JP3840692B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーシフトの実行により演奏音の音程を歌唱者の好みに調節できる機能を備えたカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
指定された曲の演奏を再生しながら曲に対応した画像および歌詞をディスプレイに表示するいわゆるカラオケ装置においては、通常、再生される演奏音の音程すなわちキーを、操作パネルや付属のリモコン等によって歌唱者の好みに調節できる機能を備えている。すなわち、歌唱者は、キーが高く歌いづらかったらキーを下げ、逆に低すぎたらキーを上げて、歌声が出る範囲内に演奏音のキーを合わせるのである。このキーの調節(以降これをキーシフトと呼ぶ)を実行するにあたって、従来のカラオケ装置では、MIDIデータによる音源の場合、リモコンのボタンを1回押すなどの1回の指令で、全てのパート(楽器:ドラム等の音程にかかわらない楽器は除く)に対し、キーシフト値×一半音だけ、ノートメッセージのノートナンバーをシフトして出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように単純にノートナンバーをシフトすることによってキーシフトが実行されると、演奏音全体の発音音域が変化するので、キーシフトの最中およびその後の演奏音が、キーが上げられると軽く感じたり、キーが下げられると重く感じたりといったように、聞き手に与える演奏音の印象が不自然になって違和感を招くことは否めなかった。また、キーシフト量が大きいと、実際の楽器で発音できる音域を越えてしまい、その場合、生演奏を模倣した演奏音は発生し得なくなる。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、演奏音の印象に違和感を与えることなくキーシフトが実行されるとともに、キーシフト量が大きくても楽器の発音音域が保持されて生演奏により近い演奏音の発生を可能とするカラオケ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1に記載のカラオケ装置は、指定された曲データの演奏情報に基づき、各種楽器に応じた楽音を発生させる音源と、該音源によって発生する楽音のキーを、キーシフト操作子の操作量に基づいてシフトするキーシフト手段と、前記演奏情報を構成する各楽器ごとの発音可能音域を指定する発音可能音域指定手段と、前記演奏情報における各楽器ごとの発音音域を、予め定められた区間毎に検出する発音音域検出手段と、前記キーシフト手段によってキーシフトされた楽音の発音音域が、前記発音音域検出手段によって前記発音可能音域指定手段で指定された発音可能音域を越えたと検出された場合に、キーシフト後のキーを保持しながら、その楽音が属する区間に含まれるすべての楽音を発音可能音域内に収めるよう補正する発音音域補正手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
本発明の請求項2に記載のカラオケ装置は、請求項1に記載のカラオケ装置において、前記発音音域補正手段は、前記音源によって発生する楽音のうち、メロディやアルペジオ等の旋律的楽音を発生する楽器を旋律属性音と判断し、前記キーシフト手段によってキーシフトされた旋律属性音の少なくとも1つが前記発音可能音域を越えた場合に、その越えた楽音を包含する区間におけるフレーズの音域を、発音可能音域側にオクターブ単位でシフトさせることを特徴としている。
【0007】
本発明の請求項3に記載のカラオケ装置は、請求項1に記載のカラオケ装置において、前記発音音域補正手段は、前記音源によって発生する楽音のうち、和音を発生する楽器をコード属性音と判断し、前記キーシフト手段によってキーシフトされたコード属性音が前記発音可能音域を越えた場合に、その越えた楽音を構成音の1つとするコードを包含する区間たる発音ブロックの音域を、発音可能音域側にシフトさせることを特徴としている。
【0008】
本発明の請求項4に記載のカラオケ装置は、請求項3に記載のカラオケ装置において、前記発音音域補正手段は、前記コード属性音のコード構成音を、転回により前記発音可能音域内に収めることを特徴としている。
【0009】
本発明の請求項5に記載のカラオケ装置は、請求項4に記載のカラオケ装置において、前記発音音域補正手段は、前記コード属性音のコード構成音の上側の一部をコードブロックに分けるとともに、該コードブロックの下側を構成するコード構成音をルート音とし、コードブロックを転回により前記発音可能音域内に収めるとともに、ルート音をオクターブ単位で発音可能音域側にシフトさせることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカラオケ装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
A.一実施形態の構成
