JPH02149155A - ディジタル復調回路 - Google Patents

ディジタル復調回路

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JPH02149155A
JPH02149155A JP30375188A JP30375188A JPH02149155A JP H02149155 A JPH02149155 A JP H02149155A JP 30375188 A JP30375188 A JP 30375188A JP 30375188 A JP30375188 A JP 30375188A JP H02149155 A JPH02149155 A JP H02149155A
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orthogonal
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進 大谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は直交乗算回路を備えるディジタル復調回路に係
り、特に直交乗算回路の広帯域化技術に関する。
(従来の技術) ディジタル変調方式の1つであるPSK (位相シフト
キーインク)方式は、例えばFDMA (周波数分割多
元接続) −S CP C(Single Chann
elPer Carrier)システムにおいて採用さ
れているが、そのPSK信号として例えば4−PSK信
号は第4図に示すようになっている。即ち、4−PSK
信号は、基準搬送波をディジタル信号で2相位相変調し
たPチャネルの信号と、基準搬送波と直交関係にある直
交搬送波をディジタル信号で2相位相変調しなQチャネ
ルの信号とを合成したものである。つまり、第4図にお
いて、4−PSK信号は互いに直交するP軸とQ軸に対
し45゛傾斜した信号ベクトルで示され、この信号ベク
トルのQ軸への投影点E、同FがQチャネルの信号を与
える。
このようなPSK信号の復調方式には、遅延検波方式等
もあるが、第5図(a )(b )に概略示すような方
式が知られている。第5図(a)に示す同期検波方式は
、P S K信号を一方の入力とする2つの乗算回路6
1.同62にお、いて、その一方の乗算回路61では他
方の入力に基準搬送波の再生搬送波信号を与えて前記P
チャネルの復調信号を得、他方の乗算回路では他方の入
力に再生搬送波信号の位相をπ/2移相器63でπ/2
宛移相した信号を与えて前記Qチャネルの復調信号を得
る方式である。また、第5図(b)に示す方式は、いわ
ゆる準同期検波方式と呼ばれるもので、前記再生搬送波
信号の代わりに発振器66の出力信号を用いる点が異な
る。即ち、発振器66の出力信号はPSK信号の搬送波
と同期関係になくそれに近いものであるから、2つの乗
算回路64.同65から準同期直交復調信号CP’ 、
Q’ )が得られ、後段の位相同期回路67にて位相同
期処理が行われ本来の直交復調信号(P、Q>が得られ
る。
ここに、2つの乗算回路(直交乗算回路)の他方の入力
信号の周波数の位相差が正しくπ/2であれば、例えば
Q軸上のアイパターンは第7図(a>に示す如くアイが
最も開いたものとなり、2値の信号(E、F)が符号量
干渉なく正しく復調される。逆に、位相差がπ/2から
ずれて例えば(1p(第6図にQ′軸として示すように
第■−■象限側に傾くと、この傾いたQ′軸に投影され
る信号点はA、B、C,Dの4つとなり、このときのア
イパターンは第7図(b)に示す如くアイの開きが小さ
くなる。これは符号量干渉が生じ正しく復調されないこ
とを示すものである。
ところで、例えばFDMA−9CPCシステムでは、複
数の回線があり、それぞれ異なる搬送波である。そして
、通信は常に特定の回線を使用するとは限らずシステム
内の任意の回線が選択使用される。従って、復調回路で
は、同期検波方式では再生搬送波は使用回線の搬送波に
応じたものとなり、また準同期検波方式では発振器66
としてシンセサイザ等を用い使用回線の搬送波の周波数
に応じた周波数を発生できるようにしている。
要するに、この種の復調回路では、任意の回線で正しく
復調動作をすることを要するから、前記直交性は当該シ
ステムとして使用可能な全周波数帯域において確保され
ていることが本来的に要求される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記直交性を全周波数帯域に渡って維持
