JPH02135366A - 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法 - Google Patents

二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法

Info

Publication number
JPH02135366A
JPH02135366A JP63287825A JP28782588A JPH02135366A JP H02135366 A JPH02135366 A JP H02135366A JP 63287825 A JP63287825 A JP 63287825A JP 28782588 A JP28782588 A JP 28782588A JP H02135366 A JPH02135366 A JP H02135366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
core material
developer
resin
carrier core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63287825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2759464B2 (ja
Inventor
Kenji Okado
謙次 岡戸
Takayuki Nagatsuka
貴幸 永塚
Makoto Kanbayashi
誠 神林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP63287825A priority Critical patent/JP2759464B2/ja
Publication of JPH02135366A publication Critical patent/JPH02135366A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759464B2 publication Critical patent/JP2759464B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/0819Developers with toner particles characterised by the dimensions of the particles
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/10Developers with toner particles characterised by carrier particles
    • G03G9/113Developers with toner particles characterised by carrier particles having coatings applied thereto

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子写真法、あるいは静電印刷法などにおいて
電気的潜像、または磁気的潜像を現像するのに用いられ
る現像剤に関し、とりわけ多色カラー画像の画質を著し
く改良したカラー現像剤を使用した多色電子写真用カラ
ー画像形成方法に関する。
[従来の技術] 従来、電子写真法において静電潜像をトナーを用いて現
像する方法としては大別してトナーをキャリアと呼ばれ
る媒体に少量分散させたいわゆる二成分系現像剤を用い
る方法と、キャリアを用いる事なくトナー単独使用のい
わゆる一成分系現像剤を用いる方法とがある。
前者の該二成分系現像剤を構成するキャリアは導電性キ
ャリアと絶縁性キャリアに大別され、導電性キャリアと
しては通常酸化又は未酸化の鉄粉が用いられる。だが、
この鉄粉キャリアを成分とする現像剤においては、トナ
ーに対する摩擦帯電性が不安定であり、又、現像剤によ
り形成される可視像にカブリが発生する欠点がある。
即ち現像剤の使用に伴ない、鉄粉キャリア粒子の表面に
トナー粒子が付着、蓄積(スペント・トナー)する為、
キャリア粒子の電気抵抗が増大して、バイアス電流が低
下し、しかも摩擦帯電性が不安定となり、この結果、形
成される可視像の画像C度が低下し、カブリが増大する
。従って鉄粉キャリアを含有する現像剤を用いて電子複
写装置により連続的に複写を行なうと、少数回で現像剤
が劣化する為、現像剤を早期に交換する事が必要となり
、結局コストが高いものとなる。
また、絶縁性キャリアとしては一般に鉄、ニッケル、フ
ェライト等の強磁性体より成るキャリア芯材の表面を絶
縁性樹脂により、均一に被覆したキャリアが代表的なも
のである。このキャリアを用いた現像剤においては、キ
ャリア表面にトナー粒子が融着する事が導電性キャリア
の場合に比べて著しく少なく、同時にトナーとキャリア
との摩擦帯電性を制御する事が容易であり、耐久性に優
れ使用寿命が長い点で特に高速の電子複写機に好適であ
るという利点がある。
しかしながら、この絶縁性キャリアにおいては、キャリ
ア芯材表面を被覆する被覆層が均一で、キャリアと共に
用いられる特定のカラートナーとの摩擦により、所望の
大きさ、並びに極性の帯電状態が安定に得られる事が要
求される。すなわち樹脂被覆キャリアの表面が不均一で
あると、かかるカラートナーとキャリアの摩擦帯電が不
安定となり、結果として複写後書られる可視像の画質低
下を招く。
それ故、樹脂被覆後のキャリア表面を均一にする目的で
、キャリア芯材自身の表面層を平滑化した後に樹脂被覆
をすることが試みられているが、この方法によれば、確
かにキャリア表面は均一化するものの、キャリア芯材と