図1は、一実施形態に係るカラオケ装置の全体構成を示すブロック図である。このカラオケ装置は、いわゆる通信カラオケシステムに属するもので、符号1はモデムあるいはISDN(Integrated Services Digital Network) 等の通信インタフェースであり、この通信インタフェース1は、通信回線を介してホストコンピュータ2に接続されている。3はCPUであり、ROM4に記憶されたシステムプログラムを実行し、バス20を介して接続される各構成要素を制御する。ROM4には、上記システムプログラムの他、歌詞を表示するためのフォント情報が記憶されている。5はハードディスクであり、ホストコンピュータ2から供給されるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)データによる曲データが格納される。また、6はCPU3のワークエリアとして用いられるRAMであり、システムプログラム、フォント情報および再生を指示された曲データの他、各種変数が一時記憶される。
【0011】
また、7は操作パネル(キーシフト操作子)であり、選曲、演奏の開始および中止、ボリューム、キーシフト等を設定するための操作ボタン等を備え、これら操作に対応した設定情報をCPU3に供給する。この操作パネル7での各種操作は、光信号等を利用したリモコン(キーシフト操作子)8でも全く同様に行えるようになっている。9は曲データに含まれるイベント情報にしたがい楽音、画像、効果等の各種イベントを制御するシーケンサ(キーシフト手段、発音可能音域指定手段、発音音域検出手段、発音音域補正手段)である。シーケンサ9による制御信号は、音源プロセッサ10および画像プロセッサ30に供給される。
【0012】
音源プロセッサ10は、シーケンサ9の制御のもとで、CPU3から逐次供給される曲データのうちの演奏情報に基づき各種楽器に応じた楽音信号を生成し、ミキサ11に供給する。ミキサ11は、音源プロセッサ10から供給される楽音信号と、マイク12より取り込まれる音声信号(歌唱者の歌声等)とを混合し、これをスピーカ13より発音させる。
【0013】
また、画像プロセッサ30は、シーケンサ9の制御のもとで、再生を指示された曲データに対応した画像情報をレーザディスク31から読み出すとともに、この画像情報とCPU3から供給される歌詞情報に対応したフォント情報とを合成し、これをディスプレイ32に表示させる。
【0014】
さて、上記カラオケ装置では、ホストコンピュータ2から配信された曲データはハードディスク5に格納され、利用者の選曲により演奏開始が指示されると、CPU3が、ハードディスク5から対応する曲データをRAM6にロードし、当該曲データを逐次解釈して演奏情報をシーケンサ9に供給する。ここで、シーケンサ9は、曲データの演奏情報を構成する各楽器の発音音域に関し、それら楽器が発音可能な音域を指定するためのパラメータを保有している。そして、シーケンサ9は、演奏情報を構成する各楽器ごとに、音色を示すプログラムチェンジ情報を読み込み、それら楽器の発音可能な上限と下限を検知する。上記パラメータは、例えば、グランドピアノ、ブライトピアノ、ギター等の演奏楽器(演奏パート)ごとの上限から下限までの発音可能音域がテーブルとして示されたものである。
【0015】
さらに、シーケンサ9には、操作パネル7あるいはリモコン8によって指定されたキーシフト情報がCPU3から供給され、シーケンサ9は、そのキーシフト情報に基づき演奏音を指定されたキーにシフトするよう音源プロセッサ10を制御する。ここで、シーケンサ9は、キーシフトされた楽音の発音音域を検出し、その発音音域と、パラメータによる発音可能音域とを比較し、キーシフトされた楽音の発音音域が発音可能音域を越えた場合、すなわち、楽音の発音音域がその発音可能音域の上限を上回ったり下限を下回ったりした場合、音源プロセッサ10を、キーシフト後のキーを保持しながら、楽音の発音音域が発音可能音域内に収まるように補正制御する。
【0016】
B.一実施形態の制御動作
その補正制御の動作は、以下の如くである。
まず、シーケンサ9は、図2のフローチャートに示すように、ステップS1で曲データの演奏情報が入力されると、次のステップS2で、楽音のうち、メロディあるいはアルペジオ等の旋律的演奏音を旋律属性音として、また、和音を発生するコード演奏音をコード属性音として、それぞれに属性を付ける。そして、上記のようにキーシフトによって発音音域が発音可能音域を越えた場合に、旋律属性音とコード属性音とを、次のように場合分けして補正する。
【0017】
▲1▼旋律属性音(メロディあるいはアルペジオ)
旋律属性音に対するキーシフトの一実行例の動作を、図3のフローチャートを参照して説明する。
選曲によって供給される曲データの演奏情報の中でメロディ(あるいはアルペジオ)を演奏している楽器に対し、フレーズ固定マーカごとに、そのフレーズ固定マーカ中で最高音と最低音を検出する(ステップS1)。この検出が終わってから、演奏が開始される(ステップS2)。
【0018】
図5は、フレーズ固定マーカ中のメロディ楽音であるメロディノートイベント群を示しており、この場合のノートイベント群の最高音Aおよび最低音Bは、ともに指定された発音可能音域内に収まっている。そして、図3のステップS3において、演奏中に操作パネル7あるいはリモコン8によりキーシフトされると、そのキーシフト情報がCPU3を経てシーケンサ9に供給される。キーシフトにより、メロディを演奏している楽器の最高音あるいは最低音が、発音可能音域内にあるか否かが検出される(ステップS4)。楽音が発音可能音域内にあれば、そのまま演奏が続行される(ステップS5)。最高音あるいは最低音が発音可能音域を越えていると判断されたら、ステップS6に進み、その越えた楽音を包含するフレーズ固定マーカ中の全フレーズに関し、それらフレーズの音域を1オクターブ発音可能音域内にシフトする。
