JP2013185945A - レーダ装置およびレーダ装置の調整方法 - Google Patents

レーダ装置およびレーダ装置の調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーダ装置のIQインバランスを検出して補正すること。
【解決手段】受信信号と局部発振信号とを入力してIQ信号を出力するIQミキサ26と、IQ平面上の複数の異なる位置に対応する出力信号をIQミキサに出力させるための調整信号を生成し、受信信号または局部発振信号としてIQミキサに供給する生成手段(移相部30)と、生成手段から調整信号がIQミキサに供給されている際に、IQミキサから出力されるIQ信号を入力し、IQミキサがバランスしている場合の軌跡からのずれに基づいて、IQミキサのインバランスを検出する検出手段(制御処理部10)とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置およびレーダ装置の調整方法に関するものである。
対象物によって反射された反射波に基づいて対象物を検出するレーダ装置では、直交復調器としてのIQミキサを使用しているものがある。図7はIQミキサの構成を示している。この図に示すように、IQミキサは、分配部100、0/90°移相部101、ミキサ102,103によって構成されている。分配部100は、入力された高周波信号を2分配し、ミキサ102,103へ供給する。移相部101は、入力された局部発振信号を2分配し、一方はそのままの位相でミキサ102に供給し、他方は位相を90°移相してミキサ103に供給する。ミキサ102は分配部100から供給される高周波信号と、0/90°移相部101から供給される移相されていない局部発振信号とを乗算してI信号として出力する。ミキサ103は分配部100から供給される高周波信号と、0/90°移相部101から供給される90°移相された局部発振信号とを乗算してQ信号として出力する。
ところで、このようなIQミキサがインバランス(不均衡)状態である場合、すなわち、I信号とQ信号の位相差が90°で、かつ、振幅が同じ理想状態からずれを生じている場合、信号強度に誤差を生じたり、検出角度に誤差を生じたりする場合がある。
特許文献1には、このようなIQインバランスを検出して解消するために、所定の位相のIQデータをサンプリングし、IQデータに基づいて近似式から楕円のパラメータを算出してインバランスを検出するとともに、算出した楕円のパラメータから補正値を求め、この補正値に基づいて補正を行うことにより、IQインバランスを解消する技術が開示されている。
特開平09−130337号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、受信信号に基づいてインバランスを検出している。このため、受信信号が正常でない場合には、このような検出を行うことが困難であるという問題点がある。
そこで、本発明は、受信信号の状態によらず、IQインバランスを検出することが可能なレーダ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、送信信号を対象物に向けて送信し、当該対象物によって反射される信号を受信信号として受信し、当該対象物を検出するレーダ装置において、前記受信信号と局部発振信号とを入力してIQ信号を出力するIQミキサと、IQ平面上の複数の異なる位置に対応する出力信号を前記IQミキサに出力させるための調整信号を生成し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給する生成手段と、前記生成手段から前記調整信号が前記IQミキサに供給されている際に、前記IQミキサから出力されるIQ信号を入力し、前記IQミキサがバランスしている場合の軌跡からのずれに基づいて、前記IQミキサのインバランスを検出する検出手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、受信信号の状態によらず、IQインバランスを検出することが可能となる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記検出手段によって検出されたずれに基づいて、前記IQミキサから出力されるIQ信号に補正処理を施すことで、前記インバランスを補正する補正手段を有することを特徴とする。
このような構成によれば、受信信号の状態によらず、IQインバランスを補正することが可能となる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記生成手段は、前記送信信号の位相を所定量移相し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする。
このような構成によれば、位相を適切に設定することにより、IQミキサのインバランスを検出することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記生成手段は、前記送信信号をそれぞれ異なる量移相する複数の移相部を有し、これら複数の移相部によって移相された信号を前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする。
