JPH0216122A - 熱安定性の優れた芳香族ポリエーテル - Google Patents

熱安定性の優れた芳香族ポリエーテル

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JPH0216122A
JPH0216122A JP16638888A JP16638888A JPH0216122A JP H0216122 A JPH0216122 A JP H0216122A JP 16638888 A JP16638888 A JP 16638888A JP 16638888 A JP16638888 A JP 16638888A JP H0216122 A JPH0216122 A JP H0216122A
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Motoshi Ishikura
石倉 許志
Naoki Nakajima
直樹 中嶋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、熱安定性に優れ、成形温度範囲の広い芳香族
ポリエーテルを提供することを目的とする。
(産業上の利用分野) 熱可塑性の芳香族ポリエーテノペとりわけポリスルホン
、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルケトンは、耐熱
性2機械物性及び耐薬品性に優れており、商業的に実用
性の高いものである。
(従来の技術とその課題) ポリスルホン ポリエーテルスルホン ポリエーテルケ
トンで代表される芳香族ポリエーテルは、高軟化点を有
する熱可塑性樹脂である。この高軟化点のために、高温
における溶融粘度が高くなり、これらの樹脂を射出成形
等の成形加工する場合には、3508C前後の高温が必
要である。従って、これらの樹脂を成形する場合には、
これらのポリマーが安定な末端構造を有することが必要
である。
例えば、末端基がフェノール性OH基もしくはそのアル
カリ金属塩の場合には、成形中にポリマーが増粘して成
形出来ないばかりか、ポリマーが著しく着色する。
また、特公昭42−7799号、特公昭45−2131
8号。
特公昭46−21458号及び特公昭55−23574
号等には種々の芳香族ポリエーテルの製造法が記載され
ているが、それらの末端構造につ・いては何ら規制はさ
れていない。実際Amoco社より市販されているポリ
スルホンp−1700の末端は、その大部分がOCH3
末端であるが、このポリマーをリサイクル使用すると、
次第に着色が大きくなるという問題点を有する。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、かかる問題点を解決すべく鋭意検討した
結果、ポリマーの末端構造と熱安定性との間に密接な関
係があり、特定の末端基を有する場合にのみ、極めて高
い熱分解温度を有する芳香族ポリエーテルが得られるこ
とを見出したのである。
即ち本発明は、一般式(I) Z−E−EO−E’−0−E+−Z      −・−
・・(I)(Eは二価フェノールの残基、E′は一般式
(II )で表される構造を有するジハロゲノベンゼノ
イド化合物の残基 (XはS02又はC0) nは10以上) で表される芳香族ポリエーテルにおいて、末端基2が、
一般式(III) で表される芳香族ポリエーテルを提供するものであり、
熱安定性に優れ、リサイクル成形においても増粘現象及
び着色のない、成形温度範囲の広い芳香族ポリエーテル
を提供するものである。
本発明における一般式(I)のポリマー中のEで表され
る二価フェノール残基としては、具体的には、 及び、これら二価フェノール残基のオルト位のメチル置
換体等が挙げられ、これら二価フェノール残基は一種類
に限定されるべきものではなく、二種類以上を含んでい
ても構わない。
一般に芳香族ポリエーテルは、以下の方法にて合成する
ことが出来る。例えば、極性溶媒中で二価フェノールと
アルカリ金属の水酸化物の水溶液より二価フェノールの
アルカリ金属二塩を合成し、系中の水分を除去した後、
ジハロゲノベンゼノイド化合物を添加して重縮合反応さ
せる方法、又は二価フェノールとジハロゲノベンゼノイ
ド化合物及びアルカリ金属水酸化物の水溶液とを、極性
溶媒中で系中の水分を除去させなから重縮合反応させる
方法、もしくは二価フェノールとジハロゲノベンゼノイ
ド化合物とを極性溶媒中アルカリ金属炭酸塩の存在下に
て重縮合反応させる方法等がある。
本発明の芳香族ポリエーテルは、上記反応において末端
封止剤である一価のフェノール、もしくはモノハロゲノ
ベンゼノイド化合物を反応のはじめから、もしくは後添
加にて反応させ末端封止する方法、或いは上記反応方法
において、はじめから二価フェノールに対してジハロゲ
ノベンゼノイド化合物を過剰に用いて反応させる方法等
により合成することが出来る。
本発明によって得られる芳香族ポリエーテルは、その優
れた熱安定性により、幅広い成形温度範囲を有すると共
に、機械物性、耐薬品性等に優れており、電気絶縁用途
、耐熱部品、調理用具。
コーティング材料、精密部品等の用途に供することが出
来る。
(実施例) 本発明を以下の実施例及び比較例にて詳細に説明するが
、これをもって本発明を制限するものではない。
実施例1 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4”−ジ
クロロジフェニルスルホン58.57g (0,204
モル)、無水炭酸カリウム30.40g (0,220
モル)及びN、N−ジメチルアセトアミド300gを仕
込み、30分間窒素ガスを導入し、系内な窒素に置換し
た。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間かけて約
60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出させた。
同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後、還流
状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで戻し、
析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをP別し、P液を大
量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させた。
生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で洗浄し
た後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は97%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度firedは0.64d−e/gで、27
0メガヘルツ(MHz)、”H−NMR測定によりポリ
マーの末端基は95%以上が であることがわかった。
実施例2 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4−ジク
ロロジフェニルスルホン56.27g (0,196モ
ル)、(4−クロロフェニル)スルホニルベンゼン2.
01g (0,008モル)、無水炭酸カリウム30.
40 g (0,220モル)及びN、N−ジメチルア
セトアミド300gを仕込み、30分間窒素ガスを導入
し、系内を窒素に置換した。温度を反応液の沸点まで上
昇させ、2時間かけて約60gのN、N−ジメチルアセ
トアミドを留出させた。
同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後、還流
状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで戻し、
析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをp別し、r液を大
量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させた。
生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で洗浄し
た後、1500Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は96%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度Tiredは0.55 d 8 / gで
、270メガヘルツ(MHz)、 IH−NMR測定に
よりポリマーの末端基は95%以上が であることがわかった。
実施例3 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4−ジク
ロロジフェニルスルホン58.57g (0,204モ
ル)、フェノール0.75g (0,008モル)、無
水炭酸カリウム30.40 g (0,220モル)及
びN、N−ジメチルアセトアミド300gを仕込み、3
0分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置換した。温度
を反応液の沸点まで上昇させ、2時間かけて約60gの
N、N−ジメチルアセトアミドを留出させた。同時に約
3.6gのH2Oが留出された。その後、還流状態で更
に4時間反応させた後、温度を室温まで戻し、析出した
塩及び過剰の炭酸カリウムをP別し、P液を大量のメタ
ノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させた。生成ポリ
マーを単離し、数回メタノール及び水で洗浄した後、1
50°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は96%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.53 d E 7gで、
270メガヘルツ(MHz)、’H−NMR測定により
ポリマーの末端基は95%以上が であることがわかった。
実施例4 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1eフラスコ内に、4,4−ジフェノー
ル37.24g (0,200モル)、4,4−ジクロ
ロジフェニルスルホン58.57g (0,204モル
)、p−クミルフェノール1.70g (0,008モ
ル)、無水炭酸カリウム30.40 g (0,220
モル)及びN、N−ジメチルアセトアミド300gを仕
込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置換し
た。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間かけて約
60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出させた。
同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後、還流
状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで戻し、
析出した塩及び過剰の炭酸カリウムを戸別し、P液を大
量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させた。
生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で洗浄し
た後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は95%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.54 d −e / g
で、270メガヘルツ(MHz)、’H−NMR測定に
よりポリマーの末端基は95%以上が であることがわかった。
実施例5 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1ンフラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4−ジク
ロロジフェニルスルホン58.57g (0,204モ
ル)、p−t−ブチルフェノール1.20g (0,0
08モル)、無水炭酸カリウム30.40 g (0,
220モル)及びN、Nニジメチルアセトアミド300
gを仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に
置換した。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間か
けて約60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出さ
せた。同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後
、還流状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで
戻し、析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをP別し、P
液を大量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿さ
せた。生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で
洗浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は94%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.52 d −e / g
で、270メガヘルツ(MHz)、 lH−NMR測定
によりポリマーの末端基は95%以上が であることがわかった。
実施例6 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1君フラスコ内に、4,4−ジフェノー
ル37.24g (0,200モル)、4,4−ジクロ
ロジフェニルスルホン58.57g (0,204モル
)、o−t−ブチルフェノール1.20g (0,00
8モル)、無水炭酸カリウム30.40 g (0,2
20モル)及びN、N−ジメチルアセ、ドアミド300
gを仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に
置換した。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間か
けて約60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出さ
せた。同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後
、還流状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで
戻し、析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをr別し、p
液を大量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿さ
せた。生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で
洗浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は95%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度11redは0.53dE/gで、270
メガヘルツ(MHz)、”H−NMR測定によりポリマ
ーの末端基は80%以上が であることがわかった。
実施例7 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4′−ジ
クロロジフェニルスルホン58.57g (0,204
モル)、2,6−シメチルフエノール0.98g (0
,008モル)、無水炭酸カリウム30.40 g (
0,220モル)及びN、N−ジメチルアセトアミド3
00gを仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒
素に置換した。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時
間かけて約60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留
出させた。同時に約3.6gのH2Oが留出された。そ
の後、還流状態で更に4時間反応させた後、温度を室温
まで戻し、析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをp別し
、P液を大量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈
殿させた。生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び
水で洗浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は92%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度Tiredは0.50 d 8 /gで、
270メガヘルツ(MHz)、 IH−NMR測定によ
りポリマーの末端基は80%以上が であることがわかった。
実施例8 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24g (0,200モル)、4,4′−ジ
クロロジフェニルスルホン58.57g (0,204
モル)、2−メチルフェノール0.86g (0,00
8モル)、無水炭酸カリウム30.40 g (0,2
20モル)及びN、N−ジメチルアセトアミド300g
を仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置
換した。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間かけ
て約60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出させ
た。同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後、
還流状態で更に4時間反応させた後、温度を室温まで戻
し、析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをp別し、p液
を大量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させ
た。生成ポリマーを単離し1.数回メタノール及び水で
洗浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は93%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.53d6/gで、270
メガヘルツ(MHz)、 lH−NMR測定によりポリ
マーの末端基は90%以上が であることがわかった。
実施例9 実施例1において4,4′−ジフェノールのかわりに2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.
66g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用
量を55.28 g (0,400モル)にした以外は
、実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率98%、rlred 0.48 d l
 / g (0,5%wt / vo125°CのCH
Cl3溶液中)、ポリマー末端基95%以上、270メ
ガヘルツ(MHz)、 IH−NMR)実施例10 実施例2において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率94%、rlred O,49df 7
g (0,5%wt / vo125°CのCHCl3
溶液中)、ポリマー末端基95%以上、270メガヘル
ツ(MHz)、 ”H−NMR)実施例11 実施例3において4,4′−ジフェノールのかわりに2
.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.
66g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用
量を55.28 g (0,400モル)にした以外は
、実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率96%、rlred O,47d 8 
/ g (0,5%wt / vo125°CのCHC
l3溶液中)、ポリマー末端基95%以上、270メガ
ヘルツ(MHz)、’H−NMR)実施例12 実施例4において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率95%、rlred O,49d e 
/ g (0,5%wt / vo125°CのCHC
l3溶液中)、ポリマー末端基95%以上、270メガ
ヘルツ(MHz)、 lH−NMR)実施例13 実施例5において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率94%、rlred 0.46 d l
 / g (0,5%wt / vo125°CのCH
Cl3溶液中)、ポリマー末端基95%以上、270メ
ガヘルツ(MHz)、 lH−NMR)実施例14 実施例6において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率97%、rlred O,45d E 
/ g (0,5%wt / vo125°CのCHC
l3溶液中)、ポリマー末端基70%以上、270メガ
ヘルツ(MHz)、 IH−NMR)実施例15 実施例7において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率93%、l1red O,47d41!
 / g (0,5%wt / vo125°CのCH
Cl3溶液中)、ポリマー末端基70%以上、270メ
ガヘルツ(MHz)、”H−NMR)実施例16 実施例8において4,4−ジフェノールのかわりに2.
