JPH07219536A - 自動編曲装置 - Google Patents

自動編曲装置

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JPH07219536A
JPH07219536A JP6011553A JP1155394A JPH07219536A JP H07219536 A JPH07219536 A JP H07219536A JP 6011553 A JP6011553 A JP 6011553A JP 1155394 A JP1155394 A JP 1155394A JP H07219536 A JPH07219536 A JP H07219536A
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JP
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rule
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musical tone
musical
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Withdrawn
Application number
JP6011553A
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Eiichiro Aoki
栄一郎 青木
Kazunori Maruyama
和範 丸山
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/38Chord
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2210/00Aspects or methods of musical processing having intrinsic musical character, i.e. involving musical theory or musical parameters or relying on musical knowledge, as applied in electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2210/571Chords; Chord sequences
    • G10H2210/576Chord progression

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動編曲しつつ、または編曲したあとで、各パ
ート間の音楽的不都合を低減する。 【構成】伴奏情報記憶メモリ6に伴奏パターンを記憶す
る。編曲の基礎となるメロディパートの演奏情報、和音
進行およびアレンジ条件を操作スイッチ4で入力する。
伴奏情報記憶メモリ6からアレンジ条件に合った伴奏パ
ターンを選択してメロディとともに複数のパートを有す
るパターンシーケンスを組む。パターンシーケンスを和
音進行に応じて音高変換して編集演奏情報記憶メモリ7
に記憶する。パート間の音高に関する禁則ルールによっ
て音高を修正する。禁則ルールは短9度の音高差の禁
止、平行5度の禁止、ドミナントモーションでの4度→
3度の旋律や7度→1度の旋律の禁止、長い音符でのパ
ート間の音高の逆転の禁止等を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め入力されたメロデ
ィや和音の情報に基づいて他のパートの楽音情報(音高
やタイミング)を生成する自動編曲装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動編曲装置は知られて
いないが、予め入力された音高情報を自動的に音高変換
するなど、広義の意味で自動編曲に類似した処理を行う
ものとして、コードシーケンサや自動伴奏装置がある。
【0003】コードシーケンサは、例えばCMaj調など
の所定音階の音高情報で曲を表したパターンシーケンス
と、曲の和音の変化を示す和音進行とを入力し、和音の
根音と種類に応じてパターンシーケンスの音高情報を音
高変換して、和音進行にあったパートを生成するもので
ある。
【0004】また、自動伴奏装置は例えば鍵盤式電子楽
器等に用いられており、曲の種類(ジャンル等)に応じ
た伴奏パターンを前記のような所定音階の音高情報で記
憶しておき、鍵盤等から検出した和音の根音と種類に応
じて伴奏パターンの音高情報を音高変換して自動伴奏を
行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、和音に
応じた音高変換を行うだけでは、メロディの流れや他の
パートとの音程関係で音楽的に不都合な音高に変換され
ることがあり、このようなコードシーケンサや自動伴奏
装置の技術を用いても満足に自動編曲を行うことができ
なかった。