このような構成によれば、複数の位相が異なる信号に基づいて、IQミキサのインバランスを確実に検出することができる。
また、他の発明は、上記発明に加えて、前記生成手段は、前記送信信号を前記受信信号または前記局部発振信号としてIQミキサに供給するとともに、前記送信信号と所定の周波数だけ異なる信号を生成して前記局部発振信号または前記受信信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする。
このような構成によれば、IQ平面上の連続的な軌跡を求めることができるので、IQミキサのインバランスを正確に検出することができる。
また、本発明は、送信信号を対象物に向けて送信し、当該対象物によって反射される信号を受信信号として受信し、当該対象物を検出するレーダ装置の調整方法において、
前記受信信号と局部発振信号とを入力してIQ信号を出力するIQミキサに、IQ平面上の複数の異なる位置に対応する出力信号を出力させるための調整信号を生成し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給する生成ステップと、前記生成ステップによって前記調整信号が前記IQミキサに供給されている際に、前記IQミキサから出力されるIQ信号を入力し、前記IQミキサがバランスしている場合の軌跡からのずれに基づいて、前記IQミキサのインバランスを検出する検出ステップとを有することを特徴とする。
このような方法によれば、受信信号の状態によらず、IQインバランスを検出することが可能となる。
本発明によれば、受信信号の状態によらず、IQインバランスを検出することが可能なレーダ装置およびレーダ装置の調整方法を提供することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図である。 図1に示す移相部およびIQミキサの詳細な構成例を示すブロック図である。 IQミキサがバランスしている場合の出力信号の状態を示す図である。 IQミキサがバランスしていない場合の出力信号の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るレーダ装置の構成例を示すブロック図である。 IQミキサの構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。この図に示すように、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置1は、制御処理部10、高周波発振部20、分配部21、送信アンテナ22、受信アンテナ23,24、スイッチ25、IQミキサ26、受信アンプ27、A/D(Analog to Digital)変換部28、および、移相部30を有しており、例えば、自動四輪車、自動二輪車等の車両等に搭載され、対向車両、歩行者、障害物等の対象物を検出する。なお、分配部21と送信アンテナ22の間には、パルス信号を生成するための半導体によるスイッチが実際には設けられているが、図1では説明を簡略化するために省略している。
制御処理部10は、高周波パルス信号の送受信の制御を行うとともに、対象物からの反射波に対する各種演算処理を行い対象物を検出する。また、制御処理部10は、後述する処理によって検出されたIQインバランスを補正する処理を実行する。
高周波発振部20は、周波数fcの高周波信号を生成し、分配部21に供給する。分配部21は高周波発振部20から出力される高周波信号を分配し、一方を送信アンテナ22に供給し、他方をIQミキサ26に供給する。送信アンテナ22は、分配部21から供給される高周波信号を空間に向けて放射する。
受信アンテナ23,24は、略同じ特性を有するアンテナが、所定の間隔を隔てて配置されて構成され、送信アンテナ22から放射されて対象物(ターゲット)によって反射された反射波を受信してスイッチ25に受信信号として供給する。
スイッチ25は、制御処理部10の制御に基づいて、送信アンテナ22から高周波パルス信号が送信される毎に、受信アンテナ23および受信アンテナ24のいずれか一方を選択し、IQミキサ26に供給する。IQミキサ26は、スイッチ25から供給された受信アンテナ23または受信アンテナ24によって受信された受信信号を、分配部21からの高周波信号で直交位相検波して同位相のI信号と、位相が90度ずれたQ信号とを出力する。受信アンプ27は、IQミキサ26から出力されるI信号、Q信号に含まれている高調波成分を減衰するとともに、高調波成分以外の信号を所定のゲインで増幅して出力する。A/D変換部28は、受信アンプ27から出力されるI信号、Q信号を制御処理部10の制御に応じてサンプリングし、制御処理部10にデジタル信号として出力する。
