JPH02173697A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH02173697A
JPH02173697A JP63328624A JP32862488A JPH02173697A JP H02173697 A JPH02173697 A JP H02173697A JP 63328624 A JP63328624 A JP 63328624A JP 32862488 A JP32862488 A JP 32862488A JP H02173697 A JPH02173697 A JP H02173697A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明はメロディ演奏音に対して付加音を付与するよう
にしてなる電子楽器に関する。 【従来技術】 従来から、この種の装置としては、次のような種々もの
が開発されてきている。例えば、特開昭56−3959
5号公報及び特開昭59−68788号公報には、メロ
ディ演奏音に対して演奏和音と同音名の楽音を付加し、
該付加音の発音タイミングをずらしたり、音色を異なら
せて発音させるようにした電子楽器が示されている。特
公昭63−22316号公報及び特開昭59−1166
96号公報には、メロディ音に対して所定の音程差を有
す付加音をデユエツト音として発音させるようにした電
子楽器が示されている。特開昭55−73097号公報
には、メロディ演奏音に対して演奏和音をバッキング的
に所定のパターンで発音させるようにした電子楽器が示
されている。特開昭56−123599号公報には、メ
ロディ演奏に従って先行句のメロディ演奏データを記憶
しておき、後に該メロディ演奏データによる楽音をその
時のメロディ演奏音とともに発音させてカノン演奏音を
得るようにした電子楽器が示されている。特開昭58−
98791号公報及び特公昭63−20351号公報に
は、メロディ演奏音に対してアルベジョ音、グリツサン
ド音を付加するようにした電子楽器が示されている。ま
た、実公昭59−13656号公報には、手動操作によ
りメロディ演奏音に対してピンチベント効果を付与する
ようにした電子楽器が示されている。 (発明が解決しようとする11題) しかるに、上記従来の装置にあっては、付加音の発生は
個々に演奏音の選択に委ねられているので、演奏者が初
心者である場合には前記選択は極めて難しいものであっ
た。本来、かかる付加音の発生はロック、ララバイ、シ
ャンソン等の演奏曲の曲想、曲風により最適なものが選
択されるべきであって、前述のように、演奏者が初心者
である場合には、付加音の選択を誤る場合があり、演奏
音楽がかえって不自然になる場合があった。 本発明は上記問題に対処するためになされたもので、そ
の目的は初心者でも演奏楽曲の曲想1曲風に適した付加
音の発生ができるようにして豊かな演奏音楽が得られる
ようにした電子楽器を提供することにある。
【課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の構成上の特徴は、メ
ロディ音高を指定するメロディ音指定手段と、和音を指
定する和音指定手段と、前記メロディ音指定手段により
指定されたメロディ音高に応じた楽音信号及び前記和音
指定手段により指定された和音に対応した楽音信号を発
生する楽音信号発生手段と、リズム種類を選択するリズ
ム選択手段と、前記リズム選択手段により選択されたリ
ズム種類及びリズム進行に応じた所定のタイミングでリ
ズム音信号の発生を制御するリズム音発生制御信号を出
力するリズム音発生制御信号出力手段と、前記リズム音
発生制御信号出力手段から出力されたリズム音発生制御
信号に応じてリズム音を発生するリズム音信号発生手段
とを備えた電子楽器において、前記メロディ音指定手段
により指定されたメロディ音高、前記和音指定手段によ
り指定された和音及びリズム音発生制御信号出力手段に
おけるリズム進行に応じてメロディ音信号に対する付加
音信号の発生を制御するための付加音制御信号を形成し
、該付加音制御信号を前記楽音信号発生手段に出力する
ことにより同楽音信号発生手段における該付加音信号の
発生を制御する付加音制御信号形成手段と、前記リズム
選択手段により選択されたリズム種類に応じて前記付加
音制御信号形成手段における付加音制御信号の形成態様
を制御する付加音態様制御手段と、前記リズム選択手段
により選択されたリズム種類に応じて前記楽音信号発生
手段にて発生される付加音信号の音色を設定III御す
る音信号発生手段とを設けたことにある。 [発明の作用) 上記のように構成した本発明においては、付加音制御信
号形成手段が指定メロディ音高、指定和音及びリズム進
行に応じてメロディ音信号に対する付加音信号の発生を
制御するための付加音制御信号を形成するとともに、該
付加音制御信号を楽音信号発生手段に出力することによ
り同楽音信号発生手段における該付加音の発生を制御し
、該付加音訓御信号の形成態様は付加音態様制御手段に
より選択リズム種類に応じて制御され、かつ付加音信号
の各音色は音色制御により選択リズム種類に応じて設定
制御される。 【発明の効果】 かかる作用説明からも、理解できるように、本発明によ
れば、演奏者がリズム種類を選択するのみで、付加音の
種類及び付加音の音色が自動的に決まるので、初心者に
あっても演奏楽曲の曲想、曲風に適した付加音が発生さ
れ、常に演奏楽曲が豊かなものになる。 (以下余白)
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明すると、第
1図は本発明に係る′電子楽器の全体をブロック図によ
り示している。 この電子楽器は鍵盤10及び操作パネル部20を備えて
おり、鍵盤10は音高02〜C7に渡る複数の鍵からな
る。これらの6鍵にはキーコードKCとしてr36」〜
「96」がそれぞれ音高順に割り当てられており、全鍵
がメロディ演奏に利用される場合と音高C2〜G3に渡
る鍵が和音演奏に利用されかつ音高03#〜C7に渡る
鍵がメロディ演奏に利用される場合とに切り替えできる
ようになっている。この鍵盤10の6鍵の押li鍵は鍵
スイツチ回路10a内に6鍵にそれぞれ対応して設けた
複数の鍵スィッチの開閉成により検出され、かつ同各鍵
の鍵タッチは鍵タツチ検出回路10b内に6鍵にそれぞ
れ対応して設けた複数の鍵タツチセンサにより検出され
るようになっている。 操作パネル部2oには、ソロスタイルプレイ操作子21
、自動伴奏操作子22.リズムスタート操作子23、リ
ズムストップ操作子24、シンクロスタート操作子25
.リズふセレクト操作子郡261.音色選択操作子郡2
7及びその他の操作子郡28が設けられている。ソロス
タイルプレイ操作子21はメロディ演奏、和音演奏等に
応じて付加音を発生させるソロスタイルプレイを行うか
行わないかを選択切り替えする操作子である。自動伴奏
操作子22は自動伴奏を行うか行わないかを選択切り替
えする操作子である。リズムスタート操作子23は自動
リズムの開始を指示する操作子である。リズムストップ
操作子24は自動リズムの停止を指示する操作子である
。シンクロスタート操作子25は自動リズムのシンクロ
スタート動作(鍵盤10の全ての鍵の押鍵前には自動リ
ズムを待機状態に保ち、かつ鍵盤10のいずれかの鍵の
押鍵に同期して自動リズムを開始させる)を制御するも
ので、自動リズムは同操作子25の操作により待機状態
に設定されるようになっている。 リズムセレクト操作子郡26は自動リズム及び自動伴奏
の各種リズム種類を選択するものである。 なお、このリズム種類はソロスタイルプレイの各モード
を決定するもので、該リズム種類に関しては各モード毎
の説明箇所にて゛詳述する。音色選択操作子郡27はメ
ロディ音及び自動伴奏音の音色のH!類、例えばギター
、ピアノ等の音色を選択指定するものである。その他の
操作子郡28は伴奏音の音量、メロディ音の音量、リズ
ム音の音量、自動リズムのテンポを可変設定するもので
ある。 これらの各操作子の操作は操作子スイッチ回路20a内
に前記各操作子にそれぞれ対応して設けた複数の操作子
スイッチの開閉成及びボリュームの作用により検出され
るようになっている。 これらのスイッチ回路10 a、  20 a及び鍵タ
ッチ検出回路10bはバス30に接続されており、同バ
ス3oにはリズム音信号発生回路41、伴奏音信号発生
回路42、メロディ音信号発生回路43、テンポ発振器
50及びマイクロコンピュータ60が接続されている。 リズム音信号発生回路41は複数の打楽器音信号形成チ
ャンネルを備え、マイクロコンピュータ60からバス3
0を介して供給されたリズム音発音制御信号に応じてシ
ンバル、バスドラ等の打楽器に対応した打楽器音信号を
形成出力する。伴奏音信号発生回路42は複数の楽音信
号形成チャンネルを備え、マイクロコンピュータ60か
らバス30を介して供給された伴奏音発音制御信号に応
じてギター、ピアノ等の楽器に対応した楽音信号を形成
出力する。 メロディ音信号発生回路43は第0〜第6楽音信号形成
チャンネル及びパン制御回路を備え、該!0−16楽音
信号形成チャンネルはマイクロコンピュータ60からバ
ス30を介して供給されたキーオン信号KON及びキー
オフ信号KOFに応じて楽音信号の発生開始及び発生停
止がそれぞれ刺御し、かつ同供給された第0−v16キ
ーコードKC(0)〜にC(8)、  110〜第6音
色データTC(0)〜TC(6)及び第0〜I[6音量
データVOL(0) 〜VOL(6)に応じて音高、音
色、音量がそれぞれ制御された楽音信号を形成出力する
。また、これらの各楽音信号形成チャンネル内にはそれ
ぞれ補間回路を含むピッチ変更制御回路及び音量変更制
御回路が設けられており、前記頁制御回路は、第0〜第
6キーコードKC(0)〜KG(6)&び第O〜第6音
量データVOL(,0) 〜VOL(6)ノみが供給さ
れたときには、形成楽音信号のピッチ及び音量をnα記
供給キーコードKC(0)〜KC(8)及び音量データ
VOL(0)〜VOL (6)に応じて即座に変更制御
する。また、flso−tI6キー:1−FKC(0)
 〜KC(6)及びmo〜第6音量データVOL(0)
 〜VOL(6)(7)供給直後に、補間i!Il#信
号が供給されたときには、前記頁制御回路は形成楽音信
号のピッチ及び音量を前回供給された第O〜第6キーコ
ードにC(0)〜KC(6)及び第O〜第6音量データ
VOL(0) −VOL(6)から今回供給された前記
データまで補間しながら滑らかに変更111!llする
。また、デチューン信号が供給された場合には、ピッチ
変更制御回路は形成楽音信号のピッチをわずか(数セン
トル10数セント)に上又は下にずらす。 パン制御回路は発音されるべきスピーカ45a〜45c
の振り分は及び該各スピーカ45a〜45cの発音音量
を制御するもので、マイクロコンピュータ60からバス
30を介して供給されるパン制御信号に応じて楽音信号
を出力線り、  C,Rに各楽音信号形成チャンネル毎
にそれぞれ出力する。なお、マイクロコンピュータ60
からメロディ音信号発生回路43にパン制御信号が供給
されない場合、出力線り、  C,Rには均等に楽音信
号が供給される。 リズム信号発生回路41、伴奏音信号発生回路42及び
メロディ音信号発生回路43の各出力端には出力回路4
4が接続されており、同口#r44は前記各信号発生口
841〜43からの信号を混合してその出力線り、  
C,Rへそれぞれ出力する9かかる場合、リズム音信号
発生回路41及び伴奏音信号発生回路42からの信号は
出力線り、  C。 Rへ均等に出力され、かつメロディ音信号発生回路43
の各出力線り、  C,Rからの各信号はそのまま出力
回路44の各出力線り、  C,Rへ出力される。出力
回路44の各出力線り、  C,Rにはスピーカ45 
a、  45 b、  45 cがそれぞれ接続されて
おり、同スピーカ45a〜45cは空間的に左、中央、
右にそれぞれ配置されている。 テンポ発振器50は32分音符に対応した周期のテンポ
クロック信号丁CIJをマイクロコンピュータ60に割
り込み信号として供給するもので、該信号TCLKの周
期はその他の操作子郡28内のテンポ設定操作子により
設定されかつマイクロコンピュータ60からバス30を
介して供給されるテンポInデータにより決定されるよ
うになっている。 マイクロコンピュータ60はバス3oにそれぞれ接続さ
れたプログラムメモリ61.CPU62及びワーキング
メモリ63からなる。プログラムメモリ61はROMで
構成され、第2A図及び第2B図のフローチャートに対
応したメインプログラム並びにそのサブプログラムと、
第4図のフローチャートに対応したクロックインタラブ
ドプログラムとを記憶している。CPU62は電源スィ
ッチ(図示しない)の開成に伴い前記メインプログラム
の実行を開始するともに同プログラムを電源スイフチの
開成まで繰り返し実行し、テンポ発振器50からのテン
ポクロック信号TCLKの到来毎にメインプログラムの
実行を中断して前記クロックインタラブドプログラムを
割り込み実行する。 ワーキングメモリ63はRAMで構成され、共に前記プ
ログラムの実行に必要な各種データを記憶する変数デー
タ記憶部とスイッチデータ記憶部とからなる。変数デー
タ記憶部は主にフラグデータ。 演算データ等を記憶し、スイッチデータ記憶部は鍵スィ
ッチ回路10a及び操作子スイッチ回路2゛Oa内の各
スイッチの状態データを記憶しておく部分である。 また、バス30には、RAMで構成されたメロディtF
g御しジスタ郡7oと、ROMでそれぞれ構成された和
音構成音テーブル81、リズムパターンメモリ82、伴
奏パターンメモリ83及びソロスタイルプレイ制御デー
タテーブル90とが接続されている。 メロディ制御レジスタ郡70はキーコード記憶部71.
音色データ記憶部72及び音量データ記憶部73に分割
されている。キーコード記憶部71は第0〜第6キーコ
ードKC(0)〜KC(6)を記憶するもので、各キー
コードKC(0)〜KC(6)はメロディ音信号発生回
路43内の第0〜IJ6楽音信号形成チャンネルにて形
成される楽゛音信号の鍵音高をそれぞれ表す。音色デー
タ記憶部72は第0〜第6音色データTC(0)〜TC
(6)を記憶するもので、各音色データTC(0)〜T
C(6)はメロディ音信号発生回路43内の第0−fJ
6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号の音
色をそれぞれ表す。音量データ記憶部73はmo〜ff
16音量データVOL(0)〜VOL(8)を記憶する
もので、各音量データVOL(0)〜VOL(6)はメ
ロディ音信号発生回路43内の第O〜第6楽音信号形成
チャンネルにて形成される楽音信号の音量をそれぞれ表
す。 和音構成音テーブル81は和音検出及び和音構成音サー
チのために利用されるもので、C音を根音とする和音(
例えばメジャ、マイナ、オーギュメント等)の全ての和
音構成音(例えばC,E。 G音)を表すノートコードNC(キーコード記憶部、オ
クターブを除く音名のみを表すコード)をテーブルの形
でそれぞれ記憶している。リズムパターンメモリ82は
予め定められたリズムパターンデータを1小節分記憶し
ているもので、リズム種類毎に複数のパターンメモリに
分割されるとともに、各パターンメモリはテンポカウン
トデータTCNT (O〜31)により指定される32
個のアドレスを有し、各アドレスにはシンバル、バスド
ラ等の発音すべき打楽器を表す打楽器音データが発音個
数分だけ記憶されている。伴奏パターンメモリ83゛は
予め定められた和音演奏、アルペジョ等の伴奏パターン
データを1小節分記憶しているもので、リズム種類及び
和音タイプ毎に複数のパターンメモリに分割されるとと
もに、各パターンメモリはテンポカウントデータTCN
T(0〜31)により指定される32個のアドレスを有
し、各アドレスには発音すべき全ての伴奏音の根音から
の半音間隔差を表すインターバルデータが発音個数分だ
け記憶されている。なお、リズムパターンメモリ82に
おいても、伴奏パターン83においても、打楽器音及び
伴奏音の非発音タイミングに対応したアドレスには無処
理を表すデータが記憶されている。 ソロスタイルプレイ1mデータテーブル90はモードデ
ータ記憶部91、音色データ記憶部92、リズム対応発
音制御データ記°憶部93.伴奏対応発音制御データ記
憶部94、パターンデータ記憶部95及び音程データ記
憶部96に分割されている。 モードデータ記憶部91はリズム種類に応じて予め定め
られソロスタイルプレイモード名を表すソロスタイルモ
ードデータSSPMD(RIIY) (本件実施例では
1〜15)を、リズム種類を表すリズム種類データRH
Yに対応させて記憶している。音色データ記憶部92は
各ソロスタイルプレイモード毎に定められてメロディ音
信号発生回路43内のvB。 〜第6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号
の音色を表す第O〜第6音色データTCO(バD)〜T
C8(MO)を、選択されたソロスタイルプレイモード
を表すモードデータ’ADに対応させて記憶している。 なお、前記第O〜第6楽音信号形成チャンネルの一部の
みを利用するソロスタイルプレイモードにおいては、利
用されない第1番目の楽音信号形成チャンネルに関する
音色データTCi(MO)は当然記憶されていない。 
 リズム対応発音制御データ、記憶部93は、”1”に
より自動リズムの動作中のみソロスタイルプレイによる
付加音の発生を制御するモード(以下、リズム依存モー
ドという)を表し、かつ”0″により自動リズムの動作
・非動作とは無関係に前記付加音の発生を制御するモー
ド(以下、リズム独立モードという)を表すリズムスタ
イルプレイデータR3SP(MD)を、選択されたソロ
スタイルプレイモードを表すモードデータMDに対応さ
せて記憶している。伴奏対応発音制御データ記憶部94
は、′1”により自動伴奏の動作中のみソロスタイルプ
レイによる付加音の発生を制御するモード(以下、伴奏
依存モードという)を表し、かつ0”により自動伴奏の
動作・非動作とは無関係に前記付加音の発生を制御する
モード(以下、伴奏独立モードという)を表す伴奏スタ
イルプレイデータASSP(MD)を、選択されたソロ
スタイルプレイモードを表すモードデータMDに対応さ
せて記憶している。  パターンデータ記憶部95はソ
ロスタイルプレイで利用される付加音の発音パターンデ
ータを、選択されたソロスタイルプレイモードを表すモ
ードデータMDに対応させて記憶している。音程データ
記憶部96はソロスタイルプレイで利用される付加音の
形成のための音程データDEGを1選択されたソロスタ
イルプレイモードを表すモードデータMDに対応させて
記憶している。これらの再記憶部95.96においては
、記憶データは必要なソロスタイルプレイモードについ
てのみ用意されており、各モードの説明時に詳述する。 次に、上記のように構成した実施例の動作を各フローチ
ャートに基づくとともに、ソロスタイルプレイモード毎
に説明する。 、tイ9C乙旦フ(Σム 電源スィッチが投入されると、CPU62は第2A図の
ステップ100にてプログラムの実行を開始し、ステッ
プ102にて各種レジスタをクリアすることにより初期
設定処理を実行した後、電源スィッチが開成されるまで
ステップ104〜190からなる循環処理を実行し続け
る。 かかる循環処理中、リズムスタート操作子23が操作さ
れると、ステップ104にてrYEsJすなわちリズム
スタートスイッチに関するオンイベント有りと判定され
て、ステップ106にてリズムランフラグRUNが”1
″に設定されるとともに、テンポカウントデータTCN
Tが「0」に初期設定される。かかる場合、リズムラン
フラグRtlNは11111により自動リズムの動作中
を表し、0”により自動リズムの停止中を表し、かつ”
−1″により自動リズムの待機中を表すもので、またテ
ンポカウントデータTCNTはテンポクロック信号TC
LKの到来毎にO〜31に渡って繰り返し歩進されるも
のであって「O」は初期値であるので、前記ステップ1
04,106の処理によりリズムスタート操作子23の
操作に同期して自動リズムが小節の頭から開始制御され
ることになる。 また、リズムストップ操作子24が操作されると、ステ
ップ108にてrYESJすなわちリズムストップスイ
ッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステップ
110にてリズムランフラグREINが”O”に設定さ
れる。これにより、今まで動作中であった自動リズムの
停止が制御される。 次に、ステップ112にてメロディ音信号形成回路43
の全て楽音信号形成チャンネル(第0〜第6楽音信号形
成チャンネル)へバス30を介してキーオフ信号KOF
が出力される。これにより、前記全ての楽音信号形成チ
ャンネルは楽音信号の形成出力を停止するので、かかる
自動リズムの停止時には付加音をも含めたメロディ音信
号の形成出力が停止制御されてメロディ音信号発生回路
43が初期状態に設定される。 かかるステップ112の処理後、ステップ114にてソ
ロスタイルプレイフラグSSPが”1”であり、かつリ
ズムソロスタイルデータR3SP(MD)が”1”であ
るか否かが判定されて、前記2条件が成立した場合にの
み、同ステップ114における「YESJ との判定の
基に、ステップ116にてソロスタイルプレイフラグS
SPが”O”に設定される。 なお、前記ステップ114の判定処理においては、リズ
ムソロスタイルデータR3SP(MO)は、ソロスタイ
ルプレイ制御データテーブル90内のリズム対応発音制
御データ記憶部93を参照することにより、該記憶部9
3から現在の選択ソロスタイルプレイモードを表すモー
ドデータMDに応じて読み出される。かかる場合、ソロ
スタイルプレイフラグSSPは”1”によりソロスタイ
ルプレイが選択されていることを表し、かつリズムソロ
スタイルデータR3SP(MD)は1”によりリズム依
存モードを表すので、ソロスタイルプレイモードとして
リズム依存モードが選択されている状態で自動リズムが
停止制御されると、ソロスタイルプレイフラグSSPは
ソロスタイルプレイの非選択状態を表す”O”に設定さ
れることになる。また、かかる場合には。 メロディ音信号形成回路43内の全て楽音信号形成チャ
ンネルを鍵盤10によるメロディ演奏に利用するように
するために、ステップ118にてメロディ制御レジスタ
郡70内の音色データ記憶部72に記憶されている第1
〜fJ6音色データTC(1)〜TC(8)が第0音色
データTC(0)に設定される6一方、ソロスタイルプ
レイフラグSSPがソロスタイルプレイの非選択状態を
表す”0”に設定されており、また例えソロスタイルプ
レイフラグSSPがソロスタイルプレイの選択状態を表
す1”に設定されていてもリズムソロスタイルデータR
5SP(MD)が”0″であってリズム独立モードを表
していれば、前記ステップ114にてrNOJと判定さ
れて前記ステップ116,118の処理が実行されない
ので、ソロスタイルプレイフラグSSP及び第1〜第6
音色データTC(1)〜TC(8)は以前の状態に維持
される。 また、シンクロスタート操作子25が操作されると、ス
テップ120にてrYESJすなわちシンクロスタート
スイッチに関するオンイベント有りと判定されて、ステ
ップ122にてリズムランフラグRUNが自動リズムの
待機中を表す”−1″に設定される。 また、自動伴奏操作子22が操作されると、ステップ1
24にてrYESJすなわち自動伴奏スイッチに関する
オンイベント有りと判定されて、ステップ126にて伴
奏フラグABCが反転される。 すなわち、以前”1”であった伴奏フラグABCは”0
″に変更され、かつ以前″0”であった伴奏フラグAB
Cは′″1′″に変更される。かかる場合、伴奏フラグ
ABCは”1”により自動伴奏の動作中を表しかつO′
″により自動伴奏の非動作中を表すので、前記ステップ
124,126の処理により、自動伴奏が以前動作して
いた場合、同伴奏は前記自動゛伴奏操作子22の操作に
同期して停止制御され、また自動伴奏が以前動作してい
なかった場合、同伴奏は自動伴奏操作子22の操作に同
期して開始制御される。かかるステップ126の処理後
、ステップ128における前記ステップ112と同様な
キーオフ信号KOFの全楽音信号形成チャンネルへの出
力により、メロディ音信号発生回路43からの楽音信号
の発生が停止されるとともに、同発生回路43が初期状
態に戻される。 かかるステップ128の処理後、ステップ130にて伴
奏フラグABCが10”であり、かつソロスタイルプレ
イフラグSSPが”1”であり、かつ伴奏ソロスタイル
データASSP(MD)が17111であるか否かが判
定されて、前記3条件が成立した場合にのみ、同ステッ
プ130におけるrYEsJとの判定の基に、ステップ
132にてソロスタイルプレイフラグSSPが1101
1に設定される。なお、前記ステップ130の判定処理
においては、伴奏ソロスタイルデータASSP(MD)
は、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内の伴
奏対応発音制御データ記憶部94を参照することにより
、該記憶部94から現在の選択ソロスタイルプレイモー
ドを表すモードデータMDに応じて読み出される。かか
る場合、前記ステップ114,116の処理と同様、前
記ステップ126の処理により伴奏フラグABCが自動
伴奏の停止状態を表す0′″に変更された結果、ソロス
タイルプレイモードとして伴奏依存モードが選択されて
いる状態で自動伴奏が停止制御されると、ソロスタイル
プレイフラグSSPはソロスタイルプレイの非選択状態
を表す”0”に設定されることになる。また、かかる場
合にも、メロディ音信号発生回路43内の全て楽音信号
形成チャンネルが鍵盤10によるメロディ演奏に利用さ
れるようにするために、ステップ134にてメロディ制
御レジスタ郡7o内の音色データ記憶部72に記憶され
ている第1〜第6音色データTC(1)〜TC(6)が
第0音色データTC(0)に設定される。 一方、前記ステップ126の反転により伴奏フラグAB
Cが自動伴奏の動作状態を表す1″′に設定され、ソロ
スタイルプレイフラグSSPがソロスタイルプレイの非
選択状態を表す0”に設定されており、または伴奏ソロ
スタイルデータ^SSP(MO)が′″O”であって伴
奏独立モードを表していれば。 前記ステップ130にてrNOJと判定されて前記ステ
ップ132,134の処理が実行されないので、ソロス
タイルプレイフラグSSP及び第1〜第6音色データT
C(1)〜TC(6)は以前の状態に維持される。 また、リズムセレクト操作子部26のいずれかが操作さ
れると、ステップ136にてrYESJすなわちリズム
セレクトスイッチのオンイベント有りと判定されて、リ
ズム種類データR1(Yが操作されたリズムセレクト操
作子に対応したリズム種類を表すデータに設定される。 次に、ステップ140にてソロスタイルプレイプラグS
SPが1′111であるか否かが判定され、同フラグS
SPが”0″であってソロスタイルプレイが選択されて
いなければ、同ステップ140にて「N○」と判定され
てプログラムは第2B図のステップ158へ進められる
。 一方、ソロスタイルプレイフラグSSPが”1”であっ
てソロスタイルプレイが選択されていれば、同ステップ
140にてrYESJ と判定されてステップ142以
降の処理が実行される。 ステップ142においては楽音信号の発生に関係した種
々のレジスタがクリアされ、ステップ]44にて前記ス
テップ112,128と同様に全楽音信号形成チャンネ
ルへキーオフ信号KOFが出力される。これにより、メ
ロディ音及びソロスタイルプレイによる付加音の発生に
関して初期設定がなされることになる。次に、ステップ
146にて、前記ステップ138の処理により新たに設
定されたリズム種類データRHYに基づき、ソロスタイ
ルプレイ制御データテーブル90内のモードデータ記憶
部91が参照され、リズム種類に応じて決まるソロスタ
イルモードデータSSPMD(RHY)が現在の選択ソ
ロスタイルモードを表すモードデータHDとして設定さ
れる。かかるモードデータにDの設定後、ステップ14
8にて、該モードデータMDに基づきソロスタイルプレ
イ制御データテーブル90内の音色データ記憶部92を
参照することにより、モ−ドデータMDにより表された
ソロスタイルプレイモードに最も適した音色の種類を示
す第0〜第6音色データTCO(MD)〜TC6(MD
)が該記憶部92から読み出されて、該データTCO(
MO)〜TC6(MD)がメロディ制御レジスタ郡70
内の音色データ記憶部72に第0〜第6音色データTC
(0)〜TC(6)として設定記憶される。なお、前記
第0〜第6楽音信号形成チャンネルの全てを利用しない
ソロスタイルプレイモードにおいては、利用しない楽音
信号形成チャンネルに関する音色データTCi(HD)
がソロスタイルプレイ制御データテーブル90内の音色
データ記憶部92に記憶されていないので、同データ丁
Ci(MD)はメロディ′liq御しジスタ郡70内の
音色データ記憶部72へも設定記憶されない。 かかるステップ148の処′理後、ステップ150にて
リズムソロスタイルプレイデータR3SP(MD)が1
”であり、かつリズふランプラグRUNが自動リズムの
停止状態を表す”0”であるか否かが判定され、前記2
条件が成立した場合にのみ、同ステップ150における
rYEsJとの判定の基に、ステップ152にてリズム
ランフラグR11Nが自動リズムの待機状態を表す−1
”に設定される。かかる場合、リズムソロスタイルプレ
イデータR3SP(MD)は”1″によりソロスタイル
プレイにおけるリズム依存モードを表すので、リズムセ
レクト操作子部26の操作により選択されたリズム種類
が前記ソロスタイルプレイのリズム依存モードを指定し
た場合には、シンクロスタート操作子25を操作しなく
ても、自動リズムが待機状態に設定されることになる。 また、リズムセレクト操作子部26の操作により選択さ
れたリズム種類が前記ソロスタイルプレイのリズム依存
モードを指定しない場合、又は自動リズムが既に動作状
態又は待機状態にある場合には、前記ステップ150に
おける「NO」との判定の基に、ステップ152の処理
は実行されずに、同フラグRUNが以前の値に維持され
たままプログラムはステップ154へ進められる。 ステップ154においては、伴奏ソロスタイルプレイデ
ータASSP(MD)が21”であり、かつ伴奏フラグ
ABCが自動伴奏の停止状態を表すIT O”であるか
否かが判定され、前記2条件が成立した場合にのみ、同
ステップ154におけるrYESJとの判定の基に、ス
テップ156にて伴奏フラグABCが自動伴奏の動作状
態を表すIrIIJに設定される。 かかる場合、伴奏ソロスタイルプレイデータASSP0
10)は”1″によりソロスタイルプレイにおける伴奏
依存モードを表すので、リズムセレクト操作子部26の
操作により選択されたリズム種類が前記ソロスタイルプ
レイの伴奏依存モードを指定した場合には、自動伴奏が
停止状態にあっても、自動伴奏は動作状態に設定される
ことになる。また、リズムセレクト操作子部26の操作
により選択されたリズム種類が前記ソロス・タイルプレ
イの伴奏依存モードを指定しない場合、又は自動伴奏が
既に動作状態にある場合には、前記ステップ154にお
ける「NO」との判定の基に、ステップ156の処理は
実行されずに、伴奏フラグABCが以前の値に維持され
たままプログラムはステップ158(第2B図)へ進め
られる。 また、ソロスタイルプレイ操作子21が操作されると、
ステップ158にて「YES」すなわちソロスタイルプ
レイスイッチのオンイベント有りと判定されて、ステッ
プ160にて、前記ステップ112,128,144と
同様に全楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOF
を出力することにより、メロディ音信号発生回路43が
初期状態に設定される。次に、ステップ162にてソロ
スタイルプレイフラグSSPが反転(”0″から”1”
へ又は1”から11011へ)され、ステップ164に
て同フラグSSPが”1″であるか否かが判定される。 かかる場合、前記反転の結果、ソロスタイルプレイフラ
グSSPが”1″すなわちソロスタイルプレイが選択さ
れた状態になると、同ステップ164にてrYEsJと
判定されて、前記ステップ146〜156と同様なステ
ップ166〜176の処理により、モードデータにり、
第0〜第6音色データTC(0)〜TC8(6)、リズ
ムランフラグRUN及び伴奏フラグABCが更新設定さ
れる。これにより、ソロスタイルプレイの選択時には、
選択されているり・ズム種類に応じてソロスタイルプレ
イに必要な諸データが設定される。 一方、前記ステップ162の反転処理によりソロスタイ
ルプレイフラグSSPが0”になった場合には、前記ス
テップ164にて「NO」と判定され、ステップ178
にて第1〜IJ!6音色データTC(1)〜TC(6)
が第0音色データTC(0)に設定される。 これにより、メロディ音信号発生回路43内の第O〜第
6楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号の音
色が共通になる。 また、音色選択操作子部27のいずれかが操作されると
、ステップ180にてrYESJすなわち音色選択スイ
ッチのオンイベント有りと判定され、ステップ182に
てソロスタイルプレイフラグSSPが”0″であるか否