被覆樹脂との接着性が不安定となり、使用できる被覆樹
脂が接着性の良い樹脂だけに限られてしまった。さらに
、被覆強度を高めるために、被覆樹脂量を多めにすると
、被覆樹脂の絶縁性のために、キャリア自身がトナー粒
子とは逆極性に強く帯電してしまい、背景部へのキャリ
ア付着の問題が生じてしまう。
この傾向はトナー自身にリークサイトを持たない非磁性
カラートナーに顕著であり、とりわけ、帯電能の高いポ
リエステル系バインダーを使用した着色剤含有樹脂粒子
をトナーとして使用したとき、より増長され特に低湿下
において問題となる。
そこで、キャリア自身が強く帯電するがために生じるキ
ャリア付着を解消する目的で、被覆樹脂中に例えば導電
性のカーボンブラックなどを分散させてキャリアに被覆
することが提案されている。だが、これまでのところ必
ずしも安定な被覆状態が達成されているとはいえず、長
期使用によるカーボンブラックなどの1lltによるカ
ブリなどの新たな問題が生じている。
このように、キャリア芯材表面層と樹脂被覆キャリアの
特性とは密接な関係があるが、キャリア芯材の表面層な
どに関して、例えば特開昭61−151551号公報に
、キャリアとして球状マグネタイトを使用し、表面層を
空孔率において限定しているが、該提案はあくまで空孔
の存在割合を開示したものであり、個々の空孔の径にま
で言及しておらずキャリア芯材の表面状態を規定するに
は不適切である。
以上述べたように、キャリア芯材の表面状態と電子写真
特性との相関を述べた例はないが、本発明者が鋭意研究
を重ねた結果書た知見は概要以下のようである。
キャリア芯材の表面状態とキャリア芯材表面の細孔径分
布が非常に相関性のある事を見出し。
キャリア芯材表面の平均細孔径が大きすぎるとキャリア
芯材が平滑すぎて、キャリア芯材と被覆樹脂との接着性
が低下し、また、キャリア芯材表面の平均細孔径が小さ
すぎるとキャリア芯材への被覆樹脂の均一性が損われ、
結果として非磁性カラートナーとキャリア粒子との摩擦
帯電特性が不安定となり、複写において得られる可視像
におけるカブリ、画像濃度の低下、さらには潜像担持体
上へのキャリア付着などが発生し、カラー画像の品質を
著しく損うことを見出した。
[発明が解決しようとする課8] 本発明は、上記の如き欠点のない現像剤を提供するもの
であり、摩擦帯電特性が安定で、かつキャリア付着防止
に優れたポリエステル系カラー現像剤を提供するもので
ある。
また別の目的は1画像源度が高くカブリもない、混色性
に優れ、特にOHPでの透過性に優れたポリエステル系
カラー現像剤を提供することにある。
また別の目的は、トナー飛散の少ないポリエステル系カ
ラー現像剤を提供することにある。
また別の目的は、キャリア粒子表面へのトナースペント
が起りにくく、かつキャリア被覆樹脂が強固に付着する
ことにより、安定な現像能力を有する長寿命のポリエス
テル系カラー現像剤を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、少な
くとも着色剤含有ポリエステル系樹脂粒子と流動向上剤
からなる絶縁性非磁性カラートナーとキャリア芯材重量
に対して0.1〜5.0重量%の電気絶縁性樹脂で被覆
した重量平均粒径20〜65終であるキャリアからなる
現像剤において。
非磁性カラートナーの体積平均粒径をagキャリア芯材
表面の平均細孔径をbμ としたとき 4≦a≦10μ層。
0.5≦b≦6.0沖鵠 0.15≦b/a≦1.0 であり、かつ、キャリア芯材表面を被覆する電気絶縁性
樹脂が、(イ)少なくともヒドロキシ基を含有するアク
リル酸(またはそのエステル)単量体及びメタクリル酸
(またはそのエステル)単量体から選ばれる少なくとも
一種の単量体と、スチレン系単量体から選ばれる少なく
とも一種の単量体とを重合して得られる共重合体を含有
する樹脂と、(a)該キャリア芯材表面に対して前記共
重合体とは逆極性に帯電するフッ素を含有する樹脂とを
、ポリマーブレンドしてなることを特徴とする非磁性カ
ラー現像剤に係る。
さらに本発明は、上記の現像剤を用いて、現像剤担持部
材表面に、潜像担持体上の静電潜像電位と同極性に帯電
するトナー粒子と、トナー粒子とは逆極性に帯電するキ
ャリア粒子とを担持させ、現像部で交流成分と直流成分
を有している交互電界を形成して、静電像担持体上の静
電像を現像する現像方法において、 静電像の電位V+ (V)と同極性の交互電界の直流成
分VDC(V)と交互電界の直流成分VDC (V)に
対して静電像の電位VL (V)とは反対に位置する最
大電界付与点の電位VppMax(V)と現像剤担持部
材表面と静電潜像担持体表面との最近接間隙GCg烏)
とによって形成される画像域の最大電界強度F (V/
pm)は 1.5  ≦F≦3.5 であることを特徴とする非磁性カラー現像剤を用いた現
像方法に係る。
ここで前記キャリア芯材表面の平均細孔径が0.5μ鳳
未満であると、芯材表面における凹凸部が増え、電気絶
縁性樹脂の凹部への被覆状態が非常に不均一となり、摩
擦帯電量が著しく不安定で良好な画像を得ることができ
ない、逆に平均細孔径が8.0pmよりも大きいと、凹
部への被覆状態は安定するものの、被覆樹脂のキャリア
芯材への接着性が低下し、長期使用における安定性に欠
はカブリやトナー飛散などの問題が生じてしまう、この
ため、本発明におけるキャリア芯材表面の平均細孔径は
0.51Lm〜6μ11、好ましくは1.0#Lm〜5
.01の範囲とするのが良い。
本発明においては、非磁性ポリエステル系カラートナー
の製造方法として熱混練、粉砕、および分級工程を含む
トナー粒子を使用したとき本発明のキャリアを使用する
ことが一層効果的である。
すなわち、上記のトナー製造方法は、強制的にかなり大
きなWRg力でトナーの粉砕を行うのでトナー表面は必
然的に凹凸が生じる。それ故、トナー表面の凸部はキャ