【0006】なお、自動伴奏装置では、和音と音高変換
して得られた伴奏音とを比較して、伴奏音でテンション
度が高すぎる音を所定範囲になるように修正するように
したものもあるが、これでも自動編曲には不充分であっ
た。
【0007】本発明は、自動編曲しつつ、または編曲し
たあとで、各パート間の音楽的不都合を低減することが
できる自動編曲装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の自動編曲装置は、編曲の基礎となる
特定のパートに対する他のパートの楽音情報を生成する
楽音情報生成手段と、複数の楽音情報に関する禁則ルー
ルを記憶している禁則ルール記憶手段と、前記パート間
の楽音情報の関係が前記禁則ルールに則しているか否か
を判定する判定手段と、上記判定手段で前記禁則ルール
に則していないと判定された場合に前記他のパートにつ
いての楽音情報を修正する楽音情報修正手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0009】また、本発明の自動編曲装置は、編曲の基
礎となった特定のパートを含む複数のパートの楽音情報
を入力する楽音情報入力手段と、複数の楽音情報に関す
る禁則ルールを記憶している禁則ルール記憶手段と、前
記複数のパートのうちの編曲の基礎となった特定のパー
トの楽音情報と他のパートの楽音情報との関係が前記禁
則ルールに則しているか否かを判定する判定手段と、上
記判定手段で前記禁則ルールに則していないと判定され
た場合に前記特定のパート以外のパートについての楽音
情報を修正する楽音情報修正手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0010】また、本発明の自動編曲装置は、楽音情報
を入力する楽音情報入力手段と、和音進行を入力する和
音進行入力手段と、楽音情報と和音進行に関する禁則ル
ールを記憶している記憶手段と、前記和音進行と前記楽
音情報の関係が前記禁則ルールに則しているか否かを判
定する判定手段と、前記判定手段で前記禁則ルールに則
していないと判定された場合に楽音情報を修正する楽音
情報修正手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明の自動編曲装置は、楽音情報
を入力する楽音情報入力手段と、音楽情報に関する禁則
ルールを記憶している記憶手段と、伴奏種類を指定する
指定手段と、前記伴奏種類に対応して前記楽音情報が前
記禁則ルールに則しているか否かを判定する判定手段
と、前記判定で前記禁則ルールに則していないと判定さ
れた場合に楽音情報を修正する楽音情報修正手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の自動編曲装置において、複数のパート
の楽音情報は、楽音情報生成手段で編曲の基礎となる特
定のパートに対する他のパートを生成することにより得
られるか、または、楽音情報入力手段から入力される。
【0013】判定手段は、複数のパートのパート間の楽
音情報の関係が禁則ルール記憶手段に記憶している禁則
ルールに則しているか否かを判定し、楽音情報修正手段
は、判定手段で禁則ルールに則していないと判定された
場合に特定のパート以外のパートの楽音情報を修正す
る。
【0014】なお、楽音情報生成手段としては、例えば
特定のパートに関する和音に基づいて他のパートを生成
するものでもよい。
【0015】また、楽音情報修正手段としては、楽音情
報の音高を修正するものでもよく、タイミングを修正す
るものでもよい。さらに、音高を修正する場合は、禁則
ルールに則していないと判定されたパートの音高を和音
の構成音の音高に置き換えて修正するものでもよい。
【0016】
【実施例】図1は本発明実施例の自動編曲装置のブロッ
ク図である。CPU1はプログラムメモリ2に格納され
た制御プログラムに基づいてワーキングメモリ3のワー
キングエリアを使用して装置全体の制御を行い、編集モ
ードによる自動編曲と演奏モードによる自動演奏を行
う。
【0017】また、操作パネルには、編集モードを指定
する編集スイッチや自動演奏のスタート/ストップを指
定するスタート/ストップスイッチ、各種データの入力
用スイッチなど各種のスイッチ4と表示器5を備えてお
り、CPU1は、スイッチ4の操作イベントの検出と表
示器5における各種データの表示を行い、モード指定の
入力、元曲である特定のパートとしてのメロディの入
力、和音進行の入力、自動編曲する曲のスタイル、強
弱、曲風あるいは楽式構成などのアレンジ条件の入力な
ど、操作者によるデータ入力時の制御を行う。
【0018】伴奏情報記憶メモリ6はROMで構成され
ており、1小節あるいは2小節など所定長の伴奏パター
ンが各種のアレンジ条件に対応して多種類記憶されてい
る。そして、編集モードでメロディ、和音進行およびア
レンジ条件が操作者の意図するように入力設定される
と、入力されたメロディを編集演奏情報記憶メモリ7に
記憶するとともに、アレンジ条件に合った伴奏パターン