かが判定される。かかる場合、ソロスタイルプレイが選
択されていなくて前記フラグSSPが”0″であれば、
同ステップ182における「YES」との判定の基に、
ステップ184にて第0−1¥6音色データTC(0)
〜TC(8’)が前記操作された音色セレクト操作子に
対応した音色を表す音色データに設定される。一方、ソ
ロスタイルプレイが選択されていて前記フラグSSPが
21″であれば、同ステップ182にてrNOJと判定
されて前記ステップ184の処理がなされないので、第
0〜第6音色データTC(0)〜TC(8)は以前の値
に保持される。 また、鍵盤10にていずれかの鍵が押鍵され又離鍵され
ると、ステップ186にて鍵スイッチ回u 10 a内
のいずれかの鍵スィッチに関する押怠鍵イベント有りと
判定され、ステップ188における押離鍵イベントルー
チンの処理が実行される。 この押離鍵イベントルーチンの処理については、項を分
けて詳しく後述する。なお、鍵盤における押離鍵の検出
は鍵スィッチ回路10aから取り込んだ鍵盤10の6鍵
の鍵状態データと、ワーキングメモリ63内のスイッチ
データ記憶部に記憶されている過去の鍵状態データとを
比較することにより行われ、該新たに検出された鍵を表
すニューキーコードNKCと、該検出が押鍵に関するも
のであるか離鍵に関するものであるかを表す押離鍵フラ
グとが後述の各プログラムにより利用される。 さらに、各種楽音の音量操作子、テンポ操作子等からな
るその他の操作子郡28の操作に関しては、ステップ1
90にて検出処理及び該検出に応じた各種データの設定
処理が行われる。 イベントルーチン この押離鍵イベントルーチンは、上述したように、鍵盤
10における押離鍵に応答してメインプログラムのステ
ップ188にて実行されるもので、第3図に詳細に示す
ように、ステップ200にてその実行が開始され、ステ
ップ202にてリズムランフラグRUNがII  I 
IIであるか否かが判定される。かかる場合、自動リズ
ムが待機状態にあって前記フラグRUNが”−1”であ
れば、前記ステップ202にてrYESJと判定′され
、ステップ204にてリズムランフラグRUNが自動リ
ズムの動作状態を表す”1”に設定され、かつテンポカ
ウントデータTCNTが「0」に初期設定されて、プロ
グラムはステップ206へ進められる。これにより、待
機状態にあった自動リズムは初期状態(小節の頭)から
開始制御されることになる。一方、自動リズムが待機状
態になくてリズムランフラグRUNが−1”に設定され
ていなければ、前記ステップ202における「No」と
の判定の基に、プログラムはそのままステップ206へ
進められる。 ステップ206においては、伴奏フラグABCが”1”
であるか否か、すなわち自動伴奏が動作状態にあるか否
かが判定される。 まず、自動伴奏が動作状態にある場合について説明する
。かかる場合、伴奏フラグABCは171+1に設定さ
れているので、ステップ206にてrYES」と判定さ
れ、ステップ208にて鍵盤1,0において新たに押離
鍵された鍵を表す新キーコードNKCが「53」以下で
あるか否かが判定される。この(dr53Jは音高G3
に対応し、該音高03は自動伴奏の動作時に鍵盤1oの
鍵域を伴奏鍵域とメロディm域とに2分割利用する場合
における伴奏鍵域の最高音に対応するものであり、前記
新キーコードNKCが伴奏鍵域に属するものであれば、
前記ステップ208にてrYESJすなわちNKC≦5
3であると判定されて、ステップ210にて新キーコー
ドNKCに関する押離鍵フラグに基づき前記鍵盤1oに
おけるイベントが押鍵イベントであるか否かが判定され
る。 かかる場合、前記イベントが押鍵イベントに関するもの
であれば、前記ステップ210にて「YESJと判定さ
れ、ステップ212にて鍵盤10の伴奏鍵域にて現在押
鍵中の全ての鍵に基づき和音が検出される。この和音検
出は前記押鍵中の全ての鍵の組合せと、和音構成音テー
ブル81に和音毎に記憶されている全ての和音構成音の
組合せとの比較により公知の方法で行われるもので、検
出された和音の根音は根音データROOTとして設定記
憶されるとともに、検出された和音のタイプはタイプデ
ータTYPEとして設定゛記憶される。また、前記イベ
ントが押鍵イベントでなければ、ステップ210にてr
NOJと判定されて、ステップ212の処理は実行され
ない。これにより、鍵盤10の伴奏鍵域における押鍵毎
に、和音が検出されかつ記憶されることになる。 かかる和音検出後、ステップ214にてソロスタイルプ
レイフラグSSPが1′″であるか否かが判定される。 今、ソロスタイルプレイが選択されていて同フラグSS
Pが′1”に設定されていれば、同ステップ214にお
けるrYESJとの判定の基に、ステップ216にて変
数iがソロスタイルプレイの各種モードを表すモードデ
ータMDに設定され、ステップ218にて該変数iによ
り指定されるモード別和音変化ルーチンKDiCHGの
処理が読み出し実行された後、ステップ220にて該押
離鍵イベントルーチンの処理が終了する。なお、モード
別和音変化ルーチンMDiCHGの処理については。 各モード毎に項を分けて詳しく後述する。また、ソロス
タイルプレイが選択されていなくてソロスタイルプレイ
フラグSSPが”011に設定されていれば、ステップ
214における「NO」との判定の基に、ステップ22
0にて該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、鍵盤10にて押離鍵された鍵がメロディ鍵域に属
するものであって新キーコードNKCが「53」より大
きければ、前記ステップ208にて「NOJすなわちN
KC> 53であると判定され、ステップ222にてソ
ロスタイルプレイフラグSSPが”1”であるか否かが
判定される。今、ソロスタイルプレイが選択されていて
同フラグSSPが”1”に設定されていれば、同ステッ
プ222における「YESJとの判定の基に、ステップ
224にて第0キーコードKC(0)が新キーコードN
KC値に設定されるとともに、同ステップ224にて該
新キーコードNKCに関する鍵の鍵タツチデータがタッ
チ検出回路10bから取り込まれて第0音量データVO
L(O)として設定される。 次に、ステップ224にて変数iがソロスタイルプレイ
の各種モードを表すモードデータMD([に設定された
後、ステップ228にて鍵盤10における該イベントが
押鍵イベントであるか否かが判定される。前記イベント
が押鍵イベントに関するものであれば、同ステップ22
8におけるrYES」との判定の基に、ステップ230
にて前記設定変数iにより指定されるモード別キーオン
ルーチンMDiKONの処理が読み出し実行され、ステ
ップ232にて第0キーコードKC(0)が旧キーコー
ドOKCとして設定記憶されて、ステップ220にて該
押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。 また、前記イベントが[1!イベントに関するものであ
れば、前記ステップ228にて「NO」と判定され、ス
テップ234にて前記設定変数iにより指定されるモー
ド別キーオフルーチンMDiKOFの処理が読み出し実
行されて、ステップ220にて該押離鍵イベントルーチ
ンの処理が終了する。 なお、モード別キーオンルーチンMDiON及びモード
別キーオフルーチンMDiOFの処理については、各モ
ード毎に項を分けて詳しく後述する。 一方、ソロスタイルプレイが選択されていなくてソロス
タイルプレイフラグSSPが0”に設定されていれば、
前記ステップ222にて「NO」と判定され、ステップ
236,238の処理が実行されて、ステップ220に
て該押離鍵イベントルーチンの処理が終了する。かかる
ステップ236゜238の処理は共に公知の処理であり
、ステップ236においては、鍵!1110にて押鍵さ
れた鍵(新キーコードNKC)のメロディ音信号発生回
路43内の第0〜第6楽音僧号形成チャンネルに対する
発音割り当て処理と、同鍵盤10にて離鍵された#I(
新キーコードNI[C)の割り当て解除処理とがなされ
る。また、ステップ238においては、前記発音割り当
て及び割り当て解除処理による第0〜第6キーコードK
C(0)〜KC(6)、第0〜第6音色データTC(0
)〜TC(0)、第0〜第6音量データTC(0)〜T
C(6) (タッチデータTCHにより形成)、キーオ
ン信号K ON、  キーオフ信号KOF等のメロディ
音形成制御信号がメロディ音発生回路43の第0〜第6
楽音信号形成チャンネルのいずれかに供給される。 そして、メロディ音信号発生回路43が各楽音信号形成
チャンネルにて前記制御信号に応じて楽音信号を形成し
て、出力回路44を介してスピーカ45a〜45cに供
給するので、スピーカ45a〜45cからは#盤10の
メロディ鍵域の演奏に応じた楽音が発音される。 次に、自動伴奏が動作状態になくて伴奏フラグABCが
”0″に設定されている場合について説明する。かかる
場合、前記ステップ206にてrNOJと判定され、ス
テップ222以降の処理が実行される。このステップ2
22以降の処理は自動伴奏が動作状態にある前述の場合
と同じであるので説明を省略するが、この場合には鍵盤
10の全ての鍵がメロディ演奏に利用され、和音が検出
されることもない。 クロックインタラブトプログラム グロックインタラブトプログラムはテンポ発振器5oか
らのテンポクロツタ信号TCIJ (32分音符に対応
)のCPU62への到来に同期して割り込み実行される
もので、同プログラムは、第4図に示すように、ステッ
プ240にてその実行が開始され、ステップ242にて
リズムランフラグRUNが”1”であるか否かが判定さ
れる。 かかる場合、自動リズムが停止状態にあってリズムラン
フラグR[INが′″O”に設定されていれば、同ステ
ップ242にて「NO」と判定され、ステップ260に
て該クロックインタラブドプログラムの実行が終了する
。 また、自動リズムが動作状態にあってリズムランフラグ
RυNが”I 11に設定されていれば、ステップ24
2における「YES」との判定の基に、ステップ244
にてリズムパターンメモリ82が参照され、リズム種類
データRIIY及びテンポカウントデータTCNTによ
り指定されるリズムパターンデータが同メモリ82から
読み出されるとともに、該データがリズム信号発生回路
41へ供給される。 そして、リズム音信号発生回路41は前記供給されたリ
ズムパターンデータに応じて打楽器音信号を形成して出
力回路44を介してスピーカ45a〜45cに供給する
ので、スピーカ45a〜45Cからは該打楽器音信号に
対応した楽音が発音される。その結果、リズム種類デー
タRIIYにより指定されたリズム種類に対応した自動
リズム演奏がなされる。 次に、ステップ246にて伴奏パターンメモリ83が参
照され、リズム種類データRHY、テンポカウントデー
タTCNT及びタイプデータTYPEにより指定される
伴奏パターンデータが同メモリ83から読み出されると
ともに、該データは根音データR00Tに応じて加工さ
れたのち、該加工されたデータが伴奏音信号発生回路4
2へ供給される。そして、伴奏音信号発生回路42は前
記供給された伴奏パターンデータに応じて伴奏音信号を
形成して出力回路44を介してスピーカ45a〜45c
に供給するので、スピーカ45a〜45cからは該伴奏
音信号に対応した楽音が発音される。その結果。 リズム種類データRHYにより指定されたリズム11!
[に対応するとともに、#盤10にて指定された和音に
対応した自動伴奏演奏がなされる。 前記ステップ246の処理後、ステップ248にてソロ
スタイルプレイフラグSSPが”1”であるか否かが判
定される。今、ソロスタイルプレイが選択されていて同
フラグSSPが”1”に設定されていれば、同ステップ
248におけるrYESJとの判定の基に、ステップ2
50にて変数iがソロスタイルプレイの各種モードを表
すモードデータNOに設定され、ステップ252にて該
変数iにより指定されるモード別クロックルーチンMD
iCLKの処理が読み出し実行された後、プログラムが
ステップ254に進められる。なお、モード別クロック
ルーチンMDiCLKの処理については、各モード毎に
項を分けて詳しく後述する。また、ソロスタイルプレイ
が選択されていなくてソロスタイルプレイフラグSSP
が0”に設定されていれば、ステップ248にて「NO
」と判定され、プログラムがステップ254に進められ
る。 ステップ254においてはテンポカウントデータTCN
Tに「1」を加算することにより該データTCNTが歩
進され、ステップ256にて該歩進したテンポカウント
データTCNTが「32」に達したか否かが判定される
。かかる場合、テンポカウントデータTCNTが末だ「
32」に達していなけ九ば、同ステップ256にて「N
O」と判定されて、ステップ260にて該クロックイン
タラブドプログラムの実行が終了する。また、テンポカ
ウントデータTCNTが前記歩進により「32」に達す
ると、ステップ256にてrYEsJと判定され、ステ
ップ258にて同データTCNTが「0」に初期設定さ
れた後、ステップ260にて該クロックインタラブドプ
ログラムの実行が終了する。かかるステップ254〜2
58の処理により、テンポカウントデータTCNTはr
OJ〜「31jに渡ってテンポクロック信号TCLKの
発生毎に繰り返し歩進することになる。 ソロスタイルプレ の 以下、ソロスタイルプレイにおける付加音の形成及び発
生について各モード毎に説明するが、その前に、各ソロ
スタイルプレイモードの動作に密接に関係した事項に関
して再確認しておく。 モード別キーオンルーチンMDiKON及びモード別キ
ーオフルーチンにDiKOFは上記押離鍵イベントルー
チンのステップ230,234にて読み出し実行される
もので、ソロスタイルプレイフラグSSPが1″′であ
り、かつメロディ演奏のために鍵盤10にていずれかの
鍵が押り1m操作されたときに、モードデータ阿0 (
=i )に応じてそれぞれ読み出し実行される6 また
、かかる場合、上記ステップ224の処理により、第0
楽音信号形成チャンネルのための第0キーコードKC(
0)及びfJiO音量データVOL(0)は前記押鍵毎
に設定され、各ソロスタイルプレイモードにおいては、
鍵g110におけるメロディ演奏は単音後着優先となる
。 モード別和音変化ルーチンにDiCHGは上記押離鍵イ
ベントルーチンのステップ218にて読み出し実行され
るもので、自動伴奏が動作中であり、ソロスタイルプレ
イフラグSSPが1”であり、かつ和音演奏のために鍵
盤10にていずれかの鍵が押鍵操作されたときに、モー
ドデータMO(=i)に応じて読み出し実行される。ま
た、かかる場合、上記ステップ212の処理により、指
定和音を表す根音データROOT及びタイプデータTY
PEが前記和音のための押鍵に応じて設定される。 モード別クロックルーチンにDiCLKは上記クロック
インタラブドルーチンのステップ252にて読み出し実
行されるもので、自動リズムが動作中であり、かつソロ
スタイルプレイフラグSSPが1”であるときに、テン
ポクロンク信号TCLK (32分音符に対応)の発生
毎に実行される。 また、ソロスタイルプレイフラグSSPが11111で
ある場合においては、第0〜第6楽音信号形成チャンネ
ルのための第O−第6音色データTC(0)〜TC(6
)は、上記メインプログラムのステップ146゜148
.166.168の処理により、ソロスタイルプレイの
モード種類(リズム種類に応じて決定)4Gに設定され
ている。また、ステップ150〜156,170〜17
6の処理により、前記モード種類がリズム依存モードで
あり、または伴奏依存モードである場合、自動リズム及
び自動伴奏の動作状態が強制的に設定される。具体的に
は。 上記ステップ150〜156,170〜176の処理に
より、リズムランフラグRUNが−1”に設定され、ま
たは伴奏フラグABCが1”に設定される。ただし、各
ソロスタイルプレイモードに対応したリズム種類、第0
〜第6音色データTC(0)〜TC(6)、リズムラン
フラグRIIN及び伴奏フラグABCの具体的なデータ
設定についてはソロスタイルプレイの各モード毎に後述
する。 1ソロスタ ルプレ モー 第1ソロスタイルプレイモード(sv= 1 )はメロ
ディ音の音高が所定音高より高いか低いかにより付加音
の形成形態を変更するもので、リズム種類が「ハードロ
ック」のときに指定されるものであると同時に、伴奏フ
ラグABCは”1”に設定される。また、このモードに
おいては、第O〜第2楽音信号形成チャンネルが鍵盤1
0における押鍵音及び付加音のために利用され、かつ該
各チャンネルに関する音色データTC(0)〜TC(2
)はロックギターの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤1oにおけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMOIKONが読み出されると、該ルーチン
MDIKONはjlSA図のステップ300にて開始さ
れ、ステップ302にて第0キーコードKC(0)が音
高C5を表す「72」以下であるか否かが判定される。 かかる場合、[110にて音高05以下の鍵がメロディ
演奏のために押鍵されて該鍵を表すIJoキーコードK
C(0)が「72」以下であれば、同ステップ302に
てrYESJと判定され、ステップ304にて第1付加
音の音高を表す第1キーコードKC(1)が押鍵メロデ
ィ音より完全4度下の音高を表すにG(0)−5に設定
されるとともに、同付加音の音量を表す第1音量データ
VOL(1)が第1音量データVOL(0)値に設定さ
れる。 次に、ステップ306 i: T演算KC(0)、MO
o、12ノ結果と根音データROOTとの比較によって
viOキーコードKC(0)の音名が演奏和音の根音に
等しいか否かが判定されるとともに、タイプデータTY
PEに基づく和音構成音テーブル81の参照及び根音デ
ータROOTに基づく前記参照結果の変換により求めた
各和音構成音と第1キーコードKC(1)との比較によ
って、同キーコードKC(1)が演奏和音の和音構成音
の間接音を示しているか否かが判定され、M両判定が肯
定的であるときのみ、同ステップ306におけるrYE
s」との判定の基に、第1キーコードKC(1)が前記
隣接した和音構成音を示すキーコードKC値に変換され
る。また、前記両判定のいずれか一方が否定的であれば
、前記ステップ306における「NO」との判定の基に
、前記ステップ304の処理により設定された第1キー
コードKC(1)がそのまま維持される。 このステップ306,308の処理により、演奏和音の
特徴が崩されることもなく、前記第1付加音と演奏和音
とが不調和になることもなくなる。 例えば、演奏メロディ音がG音であって、前記ステップ
306,308の処理がなければ、付加音は必ずG音に
なる。このとき、演奏和音がCディミニッシュ又はCオ
ーギュメントであると、前記G音のためにCデイミニッ
シュ又はCオーギュメントの特徴が崩されるとともに、
Cデイミニツシュ又はCオーギュメントの特徴音である
F#音叉はG#音と前記G音とが不調和となる。しかし
、このような場合に、前記第1付加音としてのG音は前
記ステップ306,308の処理によってF#音叉はG
#音に変換されるので、前記のような事態の発生を防止
できる。 かかるステップ306,308の処理後、ステップ31
0にて第2付加音の音高を表す第2キーコードKC(2
)が押鍵メロディ音より1オクターブ分低い音高を表す
KC(0)−12に設定されるとともに、同付加音の音
量を表す第2音量データVOL(2)が第O音量データ
VOL(0)値に設定される。そして、ステップ312
にて第0〜第2キーコードKC(0)〜KG(2)、 
 第0−Jf2音色データTC(0) 〜TC(2)、
fJO〜第2音量データVOL(0)〜VOL(2)及
び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43
内の第0〜第2楽音信号形成チャンネルへそれぞれ供給
され、ステップ318にて該モード別キーオンルーチン
MOIXONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の11!0〜第2楽音信
号形成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答し
て楽音信号の形成をそれぞれ開始し、該3個の楽音信号
の混合出力を出力線り、  C,Hに均等に出力する。 かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピッチは
前記第0〜第2キーコードKC(0)〜KC(2)によ
り制御されて演奏メロディ鍵音高、第1及び第2付加音
高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音色は前記第0〜
第2音色データTC(0)〜TC(2)により制御され
てロックギターの音色にそれぞれ設定され、また同楽音
信号の音量は前記第0〜第2音量データVOL(0)〜
VOL(2)により制御されて前記メロディ演奏鍵の鍵
タッチ(タッチデータTCH)に設定される。 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C。 Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して各スピ
ーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜4
5cからは前記メロディ演奏音、第1及び第2付加音が
ロックギターの音色かつ同音量で同時に発音される。 一方、鍵盤10にて音高05より高い鍵がメロディ演奏
のために押鍵されて該鍵を表す第0キーコードKC(0
)が「72」より大−ければ、同ステップ302におけ
るrNOJとの判定の基に、ステップ314にてメロデ
ィ演奏鍵から半音間隔にして3音(短3度)以上低音側
に離れた最初の和音構成音の一つが選択されて該選択音
を表すキーコードKCが第1付加音の音高を表す第1キ
ーコードKC(1)として設定される。かかる場合、タ
イプデータTYPEに基づく和音構成音テーブル81の
参照及び根音データROOTに基づく前記参照結果の変
換により求めた各構成音の中から、SOキーコードKC
(0)より半音間隔にして3音以上低音側に離れかつ同
キーコードKC(0)に最も近いキーコードKCが選択
抽出されてmlキーコードKC(1)として設定される
。 また、同ステップ314にて第1音量データVOL (
1)が第O音量データVOL(0)値に設定される。 次に、ステップ316にて、前記ステップ312の処理
と同様に、SO及び第1キーコードKC(0)、K11
.(1)、第o及び第1音色データTC(0) 、TC
(1)、第O及び第1音量データVOL(0)、VOL
(1)及び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生
回路43内の第O及び第1楽音信号形成チャンネルへそ
れぞれ供給され、ステップ318にて該モード別キーオ
ンルーチンMDIKONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第O及び第1楽音信号
形成チャンネルは、前記場合と同様に、前記各キーオン
信号の到来に応答して楽音信号の形成をそれぞれ開始し
、該2個の楽音信号の混合出力を出力線り、  C,R
に均等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各
楽音信号のピッチは前記第0及び第1キーコードKC(
0)、KC(1)により制御されて演奏メロディ鍵音高
及び第1付加音高にそれぞれ設定され、同楽音信号の音
色は前記第0及び第1音色データTC(0)、TC(1
)により制御されてロックギターの音色にそれぞれ設定
され、また同楽音信号の音量は前記供給箱0及び第1音
量データVOL(0)、VOL(1)によりi#gmさ
れて前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTC
H)に設定される。そして、前記各楽音信号は、前記と
同様に、出力回路44を介して各スピーカ45a〜45
cに供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記メ
ロディ演奏音及び第1付加音がロックギターの音色かつ
同音量で同時に発音される。 次に、鍵盤10において上記のように押鍵されていたメ
ロディ鍵が離鍵されると、該離鍵に応答して上記ステッ
プ234(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キー
オフルーチンMOIKOFが読み出されると、該ルーチ
ンMDIKOFは第5B図のステップ320にて開始さ
れ、ステップ322にて前記離鍵された鍵を表す第0キ
ーコードIC(0)が音高C5を表す「72」以下であ
るか否かが判定される。 かかる場合、該離鍵された鍵の音高がC5以下であって
第OキーコードKC(0)が「72」以下であれば、同
ステップ322にてrYEsJと判定され、ステップ3
24にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第2楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ
出力されて、ステップ328にて該モード別キーオフル
ーチンMDIKOFの実行が終了する。その結果、現在
まで発生中であったメロディ演奏音信号、第1及び第2
付加音の形成が停止制御され、スピーカ45a〜45c
からは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止され
る。 一方、前記w1#された鍵の音高がC5より高くて第0
キーコードKC(0)が「72」より大きければ、前記
ステップ322にて「NO」と判定され、ステップ32
6にてメロディ音信号発生回路43内の第0及び第1楽
音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ
出力される。かかる場合には、メロディ音信号発生回路
43にて形成されていた楽音信号もメロディ演奏鍵に関
するものと11付加音に関するものとの2個であるので
、前記場合と同様に、発音中の全てのメロディ音(第1
付加音も含めて)の発音が停止される。 また、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音
変化ルーチンMDICIIGが読み出されると、該ルー
チンMDICHGは第5C図のステップ330にて開始
され、ステップ332にて第OキーコードKC(0)が
音高C5を表す「72」以下であるか否かが判定される
6 かかる場合、メロディ演奏鍵を表す第OキーコードKC
(0)が「72」以下であれば、同ステップ332にて
rYEsJと判定され、ステップ334゜336にて前
記ステップ306,308と同様な処理が実行されて、
メロディ演奏音を表す第OキーコードKC(0)の音名
が演奏和音の根音に等しくかつ第1付加音を表す第1キ
ーコードKC(1)が演奏和音の和音構成音の間接音を
示していれば、該第1キーコードKC(1)は隣接した
和音構成音を表すキーコードKC値に変更され、ステッ
プ338にて該変更された第1キーコードKC(1)が
メロディ音信号発生回路43内の第1楽音信号形成チャ
ンネルへ供給される。その結果、該第1楽音信号形成チ
ャンネルは発生中の楽音信号のピッチのみを前記mlキ
ーコードKC(1)に対応した値に変更するので、発音
中の第1付加音はピッチのみ変更されて発音され続ける
。 また、メロディ演奏鍵を表す第1キーコードにC(0)
が「72」より大きければ、前記ステップ332にてr
NOJ と判定され、ステップ340にて前記ステップ
314と同様な処理が実行されて、第1付加音を表す第
1キーコードKC(1)がメロディ演奏鍵から半音間隔
にして3音(短3度)以上低音側に離れた最初の和音構
成音を表すキーコードKC値に変更され、ステップ34
2にて前記ステップ338の処理と同様な処理が実行さ
れて、発音中の第1付加音のピッチのみが変更される。 その結果、メロディ演奏鍵が押鍵中に演奏和音が変更さ
れた場合には、鍵盤10にて指定される和音に関係して
前記ステップ306,314にて設定された第1付加音
が該和音変化に伴い変更されることになる。 そして、前記ステップ338,342の処理後、ステッ
プ344にて該モード別和音変化ルーチンMDICII
Gの実行が終了する。また、上記ステップ252(クロ
ックインタラブドプログラム)にてモード別クロックル
ーチンMDICLKが読み出されると、該ルーチンMD
ICLKの実行は第5D図のステップ350にて開始さ
れるが、ステップ352にて該ルーチンMDICLKの
実行が終了されるので、該該ルーチンMDICLKにお
いては実質的な処理がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第1ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵の音高
がC5以下の場合には、二つの付加音をメロディ音に対
して付加するようにしたので。 演奏音楽が豊かになる。また、メロディ演奏鍵の音高が
C5より高い場合には、一つの付加音をメロディ音に対
して付加するようにしたので、演奏音楽が豊かになると
同時に、高い音が多く発音されることに起因した耳障り
な「うるささ」がなくなって該付加音が適度なものとな
る。 なお、この第1ソロスタイルプレイモードにおいては音
高05を境に下縫域と下縫域とで付加音の形成態様を異
ならせるようにしたが、音高05の近傍であればメロデ
ィ鍵域を他の音高を境に下縫域と下縫域とに分けて付加
音の形成態様を変更するようにしてもよい、また、前記
境を一つでなくても二つ以上にするようにしてもよく、
かかる場合には下縫域、中鍵域及び上鍵城毎にメロディ
音に付加される数を3. 2. 1等とそれぞれ異なら
せるようにしてもよい。 また、付加音の発音数を異ならせる代わりに、下縫域に
向かうに従って付加音の音量が小さくなるようにして、
高い音が多く発音されることに起因した耳障りさをなく
すようにしてもよい、さらに、音色等を各鍵域に応じて
若干ずつ異ならせるようにしてもよい。 2ソロ タ ルプレ モー 第2ソロスタイルプレイモード(MD=2)はメロディ
鍵が押鍵される毎に同−音を付加音として順次発音する
とともに、該メロディ鍵が離鍵されても演奏和音の和音
構成音と同一の付加音を発音させ続けるようにするもの
で、リズム種類が例えば「ララバイ」のときに指定され
るものであると同時に、伴奏フラグABCは”1″′に
設定される。また、このモードにおいては、ff1o−
$6楽音信号形成チャンネルが鍵盤10における押鍵音
及び付加音のために利用され、かつ該第0チヤンネルに
関する音色データTC(0)はトイピアノに、第1〜第
6チヤンネルに関する音色データTC(1)〜TC(6
)は人声コーラスの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ′押鍵に応答して上記ステッ
プ230(押IIHmイベントルーチン)にてモード別
キーオンルーチンMD2KONが読み出されると、該ル
ーチンMO2KONは第6A図のステップ400にて開
始され、ステップ402〜406の処理により、前回の
付加音の発音チャンネル(1〜3)を表す最終チャンネ
ルデータLSTCI+が、該ルーチンにD2KONの実
行毎すなわちメロディ鍵の押鍵毎に、1〜3に渡って順
次変更される。 次に、ステップ408にて第1及び第2割当チャンネル
データAS1.AS2に最終チャンネルデータLSTC
H,LSTCII+3値がそれぞれ設定され、ステップ
410にて第AS1番目及び第AS2番目の付加音の音
高を表す各キーコードKC(ASI)、KC(AS2)
が共に演奏メロディ音の音高を表す第1キーコードKC
(0)(II!に設定されるとともに、同付加音の各音
量を表す各音量データVOL(ASI)、VOL(AS
2)が演奏メロディ音の音量を表す第O音量データVO
L(0)値に設定される。 そして、ステップ412にて演奏メロディ音、第AS1
番目及び第^S2番目の付加音にそれぞれ関する各キー
コードKC(0)、KC(ASI)、KC(AS2)、
各音色データTC(0)、TC(ASI)、TC(AS
2)、各音量データVOL (0) 。 VOL(ASI)、VOL(AS2)及び各キーオン信
号KONがメロディ音信号発生回路43内の第0番目、
第AS1番目及び第AS2番目の楽音信号形成チャンネ
ルへそれぞれ供給され、ステップ414にて第AS2番
目の楽音信号形成チャンネルへデチューン信号が出力さ
れ、ステップ416にて第ASI及び第AS2番目の楽
音信号形成チャンネルへパン制御信号が出力されて、ス
テップ418にて該モード別キーオンルーチンMD2K
ONの実行が終了する。かかる場合、パン制御信号は下
記表に示すように、第1〜第6楽音信号形成チャンネル
にて形成される楽音信号に対応した楽音をスピーカ45
a〜45cのいずれにて発音させるかを示す制御信号で
ある。なお、表中、L、C,Rはスピーカ45a−45
cにそれぞれ対応する。 く表〉′ メロディ音信号発生回路43内の第0番目、第AS1番
目及び@AS2番目の各楽音信号形成チャンネルは前記
各キーオン信号の到来に応答して楽音信号の形成をそれ