【0019】
ここで、最高音が、発音可能音域の上限を上回ってしまったとする。例えば、図5のノートイベント群に対してキーが3度上げられたとすると、これらノートイベント群は全体が3度上にシフトし、その結果、最高音Aは発音可能音域を1度上回る。そこで、シーケンサ9は、図6に示すように、その最高音Aを包含するフレーズ固定マーカ中の全フレーズに関し、それらフレーズの音域を1オクターブ下げる。このようにフレーズ全体が1オクターブ下げられることにより、キーシフト量(この場合3度上げる)に応じたキーシフトが実行されて指定されたキーが保持されるとともに、最高音Aを含む発音音域全体が、発音可能音域に収まる。
【0020】
また、これとは逆に、ノートイベント群の最低音Bが発音音域の下限を下回った場合には、フレーズ固定マーカ中のノートイベント群全体を1オクターブ上にシフトする。すると、そのノートイベント群であるメロディは、キーシフト量に応じたキーシフトが実行されて指定されたキーが保持されるとともに、最低音Bを含む発音音域全体が、発音可能な音域に収まる。
【0021】
▲2▼コード属性音(和音)
次に、コード属性音に対するキーシフトの一実行例の動作を、図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1で、選曲によって供給される曲データの中で和音を演奏している楽器に対し、発音ブロック(例えば所定数の小節)ごとに、コード情報と、コードブロック、ルート音、発音ブロック中の最高音と最低音を検出する。
コード情報は、コードの構成音の情報である。
コードブロックは、コード構成音の中で、例えばピアノの場合、上下の音で音の長さに差がある場合(例えば上の3音が短く、下の2音が持続音的に割と長い場合など)、それらのうち上の3音をコードブロックとして検出、指定する。また、下の2音を、ルート音とし、このルート音に対してはその上下関係を固定する。
【0022】
これらの検出が終わった後、演奏が開始される(ステップS2)。演奏中に、操作パネル7あるいはリモコン8によりキーシフトされる(ステップS3)と、そのキーシフト情報が、CPU3を経てシーケンサ9に供給される。次いで、キーシフトによって発生するコード構成音の最高音あるいは最低音が、発音可能音域内にあるか否かが検出される(ステップS4)。楽音が発音可能音域内にあれば、そのまま演奏が続行される(ステップS5)。楽音の最高音あるいは最低音が発音可能音域を越えていると判断されたら、ステップS6に進み、その越えた楽音を包含するコードブロックの構成音の発音音域を、転回により補正しながら指定のキーを保持する。コードブロックの構成音の転回は、例えば、元のコードが、「Ab(Aフラット)→C→Eb」と続く場合、これを転回して、「C→Eb→Ab」あるいは「Eb→Ab→C」等に補正することができる。このとき、コードブロック内におけるコード構成音の最低音と最高音が1オクターブ以内であるクローズドボイシングの場合、最低音を1オクターブ上、最高音を1オクターブ下にシフトして、コード構成音を転回する。また、コードブロック内におけるコード構成音の最低音と最高音が2オクターブ以内のオープンボイシングの場合は、最低音を2オクターブ上、最高音を2オクターブ下にシフトして、コード構成音を転回する。
【0023】
次に、ステップS7において、ルート音を発音可能音域内にオクターブ単位でシフトし、そのシフトしたルート音が転回したコード構成音にかかるか否かをステップS8で判断する。YESと判断されたら、ステップS9に進み、コードブロックの構成音を転回させる。ステップS8でNOと判断されたらステップS10に進み、そのままの楽音発生を続行する。
【0024】
図7は、発音ブロック中のコード楽音であるコードノートイベント群を示しており、この場合のノートイベント群の最高音Cおよび最低音Dは、ともに指定された発音可能音域内に収まっている。最高音Cはコードブロック内の最高音であり、最低音Dはルート音の最低音である。そして、演奏中に操作パネル7あるいはリモコン8によりキーシフトされると、そのキーシフト情報がCPU3を経てシーケンサ9に供給される。キーシフトにより、コードを演奏している楽器の最低音が、発音可能音域を下回ってしまったとする。例えば、図7のノートイベント群に対してキーが4度下げられたとすると、これらノートイベント群は全体が4度下にシフトし、その結果、最低音Dは発音可能音域を2度下回る。そこで、シーケンサ9は、まず、最低音Dがルート音として固定されているので、まずこの音Dを、1オクターブ上にシフトする。1オクターブ上にシフトされた音は、上のコードブロックのコード構成音にかかってしまうので、これを防ぐために、コードブロックの最低音を転回する。この場合、コードブロック内の構成音は1オクターブ以内のクローズドボイシングなので、これら構成音を、1オクターブ上に上げる。この場合、元のコード「Ab→Cm7/G→Ab7→Db」から、「Eb→Gm7/D→Eb7→Ab」に転回する。