リア表面と十分に摺擦して帯電するが、凹部はキャリア
表面との接触機会が希薄となる。
しかるに本発明においてはキャリア表面も凹凸となって
いるので、キャリアの突起部がトナー粒子の四部をうま
く摩擦帯電させ安定な帯電が回部となる。
本発明において、最も安定に帯電を行うためには 非磁性カラートナーの体積平均粒径をag、キャリア芯
材表面の平均細孔径をbμ、としたとき 4≦a≦10 0.5≦b≦6.0 0.15≦b/a≦1.0 であることが必要である。
b/aが0.15より小さいとトナーの凹部にキャリア
の凸部が届かず十分に摺擦することが難しくなり、 一方り/aが1より大きいとトナーの四部の径よりキャ
リアの凸部の径の方が大きくなり、やはり安定な帯電付
与が難しくなる。
本発明に使用されるキャリア粒子としては、例えば表面
酸化または未酸化の鉄、ニッケル、銅。
亜鉛、コバルト、マンガン、クロム、希土類等の金属及
びそれらの合金または酸化物及びフェライトなどが使用
できる。又その製造方法として特別な制約はない。
また、本発明においては上記キャリアの表面を樹脂等で
被覆する。その方法としては、樹脂等の被覆材を溶剤中
に溶解もしくは懸濁せしめて塗布しキャリアに付着せし
める方法、単に粉体で混合する方法等、従来公知の方法
がいずれも適用できるが、被覆層の安定のためには被覆
材が溶剤中に溶解する方がより好ましい。
磁性粒子表面への固着物質としては、トナー材料、キャ
リア芯材材料により異なるが、正帯電側の化合物として
は、アミノアクリレート樹脂、アクリル樹脂、あるいは
スチレン系樹脂との共重合物、負帯電側の化合物として
は、シリコーン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリテトラフ
ルオロエチレン、モノクロロトリフルオロエチレンi合
体、ポリフッ化ビニリデンなどの混合物を用いるのが適
当であるが必ずしもこれに制約されない。
特に本発明においては、キャリア芯材との接着性を向上
するために、ヒドロキシ基を含有するアクリル単に体を
含有した場合に最も安定な被覆キャリアが得られる。こ
のようなアクリル単量体としては、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート
、2−ヒドロキシメチルメタクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレートなどが適当である。
本発明に用いられる磁性粒子の材質としては、98%以
上ty) Cu−Zn−Fe (組成比(5〜20):
(5〜20)  :  (30〜80))の組成からな
るフェライト粒子が、表面均一化が容易で帯電材ケ能が
安定し、かつコートを安定にできるという点で特に好ま
しいが、これに使用する被覆材としては、正帯電側の化
合物としては、アクリル樹脂あるいはスチレン−アクリ
ル樹脂共重合体が、負帯電側の化合物としては、シリコ
ーン樹脂、ポリフッ化ビニリデンあるいはポリフッ化ビ
ニリデン−ポリテトラフルオロエチレン共重合体を用い
るのが最適である。
特に本発明においては、キャリア芯材表面との接着性を
向」二させるために、正帯電側の化合物としては、少な
くともヒドロキシ基を含有するアクリル酸(またはその
エステル)単量体及びメタクリル酸(またはそのエステ
ル)単量体から選ばれる少なくとも一種の単量体と、ス
チレン系単量体から選ばれる少なくとも一種の単量体と
を重合して得られる共重合体を含有する樹脂が、ヒドロ
キシ基の効果によりキャリア芯材との接着性が良好にな
る。
さらに、前記キャリア芯材表面を電気絶縁性樹脂で被覆
する工程を、少なくとも2回以上とするのが良い、即ち
、1回めの被覆工程でキャリア芯材の全被覆樹脂の30
〜60重量%の、少なくともヒドロキシ基を含有するア
クリル酸(またはそのエステル)単量体及びメタクリル
酸(またはそのエステル)単量体から選ばれる少なくと
も一種の単量体と、スチレン系単量体から選ばれる少な
くとも一種の単量体とを重合して得られる共重合体を含
有する樹脂を被覆する。2回め以後の被覆工程で、キャ
リア芯材の全被覆樹脂の70〜40重贋%の、前記共重
合体を含有する樹脂と該キャリア芯材表面に対して前記
共重合体とは逆極性に帯電するフッ素を含有する樹脂と
を30 : 7G (重量比)から70:30(fii
比)の範囲内でポリマーブレンドした電気絶縁性樹脂を
被覆してなることにより安定な樹脂被覆が達成され一層
効果的である。
これは、フッ素系樹脂が、キャリア芯材との接着性が悪
いのを補うために、あらかじめキャリア芯材との接着性
の良いヒドロキシ基を含有する樹脂をキャリア芯材表面
に被覆後、非磁性ポリエステル系カラートナーの特に負
帯電トナーの帯電が過大になるのを抑制する負帯電性の
フッ素系樹脂をキャリア表面に被覆することにより、フ
ッ素系樹脂が、キャリア粒子表層に出やすくなると同時
に、安定な被覆が達成されるからである。
上記化合物の処理量は、キャリアが前記条件を満足する
よう適宜決定すれば良いが、一般には総量で本発明のキ
ャリアに対し0.1〜5重量%(好ましくは0.3〜3
重量%)が望ましい。
これらキャリアの重量平均粒径は20〜65終−1好ま
しくは30〜60終層を有することが好ましい。
ここで本発明に用いる着色剤含有微粒子の粒径は、体積
平均粒径で4〜10μ腸であり、1B、0.−以上の粗
粉が体積分布で1.0%以下であることが好ましい。
粒径か細いので、微小な静電潜像に対するトナーの付着
が忠実であり、静電潜像端部のトナー付着の乱れが少な
い、その結果、高解像度で色再現性の良好な画像が得ら
れる。特に、写真画像では、微小な潜像の集まりである
ハーフトーン域が多く、より一層、粒径の効果が表われ
、良好な画像となる。
本発明の着色剤含有樹脂粒子の結着物質としてポリエス