を伴奏情報記憶メモリ6から読み出して一曲分の各パー
トからなるパターンシーケンスを組んで、一旦、編集演
奏情報記憶メモリ7に記憶する。
【0019】次に、この編集演奏情報記憶メモリ7に記
憶したパターンシーケンスの音高情報を和音進行に応じ
て音高変換し、この音高変換されらパターンシーケンス
を演奏情報として編集演奏情報記憶メモリ7に再記憶す
る。さらに、この演奏情報に含まれている楽音情報の音
高情報を、プログラムメモリ2にプログラム自体あるい
はデータとして記憶している禁則ルールに従って修正
し、編集演奏情報記憶メモリ7に再記憶して自動編曲を
終了する。
【0020】なお、この実施例のパターンシーケンスお
よび演奏情報は、元曲として入力されるメロディからな
るメロディパート、自動編曲で生成されるベースパー
ト、カウンタメロディパート、バッキングパート(1)
(トップノート)、バッキングパート(2) 、バッキング
パート(3) およびドラムパートの7つのパートで構成さ
れる。
【0021】また、この実施例では、元曲として入力さ
れるメロディあるいは自動編曲で生成される各パートの
演奏情報は、例えば四分音符を24クロックに対応させ
るなどして設定した所定のクロックを時間情報とし演奏
の手順を表現したものである。
【0022】例えば、編集演奏情報記憶メモリ7におけ
る各パートの記憶フォーマットは図2のようになってお
り、各パートについて、音符の音高(キーコード)、音
符長、ベロシティ、その他のデータがその音符の発音時
点までのクロックのカウント値であるタイミングのデー
タと共に楽音情報のセットとして1音符毎に記憶され、
各パートの曲の最後にはエンドコードが記憶される。
【0023】なお、各データの記憶領域SQ(PRT,
P)にはパート毎に“0”から昇順にされたアドレスが
付されており、各データはパートを示すポインタPRT
(またはCPRT)とポインタPによって読み出され
る。また、各データはアドレスの先頭から発音のタイミ
ングの早い順に記憶される。
【0024】自動演奏装置8は演奏モードにおいてCP
U1から出力されるスタート信号でクロックをスタート
させて自動演奏を開始し、ストップ信号で自動演奏を停
止する。なお、自動演奏時には、自動演奏装置8は、編
集演奏情報記憶メモリ7の演奏情報の各パートからクロ
ックに応じたタイミングのデータを読み出し、読み出し
たデータに応じて音源9にキーコード、ノートオン/ノ
ートオフ、ドラムの音色番号、ベロシティ等の楽音デー
タを出力する。そして、音源9は楽音データに応じた楽
音信号を発生してサウンドシステム10で発音する。
【0025】ここで、この実施例における禁則ルールに
ついて説明する。この実施例では、禁則ルールとして、
大きく分けて「規則α」、「規則β」および「規則γ」
の3つの規則を用いている。
【0026】「規則α」はパート間の関係による規則で
あり、短9度の音高差となる音の禁止と、平行5度とな
る音の禁止がある。例えば、図3(A) のように、メロデ
ィパートの「A♭' 」の音に対して短9度の音高差とな
るバッキングパートの「G」の音は禁止する。また、図
3(B) のようにメロディパートの「G→A」の音に対し
て平行5度となるバッキングパートの「C→D」の音の
中で後ろの「D」の音を禁止する。
【0027】「規則β」は和音進行との関係による規則
であり、和音進行が「V7」(属7和音)から「I」
(主和音)に変化するとき、すなわち、ドミナントモー
ションのとき、ベース、カウンタメロディ、バッキング
の各パートについて、その旋律の音が、「IV」(4
度)から「III 」(3度)に変化する場合と、「VII」
(7度)から「I」(主音)に変化する場合は、後の音
を禁止する。
【0028】「規則γ」では、2つのパートの音高が2
分音符以上(長く)逆転する場合は後の音を禁止する。
なお、パートの音高は、高い方から、メロディパート、
カウンタメロディパート、バッキングパート(1) ,(2)
,(3) 、ベースパートの音高順である。
【0029】そして、「規則α」で禁止された音と「規
則β」で禁止された音は、その時の和音構成音に置き換
え、「規則γ」で禁止された音はオクターブシフトした
音に置き換える。
【0030】上記の例ではメロディパートが修正の基礎
となるパートで、他のパートが修正の対象となるパート
であるが、この実施例では、上記の他に、カウンタメロ
ディパートを修正するときにベースパートを修正の基礎
となるパートとし、バッキングパートを修正するときに
ベースパートとカウンタメロディパートとを修正の基礎
となるパートとして処理を行う。
【0031】図4は制御プログラムのメインルーチンの
フローチャート、図5〜図10はサブルーチンのフロー
チャートであり、各フローチャートに基づいて実施例の
動作を説明する。なお、以下の説明および各フローチャ
ートにおいて各レジスタ、フラグ等を下記のラベルで表
記し、それらの内容は特に断らない限り同一のラベルで
表す。