【0025】
C.一実施形態の効果
上記のように、メロディあるいはアルペジオの楽音に対して、その楽音が発音可能音域内に収まるようにフレーズごとオクターブ単位でシフトさせたり、コードの楽音に対して、その発音が発音可能音域内に収まるようにコードを転回させ、かつルート音をオクターブ単位でシフトさせることにより、発生楽音は、キーシフトされながらキーシフト前の発音音域と略一定となる。したがって、従来のように単純にノートメッセージのノートナンバーをシフトして出力する場合と比べると、キーシフトによる楽音の違和感が防がれるとともに、キーシフト量が大きくても発音可能音域内で発生するので、生演奏により近い楽音の発生が可能となる。
【0026】
なお、上記一実施形態では、楽音の発音可能音域を指定する発音可能音域指定手段、各楽器ごとの発音音域を検出する発音音域検出手段、キーシフト実行のための発音音域補正手段は、シーケンサ9で構成しているが、これらの一部あるいは全てを、CPU3あるいは音源プロセッサ10で構成するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、キーシフトが実行されても発音音域が略一定のまま演奏が推移していくので、キーシフトによる違和感が防がれるとともに、キーシフト量が大きくても生演奏により近い楽音の発生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るカラオケ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 シーケンサが楽音に属性を付ける場合の動作を示すフローチャートである。
【図3】 シーケンサがメロディあるいはアルペジオの楽音に対してキーシフトする場合の動作を示すフローチャートである。
【図4】 シーケンサがコードの楽音に対してキーシフトする場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】 フレーズ固定マーカ中のメロディのノートイベント群の一例を示す図である。
【図6】 図5のノートイベント群がキーシフト補正された状態を示す図である。
【図7】 発音ブロックごとのコードのノートイベント群の一例を示す図である。
【図8】 図7のノートイベント群がキーシフト補正された状態を示す図である。
【符号の説明】
7…操作パネル(キーシフト操作子)、8…リモコン(キーシフト操作子)、9…シーケンサ(キーシフト手段、発音可能音域指定手段、発音音域検出手段、発音音域補正手段)、10…音源プロセッサ。

Claims (5)

  1. 指定された曲データの演奏情報に基づき、各種楽器に応じた楽音を発生させる音源と、
    該音源によって発生する楽音のキーを、キーシフト操作子の操作量に基づいてシフトするキーシフト手段と、
    前記演奏情報を構成する各楽器ごとの発音可能音域を指定する発音可能音域指定手段と、
    前記演奏情報における各楽器ごとの発音音域を、予め定められた区間毎に検出する発音音域検出手段と、
    前記キーシフト手段によってキーシフトされた楽音の発音音域が、前記発音音域検出手段によって前記発音可能音域指定手段で指定された発音可能音域を越えたと検出された場合に、キーシフト後のキーを保持しながら、その楽音が属する区間に含まれるすべての楽音を発音可能音域内に収めるよう補正する発音音域補正手段と
    を具備することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記発音音域補正手段は、前記音源によって発生する楽音のうち、メロディやアルペジオ等の旋律的楽音を発生する楽器を旋律属性音と判断し、前記キーシフト手段によってキーシフトされた旋律属性音の少なくとも1つが前記発音可能音域を越えた場合に、その越えた楽音を包含する区間におけるフレーズの音域を、発音可能音域側にオクターブ単位でシフトさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 前記発音音域補正手段は、前記音源によって発生する楽音のうち、和音を発生する楽器をコード属性音と判断し、前記キーシフト手段によってキーシフトされたコード属性音が前記発音可能音域を越えた場合に、その越えた楽音を構成音の1つとするコードを包含する区間たる発音ブロックの音域を、発音可能音域側にシフトさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラオケ装置。
  4. 前記発音音域補正手段は、前記コード属性音のコード構成音を、転回により前記発音可能音域内に収める
    ことを特徴とする請求項3に記載のカラオケ装置。
  5. 前記発音音域補正手段は、前記コード属性音のコード構成音の上側の一部をコードブロックに分けるとともに、該コードブロックの下側を構成するコード構成音をルート音とし、コードブロックを転回により前記発音可能音域内に収めるとともに、ルート音をオクターブ単位で発音可能音域側にシフトさせる
    ことを特徴とする請求項4に記載のカラオケ装置。
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