テル系樹脂を用いる。特に、 (式中Rはエチレンまたはプロピレン基であり、x、y
はそれぞれ1以上の整数であり、かっz+yの平均値は
2〜10である。)で代表されるビスフェノール誘導体
もしくは置換体をジオール成分とし、2価以上のカルボ
ン酸又はその酸無水物又はその低級アルキルエステルと
からなるカルボン酸成分(例えばフマル酸、マレイン酸
、無水マレイン酸、フタル酸、テレフタル酸、トリメリ
ット酸、ピロメリット酸など)とを少なくとも共縮重合
したポリエステル樹脂がシャープな溶融特性を有するの
でより好ましい。
中でもトラペンでの透過性の点で、90℃における見掛
粘度が5X10’〜5 X 106ボイズ、好ましくは
25X 104〜2 X 106 ボイズ、より好まし
くは105〜106ボイズであり、100℃における見
掛粘度は104〜5 X 105ボイズ、好ましくは1
04〜3、OX 10!lポイズ、より好ましくは10
4〜2×105ボイズであることにより、透過性良好な
カラー〇HPが得られ、フルカラートナーとしても定着
性、混色性及び耐高温オフセット性良好な結果が得られ
る。
特に80℃における見掛粘度P!と100℃における見
掛粘度P2との差の絶対値が、2X105<PI−P2
+ < 4 X 106の範囲にあるのが好ましい。
本発明に係るトナーには荷電特性を安定化するために荷
電制御剤を配合しても良い。その際トナーの色調に影響
を与えない無色または淡色の荷電制御剤が好ましい。そ
の際の負荷電制御剤としては例えばアルキル置換サリチ
ル酸の金属錯体(例えばジ−ターシャリ−ブチルサリチ
ル酸のクロム錯体または亜鉛錯体)の如き有機金属錯体
が挙げられる。負荷電制御剤をトナーに配合する場合に
は結着樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部、
好ましくは0.5〜8重量部添加するのが良い。
本発明に係るトナーと混合して二成分現像剤を調製する
場合、その混合比率は現像剤中のトナー濃度として、2
.0重量%〜12重量%、好ましくは3重σ%〜10重
量%にすると通常良好な結果が得られる。トナー濃度が
2.0%以下では画像濃度が低く実用不可となり、12
%以上ではカブリや機内飛散を増加せしめ、現像剤の耐
用寿命を短める。
本発明に使用される着色剤としては、公知の染顔料、例
えばフタロシアニンブルー、インダスレンブルー、ピー
コックブルー、パーマネントレッド、レーキレッド、ロ
ーダミンレーキ、ハンザイエロー、パーマネントイエロ
ー、ベンジンイエロー等広く使用することができる。そ
の含有量としては、OHPフィルムの透過性に対し敏感
に反映するよう結着樹脂100重量部に対して12重量
部以下であり、好ましくは0.5〜9重量部が望ましい
次に、第1図を参照して本発明に好適な現像型この一例
を説明する。
潜像担持体lは静電記録用絶縁ドラムあるいはa −S
e、 CdS、 Zn07 、 OPC,a −5ic
7)様な光導電絶縁物質層を持つ感光ドラムもしくは感
光ベルトである。潜像担持体lは図示しない駆動装首に
よって矢印a方向に回転される。22は潜像担持体1に
近接もしくは接触されている現像スリーブであり、例え
ばアルミニウム、5O9318等の非磁性材料で構成さ
れている。現像スリーブ22は現像容器36の左下方壁
に容器長手方向に形成した横長開口に右略半周面を容器
3B内へ突入させ、左略半周面を容器外へ露出させて回
転自在に軸受けさせて横設してあり、矢印す方向に回転
駆動される。
23は現像スリーブ22内に挿入し図示の位置姿勢に位
n決め保持した固定磁界発生手段としての固定の永久磁
石(マグネット)であり、現像スリーブ22が回転駆動
されてもこの磁石23は図示の位置・姿勢にそのまま固
定保持される。この磁石23はN極の磁極23a、S極
の磁極23b、N極の磁極23c、S極の磁極23dの
4磁極を有する。磁石23は永久磁石に代えて電磁石を
配設してもよい。
24は現像スリーブ2を配設した現像剤供給器間「Jの
上縁側に、基部を容器側壁に固定し、先端側。
は開口上縁位置よりも容器3Bの内側へ突出させて開口
」二級長手に沿って配設した現像剤規制部材としての非
磁性ブレードで、例えば5US31 Bを横断面路くの
字形に曲げ加工したものである。
26は非磁性ブレード24の下面側に上面を接触させ前
端面を現像剤案内面261とした磁性粒子限定部材であ
る。非磁性ブレード24及び磁性粒子限定部材26など
によって構成される部分が規制部である。
27は磁性粒子であり抵抗値が107Ωcm以上、好ま
しくは+08Ωcm以上のフェライト粒子(最大磁化5
5〜75emu/g)へ樹脂コーティングしたものが用
いられ得る。
37は非磁性トナーである。
40は現像容器36下部部分に溜るトナーを封止するシ
ール部材で弾性を有しスリーブ22の回転方向に向って
曲がっており、スリーブ22表面側を弾性的に押圧して
いる。このシール部材40は、現像剤の容器内部側への
進入を許可するように、スリーブとの接触域でスリーブ
回転方向下流側に端部を有している。
60はトナー濃度検出センサー(不図示)によって得ら
れる出力に応じて作動するトナー補給ローラーである。
センサとしては例では、現像剤の体積検知方式、圧電素
子、インダクタンス変化検知素子、交番バイアスを利用
したアンテナ方式、光学濃度を検知する方式などを利用
することができる。該ローラーの回転停止によって非磁
性トナー37の補給を行う、トナー37が補給されたフ
レッシュ現像剤はスクリュー61によって搬送されなが
ら混合・攪拌される。従ってこの搬送中において補給さ
れたトナーにトリボ付与が行われる。83はしきり板で
現像器の長手方向両端部において切り欠かれておりこの
部分でスクリュー61によって搬送されたフレッシュ現
像剤がスクリュー82へ受は渡される。