することは、いかにπ/2移相器等を厳密に製作しても
ハードウェアの不完全性等を回避できないので、極めて
困難である。従って、従来では、比較的直交関係が保た
れる狭い周波数範囲でシステムを運用せざるを得す、シ
ステムとして使用可能な全周波数帯域を有効に利用でき
ないという問題がある。
なお、前記直交性のずれの問題は、直交乗算回路を用い
る限り、Q A M (Quadrature A+e
plitudeModulatioo )復調回路にお
いても同様に生ずることは明らかである。
本発明は、このような問題に鑑みなされたもので、その
目的は、前記直交性のずれを自動的に零にできるように
し、以て広い周波数範囲に渡って正しい復調動作をなし
得るディジタル復調回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のディジタル復調回
路は次の如き構成を有する。
即ち、本発明のディジタル復調回路は、一方の入力が受
信ディジタル被変調信号で他方の入力が再生搬送波信号
または搬送波周波数に準同期した準同期搬送波信号のい
ずれかである第1の乗算回路と; 前記再生搬送波信号
または前記準同期搬送波信号の位相をπ/2宛移相する
π/2移相器と; 制御信号に基づき前記π/2移相器
の出力信号を位相調整して出力する可変移相器と; −
方の入力が前記受信ディジタル被変調信号で他方の入力
が前記可変位相器の出力信号である第2の乗算回路と;
 前記再生搬送波信号を用いる場合には前記第1および
第2の乗算回路の出力たる2系列の直交復調信号に基づ
いて、または前記準同期搬送波信号を用いる場合には前
記第1および第2の乗算回路の後段における位相同期復
調処理で形成される2系列の直交復調信号に基づいて信
号位相平面上の少なくとも第1象限と第■象限または第
■象限と第■象限のいずれか一方の組合わせに係る象限
を判定しその判定した組合わせ象限における軸に投影さ
れる信号点に対応したロードクロック信号を発生する象
限判定回路と; 前記2系列の直交復調信号の一方の信
号列であって前記象限判定回路が判定対象とする組合わ
せ象限における前記軸に対応した信号列を受けてその軸
に投影される各信号点の信号値をそれに対応した前記ロ
ードクロック信号に従ってそれぞれ格納しその格納した
信号値間の差値を求める誤差検出回路と; 前記誤差検
出回路の出力を受けてろ波処理等をし前記制御信号を形
成出力する信号形成回路と; を備えていることを特徴
とするものである。
(作 用) 次に、前記の如く構成される本発明のディジタル復調回
路の作用を説明する。
受信ディジタル被変調信号にはQAM信号とPSK信号
とがあるが、例えば4−PSK信号とすれば、2系列の
直交復調信号間に直交位相誤差がある場合には、その位
相平面上の信号ベクトルは前記第6図に示すよう1こな
る。
そこで、2系列の直交復調信号に基づいて例えば第1象
限と第■象限を判定し、その判定した第1象限と第■象
限において直交位相誤差分傾斜したQ′軸に投影される
信号点A、同Bそれぞれに対応したロードクロック信号
を発生する(象限判定回路)。
そして、2系列の直交復調信号のうちのQチャネルの信
号中前記信号点A、同Bの各信号値をロードクロック信
号に従って格納し、その信号値の差を求める(誤差検出
回路)。ここで求められた差値は信号点Aと同日のレベ
ル差であって、これは取りも直さず直交位相誤差を与え
る。
従って、誤差検出回路の出力たる差値が零となるように
可変移相器の位相量を制御すれば、2系列の直交復調信
号間の直交位相誤差は広い周波数範囲に渡って常に零と
なるようにすることができる。
斯くして、本発明によれば、直交乗算回路の広帯域化を
図ることができるので、従来維持困難であった広帯域に
おける直交性を容易にかつ確実に確保することができる
。このとき、従来においては、特にπ/2移相器は相当
に厳格な精度が要求されていたが、本発明の適用によっ
てその要件を緩和でき、従って原価低減を図ることが可
能となる。
(実  施  例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るディジタル復調回路
を示す、第1図において、従来の同期検波方式(第5図
(a >)のディジタル復調回路は、(第1の)乗算回
路1と、(第2の)乗算回路2と、π/2移相器3と、