ぞれ開始し、該3個の楽音信号を出力線り、  C,H
にそれぞれに出力する。かかる場合、′!!so番目の
楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信号のピッ
チは前記第Oキーコード+[c(0)により制御されて
演奏メロディ鍵音高に設定され、かつ同楽音信号の音色
は前記第0番目の音色データTC(0)により制御され
てトイピアノ音色に設定され、該楽音信号は3個の出力
線り、  C,Rへそれぞれ均等に出力される。第AS
1番目の楽音信号形成チャンネルにて形成される楽音信
号のピッチは前記第ASIキーコードKC(ASI) 
(=KC(0))により!1′seされて演奏メロディ
鍵音高に設定され、かつ同楽音信号の音色は前記第AS
1番目の音色データTC(ASI)により制御されて人
声コーラス音色に設定され、該楽音信号は値ASIに対
応した出力線り、  C。 R(前記表参照)に出力される。第^S2番目の楽音信
号形成チャンネルにて形成される楽音信号のピッチは前
記第AS2キーコードKC(AS2) (=KC(0)
)により制御されるとともにデチューン信号により制御
されて演奏メロディ鍵音高から若干量(数上28〜士数
セント)上又は下にピッチ変更された値に設定され、か
つ同楽音信号の音色は前記第AS2番目の音色データT
C(AS2)により制御されて人声コーラス音色に設定
され、該楽音信号は値AS2に対応した出力線り、  
C,R(前記表参照)に出力される。 また、前記各楽音信号の音量は前記第0番目、第AS1
番目及び第AS2番目の音量データVOL(0)、VO
L(ASt)、VOL(AS2)により制御されて前記
メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)に設
定される。 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C。 Rに出力された楽音信号は出力回路44を介して各スピ
ーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜4
5cからは前記メロディ演奏音がトイピアノ音色で、第
AS1番目及び第AS2番目の付加音が人声コーラス音
色でそれぞれ同音量で同時に発音される。 また、鍵盤1oにて新たな′メロディ鍵が押鍵されると
、前記と同様のステップ400〜418の処理により、
メロディ演奏音、11及び第2付加音がスピーカ45a
〜45cからそれぞれ発音される。かかる場合、前記ス
テップ402〜408の処理により、新たなメロディ演
奏押鍵毎に第1及び第2割当チャンネルデータ^Sl、
AS2がそれぞれ1〜3及び4〜6に順次1ずつ変更制
御され、この第1及び第2割当チャンネルデータASI
、AS2の変更に伴って、第AS1番目の付加音はスピ
ーカ45c(R)〜45b(C)に変更されて発音され
るようになるとともに、第AS2番目の付加音はスピー
カ45b (C) 〜45a (L)に変更されて発音
されるようになる。その結果、メロディ音の押鍵毎に、
第AS1番目及び第AS2番目の付加音の音像が移動す
る。 次に、鍵盤10において上記のように押鍵されていたメ
ロディ鍵が111鍵されると、該離鍵に応答して上記ス
テップ234(押離鍵イベントルーチン)にてモード別
キーオフルーチンMD2KOFが読み出されると、該ル
ーチンMD2KOFは第6B図のステップ420にて開
始され、ステップ422にてメロディ音信号発生回路4
3内の第0楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KO
Fが出力される。これにより、現在まで発生中であった
メロディ演奏音信号の発生が停止制御され、スピーカ4
5a〜45cからは前記楽音信号に対応した楽音の発音
が停止される。 かかるステップ422の処理後、ステップ424.43
0,432の処理によって変数iを1から3まで順次増
加させながら、各変数i値に応じたステップ426,4
28の処理が実行される。 ステップ426においては、タイプデータTYPEに基
づく和音構成音テーブル81の参照及び根音データRO
OTに基づく前記参照結果の変換により和音構成音が順
次算出されるとともに、第i番目のキーコードKC(i
)と前記算出された和音構成音との比較により、同キー
コードKC(i)に対応した第1付加音が和音構成音で
あるか否かが判定される。 今、前記第i番目の付加音が和音構成音でなければ、ス
テップ426におけ°るrNOJとの判定の基に、ステ
ップ428にてメロディ音信号発生回路43内の第i番
目及び第i + 3番目の楽音信号形成チャンネルへキ
ーオフ信号KOFがそれぞれ出力される。これにより、
現在まで発生中であった第i及び第i+3番目の付加音
信号の発生が停止制御され、スピーカ45a〜45cか
らは前記楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。 また。 前記第1番目付加音が和音構成音であれば、ステップ4
26にてrYESJと判定され、前記ステップ428に
おけるキーオフ処理が実行されないで、プログラムはス
テップ430へ進められる。 そして、変数iの歩進の結果、同変数iが4になると、
ステップ432にて「YES」と判定されて、ステップ
434にて該モード別キーオフルーチンMD2KOFを
実行が終了する。その結果、第1〜第6付加音のうち、
演奏和音の和音構成音を構成するもののみの発音が継続
され、それ以外のものはメロディ鍵のM鍵毎に発音が停
止することになる。 また、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステッ
プ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和音
変化ルーチンMD2CHGが読み出されると、該ルーチ
ンMD2CHGは!6C図のステップ440にて開始さ
れ、ステップ442〜450の処理が実行されて、ステ
ップ452にて該モード別和音変化ルーチンMD2CH
Gの実行が終了する。これらのステップ442〜450
の処理は前記ステップ424〜432の処理と同じであ
り、該処理によりメロディ演奏は以前の状態に維持され
ていても、演奏和音の変更時には、前述の場合と同様に
、第1〜第6付加音のうち、演奏和音の和音構成音を構
成するもののみの発音が継続され、それ以外のものは発
音が停止することになる。 また、上記ステップ252(クロックインインタラブド
プログラム)にてモード別クロックルーチンMD2CL
Kが読み出されると、該ルーチンMD2CIJの実行は
第6D図のステップ460にて開始されるが、ステップ
462にて該ルーチンにD2CLKの実行が終了される
ので、該ルーチンMD2CLKにおいては実質的な処理
がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第2ソロス
タイルプレイモードにおいては、トイピアノの音色で発
音されるメロディ演奏音に対して人声コーラス音色によ
る第1〜第6付加音が継続的に発音され続けるので、演
奏音楽にリバーブ的な効果とバックコーラス的な効果が
付与されて同音楽が豊かになる。また、かかる場合には
、デチューン及びパン制御により、付加音のピッチ制御
及び発音位置制御(第1〜第3付加音は中央Cから右R
側で発音、第4〜第6付加音は中央Cから左り側で発音
)によりでバックコーラス的効果がより強調されると同
時に、前記IJ1〜第1〜第6付加音変化により広がり
感のある演奏音楽が得られる。さらに、11!1〜第6
付加音のうち、演奏和音の和音構成音を構成するものの
みの発音が継続されるので、演奏和音とのよりよい調和
が図られる。 なお、上記実施例においてはメロディ演奏音をスピーカ
45a〜45cにて均等に発音させるようにしたが、同
メロディ演奏音を中央(C)のスピーカ45aからのみ
発音させるようにしてもよい。また、メロディ音の音量
を付加音より多少大きくするようにしてもよい。 第1〜第6付加音(第1〜fi6楽音信号形成チャンネ
ルにおける形成前)を上記パン制御とは異なるように1
例えば第1〜第3付加音における右Rから中央Cへの移
動及び第4〜第6付加音における中央Cから左りへの移
動に換えて、第1〜第3付加音を中央Cから右Rへ移動
させかつ第4〜第6付加音を左りから中央Cへ移動させ
るようにし、または第1〜第3付加音及び第4〜第6付
加音の両者とも中央Cから各外側R,Lへそれぞれ移動
させたり、各外側R,Lから中央Cへそれぞれ移動させ
るようにしてもよい。 (以下余白) 3ソロスタ ルプレ モー 第3ソロスタイルプレイモード(MD=3)はメロディ
鍵が押鍵中である限りメロディ音と同一音高の第1〜第
3付加音を所定周期毎に順次発音開始かつ停止させると
ともに、交互に音量を変更するもので、リズム種類が例
えば「マンドリンバンド」のときに指定されるものであ
ると同時に、自動リズムは動作状態(RUN= −1)
に設定される。 また、このモードにおいては、第0〜第3楽音信号形成
チャンネルが鍵盤10におけるメロディ演奏音及び付加
音のために利用されるとともに、該第O〜第3チャンネ
ルに関する音色データTC(0)〜TC(3)はマンド
リンの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMD3KONが読み出されると、該ルーチン
MD3KONは第7A図のステップ500にて開始され
、ステップ502にて第0キーコ−FKC(0)、第0
音色データTC(0)、第0音量データVOL(0)及
びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43内
の第O楽音信号形成チャンネルへ供給される。 これにより、メロディ音信号発生回路43内の第0楽音
信号形成チャンネルは前記各キーオン信号にONの到来
に応答して楽音信号の形成をそれぞれ開始し、該楽音信
号を出力線り、  C,Hに均等に出力する。かかる場
合、前記形成出力される各楽゛音信号のピッチは前記第
0キーコードKC(0)によりI11御されて演奏メロ
ディ鍵音高に設定され、同楽音信号の音色は前記第0音
色データTC(0)により制御されてマンドリンの音色
に設定され、また同楽音信号の音量は前記第O音量デー
タVOL(0)により制御されて前記メロディ演奏鍵の
鍵タッチ(タッチデータTCII)に設定される。メロ
ディ音信号発生回路43の各出力線り、  C,Hに出
力された楽音信号は出力回路44を介して各スピーカ4
5a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜45cか
らは前記メロディ演奏音がマンドリンの音色で発音され
る。 前記ステップ502の処理後、ステップ504〜508
の処理により、前回の付加音の発音制御チャンネル(1
〜3)を表す°最終チャンネルデータLSTC■が、該
ルーチンMD3KONの実行毎すなわちメロディ鍵の押
鍵毎に、1〜3の間で順次変更される。かかる最終チャ
ンネルデータLSTCHの更新後。 ステップ510にて第LSTC11番目の音量データV
OI、(0)がメロディ演奏音に関する第0音量データ
VOL(0)より20デシベル低い値VOL(0) −
20に設定され、ステップ512にて該モード別キーオ
ンルーチンMD3KONの実行が終了する。 次に、上記ステップ252(クロックインタラブドプロ
グラム)にてモード別クロックルーチンMD3CLKが
読み出されると、該ルーチンMD3CLKの実行はm7
8図のステップ520にて開始され、ステップ522に
てテンポカウントデータTCNTが偶数値であるか否か
が判定される。かかる場合、テンポカウントデータTC
NTが偶数値であれば、同ステップ522における「Y
Es」との判定の基にステップ524以降の処理が実行
されるが、テンボカウントデータTCNTが奇数値であ
れば、同ステップ522における「N○」との判定の基
にステップ550にて該モード別クロックルーチンMD
3CLKの実行が終了して、同ルーチンにD3CLKの
実質的な処理が実行されない。これにより、該モード別
クロックルーチンMD3CLKの実質的な処理は16分
音符毎になされことになる。 前記のようにステップ522にてrYEsJと判定され
ると、ステップ524にて最終チャンネルデータLST
CHにより指定される第LSTCI(番目のキーコード
KC(LSTCll)がメロディ演奏音を表す第0キー
コードにC(0)値に設定され、ステップ526にて第
0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の楽音信号を発
生しているか否か、すなわちメロディ鍵が押鍵中である
か否かが判定される。この判定はワーキングメモリ63
のスイッチデータ記憶部内のキースイッチ状態データに
基づきなされるもので、メロディ鍵が押鍵中であれば、
ステップ526におけるrYESJとの判定の基に、ス
テップ528にて第LSTCH番目のキーコードKC(
LSTCH)、音色データTC(LSTCH)、音量デ
ータVOL(LSTCI()及びキーオン信号WONが
メロディ音信号発生回路43内の第LSTCH番目の楽
音信号形成チャンネルへ供給される。 かかる場合、第LSTC11番目のキーコードKC(L
STCll)及び音色データTC(LSTCll)はメ
ロディ演奏音に関する第0キーコードKC(0)及び第
O音色データTC(LSTCll)と同じ値に設定され
、かつ第LSTCH番目の音量データVOL(LSTC
ll)はメロディ演奏音に関する第0音量データVOL
(0)より20デシベル(後述するステップ532. 
54fll17)処理によりVOL(LSTC)I)が
VOL(0)−15に設定されている場合には、15デ
シベル)分低く設定されているので、例えば第1付加音
はメロディ演奏音と同一音高かつ同一音色で同メロディ
演奏音より20デシベル(又は15デシベル)分だけ小
さな音量で発音開始される。 前記ステップ528の処理後、ステップ530にて最終
チャンネルデータLSTCHにより指定される音量デー
タVOL(LSTCll)が第0音量データVOL(0
)より20デシベル低い値であるか否かが判定される。 カカル場合、雨音量データVOL (LSTCH) 、
 VOL (0)ノ関係がVOL(LSTC)l) =
 VOL(0)−20テあれば、前Qステップ530に
おけるrYEsJとの判定の基に、ステップ532にて
レベルデータLVLがメロディ演奏音の音量より15デ
シベル分低い値VOL(0)−15に設定サレル。まり
1雨音量データVOL(LSTCll) 、VOL(0
)の関係がVOL(LSTCH) = VOL(0)−
20テなければ、前記ステップ530における「N○」
との判定の基に、ステップ534にてレベルデータLV
Lがメロディ演奏音の音量より20デシベル分低い値V
OL(0)−20に設定される。 次に、ステップ536〜540の処理により、最終チャ
ンネルデータLSTCHが1〜3の順(但し3の次は1
)に「1」ずつ歩進される。かかる最終チャンネルデー
タLSTCHの更新後、ステップ542にてWE LS
TCH番目の楽音信号形成チャンネルにて発生中の楽音
信号がキーオン中のものであるか否かが判定される。な
お、この判定はメロディ音信号発生回路43内の発音制
御信号により行うようにしても、ワーキングメモリ63
内の変数データ記憶部に同判定に利用するデータを記憶
させておくようにしてもよい。前記ステップ542にて
[YESJすなわち前記f5LSTC11番目の楽音信
号がキーオン中であると判定されると、ステップ544
にて第LSTCH番目の楽音信号形成チャンネルへキー
オフ信号KOFが供給され、ステップ546にて第LS
TC11番目の音量データVOL (LSTCH)が前
記ステップ530〜534の処理により変更したレベル
データLVLに設定されて、ステップ550にて該モー
ド別クロックルーチンMD3CLKの実行が終了する。 また、前記ステップ542にてrNOJすなわち前記第
LSTCH番目の楽音信号がキーオン中でないと判定さ
れると、前記ステップ546の処理による第LSTCH
番目の音量データVOL (LSTCIの設定後、ステ
ップ550にて該モード別クロックルーチンMD3CI
Jの実行が終了する。 そして、前回のモード別クロックルーチンにD3CLに
の実行から16分音符に対応した時間が経過すると、新
たなモード別クロックルーチンMD3CLKのステップ
522にてrYESJ と判定され、ステツブ524の
処理後、ステップ526にて前回からのメロディ鍵が押
鍵中であるか否かが判定される。かかる場合、該メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、前述したステップ528にて第
し5TC11番目の楽音信号形成チャンネルにおける付
加音信号の形成出力が開始$制御される。この付加音信
号の形成においては、前回のステップ536〜540の
処理により最終チャンネルデータLSTCI(が歩進さ
れており、かつ前回のステップ530〜534,546
の処理により音量データVOL(LSTC旧が切り替え
られているので、新たな付加音信号は前記歩進された楽
音信号形成チャンネルにて音量が切り換えられて形成出
力される。このようにして付加音信号が形成出力される
結果、付加音は、第7E図に示すように、16分音符分
だけずれながら前記演奏メロディ音より15.20デシ
ベル低い交互に切り換えられた音量で順次発生開始され
る。なお、この付加音は前記演奏メロディ音と同一音高
かつ同一音色のマンドリン音色である。 また、この16分音毎に実行されるモード別クロックル
ーチンMD3CLKにおいては、前記ステップ536〜
544の処理により、発音の開始された楽音信号形成チ
ャンネルより゛一つだけ番号の大きな楽音信号形成チャ
ンネル(ただし、発音開始チャンネル番号が「3」の場
合には第1番目)における付加音信号の発生停止が制御
される。その結果、第7E図に示すように、各付加音の
発音時間は8分音符に相当するものになるとともに、各
付加音の発音停止時は16分音符ずつ順次ずれる。 次に、#I盤10において上記のように押鍵されていた
メロディ鍵が離鍵されて、該!!!鍵に応答して上記ス
テップ234(押離鍵イベントルーチン)にてモード別
キーオフルーチンMD3KOFが読み出されると、該ル
ーチンMD3KOFは第7CIHのステップ560にて
開始され、ステップ562にてメロディ音信号発生回路
43内の第0楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号K
OFが出力されて、ステップ564にて該モード別キー
オフルーチンM[13KOFの実行が終了する。その結
果、メロディ演奏音信号の形成が停止Ig御され、スピ
ーカ45a〜45cからは前記メロディ演奏音信号に対
応した楽音の発音が停止される。 一方、かかるメロディ演奏鍵の離鍵時には、16分音符
毎に実質的な処理実行されるモード別クロックルーチン
MD3CLKのステップ526にてrNO」すなわち第
0楽音信号形成チャンネルの楽音信号はキーオフ中に関
するものでないと判定され、ステップ548にて第1〜
第3楽音信号形成チャンネルの、いずれかがキーオン中
に係る楽音信号を発生中であるか否かが判定される。か
かる場合、前記ステップ528,544の処理時に各楽
音信号形成チャンネルのキーオン状態及びキーオフ状態
を表すフラグを記憶しておき、前記ステップ548にお
ける判定に利用するようにするとよい。 今、第1〜第3楽音信号形成チャンネルのいずれかがキ
ーオン中に係る楽音信号を発生中であれば、前記ステッ
プ548におけるrYESJ との判定の基に、ステッ
プ536〜540にて最終チャンネルデータLSTCI
+が16分音符毎に順次歩進され、ステップ542,5
44の処理にて最終チャンネルデータLSTCHにより
指定される楽音信号形成チャンネルにおける付加音信号
の形成出力が停止されるので、該各付加音信号に対応し
た付加音の発生は、第7E図に示すように、16分音符
毎に順次停止していく。また、第1〜m3楽音信号形成
チャンネルのいずれもキーオン中に係る楽音信号を発生
しなくなれば、ステップ548にて「N○」と判定され
て、ステップ536〜546の処理が実行されずに、ス
テップ550にて該モード別クロックルーチンMD3C
LKの実行が終了するので、かかるメロディ演奏音及び
全ての付加音の発音が停止された後には、モード別クロ
ックルーチンMD3CIJの実質的な処理は実行されな
くなる。 また、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン)
にてモード別和音変化ルーチンMD3C)IGが読み出
されると、該ルーチンMo3cHa”v実行は第7D図
のステップ570にて開始されるが、ステップ572に
て該ルーチンHD3CHGの実行が終了されるので、該
ルーチンMD3CIIGにおいては実質的な処理がなさ
れない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第3ソロス
タイルプレイモードにおいては、マンドリンの音色で発
音されるメロディ演奏音に対して、該演奏音に関する鍵
が押鍵中である間は、マンドリンの音色を有するvi1
〜第1〜第3付加音分音符毎に8分音符の音符長でIf
次発音されるので、メロディを単音演奏するのみで、マ
ンドリンバンドによるような演奏効果が得られる。また
、同プ゛レイモードにおいては、順次発音される第1〜
第3付加音の音量は交互に変化するので、マンドリン演
奏におけるピッキングの方向をも適格に表現される。 なお、上記実施例においては第1〜第3付加音が16分
音符毎に8分音符の音符長で順次発音されるようにした
が、この順次発音の間隔及び音符長を異なる値にしても
よい。また、かかる各付加音の間隔及び音符長を自動リ
ズムのテンポに応じて変更するようにしてもよい。 さらに、上記実施例においては、各付加音の発音開始及
び発音停止をモード別クロックルーチンMD3CLKの
実質的な実行毎すなわち16分音符毎に制御するように
したが、該制御の間隔をマニアル操作、自動リズムの種
類及び゛テンポ等に応じて可変にするようにしてもよい
。かかる自動リズムのテンポに応じて可変制御する場合
には、同テンポが速くなるに従ってモード別クロックル
ーチンMD3CLKの実質的な実行が16分音符より長
い間隔で実行されるようにするとよい。 4ソロスタ ルプレ モー 第4ソロスタイルプレイモード(MD= 4 )は和音
構成音でないメロディ演奏音を押鍵から所定時間経過後
に高音側の和音構成音の音高まで上昇させるとともに、
該音高の上昇制御時から所定時間後にメロディ演奏鍵の
対応音高まで下降させるようにするもので、リズム種類
が例えば「サファリ」(アフリカの民族音楽)のときに
指定されるものであると同時に、自動リズムは動作状態
(RUN= −1)に設定され、かつ伴奏フラグABC
は”l”に設定されている。また、このモードにおいて
は、第0楽音信号形成チャンネルのみが鍵盤10におけ
る押鍵音のために利泪されるとともに、該tJOチャン
ネルに関する音色データTC(0)はジャグ(ガラス製
の瓶に息を吹き込むようにしてなる楽器)の音色を表す
データ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMD4KONが読み出されると、該ルーチン
MD4KONは!8A図のステップ600にて開始され
、ステップ602にて第0キーコードKC(0)、  
第O音色データTC(0)、IQ音量データVOL(0
)及びキーオン信号WONがメロディ音信号発生回路4
3内の第O楽音信号形成チャンネルへ供給される。 これにより、メロディ音信号発生回路43内の第O楽音
信号形成チャンネルは前記キーオン信号の到来に応答し
て楽音信号の形成を開始し、該楽音信号を出力線り、 
 C,Hに均等に出力する。かかる場合、前記形成出力
される楽音信号のピッチは前記供給第OキーコードKC
(0)により制御されて演奏メロディ鍵音高に設定され
、同楽音信号の音色は前記第O音色データTC(0)に
より制御されてジャクの音色に設定され、また同楽音信
号の音量は前記第O音量データVOL(0)により制御
されて前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータT
CH)に設定される。メロディ音信号発生回路43の各
出力線り、  C,Rに出力された楽音信号は出力回路
44を介して各スピーカ45a〜45cに供給され、同
スピーカ45a〜45cからは前記メロディ演奏音がジ
ャグの音色で発音される。 前記ステップ602の処理後、ステップ604にて演奏
和音のタイプデータTYPEに基づく和音構成音テーブ
ル81の参照及び同和音の根音を表す根音データROO
Tに基づく前記参照結果の変換により和音構成音が順次
算出されるとともに、前記第0キーコードKC(0)に
対応したメロディ演奏音が和音構成音であるか否かが判
定される。 今、前記メロディ演奏音が和音構成音であれば、ステッ
プ604における「YES」との判定の基に、ステップ
606にて遅延カウントデータDLYCNTが「5」に
設定されて、ステップ610にて該モード別キーオンル
ーチンMD4KONの実行が終了する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD4
CLKが読み出されると、該ルーチンMD4CLKの実
行は第8B図のステップ620にて開始され、ステップ
622にて遅延カウントデータDLYCNTが5未満で
あるか否かが判定される。かかる゛場合、遅延カウント
データDLYCNTは上記ステップ606の処理により
「5」に設定されているので、前記ステップ622にて
「N○」と判定されて、ステップ638にて該モード別
クロックルーチンMD4CLKが終了する。そして、モ
ード別クロックルーチンMD4CLKが再び実行されて
も、ステップ622における前記と同様な処理により、
同ルーチンMD4CLKの実質的な楽音I11御はなん
らなされないので、このようにメロディ演奏音が和音構
成音である場合には、第0楽音信号形成チャンネルにて
形成される楽音信号に対応したメロディ演奏音はそのま
ま発音し続ける。 一方、前記メロディ演奏音が和音構成音でなければ、前
記ステップ604における「N○」との判定の基に、ス
テップ608′にて遅延カウントデータDLYCNTが
「0」に設定されて、ステップ610にて該モード別キ
ーオンルーチンMD4KONの実行が終了する。 かかる状態で、前述の場合と同様、上記ステップ252
(クロックインタラブドプログラム)にてモード別クロ
ックルーチンMD4CLKが読み出されると、該ルーチ
ンにD4CLKの実行は、前述の場合と同様に、第8B
図のステップ620にて開始される。この場合、遅延カ
ウントデータDLYCNTは5未満であるので、ステッ
プ622におけるrY E SJとの判定の基に、ステ
ップ624にて遅延カウントデータDLYCNTに「1
」が加算されて、同データDLYCNTは「1」になる
。かかる遅延カウントデータDLYCNTの更新後、ス
テップ626,628にて同データDLYCNTが「1
」であるためにそれぞれ「NOJと判定されて、ステッ
プ638にて該モード別クロックルーチンMD4CIJ
の実行が終了する。 その結果、第8E図に示すように、前記IIO楽音信号
形成チャンネルにて形成中のメロディ演奏音信号は以前
の状態に維持され、該楽音信号に対応したメロディ音が
スピーカ45a〜45cから発音され続ける。 そして、前記モード別クロックルーチンMD4CIJが
再び実行されると、ステップ622における「YESJ
 との判定の基に、ステップ624の前記と同様の処理
によって遅延カウントデータDLYCNTは「2」なり
、ステップ626にてrYEsJと判定され、ステップ
630以降の処理が実行される。ステップ630におい
ては第0キーコードにC(0)が−時記憶キーコードT
KCとして待避された後、ステップ632にてメロディ
演奏鍵から高音側へ向かって最初の和音構成音が選択さ
れて該選択音を表すキーコードKCが第0キーコードK
C(0)として設定されるとともに、第0音量データV
OL(0)が10デシベル分減ぜられる。かかる和音選
択構成音の選択においては、前記ステップ604の処理
と同様にして求めた複数の和音構成音の中から、第0キ
ーコードKC(0)に対応した音高より大きくかつ最も
近いものが抽出される。前記ステップ632の処理後、
ステップ636にて1!oキーコードKC(0)及び第
0音量データVOL(0)がメロディ音信号発生回路4
3内の第O楽音信号形成チャンネルへ出力されて、ステ
ップ638にて該モード別クロックルーチンMD4CI
Jの実行が終了する。 その結果、第8E図に示すように、前記第O楽音信号形
成チャンネルにて形成中のメロディ演奏音信号のピッチ
がメロディ鍵音高から前記高音側の最初の和音構成音の
音高に移行するともに、同信号の音量が10デシベル分
減少し、該ピンチ及び音量の変更された楽音信号に対応
したメロディ音がスピーカ45a〜45cから発音され
るようになる。 次に、モード別クロックルーチンMD4CLKが実行さ
れると、ステップ622におけるrYEsJとの判定の
基に、ステップ624にて遅延カウントデータDLYC
NTが「3」になり、ステップ626゜628にてそれ
ぞれrNOJと判定されて、なんら楽音発生制御動作が
実行されないで、ステップ638にて該モード別クロッ
クルーチンMD4CLKの実行が終了する。その結果、
第8E図に示すように、スピーカ45a〜45cからは
前記ピンチ及び音量の変更された楽音信号に対応したメ
ロディ音が発音され続ける。 また、次にモード別クロックルーチンMD4CLKが実
行されると、ステップ622における「YES」との判
定の基に、ステップ624の処理により遅延カウントデ
ータ0LYCNTが「4」になるので、ステップ626
,628にてそれぞれ「NO」、 「YESJ と判定
されて、ステップ634,636の処理が実行される。 ステップ634においては待避されていた一時記憶キー
コードTKCが第0キーコードKC(0)として設定し
直されるとともに、  f!BO音量データVOL(0
)がさらに10デシベル分減ぜられ、ステップ636に
おいては前記変更された第0 *−:1− FKC(0
)及び第0音量データVOL(0)が第0楽音信号形成
チャンネルに出力される。 その結果、  第8E図に示すように、前記第0楽音信
号形成チャンネルにて形成中のメロディ演奏音信号のピ
ンチが前記和音構成音の音高からメロディ鍵音高に戻る
とともに、同信号の音量がさらに10デシベル分減少し
、該ピッチ及び音量の変更された楽音信号に対応したメ
ロディ音がスピーカ45a〜45cから発音されるよう
になる。 さらに、時間が経過して、再びモードクロックルーチン
MD4CLKが再び実行されると、遅延カウントデータ
DLYCNTはr5Jになるので、以降はステップ82
6,628にてそれぞれrNOJと判定されるとともに
ステップ622にてrNOJと判定されるので、第8E
図に示すように、以前のメロディ演奏音の音量が最初よ
り20デシベル分減少しだ状態で発音され続ける。 次に、鍵盤10において上記のように押鍵されていたメ
ロディ鍵がMtlaされ、該離鍵に応答して上記ステッ
プ234(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キー
オフルーチンHD4KOFが読み出されると、該ルーチ
ンHD3KOFは第8C図のステップ640にて開始さ
れ、ステップ642にてメロディ音信号発生回路43内
のWiO楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOF
が出力されて、ステップ644にて該モード別キーオフ
ルーチンMD4KOFの実行が終了する。その結果、メ
ロディ演奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45
a〜45cからは前記メロディ演奏音信号に対応した楽
音の発音が停止される。 また、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン)
にてモード別和音変化ルーチンMD4CHGが読み出さ
れると、該ルーチン1lD4cHGの実行は第8D図の
ステップ650にて開始されるが、ステップ652にて
該ルーチンMD4CHGの実行が終了されるので、該ル
ーチンMD4C)IGにおいては実質的な処理がなされ
ない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第4ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏音をジャ
グの音色で発音するようにし、該発音されるメロディ音
の音高を押鍵か616分音符に相当する時間経過後に高
音側の和音構成音の音高まで上昇させるとともに、該音
高の上昇制御時から16分音符に相当する時間後にメロ
ディ演奏鍵の対応音高まで下降させるようにし、かつ音
量を前記ピッチ制御に連動して変更IIJ御するように
したので、 「こぶし」の効いたアフリカの民族風の音
が演奏が通常の単音メロディ演奏をするだけで得られる
。また、かかる場合、メロディ音が和音構成音でない場
合にのみ前記ピッチ及び音量の変更制御を行い、同メロ
ディ音が和音構成音である場合には前記ピッチ及び音量