【0032】 RUN:自動演奏のスタート/ストップのフラグ PRT:修正の対象となるパートを示すパート番号 CPRT:修正の基礎となるパートを示すパート番号 P:演奏情報のポインタ SQ(PRT,P):演奏情報のPRTが示すパートの
Pが示すデータ TM:現在のタイミングデータ KC:現在のキーコード PKC:一つ前のキーコード SCC:禁止音の有無を示すフラグ(1:有り、0:無
し) RT:和音の根音 TP:和音の種類 ORT:前回の和音の根音 OTP:前回の和音の種類
【0033】電源の投入等によって図4のメインルーチ
ンの処理を開始すると、ステップS1で各フラグおよび
レジスタのリセット等の初期設定を行い、ステップS2
でスイッチ4における編集スイッチのオンイベントの有
無を判定し、オンイベントが無ければステップS4に進
み、オンイベントが有ればステップS3で図5の編集処
理を行ってステップS4に進む。
【0034】ステップS4では、スイッチ4におけるス
タート/ストップスイッチのオンイベントの有無を判定
し、オンイベントが無ければステップS9に進み、オン
イベントが有ればステップS5でフラグRUNを反転
し、ステップS6でRUN=1であるか否かを判定す
る。
【0035】そして、RUN=1であればステップS7
で自動演奏装置8にスタート信号を出力し、ステップS
9でその他の処理を行ってステップS2に戻る。またR
UN=1でなければステップS8で自動演奏装置8にス
トップ信号を出力し、ステップS9でその他の処理を行
ってステップS2に戻る。
【0036】以上の処理により、編集スイッチの操作に
より編集モードが選択され、スタート/ストップスイッ
チの操作により自動演奏モードが選択されて自動演奏の
開始と停止が行われる。
【0037】図5の編集処理では、ステップS21で、
スイッチ4の操作イベントの検出と表示器の表示の制御
を行って、元曲となるメロディとその和音進行のデータ
の入力処理を行い、ステップS22で同様にスイッチ4
の操作イベントの検出と表示器の表示の制御を行って、
前記各種のアレンジ条件の入力処理を行う。
【0038】次に、ステップS23で、アレンジ条件に
合った伴奏パターンを伴奏情報記憶メモリ6から選択し
て読み出し、読み出した伴奏パターンのデータをアレン
ジ条件の楽式構成に合わせて一曲分の各パートについて
のパターンシーケンスを組み、編集演奏情報記憶メモリ
7に前記図2に示したフォーマットで記憶する。
【0039】次に、ステップS24で、編集演奏情報記
憶メモリ7に記憶したパターンシーケンスのうちキーコ
ードのデータを和音進行の対応する和音に基づいて音高
変換し、この音高変換されたパターンシーケンスのデー
タを図3に示したフォーマットで演奏情報として編集演
奏情報記憶メモリ7に再記憶し、ステップS25に進
む。
【0040】ところで、ジャズというジャンルでは、他
のジャンルで禁止したほうが好ましいとされている音で
も、意図的に発音することで曲の感じを出している場合
が多い。そこで、ステップS25では、入力されたアレ
ンジ条件のうちのスタイルが「ジャズ」であるか否かを
判定し、スタイルが「ジャズ」である場合にはそのまま
メインルーチンに復帰し、スタイルが「ジャズ」でない
場合には、ステップS26以降の処理を行う。
【0041】先ず、ステップS26でレジスタPRTを
“1”にセットし、ステップS27で図6の禁則ルール
処理を行い、ステップS28でPRTをインクリメント
してステップS29でPRT=4であるか否かを判定
し、PRT=4でなければステップS27に戻り、PR
T=4であればメインルーチンに復帰する。
【0042】なお、PRTで指定される編集演奏情報記
憶メモリ7のパートを示すパート番号は、音高順ではな
く、メロディパートが“0”、ベースパートが“1”、
カウンタメロディパートが“2”、バッキングパート
(1) が“3”、バッキングパート(2) が“4”、バッキ
ングパート(3) が“5”、ドラムパートが“6”にそれ
ぞれ設定されている。
【0043】すなわち、前記の処理により、レジスタP
RTを1から昇順に更新しながらベースパート(PRT
=1)、カウンタメロディパート(PRT=2)および
バッキングパート(1) (PRT=3)について次の禁則
ルール処理を順次行う。
【0044】図6の禁則ルール処理では、ステップS3
1でPRT=1であるか否かを判定し、PRT=1であ
ればステップS32でレジスタCPRTに“0”をセッ
トしてステップS33で図7の規則処理を行って編集処
理のルーチンに復帰する。また、PRT=1でなければ
ステップS34でPRT=2であるか否かを判定し、P
RT=2であればステップS35でレジスタCPRTに
“1”をセットしてステップS33で図7の規則処理を
行って編集処理のルーチンに復帰する。
【0045】さらに、PRT=2でなければ、ステップ
S36でレジスタCPRTに“1”をセットしてステッ
プS37で図7の規則処理を行う。このステップS37
の処理は、ステップS38でCPRTをインクリメント
してステップS39でCPRT=3であるか否かを判定
