JP3613344B2 - 準同期検波復調回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、直交変調された信号を復調するための準同期検波復調回路に関し、特に、利得制御(AGC)やドリフト制御(DRC)を含む準同期検波復調回路に関する。
【0002】
準同期検波復調方式は、直交変調波を復調する際に、固定周波数のローカル信号を使用して復調した復調信号に対して、ディジタルキャリア再生(DCR)により位相回転の処理を行って復調信号を得るものである。
【0003】
準同期検波復調回路、変調側と復調側とにおけ信号振幅成分と、直流成分のずれを補償するために、AGCとDRCとを行うことが必要であり、このような補償を正しく行えるような復調回路が求められている。
【0004】
【従来の技術】
図5は、従来の復調回路を示、11はハイブリッド(H)、12,13は検波回路、14は電圧制御発振器(VCO)、15は90°ハイブリッド(H)、16,17はローパスフィルタ、18,19は可変利得増幅器、20,21は加算器、22,23はアナログディジタル変換器(A/D)、24は等化器、25は制御部(CONT)、26,27,28,29,30はローパスフィルタである。
【0005】
直交変調(QAM)された中間周波信号入力(IF IN)は、ハイブリッド11で2分岐されて、それぞれ検波回路12,13の一方の入力に加えられる。電圧制御発振器(以下VCOと略称する)14は、搬送波再生回路(CR)を構成し、入力信号に同期したクロックを再生する。90°ハイブリッド15は、VCO14からのローカル信号を90°移相して、それぞれ検波回路12,13の他方の入力に加えることによって、検波回路12,13からそれぞれIチャネルとQチャネルの復調出力が得られる
【0006】
IチャネルとQチャネルの復調出力は、それぞれ、ローパスフィルタ16,17で帯域制限され、可変利得増幅器18,19において信号振幅のAGC行われ、加算器20,21において直流成分のずれを補償するDRC行われたのち、A/D22,23において例えば8ビットのディジタル信号に変換され、トランスバーサル等化器等からなる等化器24において所要の振幅等化を受けて、出力データICH,QCH となる
【0007】
制御部25においては、復調データICH,QCHから、VCO14に対する周波数制御用の信号を作成する。この際の制御信号は、復調データの第1ビットを極性信号(D)、第2ビット以下所定のビット数を有効データ、有効データより下位の1ビットを誤差信号(E)としたとき、Iチャネルのデータを添字I,Qチャネルのデータを添字Qで表して、D(I) とE(Q) の排他的論理和、またはD(Q) とE(I) の排他的論理和のデータを使用する。例えば16QAM方式の場合は、有効データは第2,第3ビットであり、第4ビットは誤差信号である。この信号はローパスフィルタ26を経て平滑化されて、制御電圧としてVCO14に供給される。これによってVCO14はその発振周波数を変化し、入力信号の周波数に同期するように制御される。
【0008】
また、制御部25においては、復調データICH,QCHから、AGC用の制御信号を作成する。この場合の制御信号としては、IチャネルとQチャネルに対してそれぞれ、D(I) とE(I) の排他的論理和、およびD(Q) とE(Q) の排他的論理和のデータが使用される。これらの信号は、それぞれローパスフィルタ27,28を経て可変利得増幅器18,19に供給されて、復調信号振幅をそれぞれのチャネルごとに制御するベースバンド(B.B)AGC行われる。
【0009】
さらに制御部25においては、復調データICH,QCHから、DRC用の制御信号を作成する。この場合の制御信号としては、IチャネルとQチャネルに対してそれぞれ、E(I) とE(Q) のデータが使用される。これらの信号は、それぞれローパスフィルタ29,30を経て平滑化されて、加算器20,21に供給され復調データにおける直流分をチャネルごとに補償する。
【0010】
図6は、準同期検波復調回路の一例を示し図5における搬送波再生部を省略し、固定周波数発振器と位相回転部およびディジタル可変周波数発振器とを付加した構成を示す。図6における図5と同一機能部分を同一の符号で示し、31は固定周波数発振器(OSC)、32は位相回転部、33はローパスフィルタ、34はディジタル可変周波数発振器(DVCO)を示す
【0011】
図7は、位相回転部の一例を示し、36,37,38,39はミキサ、40,41は加算器である。この図7において、位相回転前の信号をI,Qとし、位相回転後の信号をI’,Q’としたとき、与えるべき位相回転をθとすると、ミキサ36,37,38,39の一方の入力に、それぞれcos(θ),sin(θ),sin(θ),cos(θ)の信号を与えることによって、次式の関係によ所望の位相回転θを与えることができる。
I’=Icos(θ)−Qsin(θ) …(1)
Q’=Isin(θ)+Qcos(θ) …(2)
【0012】
図8は、DVCO(ディジタル可変周波数発振器)一例を示し、43,44は遅延回路、45は加算器、46,47はそれぞれリードオンリーメモリ(ROM)を示す
【0013】
制御部25においては、図5に示された場合と同様にして、復調データICH, QCHから周波数制御用の信号を作成し、この信号はローパスフィルタ33を経て平滑化され遅延回路43に加えられて所要の時間遅延されたのち、遅延回路44と加算器45とからなるアキュムレータ(積分器)の機能により、サンプリング周期ごとにカウントアップまたはカウントダウンと等価な動作を行って、その出力はROM46,47にアドレスとして加えられる。このアドレスは、位相回転部32における位相角θに対応し、ROM46,47は、それぞれこのアドレスに対応するsin(θ)およびcos(θ)のデータを出力する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