の変更制御を行わないようにしたので、演奏音楽がひつ
こくなることもない。 なお、上記実施例においては、メロディ音を高音側の最
初の和音構成音の音高まで上昇させるようにしたが、他
の和音構成音まで変更した後に。 元の音高に戻すようにしてもよい。 また、上記実施例においては、ピッチ及び音量を16分
音長毎に変更するようにしたが、他の音符長毎に前記変
更を行うようにしてもよい。また。 該ピッチ及び音量の変更の時間間隔を可変にしてもよく
、例えばマニアル操作により又はリズムテンポに連動し
て変更するようにしてもよい。 510 タ  プレ モー 第5ソロスタイルプレイモード(?IO= 5 )はメ
ロディ演奏鍵の所定度数以上のジャンプ時にメロディ演
奏音にグリッサンド効果を付与するとともに、所定の頻
度に関する条件の基に、メロディ演奏音が和音構成音音
であれば該メロディ演奏音の押鍵から所定時間だけ演奏
音のピッチを変更制御するもので、リズム種類が例えば
rシャンソン」のときに指定されるものであると同時に
、自動リズムが動作状態(RIIN= −1)に設定さ
れ、かつ伴奏フラグABCも”1″に設定されている。 また、このモードにおいては、第0楽音信号形成チャン
ネルのみが鍵盤10における押鍵音のために利用される
とともに、  該*Oチャンネルに関する音色データT
C(0)はアコーディオンの音色を表すデータ値に設定
される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMO5KONが読み出されると、該ルーチン
MD5KONは@9A図のステップ7゜Oにて開始され
、ステップ702にて上記ステップ232(押離鍵イベ
ントル゛−チン)の処理により設定された前回のメロデ
ィ音高を表す旧キーコードOKCと新たなメロディ演奏
音高を表す第0キーコードKC(0)との差の絶対値1
0KG−KC(0) Iが「7」以上であるか否かが判
定される。かかる場合、メロディ演奏音が完全5度以上
変化して前記絶対値0KC−KC(0) Iが「7」以
上になると、同ステップ702にてrYEsJと判定さ
れて、ステップ704にてグリッサンドフラグGLSが
11111に設定される。このグリッサンドフラグGL
Sは+1111にて現メロディ演奥中の1小節内にてグ
リッサンド効果付与又はピッチ変更制御が既になされた
ことを表し、かつ+1011にて前記1小節内にて未だ
グリッサンド効果付与及びピッチ変更制御がなされてい
ないことを表し、後述するステップ712〜716のピ
ッチ変更smに利用されるものである1次に、ステップ
706にて第0キーコードKCが旧キーコードOKCよ
り大きいか否がが判定される。 今、メロディ演奏音高が上昇方向にあれば、同ステップ
704にてrYEsJすなわちKC(0)>OKCであ
ると判定され、ステップ708にて増加分データUPが
「−3」に設定され、ステップ720にて第0キーコー
ドKC(0)に前記増加分データUPを加算したキーコ
ードにC(0)−3、第0音色データTC(0)、  
10音量データVOL(0)及びキーオン信号KONが
メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号゛形成チ
ャンネルへ供給されて、ステップ722にて該モード別
キーオンルーチンMD5KONの実行が終了する。これ
により、メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号
形成チャンネルは前記キーオン信号KONの到来に応答
して楽音信号の形成を開始し、該楽音信号を出力線り、
  C,Hに均等に出力する。かかる場合、前記形成出
力される楽音信号のピッチは前記供給キーコードKC(
0)−3により制御されて演奏メロディ鍵音高より半音
間隔にして「3」音量低い音高に設定され、同楽音信号
の音色は前記第0音色データTC(0)により制御され
てアコーディオンの音色に設定され、また同楽音信号の
音量は前記第O音量データVOL(0)i:よす′i#
IIl!lすれて前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッ
チデータTCI()に設定される。メロディ音信号発生
回路43の各出力線り、  C,Rに出方された楽音信
号は出力回路44を介して各スピーカ45a〜45cに
供給され、第9E図に示すように、スピーカ45a〜4
5cからは前記メロディ演奏音より3半音分低い音がア
コーディオンの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD5
CLKが読み出されると、該ルーチンMD5CLKの実
行は第9B図のステップ730にて開始され、ステップ
732にてテンポカウントデータTCNTが偶数値であ
り、第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中の楽音信
号を発生中すなわちメロディ鍵が押鍵中であり、かつ増
加分データUPが「O」ないか否かが判定される。なお
、このメロディ鍵の押鍵中の判定はワーキングメモリ6
3のスイッチデータ記憶部内のキースイッチ状態データ
に基づきなされる。かかる場合、前記増加分データUP
はr−3J であると同時にメロディ鍵は押鍵中である
ので、テンポカウントデータT CIjTが偶数値であ
れば、前記3条件の成立の基にステップ732にてrY
EsJと判定されて、ステップ734.736の処理が
実行される。ステップ734ニオイテハ、増加分データ
upがUP= UP−SGN [UPコの演算の実行に
より「−2」に更新される。なお、前記関数sG[X]
は、変数Xが正のときには「+1」になり、かつ変数X
が負のときには「−1」になるものである。ステップ7
36においては。 第OキーコードKC(0)に前記更新増加分データUP
を加算したキーコードKC(0)−2及びキーオン信号
KONがメロディ音信号発生回路43内の12!O楽音
信号形成チャンネルへ供給される。これにより、メロデ
ィ音信号発生回路43は前記と同様にしてメロディ音信
号を新たに形成出力し、該メロディ音信号の音色及び音
量は前回供給されたiJO音色データTC(0)及び第
0音量データVOL(0)により制御されるので、第9
E図に示すように、スピーカ458〜45cからは前記
メロディ演奏音より2半音分低い音がアコーディオンの
音色で発音されるようになる。 また、前記ステップ732゛にてテンポカウントデータ
TCNTが奇数値であるために「NO」と判定されると
、プログラムは直接ステップ738に進められて、前記
ステップ736による楽音の発生制御が実行されないの
で、以前からの楽音がそのまま発音され続ける。かかる
場合、モード別クロックルーチンの実行は前述のように
32音符長毎に実行され、かつテンポカウントデータT
CNTが偶数値のときのみステップ734における増加
分データUPの更新処理及びステップ736における楽
音発生制御処理が行われるので、第0楽音信号形成チャ
ンネルへ供給されるキーコードKCは16分音符長毎に
、 r−1J、 rOJと変化していく。 そして、増加分データUPが「0」になった状態では、
ステップ732にてrNOJと判定されてステップ73
4,736の処理が実行されないので5メロディ音の音
高は、メロディ鍵の押鍵中、押鍵音高に維持される。 かかるメロディ演奏音の制御により、同演奏音が前回の
音高から完全5度以上上昇した場合には。 第9E図に示すように、演奏メロディ音は押鍵時に3半
音分低くなるとともに、16分音符長毎に順次半音ずつ
上昇した後、メロディ鍵が押鍵されている限り押鍵音高
に維持される。その結果、かかる演奏態様の基では、上
昇方向へのグリッサンド効果が付与される。 一方、メロディ演奏音が前回の音高から完全5度以上下
降した場合には、前記ステップ702におけるrYEs
Jとの判定後、ステップ706にてrNOJと判定され
て、ステップ710にて増加分データUPが「+3」に
設定される。かかる場合、メロディ鍵の押鍵時に前記ス
テップ720の処理により出力キーコードKCがKC(
0)+3に設定され、かつ16分音符長毎に実行される
モード別クロックルーチンMD5CLににおいては、前
記関数SGN CUPIが「+1」となるために、前記
ステップ734.736の処理により出力キーコードK
Cは16音符毎に「1」ずつ減少して最終的にメロディ
演奏域を表す値になる。その結果、このようにメロディ
演奏音が前回の音高から完全5度以上下降した場合には
、ll9F[1iilに示す゛ように、演奏メロディ音
は押鍵時に3半音分高くなるとともに、16分音符長毎
に順次半音ずつ下降した後、メロディ鍵が押鍵されてい
る限り押鍵音高に維持される。 その結果、かかる演奏態様の基では、下降方向へのグリ
ッサンド効果が付与される6 かかる状態で、鍵[10において上記のように押鍵され
ていたメロディ鍵がIl#されて、該離鍵に応答して上
記ステップ234(押useイベントルーチン)にてモ
ード別キーオフルーチンにD5KOFが読み出されると
、該ルーチンMD5KOFは第9C図のステップ750
にて開始され、ステップ752にてメロディ音信号発生
回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへキーオフ信
号KOFが出力されて、ステップ754にて該ルーチン
MD4KOFの実行が終了する。その結果、メロディ演
奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜45
cからは前記メロディ演奏音信号に対応した楽音の発音
が停止される。 次に、新たなメロディ演奏音高が前回のメロディ演奏音
高から5度以上上昇又は下降しない場合について説明す
る。かかる場合、メロディ鍵の押鍵に応答して実行され
るモード別キーオンルーチンにD5KONのステップ7
02にて「NO」と判定されて、プログラムはステップ
712へ進められる。 ステップ712においては、グリッサンドフラグGLS
が”O”であり、かつ第OキーコードKC(0)により
表された音すなわち演奏メロディ音が和音構成音である
か否かが判定される。 今、前記判定における2条件が成立すれば、前記ステッ
プ712における「YES」との判定の基に、ステップ
714にてグリッサンドフラグGLSが”1”に設定さ
れ、ステップ716にて増加分データUPが「−1ノに
設定されて、前記ステップ720の処理後、ステップ7
22にて該モード別キーオンルーチンMD5KONの実
行が終了する。かかる場合、増加分データUPは「−1
」に設定され、かつ前記と同様にしてステップ720及
びステップ732〜736(モード別クロックルーチン
MD5(:LK)の処理によりメロディ音信号の発生が
制御されるので、メロディ演奏音は、第9G図に示すよ
うに、押鍵時に半音分低くなるとともに、16分音符長
後にメロディ演奏鍵音高に戻った後、メロディ鍵が押鍵
されている限り押鍵音高に維持されるようになる。 一方、前記ステップ712の判定における2条件のいず
れか、すなわちグリッサンドフラグGLSが11011
でないか又はメロディ演奏音が和音構成音でなければ、
同ステップ712にてrNOJと判定され、ステップ7
18にて増加分データUPが「0」に設定される。かか
る場合、ステップ720にて出力されるキーコードKC
はメロディ演奏音高を示す第OキーコードKC(0)で
あり、かつモード別クロックルーチンMD5CLKのス
テップ732においては常に「NO」と判定されて、ス
テップ734゜736の発音制御処理が実行されないの
で、メロディ音は演奏鍵音高進りに発音される。なお、
前記ピッチ変更制御される場合も、このようにピッチ変
更制御されない場合も、メロディ演奏鍵が離鍵されたと
きには、前述のようなモード別キーオフルーチンMK5
KOFの実行により該l1tsに応答してメロディ音の
発音は体止する。 また、前記ピッチ変更f11御を行うか否かの判定に利
泪したグリッサンドフラグGLSは前記ステップ704
.714にてメロディ演奏音のグリッサンド制御及びピ
ンチ変更制御される場合にT#VIに設定されるもので
あるとともに、16分音符長毎に実行されるモード別ク
ロックルーチンMD5CLKのステップ738,740
の処理により1小節の終わり(テンポカウントデータT
CNTが「31」になったとき)に11011にクリア
されるものである。 そして、このグリッサンドフラグGLSが11111の
ときには前記ピッチ変更II!御がなされないので、演
奏中の1小節の中で、以前にグリッサンド演奏又はピッ
チ変更演奏がなされたことのない状態下で、メロディ演
奏音が和音演奏音である場合にのみ、前記ピッチ変更制
御がなされる。 また、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン)
にてモード別和音変化ルーチンMD5CHGが読み出さ
れると、該ルーチンMD5CHGの実行は第9D図のス
テップ760にて開゛始されるが、ステップ762にて
該ルーチンMD5CHGの実行が終了されるので、該ル
ーチンMD5CHGにおいては実質的な処理がなされな
い。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第5ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏音をアコ
ーディオンの音色で発音させるようにし、かつ該演奏音
が前回前から完全5度以上上方向又は下方向に飛ぶと、
その方向に応じたグリッサンド効果を付与してメロディ
音を滑らかに移行させるようにしたので、単純メロディ
演奏をするのみでシャンラン風の演奏音楽が得られる。 また、メロディ演奏が和音構成音である場合に、ピッチ
の半音制御により前打音的な音楽的効果が付与されて、
より一層前記シャンソン風の豊かな演奏音楽が得られる
ようになる。しがち、該ピッチの半音制御は1小節の中
でグリッサンド演奏及び他のピッチ制御がなされた場合
には行われないので、演奏音楽が「ひつこく」なること
もない。 なお、この第5ソロスタイルプレイモードにおいては、
グリッサンド演奏刺御をメロディ音から3半音分下又は
上から行うようにしたが、4.5半音というように他の
半音数分下又は上からグリッサンド効果の1ullを行
うようにしてもよい。 また、同モードにおいては、グリッサンド演奏!g御及
びピンチ変更制御におけるピッチの変更を16分音符長
毎にするようにしたが、他の音符長毎に前記変更を行う
ようにしてもよい。また、該ピッチ変更の時間間隔を可
変にしてもよく、例えばマニアル操作により又はリズム
テンポに連動して変更するようにしてもよい。 (以下余白) 第一6−”/ CI不エスイー2屋プ:レー不天ニード
第6ソロスタイルプレイモード(lllD= 6 )は
メロディ演奏域が所定音符長基゛上押鍵され続けたとき
所定パターンの伴奏音を付加するもので、リズム種類が
「スイングピアノ」のときに指定されるものであると同
時に、伴奏フラグABCは”1″に設定され、かつ自動
リズムは動作状態(RUN=−1)に設定される。また
、このモードにおいては、第O〜第3楽音信号形成チャ
ンネルが鍵盤10における押鍵音及び付加音のために利
用され、かつ該各チャンネルに関する音色データTC(
0)〜TC(3)はピアノの音色を表すデータ値に設定
される。また。 ソロスタイルプレイ制御データテーブル90のパターン
データ記憶#95には第10E図に示す音符列に対応し
たパターンデータが記憶されており、該パターンデータ
はモードデータMDfl(=6)により指定されるとと
もに、テンポカウントデータTCNT(0〜31)によ
り指定される各アドレスには伴奏音の発音開始を表すキ
ーオンイベントデータ、伴奏音の発音停止を表すキーオ
フイベントデータ及び何も処理しないことを表すノーオ
ペレーションデータのいずれかが記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キーオ
ンルーチンMD6KONが読み出されると、該ルーチン
MD6KONは第10A図のステップ800にて開始さ
れ、ステップ802にてメロディ音信号発生回路43内
の第1〜第3楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号K
OPが出力される。その結果、前記ml〜iJ3楽音信
号形成チャンネルは例え楽音信号を発生中であっても該
楽音信号の発生を停止するので、同第1〜第3楽音信号
形成チャンネルの全てが初期設定される。次に、ステッ
プ804にて拍カウントデータBTCNTが「0」に初
期設定された後、ステップ806にてtIOキーコード
I[C(0)、第O音色データTC(0)、  第Of
!データVOL(0)及びキーオン信号WONがメロデ
ィ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャンネル
へ供給され、ステップ808にて該モード別キーオンル
ーチンMO8KONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャ
ンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽音信号
の形成を開始し、該楽音信号を出力線り、  C,Rに
均等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各楽
音信号のピッチは前記第○キーコードKC(0)により
制御されて演奏メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同
楽音信号の音色は前記第O音色データ’rC(0)によ
り制御されてピアノの音色にそれぞれ設定され、また同
楽音信号の音量は前記第O音量データVOL(0)によ
り制御されて前記メロディ演奏域の鍵タッチ(タッチデ
ータTCH)に応じて設定される。メロディ音信号発生
回路43の各出力線り、  C,Rに出力された楽音信
号は出力回路44を介して各スピーカ45a〜45Cに
供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記メロデ
ィ演奏音がピアノの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD6
CLKが読み出されると、該ルーチンX06CLKの実
行は第10B図のステップ810にて開始され、ステッ
プ812にて第0楽音信号形成チャンネルがキーオン中
の楽音信号を発生してl、zるか否か、すなわちメロデ
ィ鍵が押鍵中であるか否かが判定される。この判定はワ
ーキングメモリ63のスイッチデータ記憶部内のキース
イッチ状態データに基づきなされるもので、メロディ鍵
が押鍵中であれば、ステップ812にてrYESJと判
定されて、ステップ814にてチンピカウントデータT
CNTを「8」で除した余りがr OJ  (TCNT
。 MOo、  8 = O)であり、かつ拍カウントデー
タIITCNTが3未満であるか否かが判定される。か
かる場合、前記両条件が成立すれば、前記ステップ81
4にておけるrYESJとの判定の基にステップ816
にて拍カウントデータBTCNTが「1」だけ加算され
、前記いずれか一方の条件が成立しなければ、前記ステ
ップ814にてrNOJと判定されて拍カウントデータ
BTCNTは以前の値に維持される。 その結果1拍カウントデータB’rCNTは、該ステッ
プ814.816の処理により、メロディ演奏域の押鍵
時に前記ステップ804の処理により設定されたrOJ
から拍タイミング(4分音符長)毎に「1」ずつ「3」
まで歩進する。 かかるステップ814..8°16の処理後、ステップ
818にて前記歩道処理されている拍カウントデータB
TCNTが2以上になったか否かが判定される。かかる
場合、前記メロディ押鍵から少なくとも1拍以上の時間
が経過していなくて拍カウントデータB′rCNTが2
未満であれば、ステップ818にてrNOJと判定され
て、ステップ832にて該モード別クロックルーチンM
D6CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵されると
、[1鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベン
トルーチン)にてモード別キーオフルーチンMO6KO
Fが読み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ鍵に
関するメロディ音の離鍵処理がなされる。すなわち、モ
ード別キーオフルーチンMD6KOFにおいては、第1
0C図のステップ840にてその実行が開始され、ステ
ップ842にてメロディ音信号発生回路43内の第0−
1I3楽音楽音形成チャンネルへキーオフ信号XOFが
それぞれ出力されて、ステップ844にて該モード別キ
ーオフルーチンMO6KOFの実行が終了する。その結
果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号の形成
が停止制御され、スピーカ45a〜45cからは前記各
楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。そのため
、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍未満であって1拍
カウントデータBTCNT力f「2」に達しないときに
は、メロディ演奏域にて押鍵された鍵に対応したピアノ
音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵がψなくとも1拍以上続いて、
ステップ812におけるrYESJ との判定の基にス
テップ814,816の処理によって拍カウントデータ
BTCNTが「2」に達すると、ステップ818にてr
YESJと判定され、ステップ820以降の処理が実行
されるゆ ステップ820においては、ソロスタイルプ
レイ1IIWIデータテーブル90内のパターンデータ
記憶部95が参照され、モードデータMD(=6)によ
り指定されるパターンであってテンポカウントデータT
CNTにより指定されるタイミングのパターンデータが
読み出されて、ステップ822,824にてそれぞれ該
パターンデータがキーオンイベントデータ又はキーオフ
イベントデータであるか否かが判定される。 今、前記読み出したパターンデータがキーオンイベント
データであれば、ステップ822におけるrYESJと
の判定の基に、ステップ826にて第1付加音の音高を
表す第1キーコードにC(1)がメロディ演奏音より1
オクターブ低い音高を表す値KC(0)−12に設定さ
れるとともに、第2及び第3付加音の音高を表す第2及
びvB3キーコードKC(2)、KC(3)が@1キー
コードKC(1)により表された音高から低音側へ向か
って最初の和音構成音と次の和音構成音とをそれぞれ表
すキーコードKCに設定される。かかる第2及び第3キ
ーコードKC(2)、KC(3)の設定においては、タ
イプデータTYPEに基づく和音構成音テーブル81の
参照及び根音データROOTに基づく前記参照結果の変
換により求めた各構戊音の中から、第1キーコードKC
(1)より低くかつ近い方から第1番目及び第2番目の
キーコードKCが抽出される。また、同ステップ826
にて第1〜第3付加音の音量を表す第1〜第3音量デー
タVOL(1)〜VOL(3)がメロディ音の音量より
も10デシベル低い値VOL(0)−10に設定される
。 前記ステップ826の処理後、ステップ828にて前記
設定された第1〜第3キーコードKC(1)〜KC(3
)、  第1〜第3音色データTC(1)〜TC(3)
、第1〜第3音量データVOL(1)〜VOL(3)及
び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43
内の第1〜第3楽音信号形成チャンネルへそれぞれ出力
されて、ステップ832にて該モード別クロックルーチ
ンMD8CLKの実行が終了する。その結果、@l〜第
3楽音42号形成チャンネルは前記各キーオン信号の到
来に応答して第1〜第3付加音信号の形成を開始して、
前記各制御データKC(1)〜KC(3)、  丁C(
]、) 〜TC(3)、  VOL(1) 〜VOL(
3>ニ応じた第1〜第3付加音信号を出力回路44を介
してスピーカ458〜45cに出力するので、同スピー
カ45a〜45cからは前記メロディ演奏音より1オク
ターブ低い音、及び同音よりすぐ下の2つの和音構成音
がピアノの音色でかつメロディ演奏音より10デシベル
低い音量で発音される。 また、前記ステップ820の処理により読み出したパタ
ーンデータがキーオフイベントデータであれば、ステッ
プ822における「No」及びステップ824における
rYEsJとの判定の基に。 ステップ830にて第1〜第3楽音信号形成チャンネル
へキーオフ信号KOFが出力されて、ステップ832に
て該モード別クロックルーチンMD6CLKの実行が終
了する。これにより、前記第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルは今まで発生中の第1〜第3付加音信号の発生を
停止するので、スピーカ458〜45cから発音されて
いた第1〜第3付加音信号に対応した第1〜第3付加音
の発音も停止する。さらに、前記読み出したパターンが
ノーオペレーションを表していれば、前記両ステップ8
22.824にて共にrNOJ と判定され、付加音の
発音制御に関する処理がなんら実行されないで、ステッ
プ832にて該モード別クロックルーチンMDBCLK
の実行が終了する。 その結果、メロディ鍵が1拍以上押鍵されつづけている
場合には、第1〜ti3付加音がffllOE図に示さ
れたパターンで発音される。なお、前記ステップ820
によるパターンデータの読み出しタイミングはテンポカ
ウントデータTCNTにより行われるので、@1〜第3
付加音の発音パターンはテンポデータTCNTにより決
まる位置から開始される。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵がra#
されると、前述のように、モード別キーオフルーチンM
K8KOFのステップ842にてメロディ音信号発生回
路43内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルにおける
全ての楽音信号の形成出力が停止制御されるので、かか
る場合にはメロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発
音も停止する。 さらに、鍵盤10における和音押鍵に応答して上記ステ
ップ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和
音変化ルーチンにD6CHGが読み出されると、該ルー
チンMD6CHGはmloD図のステップ850にて開
始され、ステップ852,854の処理がなされて、ス
テップ856にて該ルーチンM06CHGの実行が終了
する。かかる場合、ステップ852においては前記ステ
ップ826の処理と同様にして演奏和音の変更に伴う第
2及び第3キーコードKC(2) 、 KC(3)の更
新処理がなされ、ステップ854においては該更新され
た第2及び第3キーコードXC(2)、XC(3)がメ
ロディ音信号発生回路43内の第2及び第3楽音信号形
成チャンネルへ出力される。これにより、第2及び第3
楽音信号形成チャンネルは第1〜第3付加音信号を発生
中であれば第2及びm3付加音信号の音高をiffff
力出力た第2及び第3キーコードKC(2) 、KC(
3)に対応して変更するので、スピーカ45a〜45c
から発音されるt)’11〜第3付加音は前記和音変更
に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第6ソロス
タイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少な
くとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に対
して複数の付加音が所定のパターンに従って付与される
ので、メロディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は
豊かなものになる。また、かかる付加音はピアノの音色
でメロディ演奏音より若干低い音量で発音され、付加音
の発音パターンの選定により、例えばジャズピアノ風の
音楽が得られる。 なお、この第6ソロスタイルプレイモードにおいては付
加音の数を「3」にしたが、該付加音の数をこれより多
くすることもできるし、少なくすることもできる。また
、付加音の発音パターンを複数種Ift設けて選択可能
にしてもよいし、各付加音毎に発音パターンを異ならせ
るようにしてもよい。 7ソロスタイルプレイモー 第7ソロスタイルプレイモード(MD= 7 )はメロ
ディ演奏音が演奏和音の構成音である場合に頻度に関す
る所定の条件に従ってメロディ演奏音の押鍵から所定時
間だけ演奏音のピッチを変更III御するとともに、メ
ロディ演奏鍵が所定音符長以上押鍵され続けたとき所定
パターンの伴奏音を付加するもので、リズム種類が「リ
ズムアンドブルース」のときに指定されるもの゛であり
、伴奏フラグA13Cは′″1′″に設定され、かつ自
動リズムは動作状態(RIIN=−1)に設定される。 また、このモードにおいては、第O−第3楽音信号形成
チャンネルが#!盤10における押鍵音及び付加音のた
めに利用され、かつ第O楽音信号形成チャンネルに関す
る音色データTC(0)がフルートの音色を表すデータ
値に設定されるとともに、第1〜第3楽音信号形成チャ
ンネルに関する音色データTC(1)〜TC(3)はプ
ラスの音色を表すデータ値に設定される。また、ソロス
タイルプレイ制御データテーブル9oのパターンデータ
記憶部95には第10F図に示す音符列に対応したパタ
ーンデータが記憶されており、該パターンデータはモー
ドデータMO(til(=7)により指定されるととも
に、テンポカウントデータTCNT(0〜31)により
指定される各アドレスには伴奏音の発音開始を表すキー
オンイベントデータ、伴奏音の発音停止を表すキーオフ
イベントデータ及び何も処理しないことを表すノーオペ
レーションデータのいずれかが記憶されている。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押1Iltsイベントルーチン)にてモード別
キーオンルーチンMD7KONが読み出されると、該ル
ーチンMD7KONはfflllA図のステップ900
にて開始され、ステップ902にてメロディ音信号発生
回路43内の第1〜第3楽音信号形成チャンネルへキー
オフ信号KOFが出力される。その結果、前記第1〜第
3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信号を発生中であ
っても該楽音信号の発生を停止するので、同第1〜第3
楽音信号形成チャンネルが全て初期設定される。 次に、ステップ904にて第0キーコードKC(0)に
より表される音高すなわちメロディ演奏鍵音高が演奏和
音の和音構成音であるか否かが判定される。この判定に
おいては、演奏和音のタイプを表すタイプデータTYP
Eに基づく和音構成音テーブル81の参照及び同和音の
根音を表す根音データROOTに基づく前記参照結果の
変換により和音構成音が順次算出されるとともに、該算
出和音構成音と筋記第0キーコードKC(0)とが比較
される。 今、メロディ演奏音が和音゛構成音でなければ、前記ス
テップ904にて「N○」と判定され、ステップ916
にて第0キーコードKC(0)、第0音色データTO(
0)、  第O音量データVOL(0)及びキーオン信
号KONがメロディ音信号発生回路43内の第O楽音信
号形成チャンネルへ供給される。メロディ音信号発生回
g43内の第O楽音信号形成チャンネルは前記各キーオ
ン信号の到来に応答して楽音信号の形成を開始し、該楽
音信号を出力線り、  C。 Rに均等に出力する。かかる場合、前記形成出力される
各楽音信号のピッチは前記第0キーコードKC(0)に
より制御されて演奏メロディ鍵音高に設定され、同楽音
信号の音色は前記第0音色データTC(0)により制御
されてフルートの音色に設定され、また同楽音信号の音
量は前記第o音量データVOL(0)により制御されて
前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCI+
)に応じて設定される。メロディ音信号発生回路43の
各出力線り、  C,Rに出力された楽音信号は出力回
路44を介して各スピーカ45a〜45cに供給され、
同スピーカ458〜45cからは前記メロディ演奏音が
フルートの音色で発音される。 前記ステップ916の処理後、ステップ918にて拍カ
ウントデータBTCNTがrOJに初期設定され、ステ
ップ920にて該モード別キーオンルーチンにD7KO
Nの処理が終了する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD7
CLKが読み出されると、該ルーチン肋7CLKの実行
は第11B図のステップ930にて開始され、ステップ
932にて増加分データIIPが「−1」であるか否か
が判定される。この増加分データは後述するステップ9
10(モード別キーオンルーチンMO7KON)にて「
−1」に設定されるもので通常はrOJであるので、こ
の場合、前記ステップ932にて「NO」と判定され、