搬送波・クロック再生回路4と、可変周波数発振回路5
とで構成されるが、この構成において本第1実施例に係
るディジタル復調回路は、象限判定回路6と、誤差検出
回路7と、信号形成回路たるD/A変換回路8および低
域ろ波回路9と、可変位相器10とを設けたものである
受信ディジタル被変調信号にはQAM信号やPSK信号
等があるが、本実施例では従来例に準じてPSK信号と
し、これは乗算回路1と同2の一方の入力信号となって
いる。
乗算回路1の他方の入力信号およびπ/2移相器3の入
力信号たる再生搬送波信号は可変周波数発振回路5から
供給される。そして、π/2移相器3の出力信号は可変
移相器10にて後述するように移相制御されて乗算回路
2の他方の入力信号となる0乗算回路1.同2の出力信
号たるPチャネルおよびQチャネルの復調信号は搬送波
・クロック再生回路4と象限判定回路6へ供給され、ま
たQチャネル復調信号は誤差検出回路7へ供給される。
搬送波・クロック再生回路4は、再生した搬送波信号を
可変周波数発振回路5へ出力し、また再生したクロック
信号を象限判定回路6と誤差検出回路7とへ出力する。
なお、再生したデータ信号は外部へ送出される。
可変周波数発振回路5は、前記再生された搬送波信号が
入力する電圧制御発振回路51と、任意の回線の使用搬
送波の周波数と概略等しい周波数の信号を発生するシン
セサイザ52と、これら両者の出力信号を乗算操作する
ミキサー53と、ミキサー53の出力信号にろ液処理を
施し前記乗算回路1およびπ/2移相器3に対する再生
搬送波信号を形成出力する帯域ろ波回路54とで構成さ
れる。つまり、この可変周波数発振回路5は、当該無線
通信システムが例えば前記FDMA−SCPC方式のも
のである場合、回線は周波数分割して割り当てられるが
、システムとして割り当てられた全回線の搬送波の周波
数の信号をそれぞれ出力できるのであり、出力信号周波
数はシンセサイザ52によって定められ、入力搬送波周
波数との位相周期は電圧制御発振回路51にて行われる
象限判定回路6と誤差検出回路7は例えば第2図に示す
ように構成される0図中上段が象限判定回路、図中下段
が誤差検出回路にそれぞれ対応している。第2図におい
て、Pチャネル復調信号は極性判定回路22θへ、Qチ
ャネル復調信号は極性判定回路221とA/D変換回路
222へそれぞれ与えられる。
極性判定回路220と同221は、再生クロック信号に
基づいて復調信号をサンプリングし、その信号極性の正
負を判定する。ここで、極性判定回路220は、Pチャ
ネル復調信号の極性が負のとき“1”を、正のとき0”
をそれぞれ出力するものとし、また極性判定回路221
は、Qチャネル復調信号の極性が正のとき“1″を、負
のとき“0”をそれぞれ出力するものとする。
極性判定回路220の出力は、論理積回路224の一方
の入力へ与えられるとともに、インバータ223を介し
て論理積回路225の一方の入力へ与えられる。また、
極性判定回路22!の出力は、論理積回路224と同2
25の他方の入力へ与えられる。そして、論理積回路2
24の出力は論理積回路226の一方の入力へ、論理積
回路225の出力は論理積回路227の一方の入力へそ
れぞれ与えられる。論理積回路226と同227は、他
方の入力にインバータ228を介して再生クロック信号
が与えられ、対応するシフトレジスタ229.同230
に対しロードクロック信号を出力する。
要するに、極性判定回路220の出力が“1″で、極性
判定回路22!の出力が“1”のとき、つまり、受信信
号ベクトルが第■象限にあるとき、論理積回路224の
出力が°°1”となり、その象限が判定され、ロードク
ロック信号がシフトレジスタ229に対し出力される。
また、極性判定回路220の出力が“0”で、極性判定
回路22!の出力が“1”のとき、つまり、受信信号ベ
クトルが第1象限にあるとき、論理積回路225の出力
が“1”となり、その象限が判定され、ロードクロック
信号がシフトレジスタ230に対し出力される。
換言すれば、象限判定回路6では、第■象限と第■象限
に在る受信信号ベクトルを判定し、両象限における基準
軸(第6図に示すQ軸またはQ′軸)上の信号点に対応
したロードクロック信号を発生しているのである。
次に、A/D変換回路222は、Qチャネル復調信号を
再生クロック信号に従ってにビットのディジタル信号へ
変換し、それを前記シフトレジスタ229、同230へ
与える。その結果、シフトレジスタ229は論理積回路