図2は、図1に示す移相部30およびIQミキサ26の詳細な構成例を示す図である。この図2に示すように、移相部30は制御処理部10によって制御される6つのスイッチS1〜S6および0°から300°までの間を60°間隔で移相する6つの移相部D1〜D6を有している。より詳細には、スイッチS1と0°移相部D1は直列接続され、スイッチS1がオンの状態にされると分配部21から供給される高周波信号が0°移相部D1を介してIQミキサ26に供給される。同様に、スイッチS2〜S6と、60°移相部D2〜300°移相部D6はそれぞれ直列接続され、スイッチS2〜S6がオンの状態にされると分配部21から供給される高周波信号が60°移相部D2〜300°移相部D6によって、それぞれ、60°、120°、180°、240°、および、300°移相されてIQミキサ26に供給される。なお、スイッチS1〜S6および移相部D1〜D6を通過した信号(調整信号)は、移相部D1〜D6の移相量に応じて位相が変化するが、振幅については全ての信号の振幅が略等しくなるように設定することが望ましい。
IQミキサ26は、分配部26a、0/90°移相部26b、および、ミキサ26c,26dを有している。ここで、分配部26aは、スイッチ25から供給される受信信号を2分配してミキサ26cおよびミキサ26dにそれぞれ供給する。0/90°移相部26bは、分配部21から供給される高周波信号の位相を0°移相してミキサ26cに供給し、90°移相してミキサ26dに供給する。ミキサ26cは分配部26aから供給される受信信号と0/90°移相部26bから供給される高周波信号(局部発振信号)とを乗算し、得られた信号をI信号として受信アンプ27に出力する。ミキサ26dは分配部26aから供給される受信信号と0/90°移相部26bから供給される90°移相された高周波信号とを乗算し、得られた信号をQ信号として受信アンプ27に出力する。
(B)第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第1実施形態の動作について説明する。第1本実施形態では、IQインバランスを検出する場合には、制御処理部10が移相部30のスイッチS1〜S6を択一的にオンの状態にし、そのときにIQミキサ26から出力されるIQ信号に基づいてインバランスを検出し、検出されたインバランスに基づいて補正を行うための係数を算出する。
より詳細には、制御処理部10は、移相部30のスイッチS1をオンの状態にし、他のスイッチS2〜S6をオフの状態にする。この結果、分配部21から出力され、0°移相部D1によって0°移相された高周波信号がIQミキサ26に入力される。IQミキサ26では、入力された高周波信号が分配部26aによって分配されミキサ26c,26dに供給される。ミキサ26cは分配部26aから供給される信号と0/90°移相部26bから供給される信号を乗算してI信号として出力する。ミキサ26dは分配部26aから供給される信号と0/90°移相部26bから供給される90°移相された信号を乗算してQ信号として出力する。このようにして出力されたIQ信号は、受信アンプ27で増幅された後、A/D変換部28によってデジタル信号に変換され、制御処理部10に供給される。
同様の動作は、スイッチS2〜S6についても実行され、60°移相部D2、120°移相部D3、180°移相部D4、240°移相部D5、および、300°移相部D6において、それぞれ、60°、120°、180°、240°、および、300°移相された高周波信号がIQミキサ26に供給され、これら移相された高周波信号と、分配部21から供給される高周波信号との間のIQ信号が生成され、デジタル信号に変換されて制御処理部10に供給される。
ここで、分配部21から供給される信号をsinωtとし、移相部30から供給される信号をsin(ωt+θ)とする。ただし、ω=2πfであり、θは移相部30の移相部D1〜D6の移相量に対応している。その場合、IQミキサ26から出力されるI信号およびQ信号は以下の式(1),(2)によって表すことができる。
I信号:
Figure 2013185945
・・・(1)
Q信号:
Figure 2013185945
・・・(2)
ここで、式(1),(2)の第1項目は高調波成分であるため、受信アンプ27によって減衰されることから、第2項目の1/2cosθおよび1/2sinθ成分がIQ信号としてそれぞれ出力される。ここで、θは前述したように、移相部D1〜D6の移相量に対応しているので、スイッチS1〜S6のスイッチングによって出力されるIQ信号をIQ平面上にプロットすると、図3に示すような位置にプロットされる。なお、θを連続的に変化させた場合には、図3に実線で示す軌跡を描く。