ステップ942の処理後、メロディ演奏音に関する処理
はなされないで、ステップ944にて該モード別クロッ
クルーチンMD7CLKの実行が終了する。 なお、ス
テップ942の処理(第1〜第3付加音の処理)につい
ては後述する。 また、前記押鍵されたメロディ鍵が離鍵されると、該離
鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベントルー
チン)にてモード別キーオフルーチンHD7KOFが読
み出し実行されて、該ルーチンMD7KOFの実行が第
11C図のステップ950にて開始され、ステップ95
2にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第3楽音
信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出
力される。これにより、現在まで発生中であったメロデ
ィ演奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜
45Cからは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停
止される。前記ステップ952の処理後、ステップ95
4にて増加分データUPが「0」に初期設定され、ステ
ップ956にて該モード別キーオフルーチンMD7KO
Fの実行が終了する。 その結果、演奏和音の和音構成音でない音がメロディ演
奏音である場合には、メロディ演奏音はメロディ鍵の演
奏通りに発音される。 一方、メロディ演奏音が和音演奏音であった場合には、
前記ステップ904(モード別キーオンルーチンHD7
KON)にて「YES」と判定され、ステップ906に
てコードトーンフラグCIIDNTが反転される。すな
わち、コードトーンフラグCHDNTが以前11111
であったときには11011に変更され、同フラグCH
DNTが以前11011であったときには1”に変更さ
れる。かかる場合、前記反転の結果、コードトーンフラ
グCIIDNTが”0”になると、ステップ908にて
rNOJと判定され、プログラムはステップ916に進
められて、前記メロディ演奏音が和音構成音でない場合
と同様な処理がされる。 その結果、メロディ演奏音が和音構成音であっても、コ
ードトーンフラグCHD N TがII OIIであれ
ば、メロディ演奏音はメロディ鍵の演奏通りに発音制御
される。 また、メロディ演奏音が和音構成音であり、かつ前記ス
テップ906の反転III御によってコードトーンフラ
グCHDNTがIr 1′Iになった場合には、ステッ
プ908におけるrYESJとの判定の基に、ステップ
910にて増加分データUPが「−1」に設定され、ス
テップ912に′て第OキーコードKC(0)に前記増
加分データUPを加算したキーコードKC(0)−1、
第o音色データTC(0)、第O音量データVOL(0
)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回路4
3の第O楽音信号形成チャンネルへ出力される。これに
より、第O楽音信号形成チャンネルはメロディ演奏音信
号を形成するとともに、該信号を出力回路44を介して
スピーカ45a〜45Cに供給するので、同スピーカ4
5a〜45cからは前記メロディ音信号に対応したメロ
ディ音が発音されるが、該メロディ音の音高は、第11
E図に示すように、前記増加分データUP(dだけメロ
ディ演奏鍵音高からずれてメロディ演奏鍵音高より半音
低くなる。 前記ステップ912の処理後、ステップ91.4にて遅
延カウントデータDLYCNTがrOJに初期設定され
て、 前記と同様のステップ918の処理後、ステップ
920にて該モード別キーオンルーチンMl)7KON
の実行が終了する。 かかる場合には、前述モード別クロックルーチンMDI
CI、にの実行時に、ステップ932にてrYES」す
なわち増加分データUPが「−1」であると判定されて
、ステップ934.936の処理が実行される。ステッ
プ934においては遅延カウントデータDLYCNTに
「1」が加算され、ステップ936においては該カウン
トデータDLYCNTが「2」になったか否かが判定さ
れる。この場合、遅延カウントデータDLYCNTが「
2」になるまでは、ステップ936にてrNOJ と判
定され、プログラムはステップ942以降に進められる
ので、前記半音紙いメロディ音が発音され続ける。 かかる状態で、メロディ鍵の押鍵から少なくとも16分
音符長分程度時間が経過して、ステップ934の処理に
よる遅延カウントデータDLYCNTの更新の結果、同
データDLYCNTがr2Jになると、ステップ936
における「YESJとの判定の基に、ステップ938に
て増加分データUPがrOJに設定されて、ステップ9
40にて第0楽音信号形成チャンネルへメロディ演奏鍵
を表す第0キーコードにC(0)が出力される。これに
より、第0楽音信号形成チャンネルはメロディ鍵音高の
ピッチのみをメロディ演奏鍵音高に変更させるので、ス
ピーカ45a−45cからは、mllE図に示すように
、メロディ鍵音高に変更されたメロディ音が発音される
ようになる。そして、その後においては、前記ステップ
938の処理により増加分データIIPがrOJに戻さ
れているので、前述した場合と同様に、メロディ演奏鍵
音高のメロディ音が発音され続けることになる。また、
該メロディ鍵が離鍵された場合も、前記モード別キーオ
フルーチン!’Iり710Fの処理により、前述した場
合と同様にメロディ鍵の離鍵に応答してメロディ演奏音
の発音が停止される。 また、この第7ソロスタイルプレイモードにおいては、
ステップ918(モード別キーオンルーチンMO7KO
N)の処理によって拍カウントデータBTCNTがメロ
ディ鍵の押鍵時に「0」に初期設定され、モード別クロ
ックルーチンMD7CIJにて上記$6ソロスタイルプ
レイモードのモード別クロンクルーチンMD6CLKの
処理が実行され、かつ第11D図のモード別和音変化ル
ーチンMD7C)IGにて第6ソロスタイルプレイモー
ドのモード別和音変化ルーチンMD6C1lGが実行さ
れる。これにより、このモードでも、上記第6ソロスタ
イルプレイモードの場合と同様に、メロディ演奏鍵が少
なくとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に
対して第1〜ff13の付加音が所定のパターンに従っ
て付与される。しかし、この場合のパターンは第11F
図に示されたものとなる。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第7ソロス
タイルプレイモードにおいては、第6ソロスタイルプレ
イモードの場合に加えて、メロディ演奏音が和音構成音
である場合に、コードノートフラグCHDNTの反転制
御により1回おきに、メロディ演奏音のピッチが変更制
御され、 「ひつこさ」がなく、かつ「こぶし」の効い
た豊かな演奏音楽が得られる。 なお、この第7ソロスタイルプレイモードにおいてはピ
ッチの変更制御時間を押鍵から16音符長程度行うよう
にしたが、該変更制御時間を16分音符長以外の値にし
てもよい。また、かかるピッチの変更制御時間をマニア
ル操作、自動リズムのテンポ等に応じて変化させるよう
にしてもよい。 また、同モードにおいても、上記第6ソロスタイルプレ
イモードの場合と同様に、付加音の数を「3」以外の数
より多くしてもよいし、少なくしてもよい。また、付加
音の発音パターンを複数種IJJ1rlけて選択可能に
してもよいし、各付加音毎に発音パターンを異ならせる
ようにしてもよい。 8ソロスタイルプレイモー 第8ソロスタイルプレイモード(MD= 8 )は通常
時にはメロディ演奏音に対してオクターブ関係系にある
第1付加音が付与されるとともに、メロディ演奏鍵が所
定音符長以上押鍵され続けたとき所定タイミング毎に第
1〜第3付加音を伴奏音としてメロディ演奏音に対して
付与するもので、リズム種類が「ロックンロール1」の
ときに指定されるものであると同時に、伴奏フラグAB
Cは1”に設定され、かつ自動リズムは動作状態(RU
N=−1)に設定される。また、このモードにおいては
、第0〜第3楽音信号形成チャンネルが鍵盤10におけ
る押鍵音及び付加音のために利用され、かつ該各チャン
ネルに関する音色データTC(0)〜TC(3)はピア
ノの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押w1#イベントルーチン)にてモード別キー
オンルーチンMD8KONが読み出されると、該ルーチ
ンMO8KONは第12A図のステップ1000にて開
始され、ステップ1002にて拍カウントデータBTC
NTが「0」に初期設定され、ステップ10o4にてメ
ロディ音信号発生回路43の第1〜第3楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号にOFが出力される。その結果
、前記第1〜第3楽音信号形成チャンネルは例え楽音信
号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止するので
、同第1〜第3楽音信号形成チャンネルの全てが初期設
定される。次に、ステップ1006にて第1付加音に関
する第1キーコードKC(1)がメロディ演奏音より1
オクターブ高い音高を表すキーコードKC(0)+12
に設定されるとともに、同付加音に関する第1音量デー
タVOL(1)がメロディ演奏音の音量を表す第1音量
データVOL(0)に設定された後、ステップ1008
にて第0及び第1キーコードKC(0)、KC(1)、
第0及び第1音色データTC(0) 、 TC(1)、
第0及び第1音量データVOL(0) 、VOL(1)
及び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生口l8
43内の第O及びml楽音信号形成チャンネルへそれぞ
れ供給され、ステップ101oにて該モード別キーオン
ルーチンMD8KONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0及び第1楽音信号
形成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して
楽音信号の形成をそれぞれり開始し、該各楽音信号を出
力線り、  C,Rに均等に出力する。かかる場合、前
記形成出力される各楽音信号のピッチは前記第0及び第
1キーコードKC(0)、KC(1)により[4されて
演奏メロディ鍵音高及び開環音高より1オクターブ高い
音高にそれぞれ設定され、同各楽音信号の音色は前記第
0及び第1音色データTC(0’) 、 TC(1)に
より制御されてピアノの音色にそれぞれ設定され、また
同各楽音信号の音量は前記第0及び第1音量データVO
L(0)により制御されて前記メロディ演奏鍵の鍵タッ
チ(タッチデータT C11)に応じてそれぞれ設定さ
れる6 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、 
 C,Hに出力された各楽音信号は出力回路44を介し
て各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ4
5a〜45cからは前記メロディ演奏音及び同演奏音よ
り1オクターブ高い第1付加音が共にピアノの音色で発
音されろう かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMl)
8CLKが読み出されると、該ルーチンMD8CIJの
実行は第12B図のステップ1020にて開始され、ス
テップ1022にて上記ステップ812(モード別クロ
ックルーチンMD6CIJ)の処理と同様にして第O楽
音信号形成チャンネルがキーオン中の楽音信号を発生し
ているか否か、すなわちメロディ鍵が押鍵中であるか否
かが判定される。 かかる場合、メロディ鍵が押鍵中であれば、ステップ1
022にてrYEsJと判定されて、上記ステップ81
4,816 (モード別クロックルーチンMD6CLK
)の処理と同様に、ステップ1024゜1026の処理
によって拍カウントデータBTCNTがメロディ演奏鍵
の押鍵時に初期設定された「0」から拍タイミング(4
分音符長)毎にrlJずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1024.1026の処理後、ステップ
1028にて前記歩進処理されている拍カウントデータ
BTCNTが2以上になったか否かが判定される。かか
る場合、前記メロディ押鍵から少なくとも1拍以上の時
間が経過していなくて拍カウントデータBTCNTが2
未満であれば、ステップ1028にてrNOJと判定さ
れて、ステップ1036にて該モード別クロックルーチ
ンMD8CLKの実行が終了する。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵されると
、該離鍵に応答して上記ステップ234(押w1#イベ
ントルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD8K
OFが読み出し実行されて、前記メロディ演奏音及び第
1付加音のI!鍵処理がなされる。すなわち、モード別
キーオフルーチンMD8KOFにおいては、第12C図
のステップ1040にてその実行が開始され、ステップ
1042にてメロディ音信号発生回路43内の第0〜第
3楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFがそれ
ぞれ出力されて、ステップ1044にて該モード別キー
オフルーチンMO8KOFの実行が終了する。その結果
、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号及び第1
付加音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜4
5cからは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止
される。そのため、メロディ鍵の押鍵時間が少なくとも
1拍未満であって拍カウントデータBTCNTが「2」
に達しないときには、メロディ演奏綿にて押鍵された鍵
に対応した演奏音と同演奏音より1オクターブ高い第1
付加音とが共にピアノの音色でメロディ鍵の演奏通りに
発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1022におけるrYESJとの判定の基に、
ステップ1024.1026の処理によって拍カウント
デーダBTCNTが「2」に達すると、ステップ102
8にてrYEsJと判定され、ステップ1030以降の
処理が実行される。 ステップ1030においては、テンポカウントデータT
CNTをr4Jで除した余り (TCNT、  MOD
、  4)が「0」であるか否かが判定される。この判
定はテンポカウントデータTCNTにより表されたタイ
ミングが8分音符のタイミングであるか否かを判定する
もので、該タイミングが8分音符のタイミングでなけれ
ば、前記ステップ1030における「NOJとの判定の
基に、第1〜第3付加音に対する楽音発生制御のための
処理がなされないで、ステップ1036にて該モード別
クロックルーチンMD8CLKの実行が終了する。 一方、テンポカウントデータTCNTにより示されたタ
イミングが8分音符のタイミングになって値(TCNT
、  MOD、  4)がrOJi、:なると、前記ス
テップ1030にてrYEsJ と判定され、ステップ
1032にて第1〜第3付加音の音高を表す第1〜第3
キーコードKC(1’)〜KC(3)がfJOキーコー
ドにC(0)により表されたメロディ演奏音高から低音
側へ向かって最初の和音構成音、次の和音構成音及び次
の次の和音構成音をそれぞれ表すキーコードKCに設定
される。かかる第1〜第3キーコードKC(1)〜KC
(3)の設定においては、上記ステップ826(モード
別クロックルーチンMD6CLX)の処理とほぼ同様に
、和音構成音テーブル81の参照と、演奏和音を表すタ
イプデータTYPE、根音データROOT及び各キーコ
ードKC(0)〜KC(2)によるデータ処理とにより
、各キーコードKC(1)〜KC(3)が抽出される。 また、同ステップ1032にて第1〜第3付加音の音量
を表す第1〜第3音量データVOL(1)〜VOL(3
)がメロディ音の音量よりも12デシベル低い値VOL
(0)−12にそれぞれ設定される。 前記ステップ1032の処理の後、ステップ1034に
て前記設定された第1〜第3キーコードKC(1)〜K
C(3)、第1〜第3音色データTC(1)〜TC(3
)、第1〜第3音量データVOL(1) 〜VOL(3
)及び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生回路
43内の第1〜第3楽音信号形成チャンネルへそれぞれ
出力されて、ステップ1036にて該モード別クロック
ルーチンにD8CLKの実行が終了する。その結果、第
1〜113楽音信号形成チャンネルは前記各キーオン信
号の到来に応答して第1〜第3付加音信号の形成を開始
して、前記各制御データKC(1)〜KC(3)、  
TC(1) 〜TC(3)、  VOL(1) 〜VO
L(3)i、:応じた第1〜第3付加音信号を出力回路
44を介してスピーカ45a〜45cに出力するので、
同スピーカ45a〜45cからは、前記メロディ演奏音
より低い3個の和音構成音が、第1〜第3付加音として
、ピアノの音色でかつメロディ演奏音より12デシベル
低い音量で同時に発音される。 そして、かかるステップ1032.1034の処理は、
メロディ鍵が押鍵されている限り、8分音符のタイミン
グ毎に実行されるので、前記第1〜第3の付加音はメロ
ディ演奏音のバックとして8分音符毎に発音されること
になる。 かかる第1〜第3付加音の発音中、メロディ鍵がMWさ
れると、前述のように、モード別キーオフルーチンにに
8KOFのステップ1o42にてメロディ音信号発生回
路43内の第O−第3楽音信号形成チャンネルにおける
全ての楽音信号の形成出力が停止制御されるので、かか
る場合にはメロディ演奏音と共に第1〜第3付加音の発
音も停止する。 さらに、鍵盤1oにおける和音押鍵に応答して上記ステ
ップ218(押I!鍵イベントルーチン)にてモード別
和音変化ルーチンMD8C1lGが読み出されると、該
ル−チンMD8CHGは第12D図のステップ1050
にて開始され、ステップ1052.1054の処理がな
されて、ステップ1056にて該ルーチンにD8C1(
Gの実行が終了する。かかる場合。 ステップ1052においては前記ステップ1032の処
理と同様にして演奏和音の変更に伴うml〜第3キーコ
ードKC(1)〜にC(3)の更新処理がなされ、ステ
ップ1054においては該更新された第1−第3キーコ
ードKC(1)〜KC(3)がメロディ音信号発生回路
43内のfJ1〜第1〜音信号形成チャンネルへ出力さ
れる。これにより、第1〜第3楽音信号形成チャンネル
は第1〜第3付加音信号を発生中であれば第1〜第3付
加音信号の音高を前記出力された第1〜第3キーコード
KC(1)〜KC(3)に対応して変更するので、スピ
ーカ45a〜45Cから発音される第1〜第3付加音は
前記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第8ソロス
タイルプレイモードにおいては、通常時にはメロディ演
奏音に対して1オクターブ高い第1付加音が付与される
とともに、メロディ演奏鍵が少なくとも1拍以上押鍵さ
れ続けると、11す記1オクターブ高い第1付加音に換
えてメロディ演奏αに対して同演奏音より低い複数の和
音構成音が8分音符のタイミング毎に付与されるので、
メロディ演奏が単調であっても全体の演奏音楽は豊かな
ものになる。また、かかる付加音はピアノの音色でメロ
ディ演奏音より若干低い音量で発音され。 例えばロックフロール風の音楽が得られる。 なお、この第8ソロスタイルプレイモードにおいては8
分音符毎に付与される付加音の数をr3Jにし、かつメ
ロディ演奏音とオクターブ関係にある付加音の数を「1
」にしたが、これら各付加音の数をこれらより多くする
ことも可能であるし、少なくすることも可能である。 9ソロスタ ルプレイモード 第9ソロスタイルプレイモード(MO= 9 )は、鍵
盤10にて予め決めた演奏パターンでメロディ演奏がな
された場合に、該パターンに従ったグリッサンド演奏音
を付加音としてメロディ演奏音に付与するもので、リズ
ム種類が「ロックンロール2」 (前記第9ソロスタイ
ルプレイモードとは異なる)のときに指定されるもので
あると同時に。 自動リズムは動作状態に設定される。また、このモード
においては、第0〜第6楽音信号形成チャンネルが鍵盤
10における押鍵音及び付加音のために利用され、かつ
該各チャンネルに関する音色データTC(0)〜TC(
6)はピアノの音色を表すデータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押ii#イベントルーチン)にてモード別キー
オンルーチンM09KONが読み出されると、該ルーチ
ンMD9KONは第13A図のステップ1100にて開
始され、ステップ1102にてグリンサンドモードデー
タGLSMDが「0」であるか否かが判定される。この
グリッサンドモードデータGLSMDは「○」によりグ
リッサンド演奏効果を付与しないことを表し、 「1」
により白鍵のみによるグリッサンド演奏効果を付与する
ことを表し、 「2」により黒鍵のみによるグリッサン
ド演奏効果を付グ、することを表し、かつ[3」により
白黒鍵によるグリンサンド演奏効果を付与することを表
すものである。そして、航記グリッサンドモードデータ
G1.SWDが「0」であれば、前記ステップ1102
にてrYEsJ と判定されて、プログラムがステップ
1108へ進められる。また、前記グリッサンドモード
データGLSMDが「1」〜「3」であってrOJなけ
れば、前記ステップ1102におけるrYEsjとの判
定の基に、ステップ1104にて同データGLSMDが
rOJに初期設定された後、ステップ1106にてメロ
ディ音13号発生回路43の第1〜第6楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力される。 その結果、前記第1〜第6楽音信号形成チャンネルは例
え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止
するので、同第1〜fi6楽音信号形成チャンネルが全
て初期設定される。かかる楽音信号形成チャンネルの初
期設定により、後述するように第1〜第6楽音信号形成
チャンネルにおけるグリッサンド演奏効果が付与されて
いる状態でも、メロディ鍵が新たに押鍵された場合には
、該グリッサンド演奏音の発生が停止制御される。 次に、ステップ110sにrmoキー=:+−ドKC(
0)、第0音色データTC(0)、第Of!データVO
L(0)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発生
回路43内の第0楽音信号形成チャンネルへ供給される
。これにより、メロディ音信号発生回路43内の第O楽
音信号形成チャンネルは前記キーオン信号KONの到来
に応答して楽音信号の形成を開始し、該楽音信号を出力
線り、  C,Rに均等に出力する。 かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピッチは
前記第0キーコードKC(0)により制御されて演奏メ
ロディ鍵音高に設定され、同楽音信号の音色は前記第0
音色データTC((1)により制御されてピアノの音色
に設定され、また同楽音信号の音量は前記第0音量デー
タVOL(0)により制御されて前記メロディ演奏鍵の
鍵タッチ(タッチデータTCH)に応じて設定される。 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C,H
に出力された各楽音信号は出力回路44を介して各スピ
ーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜4
5cからは前記メロディ演奏音がピアノの音色で発音さ
れる。 前記ステップ1108の処理後、ステップ1110にて
!3グリッサンドチェックデータGLSCIIK3が第
2グリツサンドチヤンネルデータGLSCIIK2に更
新され、  ff12グリツサンドチエツクデータGL
SC11に2が951グリツサンドチヤンネルデータG
LSCHKIに更新され、かつ第1グリツサンドチヤン
ネルデータGLSCIIKIが第0キーコードKC(0
)に更新されて1、ステップ1112にて該モード別キ
ーオンルーチンMO9KONの実行が終了する。なお、
第1〜第3グリツサンドチエツクデータGLSCHKI
−GLSCHK3は、この順に、現在から過去に遡って
鍵盤10にて順次押鍵された鍵の鍵音高を表すものであ
る。 一方、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵されると、
該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベント
ルーチン)にてモード別キーオフルーチンHD9KOF
が読み出し実行されて、前記メロディ演奏音の離鍵処理
がなされる。 すなわち、モード別キーオフルーチンM
D9KOFにおいては、第13B図のステップ1120
にてその実行が開始され、ステップ1122にてメロデ
ィ音信号発生回路43内の第O楽音信号形成チャンネル
へキーオフ信号KOFが出力されて、ステップ1124
にて該モード別キーオフルーチンMD9KOFの実行が
終了する。その結果、現在まで発生中であったメロディ
演奏音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a〜4
5cからは前記メロディ演奏音信号に対応した楽音の発
音が停止される。これにより、メロディ演奏音はピアノ
の音色でメロディ鍵の演奏通りに発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD9
CLKが読み出されると、該ルーチンMD9CLKの実
行はf313C図のステップ1130にて開始され、ス
テップ1132にてテンポカウントデータTCNTが偶
数値を示しているか否かが判定される。かかる場合、テ
ンポカウントデータTCNTが偶数値を示していれば、
前記ステップ1132におけるrYESJとの判定の基
に、ステップ1134〜1154からなるメロディ演奏
パターンの検出ルーチンの処理が実行され、同データT
CNTが偶数値を示していなければ、前記ステップ11
32における「N○」との判定の基に、プログラムは直
接ステップ1]、56へ進められる。一方、このモード
別クロックルーチンMD9CLKの実行は32分音符毎
に実行されるので、前記メロディ演奏パターンの検出ル
ーチンの処理は16分音符毎に行われることになる。 かかるメロディ演奏パターンの検出ルーチンにおいては
、まずステップ1134〜1138の第1〜第3グリツ
サンドチエツクデータGLSCHKI〜GLSCI(K
3に基づく各判定処理により、 「隣接する3個の白鍵
が音高層に連続して演奏されたか否か」、「隣接する3
個の黒鍵が音高層に連続して演奏されたか否か」及び「
隣接する3個の白黒綿が音高層に連続して演奏されたか
否か」がそれぞれ判定され、該各判定結果がそれぞれr
YEsJであればグリッサンドモードデータGLSMD
がそれぞれ「1」〜「3」に設定される。また、前記ス
テップ1134〜1138の全ての判定結果が「N○」
であれば、プログラムはステップ1154へ進められる
。 前記ステップ1134〜1144の処理後、ステップ1
146にて前記第1〜第3グリツサンドチエツクデータ
GLSC)IKI〜GLSCHK3に基づき前記3個の
演奏メロディ音の音高層が低音順(低音から高音へ向か
う)か高音順(高音から低音に向かう)かが判定され、
低音順であれば同ステップ1146におけるrYESJ
との判定の基にステップ1148にて上昇モードフラグ
UPMDが”1″に設定され、また高音順であれば同ス
テップ1146におけるrNOJ との判定の基にステ
ップ1150にて上昇モードワラグIIPMOが”OI
+に設定される。 かかるステップ114.8.1150の処理後、ステッ
プ1152にて第1キーコードKC(0)が第1キーコ
ードKC(0)に設定されるとともに、最終チャンネル
データLSTCIIがrOJに初期設定される。なお、
この最終チャンネルデータLSTCHは前回のグリッサ
ンド音の発音楽音信号形成チャンネルの番号を示すもの
で、グリッサンド音の発音時には「1」〜「6」に渡っ
て変化する。かかるグリツサンドモードデータGLSM
Dの設定後、ステップ1154にて@1〜第3グリッサ
ンドチェックデータGLSCIIK1−GLSCHK3
がクリアされ、プログラムはステップ1156〜119
2からなるグリツサンド音の形成ルーチンへ進められる
。また、前記ステップ1134〜1138からなるメロ
ディ演奏パターンの検出のための判定処理において、前
記全てのステップ1134〜1138にてそれぞれrN
OJと判定された場合にも、前記ステップ1154の処
理により第1〜fJ3グリツサンドチエツクデータGL
SCIIKI−GLSCHK3がクリアされるので、す
なわち同データGLSCHKI〜GLSCHK3は前記
ステップ1134〜1138の判定処理が実行される1
6分音符毎にクリアされるので、前記グリッサンドモー
ドデータGLSMDの「1」〜「3」への設定は16分
音符以内に3つの鍵が押鍵されたときにのみ行われる。 次に、グリッサンド音の形成ルーチンの処理について説
明すると、まずステップ1156〜1166の処理によ
り前記設定グリッサンドモードデータGLSMD及び上
昇モードフラグUPにDに基づきグリッサンドパターン
が決定され、ステップ1168〜1178の処理により
グリッサンド音の音高が決定される。 ■グリッサンドモードデータGLSMD及び上昇モード
フラグUPMDがそれぞれ「1」、1”であれば。 ステップ1156.1162における各rYEsJとの
判定の基に、ステップ1168にて最終チャンネルデー
タLSTC!+により指定されるキーコードKC(LS
TCH)より高音側であって隣接する白鍵を表すキーコ
ードKCが算出され、Pi算出キーコードKCが一時記
憶キーコードTKCとしで記憶される。 ■グリソサンドモードデータGLSにD及び上昇モード
フラグ[IPMDがそれぞれ「1」及び”0″であれば
、ステップ1156.1162における各rYESJr
NOJとの判定の基に、ステップ1170にて最終チャ
ンネルデータLSTC)Iにより指定されるキーコード
KC(LSTCI+)より低音側であって隣接する白鍵
を表すキーコードKCが算出され、該算出キーコードK
Cが一時記憶キーコードTKCとして記憶される。 ■グリッサンドモードデータGLSMD及び上昇モード
フラグUPMDがそれぞれr2J、1”であれば、ステ
ップ1158.1164における各rYESJとの判定
の基に、ステップ1172にて最終チャンネルデータL
STCI(により指定されるキーコードKC(LSTC
H)より高音側であって隣接する黒鍵を表すキーコード
KCが算出され、該算出キーコードKCが一時記憶キー
コードTKOとして記憶される。 ■グリッサンドモードデータGLSにD及び上昇モード
フラグIJPMDがそれぞれ「2」及び0”であれば、
ステップ1158.1164における各rYEs」「N
○」との判定の基に、ステップ1174にて最終チャン
ネルデータLSTCHにより指定されるキーコードKC
(LSTC)I)より低音側であって隣接する黒鍵を表
すキーコードKCが算出され、該算出キーコードKCが
一時記憶キーコードTKOとして記憶される。 ■グリッサンドモードデータGLSMD及び上昇モード
フラグUPMDがそれぞれ「3」、′1”であれば。 ステップ1160.1166における各rYEsJとの
判定の基に、ステップ1176にて最終チャンネルデー
タLSTCHにより指定されるキーコードKC(LST
CH)より高音側であって隣接する白鍵又は黒鍵を表す
キーコードKCが算出され、該算出キーコードKCが一
時記憶キーコードTKCとして記憶される。 ■グリッサンドモードデータGLSにD及び上昇モード
フラグUPMDがそれぞれr3J及び71011であれ
ば、ステップ1160.1166における各rYEsJ
rNOJとの判定の基に、ステップ1178にて最終チ
ャンネルデータLSTCHにより指定されるキーコード
KC(LSTCH)より低音側であって隣接する白鍵又
は黒鍵を表すキーコードKCが算出され、該算出キーコ
ードKCが一時記憶キーコードTKCとして記憶される
。 かかるステップ1168〜1178の処理後。 ステップ1180にて前記−時記憶キーコードTKCが
「24」〜r120Jの範囲内にあるか否かが判定され
る。なお、これらの値r24」、  r120」は鍵盤
10の#!域を越えたキーコードにCを示しているが、
該グリッサンド音の最低音と最高音に対応したキーコー
ドKCをそれぞれ表すものである。かかる場合、−時記
憶キーコードTKCが前記範囲内内にあれば、ステップ
1180における「YESJとの判定の基に、ステップ
1182にて最終チャンネルデータLSTCI+(1!
