JPH0610001Y2 - H 鋼 の 止 水 構 造 - Google Patents

H 鋼 の 止 水 構 造

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JPH0610001Y2
JPH0610001Y2 JP1985009182U JP918285U JPH0610001Y2 JP H0610001 Y2 JPH0610001 Y2 JP H0610001Y2 JP 1985009182 U JP1985009182 U JP 1985009182U JP 918285 U JP918285 U JP 918285U JP H0610001 Y2 JPH0610001 Y2 JP H0610001Y2
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JP
Japan
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water
group
swellable
equivalent
urethane prepolymer
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JP1985009182U
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JPS61125426U (ja
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拓夫 福島
安正 林田
仁一 尾見
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はH鋼の止水構造に関する。
[従来の技術とその問題点] 特開昭51−113311号公報には、再生ゴムを基材
とした粘弾性を有する粘着組成物を、鉄筋または鉄骨に
貼着せしめて界面透水を遮断した構造体の止水工法が提
案されている。
しかしながら、このような粘着組成物の鉄面への貼着に
あたっては、プレン系ないしエポキシ系のプライマーの
使用が必要であることが、上記公報に記載されており、
粘着組成物自身の鉄面への密着性は小さい。このような
プライマーの使用は作業性を低下させる。また再生ゴム
を基材とする粘着組成物では止水性能に限界がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案はこのような問題点を解決するもので、水膨潤性
樹脂を用いて止水効果を高めるとともに、プライマーを
使用しなくても鉄面に密着できるポリウレタンプレポリ
マーを用いて、作業性も向上させることのできるH鋼の
止水構造を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を下記のH鋼の止水構造を提供する
ことにより達成したものである。
一般式 R[(OR1nOH]p 〔ここに、Rは多価アルコール残基、(OR1)はオキ
シエチレン基と炭素数3−4のアルキレン基を有するオ
キシアルキレン基とからなるポリオキシアルキレン鎖、
但し、オキシエチレン基の割合は分子量の50−90%
を占める、nはオキシアルキレン基の重合度を示す数で
水酸基当量が500−4000となるに相当する数、p
は2−8の数〕 で示されるポリエーテルポリオールの一種または二種以
上の混合物とポリイソシアネートとから得る末端イソシ
アネート基含量1.5−10%の水膨潤性ウレタンプレ
ポリマー(1)と、 一般式 R2[(OR3mOH]q 〔ここに、R2は多価アルコール残基、(OR3)は炭素
数3−4のアルキレン基を有するオキシアルキレン鎖、
mはオキシアルキレン基の重合度を示す数で水酸基当量
が500−4000となるに相当する数、qは2−8の
数〕 で示されるポリエーテルポリオールの一種または二種以
上の混合物とポリイソシアネートとから得る末端イソシ
アネート基含有非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)
と、 充填剤(3)とを、 上記非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)100部に
対し、上記水膨潤性ウレタンプレポリマー(1)20−
100部(好ましくは30−70部)及び上記充填剤
(3)2−100部(好ましくは10−70部)の割合
で混合してなるペースト状湿気硬化型水膨潤性ポリウレ
タンプレポリマーが、H鋼の表面に塗布されていること
を特徴とするH鋼の止水構造。
上記多価アルコールとしては、例えば二価アルコール
(エチレングリコール、プロピレングリコール等)、三
価アルコール(グリセリン、トリメチロールプロパン
等)、四価アルコール(エリトット、ペンタエリトリッ
ト等)、五価アルコール(アラビット、キシリット
等)、六価アルコール(ソルビット、マンニット等)等
がある。
上記ポリエーテルポリオールはかかる多価アルコールに
アルキレンオキサイドを所望の分子量となるように付加
せしめることにより製造できる。付加はランダムでもブ
ロックでもよいがランダムが好ましい。オキシエチレン
基の割合が50%未満では膨潤性が不十分となり、止水
性能が低下するので好ましくない。また90%を越える
とイソシアネートを反応せしめて得られるイソシアネー
ト基含有プレポリマーが常温で結晶化するため作業性が
悪化する。
本考案に用いられるポリイソシアネートとしては任意の
ものが使用できる。本考案の水膨潤性ポリウレタンプレ
ポリマー(1)は上記ポリエーテルポリオールとポリイ