IQミキサ26の特性がインバランス状態でない理想的な状態である場合には、IQ平面上にプロットされるIQ信号の軌跡は、図3に示すように真円となるが、インバランス状態である場合には図4に示すような楕円となる。そこで、第1実施形態では、移相部30によって60°間隔で移相した信号をIQミキサ26に供給し、それぞれのIQ信号を取得して図4に示すような軌跡を推定し、推定した軌跡に基づいて楕円の傾き、長径、および、短径を求める。そして、求めたこれらのパラメータに基づいて、インバランスを制御処理部10において補正するための補正パラメータを求める。具体的には、IQ信号の振幅バランスを補正するためのパラメータ、位相バランスを補正するためのパラメータ、および、トータルの振幅を調整するためのパラメータを求める。これらのパラメータを用いることにより、IQミキサ26が図4に示すインバランスを有する場合であっても、図3に示す理想的な状態に補正することができる。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、送信信号を用いてIQインバランスを検出するようにしたので、受信信号の状態によらず、また、特殊な検査系を用いることなく、IQインバランスを精度良く検出することができる。また、第1実施形態では、製品出荷後も定期的に補正値を算出して更新することができるので、例えば、経年変化による特性の変化や温度変化等の環境変化にも対応することが可能になる。さらに、第1実施形態では、直流成分(sinθおよびcosθ)を用いてIQインバランスの検出を行うことができるので、高速な処理を要求されないことから、低コストでIQインバランスの検出を実現できる。さらに、一の信号源(高周波発振部20)を用いてIQインバランスを検出するようにしたので、発振周波数の安定性が低い安価な発振器を使用しても、DC成分のみを容易に抽出できるのでIQインバランスの検出を実現でき、装置の構成を簡略化しコストを低減することができる。
(C)第2実施形態の構成の説明
つぎに、第2実施形態について説明する。図5は本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。なお、図5において、図1と対応する部分には同一の符号を付してあるので、その説明は省略する。図5では図1と比較すると、移相部30が分配部21とIQミキサ26の間に移動されるとともに、分配部21の出力とIQミキサ26の入力部とがスイッチ35を介して接続されている。なお、これら以外の構成は、図1の場合と同様である。
ここで、移相部30は、図2と同様の構成を有しており、分配部21から出力される高周波信号をスイッチS1〜S6によって択一的に選択し、移相部D1〜D6によって所定量移相して出力する。移相部30から出力された信号は、第2実施形態では、0/90°移相部26bに入力される。また、分配部21から送信アンテナ22側に出力された信号は、スイッチ35を介して分配部26aに入力される。スイッチ35は、制御処理部10によってオン/オフの状態が制御され、IQインバランスを検出する場合にはオンの状態とされ、それ以外の場合にはオフの状態とされる。
(D)第2実施形態の動作の説明
つぎに、第2実施形態の動作について説明する。第2実施形態では、第1実施形態に比較すると、移相部30によって移相された高周波信号がIQミキサ26の分配部26aではなく、0/90°移相部26bに入力される点が異なっているが、実質的な動作は第1実施形態と同様である。第2実施形態では、IQインバランスを検出する場合には、制御処理部10が、スイッチ35をオンの状態に制御し、分配部21の出力とIQミキサ26の入力とが接続された状態となる。このような状態において、制御処理部10は、移相部30のスイッチS1〜S6を択一的にオンの状態に制御する。これにより、60°間隔で移相された信号がIQミキサ26の0/90°移相部26bに入力され、式(1),(2)で示すような信号が出力される。制御処理部10では、IQ信号に基づいて図4に示すような軌跡を推定し、推定した軌跡に基づいて楕円の傾き、長径、および、短径を求める。そして、求めたこれらのパラメータに基づいて、制御処理部10においてインバランスを補正するための補正パラメータを求める。これらのパラメータを用いることにより、IQミキサ26が図4に示すインバランスを有する場合であっても、図3に示す理想的な状態に補正することができる。なお、IQインバランスの検出処理が終了すると、制御処理部10は、スイッチ35をオフの状態にする。
以上に説明したように、本発明の第2実施形態では、第1実施形態の場合と同様に、送信信号を用いてIQインバランスを検出するようにしたので、受信信号の状態によらず、また、特殊な検査系を用いることなく、IQインバランスを精度良く検出することができる。また、第2実施形態では、製品出荷後も定期的に補正値を算出して更新することができるので、例えば、経年変化による特性の変化や温度変化等の環境変化にも対応することが可能になる。さらに、第2実施形態では、直流成分を用いてIQインバランスの検出を行うことができるので、高速な処理を要求されないため、低コストでIQインバランスの検出を実現できる。さらに、一の信号源(高周波発振部20)を用いてIQインバランスを検出するようにしたので、発振周波数の安定性が低い安価な発振器を使用しても、DC成分のみを容易に抽出できるのでIQインバランスの検出を実現でき、装置の構成を簡略化しコストを低減することができる。
(E)第3実施形態の構成の説明