することにより、CPRT=1およびCPRT=2の場
合について行う。
【0046】すなわち、修正の対象となるパート(以
後、「修正パート」という。)がベースパート(PRT
=1)のときは、メロディパート(CPRT=0)を修
正の基礎となるパート(以後、「基礎パート」とい
う。)として規則処理を行い、修正パートがカウンタメ
ロディパート(PRT=2)のときは、ベースパート
(CPRT=1)を基礎パートとして規則処理を行う。
【0047】さらに、修正パートがバッキングパート
(1) (PRT=3)のときは、先ずベースパート(CP
RT=1)を基礎パートとして規則処理を行い、次にカ
ウンタメロディパート(CPRT=2)を基礎パートと
して規則処理を行う。
【0048】図7の規則処理では、ステップS41で演
奏情報の読出しポインタPを“0”にリセットするとと
もに一つ前のキーコードとしてレジスタPKCにデフォ
ルト値“FFH ”(記号「H 」はその前の値が16進数
であることを示す。)をセットしてステップS42に進
む。
【0049】ステップS42以降の処理は、ステップS
42でSQ(PRT,P)がエンドコードであるか否か
を判定し、ステップS404でポインタPを3増加させ
るとともに処理が終了して得られたキーコードKCを一
つ前のキーコードPKCとしてセットすることにより、
ステップS42からステップS404までの処理を現在
処理の対象となっているパートの各音符について繰り返
す。
【0050】先ず、ステップS43で、編集演奏情報記
憶メモリ7から、現在のパートPRTのタイミングのデ
ータSQ(PRT,P)を読み出してレジスタTMに格
納し、キーコードSQ(PRT,P+1)を読み出して
レジスタKCに格納する。次に、ステップS44で禁止
音の有無を示すフラグSCCに“0”をセットし、ステ
ップS45で図8の規則α処理を行い、ステップS46
で図9の規則β処理を行い、さらに、ステップS47で
図10の規則γ処理を行う。
【0051】そして、ステップS48でフラグSCC=
1であるか否かすなわち規則α処理、規則β処理および
規則γ処理によって現在の音符が禁止音と判定されたか
否かを判定し、禁止音でなければ(SCC=0)ステッ
プS403でその音符のキーコードKCを編集演奏情報
記憶メモリ7の記憶領域SQ(PRT,P+1)に格納
してステップS404に進む。
【0052】一方、現在の音符が禁止音であれば、ステ
ップS49の判定とステップS401の処理により、現
在のタイミングTMに対応する和音の構成音の中から禁
止音となった音符のキーコードに近いものから順に候補
音を選んでステップS44以降の処理を禁止音とならな
くなるまで繰り返す。
【0053】すなわち、ステップS49ではコード構成
音の中で既に選択されていない次の候補音が有るか否か
を判定し、候補音があればステップS401でキーコー
ドSQ(PRT,P+1)に近い候補音の音名のキーコ
ードをレジスタKCに格納してステップS44に戻る。
なお、同じ音程差となる2音が候補音中にある場合は高
い方を採る。
【0054】また、ステップS49で候補音が無けれ
ば、ステップS402でキーコードSQ(PRT,P+
1)に最も近い和音の根音のキーコードをレジスタKC
に格納し、ステップS403に進む。
【0055】以上の処理を繰替えしてステップS42で
SQ(PRT,P)=エンドコードとなると禁則ルール
処理のルーチンに復帰する。これにより、現在の修正パ
ートPRTについて、禁止音とならなかった場合はその
キーコードが編集演奏情報記憶メモリ7に演奏情報のキ
ーコードとして格納され、禁止音となった場合は和音の
コード構成音から選択されたキーコードに修正され、修
正されたキーコードが演奏情報のキーコードとして格納
される。
【0056】図8の規則α処理では、ステップS51
で、現在のタイミングTMに発音中となる基礎パートC
PRTの音符のキーコードをレジスタCKCに格納し、
ステップS52で|CKC−KC|≧12であるか否
か、すなわち、基礎パートのキーコードと現在処理対象
となっているキーコードとの音程が1オクターブ以上離
れているか否かを判定する。
【0057】|CKC−KC|<12すなわち1オクタ
ーブ内であれば、キーコードKCが基礎パートのキーコ
ードCKCに対して短9度の音高差とならないのでその
ままステップS54に進み、|CKC−KC|≧12す
なわち1オクターブ以上離れていれば、ステップS53
で|CKC−KC| mod 12=1であるか否かす
なわちキーコードKCとキーコードCKCが短9度の音
高差であるか否かを判定する。
【0058】|CKC−KC| mod 12=1であ
れば短9度の音高差であるのでステップS501でフラ
グSCCを“1”にセットして規則処理のルーチンに復
帰し、|CKC−KC| mod 12=1でなければ
短9度の音高差ではないのでステップS54以降で平行
5度の禁則処理を行う。
【0059】先ず、ステップS54で基礎パートのキー