ソシアネートを、末端NCO基含量が1.5−10%、
好ましくは1.5−5%となるように、常法によって反
応せしめて得ることができる。
本考案の非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)に
おいて、Rとしては前述のRの説明で述べた種々のア
ルコールを同様に挙げることができる。かかるアルコー
ルに、炭素数3−4のアルキレンオキシド(好ましくは
プロピレンオキシド)を付加せしめてポリエーテルポリ
オールを得る。これに前述のポリイソシアネートを反応
せしめて、非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)
を得る。
本考案の充填剤(3)としては、例えば、炭酸カルシウ
ム、パーライト、カーボンブラック、ガラス、酸化珪
素、滑石、ひる石、酸化チタン、水酸化カルシウム、ケ
イ灰石等が挙られる。
こうして得られるペースト状湿気硬化型水膨潤性ポリウ
レタンプレポリマーは、大気中の湿気によって硬化する
が、この未硬化物を、好ましくは帯状に、表面に塗布す
ることによって、本考案の止水構造が得られるのであ
る。
このようにして得られる本考案の止水構造において、上
記のペースト状湿気硬化型水膨潤性ポリウレタンプレポ
リマーは、塗布された後、湿気により硬化して水膨潤性
ポリウレタン樹脂となる。
第1図は本考案の1実施例であって、H鋼1の表面に、
湿気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレタンプレポリマ
ー2が塗布されている。このとき、プライマーは特に必
要としない。
[考案の効果] 本考案の効果は次のとうりである。
未硬化物である上記のポリウレタンプレポリマーがペ
ースト状であるため、塗布の作業性がよい。
上記のペースト状ポリウレタンプレポリマーの鉄面
(H鋼)への密着性がよく、塗布の際、特にプライマー
を必要としないため作業性がよい。
硬化後の水膨潤性ポリウレタン樹脂によって高度の止
水効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の止水構造を示す斜視図である。 1……H鋼 2……ペースト状湿気硬化型水膨潤性ポリウレタンプレ
ポリマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 尾見 仁一 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−113313(JP,A) 特開 昭51−96848(JP,A) 特開 昭59−215310(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 R[(OR1nOH]p 〔ここに、Rは多価アルコール残基、(OR1)はオキ
    シエチレン基と炭素数3−4のアルキレン基を有するオ
    キシアルキレン基とからなるポリオキシアルキレン鎖、
    但し、オキシエチレン基の割合は分子量の50−90%
    を占める、nはオキシアルキレン基の重合度を示す数で
    水酸基当量が500−4000となるに相当する数、p
    は2−8の数〕 で示されるポリエーテルポリオールの一種または二種以
    上の混合物とポリイソシアネートとから得る末端イソシ
    アネート基含量1.5−10%の水膨潤性ウレタンプレ
    ポリマー(1)と、 一般式 R2[(OR3mOH]q 〔ここに、R2は多価アルコール残基、(OR3)は炭素
    数3−4のアルキレン基を有するオキシアルキレン鎖、
    mはオキシアルキレン基の重合度を示す数で水酸基当量
    が500−4000となるに相当する数、qは2−8の
    数〕 で示されるポリエーテルポリオールの一種または二種以
    上の混合物とポリイソシアネートとから得る末端イソシ
    アネート基含有非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)
    と、 充填剤(3)とを、 上記非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)100部に
    対し、上記水膨潤性ウレタンプレポリマー(1)20−
    100部及び上記充填剤(3)2−100部の割合で混
    合してなるペースト状湿気硬化型水膨潤性ポリウレタン
    プレポリマーが、H鋼の表面に塗布されていることを特
    徴とするH鋼の止水構造。
JP1985009182U 1985-01-28 1985-01-28 H 鋼 の 止 水 構 造 Expired - Lifetime JPH0610001Y2 (ja)

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JPS61125426U JPS61125426U (ja) 1986-08-07
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JPS5338750B2 (ja) * 1975-02-21 1978-10-17
JPS5822611B2 (ja) * 1975-03-28 1983-05-10 ハヤカワゴム カブシキガイシヤ ケンゾウブツトウノシスイセコウホウ
JPS59215310A (ja) * 1983-05-23 1984-12-05 Sanyo Chem Ind Ltd 湿気硬化型ウレタン組成物の製造法

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