又、S磁極23dは搬送極である。現像後の回収現像剤
を容器内に回収し、さらに容器内の現像剤を規制部まで
搬送する。
又、23d付近では、スリーブに近接して設けたスクリ
ュー62によって搬送されてきたフレッシュ現像剤と現
像後の回収現像剤とを交換する。
64は搬送スクリューで現像スリーブ軸方向の現像剤の
量を均一化する。
なおこの構成は現像剤容器内に磁性粒子と非磁性あるい
は弱磁性のトナーが混在している場合にも有効である。
非磁性ブレード24の端部と現像スリーブ22面との前
記圧#d2は100〜300μ層、好ましくは150〜
800μ麿である。この距離が100糾騰より小さいと
後述する磁性粒子がこの間に詰まり現像剤層にムラを生
じやすいと共に良好な現像を行うのに必要な現像剤を塗
布することが出来ず濃度の薄いムラの多い現像画像しか
得られない欠点がある。 d2は現像剤中に混在してい
る不用粒子による不均一塗布(いわゆるブレードづまり
)を防止するためには400#Lm以上が好ましい、ま
た900#Lmより大きいと現像スリーブ22上へ塗布
される現像剤量が増加し所定の現像剤層厚の規制が行え
ず、潜像担持体への磁性粒子付着が多くなると共に後述
する現像剤の循環、現像剤限定部材26による現像規制
が弱まりトナーのトリポが不足しカブリやすくなる欠点
がある。
角度θlは一5′″〜35′″、好ましくは0′″〜2
5′″である。θ1<−5°の場合、現像剤に働く磁気
力、鏡映力、凝集力等により形成される現像剤薄層がま
ばらでムラの多いものとなり、0〉35°を越えると非
磁性ブレードでは現像剤塗布量が増加し、所定の現像剤
量を得ることが難しI/)。
この磁性粒子層は、スリーブ22が矢印す方向に回転駆
動されても磁気力、重力に基づく拘束力とスリーブ2の
移動方向への搬送力との釣合によってスリーブ表面から
離れるに従って動きが遅くなる。もちろん重力の影響に
より落下するものもある。
従って磁極23a、 23dの配設位置と磁性粒子27
の流動性及び磁気特性を適宜選択する事により磁気粒子
層はスリーブに近い程磁極23a方向に搬送し移動層を
形成する。この磁性粒子の移動によりスリーブ2の回転
に伴なって現像領域へ搬送され現像に供される。
第2図は本発明に係る現像方法の主要部を説明するもの
で、トナー粒子とトナー粒子とは逆極性に帯電するキャ
リア粒子とを混合して有する現像剤を、静電像の担持部
材としての静電像担持体と、この現像剤を担持する現像
剤担持部材が作る現像部(最近接間隙G(μ層))の供
給した際の交互電界を表わしたものである。
第2図の交互電界は矩形波形状である。
本発明者達は数多くの反転現像方法のパターンを想定し
て実験を行ったところ、画像部の最大電界強度F (V
/μ震)は、静電像の電位Vt(V)と交互電界の直流
成分VDC (V)と交互電界の交流成分Vpp(V)
に関して、静電像の電位VL (V)とは交互電界の直
流成分VDC (V)に対して反対側に位置する最大電
界付与点の電位と静電像の電位VL(V)との大きさに
よって最大電界が与えられ、現像剤担持部材表面と静電
像担持体の表面との最近接間隙G(pm)とによって形
成される式 %式% の範囲に設定したとき、キャリア付着もなく、階調性が
良好であると同時に、0.5μm〜6Hの微細な平均細
孔径を有するキャリアの突起部に電界がより集中するこ
とにより、過度なトナーのチャージアップの抑制にも非
常に効果があることを見出した。
F > 3.5であるとキャリアの突起部に電界が集中
しすぎて絶縁破壊が起こり、潜像電荷に乱れが生じ、画
像ムラが生じると同時にキャリアの付着も多くなってし
まう。
一方、 F<1.5−t’あるとキャリア付着は良好で
あるが、ラインのシャープさが損われると同時に、特に
低湿下でチャージコントロールが難しくなり1画像部度
が低下してしまう。
また、画像部に対するキャリア付着以外のキャリア付着
は非画像部に対して生じることになるが、本発明におい
ては非画像部に付着するキャリア粒子の防止も先に述べ
た理由で好ましいものとなる。この条件は非画像部にト
ナー粒子が付着しない範囲で、前記の非画像部電位Vo
 (v)に対して直流成分VDC (V)がVOCが可
変であっても下記の条件を満たすことが良い。
即ち、50≦IVDC −Vo l ≦200 テあル
、マタ、非画像部電位は環境により変動する場合もある
ので確実性を増すには、この値が150(V)以下であ
ることが良い。
さらに、好ましい条件を付記すると、交互電界の周波数
ν(KHz)は0.8≦ν≦2.2を満たすことが良い
、 0.8KHz以下ではカブリが増加し、2.2KH
z以上ではラインのシャープネスや階調性が低下する。
本発明現像方法においては、現像部で現像剤層は交互電
界を印加しない状態で非接触でも接触でも良い。
以下に本発明の各測定法(1)〜(6)について述べる
(1)粒度分布測定: 測定装置としてはコールタ−カウンターTA−II型(
コールタ−社製)を用い、個数平均分布9体積平均分布
を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1
パーソナルコンピユータ(キャノン製)を接続し電解液
は1級塩化ナトリウムを用いて1%Ha(J)水溶液を
調製する。
測定法としては前記電解水溶液100〜150mj)中
に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩を0.1〜5III!加え、さらに測定
試料を0.5〜50■g加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分
散処理を行い、前記コールタ−カウンターTA−II型
により、アパチャーとして100 gアパチャーを用い
て2〜40u、の粒子の粒度分布を測定して体積平均分
布1個数平均分布を求める。