コードCKCが現在のタイミングTMにキーオン開始
(発音開始)となるものであるか否かすなわち同時発音
となるか否かを判定し、同時発音でなければ平行5度と
ならないのでそのまま規則処理のルーチンに復帰する。
【0060】同時発音であれば平行5度の可能性がある
ので、ステップS55でPKC=KCであるか否かすな
わちキーコードKCの音が一つ前の音と同音連続する音
であるか否かを判定し、同音連続する音の場合はそのま
ま規則処理のルーチンに復帰する。また、同音連続する
音でなければステップS56で一つ前の音符と今回の音
符との間に8分長(8分音符の長さ)以上の長さの無音
区間(休符)が有るか否かを判定し、8分長以上の無音
区間があれば禁則しないでそのまま規則処理のルーチン
に復帰する。
【0061】一方、同音連続でもなく8分長以上の無音
区間も無ければ、ステップS57で、基礎パートCPR
TのキーコードCKCの音符の直前の音符のキーコー
ド、すなわち、修正パートの一つ前の音符と同じタイミ
ングに発音されている基礎パートの音符の中で最近の音
符のキーコードをレジスタPCKCに格納し、ステップ
S58に進む。
【0062】ステップS58では、「キーコードPCK
Cが無い or PKC=FFH 」の条件を満足するか
否か、すなわち、「一つ前の音符と同じタイミングに発
音されている基礎パートの音符の中で最近の音符のキー
コードが無いか、または、現在の修正パートの処理対象
となっている音符が最初の音符である。」という条件を
満足するか否かを判定し、条件を満足すれば禁則しない
でそのまま規則処理のルーチンに復帰する。
【0063】ステップS58の条件を満足しなければ、
ステップS59で「PCKC−PKC=CKC−KC=
±7」の条件を満足するか否かを判定し、このステップ
S59の条件を満足しなければ平行5度進行ではないの
で規則処理のルーチンに復帰し、条件を満足すれば平行
5度進行であるので、ステップS501でフラグSCC
を“1”にセットして規則処理のルーチンに復帰する。
【0064】図9の規則β処理では、ステップS61で
フラグSCC=0であるか否かすなわち規則α処理にお
いてキーコードKCが禁止音と判定されなかったか否か
を判定し、すでに禁止音と判定されていれば(SCC=
1)そのまま規則処理のルーチンに復帰し、禁止音と判
定されていなければ(SCC=0)、ステップS62で
現在のタイミングTMに対応する和音の根音をレジスタ
RTに格納するとともに和音の種類をレジスタTPに格
納する。
【0065】次に、ステップS63で一つ前の音符と今
回の音符との間に8分長(8分音符の長さ)以上の長さ
の無音区間(休符)が有るか否かを判定し、8分長以上
の無音区間があれば禁則しないでそのまま規則処理のル
ーチンに復帰し、8分長以上の無音区間が無ければ、ス
テップS64で、タイミングTMの直前のキーコードに
対応する和音、すなわち、修正パートの一つ前の音符に
対応する和音の根音をレジスタORTに格納するととも
に和音の種類をレジスタOTPに格納し、ステップS6
5に進む。
【0066】ステップS65では、「現在の和音の種類
TPがメジャー(TP=メジャー)で、かつ、前の和音
の種類OTPが7th和音(OTP=7th)で、か
つ、前の和音が現在の和音の属和音((ORT+12−
RT) mod 12=7)である。」という条件を満
足するか否か、すなわち、長調のドミナントモーション
であるか否かを判定する。
【0067】条件を満足しなければそのまま規則処理の
ルーチンに復帰し、条件を満足すれば、ステップS66
以降で修正パートの現在のキーコードKCが「IV」
(4度)から「III 」(3度)に変化した場合である
か、または、「VII」(7度)から「I」(主音)に変
化した場合であるかを判定する。
【0068】先ず、ステップS66で、「KC mod
12=(RT+4) mod 12」という条件を満
足するか否かを判定し、条件を満足すればドミナントモ
ーションの後者の和音の根音から長3度の音符へ変化し
た場合であるので、ステップS67で「PKC mod
12=(RT+5) mod 12」という条件を満
足するか否かを判定する。
【0069】このステップS67で条件を満足しなけれ
ばそのまま規則処理のルーチンに復帰し、条件を満足す
れば一つ前の音符がドミナントモーションの後者の和音
の根音から完全4度の音符の場合であるので、ステップ
S601でフラグSCCを“1”にセットして規則処理
のルーチンに復帰する。
【0070】一方、ステップS66で条件を満足しなけ
れば、ステップS68で「KC mod 12=RT」
という条件を満足するか否かを判定し、条件を満足しな
ければそのまま規則処理のルーチンに復帰し、条件を満
足すればドミナントモーションの後者の和音の根音の音
符(主音)へ変化した場合であるので、ステップS69
で「PKC mod 12=(RT+11) mod
12」という条件を満足するか否かを判定する。
【0071】このステップS69で条件を満足しなけれ
ばそのまま規則処理のルーチンに復帰し、条件を満足す