つぎに、第3実施形態について説明する。図6は本発明の第3実施形態の構成例を示す図である。なお、図6において、図5の第2実施形態と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図6では、図5と比較すると、移相部30が除外され、発振部40、ミキサ41、スイッチ42が付加されている。その他の構成は、図5の場合と同様である。
ここで、発振部40は、周波数がfの信号を発生して出力する。なお、周波数fは、例えば、数キロヘルツ程度に設定されている。もちろん、これ以外の周波数に設定するようにしてもよい。ミキサ41は、発振部40から出力される信号と、分配部21から出力される信号を乗算して出力する。スイッチ42は、制御処理部10によって制御され、分配部21の出力またはミキサ41の出力を択一的に選択してIQミキサ26に供給する。詳細には、スイッチ42は、IQインバランスを検出する場合にはミキサ41の出力を選択し、それ以外の場合には分配部21の出力を選択してIQミキサ26に供給する。なお、スイッチ35は、IQインバランスを検出する場合にはオンの状態とされ、それ以外の場合にはオフの状態とされる。
(F)第3実施形態の動作の説明
つぎに、第3実施形態の動作について説明する。IQインバランスを検出する場合、制御処理部10は、スイッチ35をオンの状態にするとともに、スイッチ42にミキサ41の出力を選択させる。この結果、IQミキサ26の分配部26aには高周波発振部20から周波数fcの高周波信号が供給され、0/90°移相部26bにはミキサ41の出力信号が供給される。ミキサ41は、高周波発振部20から出力される周波数fcの高周波信号と、発振部40から出力される周波数fの信号の差の周波数を有する信号を生成して出力する。より具体的には、ミキサ41からは周波数がfc−fの信号が出力される。
ここで、分配部21からスイッチ35を介して供給される信号をsinωtとし、ミキサ41からスイッチ42を介して供給される信号をsin(ωt−ω)とする。但し、ω=2πfであり、ω=2πfである。その場合、IQミキサ26から出力されるI信号およびQ信号は以下の式(3),(4)によって表すことができる。
I信号:
Figure 2013185945
・・・(3)
Q信号:
Figure 2013185945
・・・(4)
IQミキサ26から出力されるIQ信号は、受信アンプ27によって高調波成分が減衰されるので、式(3),(4)の第1項は減衰され、第2項が受信アンプ27から出力され、A/D変換部28に供給される。より詳細には、A/D変換部28にはI信号として1/2cosωtが供給され、Q信号として1/2sinωtが供給される。前述したように、発振部40が出力する信号の周波数fは、例えば、数キロヘルツに設定されているので、A/D変換部28に入力される信号は数キロヘルツ程度の信号となる。A/D変換部28は、IQ信号をそれぞれデジタル信号に変換して制御処理部10に供給する。制御処理部10では、入力したIQデジタル信号をIQ平面にプロットする。この結果、図4に実線で示すような軌跡を得る。
制御処理部10は、図4に示す実線で示す軌跡に基づいて、楕円の傾き、長径、および、短径を求める。そして、求めたこれらのパラメータに基づいて、インバランスを制御処理部10において補正するための補正パラメータを求める。具体的には、IQ信号の振幅バランスを補正するためのパラメータ、位相バランスを補正するためのパラメータ、および、トータルの振幅を調整するためのパラメータを求める。これらのパラメータを用いることにより、IQミキサ26が図4に示すインバランスを有する場合であっても、図3に示す理想的な状態に補正することができる。
以上に説明したように、本発明の第3実施形態によれば、第1,2実施形態の場合と同様に、送信信号を用いてIQインバランスを検出するようにしたので、受信信号の状態によらず、また、特殊な検査系を用いることなく、IQインバランスを精度良く検出することができる。また、第3実施形態では、製品出荷後も定期的に補正値を算出して更新することができるので、例えば、経年変化による特性の変化や温度変化等の環境変化にも対応することが可能になる。さらに、第3実施形態では、周波数が、例えば、数キロヘルツ程度またはそれ以下の低周波信号を用いてIQインバランスの検出を行うことができるので、高速な処理を要求されないため、低コストでIQインバランスの検出を実現できる。
(G)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の第1および第2実施形態では、移相部30は位相が異なる6種類の信号を生成するようにしたが、5種類以下であっても、あるいは7種類以上であってもよい。もちろん、6種類の場合には60°間隔で移相するようにしたが、これ以外の場合には種類の数に応じた間隔で移相するようにすればよい。
