
しめて得ることができる。
本発明の非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)に
おいて、R2としては前述のRの説明で述べた種々のア
ルコールを同様に挙げることができる。かかるアルコー
ルに、炭素数3〜4のアルキレンオキシド(好ましくは
プロピレンオキシド)を付加せしめてポリエーテルポリ
オールを得る。
これに前述のポリイソシアネートを反応せしめて、非水
膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)を得る。
本発明の充填材(3)としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、パーライト、カーボンブラック、ガラス、酸化珪素
、滑石、ひる石、酸化チタン、水酸化カルシウム、ケイ
灰石等が挙げられる。
以上、本発明を具体的に説明したが、本発明の水中の目
地のシール方法は前記実施態様に示したものに限られる
ものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
例えば、前記実施態様では、高復元性スポンジ層が接合
する両方の対向面に形成されている場合を示したが、場
合によっては、一方の対向面のみに設けてもよい。
また、第3図の斜視図に示すような、コンクリドA及び
Bの間の縦方向に延びる目地部についても適用可能であ
る。この場合は、上端の開口部4から水膨潤性樹脂層を
注入する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、注入工法のため目開きの程度に関係な
く、連続したシールが形成され、しかも水と接触すると
膨張し、隙間があればそれを塞ぐことができるので完全
な止水が達成される。水膨潤性樹脂を注入する空間は高
復元性スポンジ層により形成されているため、海中のよ
うな目開きの安定しない場所に特に適し、このような場
合でも完全な遮蔽通路を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を説明するためのコンクリ
ートセグメントトンネルを一端側から観た場合の概略を
示す部分斜視図、第2図は上記トンネル端部に他のコン
クリートセグメントを連結する段階を示す部分斜視図、
第3図は他の実施態様を説明するための目地部を示す部
分斜視図である。 1.1a・・・コンクリートセグメント2.2a・・ 
高復元性スポンジ層 3・・・注入部 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水中に設置されたコンクリートセグメントトンネルの目
    地部を構成する、相対するコンクリートセグメントの対
    向面の全周に渡って、注入部を残して2筋の高復元性ス
    ポンジ層を設け、上記相対するコンクリートセグメント
    の高復元性スポンジ層によって形成される空間内に水膨
    潤性樹脂を上記注入部から注入し、硬化させることを特
    徴とする水中の目地のシール方法。
JP63333165A 1988-12-29 1988-12-29 水中の目地のシール方法 Expired - Lifetime JP2592120B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107489170A (zh) * 2017-08-30 2017-12-19 中交公路规划设计院有限公司 外盖板支撑系统及使用方法
CN107653910A (zh) * 2017-08-30 2018-02-02 中交公路规划设计院有限公司 一种滑动体系
CN107700538A (zh) * 2017-08-30 2018-02-16 中交公路规划设计院有限公司 一种移动式复合止水系统及其使用方法
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