れば一つ前の音符がドミナントモーションの後者の和音
の根音から7度の音符の場合であるので、ステップS6
01でフラグSCCを“1”にセットして規則処理のル
ーチンに復帰する。
【0072】図10の規則γ処理では、ステップS71
でフラグSCC=0であるか否かすなわち規則α処理ま
たは規則β処理においてキーコードKCが禁止音と判定
されなかったか否かを判定し、すでに禁止音と判定され
ていれば(SCC=1)そのまま規則処理のルーチンに
復帰する。
【0073】禁止音と判定されていなければ(SCC=
0)、ステップS72で修正パートPRTは基礎パート
CPRTより上のパート(音高の高いパート)であるか
否かを判定する。なお、パートの音高順番は、前記のよ
うに、高い方からメロディパート、カウンタメロディパ
ート、バッキングパート(1) ,(2) ,(3) 、ベースパー
トの順になっている。
【0074】修正パートPRTが基礎パートCPRTよ
り上のパートでなければ、ステップS73で「キーコー
ドCKCが無い or KC>CKC」の条件を満足す
るか否か、すなわち、「一つ前の音符と同じタイミング
に発音されている基礎パートの音符の中で最近の音符の
キーコードCKCが無いか、または、そのキーコードC
KCより現在の修正パートの処理対象となっている音符
のキーコードKCが高い音である。」という条件を満足
するか否かを判定し、条件を満足しなければ禁則しない
でそのまま規則処理のルーチンに復帰する。
【0075】条件を満足すれば、パートの音高に対して
音符の音高が逆転しているので、ステップS74でキー
コードKCの音符が2分音符以上長い音符であるか否か
を判定し、2分音符以上長い音符でなければ禁則しない
でそのまま規則処理のルーチンに復帰し、2分音符以上
長い音符であれば、ステップS75でその音符のキーコ
ードKCを1オクターブ低くしてステップS79に進
む。
【0076】一方、ステップS72で修正パートPRT
が基礎パートCPRTより上のパートであれば、ステッ
プS76で「一つ前の音符と同じタイミングに発音され
ている基礎パートの音符の中で最近の音符のキーコード
CKCが無いか、または、そのキーコードCKCより現
在の修正パートの処理対象となっている音符のキーコー
ドKCが低い音である。」という条件を満足するか否か
を判定し、条件を満足しなければ禁則しないでそのまま
規則処理のルーチンに復帰する。
【0077】条件を満足すれば、パートの音高に対して
音符の音高が逆転しているので、ステップS77でキー
コードKCの音符が2分音符以上長い音符であるか否か
を判定し、2分音符以上長い音符でなければ禁則しない
でそのまま規則処理のルーチンに復帰し、2分音符以上
長い音符であれば、ステップS78でその音符のキーコ
ードKCを1オクターブ高くしてステップS79に進
む。
【0078】ステップS79では、PRT≧3すなわち
現在の修正パートがバッキングパート(1) であるか否か
を判定し、PRT<3すなわち修正パートがベースパー
トまたはカウンタメロディパートである場合にはそのま
ま規則処理のルーチンに復帰する。
【0079】現在の修正パートがバッキングパート(1)
である場合には、ステップS701で、他の決定したバ
ッキングパート(2) ,(3) の音と重なるか否かを判定
し、かさならなければそのまま規則処理のルーチンに復
帰し、重なればステップS702でフラグSCCを
“1”にセットして規則処理のルーチンに復帰する。な
お、上記の処理でバッキングパート(1) (トップノー
ト)がオクターブ変わったときは、バッキングパート
(2) ,(3) もそれに合わせて変更する。
【0080】以上のように、規則α処理、規則β処理お
よび規則γ処理でフラグSCCが“1”にセットされる
と、前記のように図7の規則処理でキーコードが修正さ
れ、編集演奏情報記憶メモリ7の演奏情報の伴奏パター
ンは入力したメロディに対して音楽的に適したものとな
る。
【0081】上記の実施例では、禁則に当てはまった場
合に音高を変更しているが、発音タイミングを変更した
り、平行5度の時は他の音符を間に挿入する等の処理を
行ってもよい。
【0082】また、上記の実施例では、メロディ以外の
各パートの演奏情報を、伴奏情報記憶メモリ6の既に用
意された伴奏パターンから選択して和音に応じて音高変
換してが生成するようにしているが、その他どの様な方
法で得られたものでもよい。例えば、自動的に演奏情報
を演算生成して得られるようなものでもよい。
【0083】さらに、上記実施例の禁則ルールに限らず
他の禁則ルールを使用してもよい。例えば、ドミナント
7th和音が指定されているときに、基礎パートが和音
の根音を発音している場合は、修正パートが♭9thで
あれば、これを9thに修正する(G7でGを発音して
いるときD♭をDに修正する)ようにしてもよい。
【0084】また、上記実施例では、禁則ルールによっ
てどの音も採れなくなった時に和音の根音にしている
が、例えば、禁則ルールに重みを付け、禁則ルールに当