これら求めた体積平均分布9個数平均分布より1体積平
均粒径9個数平均分布の6.35μ以下、体積平均分布
の18.Oμ以上の6値を得る。
(2)摩擦帯電量測定: 測定法を図面を用いて詳述する。
第3図はトナーのトリポ電荷量を測定する装置の説明図
である。先ず、底に500メツシユのスクリーン3のあ
る金属製の測定容器2に摩擦帯電量を制定しようとする
トナーとキャリアの重量比1:9の混合物を50〜10
0m!!容量のポリエチレン製のビンに入れ、約10〜
40秒間手で振 し、該混合物(現像剤)約0.5〜1
.5 gを入れ金属製のフタ4をする。このとさの測定
容器2全体の重量を秤りW+(g)とする0次に、吸引
機1(測定容器2と接する部分は少なくとも絶縁体)に
おいて、吸引ロアから吸引し風量調節弁6を調整して真
空計5の圧力を250mmAqとする。この状態で充分
、好ましくは約2分間吸引を行いトナーを吸引除去する
。このときの電位計9の電位をV(ボルト)とする、こ
こで8はコンデンサーであり容量をC(μF)とする、
また、吸引後の測定容器全体の重量を秤りW2(g)と
する、このトナーの摩擦帯電量(ルc/g)は下式の如
く計算される。
(但し、測定条件は23℃、60%RHとする。)(3
)見掛は粘度測定: フローテスター0FT−500型(島津製作所製)を用
いる。試料は80meshパス品を約1.0−1.5 
g秤贋する。これを成形器を使用し、100kg/c腸
2の加重で1分間加圧する。
この加圧サンプルを下記の条件で、常温常湿下(温度的
20〜30℃、湿度30〜70%RH)でフローテスタ
ー測定を行い、湿度−見掛は粘度曲線を得る。得られた
スムース曲線より、80℃、100℃の見掛は粘度を求
めそれを該試料の温度に対する見掛は粘度とする。
RATE  丁EMP               
6.OD/M   (”0 1  分)SET TEM
P       70.0 [IEG  (”CりMA
X TEMP       200.ODECINTE
RVAL        3.ODECPREHEAT
       300.OSEC(秒)LOAD   
      20.OKGF  (kg)DIE(tl
IA)        1.0 MM  (am)DI
E(LENG)        1.0 MMPLUN
GER1,O0M2(c+52)(4)キャリア粒度分
布測定 (JIS−H2BO3に準拠) 1、キャリア粒子を約100 g、 o、t gの桁ま
で計りとる。
2、篩は100Meghから500Meshの標準篩(
以下篩という)を用い、上から100.200.250
.350゜400、500の大きさの順に積み重ね、底
には受は皿を置き、キャリア粒子は、−格上の篩に入れ
てふたをする。
3、これを振動機によって水平旋回数毎分285±6回
、衝動回数毎分150±lO回で15分間ふるう。
4、ふるった後、6篩及び受は皿内の鉄粉を0.1 g
の桁まで計り取る。
5、重量百分率で少数第2位まで算出し、JIS−28
401によって少数第1位まで丸める。
ただし a、篩の枠の寸法は篩面から上の内径が200mm上面
から篩面までの深さが45mmであることす、各部分の
鉄粉の重量の総和は、始め取ったキャリア粒子の質量の
89%以下であってはならない。
(5)キャリア電気抵抗測定 1、樹脂を約1g秤量する。
2、 IR用錠剤定型器の円柱状のセル中にトナーを詰
め、400kg/cm2で1分間加圧し、0.5〜1 
c+w厚の成型器を得る。この時のセルの直径は約1.
3cmである。
3、成型器に導伝性樹脂ドータイトを塗布し、電極間に
固定する。
4、電極間に100 Vの印加電圧をかけ、1分後に電
流値をよむ。
5、抵抗値は次式より算出する。
樹脂抵抗 S=成型器の表面積(am2)  V =電圧(100
V)d=厚さ(cm)        i =電流値(
A)(6)キャリア平均細孔径測定 尚、本発明に係る表面細孔径の測定は、水銀圧入式ポロ
シメーター[カル口・エルバ(Carlo・Erba)
社製MER1dlRY PRESiRE PORPSI
METERNO−D 2201を用い測定を行なった。
水銀圧入法による細孔径の測定は毛細管に於ける濡れな
い液体の特性に基づいている。濡れ角90°以上を持つ
液体は表面張力の為に自分自身では細孔内に入って行け
ない。従って、細孔へ液体を入れる為には、外側より圧
力を加える必要があり、その圧力は細孔径と一定の関係
を持っている。加えた圧力と細孔径(半径)の関係は次
式で表わされる。
Pγ=2σ・cas O・・・・・・・・・(1)γ=
細孔半径[A] σ=水銀の表面張カニ 480[dyn/calθ=水
銀との濡れ角: 141.3  [’ ]P=加えた圧
力[kg/c脂2] σ、0を(1)式に代入すると次式となる。
γ= 75000/P  ・・・・・・・・・(2)水
銀の表面張力は温度によって変化し、又濡れ角も試料に
よって異なる為ここで使用した値は平均的な値である。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。尚「%」お
よび1部」は重量%、重に部を示す。
実施例1 バインダーとして、プロポキシ化ビスフェノールとフマ
ル酸を縮合して得られたポリエステル系樹脂Aを用いた
上記樹脂Aを使用し、以下の処方 にてヘンシェルミキサーにより十分予備混合を行い、3
本ロールミルで少なくとも2回以上溶融混練し、冷却後
ハンマーミルを用いで約1〜2mm程度に粗粉砕し、次
いでエアージェット方式による微粉砕機で微粉砕した。
さらに得られた微粉砕物を分級して本発明の粒度分布と
なるように2〜10終を選択した。
それぞれの体積平均粒径は イエロー7.6ル、マゼンタ 7.5用。
シアン 7.8用、ブラック 7.5用であり、見掛粘
度は、90°c 、 too℃ それぞれイエロー9.