準同期検波復調回路のミキサ12,13からの復調出力信号は、IF INとOSC31のローカル信号とが非同期のため、時間的にその位相が回転し、その振幅成分および直流成分は、位相回転部32によって位相回転を与えた後において、この位相回転を与えた分だけ回転して出力データに現れる。従って、図6に示された準同期検波復調回路では、図5に示された同期検波復調回路のような単純なAGC,DRCによっては、その振幅成分および直流成分の変化に対する補償を行うことができない問題がある。
【0015】
本発明は、このような準同期検波復調回路における従来技術の課題を解決することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の準同期検波復調回路は、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する準同期検波復調回路において、位相回転処理前の信号に対しては、該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いて、振幅補正を行う補正手段を備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される振幅補正手段を備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられた振幅補正手段と、振幅補正手段に対して、位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する制御手段とを備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する準同期検波復調回路において、位相回転処理前の信号に対しては、該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いて、位相補正を行う補正手段を備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される位相補正手段を備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくす る準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられた位相補正手段と、位相補正手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する制御手段とを備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される信号処理手段を備えている。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、位相回転処理の前に設けられた信号処理手段と、信号処理手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する制御手段とを備えている。
【0017】
【作用】
本発明は、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する準同期検波復調回路における補正手段が、該位相回転処理前の信号に対しては、該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いて、振幅補正を行う。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における振幅補正手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における振幅補正手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、制御手段が、前記振幅補正手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する 準同期検波復調回路にける補正手段は、該位相回転処理前の信号に対しては、該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いて、位相補正を行う。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における位相補正手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における位相補正手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、制御手段が、前記位相補正手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における信号処理手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される。
また、直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路における信号処理手段は、前記位相回転処理の前に設けられ、制御手段が、前記信号処理手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する。
【0018】
【実施例】