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.6
6g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用量
を55.28 g (0,400モル)にした以外は、
実施例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率95%、l1red O,47d e 
/ g (0,5%wt / vo125°CのCHC
l3溶液中)、ポリマー末端基80%以上、270メガ
ヘルツ(MHz)、 ”H−NMR)実施例17 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン50.06g (0,200モ
ル)、4,4′−ジクロロジフェニルスルホン58.5
7g(0,204モル)、無水炭酸ナトリウム23.3
2 g (0,220モル)及びスルホラン200gを
仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置換
した。温度を235°Cまで上昇させ、5時間反応させ
た。同時に約3.6gのH2Oが留出された。温度を室
温まで戻し、析出した塩及び過剰の炭酸ナトリウムをp
別し、P液を大量のメタノール中に注いで生成ポリマー
を沈殿させた。生成ポリマーを単離し、数回メタノール
及び水で洗浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させ
た。
得られたポリマーの収率は98%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.52d6/gで、270
メガヘルツ(MHz)、 IH−NMR測定によりポリ
マーの末端基は97%以上が であることがわかった。
実施例18 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン50.06g (0,200モ
ル)、4.4’−ジクロロジフェニルスルホン56.2
7g(0,196モル)、(4−クロロフェニル)スル
ホニルベンゼン2.01 g (0,008モル)、無
水炭酸ナトリウム23.32 g (0,220モル)
及びスルホラン200gを仕込み、30分間窒素ガスを
導入し、系内を窒素に置換した。温度を235°Cまで
上昇させ、5時間反応させた。同時に約3.6gのH2
Oが留出された。温度を室温まで戻し、析出した塩及び
過剰の炭酸ナトリウムをp別し、P液を大量のメタノー
ル中に注いで生成ポリマーを沈殿させた。生成ポリマー
を単離し、数回メタノール及び水で洗浄した後、150
0Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は96%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.51 d e 7gで、
270メガヘルツ(MHz)、”H−NMR測定により
ポリマーの末端基は95%以上が であることがわかった。
比較例1 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1℃フラスコ内に、4.4’−ジフェノ
ール37.24 g (0,200モル)、4,4−ジ
クロロジフェニルスルホン56.27 g (0,19
6モル)、無水炭酸カリウム30.40g (0,22
0モル)及びN、N−ジメチルアセトアミド300gを
仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置換
した。温度を反応液の沸点まで上昇させ、2時間かけて
約60gのN、N−ジメチルアセトアミドを留出させた
。同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後、還
流状態で更に4時間反応させた後、100°Cまで降温
し、塩化メチルガスを300m1分の流量で30分間吹
き込んだ。
その後、室温まで降温し、析出した塩及び過剰の炭酸カ
リウムをp別し、P液を大量のメタノール中に注いで生
成ポリマーを沈殿させた。生成ポリマーを単離し、数回
メタノール及び水で洗浄した後、150°Cで3時間減
圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は96%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度rlredは0.53d6/gで、270
メガヘルツ(MHz)、 IH−NMR測定によりポリ
マーの末端基は95%以上がCH30−であることがわ
かった。
比較例2 比較例1において4,4′−ジフェノールのかわりに2
,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン45.
60g(0,200モル)を用い、炭酸カリウムの使用
量を55.28 g (0,400モル)にした以外は
、比較例1と同様に操作を行った。
(ポリマー収率95%、rlred O,46d l 
/ g (0,5%wt / vo125°C17)C
HC13溶液中)、ボI77−末端基CH30−95%
以上、270メガヘルツ(MHz)、 ’H−NMR)
比較例3 撹拌機、窒素導入管、温度計及び先端に受器を付した凝
縮器とを備えた1eフラスコ内に、4.4’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン50.06 g (0,200
モル)、4,4′−ジクロロジフェニルスルホン56.
27 g(0,196モル)、無水炭酸ナトリウム23
.32g (0,220モル)及びスルホラン200g
を仕込み、30分間窒素ガスを導入し、系内を窒素に置
換した。温度を235°Cまで上昇させ、5時間反応さ
せた。同時に約3.6gのH2Oが留出された。その後
、150°Cまで降温し、塩化メチルガスを300m1
分の流量で30分間吹き込んだ。その後、室温まで降温
し、析出した塩及び過剰の炭酸カリウムをP別し、P液
を大量のメタノール中に注いで生成ポリマーを沈殿させ
た。生成ポリマーを単離し、数回メタノール及び水で洗
浄した後、150°Cで3時間減圧乾燥させた。
得られたポリマーの収率は95%で、1%wt / v
olのN、N−ジメチルホルムアミド溶液中、25°C
での還元粘度T1redは0.50 d 6 / gで
、270メガヘルツ(MHz)、”H−NMR測定によ
りポリマーの末端基は95%以上がCH30−であるこ
とがわかった。
(発明の効果) 実施例1〜18、及び比較例1〜3で得られたポリマー
の熱分解温度を熱重量分析(TGA)により行った。そ
の結果を表1に示した。
表から明らかなように、本発明により示される末端基を
有するポリマーは、CH30−末端基を有するものより
熱分解温度が10〜20°C高い。従って、幅広い成形
温度範囲を有することがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・( I
    ) (Eは、二価フェノールの残基、E’は、一般式(II)
    で表される構造を有するジハロゲノベンゼノイド化合物
    の残基 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(II) (XはSO_2又はCO) nは、10以上) で表される芳香族ポリエーテルにおいて、末端基Zが、
    一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(III
    ) (XはSO_2又はCOを表す。 YはH、又は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数
    式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又はハロゲン原子を
    表す。) で表される芳香族ポリエーテル。
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