OX 105 ボイズ、  9.OX 104ポイズマ
ゼンタ5.2X 105ボイズ、  5.3X 104
ポイズシアン 6.OX 105ボイズ、  1.IX
 10”ボイズブラー/ り7.IX 105ボイズ、
  4.8X 10’ポイズであった。
L配着色剤含有樹脂粒子100部に各々0.7゜0.7
.0.8.1.0部のコロイダルシリカ(電子顕微鏡観
察による1次粒径0.1〜0.2 p)を外添してトナ
ーとした。
次に、スチレン30%、メチルメタクリレート60%、
2−ヒドロキシエチルへキシルメタクリレート10%か
らなる共重合体Aを、重♀:V均粒径40延、35ル以
下4.2%、35〜40ル9.5%、74ル以上0.2
%の粒度分布を有するCu−Zn−Fe系フェライトキ
ャリア(平均細孔径2.6 g)に0.6%コーティン
グした後、前記共重合体Aとビニリデンフルオライド−
テトラフルオロエチレン共重合体B(共屯合モル比8:
2)を30ニア0の屯合比率でポリマーブレンドしたも
のを0.5部コーティングしてキャリアとした。このと
きのキャリアの体猜固有抵抗は2.I Xl0IOΩC
1であった。
前記トナーとキャリアを6二94の割合で混合して現像
剤とした。このときのb/aは イエロー0.34.マゼンタ0.35゜シアン 0.3
3.ブラック0.35であった。
前記現像剤を使用し、CLC−1(キャノン製)で−5
50VのイIF電潜像電位、−180Vの露光潜像電位
、周波数20QOHz、  ピーク対ピーク値1800
V cy)交流電圧に一440Vの直流′市川を重畳さ
せて画出しを行ったところ、画像濃度がイエロー1.4
2.マゼンタ1.45.シアン1.39.ブラック1.
36の良好なフルカラー画像が得られた。このときのF
 = 2.58(V/u+a)であった。
さらに10000枚の連続耐久を行ったところ、カブリ
やキャリア付着のない非常に高画質の画像が得られた。
さらに、低温低湿下(20℃/10%)、高温高湿下(
30°C/80%)で10000枚の連続耐久を行った
ところ、良好な画像が得られた。
比較例1 実施例1において、平均細孔径1.0牌のフェライトキ
ャリアを使用する以外は実施例1と同様にして現像剤を
作製した。このときのb/aはイエロー0.132(<
 0.15) 、マゼンタ0.133(< 0.15)
シアン 0.128(< 0.15) 、ブラック0.
133(< 0.15)であった。
一ヒ記現像剤を使用して実施例1と同様にして画出しを
行ったところ、キャリア付着が徴しく、3000枚でド
ラムに傷がつき評価を中止した。
比較例2 実施例1において、平均細孔径5.5μのフェライトキ
ャリアを使用する以外は実施例1と同様にして現像剤を
作製した。このときのb/aはイエロー0.724(>
 0.6)、マゼンタ0.733(> 0.6)シアン
 0.705(> 0.6)、ブラック0.733(>
 0.6)であった。
上記現像剤を使用して実施例1と同様にして画出しを行
ったところ、初期は実施例1と同様良好な画像が得られ
たが、 2000枚の耐久で画像濃度がそれぞれイエロ
ー・1.15.マゼンタ1.23.シアン1.11.ブ
ラック1.08と低下し、カブリも増えてきたので評価
を中止した。
比較例3 平均細孔径が0.45gのフェライトキャリアを使用す
る以外は実施例1と同様にしてキャリアを作製したとこ
ろ、レジンの被膜性が不均一で109〜1Q12ΩC1
1の範囲では安定なコーティングキャリアができなかっ
た・ 比較例4 平均細孔径が6.5牌であるフェライトキャリアを使用
する以外は実施例1と同様にしてキャリアを作製したと
ころ、レジンの接着性が悪く、耐久によって被膜ハガレ
が起ってしまった。
実施例2 実施例1において、周波数1000Hz 、ピーク対ピ
ーク値1000Vの交流電圧とする以外は実施例1と同
様にして両出しを行ったところ、良好な結果が得られた
。このときのF = 1.69であった。
実施例3 実施例1において、平均細孔径1.7 pで重量平均粒
径41pのフェライトキャリアを使用して、周波数10
00Hz 、ピーク対ピーク(161000Vの交流電
圧を使用する以外は実施例1と同様にして画出しを行っ
たところ良好な結果が得られた。このときのb/aは0
.218〜0.227 テあった。
[発明の効果] 本発明によれば、摩擦帯電特性が安定でキャリア付着防
止に優れ、画像濃度が高く、カブリもなく、安定な現像
能力を有する長寿命のポリエステル系カラー現像剤を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に好適な現像装置の一例を示し、第2図
は本発明に係る現像方法の主要部を示す説明図であり、
第3図はトナーのトリポ電荷量を1111定する装置の
説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも着色剤含有ポリエステル系樹脂粒子と
    流動向上剤からなる絶縁性非磁性カラートナーとキャリ
    ア芯材重量に対して0.1〜5.0重量%の電気絶縁性
    樹脂で被覆した重量平均粒径20〜65μであるキャリ
    アからなる現像剤において、 非磁性カラートナーの体積平均粒径をaμ キャリア芯材表面の平均細孔径をbμ としたとき 4≦a≦10μm、 0.5≦b≦6.0μm、 0.15≦b/a≦1.0 であり、かつ、キャリア芯材表面を被覆する電気絶縁性
    樹脂が、(イ)少なくともヒドロキシ基を含有するアク
    リル酸(またはそのエステル)単量体及びメタクリル酸
    (またはそのエステル)単量体から選ばれる少なくとも
    一種の単量体と、スチレン系単量体から選ばれる少なく
    とも一種の単量体とを重合して得られる共重合体を含有
    する樹脂と、(ロ)該キャリア芯材表面に対して前記共
    重合体とは逆極性に帯電するフッ素を含有する樹脂とを
    、ポリマーブレンドしてなることを特徴とする非磁性カ
    ラー現像剤。 (2)前記キャリア芯材が、98%以上のCu−Zn−
    Fe(金属組成比(5〜20):(5〜20):(30
    〜80))の組成からなるフェライトキャリア芯材であ
    ることを特徴とする請求項(1)記載の非磁性カラー現
    像剤。 (3)請求項1記載の現像剤を用いて、現像剤担持部材
    表面に、潜像担持体上の静電潜像電位と同極性に帯電す
    るトナー粒子と、トナー粒子とは逆極性に帯電するキャ
    リア粒子とを担持させ、現像部で交流成分と直流成分を
    有している交互電界を形成して、静電像担持体上の静電
    像を現像する現像方法において、 静電像の電位V_L(V)と同極性の交互電界の直流成
    分V_D_C(V)と交互電界の直流成分V_D_C(
    V)に対して静電像の電位V_L(V)とは反対に位置
    する最大電界付与点の電位V_P_PMax(V)と現
    像剤担持部材表面と静電潜像担持体表面との最近接間隙
    G(μm)とによって形成される画像域の最大電界強度
    F(V/μm)は 1.5≦F≦3.5 ただしF=(|V_P_PMax/2|+|V_D_C
    −V_L|)/Gであることを特徴とする非磁性カラー
    現像剤を用いた現像方法。 (4)前記キャリア芯材が、98%以上のCu−Zn−
    Fe(金属組成比(5〜20):(5〜20):(30
    〜80))の組成からなるフェライトキャリア芯材であ
    ることを特徴とする請求項(3)記載の現像方法。
JP63287825A 1988-11-16 1988-11-16 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法 Expired - Fee Related JP2759464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287825A JP2759464B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63287825A JP2759464B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02135366A true JPH02135366A (ja) 1990-05-24