が「1」だけ歩進される。そして、該歩進された最終チ
ャンネルデータLSTCH値が「6」を越えると、ステ
ップ1184におけるrYESJとの判定の基にステッ
プ1186にて同データLSTC)IがrlJに初期設
定され、それ以外の場合には、ステップ1184におけ
る「NOJとの判定の基にプログラムはステップ118
8に進められるので、該最終チャンネルデータL S 
TCIIは前記ステップ1182〜1186の処理によ
り「1」〜「6」の間で繰り返し歩進されることになる
。 次に、ステップ1188にて前記歩進された最終チャン
ネルデータLSTCHにより指定される第LSTC11
番目のキーコードKC(LSTCll)、音色データT
C(LSTCll)及び音量データVOL (LSTC
H)がそれぞれ前記−時記憶キーコードTKC1第0音
色データTC(0)及び第O音量データVOL(0)に
設定され、ステップ119oにて該設定サレタ各データ
KC(LSTCll)、  TC(LSTCH)、  
VOL(LSTC)!l&びキーオン信号KONがメロ
ディ音信号発生回路43内の第LSTC)1番目の楽音
信号形成チャンネルへ出力され、ステップ1194にて
該モード別クロックルーチンMD9CIJの実行が終了
する。これにより、第LSTCH番目の楽音信号形成チ
ャンネルは前記各データKC(LSTCll)、  T
C(LSTCH)。 VOL(LSTCH)に応じた楽音信号を形成して出力
回路44を介してスピーカ45a〜45cに供給するの
で、同スピーカ45a〜45cからはキーコードKC(
LSTC旧により指定された音高の付加音がピアノの音
色でかつメロディ音と同一音量で発音される6 また、このモード別クロックルーチンMD9CLKの処
理が再び実行されると、ステップ1156〜1178の
処理により、グリッサンドモードデータGLSMD及び
上昇モードフラグ[IPMDに基づき、前記発音付加音
高を表すキーコードKC(LSTCll)より高音側又
は低音側であって隣接する白鍵又は黒鍵を表すキーコー
ドKCが算出されるとともに、ステップ1182〜11
90の処理により該算出キーコードKCに対応した音高
の楽音信号が歩進された最終チャンネルデータLSTC
Hにより指定される楽音信号形成チャンネルにて形成出
力され、該楽音信号に対応した楽音がスピーカ45a〜
45cから発音される。そして、該モード別クロックル
ーチンMD9CLKは32分音符毎に実行されるので、
演奏メロディ音から高音側又は低音側へ白鍵毎、黒鍵毎
又は白黒鍵毎に順次変化する付加音が32音符毎に光音
され、メロディ演奏音の発音終了後に以前のメロディ演
奏パターンに追従したグリツサンド演奏音が得られる。 なお、かかるグリッサンド演奏音はメロディ鍵の離鍵に
関係なく発音され続ける。 かかるグリッサンド演奏中、−時記憶キーコードTKC
の更新により、同キーコードTKCが「24」未満にな
り、またはr120Jを越えると、前記ステップ118
0にてrNOJ と判定され、ステ・ツブ1192にて
グリッサンドモードデータGLSMDが「0」に初期設
定された後、ステップ1194にて該モード別クロック
ルーチンMD9CLKの実行が終了する。その結果、以
降、前記ステップ1156〜1160の全ての判定処理
にて「NO」と判定されて、プログラムが直接ステップ
1194に進められるので、グリッサンド演奏音の発音
が停止する。また、メロディ鍵の押鍵パターンが前記ス
テップ1134〜1138の条件に適合しない場合にも
、グリッサンドモードデータは「0」に維持されている
ので、グリッサンド演奏音が得られる。ことはない。 また、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン)
にてモード別和音変化ルーチンMD9C)IGが読み出
されると、該ルーチンMD9C)IGの実行はだい13
D図のステップ1196にて開始されるが、ステップ1
198にて該ルーチンMD9CIIGの実行が終了され
るので、該ルーチンM D 9 C11Gにおいては実
質的な処理がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第9ソロス
タイルプレイモードにおいては、隣接する3個の白鍵、
黒鍵又は白黒線を16分音符長以内に連続して押鍵する
のみで、該押鍵パターンに応じたグリッサンド演奏が自
動的になされ、初心者でも簡単にグリッサンド演奏が楽
しめる。また、該グリッサンド音による演奏音楽により
、ロックフロール風の演奏音楽が楽しめる。 なお、前記第9ソロスタイルプレイモードにおいては、
前記ステップ1132(モード別クロックルーチンMD
9CLl[)の処理により、テンポカウントデータTC
NTが偶数になったタイミングから次に偶数になるタイ
ミングまでの16分音符間のメロディ演奏パターンを検
出するようにしたが、前記タイミングとは無関係に16
分音符以内の複数鍵の押鍵パターンを検出するようにし
てもよい。また、前記16分音符に対応した時間を他の
値に設定したり、該時間をマニアル操作により、または
自動リズムのテンポに連動して変化させるようにしても
よい。 また、同モードにおいては付加音としてのグリッサンド
演奏の発音間隔を32分音符長に対応させるようにした
が、該間隔を他の音符長に対応させるようにしてもよい
。また、該間隔を種々選択できるようにしてもよい。 さらに、同モードにおいては、付加音としてのグリッサ
ンド音を常に各スピーカ45a〜45cから均等に発音
させるようにしたが、メロディ音信号発生回路43内の
各楽音信号形成チャンネル毎にパン制御を行うことによ
り、グリンサンド音の音像を移動させるようにすること
もできる。 1 ソロスタイルプレイモード 第10ソロスタイルプレイモード(MD=10)は、メ
ロディ演奏環が所定音符長以上押鍵され続けたとき、所
定のパターンでメロディ演奏音に対して同演奏音及び和
音構成音を分散和音的に付加するもので、リズム種類が
「ファンク」のときに指定されるものであると同時に、
伴奏フラグABCは”1”に設定され、かつ自動リズム
は動作状態(RIJN=−1)に設定される。また、こ
のモードにおいては、第O〜第4楽音信号形成チャンネ
ルが鍵盤10における押鍵音及び付加音のために利用さ
れ、かつ第Oチャンネルに関する第0音色データTC(
0)はソプラノサックの音色を表すデータ値に設定され
るとともに、第1〜第4チヤンネルに関する第1〜第4
音色データTC(1)〜TC(4)はトランペットの音
色を表すデータ値に設定される。また、ソロスタイルプ
レイ制御データテーブル90のパターンデータ記憶部9
5には第14E図に示す音符列にそれぞれ対応した1小
節分のパターンデータが第1〜第4チヤンネル毎に2種
類記憶されており、該パターンデータはモードデータに
D値(=10)及び小節データBAR(=0. 1)に
より指定されるとともに、アドレスデータADRS(=
O〜31)により指定される各アドレスには各チャンネ
ル毎に発音開始を表すキーオンイベントデータ、発音停
止を表すキーオフイベントデータ及び何も処理しないこ
とを表すノーオペレーションデータのいずれかが記憶さ
れている。 #盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押glH!イベントルーチン)にてモード別キ
ーオンルーチンM[10KONが読み出されると、該ル
ーチンMDIOKONは第14A図のステップ1200
にて開始され、ステップ1202にて拍カウントデータ
BTCNTが「0」に初期設定され、ステップ1204
にてメロディ音信号発生回路43の第1〜第4楽音信号
形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出力される。そ
の結果、前記第1〜第4楽音信号形成チャンネルは例え
楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止す
るので、同第1〜第4楽音信号形成チャンネルが全て初
期設定される。次に、ステップ1206にて10キーコ
ードにC(0)、第0音量データTC(0)、第0音量
データVOL(0)及びキーオン信号KONがメロディ
音信号発生回路43内の第O楽音信号形成チャンネルへ
供給される。 メロディ音信号発生回路43内のmO楽音信号形成チャ
ンネルは前記キーオン信号の到来に応答して楽音信号の
形成を開始し、該楽音信号を出力線り、  C,Rに均
等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各楽音
信号のピッチは前記第0キーコードKC(0)により制
御されて演奏メロディ鍵音高にそれぞれ設定され、同楽
音信号の音色は前記第0音量データTC(0)により制
御されてソプラノサックスの音色にそれぞれ設定され、
また同楽音信号の音量は前記第0音量データVOL(0
)により制御されて前記メロディ演奏域の鍵タッチ(タ
ッチデータTCH)に応じて設定される。メロディ音信
号発生回路43の各出力線り、  C,Rに出力された
楽音信号は出力回路44を介して各スピーカ458〜4
5cに供給され、同スピーカ45a〜45Cからは前記
メロディ演奏音がソプラノサックスの音色で発音される
。 前記ステップ1206の処理後、ステップ1208にて
第1付加音の音高を表す第1キーコードKC(1)がメ
ロディ演奏音高を表す値にC(0)に設定され、第2付
加音の音高を表す第2キーコードKC(2)が第1キー
コードKC(1)により表された音高から高音側へ向か
って最初の和音構成音に設定され、第3付加音の音高を
表す第3キーコードIC(3)が第1キーコードKC(
1)により表された音高から低音側へ向かって最初の和
音構成音に設定され、かつ第4付加音の音高を表す第4
キーコードKC(4)が第3キーコードKC(3)によ
り表された音高からさらに低音側へ向かって最初の和音
構成音に設定される。 かかる!2〜第4キーコードl:c(2)〜KC(4)
の設定においては、タイプデータTYPEに基づく和音
構成音テーブル81の参照及び根音データROOTに基
づく前記参照結果の変換により求めた各構成音の中から
、第1及び第3キーコードKC(1)、KC:(3)に
応じたサーチ処理によりなされる。また、前記ステップ
1208の処理後、ステップ1210にて第1〜第4付
加音の音量を表す第1〜第4音量データVOL(1)〜
VOL(4)がメロディ音の音量よりも20デシベル低
い値VOL(0)−20に設定され、ステップ1212
にて該モード別キーオンルーチンMDIOKONの実行
が終了する。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンHDI
OCLKが読み出されると、該ルーチン列06CLKの
実行はm14B図のステップ1220にて開始され、ス
テップ1222にて、上記ステップ812(モード別ク
ロックルーチンMD6CLK)の処理と同様に、第0楽
音信号形成チャンネルがキーオン中の楽音信号を発生し
ているか否か、すなわちメロディ鍵が押鍵中であるか否
かが判定される。 かかる場合、メロディ鍵が押鍵中であれば、同ステップ
1222にてrYESJと判定されて、ステップ122
4.1226の処理により、上記ステップ814,81
6(モード別クロックルーチンMD6CLK)の場合と
同様にして、拍カウントデータロTCNTが、拍タイミ
ング(4分音符長)毎に、メロディ演奏鍵の押鍵時に前
記ステップ804の処理により設定された「0」から「
1」ずつ「3」まで歩進する。 かかるステップ1224.1226の処理後。 ステップ1228.1232にて眞記歩道処理されてい
る拍カウントデータBTCNTが「2」になったか否か
、 「2」以上になったか否かがそれぞれ判゛定される
。かかる場合、前記メロディ押鍵から少なくとも1拍以
上の時間が経過していなくて拍カウントデータBTCN
Tが2未満であれば、ステップ1228.1232にて
共に「No」と判定されて、ステップ1252にて該モ
ード別クロックルーチンMDIOCLKの実行が終了す
る。 そして、前記押鍵されていたメロディ鍵が離鍵されると
、FA離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベ
ントルーチン)にてモード別キーオフルーチンMDIO
KOFが読み出し実行されて、前記離鍵されたメロディ
鍵に関するメロディ音の離礁処理がなされる。すなわち
、モード別キーオフルーナンバDIOKOFにおいては
、第14C図のステップ1260にてその実行が開始さ
れ、ステップ1262にてメロディ音信号発生回路43
内の第0〜第4楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号
KOFがそれぞれ出力されて、ステップ1264にて該
モード別キーオフルーチンMDIOKOFの実行が終了
する。 その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号
の形成が停止!制御され、スピーカ45a〜45cから
の前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。 そのため、メロディ鍵の押鍵時間が1拍未満であって、
拍カウントデータBTCNTが「2」に遠しないときに
は、メロディ演奏鍵にて押鍵された鍵に対応したソプラ
ノサックス音による演奏音のみが発音される。 一方、メロディ鍵の押鍵が少なくとも1拍以上続いて、
ステップ1222におけるrYEsJとの判定の基にス
テップ1224.1226の処理によって拍カウントデ
ータBTCNTが「2」に達すると、ステップ1228
におけるrYEsJとの判定の基にステップ1230に
てアドレスデータADR3が「0」に初期設定され、ス
テップ1232におけるrYEsJとの判定の基にステ
ップ1234以降の処理が実行される。ステップ123
4においては、ソロスタイルプレイ制御データテーブル
90内のパターンデータ記憶部95が参照され、モード
データMD(=10)及び小節データBAR(=0又は
1)により指定されるパターンであってアドレスデータ
ADR3により指定されるタイミングのパターンデータ
が!1〜第4チャンネル毎に読み出されて、ステップ1
236.1238にてそれぞれ該各パターンデータがキ
ーオンイベントデータ又はキーオフイベントデータであ
るか否かがそれぞれff11〜第4チヤンネル毎に判定
される。 今、前記読み出した1〜4チヤンネルのパターンデータ
のうち、第i (=1〜4)チャンネルに関するパター
ンデータがキーオンイベントデータであれば、ステップ
1236におけるrYESJとの判定の基に、ステップ
1240にて前記設定された第i番目のキーコードKC
(i)、音色データTC(i)、音量データVOL(i
)及びキーオンM’rKONがメロディ音信号発生回路
43内の第i番目の楽音信号形成チャンネルへ出力され
て、プログラムはステップ1244へ進められる。その
結果、第i番目の楽音信号形成チャンネルは前記キーオ
ン信号の到来に応答して第i番目の付加音信号の形成を
開始L テ、前記各データKC(i)、TC(i)、V
OL(i)ニ応じた第i番目の付加音信号を出力回路4
4を介してスピーカ45a〜45cに出力するので、同
スピーカ45a〜45cからは前記付加音信号に対応し
た付加音がトランペットの音色でかつメロディ演奏音よ
り20デシベル低い音量で発音される。 また、前記ステップ1234の処理により読み出したl
iチャンネルに関するパターンデータがキーオフイベン
トデータであれば、ステップ1236における「No」
及びステップ1238におけるrYESJ との判定の
基に、ステップ1242にて第i番目の楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号KOFが出力されて、プログラ
ムはステップ1244へ進められる。これにより、前記
第i番目の楽音信号形成チャンネルは今まで発生中の第
1番目の付加音信号の発生を停止するので、スピーカ4
5a〜45cから発音されていた前記付加音信号に対応
した第1番目の付加音の発音も停止する。さらに、前記
読み出した1〜4チヤンネルの全てのパターンデータが
ノーオペレーションを表していれば、両ステップ123
6.1238にて共にrN○」と判定され、付加音の発
音制御に関する処理がなんら実行されないで、プログラ
ムはステップ1244へ進められる。 ステップ1244においてはアドレスデータADR3が
「1」だけ歩進され、ステップ1246にて該歩進した
アドレスデータADR3が「32」に達したか否かが判
定される。かかる場合、前記アドレスデータADR5が
r32」に達しなければ、ステップ1246におけるr
NOJとの判定の基に、ステップ1252にて該モード
別クロックルーチンMDIOCLKの実行が終了する。 また、前記アドレスデータADR5が「32」に達する
と、ステップ1246におけるrYEsJとの判定の基
に、ステップ1248にてアドレスデータADR5はr
OJに初期設定され、ステップ1250にて小節データ
BARが反転(1ならば0へ、Oならば1へ)されて、
ステップ1252にて該モード別クロックルーチンMD
IOCLKの実行が終了する。かかるステップ1244
〜1250の処理により、アドレスデータADRSは3
2分音符毎に「O」〜「31」に渡って歩進制御され、
かつ小節データBARは1小節経過する毎に反転制御さ
れる。 その結果、メロディ鍵が少なくとも1拍以上押鍵され続
けている場合には、第1〜第4付加音がtJ514E図
に示された2種のパターンで1小節ずつ交互に分散和音
的に発音される。かかる第14E図の上覧の数字はチャ
ンネル番号を表している。 なお、前記ステップ1234によるパターンデータの読
み出しタイミングはアドレスデータADRSにより行わ
れ、かつ同アドレスデータADR5はメロディ鍵の少な
くとも1拍以上の押鍵が検出された時点でステップ12
30の処理により「0」に初期設定されるので、前記付
加音の発音パターンは常に最初から読み出される。 かかる付加音の発音中、メロディ鍵が離鍵されると、前
述のように、モード別キーオフルーチンMKIOKOF
のステップ1262にてメロディ音信号発生回路43内
の第0〜第4楽音信号形成チャンネルにおける全ての楽
音信号の形成出力が停止制御されるので、かかる場合に
はメロディ演奏音と共に全ての付加音の発音も停止する
。 さらに、#盤10における和音押鍵に応答して上記ステ
ップ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和
音変化ルーチンMDIOCIIGが読み出されると、該
ルーチンMDIOCFIGは第14D図のステップ12
70にて開始され、ステップ1272.1274の処理
がなされて、ステップ1276にて該ルーチンMDIO
C)IGの実行が終了する。かかる場合、ステップ12
72においては前記ステップ1208の処理と同様にし
て演奏和音の変更に伴う第2〜第4キーコードKC(2
)〜KC(4)の更新処理がなされ、ステップ1274
においては該更新された第2〜14キーコードKC(2
) 、KC(3)がメロディ音信号発生回路43内の第
2〜第4楽音信号形成チャンネルへ出力される。これに
より、m2〜jlF!4楽音信号形成チャンネルは、第
2〜第4付加音信号を発生中であれば、第2〜第4付加
音信号の音高を前記出力された第2〜第4キーコードK
C(2)〜KC(4)に対応して変更するので、スピー
カ45a〜45cから発音される第2〜第4付加音は前
記和音変更に応じて変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第10ソロ
スタイルプレイモードにおいては、メロディ演奏鍵が少
なくとも1拍以上押鍵され続けると、メロディ演奏音に
対して複数の付加音が所定のパターンに従って分散和音
的に付与されるので、メロディ演奏が単調であっても全
体の演奏音楽は豊かなものになる。また、かかる付加音
はトランペットの音色でメロディ演奏音より低い音量で
発音され、付加音の発音パターンの選定により、例えば
ファンラプラス風の音楽が得られる。 なお、この第10ソロスタイルプレイモードにおいては
付加音の数を「4」にしたが、該付加音の数をこれより
多くすることも可能であるし、少なくすることも可能で
ある。また、付加音の発音パターンを2種類交互に利用
するようにして変化をもたせたが更に多く設けてより変
化に富ますようにしてもよいし、1種類にしてメモリの
容量を減少させるようにしてもよい。 11ソロスタイルプレ モー 第11ソロスタイルプレイモード(MO=11)はメロ
ディ演奏音に対して所定の度数関係にある複数の付加音
を付加するとともに、メロディ演奏鍵が所定音符長以上
押鍵され続けたときメロディ音及び付加音の音量を時間
経過に従って変動させるようにするもので、リズム種類
が例えば「ファンファーレ」のときに指定されるもので
あると同時に、自動リズムは動作状態(RtlN=−1
)に設定される。また、このモードにおいては、第0〜
第3楽音信号形成チャンネルが#!110における押鍵
音及び付加音のために利用され、かつ第O及び第1楽音
信号形成チャンネルに関する音色データTC(0)、T
C(1)はトランペットの音色を表すデータ値に設定さ
れ、第2楽音信号形成チャンネルに関する音色データT
C(2)はホルンの音色を表すデータ値に設定され、第
3楽音信号形成チャンネルに関する音色データTC(3
)はトロンポーンの音色を表すデータ値に設定される。 #IM10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステッ
プ230(押wi鍵イベントルーチン)にてモード別キ
ーオンルーチンMDIIKONが読み出されると、Pi
ルーチンMDIIKONは第15A図のステップ130
0にて開始され、ステップ13o2にてクロックカウン
トデータCCNTが「0」に初期設定される。なお、こ
のクロックカウントデータCCNTはテンポクロック信
号子CLKをカウントするもの、すなわち32分音符毎
に歩進するものである。次に、ステップ1304にてメ
ロディ音信号発生回路43の第0〜第3楽音信号形成チ
ャンネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力される。 その結果、前記第O〜第3楽音信号形成チャンネルは例
え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止
するので、同fJo〜第3楽音信号形成チャンネルが全
て初期設定される。 かかるステップ1304の処理後、ステップ1306に
て第1及び第2付加音に関する第1及び第2キーコード
KC(1)、KC(2)がメロディ演奏音より4度低い
音高を表すキーコードKC(0)−5にそれぞれ設定さ
れるとともに、第3付加音に関する13キーコードKC
(3)がメロディ演奏音より1オクターブ低い音高を表
すキーコードKC(0)−12に設定される。 また、同ステップ1306にて、これらの第1〜第3付
加音に関する第1〜第3音量データVOL(1)〜VO
L(3)がメロディ演奏音の音量を表す第0音量データ
VOL(0)に設定される。かかる後、ステップ130
8+:て前記第0〜第3キーコードKC(0)−KC(
3)、第0〜第3音色データTC(0)〜TC(3)、
第0〜第3音量データVOL(0) −VOL(3)及
び各キーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43
内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへそれぞれ供給
され、ステップ1310にて該モード別キーオンルーチ
ンMDIIKONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第O〜第3楽音信号形
成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽
音信号の形成をそれぞれ開始し。 該各楽音信号を出力線り、  C,Hに均等に出力する
。かかる場合、前記形成出力される各楽音信号のピッチ
は前記第0〜第3キーコードにC(0)〜KC(3)に
より制御されて演奏メロディ鍵音高、開場音高より4度
低い音高及び開場音高より1オクターブ低い音高にそれ
ぞれ設定され、同各楽音信号の音色は前記第0−第3音
色データTC(0)〜TC(3)により制御されてトラ
ンペット、ホルン及びトロンポーンの音色にそれぞれ設
定され、また同各楽音信号の音量は前記第0〜第1音量
データVOL(0)〜VOL(3)によりIIJ御され
て前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCI
+)に応じてそれぞれ設定される。メロディ音信号発生
回路43の各出力線り、  C,Rに出力された各楽音
信号は出力回路44を介して各スピーカ45a〜45c
に供給され、同スピーカ45a〜45cからは前記メロ
ディ演奏音及び3個の付加音がそれぞれトランペラ+−
。 ホルン及びトロンポーンの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプロゲラA)にてモード別クロックルーチンMDI
ICLKが読み出されると、該ルーチンにDIICLK
の実行は第15B図のステップ1320にて開始され、
ステップ1322にて第0楽音信号形成チャンネルがキ
ーオン中の楽音信号を発生しているか否か、すなわちメ
ロディ鍵が押鍵中であるか否かが判定される。この判定
はワーキングメモリ63のスイッチデータ記憶部内のキ
ースイッチ状態データに基づきなされるもので、メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、ステップ1322にて「YES
Jと判定されて、ステップ1324〜1328にてクロ
ックカウントデータCCNTが「10」、「11J、 
「12〜23Jにあるか否かがそれぞれ判定される。か
かる場合、前記ステップ1302の処理により、クロッ
クカウントデータCCNTはrOJに初期設定されてい
るので、前記各ステップ1324〜1328にてそれぞ
れrNOJと判定され、ステップ1330にて該データ
CCNTに「1」が加算されて、ステップ1332にて
該モード別クロックルーチンMDIICLKの実行が終
了する。 そして、前記メロディ鍵が押鍵されている限り。 該モード別クロックルーチンMDIICLにの実行毎に
、クロックカウントデータccNfはrlJずつ大きく
なる。 かかるクロックカウントデータCCNTの歩進中、同デ
ータCCNTが「10」に達するまでは、ステップ13
24〜1328にてそれぞれ「No」と判定されて楽音
信号に関する#J′#が行われないので、メロディ鍵の
押鍵時に発音を開始したメロディ演奏音及び第1〜第3
付加音が以前の状態を維持したまま発音し続ける。これ
により、fls15E図に示すように、各楽音の音量は
押鍵時の値に維持制御される。 一方、メロディ鍵の押鍵時から32分音符にして10個
分の時間が経過してクロックカウントデータCCNTが
「10」になると、前記ステップ1324にてryEs
Jと判定され、ステップ1334にて第0音量データV
OL(0)は以前の同データVOL(0)より60デシ
ベル低い音量値の半分の値(vOt、(o)−60) 
/2に設定されるとともに、ステップ1336にて第1
〜第3音量データVOL(1) 〜VOL(3)も前記
更新された第0音量データVOL(0)値にそれぞ九段
定される。次に、ステップ1338にて前記更新した第
O〜第3音量データVOL(0) 〜VOL(3)がメ
ロディ音信号発生回路43内の第O〜第3楽音信号形成
チャンネルへそれぞれ出力されるとともに、ステップ1
340にて同メロディ音信号発生回#143へ音量補間
制御信号が出力される。その結果、第O〜第3楽音信号
形成チャンネルは以前の音量データVOL値と新たな音
量データ(VOL−60)/2値との差に応じたレート
で音量データを補間しながら各楽音信号の音量を制御し
て出力するので、該音量は連続的かつ急速に減少する。 そして、次にモード別クロックルーチンMDIICLK
が実行されると、かかる場合、りaツクカウントデータ
CCNTは「11」に達しているので、前記ズテップ1
326にてrYESJと判定され、ステップ1342に
て第0〜第3音量データVOL(0)〜VOL(3)が
絶対的な一60デシベルに対応する値にそれぞれ更新設
定される。次に、ステップ1344にて前記更新した第
O〜第3音量データVOL(0)〜VOL(3)がメロ
ディ音信号発生回路43内の第0〜第3楽音信号形成チ
ャンネルへそれぞれ出力されるとともに、ステップ13
46にて同メロディ音信号発生回路43へ音量補間制御
信号が出力される。その結果、第O〜第3楽音信号形成
チャンネルは以前の音量データ値(VOL−60) /
2と新たな音量データ値r−604との差に応じたレー
トで音量データを補間しながら楽音信号の音量を制御し
て出力するので、該音量は連続的かつ急速に減少する。 その結果、かかるステップ1324,1326゜133
4〜1346の処理により、メロディ音信号形成回路4
3にて形成されるメロディ演奏音信号及び第1〜第3付
加音信号の音量、すなわちスピーカ45a〜45cから
発音されるメロディ演奏音及びj11〜I!3付加音の
音量は、第15E図に示すように、メロディ鍵の押鍵時
点から32分音符にして10個分のタイミングと同タイ
ミングから32分音符にして2個分のタイミングとの間
にて、連続的かつ急速に一60デシベルの音量まで減少
する。 また、さらに時間が経過して、モード別クロックルーチ
ンにDIICLKが実行されると、該ルーチンHDII
CLKの実行毎にクロックカウントデータCCNTは「
11」から更に順次「1」ずつ大きくなる。そして、メ
ロディ鍵が押鍵されている限り、ステップ1322にお
けるrYESJ との判定の基に、ステップ1328に
てクロックカウントデータCCNTが「12」〜「23
」の範囲内にあるか否かが判定される。かかる場合、前
記クロックカウントデータCCNTが「12」〜「23
」の範囲内にあれば、同ステップ1328にてrYES
Jすなわち12≦CCNT≦23であるとの判定の基に
、ステップ1348 i、:て第0〜第3音量データv
OL(O)〜vOL(3)が前回の値より5デシベル高
い値VOL(0)+5にそれぞれ設定され、ステップ1
352にて前記更新した第0〜第3音量データVOI、
(0) 〜VOL(3)がメロディ音信号発生回路43
内の第0〜第3楽音信号形成チャンネルへそれぞれ出力
されるとともに、ステップ1352にて同メロディ音信
号発生回路43へ音量補間制御信号が出力される。その
結果。 第0〜第3楽音信号形成チャンネルは以前の音量データ
値VOLと新たな音量データ値vot、+sとの差に応
じたレートで音量データを補間しながら楽音信号の音量
をi制御して出力するので、Pi音量は連続的かつゆっ
くりと増加する。このような制御により、メロディ演奏
音及び付加音の音量は、第15E図に示すように、クロ
ックカウントデータCCNTの増加に従って滑らかに上
昇していく。 そして、クロックカウントデータCCNTが「24」に
達すると、ステップ1328にて「NO」と判定されて
、前記音量の変更制御が行われなくなるので、前記メロ
ディ演奏音及び第1〜第3付加音の音量上昇は停止し、
前回の音量が維持されるようになる。その結果、メロデ
ィ演奏音及び第1〜第3付加音の音量はメロディ鍵の押
鍵時から32分音符にして24個すなわち3拍が経過し
た時点から±0デシベル程度に維持され続ける。 一方、かかるクロックカウントデータCCNTの「12
」以降の歩道動作中、同データCCNTが「16」にな
ると、ステップ1356におけるrYESJとの判定の
基に、ステップ1356にて第3キーコードKC(3)
が2オクターブに相当する「24」だけ減算されて、ス
テップ1358にて該更新された第3キーコードKC(
3)、第3音色データTC(3)、第3音量データVO
L(3)及びキーオン信号KONがメロディ音信号発生
回路43内の第3楽音信号形成チャンネルへ供給される
。これにより、メロディ音信号発生回路43内の第3楽
音信号形成チャンネルは以前発生していた第3付加音信
号の発生を停止し、前記変更された第3キーコードKC
(3)により示された音高の第3付加音信号を形成出力
し始める。なお、該第3付加音信号の音色及び音量は以
前と変わらない。その結果、押鍵時から32分音符にし
て16個分の時間すなわち2拍に対応した時間が経過す
ると、トロンポーンの音色で発音されている第3付加音
の音高が2オクタ一ブ分低下して、以降、メロディ鍵が
押鍵され続けている限り、該第3付加音が以前から発音
中のメロディ演奏音、第1及び第2付加音とともに発音
し続ける。 かかる状態で、押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該Illに応答して上記ステップ234(押@鍵イ
ベントルーチン)にてモード別キーオフルーチンにDI
IKOFが読み出し実行されて、前記メロディ演奏音及
び!I!1〜第3付加音の離鍵処理がなされる。すなわ
ち、モード別キーオフルーチンMDIIKOFにおいて
は、第15C図のステップ1360にてその実行が開始
され、ステップ1362にてメロディ音信号発生口$4
3内の第O〜第3楽音信号形成チャンネルへキーオフ信
号KOFがそれぞれ出力されて、ステップ1364にて
該モード別キーオフルーチンJIDIIKOFの実行が
終了する。その結果、現在まで発生中であったメロディ
演奏音信号及び第1〜9!43付加音信号の形成が停止
制御され、スピーカ45a〜45cからは前記各楽音信
号に対応した楽音の発音が停止される。 なお、このようにメロディ鍵がm鍵されると、モード別
クロックルーチンMDIICLKのステップ1322に
て「NO」と判定され、プログラムは直接ステップ13
32に進められて前記ステップ1324〜1358から
なる音量制御処理及びクロックカウントデータCCNT
の歩進処理がなされなくなる。 また、メロディ鍵の押鍵時間が短くてクロックカウント
データCCNTが「24」に達する前に、押鍵中のメロ
ディ鍵が離鍵された場合にも、前記と同様なモード別キ
ーオフルーチンMDIIKOFの処理が実行されて、発
音中のメロディ演奏音及び第1〜@3付加音の発音が停
止する6 さらに、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン
)にてモード別和音変化ルーチンMDIICHGが読み
出されると、該ルーチンMDIIC)IGは第15D図
のステップ1370にて開始されるが、ステップ137
2にて該ルーチンMDIICI(Gの実行が終了される
ので、該ルーチンMDIICHGにおいては実質的な処
理がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第11ソロ
スタイルプレイモードにおいては、 トランペット音色
で発音されるメロディ演奏音に対して、4度下であって
トランペットの音色を有する第1付加音と、4度下であ
ってホルンの音色を有する第2付加音と、1オクターブ
低くてトロンポーンの音色を有する第3付加音とがそれ
ぞれ付加され、該メロディ演奏音及び第1〜第3付加音
の音量が時間経過にしたがって第15E図に示す特性に
従って変化するとともに、メロディ鍵の押鍵時から2拍
が経過した時点で前記W3付加音が2オクタ一ブ分ダウ
ンされる。その結果、該ソロスタイルプレイモードにお
いては、メロディ鍵を単音演奏するのみで、ファンファ
ーレ風の演奏音楽が得られる。 なお、この第11ソロスタイルプレイモードにおいては
、付加音の数を「3」個にし、かつ音量変化を第15E
図の特性に従わせるようにしたが、かかる付加音の数は
適宜変更し得るものであると同時に、前記音量変化特性
も適宜変更し得るものである。 12ソロスタイルプレイモード 第12ソロスタイルプレイモード(MD=12)は、あ
る区間のメロディ演奏音に対して他の以前に演奏された
メロディ演奏音を重ねて付加音として発音させるカノン
演奏するものにおいて、該重ねる演奏音を現演奏和音と
他の以前に演奏された和音との関係で音程変換するとと
もに、さらに複数の和音構成音を付加音として発音させ
るもので、リズム種類が例えば「ビッグバンド」のとき
に指定されるものであると同時に、伴奏フラグABCは
1″に設定され、かつ自動リズムも動作状態(RUN=
−1)に設定される。また、このモードにおいては、I
JO〜第5楽音信号形成チャンネルが鍵盤10における
押鍵音及び付加音のために利用され、かつ第O楽音信号
形成チャンネルに関する音色データ丁C(0)はトラン
ペットの音色を表すデータ値に設定され、第1楽音信号
形成チャンネルに関する音色データTC(1)はクラリ
ネットの音色を表すデータ値に設定され、第2及び第3
楽音信号形成チャンネルに関する音色データTC(2)
 、TC(3)はアルトサックスの音色を表すデータ値
に設定され、第4及びwi5楽音信号形成チャンネルに
関する音色データTC(4)、TC(5)はテナーサッ
クスの音色を表すデータ値に設定される。 また、ソロスタイルプレイ制御データテーブル90内の
音程データ記憶部96には、過去の演奏和音タイプと現
在の演奏和音タイプとの組合せに応じた音程データDE
G値がテーブルの形で記憶されている。そして、該音程
データDEG値は演奏和音の根音からメロディ演奏音の
音名まで音高差を半音数で表しており、次の原則に従っ
て決められている。 ■過去の演奏和音のタイプと現演奏和音のタイプとが同
一であれば、音程データ1)EGを変更しない。 ■過去の演奏和音のタイプがメジャ、マイ九 サスベン
ゾイツト4である3度系の音程データDEG (4、3
,5)に関しては、現演奏和音のタイプがメジャであれ
ば「4」に、現演奏和音のタイプがマイナであれば「3
」に、現演奏和音のタイプがサスベンゾイツト4であれ
ば「5」に変換される。 ■過去の演奏和音のタイプがメジャ又はマイナ、ディミ
ニッシュ、オーギュメントである5度系の音程データD
EC(7,6,8)に関しては、現演奏和音のタイプが
メジャ又はマイナであれば「7」に、現演奏和音のタイ
プがディミニッシュであれば「6」に、現演奏和音のタ
イプがオーギュメントであれば「8」に変換される。 ■過去の演奏和音のタイプがメジャセプンス、セブンス
である7度系の音程データDEC(11,10)に関し
ては、現演奏和音のタイプがメジャセブンスであれば「
11」に、現演奏和音のタイプがセブンスであればrl
oJに変換される。 なお、かかる音程データDECに関しては、調設定又は
態判定を利用することにより調性をも考慮して、新たな
付加音が常にナチュラルスケール上の音に移行するよう
にしてもよい、!16E図には、過去の和音タイプを表
すタイプデータTTYPEと現在の和音タイプを表すタ
イプデータTYPEに基づき変換される音程データDE
C(1の一例が、メジャセブンス及びマイナセブンスの
場合について示しである。 さらに、この第12ソロスタイルプレイモードにおいて
は、ワーキングメモリ63内の変数データ記憶部にメロ
ディ鍵のオン・オフイベントデータを記憶するメロディ
演奏鍵記憶エリアMD12PATMと、開錠に関する演
奏音の音゛量データを記憶するのメロディ演奏音量記憶
エリアにD12PATVと、和音演奏鍵により演奏され
た和音データを記憶する演奏和音記憶エリア阿D12P
ATCとが設けられるようになっている。これらの各記
憶エリアにD12PATM、  MD12PATV、 
 KDI2PATCハ小節データBAfl及びテンポカ
ウントデータTCNTにより指定される1小節分に相当
する32I!Iのアドレス(O〜31)に加えて、次の
小節の頭に相当する2個のアドレス(0,1)をそれぞ
れ有する。この小節データBARは奇数番目の小節にて
rOJとなり、かつ偶数番目の小節で「1」になるもの
で、32分音符毎に読み出し実行されるモード別クロッ
クルーチン(第16D図)のステップ1486.148
8の処理により各小節の終了時(TCNT=31) !
:反転制!#(「o」ナラば「1」に、 「1」ならば
rOJに)されるものである。 次に、該第12ソロスタイルプレイモードにおけるカノ
ン演奏の動作について詳細に説明するが、かかるカノン
演奏においては、奇数小節(BAR=O)と偶数小節の
頭(BAR=1.AND、TCNT=0.1)で鍵!1
10における演奏データが記憶され、かつ偶数小節(B
AR=1)と奇数小節のB (BAR=O,AND、T
CNT=0.1)で前記記憶演奏データに基づく付加音
の再生が行われるので、以下、演奏記録時と演奏再生時
とに分けて説明する。 a、演奏記録時(BAR=O又はBAR=1.AND、
TCNT=O,l)鍵盤10におけるメロディ押鍵に応
答して上記ステップ23o(押離鍵イベントルーチン)
にてモード別キーオンルーチンMDI2KONが読み出
されると、該ルーチンMDI2KONは第16A図のス
テップ1400にて開始され、ステップ1402にてメ
ロディ演奏音に関する第0キーコードKC(0)、第O
音色データTC(0)、第O音量データVOL(0)及
びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43内
の第0楽音信号形成チャンネルへ供給され、該第O楽音
信号形成チャンネルは前記キーオン信号の到来に応答し
て楽音信号の形成を開始し、該楽音信号を出力線り、 
 C,Hに均等に出力する。かかる場合、前記形成出力
される各楽音信号のピッチは前記第0キーコードにC(
0)により制御されて演奏メロディ鍵音高に設定され、
同楽音信号の音色は前記第O音色データTC(0)によ
り!制御されてトランペットの音色に設定され、また同
楽音信号の音量は前記第O音量データVOL(0)によ
り制御されて前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデ
ータT e l! )に応じてそれぞれ設定される。メ
ロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C,Rに
出力された各楽音信号は出力回路44を介して各スピー
カ45a〜45Cに供給され、同スピーカ45a〜45
cからは前記メロディ演奏音がトランペットの音色で発
音される。 次に、ステップ1404にて小節データBARが「0」
であるか、又は小節データBARが「1」かつテンポカ
ウントデータTCNTがrOJ若しくは「1」であるか
否かが判定されるが、かかる演奏記録時には前記条件が
成立するので同ステップ1404におけるrYEsJと
の判定の基に、ステップ1406の処理が実行される。 ステップ1406においては、メロディ演奏鍵記憶エリ
アMD12PATM内の値(TCNT+BAR傘32)
により指定されるアドレスに第0キーコードKC(0)
にr80HJ を加算した値80n+Kc(0)がキー
オンイベントデータとして記憶されるとともに、メロデ
ィ演奏音量記憶エリアMD12PATν内の(fi (
TCNT+BARネ32)により指定されるアドレスに
第O音量データVOL(0)が記憶され、ステップ14
08にて該モード別キーオンルーチンMDI2KONの
実行が終了する。かかる場合、前記r80+Jにおける
サフィックスHは16進表示を表し、該r80++Jの
加算は最上位ビットを押鍵を表す′1″に設定すること
を意味する。 かかる状態で、押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベ
ントルーチン)にて第16B図に示すモード別キーオフ
ルーチンMD12KOFが読み出されて、ステップ14
10にてその実行が開始さ九、ステップ1412にてメ
ロディ音信号発生回路43内の第O楽音信号形成チャン
ネルへキーオフ信号KOFがそれぞれ出力される。その
結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号の形
成が停止III御され、スピーカ45a〜45cからは
前記各楽音信号に対応した楽音の発音が停止される。 前記ステップ1412の処理後、ステップ1414にお
ける前記ステップ1404の処理と同様な判定処理の結
果、同ステップ1414にて「YESJと判定されて、
ステップ1416の処理が実行される。ステップ141
6においては、メロディ演奏鍵記憶エリア阿D12PA
T阿内の値(TCNT+BAR水32)により水室2れ
るアドレスに第0キーコードKC(0)がキーオフイベ
ントデータとして記憶され。 ステップ1418にて該モード別キーオフルーチンMO
12KOFの実行が終了する。かかる場合、前述のステ
ップ1406の処理とは異なり、第0キーコードにC(
0)に値raQ、Jが加算されないので、前記アドレス
(TCNT+BAR寧32)に記憶されたデータの最上
位ピントは”017となり、該データが離鍵に関するも
のであることが表示される。 かかる説明のように、鍵盤10にてメロディ鍵が演奏さ
れれば、前記モード別キーオンルーチンMDI2KON
及びモード別キーオフルーチンMDI2KOFの実行に
より、メロディ演奏音はメロディ鍵の演奏通りに発音さ
れるとともに、該メロディ演奏に関する押離鍵及び音量
データはメロディ演奏鍵記憶エリア及びメロディ演奏音
量記憶エリア内の小節データBAR及びテンポカウント
データTCNTにより指定される各アドレスに前記メロ
ディ演奏に応じて1項次記憶される。なお、メロディ鍵
の押+a鍵がないタイミングにおいては何も記憶されな
い。 また、ts盤10における和音演奏に基づき、上記ステ
ップ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和
音変化ルーチン)lD12cHGが読み出されると、該
ルーチンMDIICHGは第16C図のステップ142
0にて開始されて、ステップ1422の判定処理が実行
される。かかるステップ1422の判定処理は前記ステ
ップ1404.1414の判定処理と同様な処理であり
、かかる演奏記録時には、同ステップ1422における
rYEs」との判定の基に、ステップ1422にて演奏
和音記憶エリアMDL2PATC内のイ直(TCNT+
BAR本32)により指定されるアドレスに演奏和音デ
ータTYPE零10++ROOTが和音イベントデータ
として記憶される。この演奏和音データTYPE車10
H+ROOT中の各データTYPE、 ROOTは上記
ステップ212(押離鍵イベントルーチン)にて設定さ
れて演奏和音のタイプ及び根音をそれぞれ表すもので、
前記値rlonJの乗算演算及び加算演算により、同デ
ータTYPE*10s+ROOTはその上位4ビツトに
て和音タイプを表し、かつその下位4ビツトにて和音根
音を表す。そして、かかる演奏記録時には、ステップ1
426〜1436の処理がなされないで、ステップ14
38にて該和音変化ルーチンMD12CHGの実行が終
了する。なお、和音演奏がなされいタイミングでは何も
記憶されない。 さらに、該演奏記録時においても、上記ステップ252
(クロックインタラブドルーチン)におけるモード別ク
ロックルーチンMD12CLKの読み出しにより、該ル
ーチンMDI2CIJの実行が916D図のステップ1
440にて開始されるが、かかる場合には、ステップ1
444〜1484の処理がなされないで、ステップ14
86〜1492の処理のみがなされてステップ1494
にて該ルーチンMDI 2CLKの実行が終了する。そ
のため、かかる演奏記録時にも、前述したステップ14
86,1488の処理により、小節データBARは自動
リズムの進行に応じた各小節毎に反転制御(「0」又は
「1」)される。また、以前「0」すなわち奇数小節を
示していた小節データBARが前記反転により「1」に
なると、ステップ1490におけるrYEsJとの判定
の基に、ステップ1492にてメロディ音信号発生回路
43の第1〜第5楽音信号形成チャンネルへキーオフ信
号KOFがそれぞれ出力される。 その結果、前記第1〜第5楽音信号形成チャンネルは例
え楽音信号を発生中であっても該楽音信号の発生を停止
するので、同第1〜第5楽音信号形成チャンネルが全て
初期設定される。これにより、後述する演奏再生時の準
備がなされる。 b、演奏再生時(BAR=1又はBAR:0.AND、
TCNT=0.1)かかる場合、鍵盤10におけるメロ
ディ鍵の押離鍵に応答して上記モード別キーオンルーチ
ンMO12KONが読み出し実行されるとともに、上記
モード別キーオフルーチンMD12KOFカ読み出し実
行され、ステップ1402.1412の処理により、上
述の場合と同様にして、メロディ演奏音は鍵盤10にお
けるメロディ鍵の演奏通りに発音される。しかし、かか
る場合には、ステップ1404,1406.1414.
.1416の処理がなされず、メロディ演奏に関する各
種データの記録はされない。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD1
2CLKが読み出されると、該ルーチンHD12CLK
の実行は第16D図のステップ1440にて開始され、
ステップ1442にて小節データBARが「1」である
か、又は小節データBARが「0」かつテンポカウント
データTCNTが「0」若しくは「1」であるかが判定
される。かかる再生記録時には前記条件が成立するので
、同ステップ1442におけるrYESJとの判定の基
に、ステップ1444にてアドレス値(TCNT+(1
−BAR)本32)により指定されるメロディ演奏線記
憶エリアMD12PATM内の記憶データMD12PA
TM(TCNT+(1−BAR)本32)が読み出され
るとともに、該記憶データMD12PATM(TCNT
+(1−8^R)$32)がキーオンイベントデータあ
るか否かが判定される。なお、小節データBARが「1
」であれば値rl−BARJは「0」であり、かつ小節
データBARが「O」であればrl−BARJは「1」
であるので、かかる演奏再生時には前記演奏記録時に記
憶した各種データが1小節分遅延されて読み出される。 かかる場合、前記読み出したデータMD12PATM(
TCNT+(1−BAR)零32)がキーオンイベント
データでなければ、ステップ1444における「N○」
との判定の基に、プログラムは直接ステップ1464に
進められる。また、前記読み出したデータMD12PA
T阿(TCNT÷(1−BAR)$32)がキーオンイ
ベントデータであれば、ステップ1444におけるrY
ESJとの判定の基に、ステップ1446〜1462の
処理が実行される。 ステップ1446においては同読み出しデータにD12
PATM (TCNT+ (1−BAR)$32)が−
時記憶キーコードTKCとして設定され、かつアドレス
値(TCNT+(1−BARJ132)により指定され
るメロディ演奏音量記憶工!J 7MD12PATV内
の記憶データMDI2PATV(TCNT+(1−BA
R戸32)が読み出されるとともに、該記憶データにD
12PATV(TCNT+(1−BAR戸32)が第1
音量データVOL(1)として設定されて、ステップ1
448にてメロディ演奏鍵記憶エリアMD12PATに
及びメロディ演奏音量記憶エリアMD12PATV内の
前記読み出した各データがクリアされる。 次に、ステップ1450にて一時記憶キーコードTKC
から旧根音データTTYPEを減算した値を「12」で
除した余りの値((TKC−TROOT)、  MOD
、  12)が音程データDEGとして設定される。か
かる場合、旧根音データTTYPEは後述するステップ
1474の処理により設定されるもので、1小節前にお
ける同クロックタイミング時の演奏和音の根音であるの
で、前記音程データDEGは1小節前におけるメロディ
音の音名と演奏和音の根音との半音間隔差を表す。前記
ステップ1450の処理後、ステップ1452にて旧タ
イプデータTTYPEとタイプデータTYPE (]!
!演奏和音のタイプ)とに基づき音程データ記憶部96
内のテーブルが参照されて、音程データDEG値が変換
される。これにより、音程データDEG41は1小節前
におけるメロディ演奏音と和音根音との音程差に対応す
るとともに現演奏和音に適した根音からの音程差を表す
値に変換される。次に、ステップ1454にて前記変換
後の音程差データDEG値と根音データROOTとが加
算されてノートデータNTとして設定され、ステップ1
456にて一時記憶キーコードTKC(1小節前のメロ
ディ演奏音)の上下に5度以内でありかつ前記ノートデ
ータNTと同−音名音が抽出されて第1キーコードKC
(1)として設定される。これにより、W11付加音の
音高を表す第1キーコードKC(1)は1小節前のメロ
ディ演奏音に対応した同演奏音の近傍の音名を表すもの
となるとともに、現演奏和音に適する音名になる。 次に、ステップ1458にて第1付加音の音高から低音
側へ向かって少なくとも短3度以上離れた4個の和音構
成音が順次抽出されるとともに。 該順次抽出された各和音構成音が第2〜第5付加音の音
高を表す第2〜第5キーコードKC(2)〜KC(5)
として設定される。かかる各和音構成音の抽出において
は、現演奏和音に関するタイプデータTYPEに基づき
和音構成音テーブル81が参照されるとともに、根音デ
ータに基づき前記参照結果が変換されて和音構成音が算
出され、該算出結果と第1キーコードKC(1)との比
較により行われる。かかる第2〜fJ5キーコードKC
(2)〜KC(5)の設定後。 ステップ1460にて12〜第5音量データVOL(2
)−VOL(5)が第1音量データVOL(1)よりツ
レぞれ−30,−35,−40,−45デシベル低い値
VOL(1)−30,VOL(1)−40,VOL(1
)−45に設定され、ステップ1462にて前記第1〜
第5キーコードKC(1)〜KC(5)、第1〜第5音
色データTC(1”)〜TC(5)、第1〜第5音量デ
ータVOL(1) 〜VOL(5)及び各キーオン信号
KONがメロディ音信号発生回路43内の第1〜第5楽
音信号形成チャンネルへ出力される。 これにより、各楽音信号形成チャンネルは前記各データ
に応じた楽音信号を発生して出力回路44を介してスピ
ーカ45a〜45cに供給するので、同スピーカ45a
〜45cからは、1小節前のメロディ演奏音に対応した
第1付加音がクラリネットの音色でそれぞれ発音される
。さらに、同第1付加音とともに、現和音の和音構成音
が第2〜第5付加音がアルトサックス及びテナーサック
スの音色でそれぞれ発音される。 ステップ1464においては、アドレス値(’TCNT
+(1−BAR)$32)により指定されるメロディ演
奏鍵記憶エリア河D12PATM内の記憶データMD1
2PATM(TCNT+(1−BAR)本32)が読み
出されるとともに、該記憶データMD12PATH(T
CNT+(1−BAR)本32)がキーオフイベントデ
ータあるか否かが判定される。かかる場合、前記読み出
したデータMD12PATM(TCNT+(1−BAR
戸32)がキーオフイベントデータでなければ、ステッ
プ1464におけるrNOJ との判定の基に、プログ
ラムはステップ1468に進められる。また、前記読み
出しデータにD12PATM(TCNT+(1−BAR
)傘32)がキーオフイベントデータであれば、ステッ
プ1464におけるrYESJとの判定の基に、ステッ
プ1466にてメロディ音信号発生回路43内の第1〜
第5楽音信号形成チャンネルへ各キーオフ信号KOFが
出力される。これにより、前記第1〜第5楽音信号チャ
ンネルは楽音信号の発生を停止するので、スピーカ45
a〜45cから発音される第1〜第5付加音の発音も停
止される。 このようなステップ1444〜1466からなる処理に
より、現メロディ演奏音に加え、1小節前のメロディ演
奏に対応しかつ現和音に応じて変換されたfJ1付加音
による演奏が再生されるととともに、該第1付加音とと
もに和音構成音からなる第2〜第5付加音が発音される
。 ステップ1468においては、アドレス値(TCNT+
(1−BAR)$32)により指定される演奏和音記憶
エリアにD12PATC内の記憶データMITI 2P
ATC(TCNT+(1−11AR)$32)が読み出
されるとともに、該記憶データが和音イベントデータあ
るか否かが判定される。前記読み出した記憶データにD
12PATC(TCNT÷(1−BAR)132)が和
音イベントデータでなければ、ステップ1468におけ
る「N○」との判定の基に、プログラムはステップ14
86へ以降へ進められて、前記ステップ1486〜14
92の処理が実行される。 前記読み出した記憶データMD12PATC(TCNT
+(1−BAR戸32)が和音イベントデータであれば
、ステップ1468におけるrYEsJ との判定の基
に、ステップ1470〜1484の処理が実行された後
、前記ステップ1486〜1492の処理が実行される
。 ステップ1470においては前記ステップ1468の処
理により読み出した和音イベントデータが一時記憶和音
データTCHDとして設定され、ステップ1472にて
演奏和音記憶エリアMD12PATC内の前記読み出し
たデータがクリアされ、ステップ1474にて前記−時
記憶和音データの上位4ビツトと下位4ビツトとを分離
して旧根音データTR00T及び旧タイプデータTTY
PEがそれぞれ新たに更新される。かかる旧根音データ
TR0OT及び旧タイプデータTTYPE (1小節前
の演奏和音)の更新後、ステップ1476〜1482に
て、前記ステップ1452〜1458と同様な処理によ
り、1小節前の演奏和音の変更に伴い第1〜第5キーコ
ードKC(1)〜KC(5)が変更され、ステップ14
84にて該変更した第1〜第5キーコードKC(1)〜
KC(5)がメロディ音信号発生回路43内の第1〜第
5楽音信号形成チャンネルへ出力される。 その結果、第1〜第5楽音信号形成チャンネルは以前か
ら形成出力中の第1〜第5付加音信号の音高のみを前記
第1〜第5キーコードKC(1)〜KC(5)に対応し
て変更する。その結果、スピーカ45a〜45cから発
音される第1〜第5付加音は1小節前の和音変更に応じ
て変更される。 また、かかる状態で鍵盤10にて演奏された和音が変更
されて、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン
)にてモード別和音変化ルーチン阿012CHGが読み
出されると、該ル−チンI[1lI(:l(Gは第16
C図のステップ1420にて開始される。 かかる演奏再生時には、ステップ1426にて、上記ス
テップ1442 (モード別クロックルーチンMD12
CLK)と同様な処理により、 rYESJすなわち(
BAR=1又はBAR=0.AND、TCNT=0.1
)であると判定されて、ステップ1428〜1436の
処理が実行されて、ステップ1438にて該ルーチンM
D12CHGの実行が終了する。 かかる場合、ステップ1428〜1436の処理は前記
ステップ1476〜1484 (モード別クロックルー
チンMD12CLK)の処理と同じであり、その結果、
スピーカ45a〜45cから発音される第1〜第5付加
音はtsIllloにおける現演奏和音の変更に応じて
変更される。 かかる動作説明からも理解できる通り、該第12ソロス
タイルプレイモードにおいては、現メロディ演奏音に加
え、1小節前のメロディ演奏に対応しかつ現和音に応じ
て変換された第1付加音が発音されるととともに、該第
1付加音とともに現和音構成音からなる第2〜第5付加
音が発音されるので、メロディ及び和音演奏による楽曲
の進行に適切かつ豊かな自動力ノン演奏が得られる。 なお、上記第12ソロスタイルプレイモードにおいては
、I JIS m前のメロディ演奏音に対応した第1付
加音の他に、現演奏和音の和音構成音からなる第2〜第
5付加音が4個の付加音発音されるようにしたが、該4
個の付加音の数を増減するように変更することもできる
。 (以下余白) 13ソロスタイルプレ モー @13ソロスタイルプレイモード(MD=13)は、メ
ロディ鍵が押鍵されている限り、メロディ演奏音に対し
てオクターブ関係にある異なる2音を付加音として所定
音符長毎に交互に発音させるとともに、前記より長い音
符長毎にメロディ演奏音を繰り返し発音させるようにす
るもので、リズムIliが例えば「テクノロック」のと
きに指定されるものであると同時に、自動リズムは動作
状態(RIIN=−1)に設定される。また、このモー
ドにおいては、第0〜第6楽音信号形成チャンネルが鍵
盤1oにおける押鍵音及び付加音のために利用され、か
つ第O〜第6楽音信号形成チャンネルに関する音色デー
タTC(0)〜TC(6)は全てハープの音色を表すデ
ータ値に設定される。 鍵盤10におけるメロディ押鍵に応答して上記ステップ
230(押Il鍵イベントルーチン)にてモード別キー
オンルーチンMDI3KONが読み出されると、該ルー
チンMDI3KONは117A図のステップ1500に
て開始され、ステップ1502にてクロックカウントデ
ータCCNTが「1」に初期設定される。なお、このク
ロックカウントデータCCNTはテンポクロック信号T
CLKをカウントするもの、すなわち32分音符毎に歩
進するものである。次に。 ステップ1504にて第0キーコードKC(0)、第0
音量データTC(0)、第O音量データVOL(0)及
びキーオン信号KONがメロディ音信号発生回路43内
の第0楽音信号形成チャンネルへ供給される。 メロディ音信号発生回路43内の第0楽音信号形成チャ
ンネルは前記キーオン信号の到来に応答して楽音信号の
形成を開始し、該楽音信号を出力#lkL、  C,R
に均等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各
楽音信号のピッチは前記1!0キーコードKC(0)に
よりjM御されて演奏メロディ鍵音高に設定され、同楽
音信号の音色は前記第0音色データTC(0)により制
御されてハープの音色に設定され、また同楽音信号の音
量は前記第0音量データVOL(0)により制御されて
前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCI(
)に応じて設定される。メロディ音信号発生回路43の
各出力線り。 C,Rに出力された各楽音信号は出力回路44を介して
各スピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45
a〜45cからは前記メロディ演奏音がハープの音色で
発音される。 前記ステップ1504の処理後、ステップ1506にて
最終チャンネルデータLSTCHが「1」に初期設定さ
れ、ステップ1508にて該モード別キーオンルーチン
MO13KONの実行が終了する。なお、最終チャンネ
ルデータLSTCHは1〜6に渡って順次変化し、次に
楽音信号の形成を開始する楽音信号形成チャンネルを表
す。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD1
3CLにが読み出されると、該ルーチン阿013CLK
の実行は第17B図のステップ1510にて開始され、
ステップ1512にてSO楽音信号形成チャンネルがキ
ーオン中の楽音信号を発生しているか否か、すなわちメ
ロディ鍵が押鍵中であるか否かが判定される。この判定
はワーキングメモリ63のスイッチデータ記憶部内のキ
ースイッチ状態データに基づきなされるもので、メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、ステップ1512にて「YES
Jと判定されて、ステップ1514にてクロックルデー
タCCNTを「8」で除した余り(CCNT。 MOD、  8)がrOJであるか否かが判定される。 かかる場合、クロックカウントデータCCNTは前記初
期設定により「1」に設定されているので、前記ステッ
プ1514にて「NO」と判定され。 ステップ1516にて最終チャン、ネルデータLSTC
1(により指示される楽音信号形成チャンネルの音量デ
ータすなわち第LSTC11番目の音量データVOL 
(LSTC1+)が下記式に示した値に設定される。 vOL(LSTCH)= VOL(0)−15−(Cc
NT、  MOo、  8)*5この式の演算により、
クロックカウントデータCCNTがO〜7に渡り順次変
化して行くに従って、12ILSTCH番目の音量デー
タl/QL(LSTCI()は第O音量データVOL(
0)より−15デシベル低い値VOL(0)−15から
5デシベルずつ減少していくことになる。 11+I記ステツプ1516の処理後、ステップ151
8にてクロックカウントデータCCNTを「2」で除し
た余’) (CCNT、  MOD、2)が「o」であ
るか否かが判定される。この場合も、クロックカウント
データCCNTが「1ノであるために、同ステップ15
18にてrNOJと判定され、ステップ1520にて*
LSTC)1番目のキーコードKC(LSTC)l)が
第0キーコードKC(0)より1オクターブ高い値(X
C(0)+12)に設定され、ステップ1524にて前
記第LSTC)1番目のキーコードKC(LSTC)I
)、音色データTC(LSTCH)、音量データVOL
(LSTCI()及びキーオン信号KONがメロディ音
信号発生回路43内の第LSTCH番目の楽音信号形成
チャンネルへ出力される。その結果、第LSTCH番目
の楽音信号形成チャンネルは前記各データに応じて楽音
信号を形成して出力回路44を介してスピーカ45a〜
45cに供給するので、同スピーカ45a〜45cから
は前記メロディ演奏音より1オクターブ高い音高のハー
プ音が同メロディ演奏音より20デシベル低い音量で発
音され始める。 次に、ステップ1526〜1530にて最終チャンネル
データLSTCI+が「1」だけ歩進されるとともに、
該歩進された最終チャンネルデータLSTCHが「6」
を越えたときには「1」に戻される処理がなされた後、
ステップ1536にてクロックカウントデータCCNT
が「1」だけ歩進されて、ステップ1538にて該モー
ド別クロックルーチンMD13CLKの実行が終了する
。かかる場合には、クロックカウントデータCCNTは
「2」になり、最終チャンネルデータLS丁C)Iも「
2」になっている。 そして、前記モード別クロックルーチンMD13CLK
の実行から32分音符分の時間が経過すると、該ルーチ
ンr4DI3CLKが再び実行される。かかる場合も。 メロディ鍵が押鍵され続けていれば、クロックカウント
データCCNTは「2」であるので、ステップ1512
におけるrYESJとの判定及びステップ1514にお
けるrNOJとの判定の基に、ステップ1516にて第
LSTC)1番目の音量データVOL(LSTCH)が
前記よりも5デシベル低い値(VO[、(0)−15−
(CCNT、  MOD、  8)1)に設定され、ス
テップ1518にて前記と同様の演算値(CCNT、 
MOD、  2)がrOJであるか否かが判定される。 かかる場合、クロックカウントデータCCNTは「2」
であるので、同ステップ1518にて「YES」との判
定の基に、今度はステップ1522にて第LSTCH番
目のキーコードKC(LSTCH)が第0キーコードK
C(0)より2オクターブ高い(+1! (KC(0)
+24)に設定される。そして、ステップ1524にて
、前記場合と同様に、第LSTCH番目の楽音信号形成
チャンネルにおける楽音信号の発生が制御されるので、
スピーカ45a〜45cからは前記メロディ演奏音より
2オクターブ高い音高のハープ音が同メロディ演奏音よ
り25デシベル低い音量で発音され始める。なお、かか
る場合、ハープ音は減衰音であるが、ある程度の長さの
減衰時間を有するので、メロディ演奏音も前記1オクタ
ーブ高い付加音も発音を継続している。 前記ステップ1524の処理後、ステップ1526〜1
530の処理によって前述のように最終チャンネルデー
タLSTCHが歩進されるとともに、ステップ1536
の処理によってクロックカウントデータCCNTも歩進
されて、ステップ1538にて該モード別クロックルー
チンMD13CLKの実行が終了する。 そして、同モード別クロックルーチン[113CLKが
再び実行されると、メロディ鍵が押鍵され続けている限
り、前記ステップ1516〜1536の処理が実行され
て、楽音の発音が制御される。かかる場合、最終チャン
ネルデータLSTCHが1〜6に渡って順次歩進すると
ともに、クロックカウントデータCCNTも歩進して奇
数値又は偶数値に交互に切り替わるので、前記ステップ
1518〜1522の処理によってメロディ演奏音より
1又は2オクターブ高い付加音が32分音符毎に交互に
発音されるとともに、前記ステップ1516の処理によ
って各発音楽音の音量は5デシベルずつ減少していく。 なお、この楽音に対応した楽音信号の発生においては、
同信号を形成するメロディ音信号発生回路43内の楽音
信号形成チャンネルが1〜6に渡って順次切り換えられ
ていくので、前回発音された音は減衰しながらその余韻
を残している。 かかるクロックカウントデータCCNTの歩進中、同デ
ータCCNTが「8」の整数倍になると、すなわちメロ
ディ鍵の押鍵時から1,2・・拍が経過すると、ステッ
プ1514にてrYESJすなわち(CCNT、  肋
り、8=O)と判定され、ステップ1532にて第0音
量データVOL(0)が以前の同音量データVOL(0
)Jl: II) 15デシヘル低い値VOL(0)−
15ニ設定される。かかる音量データVOL(0)の更
新後、ステップ1534にて、前記ステップ1502 
(モード別キーオンルーチンMDI3KON)の処理と
同様に、第0キーコードKC(0)、第○音色データT
C(の、第0音量データVOL(0)及びキーオン信号
KONをメロディ音信号発生回路43内の第O楽音信号
形成チャンネルへ出力するので、同楽音信号形成チャン
ネルにて前記各データに応じた楽音信号が形成され始め
て、スピーカ45a〜45cからは前回に発音されたメ
ロディ演奏音より15デシベル低いメロディ演奏音が発
音されるようになる。なお、かかる場合には、前回のメ
ロディ演奏音の発音開始から1拍が経過しているので、
同メロディ演奏音の減衰は十分に進み、その発音はほぼ
終了している。 その結果、メロディ鍵が押鍵され続けている限り、メロ
ディ演奏音は1拍毎に15デシベルずつ減少しながら順
次発音することになる。 かかる状態で、押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該mwaに応答して上記ステップ234(押離鍵イ
ベントルーチン)にてモード別キーオフルーチン1lD
13KOFが読み出し実行されて、前記メロディ演奏音
及び各付加音の離鍵処理がなされる。すなわち、モード
別キーオフルーチンMD13KOFにおいては、第17
C図のステップ1540にてその実行が開始され、ステ
ップ1542にてメロディ音信号発生回路43内の第O
〜第6楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが
それぞれ出力されて、ステップ1544にて該モード別
キーオフルーチンMD13KOFの実行が終了する。そ
の結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信号及
び各付加音信号の形成が停止制御され、スピーカ45a
〜45cからは前記各楽音信号に対応した楽音の発音が
停止される。 そして、このようにメロディ鍵が離鍵されると、モード
別クロックルーチンMD13CLKのステップ1512
にてrNOJと判定され、プログラムは直接ステップ1
538に進められて、ステップ1514〜1536から
なる前記メロディ演奏音の繰り返し発音制御処理、付加
音の発音制御処理及びクロックカウントデータCCNT
の歩進処理がなされなくなる。 さらに、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン
)にてモード別和音変化ルーチンMD13CHGが読み
出されると、該ルーチンMD13CHGは第17D図の
ステップ1550にて開始されるが、ステップ1552
にて該ルーチンMD13CHGの実行が終了されるので
、該ルーチンMD13C)IGにおいては実質的な処理
がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第13ソロ
スタイルプレイモードにおいては、ハープの音色で発音
されるメロディ演奏音に対して、1オクターブと2オク
ターブの付加音が32音符毎にハープの音色で5デシベ
ルずつ音量を下げながら順次発音するとともに、同メロ
ディ演奏音が1拍毎に15デシベルずつ音量を下げなが
ら順次発音するので、難しいハープ演奏が簡単な単音演
奏で実現できるとともに、いわゆるテクノロック風の演
奏音楽が得られる。 なお、この第13ソロスタイルプレイモードにおいては
、付加音を32分音符毎にその音量を5デシベルずつ下
げながら順次発音させるようにしたが、この付加音の発
音間隔を前記以外の間隔例えば16分音符間隔などにし
てもよいし、音量の減少率を前記以外例えば3,7デシ
ベル程度にしてもよい。また、メロディ演奏音を1拍毎
にその音量を15デシベルずつ下げながら発音させるよ
うにしたが、これらのメロディ演奏音の発音間隔を前記
間隔以外例えば8分音符毎、2分音符毎等に設定しても
よいし、音量の減少率を前記以外例えば10.20デシ
ベル程度にしてもよい。さらに、前記メロディ演奏音及
び付加音の発音間隔又は減少率をマニアル操作により可
変設定可能にし、または自動リズムのテンポに連動して
適宜変更するようにしてもよい。 また、同モードにおいては、付加音が発音されるスピー
カ45a〜45aをパン制御により順次切り換えるよう
にしてもよい。 14ソロスタ ルプレ モー 第14ソロスタイルプレイモード(MD= 14 )は
、メロディ鍵が押鍵されている限り、メロディ演奏音に
対して、同演奏音と同一音高の複数の付加音を異なる音
色で所定の遅延時間をもって音量を下げながら順次発音
させるもので、リズム種類が例えば「クリスマスロック
」のときに指定されるものであると同時に、自動リズム