てはまったときは、当てはまった禁則ルールの重みの値
を加算していき、重みの和が最も小さい音によって修正
するようにしてもよい。さらに、ベースやメロディ等の
特定のパートとの禁則ルールを優先させてもよい。
【0085】また、禁則処理の対象となるパートを自動
編曲する場合について説明したが、演奏データを入力す
る入力装置を設け、編曲知識の無い初心演奏者など人が
作成した編曲データを入力するとともに元曲であるパー
トを指定し、他のパートについて禁則処理の部分を適用
し、音楽的に不都合なところを自動的に修正するように
用いてもよい。
【0086】さらに、例えば、曲のジャンルがフュージ
ョンの時は前記実施例の規則αだけを用いるなど、禁則
ルールの種類あるいは複数の禁則ルールの組合せをジャ
ンルに応じて選択するようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動編曲
装置によれば、メロディパートなど編曲の基礎となる特
定のパートに対する他のパートの楽音情報を生成し、ま
たは、編曲の基礎となった特定のパートを含む複数のパ
ートの楽音情報を入力し、パート間の楽音情報の関係が
禁則ルールに則しているか否かを判定し、禁則ルールに
則していないと判定された場合に特定のパート以外のパ
ートの楽音情報についてその音高やタイミングを修正す
るようにしたので、自動編曲しつつ、または編曲したあ
とで、各パート間の音楽的不都合を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動編曲装置のブロック図で
ある。
【図2】実施例における演奏情報の記憶フォーマットを
概念的に示す図である。
【図3】実施例における禁則ルールの一例を説明する図
である。
【図4】実施例におけるメインルーチンのフローチャー
トである。
【図5】実施例における編集処理のフローチャートであ
る。
【図6】実施例における禁則ルール処理のフローチャー
トである。
【図7】実施例における規則処理のフローチャートであ
る。
【図8】実施例における規則α処理のフローチャートで
ある。
【図9】実施例における規則β処理のフローチャートで
ある。
【図10】実施例における規則γ処理のフローチャート
である。
【符号の説明】
1…CPU、6…伴奏情報記憶メモリ、7…編集演奏情
報記憶メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編曲の基礎となる特定のパートに対する
    他のパートの楽音情報を生成する楽音情報生成手段と、 複数の楽音情報に関する禁則ルールを記憶している禁則
    ルール記憶手段と、 前記パート間の楽音情報の関係が前記禁則ルールに則し
    ているか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段で前記禁則ルールに則していないと判定さ
    れた場合に前記他のパートについての楽音情報を修正す
    る楽音情報修正手段と、を備えたことを特徴とする自動
    編曲装置。
  2. 【請求項2】 編曲の基礎となった特定のパートを含む
    複数のパートの楽音情報を入力する楽音情報入力手段
    と、 複数の楽音情報に関する禁則ルールを記憶している禁則
    ルール記憶手段と、 前記複数のパートのうちの編曲の基礎となった特定のパ
    ートの楽音情報と他のパートの楽音情報との関係が前記
    禁則ルールに則しているか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段で前記禁則ルールに則していないと判定さ
    れた場合に前記特定のパート以外のパートについての楽
    音情報を修正する楽音情報修正手段と、を備えたことを
    特徴とする自動編曲装置。
  3. 【請求項3】 楽音情報を入力する楽音情報入力手段
    と、 和音進行を入力する和音進行入力手段と、 楽音情報と和音進行に関する禁則ルールを記憶している
    記憶手段と、 前記和音進行と前記楽音情報の関係が前記禁則ルールに
    則しているか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段で前記禁則ルールに則していないと判定さ
    れた場合に楽音情報を修正する楽音情報修正手段と、を
    備えたことを特徴とする自動編曲装置。
  4. 【請求項4】 楽音情報を入力する楽音情報入力手段
    と、 音楽情報に関する禁則ルールを記憶している記憶手段
    と、 伴奏種類を指定する指定手段と、 前記伴奏種類に対応して前記楽音情報が前記禁則ルール
    に則しているか否かを判定する判定手段と、 前記判定で前記禁則ルールに則していないと判定された
    場合に楽音情報を修正する楽音情報修正手段と、を備え
    たことを特徴とする自動編曲装置。
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