JP2759464B2 JP2759464B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=17722251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63287825A Expired - Fee Related JP2759464B2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759464B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5512403A (en) * 1994-08-05 1996-04-30 Eastman Kodak Company Mixture of carrier particles useful in electrographic developers

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5438681B2 (ja) * 2008-08-04 2014-03-12 キヤノン株式会社 磁性キャリア、二成分系現像剤及び画像形成方法

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113146A (en) * 1980-01-28 1981-09-05 Xerox Corp Formation of electrostatic photoimage by polyvinylidene fluoride covered carrier particles
JPS5933459A (ja) * 1982-08-20 1984-02-23 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電荷像現像用トナ−
JPS6138953A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Mita Ind Co Ltd 低電位像用二成分系磁性現像剤
JPS62178279A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電潜像の現像方法
JPS62267766A (ja) * 1986-05-15 1987-11-20 Hitachi Metals Ltd 静電荷像現像用キヤリア
JPS6326669A (ja) * 1986-07-21 1988-02-04 Konica Corp 現像方法
JPS63113551A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Canon Inc 反転画像形成方法
JPS63170660A (ja) * 1987-01-09 1988-07-14 Canon Inc 乾式現像剤および該現像剤を用いた画像形成方法
JPS63208862A (ja) * 1987-02-26 1988-08-30 Konica Corp 静電像現像剤および静電像現像方法
JPS63235962A (ja) * 1987-03-24 1988-09-30 Konica Corp 静電像現像用キヤリア

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113146A (en) * 1980-01-28 1981-09-05 Xerox Corp Formation of electrostatic photoimage by polyvinylidene fluoride covered carrier particles
JPS5933459A (ja) * 1982-08-20 1984-02-23 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電荷像現像用トナ−
JPS6138953A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Mita Ind Co Ltd 低電位像用二成分系磁性現像剤
JPS62178279A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電潜像の現像方法
JPS62267766A (ja) * 1986-05-15 1987-11-20 Hitachi Metals Ltd 静電荷像現像用キヤリア
JPS6326669A (ja) * 1986-07-21 1988-02-04 Konica Corp 現像方法
JPS63113551A (ja) * 1986-10-31 1988-05-18 Canon Inc 反転画像形成方法
JPS63170660A (ja) * 1987-01-09 1988-07-14 Canon Inc 乾式現像剤および該現像剤を用いた画像形成方法
JPS63208862A (ja) * 1987-02-26 1988-08-30 Konica Corp 静電像現像剤および静電像現像方法
JPS63235962A (ja) * 1987-03-24 1988-09-30 Konica Corp 静電像現像用キヤリア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5512403A (en) * 1994-08-05 1996-04-30 Eastman Kodak Company Mixture of carrier particles useful in electrographic developers

Also Published As

Publication number Publication date
JP2759464B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5340677A (en) Carrier for electrophotography, two-component type developer for electrostatic images, process for producing carrier for electrophotography, and image forming method
JP2759480B2 (ja) 静電荷像現像用トナー
JP2000039740A (ja) 磁性微粒子分散型樹脂キャリア,二成分系現像剤及び画像形成方法
US5525752A (en) Developing apparatus
JP2000039741A (ja) 磁性微粒子分散型樹脂キャリア,二成分系現像剤及び画像形成方法
JP2854317B2 (ja) 電子写真用カラー現像剤
JP2579198B2 (ja) 静電荷現像用現像剤
JPH02135366A (ja) 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法
JP2769894B2 (ja) カラー現像剤
JP2759463B2 (ja) 二成分系現像剤および該現像剤を用いた現像方法
JP2736981B2 (ja) 静電潜像現像用二成分系現像剤
JPH0283551A (ja) 静電荷現像用現像剤
JPH07301958A (ja) 電子写真用キャリア、該キャリアを用いた二成分現像剤、及び該キャリアの製造方法
JPH0869185A (ja) 電子写真用キャリア、二成分系現像剤及び画像形成方法
JP2805330B2 (ja) ポリエステル系カラー現像剤を用いた現像方法
JP2741602B2 (ja) 多色電子写真用カラー現像剤
JP3402942B2 (ja) 画像形成装置
JPH03278067A (ja) カラートナー及び該カラートナーを用いた画像形成方法
JP3100823B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP2000181231A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3276093B2 (ja) 現像装置
JP2854572B2 (ja) 画像形成方法
JP2514975B2 (ja) 現像方法
JP2824834B2 (ja) 静電荷像現像用現像剤
JPH0269771A (ja) 乾式二成分系現像剤用キヤリア

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees