JPH0214477A - ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理装置用のディスク装置に係り、とく
に、キャリッジを固定するためのキャリッジストッパ手
段を備えたディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

事務用機器や生産ラインにおける自動化機器等に備えら
れた情報処理装置は、処理速度の高速化と記憶容量の高
密度化によって社会に広く浸透し、今や社会生活に不可
欠なものとなっている。特に、磁気ディスク装置に代表
される補助記憶手段は、情報処理装置になくてはな、ら
ないものである。

磁気ディスク装置では、一定速度で回転している磁気デ
ィスク板上をキャリッジが移動し、キャリッジに固定さ
れたヘッドで磁気ディスク盤上の希望する位置に情報を
記録したり、希望する位置の情報を読み出したりしてい
る。

一方、上記のように、キャリッジは自由に移動できる構
造となっていることから、電源遮断状態や運搬時に際し
、不用意に移動してヘッドにより磁気ディスク盤にキズ
をつけるという事態が生じる。

そこで、はとんどのディスク装置は、キャリッジストッ
パ手段を備え、上記のトラブルを防止している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記従来例においては、多くの場合、電
源投入前におけるキャリッジストッパ手段の状態が明ら
かに表示されていないことから、電源投入と同時にキャ
リッジストッパ手段を解除せずに最初のシーク動作を開
始する事態がしばしば生じている。

このため、キャリッジストッパ手段が破壊されたり、変
形したり、またキャリッジを移動させるための駆動コイ
ルにサーボ電流が流れたままとなって駆動コイルの焼損
事故等を招来するという不都合があった。

〔発明の目的〕 本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、キャリッジストッパ手段の破壊や変形を防止
するとともに、これによって耐久性の増大を図ったディ
スク装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明においては、ヘッドを載置し搬送するキャリッジ
と、このキャリッジを必要に応じて固定するキャリッジ
用ストッパとを備えたディスク装置において、キャリッ
ジの動作情報を含んだトラッククロッシング信号と、オ
ペレータの操作等によって外部入力されるファーストシ
ーク判別信号とに対応して作動し、キャリッジ用の動作
制御信号を出力するキャリッジ用、制御回路が装備され
ている。さらに、ファーストシーク判別信号と該信号と
同様に外部入力されるシーク指示信号とに対応して作動
し、別に設けたサーボ信号発生回路で形成される大小二
つのサーボ選択信号の内のいずれか一つに出力制御する
サーボ信号制御回路と、このサーボ信号発生回路から出
力される所定レベルのサーボ信号をキャリッジ駆動手段
へ送り込むサーボ信号印加回路とを装備する、という構
成を採っている。これによって前述した目的を達成しよ
うとするものである。

〔作　　用〕

外部入力されるトラッククロッシング信号は、キャリッ
ジがロックされている場合、例えば、ハイレベル「Ｈ」
となっており、一定時間経過後もしくはキャリッジが動
作を開始した場合にはローレベル「Ｌ」となっている。

また、ファーストシーク信号は、例えば予めローレベル
が維持され、一定のタイミングでハイレベルに立上がる
性質のものが使用されている。これら二つの信号を入力
したキャリッジ用制御回路は、当初「Ｈ」のキャリッジ
用動作制御信号を出力する。

また、サーボ信号発生回路で形成されるレベルの異なっ
た大小二つのサーボ信号については、サーボ信号制御回
路の作用により、トラッククロッシング信号が当初「Ｈ
」であることから、低レベルのサーボ信号のみが形成さ
れ出力される。

従って、サーボ信号印加回路からは、弱いサーボ信号が
キャリッジ駆動手段へ伝達される。

一方、キャリッジストッパ手段が解除されていない場合
には、前述したサーボ信号を伝達しても、ある一定時間
内にトラッククロッシング信号は変化しないようになっ
ている。これがため、ある−定時間後にキャリッジ用制
御回路から出力されるキャリッジ動作信号はローレベル
になり、サーボ信号選択回路からサーボ信号（低レベル
）は出力されなくなり、シーク動作は中止される。

これに対し、キャリッジストッパ手段が解除されている
場合は、キャリッジが移動するために、ある一定時間内
にトラッククロッシング信号が変化し、キャリッジ用制
御回路からのキャリッジ動作信号はハイレベル「Ｈ」の
ままである。

従って、サーボ信号印加回路からサーボ信号が出力され
続ける。これにより、シーク動作が継続される。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第５図に基づい
て説明する。

この第１図の実施例は、ヘッドを載置し搬送するキャリ
ッジを必要に応じて固定するキャリッジ用ストッパ（図
示せず）を備えたディスク装置において、キャリッジの
動作情報を含んだトラッククロッシング信号Ａ０と、オ
ペレータの操作等によって外部入力されるファーストシ
ーク判別信号Ｂ０とを入力するとともに、これに対応し
て作動しキャリッジ用の動作制御信号Ａ、を出力するキ
ャリッジ用制御回路１を備えている。

また、ファーストシーク判別信号Ｂ０と、該信号と同様
に外部入力されるシーク指示信号Ｃｏとを入力するとζ
もに、これに対応して作動し、別に設けたサーボ信号発
生回路４で形成される大小二つのサーボ選択信号をいず
れか一つに出力制御するサーボ信号制御回路３とを備え
ている。

更に、サーボ信号発生回路４から出力される所定レベル
のサーボ信号４ａをキャリッジ駆動手段５へ送り込むサ
ーボ信号印加回路２を装備している。

これを更に、詳述すると、キャリッジ用制御回路ｌは、
第２図に示すようにファーストシーク判別信号Ｂ０をラ
ッチし、ファーストシーク実行信号５ａを出力するラッ
チ回路５と、ファーストシーク判別信号Ｂ０の入力信号
によってスタートするタイマ回路６と、タイマ回路６の
計数動作中。

トラッククロッシング信号Ａ０をラッチするラッチ回路
７と、そのラッチ回路７からの出力信号７ａを反転する
反転回路８と、その反転回路８から出力される信号８ａ
と前述したファーストシーク実行信号５ａとの論理積を
出力するアンド回路９とから構成されている。これによ
り、キャリッジ動作信号Ａ、が形成され出力されるよう
になっている。

サーボ信号制御回路３は、第３図に示すように、ファー
ストシーク判別信号Ｂ０とシーク指示信号Ｃ０の論理積
を出力するアンド回路１２と、ファーストシーク判別信
号Ｂ０を反転する反転回路ＩＯと、反転回路１０の出力
信号とシーク指示信号Ｃ０との論理積を出力するアンド
回路１１とから構成されている。

これによって、入力信号のハイレベル「Ｈ」又はローレ
ベル「Ｌ」に応じて、高サーボ選択信号３ａ又は低サー
ボ選択信号３ｂが出力されるようになっている。

第４図にサーボ信号発生回路４とサーボ信号印加回路２
のブロック図を示す。

サーボ信号発生回路４は、定電圧発生回路１３と、オペ
アンプ１５を用いた増幅回路１７を備えている。この定
電圧発生回路１３と増幅回路１７との間にはサーボ選択
信号３ａ又は３ｂによって、定電圧発生回路１３にて発
生した信号を増幅回路１７で高増幅するか低増幅するか
を選択するアナログスイッチ１４が装備されである。

また、サーボ信号印加回路２は、サーボ信号発生回路４
から出力されたサーボ信号４ａ又は４ｂを、キャリッジ
動作信号Ａ、によって出力するかしないかを選択するア
ナログスイッチ１６を備えている。

次に、上記実施例の全体的動作について説明する。

キャリッジストッパ手段が解除されている場合の動作タ
イミングチャートを、第５図（１）に示す。

まず、ファーストシーク動作が始まると、ファーストシ
ーク判別信号Ｂ０はハイレベル「Ｈ」。

トラッククロッシング信号Ａ０もハイレベル「Ｈ」であ
る。このため、キャリッジ用制御回路１では、ファース
トシーク実行信号５ａは「Ｈ」。

タイマ回路出力信号６ａも「Ｈ」である。ラッチ回路出
力信号７ａはローレベル「Ｌ」１反転回路８の出力８ａ
はｒＨ，となるため、キャリッジ動作信号ＡＩは「Ｈ」
となる。

