JPH0217066A - 空気噴出式マッサージ機の作動機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気噴出式マツサージ装置の作動機構に関す
る。

この種の作動機構は、西独特許第３４３０８７９号明細
書により公知である。その他、西独実用新案第８００６
７９１号明細書にも類似の装置が開示されている。水の
逆流を防止するための装置は、永久磁石で閉止位置にな
り、送風機から生じる圧縮空気で開放位置になり、そし
て送風機遮断後、再び永久磁石で自動的に閉止位置に戻
る逆流防止弁として構成されている。

この逆流防止弁は、空気管用の継手ノズル内、又は送風
機の圧力出口ノズル内に組込まれている。西独実用新案
第８２３０４０９号明細書に記載されているように、原
理的に同一構造の逆流防止弁を空気管内に組込むことも
できる。このとき、逆流防止弁の閉止位置において水の
流出口も開放されて、空気管から逆）表した水が流出し
得る。

これらの公知の作動機構では、逆流防止弁が首尾よく働
いたときのみ、モータ及び送風機への水の逆流が確実に
防止されるに過ぎない、このような逆流防止弁の弁体は
必ずしも適確な閉止位置を占めるとは限らないので、逆
流防止が明らかに保証されるわけではない。

浴槽に座った使用者が誤作動による流れやそのｄｉ堅等
を通して危険にさらされることを十分には除去しｉ）な
い。

本発明の目的は、作動機構内に浸入した水をモータ及び
送風機から安全に遠ざけてモータ又は送風機に接触させ
ないようにすることにより、前記作動機構を完成させる
ことにある。この目的は、本発明の特許請求の範囲第１
項記載の機構により達成される。

以下、本発明を特定の実施例により詳述する。

作動機構内に逆流した水は、圧縮空気ノズル内に流入す
ることなしに圧縮空気分配室を出て、内部ケースと外部
ケースとの間に形成された集水室に入り、次いで外部へ
流出する。内部ケースの排水口及び外部ケースの注水口
は、作動機構の据え付け又は懸架後、圧縮空気分配室及
び集水室の最深部に位置するように、開口部として設け
られている。この配置によって、作動Ｒ構内に逆流した
水の完全排出が保証される。空気管用の継手ノズルより
も圧縮空気ノズルを優先的に配置させることにより、圧
縮空気分配室と送風機との間が遮断される。また、圧縮
空気分配室は小さな排水口を通して外部ケースと連絡し
ているに過ぎない、内部ケスの排水口の断面積は空気管
用の継手ノズルの断面積に比べて無視し得るほど小さい
ので、顕著な圧力降下は生じない。

ある具体例によれば、内部ケースは水平鉢状の室部とこ
の室部開放側を閉じる蓋とからなり、空気管用の継手ノ
ズルは室部の基底に形成され、そして外部ケースには継
手ノズルに面した側面領域に空気管用の導入口が設けら
れ、さらに内部ケースの蓋が送風機を固定するための受
金として形成されるよう構成されている。

このように内部ケースの蓋は遮断機能の他に固定する役
割も果たす。

蓋と内部ケースの室部とは簡単に結合されているので、
蓋は周辺部に円形の止め只を有していて、ここに止め仮
を備えた鉢状室部の壁がおさまる。

具体例によれば、送風機から生じた空気の導入は、圧縮
空気ノズルを蓋上に設け、そして圧縮空気分配室の外側
の蓋が、送風機に宛てがったパッキン輪により送風機の
領域に圧縮空気室を形成して、この室内に送風機から生
じた圧縮空気を導入し、かつ圧縮空気ノズルを経て圧縮
空気分配室へとさらに導入させ得るようにすることによ
って行う。

また、圧縮空気ノズルには内部ケースの室部の床に一定
間隔をおいて出口を設け、そして圧縮空気ノズルの末端
には室部の床まで達する細孔質（例えばプラス千ツク発
泡体）製の保護管が伸びていて、・圧縮空気分配室に流
入する圧縮空気の音を低減させるだけでなく、この保護
管により圧縮空気分配室へ浸入した水の激流が圧縮空気
ノズル内に入らないように構成されている。

この保護管は、圧縮空気分配室の送風機から供給される
圧縮空気を大巾な圧力低下なしに通過させる。

圧縮空気分配室への圧縮空気の流入は、保護管に突出し
圧縮空気ノズルの出口前方で収束する分配円錐体を、内
部ケースの室部の床！７設けることによって改善される
。

その他の具体例によれば、送風機上に宛てがったパッキ
ン輪は、外部ケースのケース下部及びケース上部が形成
する円形の連絡路と共に、送風機に対して集水室を密閉
し、そして、内部ケースと外部ケースとは室部の床の部
分でパツキン素子により密閉され、また集水室とモータ
及び送風機も明らかに遮断、すなわち密閉されるよう構
成されている。

圧縮空気分配室の方向に向いた継手ノズルの末端部に篩
を装着し、そして／又は継手ノズルの壁面で入口を密閉
して、水中に含まれる異物の作動機構内への浸入を篩で
避けることによって、水の逆流を防止する。

下記の構造によって、さらに安全性が確保される。

すなわち、内部ケースの室部の継手ノズルが弁箱として
圧縮空気分配室中に伸びており、弁箱内では弁芯は磁力
作動する止め板により移動自在に作動し、この止め板を
継手ノズルの逆方向に向けて輪型磁石で保持して、弁箱
内を安定に保つような構造を有する。これによって、摂
動時のみ圧縮空気分配室に達し、排出できるようになる
。

より確実な保護を行うためには、輪型磁石は連結ハウジ
ングの前面受具に保持されていて、この連結ハウジング
はパッキン輪により弁箱に嵌合され、他の一方の面は内
部ケースの蓋を支えており、連結ハウジングは内側を向
いた蓋の突起上に保持され、そして連結ハウジングには
、優先的には直径方向に配列された空気送入孔が設けら
れるような構成とする。作動機構内に逆流した水は、単
に連結ハウジングの縦溝を経て圧縮空気分配室に達する
。このことにより、圧縮空気ノズルの４断がさらに改善
される。

以下、図面に示す実施例により本発明を詳述する。

第１図は、作動機構の縦断面図である。

第２図は、補助的な磁力式逆流防止弁を備えた作動機構
の内部ケースを示す部分拡大図である。

第１図の縦断面図に示す通り、外部ケース１０は、外殻
をなすケース下部１２及び外殻をなすケース上部１１か
ら構成される。外部ケースＩＯには、右手に電動式送風
機３１が配置されており、ケース下部１２及びケース上
部１１上に形成された回転連絡路３８及び３９と共にパ
ッキン輪３７が送風機３１の電気接続側を外部ケース１
０内に密閉収納させている。送風機３１の接続側につい
ては、水の逆流防止に影響を及ぼさないので、本発明の
範囲で詳しく扱う必要はない。

外部ケース１０には、鉢状の室部２１及び苫２９から成
る内部ケース２０が配置されているが、この室部２１は
水平に配列されている。蓋２９は送ｉ機３１の方向に向
かって送風機３１用の座金土して用いられており、弾性
中間部３６によって送風機３１へ結合している。蓋２９
は縁部に円形止め溝を有しており、ここに室部２１の側
壁の円形縁がおさまる。内部ケース２０は圧縮空気分配
室４２を形成する。室部２１の床には空気管用の継手ノ
ズル４４が設けられている。ケース下部１２及びケース
上部１１は、継手ノズル４４の軸心上に水平な分離平面
をなし、そして半円形の突起１３及び１４を有しており
、これらの突起が円形導入口１５を包囲する。この導入
口１５を経由して空気管の結合ノズルが内部ケース２０
の継手ノズル４４へ連結する。このとき、パッキン輪１
６によって継手ノズル４４は外部ケースに密着する。内
部ケース２０が形成する圧縮空気分配室４２には圧縮空
気ノズル３２を通して圧縮空気が供給される。圧縮空気
ノズル３２は１２９上に形成され、継手ノズル４４の上
方に配置されている６Ｍ２９は送風８１３１上に宛てが
ったパッキン輪３７と共に圧縮空気室４３を仕切ってい
る。圧縮空気室４３には送風機３１から発生した圧縮空
気が導入され、さらに圧縮空気ノズル３２を通して内部
ケース２０の圧縮空気分配室４２へと導入される。圧縮
空気ノズル３２には、室部２１の床と間隔をおいて出口
３３がある。圧縮空気ノズル３２の末端には、特にプラ
スチック発泡体製の細孔質保護管が配置され、室部２１
の床まで達している。この保護管３４は、圧縮空気分配
室４２に流入した圧縮空気を、大巾な圧力低下なしに、
かつ気流音を低減して通過させる。また、この保護管３
４により、継手ノズル４４を通して圧縮空気分配室４２
内に入った水の激流が圧縮空気ノズル３２内に浸入しな
いようにできる。継手ノズル４４は、圧縮空気分配室４
２内で部分的に突出させ、側壁を仕切って入口４６を設
けることができる。なお、継手ノズル４４に篩２６を設
置して、後述のように水中に含まれる異物の作動機構へ
の浸入を避けることもできる。

圧縮空気ノズル３２を通して流入した圧縮空気は、室部
２１の床に設けられた分配円錐体３５によって分配され
、そして保護管３４の内壁に送られる。圧縮空気は保護
管３４を通過した後、圧縮空気分配室４２内に達し、次
いで継手ノズル４４を通して空気管、さらに噴出マット
へと送られる。

上気管を通して水が逆流すると、水は継手ノズル４４及
び入口４６を経て圧縮空気分配室４２に達する。

室部２１の最深部に排水口４１が設けられており、逆流
した水は排水口４１を通して内部ケースから排水される
。この排水口４１の断面積は継手ノズル４４の断面積に
比較して）１めて小さいので、送風機３１の運転中に著
しい圧力低下は生じない、逆流した水は、送風機３１及
びそのモータ並びにそのｔｉ続側と接触することなしに
、内部ケース内２０に達する。内部ケース２０から流出
した水は、内部ケース２０と外部ケース１０との間に形
成された集水室４０に達する。パッキン輪３７によって
、集水室４０も送風機３１及びその接続側に対して密閉
されている。また、集水室４０は、室部２１の床の領域
ではパツキン素子１９によって、ケース下部１２に対し
て密閉されており、集水室４０の両側は送風機３１及び
内部ケース２０と遮断されている。パツキン素子！９は
Ｕ字型をしており、作動捷横を壁面に固定する目的で設
けた空間１８の周囲に宛てがっである。集水室４０は、
ケース下部１２に放水口１７を有しており、集水室４０
に集められた水は、この放水口１７を通して作動機構か
ら排出される。作動機構を据え付け又は壁面懸架して用
いる場合、放水口１７はケース下部１２の最深部に設け
る。

第２Ｕ２Ｊの部分拡大図に示す通り、継手ノズル４４は
弁箱２２として圧縮空気分配室４２内に内側に設けるこ
とができる。纜手ノズル４４から弁箱２２へ移る位置に
篩２６を配置して、逆流水に含まれる異物が圧縮空気分
配室４２に浸入するのを回避する。弁箱２２は弁芯２３
を摺動自在に収納し、そして作動板２５に固定されてい
る。作動板２５は６ｎ力を通す素材であり、輪型磁石２
４によって引き寄せられる。作動板２５は送風機３１の
接断時に輪型磁石２４により引き寄せられ、そして閉止
位置をとって弁箱２２を閉止する。送風機３１に電源が
通じると、直ちに輪型磁石２４の磁力以上の力が動いて
、作動板２５は弁箱２２を通る流路及び圧縮空気用の継
手ノズルを開放する。弁芯２３は同心孔を有し、そして
継手ノズル４４の休止時には磁石式逆流防止弁の開放位
置に保持される。送風機３１の電源が切れると、直ちに
輪型磁石２４は作動板２５を引き寄せて、弁箱２２を再
び閉止する。弁箱２２には連結ハウジング２７が配置さ
れており、パフ１フ輪４５は弁箱２２から連結ハウジン
グ２７への経路を密閉する。

連結ハウジング２７は内部ケース２０の蓋２９に支持さ
れているが、突起３０が連結ハウジング２７の芯部を蓋
２９に固定している。連結ハウジング２７には直径方向
に配列された二個の空気送入孔２８が設けられており、
この空気送入孔２８によって圧縮空気分配室４２と弁箱
２２との連絡、及び逆流防止弁を通して空気管用の継手
ノズル４４との連絡がとられる。空気送入孔２８は水平
面上に配置されていて、連結ハウジング２７から出た水
は圧縮突気ノズル３２の方向へ向かわずにケース下部２
０の下側空間に流入することになる。圧縮空気分配室４
２内でのこれらの補足的手段により安全性が改善される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の作動機構の縦断面図であり、第２図は
部分拡大図である。 １０・・・外部ケース、　　１１・・・ケースーヒ部、
１２・・・ケース下部、　１３．１４・・・突起、５・
・・１人口、　　　　１Ｇ・・・パッキン輪、７・・・
放水口、　　　　１８・・・空間、９・・・パフ４−ン
累−７，２０・・・内部ケース、ｌ・・・室部、　　　
　２２・・・弁箱、３・・・弁芯、　　　　２４・・・
輪型磁石、５・・・作動板、　　　　２６・・・篩、７
・・・連結ハウジング、 ８・・・空気送入孔、　２９・・・蓋、０・・・突起、
　　　　３１・・・送風機、２・・・圧縮空気ノズル、 ３・・・出口、　　　　３４・・・保護管、５・・・分
配円錐体、　３６・・・中間部、７・・・パッキン輪、
　３８．３９・・・連絡路、Ｏ・・・集水室、　　　４
１・・・排水口、２・・・圧縮空気分配室、 ３・・・圧縮空気室、　４４・・・継手ノズル、５・・
・パッキン輪、　４６・・・入口。 特許出願人　　メトロ二ソク　エレクトロニックゲーエ
ムベーハー 代　理　人　　弁理士　鈴木守三部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）噴出マットへ通じる空気管と、ケース下部及びケ
   ース上部からなる外部ケースとを備え、電動送風機と最
   深部に位置する排水口とが遮断され、かつ送風機の切断
   時に噴出マットからモータ及び送風機への水の逆流を防
   止する装置を内蔵した空気噴出式マッサージ機の作動機
   構において、 外部ケース（１０）には分離された圧縮空気分配室（４
   ２）を形成する内部ケース（２０）が送風機（３１）の
   外に配置され、 内部ケース（２０）には空気管用の継手ノズル（４４）
   が設けられていて、導入口（１５）内では外部ケース（
   １０）に対して密閉されて接合し、 送風機（３１）から発生した圧縮空気は圧縮空気ノズル
   （３２）を通して、空気管用の継手ノズル（４４）を有
   する圧縮空気分配室（４２）へ導入され、内部ケース（
   ２０）には、作動機構を据え付け又は懸架した後、圧縮
   空気分配室（４２）の最深部に排水口（４１）が設けら
   れ、 圧縮空気分配室（４２）の排水口（４１）は、外部ケー
   ス（１０）のケース下部（１２）と内部ケース（２０）
   との間に形成され、モータ及び送風機（３１）に対して
   密閉された集水室（４０）に通じており、そして、作動
   機構を据え付け又は懸架した後、ケース下部（１２）の
   集水室（４０）の最深部に放水口（１７）が設けられて
   なることを特徴とする空気噴出式マッサージ機の作動機
   構。 （２）内部ケース（２０）は、水平に配列された鉢状の
   室部（２１）と室部（２１）の開放側を閉じる蓋（２９
   ）とから成り、 室部（２１）の床には空気管用の継手ノズル（４４）が
   設けられ、そして、 外部ケース（１０）は、継手ノズル（４４）の方向を向
   いた壁面領域に圧縮空気用の導入口（１５）を備えてな
   る請求項１に記載の作動機構。 （３）内部ケース（２０）の蓋（２９）が送風機を固定
   するための受金として形成されてなる請求項２に記載の
   作動機構。 （４）蓋（２９）が周辺領域に円形の止め具を有し、前
   記止め具には鉢状室部（２１）の、円形止め板を備えた
   壁面が止着されてなる請求項２または３に記載の作動機
   構。 （５）圧縮空気ノズル（３２）が蓋（２９）に設けられ
   、そして、 蓋（２９）は、送風機（３１）上に宛てがったパッキン
   輪（３７）により、圧縮空気分配室（４２）の外で、送
   風機（３１）の領域内に圧縮空気室（４３）を形成して
   、送風機（３１）から発生した圧縮空気を導入させ、さ
   らに圧縮空気ノズル（３２）を通して圧縮空気分配室（
   ４２）に導入させてなる請求項２〜４のいずれかに記載
   の作動機構。 （６）圧縮空気ノズル（３２）は、内部ケース（２０）
   の室部（２１）の床に一定間隔をおいて出口（３３）を
   備えており、そして、 圧縮空気ノズル（３２）の末端には室部（２１）の床ま
   で達する細孔質、例えばプラスチック発泡体製の保護管
   （３４）が伸びてなる請求項２〜５のいずれかに記載の
   作動機構。（７）内部ケース（２０）の室部（２１）の
   床には保護管（３４）内に分配円錐体（３５）が突起し
   、圧縮空気ノズル（３２）の出口（３３）前方で収束し
   てなる請求項２〜６のいずれかに記載の作動機構。 （８）送風機（３１）上に宛てがったパッキン輪（３７
   ）は、外部ケース（１０）のケース下部（１２）及びケ
   ース上部（１１）が形成する円形の連絡路（３８、３９
   ）と共に、送風機（３１）に対して集水室（４０）を密
   閉し、そして、 内部ケース（２０）は室部（２１）の床の領域で、パッ
   キン素子（１９）により外部ケース（１０）に対して密
   閉されてなる請求項５〜７のいずれかに記載の作動機構
   。 （９）圧縮空気分配室（４２）の方向を向いた継手ノズ
   ル（４４）の末端部に篩（２６）が装着され、及び／又
   は、 入口（４６）が末端部の壁面で密閉されてなる請求項１
   〜８のいずれかに記載の作動機構。 （１０）内部ケース（２０）の室部（２１）の継手ノズ
   ル（４４）が弁箱（２２）として圧縮空気分配室（４２
   ）内に伸ばされ、 弁箱（２２）内では弁芯（２３）は磁力作動する作動板
   （２５）により摺動自在に作動し、そして、作動板（２
   ５）は継手ノズル（４４）に輪型磁石（２４）からの向
   きを変えさせて、弁箱（２２）内の整合を図ってなる請
   求項２〜９のいずれかに記載の作動機構。 （１１）輪型磁石（２４）は連結ハウジング（２７）の
   前面受具に保持されていて、前記連結ハウジング（２７
   ）はパッキン輪（４５）により弁箱（２２）に嵌合され
   、他の一方の面は内部ケース（２０）の蓋（２９）を支
   えており、 連結ハウジング（２７）は、内側を向いた蓋（２９）の
   突起（３０）上に保持され、そして 連結ハウジング（２７）には、優先的には直径方向に配
   列された空気送入孔（２８）が設けられてなる請求項１
   ０に記載の作動機構。