図1は本発明の実施例の構成を示し、1は直交検波器、2は位相回転部(θ)、3は利得誤差検出手段、3Aは位相回転手段(−θ)、4 ,4 は利得制御手段、5は利得誤差検出手段、6 ,6 は利得制御手段、7はドリフト誤差検出手段、7Aは位相回転手段(−θ)、8 ,8 はドリフト補償手段、9はドリフト誤差検出手段、10 ,10 はドリフト補償手段を示す。
【0019】
図1に示すように、直交変調波を準同期検波して2系列からなる直交検波信号を出力する直交検波器1と、この直交検波器1による直交検波信号を位相回転して位相回転のない復調信号I,Qを出力する位相回転部2とを有する準同期検波復調回路において、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転する利得誤差を求める第1の利得誤差検出手段3と、位相回転する利得誤差に対して位相回転部2における位相回転と逆の位相回転を付与する第1の位相回転手段3Aと、直交検波信号に対して第1の位相回転手段3Aからの利得誤差を補償する第1の利得制御手段4 ,4 と、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転しない利得誤差を求める第2の利得誤差検出手段5と、位相回転後の信号に対して第2の利得誤差検出手段5からの利得誤差を補償する第2の利得制御手段6 ,6 と、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転するドリフト誤差を求める第1のドリフト検出手段7と、位相回転するドリフト誤差に対して位相回転部2における位相回転と逆の位相回転を付与する第2の位相回転手段7Aと、直交検波信号に対して第2の位相回転手段7Aからのドリフト誤差を補償する第1のドリフト補償手段8 ,8 と、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転しないドリフト誤差を求める第2のドリフト検出手段9と、位相回転後の信号に対して第2のドリフト検出手段9からのドリフト誤差を補償する第2のドリフト補償手段10 ,10 とを設けている。
【0020】
このような構成により、復調信号I,Qにおける位相回転する利得誤差を求め、位相回転部2における位相回転と逆の位相回転を与えて、この利得誤差によって、直交検波信号に対して利得制御を行い、また、復調信号I,Qにおける位相回転するドリフト誤差を求め、位相回転部2における位相回転と逆の位相回転を与えて、このドリフト誤差によって、直交検波信号に対してドリフト補償を行うことができる。さらに、復調信号I,Qにおける位相回転しない利得誤差を求め、この利得誤差によって、位相回転後の信号に対して利得制御を行い、また、復調信号I,Qにおける位相回転しないドリフト誤差を求め、このドリフト誤差によって、位相回転後の信号に対してドリフト補償を行うことができる。
【0021】
何故なら、図6に示す構成において、利得変化によって、位相回転前にIチャネルの復調信号IがΔi (G) Iに変化し、Qチャネルの復調信号QがΔq (G) Qに変化したとすると、位相回転後のIチャネルとQチャネルの復調信号は、
Figure 0003613344
となる。
【0022】
従って、位相回転後のIチャネルとQチャネルの復調信号における振幅誤差は、
Figure 0003613344
であって、位相回転部32における位相回転と同じ位相回転θを有している。
【0023】
Δi (G) ,Δq (G) は1に近い値を持つものであり、利得変化がないときは、1になる。そこで(Δi (G) −1),(Δq (G) −1)は、位相回転前の利得誤差を表している。
【0024】
(5),(6)式から(Δi (G) −1),(Δq (G) −1)を求めると、
Figure 0003613344
となる。
【0025】
さらに、(Δi (G) −1),(Δq (G) −1)は(7),(8)式から、
Figure 0003613344
となる。
【0026】
(9),(10)式から位相回転前の利得誤差は、位相回転後のIチャネルとQチャネルの振幅誤差に対して、位相回転部32の位相回転θと逆の位相回転(−θ)を与えて、それぞれのチャネルの位相回転前の復調信号で割ることによって求めることができる。第1の利得制御手段4 ,4 においては、このようにして求められた利得誤差によってAGCを行うことにより、準同期検波復調時の振幅成分の変化に対する補償を行うことができるからである。
【0027】
また、ドリフトの変化によって、位相回転前にIチャネルの復調出力Iが(I+Δi (D) )に変化し、Qチャネルの復調出力Qが(Q+Δq (D) )に変化したとすると、位相回転後のIチャネルとQチャネルの復調信号は、
Figure 0003613344
【0028】
従って、位相回転後のIチャネルとQチャネルの復調信号におけるドリフト誤差は、
Figure 0003613344
であって、位相回転部32における位相回転と同じ位相回転θを有している。
【0029】
13), 14 )式からΔi (D) ,Δq (D) を求めると、
Figure 0003613344
【0030】
さらに、Δi (D) ,Δq (D) は、( 15), 16 )式から、
Figure 0003613344
【0031】
17), (18) 式から位相回転前のドリフト誤差は、位相回転後のIチャネルとQチャネルのドリフト誤差に対して、位相回転部32の位相回転θと逆の位相回転(−θ)を与えることによって求められる。第1のドリフト補償手段8 ,8 においては、このようにして求められたドリフト誤差によってDRCを行うことにより、準同期検波復調時のドリフト成分の変化に対する補償を行うことができる。
【0032】
しかしながら、図6に示された準同期検波復調回路では、変調入力信号自体が有する振幅と直流成分の変動に対しては、補償することができない。
【0033】
何故なら、変調側は、例えば、図9に示すように、ディジタルアナログ変換器(D/A)48,49と、ローパスフィルタ50,51と、ミキサ52,53と、ハイブリッド54と、搬送波発振器(OSC)55と、90°ハイブリッド56とを含む構成を有するものである。
【0034】
IチャネルとQチャネルの入力信号は、それぞれD/A48,49においてディジタル信号からアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ50,51を経て帯域制限されて、ミキサ52,53に入力される。ミキサ52,53の他方の入力には、OSC55の固定周波数のローカル信号が、90°ハイブリッド56を経て直交位相で加えられているので、ハイブリッド54において、両ミキサ52,53の出力を合成することによって、直交変調波を発生する。
【0035】
この際、ミキサ52,53以前の段階およびミキサ52,53における回路の調整や不平衡等に基づいて、出力信号には、振幅と直流成分との正規のレベルから外れた成分が含まれる。
【0036】
このような、変調入力自体が有する振幅と直流成分における正規レベルからのずれは、準同期検波復調回路の出力においてそのまま現れ、従来の図6におけるAGCおよびDRCによっては補償することができないからである。
【0037】
そこで、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転しない利得誤差を求める第2の利得誤差検出手段5と、位相回転後の信号に対して第2の利得誤差検出手段5からの利得誤差を補償する第2の利得制御手段6 ,6 と、復調信号I,Qにおける正規復調出力からの位相回転しないドリフト誤差を求める第2のドリフト検出手段9と、位相回転後の信号に対して第2のドリフト検出手段9からのドリフト誤差を補償する第2のドリフト補償手段10 ,10 とを設けている。
【0038】
図2は本発明の実施例の説明図であり、図6と同一符号は同一部分を示し、25Aは周波数制御部、57は位相回転する利得誤差を求める第1の利得誤差検出部、58は位相回転するドリフト誤差を求める第1のドリフト誤差検出部、59は位相回転しない利得誤差を求める第2の利得誤差検出部、60は位相回転しないドリフト誤差を求める第2のドリフト誤差検出部、61,62はローパスフィルタ、63,64は利得制御部、65,66はローパスフィルタ、67,68は加算器、69,70は位相回転部を示す。また括弧内の符号は、図1における符号と同一のものは、同一機能部分を示す。
【0039】
周波数制御部25Aは、図6における制御部25と同様に、周波数制御用の信号を発生し、ローパスフィルタ33を経て、DVCO34を制御する。これによって、DVCO34は、位相回転信号cosθ,sinθを発生して、位相回転部32に与える。それにより、位相回転部32は、変調出力に対する所要の位相回転を与えることができる。
【0040】
利得誤差検出部57は、復調出力I CH ,Q CH における誤差成分から、DVCO 34から与える位相回転信号cosθ,sinθと同期した成分を検出し、これから、位相回転θを有する利得誤差をIチャネルとQチャネルとについて抽出する。この利得誤差は、ローパスフィルタ27,28を経て、位相回転部69に与えられる。
【0041】
位相回転部69は、利得誤差検出部57において検出された位相回転θを有する利得誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、(7 式,(8)式の関係によって、位相回転部32における位相回転θと逆の位相回転(−θ)を与えることによって、(9 ), (10) 式の関係による位相回転前の利得誤差を求める。
【0042】
この利得誤差は、ミキサ12,13の出力における復調信号と同位相であるから、可変利得増幅器18,19に利得制御信号として与えることによって、位相回転を有する利得誤差の補償を行うことができる。
【0043】
ドリフト誤差検出部58は、復調出力I CH ,Q CH におけるドリフト成分から、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθと同期した成分を検出することによって、位相回転θを有するドリフト誤差をIチャネルとQチャネルとについて抽出する。このドリフト誤差は、ローパスフィルタ29,30を経て、位相回転部70に与えられる。
【0044】
位相回転部70は、ドリフト誤差検出部58において検出された位相回転θを有するドリフト誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、( 15) (16) 式の関係によって、位相回転部32における位相回転θと逆の位相回転(−θ)を与えて、( 17), (18) 式の関係による位相回転前のドリフト誤差を求める。
【0045】
このドリフト誤差は、ミキサ12,13の出力における復調信号と同位相であるから、加算器20,21にドリフト補償信号として与えることによって、位相 回転を有するドリフト誤差の補償を行うことができる。
【0046】
一方、利得誤差検出部59は、復調出力I CH ,Q CH における誤差成分が0になる条件から、位相回転しない利得誤差をIチャネルとQチャネルとについて抽出する。この利得誤差は、ローパスフィルタ61,62を経て、利得制御部63,64に与えられる。
【0047】
利得制御部63,64は、この利得誤差を利得制御信号として利得制御を行うことによって、位相回転部32の出力における位相回転しない利得誤差を補償する。従って、入力信号IF INにおける変調入力自体が有する振幅の規定レベルからのずれを補償することができる。
【0048】
また、ドリフト誤差検出部60は、復調出力I CH ,Q CH における誤差成分から、位相回転しないドリフト誤差をIチャネルとQチャネルとについて抽出する。このドリフト誤差は、ローパスフィルタ65,66を経て、加算器67,68に与えられる。
【0049】
加算器67,68は、このドリフト誤差をドリフト補償信号として利得制御部63,64の出力に加算することによって、位相回転部32の出力における位相回転しないドリフト誤差を補償する。従って、入力信号IF INにおける変調入力自体が有する直流成分の規定レベルからのずれを補償することができる。
【0050】
図2に示す実施例によれば、準同期検波復調回路において、位相回転部以前において発生した復調信号の振幅と直流成分のずれに対する補償と、これによって補償されない変調側において発生した変調入力信号自体が有する振幅と直流成分のずれに対する補償とを、それぞれのチャネルにおいて別個に行うので、準同期検波復調回路における復調信号の振幅と直流成分のずれに対する補償をより完全に行うことができる。
【0051】
図3は本発明の実施例の説明図で、図2と同一符号は同一部分を示し、71,72は位相回転部、73,74,75,76は加算器を示す。また括弧内の符号は図1の同一符号と同一の機能部分を示す。
【0052】
位相回転部71は、利得誤差検出部59において求められた位相回転しない利得誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部69と同様の位相回転を行って、位相回転部32における位相回転θと逆の位相回転 (−θ)を与えることによって、位相回転前の利得誤差を求める。
【0053】
また、加算器73,74は、位相回転部69の出力と、位相回転部71の出力とを加算して、可変利得増幅器18,19に与える。また、可変利得増幅器18,19は、この利得誤差を利得制御信号として利得制御を行うことによって、位相回転部32の出力における位相回転する利得誤差と、位相回転しない利得誤差とを補償する。
【0054】
また、位相回転部72は、ドリフト誤差検出部60において求めた位相回転しないドリフト誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部70と同様の位相回転を行って、位相回転部32における位相回転θと逆の位相回転(−θ)を与えて位相回転前のドリフト誤差を求める。
【0055】
また、加算器75,76は、位相回転部70の出力と、位相回転部72の出力とを加算して、加算器20,21に与える。この加算器20,21は、このドリフト誤差をドリフト補償信号として可変利得増幅器18,19の出力に加算することによって、位相回転部32の出力における位相回転するドリフト誤差と、位相回転しないドリフト誤差とを補償する。
【0056】
この図3に示す実施例によれば、変調器側において発生した、変調入力信号自 体が有する振幅と直流成分のずれに対する補償のための制御信号を、準同期検波復調回路において、位相回転部以前において発生した復調信号の振幅と直流成分のずれに対する補償のための制御信号と、同じ位相回転状態として加算して、位相回転部以前において補償を行うようにしたので、復調側において発生した振幅と直流成分のずれと、変調側において発生した、変調入力信号自体が有する振幅と直流成分のずれとを、ともに補償することができる。
【0057】
図4は本発明の実施例の説明図であり、図2および図3と同一符号は同一部分を示す。また、81,82は位相回転部、83,84,85,86はローパスフィルタ、87,88は位相回転部、89,90,91,92は加算器、93,94は可変利得増幅器、95,96は加算器を示す。
【0058】
位相回転部81は、利得誤差検出部57において求められた位相回転する利得誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部69と同様の位相回転を行って、位相回転(−θ)を与えることにより、位相回転しないときの利得誤差を求める。この利得誤差から、ローパスフィルタ83,84によって直流分を求める。
【0059】
また、位相回転部87は、ローパスフィルタ83,84からの利得誤差の直流分に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部32と同様の位相回転(θ)を与えることによって、位相回転したときの利得誤差を求める。
【0060】
また、加算器89,90は、ローパスフィルタ61,62からの位相回転しない利得誤差と、位相回転部87からの位相回転する利得誤差とを加算して、可変利得増幅器93,94に与える。この可変利得増幅器93,94は、利得誤差を利得制御信号として利得制御を行うことにより、復調出力における位相回転する利得誤差と、位相回転しない利得誤差とを補償する。
【0061】
また、位相回転部82は、ドリフト誤差検出部58において求めた位相回転するドリフト誤差に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部70と同様の位相回転(−θ)を与えることによって、位相回転しないときのドリフト誤差を求める。このドリフト誤差から、ローパスフィルタ85,86によって直流分を求める。
【0062】
また、位相回転部88は、ローパスフィルタ85,86からのドリフト誤差の直流分に対して、DVCO34から与えられる位相回転信号cosθ,sinθを用い、位相回転部32と同様の位相回転(θ)を与えることによって、位相回転したときのドリフト誤差を求める。
【0063】