この場合、シーク指示信号Ｃ０はｒＨ，であることから
、サーボ信号制御回路３の出力は低サーボ選択信号３ｂ
となる。

そして、キャリッジ動作信号Ａ、がｒＨ，であるため、
サーボ信号印加回路２からは低レベルのサーボ信号２ａ
が出力される。

この低レベルのサーボ信号２ａがキャリッジ駆動手段５
に伝送されてキャリッジが移動すると、タイマ回路６の
規定時間（１）内にトラッククロッシング信号へ〇が、
「Ｈ」から「Ｌ」となるが、タイマ回路６がｒＨ，であ
るため、ラッチ回路比カフａはｒ　Ｌ　Ｊのままである
。

タイマ回路出力信号６ａが規定時間（１）経過後に「Ｈ
」から「Ｌ」になったとき、トラッククロッシング信号
Ａ０の「Ｌ」をラッチ回路７が保持し、ラッチ回路比カ
フａはｒｌ、Ｊのままとなる。

従って、キャリッジ動作信号はｒＨ，のままであること
から、サーボ信号印加回路２からはサーボ信号２ａが出
力されファーストシークが継続される。

次に、キャリッジストッパ手段が解除されていない場合
の動作タイミングチャート信号を第５図（２）に示す。

ファーストシーク動作開始初期は、前述したキャリッジ
ストッパ手段が解除されている場合と同様であるが、低
サーボ信号がキャリッジ駆動手段５に出力されても、キ
ャリッジは移動しない。このため、タイマ回路６の規定
時間（１）経過後も、トラッククロッシング信号Ａ０は
「Ｈ」のままである。

そのため、規定時間（１）経過後、タイマ回路６の出力
信号６ａが「Ｈ」から「Ｌ」になったとき、トラックク
ロッシング信号Ａ０の「Ｈ」をラッチ回路７が保持し、
ラッチ回路出力信号７ａは「Ｈ」となる、すると、反転
回路出力信号８ａはｒｌ（Ｊからｒｌ、Ｊとなり、キャ
リッジ動作信号Ａ１はｒＨ，から「Ｌ」となる、従って
、サーボ信号印加回路２のアナログスイッチ１６がオフ
となり、サーボ信号２ａはキャリッジ駆動手段５へ出力
されなくなるので、ファーストシークは中止される。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、キャリッジストッパ手
段が解除されていない場合にはシーク動作を行わないよ
うにしたので、キャリッジストッパ手段の破壊や変形、
さらにはキャリッジ駆動手段のコイルの劣化を有効に防
止することができるという従来にない耐久性に優れたデ
ィスク装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック構成図、第２
図は第１図中のキャリッジ用制御回路の詳細ブロック図
、第３図は第１図中のサーボ信号制御回路の詳細ブロッ
ク図、第４図は第１図中のサーボ信号発生回路とサーボ
信号印加回路の詳細ブロック図、第５図（１）（２）は
各々本発明の一実施例における動作タイミングチャート
である。 １・・・・・・キャリッジ用制御回路、２・・・・・・
サーボ信号印加回路、２ａ・・・・・・サーボ信号、３
・・・・・・サーボ信号制御回路、３ａ、３ｂ・・・・
・・サーボ選択信号、４・・・・・・サーボ信号発生回
路、Ｂｏ・・・・・・ファーストシーク判別信号、Ｃ０
・・・・・・シーク指示信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ヘッドを載置し搬送するキャリッジと、このキ
   ャリッジを必要に応じて固定するキャリッジ用ストッパ
   とを備えたディスク装置において、前記キャリッジの動
   作情報を含んだトラッククロッシング信号と、オペレー
   タの操作等によって外部入力されるファーストシーク判
   別信号とに対応して作動し、前記キャリッジ用の動作制
   御信号を出力するキャリッジ用制御回路と、 前記ファーストシーク判別信号と、該信号と同様に外部
   入力されるシーク指示信号とに対応して作動し、別に設
   けたサーボ信号発生回路で形成される大小二つのサーボ
   選択信号をいずれか一つに出力制御するサーボ信号制御
   回路と、 このサーボ信号発生回路から出力される所定レベルのサ
   ーボ信号をキャリッジ駆動手段へ送り込むサーボ信号印
   加回路とを装備したことを特徴とするディスク装置。