は動作状態(RUN=−1)に設定される。また、この
モードにおいては、第O〜第3楽音信号形成チャンネル
が#I盤10における押鍵音及び付加音のために利用さ
れ、かつ第O−第3楽音信号形成チャンネルに関する音
色データTC(0)〜TC(3)はそれぞれこの順にハ
ンドベル、ビブラフォン、セレスタ、11!子ピアノの
音色を表すデータ値に設定される。 #I4110におけるメロディ押鍵に応答して上記ステ
ップ230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キ
ーオンルーチンMDI 4KONが読み出されると、該
ルーチンバD14KONは第18A図のステップ160
0にて開始され、ステップ1602にてクロックカウン
トデータCCNTが「1」に初期設定される。なお、こ
のクロックカウントデータCCNTはテンボクロンク信
号TCLK毎に反転制御(「1」ならばrQJに、 r
OJならば「1」に)、すなわち32分音符毎に反11
ii$制御されるものである。次に、ステップ1604
にて第0キーコードKC(0)、第O仔色データTC(
0)、第0音量データVOL(0)及びキーオン信号K
ONがメロディ音信号発生回路43内の第O楽音信号形
成チャンネルへ供給される。 メロディ音信号発生回路43内の第O楽音信号形成チャ
ンネルは前記キーオン信号の到来に応答して楽音信号の
形成を開始し、該楽音信号を出力線り、  C,Rに均
等に出力する。かかる場合、前記形成出力される各楽音
信号のピッチは前記第OキーコードXC(0)によりi
11御されて演奏メロディ鍵音高に設定され、同楽音信
号の音色は前記第0音量データTC(0)により制御さ
れてハンドベルの音色に設定され、また同楽音信号の音
量は前記第0音量データVOL(0)により制御されて
前記メロディ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCH)
に設定される。 メロディ音信号発生回路43の各出力線り、  C。 Rに出力された各楽音信号は出力回路44を介して各ス
ピーカ45a〜45cに供給され、同スピーカ45a〜
45cからは前記メロディ演奏音がハンドベルの音色で
発音される。 前記ステップ16o4の処理後、ステップ1606にて
最終チャンネルデータLSTCHが「1」に初期設定さ
れ、ステップ1608にて111〜第3キーコードKC
(1)〜KC(3>が第0キーコードKC(0)にそれ
ぞれ設定され、ステップ1610にて最終チャンネルデ
ータLSTCHで指定される第LSTC11番目の音量
データVOL(LSTCH)が第0音量データVOL(
0)より20デシベル低い値VOL(0)−20に設定
され、ステップ1612にて該モード別キーオンルーチ
ン14014KONの実行が終了する。なお、前記最終
チャンネルデータLSTCI+は1〜3に渡って順次変
化し、次に楽音信号の形成を開始する楽音信号形成チャ
ンネルを表す。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD1
4CLKが読み出されると、該ルーチンND]4CLK
の実行は第18B図のステップ1620にて開始され、
ステップ1622にて第O楽音信号形成チャンネルがキ
ーオン中の楽音信号を発生しているか否か、すなわちメ
ロディ鍵が押鍵中であるか否かが判定される。この判定
はワーキングメモリ63のスイッチデータ記憶部内のキ
ースイッチ状態データに基づきなされるもので、メロデ
ィ鍵が押鍵中であれば、ステップ1622にて[YES
Jと判定されて、ステップ1624にてクロックカウン
トデータCCNTが「O」であるか否かが判定される。 かかる場合、クロックカウントデータCCNTは前記初
期設定により「1」に設定されているので、前記ステッ
プ1624にて「NO」と判定され。 ステップ1638にて該データCCNTが「1」から「
0」へ反転されて、ステップ1640にて該モ−ド別ク
ロックルーチンにD14CLKの実行が終了する。 そして、前記モード別クロックルーチンMD14CLK
の実行から32分音符分の時間が経過すると、該ルーチ
ンMD14CLKが再び実行される。かかる場合も、メ
ロディ鍵が押鍵され続けていれば、前記ステップ162
2におけるrYESJとの判定の基に。 ステップ1624にてクロックカウントデータCCNT
が「O」であるか否かが再び判定される。かかる場合、
前回のステップ1638の処理によってクロックカウン
トデータCCNTはrOJに設定されているので、同ス
テップ1624にてrYESJと判定されて、ステップ
1626にて前記@ LSTCH番巨のキーコードKC
(LSTCH)、音色データ7c (LsTCH)、 
 音量データVOL(LSTCI+)及びキーオン信号
KONがメロディ音信号発生回路43内の第LSTCH
番目の楽音信号形成チャンネルへ出力される。その結果
、第LSTC)1番目の楽音信号形成チャンネルは前記
各データに応じて楽音信号を形成して出力回路44を介
してスピーカ45a〜45cに供給するので。 同スピーカ45a〜45cからは前記メロディ演奏音と
同一音高のビブラフォン音が同メロディ演奏音より20
デシベル低い音量で発音され始める。 前記ステップ1626の処”理後、ステップ1628に
て前記第LSTCH番目の音量データVOL (LST
CH)が−時記憶音量データTVRとして設定記憶され
る。 次に、ステップ1630〜1634にて最終チャンネル
データLSTCI+が「1」だけ歩進されるとともに、
該歩進された最終チャンネルデータLSTCHが「3」
を越えたときには「1」に戻される処理がなされた後、
ステップ1636にて前記歩進された最終チャンネルデ
ータLSTCHにより指定された第LSTCH番目の音
量データVOL(LSTCI+)が−時記憶音量データ
TVRより5デシベル低い値TVR−5、すなわち今回
発音制御された付加音の音量より5デシベル低いものに
設定され、ステップ1638にてクロックカウントデー
タCCNTが「0」から「1」に反転されて、ステップ
1640にて該モード別クロックルーチンMD14CL
Kの実行が終了する。 そして、前回のモード別クロックルーチンMD14CL
Kの実行後、32分音符分の時間が経過して同ルーチン
にD14CLKが再び実行されたときには、ステップ1
624におけるrNOJすなわちクロックカウントデー
タCCNTが「0」でないとの判定の基に、ステップ1
638にてクロックカウントデータCCNTが「1」か
ら「0」に反転されるのみで、付加音の発音制御はなさ
れない。さらに、32分音符分の時間が経過して、該ル
ーチンMD14CLl[が再び実行されると、かかる場
合には、クロックカウントデータCCNTが「0」とな
っているので、ステップ1624におけるrYESJと
の判定の基に、ステップ1626〜1636の処理によ
り、@LSTC11番目の楽音信号形成チャンネルに楽
音発生IIJ御、最終チャンネルデータLSTCHの更
新、音量データVOL(LSTCH)の更新がなされる
。 かかる制御により、メロディ鍵が押鍵され続けていれば
、16分音符毎に、メロディ演奏音と同一音高の付加音
が順次5デシベルずつ音量を減少させながら発音される
。かかる場合、最終チャンネルデータLSTCI+は該
発音毎に1〜3に渡り順次変更されどともに、該データ
LSTC11により指定される第1〜第3楽音信号形成
チャンネルにて発生される楽音の音色はビブラフォン、
セレスタ及び電子ピアノの音色であるので、該3種類の
楽器音が順次発音される。 かかる状態で、押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押1111
Mイベントルーチン)にてモード別キーオフルーチンM
DI4KOFが読み出し実行されて、前記メロディ演奏
音及び各付加音の離鍵処理がなされる。すなわち、モー
ド別キーオフルーチンMD14KOFにおいては、第1
8C図のステップ1650にてその実行が開始され、ス
テップ1652にてメロディ音信号発生回路43内のf
iO楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KOFが出
力されて、ステップ1654にて該モード別キーオフル
ーチンに014KOFの実行が終了する。その結果、現
在まで発生中であったメロディ演奏音信号の形成が停止
制御され、スピーカ45a〜45cからは前記各楽音信
号に対応した楽音の発音が停止される。 そして、このようにメロディ鍵が離鍵されると、モード
別クロックルーチンMD14CLKのステップ1622
にてrNOJと判定され、プログラムは直接ステップ1
638に進められて前記付加音の発音制御処理がなされ
なくなる。そして、該各付加音は全て減衰音であるので
、前記メロディ鍵の離鍵後、順次発音を停止する。 さらに、上記ステップ218(押離鍵イベントルーチン
)にてモード別和音変化ルーチンl’1D14cHGが
読み出されると、該ルーチンMDI4CIIGは第18
D図のステップ1660にて開始されるが、ステップ1
662にて該ルーチンMD14CIlGの実行が終了さ
れるので、該ルーチンMD14CHGにおいては実質的
な処理がなされない。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第14ソロ
スタイルプレイモードにおいては、ハンドベルの音色で
発音されるメロディ演奏音に対して、同演奏音と同一音
高の3個の付加音がそれぞれ16分音符長毎に順次音量
を下げながらビブラフォン、セレスタ及び電子ピアノの
音色で順次発音されるので、簡単なメロディ鍵の単音演
奏でクリスマス風の演奏音楽が得られる。 なお、この第14ソロスタイルプレイモードにおいては
、付加音を16分音特毎にその音量を5デシベルずつ下
げながら順次発音させるようにしたが、この付加音の発
音間隔を前記以外の間隔例えば8分音符間隔等にしても
よいし、音量の減少率を前記以外例えば3,7デシベル
程度にしてもよい。また、前記付加音の発音間隔又は減
少率をマニアル操作により可変設定可能にし、または自
動リズムのテンポに連動して適宜変更するようにしても
よい。 さらに、同モードにおいては、付加音が発音されるスピ
ーカ45a〜45aをパン制御により11[[次切り換
えるようにしてもよい。 15ソロスタ ルプレイモー 第15ソロスタイルプレイモード(MO=15)はメロ
ディ演奏音に対して演奏和音における複数の和音構成音
(和音根音)を付加するとともに。 所定タイミング時にメロディ鍵が押鍵された場合には前
記付加音にピッチベンド効果を付与するもので、リズム
種類が例えば[マジエスティックマーチ」のときに指定
されるものであると同時に。 伴奏フラグABCは”1”に設定され、かつ自動リズム
は動作状態(RIJN=−1)に設定される。また、こ
のモードにおいては、第O〜第3楽音信号形成チャンネ
ルが鍵盤10における押鍵音及び付加音のために利用さ
れ、かつ第O及び@11楽音信形成チャンネルに関する
音色データTC(0) 、TC(1)はバイオリンの音
色を表すデータ値に設定されるとともに、第2楽音信号
形成チャンネルに関する音色データTC(2)、TC(
3)はクラシックギターの音色を表すデータ値に設定さ
れる。 鍵l1110におけるメロディ押鍵に応答して上記ステ
ップ230(押離鍵イベントルーチン)にてモード別キ
ーオンルーチンMDI5KONが読み出されると、該ル
ーチンMO15KONは@19A図のステップ1700
にて開始され、ステップ1702にて第1及びfi2付
加音に関する第1及びfJ2キーコードKC(1)、K
C(2)がメロディ演奏音より低音側の最初の演奏和音
の根音を表すキーコードKCにそれぞれ設定されるとと
もに、第3付加音に関するメロディ演奏音より1オクタ
ーブ低い音高を表すキーコードKC(0)−12に設定
される。かかる第1及び第2キーコードKC(1)、K
C(2)ノ設定ニオイテハ、第2キーコードKC(0)
を順次「1」ずつ減算していき根音データROOTによ
り表された音名と同一音名の音高を見つけるようにする
。次に、ステップ1704にて、これらの第1〜第3付
加音に関する第1〜第3音量データVOL(1)〜VO
L(3)がメロディ演奏音の音量を表す第O音量データ
VOL (0)に設定され、ステップ1706にてテン
ポカウントデータTCNTが「31」又は「0」〜「2
」であり、かつリズムランフラグRUNが11”である
か否かが判定される。 なお、このステップ1706の処理は、メロディ鍵が各
小節の先頭の音に関するものであるか否かを判定するも
のである。 今、メロディ鍵が小節の先頭の音に関しない場合、前記
ステップ1706にて「NO」と判定され、ステップ1
724にてベンドフラグBNDが0″′に設定される。 なお、このベンドフラグBNDは″1”により所定の付
加音にピッチベンド効果を付与するように制御し、”O
”により全ての付加音にピッチベンド効果を付与しない
ことを意味する。 かかるステップ1724の処理後、ステップ1726に
て前記第0〜第3キーコードKC(0)〜KC(3)、
第0〜第3音量データTC(0)〜TC(3)、go〜
第3音量データVOL(0)−VOL(3)及び各キー
オン信号KONがメロディ音信号発生回路43内の第O
〜第3楽音信号形成チャンネルへそれぞれ供給され、ス
テップ1728にて該モード別キーオンル−チン阿DI
5KONの実行が終了する。 メロディ音信号発生回路43内の第0〜第3楽音信号形
成チャンネルは前記各キーオン信号の到来に応答して楽
音信号の形成をそれぞれ開始し、該多電音信号を出力線
り、  C,Hに均等に出力する。 かかる場合、後述
するように前記キーコードKC供給の直前にピッチベン
ド量の供給がないので、前記形成出力される各楽音信号
のピッチは前記第0〜第3キーコードKC(0)〜KC
(3)のみにより!′+制御されて演奏メロディ鍵音高
、開環音高より低くかつ最も近い和音根音の音高、同和
音根音の音高。 及びメロディ鍵音高より1オクターブ低い音高にそれぞ
れ設定され、同各楽音信号の音色は前記第0〜第3音量
データTC(0)〜TC(3)により制御されてバイオ
リン及びクラシックギターの音色にそれぞれ設定され、
また同各楽音信号の音量は前記第0〜第3音量データV
OL(0)〜VQL(3)により制御されて前記メロデ
ィ演奏鍵の鍵タッチ(タッチデータTCI()に応じて
それぞれ設定される。メロディ音信号発生回路43の各
出力線り、  C,Rに出力された各楽音信号は出力回
路44を介して各スピーカ45a〜45cに供給され、
同スピーカ45a〜45cからは前記メロディ演奏音信
号及び3個の付加音信号に対応した楽音がそれぞれバイ
オリン及びクラシックギターの音色で発音される。 かかる状態で、上記ステップ252(クロックインタラ
ブドプログラム)にてモード別クロックルーチンMD1
5CLKが読み出されると、該ルーチンにD15CLK
の実行は第19B図のステップ1730にて開始され、
ステップ1732にてペンドフラグBNDが21”であ
るか否かが判定される。かかる場合、ペンドフラグBN
Oは”OIIに設定されているので、同ステップ173
2にて「N○」と判定されて、ステップ1752にて該
モード別クロックルーチンMD15CLKの実行が終了
する。 かかる状態で、押鍵されていたメロディ鍵が離鍵される
と、該離鍵に応答して上記ステップ234(押離鍵イベ
ントルーチン)にてモード別キーオフルーチンMD15
KOFが読み出し実行されて、前記メロディ演奏音及び
第1〜第3付加音の離鍵処理がなされる。すなわち、モ
ード別キーオフルーチンMD15KOFにおいては、第
19C図のステップ1760にてその実行が開始され、
ステップ1762にてメロディ音信号発生回路43内の
第0〜第3楽音信号形成チャンネルへキーオフ信号KO
Fがそれぞれ出力されて、ステップ1764にて該モー
ド別キーオフルーチンMDI5KOFの実行が終了する
。その結果、現在まで発生中であったメロディ演奏音信
号及び第1〜第3付加音信号の形成が停止制御され、ス
ピーカ45a〜45cからは前記各楽音信号に対応した
楽音の発音が停止される。 また、#!盤10における和音押鍵に応答して上記ステ
ップ218(押離鍵イベントルーチン)にてモード別和
音変化ルーチンMD15CHGが読み出されると、該ル
ーチンにD15CIlGは第19D図のステップ177
0にて開始され、ステップ1772にて、前記ステップ
1702 (モード別キーオンルーチン)lDI5KO
N)の処理と同様にして、演奏和音の変更に伴い第1及
び第2キーコードKC(1) 、l[c(2)が変更さ
れ、ステップ1774にてメロディ音信号発生回路43
内の11及び第2楽音信号形成チャンネルに前記変更さ
れた第1及び第2キーコードKC(1)、KC(2)が
出力され、ステップ1776にて該ルーチンMD15C
)IGの実行が終了する。これにより、第1及び第2楽
音信号形成チャンネルは第1及び第2付加音信号を発生
中であれば!1及び第2付加音信号の音高を前記出力さ
れた第1及び第2キーコードKC(1)、KC(2)に
対応して変更するので、スピーカ45a〜45cから発
音される第1及び第2付加音は前記和音変更に応じて変
更される。 次に、メロディ鍵が小節の先頭で押鍵された場合につい
て説明する。かかる場合、メロディ鍵の押鍵に応答して
モード別キーオンルーチンMD15KONが実行される
と、該ルーチンMD15KONのステップ1706にお
いては、 rYESJすなわちテンポカウントデータT
CNTが「31」又は「0」〜「2」であると判定され
、ステップ1708〜1712の処理によりベンドチャ
ンネルデータBNDCHが「1」〜「2」の間で順次更
新処理される。このベンドチャンネルデータB N D
 C11の更新後、ステップ1714にてベンドフラグ
BNDが1”に設定され、ステップ1716にてダウン
カウントデータDCNTが「4」に初期設定され、ステ
ップ1718にて前記更新したベンドチャンネルデータ
BNDC)lが「2」であるか否かが判定される。 かかる場合、前記ベンドチャンネルデータBNDCHが
「2」であれば、ステップ1718における「YESJ
との判定の基に、ステップ1720にてメロディ音信号
発生回路43の第2及び第3楽音信号形成チャンネルヘ
ペンド量としてペンドデーターΔBNDが供給される。 また、前記ベンドチャンネルデータBNDCHが「2」
でなければ、ステップ171gにお番するrNOJ と
の判定の基に、ステップ1722にてメロディ音信号発
生回路43の第BNDCH番目の楽音信号形成チャンネ
ルへベンド量としてペンドデーターΔBNDが供給され
る。なお、このペンドデーターΔBNDは半音分に相当
する音程である。 かかるペンドデーターΔBNDの出力後、ステップ17
26にて、前記同様に、前記第O〜第3キーコードKC
(0)〜KC(3)、第0−1!3音色データTC(0
”)〜TC(3)、第O〜第3音量データVOL(0)
 〜VOL(3)及び各キーオン信号KONがメロディ
音信号発生回路43内の第0〜第31楽音信号形成チャ
ンネルへそれぞれ供給される。これにより、前記ペンド
データーΔBNDの供給されない楽音信号形成チャンネ
ルにおいては、前記と同様なメロディ演奏音信号又は付
加音信号が形成出力されるが、前記ペンドデーターΔB
NDの供給された楽音信号形成チャンネルにおいては1
発生されるべき付加音信号のピッチより同ペンドデータ
ーΔBNOすなわち半音9下がったピッチの付加音信号
が形成出力され始める。 かかる状態で、前記モード別クロックルーチンHD15
KONが実行されると、今回はペンドフラグFINI)
が3′111に設定されているので、ステップ1732
にてrYEsJと判定され、ステップ1734にて、前
記ステップ1718 (モード別キーオンルーチンME
)15KON)の処理と同様に、ベンドチャンネルデー
タBNDCHがr2」であるか否かが判定される。この
場合も、前記ベンドチャンネルデータBNDCHが「2
」であれば、ステップ1734にて「YESJと判定さ
れて、ステップ1736にてダウンカウントデータDC
NTが「1」だけ減少された後、ステップ1738にて
メロディ音信号発生回路43の第2及びfi3楽音信号
形成チャンネルへベンド量としてペンドデーターDCN
T本ΔBND/4が供給され、ステップ1740にて前
記第2及び第2楽音信号形成チャンネルへピッチ補間制
御信号が供給される。また、前記ベンドチャンネルデー
タBNDCHが「2」でなければ、ステップ1734に
て「NO」と判定されて、ステップ1742にてダウン
カウントデータDCNTが「1」だけ減少された後、ス
テップ1744にてメロディ音信号発生回路43のj*
 8NDC)1番目の楽音信号形成チャンネルへベンド
量としてペンドデーターDCNT*ΔBND/4が供給
され、ステップ1746にて前記@ MNDCH番目の
楽音信号形成チャンネルへピッチ補間制御信号が供給さ
れる、 かかる場合、前記ペンドデーターDCNT*ΔBND/
4及びピンチ補間制御信号の供給される楽音信号形成チ
ャンネルは前記ステップ1720.1722(モード別
クロックルーチンMD15KON)の処理によりペンド
データーΔBNDの供給された楽音信号形成チャンネル
と同じであり、該楽音信号形成チャンネルにおいては、
前回供給された値と今回供給されたペンドデーターDC
NT本ΔBND/4 (現在のダウンカウントデータD
CNTは「3」)との差−ΔBND/4に応じたレート
で、形成楽音信号のピッチが直線的に補間iff!制御
される。その結果、該楽音信号及び同信号に対応した付
加音のピッチは、第19.E図に示すように、直線的に
上昇する。 この楽音のピッチの制御後、ステップ1748にてダウ
ンカウントデータDCNTがrOJであるか否かが判定
され、同データDCNTがrOJになるまでは、同ステ
ップ1748におけるrNOJとの判定の基に、ステッ
プ1752にて該モード別クロックルーチンMD15C
LKの実行が終了する。そして、32分音符に対応した
時間が経過して、モード別クロックルーチンMD15C
L?[が再び実行されると、前記ステップ1732にお
けるrYESJすなわちベンドフラグBNDが121”
であるとの判定の基に、ステップ1734〜1746の
処理が実行されて前記ピッチの変更制御されている楽音
のピッチが前記と同様にして直線的に上昇制御される。 そして、該モード別クロックルーチンMD15CLKの
実行毎に、前記ステップ1736.1742にてダウン
カウントデータ[1CNTが減ぜられた結果、同データ
DCNTが「0」になると、前記ステップ1748にて
「YES」との判定の基に、ステップ1750にてペン
ドフラグBNDが”Otpに設定される。 これにより、前記ステップ1732にて「NO」と判定
されて、前記ステップ1734〜1746からなるピッ
チの変更+11御処理がなされなくなるので、以降は、
第19E図に示すように、以前ピッチの変更′M御され
ていた楽音のピッチも一定に保たれるようになる。また
、かかる場合、前記ステップ1748にてダウンカウン
トデータDCNTがrOJであると判定されたときには
、前記ステップ1734,174.4にて「0」を表す
ベンドデーター〇CNT*BNO/4が前記ピyf変更
5iIJ#IJニ係ル1音信号形成チャンネルへ供給さ
れているので、該チャンネルの楽音信号のピッチは前記
ステップ1702(モード別キーオンルーチンMD15
KON)の処理により設定された音高に戻る。 また、小節の先頭タイミング時にメロディ鍵が押鍵され
る毎に、ベンドチャンネルデータBNDCI+はステッ
プ1708〜1712からなる処理によって0〜2に渡
り変化し、ステップ1718〜1722.1734〜1
746の処理によってピッチベンド効果の付与されるチ
ャンネルが変更される。 なお、このように付加音のいずれかにピッチベンド効果
が付与された場合にも、メロディ鍵が離鍵されたり、演
奏和音が変更されたりすると、上述した場合と同様にし
て、モード別キーオフルーチン[115KOFの実行に
よりメロディ演奏音及び付加音の発音停止が制御される
とともに、モード別和音変化ルーチンI’1D15CI
IGの実行により演奏和音の変更に伴う付加音の変更f
iq御がなされる。 かかる動作説明からも理解できる通り、この第15ソロ
スタイルプレイモードにおいては、バイオリンの音色で
発音されるメロディ演奏音に対して、演奏和音における
根音及びメロディ演奏音より1オクターブ低い音からな
る複数の付加音がバイオリン及びクラシックギターの音
色で付加されるとともに、小節の先頭タイミングにてメ
ロディ鍵が押鍵された場合には前記付加音にピッチベン
ド効果を付与するので、単調な演奏が豊かになるととも
に、フジエステイツクマーチ風の少ない人数により構成
されたアンサンプル演奏の効果が得られる。また、ピッ
チベンド効果の付与される付加音は種々に変更されてい
くので、演奏が変化に富んだものとなる。 なお、この第15ソロスタイルプレイモードにおいては
、付加音の数を「3)個にし、かつ初期のピッチベンド
量を半音分にしたが、かかる付加音の数は適宜変更し得
るものであると同時に、前記ピッチベンド量も適宜変更
し得るものである。 また、同モードにおいては、ピッチベンドの変化特性を
直線的にしたが、該変化を指数的にすることも可能であ
る。 また、同モードにおいては、メロディ鍵の押鍵からモー
ド別クロックルーチンMD15CIJが最初に実行され
るまでは、ピッチベンド効果の付与されるべき付加音の
ピッチを上昇させないようにしたが、該メロディ押鍵時
から前記付加音のピッチを上昇させるようにしてもよい
。 L皿舅 次に、上記実施例の全体に関する変形例について説明す
る。 (1)上記実施例においては1通常メロディ演奏泪の−
段$5110の鍵域を自動伴奏操作子の操作に応じて2
分割するとともに、該分割した下鍵域を和音演奏用とし
て用いるようにしたが、該鍵盤10を予め2分割してお
き、常に下鍵域を和音演奏用として用いるとともに上鍵
域をメロディ演奏用として用いるようにしてもよい。ま
た、該鍵盤10を和音演奏用の下鍵盤とメロディ演奏用
の上i51!との2段ts!!!で構成するようにして
もよい。 (2)上記実施例においては、和音演奏用鍵における複
数鍵の同時押鍵により、該押鍵された複数鍵の組合せ状
態に応じて和音tytI&音テーブル81を参照して指
定和音を検出するようにしたが、前記和音演奏用鍵にて
和音の根音のみを指定し、かつ和音のタイプを別途設け
た鍵盤以外の操作子により指定するようにしてもよい。 また、メロディ演奏用鍵の最高音または最低音を和音の
根音として指定し、それ以外の押鍵された鍵の数、押鍵
された鍵の種類(白鍵、黒鍵)等に応じて和音の種類を
指定するようにしてもよい。さらに、他の鍵盤楽器及び
その他の楽器により指定された和音を利用し、または自
動演奏装置から入力された和音を表す和音データを利用
するようにしてもよい。 (3)上記実施例においては、ソロスタイルプレイモー
ド時に発音されるメロディ演奏音を鍵!110にて押鍵
された後着優先鍵に対応するものとしたが。 該メロディ演奏音を鍵盤10にて押鍵された最高音にし
てもよい、また、ソロスタイルプレイモード時には、メ
ロディ演奏音を単音にしなくても、鍵盤1oにおけるメ
ロディ演奏に応じて複数のメロディ演奏音が発音される
ようにしてもよい。かかる場合、ソロスタイルプレイモ
ード時にも複数の楽音信号形成チャンネルが利用される
ようにするとともに、押鍵された複数の鍵のうちのいず
れか一つ、例えば最高音、後着前に対して上記実施例の
付加音が付加されるようにしてもよい。 (4)上記実施例においては、メロディ演奏音及び付加
音の音量が鍵タッチにより制御されるようにしたが1本
発明は前記雨音を鍵タッチとは無関係に一定の音量で発
音させるようなタッチ検出回路1obを有さない電子楽
器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電子楽器の全体ブ07
り図、1112ArIli、第2B図、  jl!3図
及び第4図は第1図のプログラムメモリに記憶され各種
モードに共通のプログラムに対応したフローチャート、
第5A図〜第5D図は前記共通のプログラムにて読み出
し実行される第1モードに関するサブプログラムに対応
したフローチャート、第6A図〜jIaD図は前記共通
のプログラムにて読み出し実行される第2モードに関す
るサブプログラムに対応したフローチャート、WVA図
〜第7D図は前記共通のプログラムにて読み出し実行さ
れる第3モードに関するサブプログラムに対応したフロ
ーチャート、第7E図は同モードにおける付加音の発音
パターン図、第8A図〜第8D図は前記共通のプログラ
ムにて読み出し実行される第4モードに関するサブプロ
グラムに対応したフローチャート、第8E図は同モード
における付加音の発音パターン図、@9A図〜第9D図
は前記共通のプログラムにて読み出し実行される第5モ
ードに関するサブプログラムに対応したフローチャート
、第9E図〜第9G図は同モードにおける付加音の発音
パターン図、第10A図〜第10D図は前記共通のプロ
グラムにて読み出し実行される第6モードに関するサブ
プログラムに対応したフローチャート、第10E図は同
モードにおける付加音の発音パターン図、第11A図〜
第11D図は前記共通のプログラムにて読み出し実行さ
れる第7モードに関するサブプログラムに対応したフロ
ーチャート、第11E図及びllllF図は同モードに
おける付加音の発音パターン図、第12A図〜第12D
図は前記共通のプログラムにて読み出し実行される第8
モードに関するサブプログラムに対応したフローチャー
ト、第13A図〜!13D図は前記共通のプログラムに
て読み出し実行される第9モードに関するサブプログラ
ムに対応したフローチャート、第14A図〜第14D図
は前記共通のプログラムにて読み出し実行される第10
モードに関するサブプログラムに対応したフローチャー
ト、第14E図は同モードにおける付加音の発音パター
ン図、第15A図〜第15D図は前記共通のプログラム
にて読み出し実行される第11モードに関するサブプロ
グラムに対応したフローチャート、第15E図は同モー
ドにおける付加音の発音パターン図、第16A図〜第1
60図は前記共通のプログラムにて読み出し実行される
第12モードに関するサブプログラムに対応したフロー
チャート、第16E図は同モードにおける音程変換デー
タのデータフォーマット図、第17A図〜第17D図は
前記共通のプログラムにて読み出し実行される第13モ
ードに関するサブプログラムに対応したフローチャート
、第18A図〜第18D図は前記共通のプログラムにて
読み出し実行される第14モードに関するサブプログラ
ムに対応したフローチャート、第19A図〜第19D図
は前記共通のプログラムにて読み出し実行される第15
モードに関するサブプログラムに対応したフローチャー
ト、第19E図は同モードにおける付加音の発音パター
ン図である。 符  号  の  説  明 10・・・S盤、10a・・・鍵スィッチ回路。 20・・・操作パネル部、20a・・・操作子スイッチ
回路、21・・・ソロスタイルプレイ操作子、22・・
・自動伴奏操作子、23・・・リズムスタート操作子、
24・・・リズムストップ操作子、26・・・リズムセ
レクト操作子部、27・・・音色選択操作子部、41・
・・リズム音信号発生回路、42・・・伴奏音信号発生
回路、43・・・メロディ音信号発生回路、50・・・
テンポ発振器、60・・・マイクロコンピュータ、61
・・・プログラムメモリ、 62・・・CP U。 63・・・ワーキングメモリ、70・・・メロディ制御
レジスタ郡、71・・・キーコード記憶部、72・・・
音色データ記憶部、73・・・音量データ記憶部、81
・・・和音構成音テーブル、90・・・ソロスタイルプ
レイ制御データテーブル、91・・・モードデータ記憶
部、92・・・音色データ記憶部、93・・・リズム対
応発音制御データ記憶部、94・・・伴奏対応発音I1
1御データ記憶部、95・・・パターンデータ記憶部、
96・・・音程データ記憶部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 メロディ音高を指定するメロディ音指定手段と、和音を
    指定する和音指定手段と、前記メロディ音指定手段によ
    り指定されたメロディ音高に応じた楽音信号及び前記和
    音指定手段により指定された和音に対応した楽音信号を
    発生する楽音信号発生手段と、リズム種類を選択するリ
    ズム選択手段と、前記リズム選択手段により選択された
    リズム種類及びリズム進行に応じた所定のタイミングで
    リズム音信号の発生を制御するリズム音発生制御信号を
    出力するリズム音発生制御信号出力手段と、前記リズム
    音発生制御信号出力手段から出力されたリズム音発生制
    御信号に応じてリズム音を発生するリズム音信号発生手
    段とを備えた電子楽器において、 前記メロディ音指定手段により指定されたメロディ音高
    、前記和音指定手段により指定された和音及びリズム音
    発生制御信号出力手段におけるリズム進行に応じてメロ
    ディ音信号に対する付加音信号の発生を制御するための
    付加音制御信号を形成し、該付加音制御信号を前記楽音
    信号発生手段に出力することにより同楽音信号発生手段
    における該付加音信号の発生を制御する付加音制御信号
    形成手段と、 前記リズム選択手段により選択されたリズム種類に応じ
    て前記付加音制御信号形成手段における付加音制御信号
    の形成態様を制御する付加音態様制御手段と、 前記リズム選択手段により選択されたリズム種類に応じ
    て前記楽音信号発生手段にて発生される付加音信号の音
    色を設定制御する音色制御手段とを設けたことを特徴と
    する電子楽器。
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