JPH038803Y2 - - Google Patents

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JPH038803Y2
JPH038803Y2 JP1985009185U JP918585U JPH038803Y2 JP H038803 Y2 JPH038803 Y2 JP H038803Y2 JP 1985009185 U JP1985009185 U JP 1985009185U JP 918585 U JP918585 U JP 918585U JP H038803 Y2 JPH038803 Y2 JP H038803Y2
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oxyalkylene
swellable
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JP1985009185U
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、止水ボルトに関する。詳しくは止水
パツキンを装着したものと同等以上の止水効果を
有する止水ボルトに関する。
従来この種の止水パツキンとしては、実公昭43
−8892号公報記載のパツキンが利用されている。
この止水パツキンは、加熱により軟化する樹脂に
より構成され、ボルトのナツトを締めつけること
によつて発生する熱により流動化し、ボルトとナ
ツトのねじ山の間隙を埋めて止水するものであ
る。
しかるに、この止水パツキンは流動化により、
ねじ山の間隙だけでなく、ワツシヤーとセグメン
トの間にも浸透して介在するようになり、ボルト
の摩擦効果を弱め、ゆるみ漏水の原因となつてい
た。(第2−3図参照) [問題点を解決するための手段] 本考案の止水ボルトは止水パツキンを使用せず
に高い止水効果を有するものである。
本考案の止水ボルトは、ねじ部に次の湿気硬化
型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂が塗布さ
れていることを特徴とする。
本考案に用いられる湿気硬化型水膨潤性ペース
ト状ポリウレタン樹脂は、 一般式 R〔(OR1)nOH〕p (ここにRは多価アルコール残基:(OR1)は
オキシエチレン基と炭素数3−4のアルキレン基
を有するオキシアルキレン基とからなるポリオキ
シアルキレン鎖、但し、オキシエチレン基の割合
は分子量の50−90%を占める。:nはオキシアル
キレン基の重合度を示す数で水酸基当量が500−
4000となるに相当する数:pは2−8の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種または
二種以上の混合物とポリイソシアネートとから得
る末端イソシアネート基含量1.5−10%の水膨潤
性のウレタンプレポリマー(1)と、 一般式 R2〔(OR3)mOH〕q (ここにR2は多価アルコール残基:(OR3)に
炭素数3−4のアルキレン基を有するオキシアル
キレン鎖、:mはオキシアルキレン基の重合度を
示す数で水酸基当量が500−4000となるに相当す
る数:pは2−8の数) で示されるポリエーテルポリオールの一種または
二種以上の混合物とポリイソシアネートとから得
る末端イソシアネート基含有非水膨潤性ウレタン
プレポリマー(2)と、 充填剤(3)とを、 (2)100部に対し、(1)20−100部(好ましくは30−70
部)、(3)2−100部(好ましくは10−70部)の割合
で混合してなるペースト状湿気硬化型水膨潤性ポ
リウレタンプレポリマーである。
上記多価アルコールとしては、例えば二価アル
コール、(エチレングリコール、プロピレングリ
コール等)、三価アルコール(グリセリン、トリ
メチロールプロパン等)、四価アルコール(エリ
トツト、ペンタエリトリツト等)、五価アルコー
ル(アラビツト、キシリツト等、)、六価アルコー
ル(ソルビツト、マンニツト等)等がある。
上記ポリエーテルポリオールはかかる多価アル
コールにアルキレンオキサイドを所望の分子量と
なるように付加せしめることにより製造できる。
付加はランダムでもブロツクでもよいがランダム
が好ましい。オキシエチレン基の割合が50%未満
では膨潤性が不十分となり、止水性能が低下する
ので好ましくない。また90%を越えるとイソシア
ネートを反応せしめて得られるイソシアネート基
含有プレポリマーが常温で結晶化するため作業性
が悪化する。
本考案に用いられるポリイソシアネートとして
は任意のものが使用できる。本考案の水膨潤性ポ
リウレタンプレポリマー(1)は上記ポリエーテルポ
リオールとポリイソシアネートを、末端NCO基
含量が1.5−10%、好ましくは1.5−5%となるよ
うに、常法によつて反応せしめて得ることができ
る。
本考案の非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー
(2)において、R2としては前述のRの説明で述べ
た種々のアルコールを同様に挙げることができ
る。かかるアルコールに、炭素数3−4のアルキ
レンオキシド(好ましくはプロピレンオキシド)
を付加せしめてポリエーテルポリオールを得る。
これに前述のポリイソシアネートを反応せしめ
て、非水膨潤性ポリウレタンプレポリマー(2)を得
る。
本考案の充填剤(3)としては、例えば、炭酸カル
シウム、パーライト、カーボンブラツク、ガラ
ス、酸化珪素、滑石、ひる石、酸化チタン、水酸
化カルシウム、ケイ灰石等が挙られる。
こうして得られるペースト状湿気硬化型水膨潤
性ポリウレタン樹脂は、大気中の湿気によつて硬
化するが、この未硬化物をねじ部に塗布すること
によつて、本考案の止水ボルトが得られる。
本考案の止水ボルトは、第1図に示されるよう
に、ボルトワツシヤーとセグメントの間に湿気硬
化型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂を塗布
することが好ましい。このような本考案の止水ボ
ルトは、樹脂が硬化した後は、ナツトを締めても
材質的に軟化ないし流動化せず、ワツシヤーとセ
グメントの間に浸透しないので、ゆるみ漏水が起
きない。
本考案の止水ボルトはまず第一にゴム弾性によ
る止水性を有し、第二、水と接触した際の水膨潤
性による止水性を有する。
以上のように、本考案のセグメント締付ボルト
は、従来のものに比較して、止水効果が大幅の向
上しているので、非常に実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の止水ボルトの一部断面図であ
る。第2図は従来の止水パツキンをボルトに装着
した状態を示す一部断面図であり、第3図は従来
の止水パツキンをボルトに装着しナツトで締めつ
けた状態を示す一部断面図である。 1……湿気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレ
タン樹脂、2……ボルト、3……ナツト、4……
ワツシヤー、5……セグメント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一般式 R〔COR1)nOH〕p (ここにRは多価アルコール残基:(OR1)は
    オキシエチレン基と炭素数3−4のアルキレン基
    を有するオキシアルキレン基とからなるポリオキ
    シアルキレン鎖、但し、オキシエチレン基の割合
    は分子量の50−90%を占める。:nはオキシアル
    キレン基の重合度を示す数で水酸基当量が500−
    4000となるに相当する数:pは2−8の数)で示
    されるポリエーテルポリオールの一種又は二種以
    上の混合物とポリイソシアネートとから得る末端
    イソシアネート基含量1.5−10%の水膨潤性ウレ
    タンプレポリマー(1)と、 一般式 R2〔(OR3)mOH〕q (ここにR2は多価アルコール残基:(OR3)は
    炭素数3−4のアルキレン基を有するオキシアル
    キレン鎖、:mはオキシアルキレン基の重合度を
    示す数で水酸基当量が500−4000となるに相当す
    る数:qは2−8の数)で示されるポリエーテル
    ポリオールの一種又は二種以上の混合物とポリイ
    ソシアネートとから得る末端イソシアネート基含
    有非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)と、充填剤
    (3)とを、非水膨潤性ウレタンプレポリマー(2)100
    部に対し、水膨潤性ウレタンプレポリマー(1)20−
    100部充填剤(3)2−100部の割合で混合してなる湿
    気硬化型水膨潤性ペースト状ポリウレタン樹脂を
    ねじ部に塗布してなる止水ボルト。
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