226が出力するロードクロック信号に従って、またシ
フトレジスタ23Gは論理積回路227が出力するロー
ドクロック信号に従って入力ディジタル信号を取り込む
ことになる。
ここに、論理積回路226が出力するロードクロック信
号は第■象限にある受信信号ベクトルについてのQ軸ま
たはQ′軸上の信号点(EまたはA〉に対するものであ
り、また論理積回路227が出力するロードクロック信
号は第I象限にある受信信号ベクトルについてのQ軸ま
たはQ′軸上の信号点(EまたはB)に対するものであ
る。つまり、基準軸がQ軸であるときは、両シフトレジ
スタに取り込まれる信号値は共にEであるが(第4図参
照)、基準軸がQ′軸であるときは、シフトレジスタ2
29には信号値Aが取り込まれ、シフトレジスタ230
には信号値Bが取り込まれることになる。
そして、次段の減算回路231では、両シフトレジスタ
の出力値間の差を求めるのであるが、両シフトレジスタ
の出力値が共にEであれば差は零である。つまり、基準
軸はQ軸であって直交位相誤差はない、一方、シフトレ
ジスタ229の出力値がAで、シフトレジスタ230の
出力値がBのときは、両者の差値(A−B)が存在する
。つまり、基準軸はQ′軸であって直交位相誤差がある
。この差値が取りも直さず直交位相誤差の大きさを与え
、また差値がプラスのときはQ′軸は第■象限側に傾斜
し、マイナスのときは第1象限側に傾斜していると判断
することができる。
従って、この減算回路231の出力値は直交位相誤差を
与えるから、その誤差電圧(ディジタル値)をD/A変
換回路8にてアナログ化し、低域ろ波回路9にて雑音お
よびパターンジッタ等を抑圧したアナログ制御電圧を可
変移相器10へ与え、誤差検出信号が零となるようにπ
/2移相器3の出力信号周波数の位相を制御して乗算回
路2の他方の入力へ与えれば、乗算回路1と同2間の直
交性を極めて広い周波数範囲に渡って保持できることに
なる。
次に、第3図は本発明の他の実施例に係るディジタル復
調回路を示す、第3図において、従来の準同期検波方式
(第5図(b))のディジタル復調回路は、(第1の)
乗算回路31と、(第2の)乗算回路32と、π/2移
相器33と、シンセサイザ34と、A/D変換回路35
と、同36と、ディジタル回路たる複素乗算回路37と
、ディジタル回路たる搬送波・クロック再生回路38と
、ディジタル回路の動作クロックを発生するクロック発
生回路39とで構成されるが、この構成において本第2
実施例に係るディジタル復調回路は、前述した第1実施
例と同様に、象限判定回路6と、誤差検出回路7と、信
号形成回路たるD/A変換回路8および低域ろ波回路9
と、可変位相器10とを設けたものである。
本発明に係る部分は、前述したので、以下従来回路部分
の動作概要を説明する。
シンセサイザ34は、前記シンセサイザ52と同様に、
希望信号の周波数と概略等しい周波数の搬送波信号を発
生する。これは乗算回路31の他方の入力信号となると
ともに、π/2移相器33、可変移相器lOを介して乗
算回路32の他方の入力信号となる。
つまり、乗算回路31と同32からなる直交乗算回路で
は、入力されたPSK信号内の希望信号の角周波数ω。
に略等しい角周波数ω′。の搬送波信号を発生するシン
セサイザ34によって希望信号を準同期直交復調する。
この準同期直交復調信号(P’ 、Q”)はA/D変換
回路(35,36)にてにビット(k=6〜16)のデ
ィジタル信号列へ変換される。そして、このディジタル
信号列は複素乗算回路37および搬送波・タロツク再生
回路38における位相同期処理に付され、複素乗算回路
37から同期復調、された直交復調信号(P。
Q)が得られる。
PチャネルとQチャネルの復調信号は象限判定回路6へ
与えられ、Qチャネルの復調信号は誤差検出回路7へ与
えられる。また、搬送波・クロック再生回路38で再生
されたクロック信号はA/D変換回路(35,36>へ
与えられると共に、象限判定回路6と誤差検出回路7へ
与えられる。
従って、本発明に係る部分は前述したように所要の動作
をなし得ることになる。なお、Qチャネル復調信号はデ
ィジタルは号であるから、誤差検出回路7では第2図に
示したA/D変換回路222は不要となる。
ここに、本実施例では、Q軸に対する位相誤差を零にす
るようにしたが、P軸に対する位相誤差を対象としても
よい、この場合には、象限判定回路は第1象限と第■象
限を判定するようにし、誤差検出回路はPチャネルの復
調信号から誤差検出を行えば良い。