また、加算器91,92は、ローパスフィルタ65,66からの位相回転しないドリフト誤差と、位相回転部88からの位相回転するドリフト誤差とを加算して、加算器95,96に与える。この加算器95,96は、このドリフト誤差を可変利得増幅器93,94からの信号に加算してドリフト制御を行うことによって、復調出力における位相回転するドリフトと、位相回転しないドリフトとを補償する。
【0064】
この実施例において、利得誤差検出部57,ドリフト誤差検出部58に対する入力としては、復調出力I CH ,Q CH における正規復調レベルからの位相回転する振幅誤差とドリフト誤差とを使用し、利得誤差検出部59,ドリフト誤差検出部60に対する入力としては、復調出力I CH CH における正規復調レベルからの位相回転しない振幅誤差とドリフト誤差とを使用することができる。
【0065】
この実施例によれば、変調側において発生した、準同期検波復調回路における位相回転部以前において発生した復調信号の振幅と直流成分のずれに対する補償のための制御信号を、変調入力信号自体が有する振幅と直流成分のずれに対する補償のための制御信号と、同一位相回転状態として加算して、位相回転部以後において補償を行うようにしたので、復調側において発生した振幅と直流成分のず れと、変調側において発生した、変調入力信号自体が有する振幅と直流成分のずれとを、ともに補償することができる。また復調出力の位相回転後において、すべての処理を行うことができるので、LSI化する場合等に便利である。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明したように、本発明によれば、準同期検波復調時の振幅成分の変化に対する補償を行うことができる。また、準同期検波復調時のドリフト成分の変化に対する補償を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の説明図である。
【図2】本発明の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例の説明図である。
【図4】本発明の実施例の説明図である。
【図5】復調回路の説明図である。
【図6】準同期検波復調回路の説明図である。
【図7】位相回転部の説明図である。
【図8】DVCOの説明図である。
【図9】変調側の概略構成説明図である。
【符号の説明】
1 直交検波器
2 位相回転部
3 利得誤差検出手段
3A 位相回転手段
利得制御手段
利得制御手段
5 利得誤差検出手段
利得制御手段
利得制御手段
7 ドリフト誤差検出手段
7A 位相回転手段
ドリフト補償手段
ドリフト補償手段
9 ドリフト誤差検出手段
10ドリフト補償手段
10ドリフト補償手段
71 位相回転部
72 位相回転部
73 加算器
74 加算器
75 加算器
76 加算器
81 位相回転部
82 位相回転部
87 位相回転部
88 位相回転部
89 加算器
90 加算器
91 加算器
92 加算器
93 可変利得増幅器
94 可変利得増幅器
95 加算器
96 加算器

Claims (6)

  1. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する準同期検波復調回路において、
    位相回転処理前の信号に対して該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いてドリフト補償を行う補償手段
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
  2. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、
    前記位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御される振幅補正手段
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
  3. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、
    前記位相回転処理の前に設けられた振幅補正手段と、
    前記振幅補正手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
  4. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを抑制する準同期検波復調回路において、
    前記位相回転処理前の信号に対して該位相回転処理とは逆の位相回転処理を施した誤差信号を用いてドリフト補償を行う補償手段
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
  5. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、
    前記位相回転処理の前に設けられ、該位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御されるドリフト補償手段
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
  6. 直交検波後の信号に対して位相回転処理を施して搬送波ずれを少なくする準同期検波復調回路において、
    前記位相回転処理の前に設けられたドリフト補償手段と、
    前記ドリフト補償手段に対して、前記位相回転処理が施された信号から得られた誤差信号に対して逆方向の位相回転処理が施された信号により制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする準同期検波復調回路。
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