JPH0417678Y2 - - Google Patents

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JPH0417678Y2
JPH0417678Y2 JP1985006838U JP683885U JPH0417678Y2 JP H0417678 Y2 JPH0417678 Y2 JP H0417678Y2 JP 1985006838 U JP1985006838 U JP 1985006838U JP 683885 U JP683885 U JP 683885U JP H0417678 Y2 JPH0417678 Y2 JP H0417678Y2
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JP
Japan
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water
swellable
waterproof sheet
moisture
present
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JP1985006838U
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JPS61125599U (ja
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は防水シートの連結構造、詳しくはトン
ネルの一次覆工コンクリートと二次覆工コンクリ
ートの間に配接される防水シート相互間の連結構
造に関する。
[従来の技術] 実開昭59−167900号公報には、一の防水シート
を他の防水シートを重ねあわせる連結部の接合面
に、粘着剤層を設けた防水シートが提案されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] 上記粘着剤として例示されているものは、アス
フアルト系粘着剤、ゴム系粘着剤またはこれらの
粘着剤を保持した粘着テープであるが、この種の
粘着剤では長期に渡つて高い止水効果を得ること
は困難である。
本考案らは、上記防水シートにおいて使用され
る種々の粘着剤について検討した結果、非常に優
秀な止水効果を与える樹脂を見出し、本考案を完
成した。
[問題点を解決するための手段] 本考案の防水シートの連結構造は、接合面に湿
気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂が
介在されてなることを特徴とするものである。
本考案に用いられる湿気硬化型水膨潤性ペース
ト状ポリウレタン樹脂として好ましいものは、 一般式 R[(OR1)nOH]p (ここにRは多価アルコール残基:(OR1)はオ
キシエチレン基と炭素数3−4のアルキレン基を
有するオキシアルキレン基とからなるポリオキシ
アルキレン鎖、但し、オキシエチレン基の割合は
分子量の50−90%を占める。:nはオキシアルキ
レン基の重合度を示す数で水酸基当量が500−
4000となるに相当する数:pは2−8の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種または
二種以上の混合物とポリイソシアネートとから得
る末端イソシアネート基含量1.5−10%の水膨潤
性ウレタンポリマー(1)と、 一般式 R2[(OR3)mOH]q (ここにR2は多価アルコール残基:(OR3)は炭
素数3−4のアルキレン基を有するオキシアルキ
レン鎖、:mはオキシアルキレン基の重合度を示
す数で水酸基当量が500−4000となるに相当する
数:pは2−8の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種または
二種以上の混合物とポリイソシアネートとから得
る末端イソシアネート基含有非水膨潤性ウレタン
プレポリマー(2)と、 充填剤(3)とを、 (2)100部に対し、(1)20−100部(好まし
くは10−70部)、(3)2−100部(好ましくは10
−70部)の割合で混合してなるペースト状湿気硬
化型水膨潤性ポリウレタンプレポリマーである。
上記多価アルコールとしては、例えば二価アル
コール(エチレングリコール、プロピレングリコ
ール等)、三価アルコール(グリセリン、トリメ
チロールプロパン等)、四価アルコール(エリト
ツト、ペンタエリトリツト等)、五価アルコール
(アラビツト、キシリツト等)、六価アルコール
(ソルビツト、マンニツト等)等がある。
上記ポリエーテルポリオールはかかる多価アル
コールにアルキレンオキサイドを所望の分子量と
なるように付加せしめることにより製造できる。
付加はランダムでもブロツクでもよいがランダム
が好ましい。オキシエチレン基の割合が50%未満
では膨潤性が不十分となり、止水性能が低下する
ので好ましくない。また90%を超えるとイソシア
ネートを反応せしめて得られるイソシアネート基
含有プレポリマーが常温で結晶化するため作業性
が悪化する。
本考案に用いられるポリイソシアネートとして
は任意のものが使用できる。本考案の水膨潤性ポ
リウレタンプレポリマー(1)は上記ポリエーテ
ルポリオールとポリイソシアネートを、末端
NCO基含量が1.5−10%、好ましくは1.5−5%と
なるように、常法によつて反応せしめて得ること
ができる。
本考案の非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー
(2)において、R2としては前述のRの説明で述
べた種々のアルコールを同様に挙げることができ
る。かかるアルコールに、炭素数3−4のアルキ
レンオキシド(好ましくはプロピレンオキシド)
を付加せしめてポリエーテルポリオールを得る。
これに前述のポリイソシアネートを反応せしめ
て、非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)
を得る。
本考案の充填剤(3)としては、例えば、炭酸
カルシウム、パーライト、カーボンブラツク、ガ
ラス、酸化珪素、滑石、ひる石、酸化チタン、水
酸化カルシウム、ケイ灰石等が挙られる。
こうして得られるペースト状湿気硬化型水膨潤
性ポリウレタン樹脂は、大気中の湿気によつて硬
化するが、この未硬化物を防水シートに塗布する
ことによつて、本考案の防水シートの連結構造が
得られる。
第1図は本考案の1実施例であつて、一の防水
シート1の長さ方向一端部に沿つて連続的に湿気
硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂2を
塗布または被覆し、これを他の防水シート1′と
重ね合わせて連結するものであつて、該連結部は
固定具4によつて一次覆工コンクリート3に固定
されている。
なおこの場合、もう一方の防水シート1′側に
も湿気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹
脂2を被覆または塗布しておけば、両者は接合面
で一体化し、止水効果はさらに向上する。
また防水シートを一次覆工コンクリート3に固
定する際は、固定具4を固定具打込用部材5を介
して打ち込むのがよい。
そのような固定具打込用部材5は、防水シート
端部に幅方向に沿つて、所要の数だけ配設される
もので、例えば、防水シート上にリング状枠体を
設け、その中に座金を嵌入し、さらに熱融着性物
質を充填することによつて形成される。
[考案の効果] 以上の本考案の防水シートの連結構造は、次の
効果を有する。
接合面に湿気硬化型水膨潤性ペースト状ポリ
ウレタン樹脂が介在しており、これは水と接触
して膨張し、すきまをふさぐので止水性が非常
に高い。
水膨潤性樹脂として湿気硬化型水膨潤性ペー
スト状ポリウレタン樹脂を用いているので、水
膨潤性が非常に良好であり、またペースト状の
ため、塗布の作業性が極めて良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の防水シートの連結構造を示
す断面図である。 1,1′……防水シート、2……湿気硬化型水
膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂、3……一次
覆工コンクリート、4……固定具、5……固定具
打込用部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接合面に湿気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウ
    レタン樹脂が介在されてなる防水シートの連結構
    造。
JP1985006838U 1985-01-23 1985-01-23 Expired JPH0417678Y2 (ja)

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JPS61125599U JPS61125599U (ja) 1986-08-07
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JPS61125599U (ja) 1986-08-07

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