また、第3実施形態では、ミキサ41を用いて周波数が(fc−f)の信号を生成するようにしたが、ミキサ41を用いずに(fc−f)の周波数の信号を発振部によって直接生成するようにしてもよい。また、第3実施形態では、周波数が(fc−f)の信号をIQミキサ26の0/90°移相部26bに入力するようにしたが、当該信号を分配部26aに入力するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、スイッチ25によって受信アンテナ23,24の出力を択一的に選択するようにしたが、受信アンテナ23,24の出力の和信号と差信号を生成し、これら2つの信号をスイッチ25によって択一的に選択するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、移相部30またはミキサ41に供給する信号としては、CW(Constant Wave)信号を用いるようにしたが、パルス信号を移相部30またはミキサ41に供給するようにしてもよい。そのような構成によっても前述の場合と同様に、インバランスを検出して補正することができる。なお、パルス信号を移相部30またはミキサ41に供給する場合、スイッチ35を除外し、配線によって分配部21の送信アンテナ22側の出力とIQミキサ26の入力とを直接接続するようにすることができる。このように直接接続することで、送信信号をIQミキサ26に入力することができる。なお、このように直接接続すると、レーダ装置として動作する場合に送信パルス信号が直接にIQミキサ26に入力されてしまうが、パルス信号の送信直後の受信信号は無視されるので、レーダ装置の動作に影響を与えることはない。また、スイッチ35の代わりに配線で接続するのではなく、分配部21の送信アンテナ22側の出力とIQミキサ26の入力とを接続しない構成としてもよい。そのような構成であっても、送信信号の一部が回り込み信号としてIQミキサ26に入力されるので、そのような信号を用いてIQインバランスを検出することができる。
1 レーダ装置
10 制御処理部(検出手段、補正手段)
20 高周波発振部
21 分配部
22 送信アンテナ
23,24 受信アンテナ
25 スイッチ
26 IQミキサ
27 受信アンプ
28 A/D変換部
30 移相部(生成手段)
35 スイッチ
40 発振部
41 ミキサ(生成手段)
42 スイッチ

Claims (6)

  1. 送信信号を対象物に向けて送信し、当該対象物によって反射される信号を受信信号として受信し、当該対象物を検出するレーダ装置において、
    前記受信信号と局部発振信号とを入力してIQ信号を出力するIQミキサと、
    IQ平面上の複数の異なる位置に対応する出力信号を前記IQミキサに出力させるための調整信号を生成し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給する生成手段と、
    前記生成手段から前記調整信号が前記IQミキサに供給されている際に、前記IQミキサから出力されるIQ信号を入力し、前記IQミキサがバランスしている場合の軌跡からのずれに基づいて、前記IQミキサのインバランスを検出する検出手段と、
    を有することを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記検出手段によって検出されたずれに基づいて、前記IQミキサから出力されるIQ信号に補正処理を施すことで、前記インバランスを補正する補正手段を有することを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記生成手段は、前記送信信号の位相を所定量移相し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。
  4. 前記生成手段は、前記送信信号をそれぞれ異なる量移相する複数の移相部を有し、これら複数の移相部によって移相された信号を前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする請求項3に記載のレーダ装置。
  5. 前記生成手段は、前記送信信号を前記受信信号または前記局部発振信号としてIQミキサに供給するとともに、前記送信信号と所定の周波数だけ異なる信号を生成して前記局部発振信号または前記受信信号として前記IQミキサに供給することを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。
  6. 送信信号を対象物に向けて送信し、当該対象物によって反射される信号を受信信号として受信し、当該対象物を検出するレーダ装置の調整方法において、
    前記受信信号と局部発振信号とを入力してIQ信号を出力するIQミキサに、IQ平面上の複数の異なる位置に対応する出力信号を出力させるための調整信号を生成し、前記受信信号または前記局部発振信号として前記IQミキサに供給する生成ステップと、
    前記生成ステップによって前記調整信号が前記IQミキサに供給されている際に、前記IQミキサから出力されるIQ信号を入力し、前記IQミキサがバランスしている場合の軌跡からのずれに基づいて、前記IQミキサのインバランスを検出する検出ステップと、
    を有することを特徴とするレーダ装置の調整方法。
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