また、可変移相器10は、アナログ制御型を用いたので
、D/A変換回路8を設けたが、ディジタル制御型を用
いれば不要とすることができる。
一方、現実のシステムでは、雑音やパターンジ・フタは
不可避であるから、低域ろ波回路9は制御性を確保する
意味で必要である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のディジタル復調回路によ
れば、直交位相誤差を検出し、それが零となるように直
交乗算回路を制御するようにしたので、直交乗算回路の
広帯域化を図ることができ、従来維持困難であった広帯
域における直交性を容易にかつ確実に確保することがで
きる効果がある。
このとき、従来においては、特にπ/2移相器は相当に
厳格な精度が要求されていたが、本発明の適用によって
その要件を緩和でき、従って原価低減を図ることが可能
となる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るディジタル復調回路の
構成ブロック図、第2図は象限判定回路および誤差検出
回路の一例を示す構成ブロック図、第3図は本発明の他
の実施例に係るディジタル復調回路の構成ブロック図、
第4図はPSK信号の位相平面上の信号ベクトル図、第
5図は従来のディジタル復調回路の概略構成ブロック図
、第6図は直交位相誤差がある場合の直交復調信号の位
相平面上の信号ベクトル図、第7図は直交位相誤差がな
い場合(同図(a))と直交位相誤差がある場合(同図
(b))のアイパターンを示す図である。 1 2.31.32・・・・・・乗算回路、 3,33
・・・・・・π/2移相器、 4.38・・・・・・搬
送波・クロック再生回路、 5・・・・・・可変周波数
発振回路、6・・・・・・象限判定回路、 7・・・・
・・誤差検出回路、8・・・・・・D/A変換回路、 
9・・・・・・低域ろ波回路、10・・・・・・可変移
相器、 34・・・・・・シンセサイザ、35.36・
・・・・・A/D1R換回路、 37・・・・・・複素
乗算回路、 39・・・・・・クロック発生回路。 代理人 弁理士  八 幡  義 博 本禿旭月の15゛タル榎j1ヨが♂−のA(威ダ虫1)
第3 区 に F PSK信号の&相平テよの信号’Y7)ルP2ρ−・社
復調イ訂  r: a’−・−L晒猷橿調信号ネヒ」ミ
/)デージ゛タル腹ま司回路の羞2本、力啄メ(捌第 
6 区 直交復調糟8a泣相手面玉の傅号公りトル番  f  

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一方の入力が受信ディジタル被変調信号で他方の入力が
    再生搬送波信号または搬送波周波数に準同期した準同期
    搬送波信号のいずれかである第1の乗算回路と;前記再
    生搬送波信号または前記準同期搬送波信号の位相をπ/
    2宛移相するπ/2移相器と;制御信号に基づき前記π
    /2移相器の出力信号を位相調整して出力する可変移相
    器と;一方の入力が前記受信ディジタル被変調信号で他
    方の入力が前記可変位相器の出力信号である第2の乗算
    回路と;前記再生搬送波信号を用いる場合には前記第1
    および第2の乗算回路の出力たる2系列の直交復調信号
    に基づいて、または前記準同期搬送波信号を用いる場合
    には前記第1および第2の乗算回路の後段における位相
    同期復調処理で形成される2系列の直交復調信号に基づ
    いて信号位相平面上の少なくとも第 I 象限と第II象限
    または第 I 象限と第IV象限のいずれか一方の組合わせ
    に係る象限を判定しその判定した組合わせ象限における
    軸に投影される信号点に対応したロードクロック信号を
    発生する象限判定回路と;前記2系列の直交復調信号の
    一方の信号列であって前記象限判定回路が判定対象とす
    る組合わせ象限における前記軸に対応した信号列を受け
    てその軸に投影される各信号点の信号値をそれに対応し
    た前記ロードクロック信号に従ってそれぞれ格納しその
    格納した信号値間の差値を求める誤差検出回路と;前記
    誤差検出回路の出力を受けてろ波処理等をし前記制御信
    号を形成出力する信号形成回路と;を備えていることを
    特徴とするディジタル復調回路。
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