JPH0213523Y2 - - Google Patents

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JPH0213523Y2
JPH0213523Y2 JP1984055584U JP5558484U JPH0213523Y2 JP H0213523 Y2 JPH0213523 Y2 JP H0213523Y2 JP 1984055584 U JP1984055584 U JP 1984055584U JP 5558484 U JP5558484 U JP 5558484U JP H0213523 Y2 JPH0213523 Y2 JP H0213523Y2
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lever
speed
reverse
control lever
rod
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は、転圧機械の走行速度制御装置に係
り、特に前後進速度を微調整できる走行速度制御
装置に係る。
(2) 従来の技術 従来、道路舗装工事等に使用する静油圧変速機
構を用いたロードローラ等の転圧機械は、第4図
に示すように前進A、停止B、後進Cを前後進レ
バー20の区分操作によつて行い、機構として
は、基軸21に装着された作動アーム22を前後
進レバー20と連動するように構成し、走行駆動
体の一部となる走行ポンプ(可変容量油圧ポン
プ)23のコントロールレバー(油圧ポンプの斜
板に取着され、該斜板は角度変化により圧油の吐
出量及び吐出方向を変える。)24に連結した伝
動機構25の一部である連結杆25aを前記作動
アーム22に連結してあつて、前記作動アーム2
2の揺動ストロークはそのままコントロールレバ
ー24に伝達される態様に構成されている。
すなわち、第4図においては、前後進レバー2
0は停止B設定位置にあり、これを前進A設定位
置に操作すると伝動機構25の連動によつてコン
トロールレバー24はB′の位置からA′の位置に
操作されて、フル回転の状態で前進するし、前後
進レバー20を後進設定位置Cに操作するとコン
トロールレバー24はC′の位置に操作されてフル
回転の状態で後進する。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記構成の転圧機械においては、前後進レバー
20を操作した際に、その操作量の全量が直接に
コントロールレバー24に伝達されるため、例え
ば、フル回転の状態の半分の回転を得る走行スピ
ードを必要とする際には、コントロールレバーの
全ストロークの半分の動かし量を必要とし、その
量を設定するためには、前後進レバーを全ストロ
ークの半分の位置に止める必要があり、従来運転
者が勘で位置決めをおこなつていた。
特に転圧機械においては、その作業速度は路面
の状態に大きな影響があり、前進、後進を同スピ
ードで数回くりかえして行く上で、それらの操作
は運転者に非常な負担をかけている。
(4) 問題点を解決するための手段 この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、運転
部の基軸に装着された前後進レバーと走行ポンプ
の駆動量を操作するコントロールレバーとの間に
前後進レバーの操作量を任意に調整する微調整機
構を介在させることにより、適正な走行スピード
コントロールを、規定的な上記前後進レバースト
ローク操作量と関係なく転圧作業の計画に合わせ
て適宜に調整が可能となり、これによつて最適な
走行スピードのもとで転圧作業の精度を大幅に向
上できる転圧機械の走行速度制御装置を提供する
ことにあり、具体的には、前後進レバーによつて
走行用の可変容量型油圧ポンプに設けられたコン
トロールレバーの操作を行う走行速度制御装置に
おいて、前記前後進レバーとコントロールレバー
の間に、リンク機構と、該リンク機構の端部に長
溝を持ちコントロールレバーに連繋する伝動部材
の係合部をもつ可変位係合部材と、該可変位係合
部材の近傍に設けられ前記係合部の長溝内で前記
コントロールレバーのストロークを設定する速度
微調整部材とを介設したことを特徴とする転圧機
械の走行速度制御装置、という構成をもつてい
る。
(5) 作用 上記構成によりなる本考案装置によれば、コン
トロールレバーの操作量を微調整機構で任意に変
化調整させることができるので、前後進レバーの
操作は単純に前進、停止、後進の区分全ストロー
ク操作だけでよいものである。
(6) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
まず機構を説明すると、第1図に示すように、
転圧機械の走行操作要部となる機械本体1の上部
に運転部2が形成されている。この運転部2の上
部内側位置には左右端における図示しない軸受の
支承により基軸3が、水平態のもとで回転自在に
軸嵌されていて、該基軸3に前後進レバー4を立
設状に枢着し、前記最大設定位置A、停止設定位
置B、後進最大設定位置Cに操作可能状に構成し
ている。
また、機械本体1の下方部には走行ポンプ9が
配設されており、前記前後進レバー4と走行ポン
プ9の間に速度微調整機構10を介設してある。
該速度微調整機構10は伝動具6、可変位係合
体7a、及び微調整具8から成り、その具体的構
成は次の通りである。
前記基軸3の下方位置に伝動具用の基軸5を水
平態に配設してあり、該基軸5には可変位係合体
7aを軸着してある。該可変位係合体7aは略長
板状の先端部に取付部7bを形成して後記する伝
動具6の作動杆6bを軸止している。また可変位
係合体7aの長手中間部側面には長手方向に長い
長孔による係合部7cを形成して、後記する変位
ロツド6dの係合部6cを可変位自在に係合して
いる。
前記基軸3には伝動具6の作動アーム6aを前
記前後進レバー4の操作と連動するよう連設し、
その先端部に作動杆6bの基端部を軸止し、作動
杆6bの先端部は、前記可変位係合体7aの取付
部7bに軸止して、作動アーム6aと可変位係合
体7aとは揺動量が略同じになるよう構成してあ
る。
前記可変位係合体7aの下方には、基端部を走
行ポンプ9のコントロールレバー9aに連結した
伝動具6の基端側を配設して、該伝動具6はコン
トロールレバー9aに連結する基端杆6fの先端
が連結した揺動杆6eと、揺動杆6eに連結され
て先端部を前記可変位係合体7aに連結する変位
ロツド6dとで構成し、該変位ロツド6dの先端
部にはピン体による係合部6cを形成して、該係
合部6cを前記可変位係合体7aの長孔による係
合部7cに可摺動変位状に遊嵌連結してある。
微調整具8は前記可変位係合体7aの基軸5の
上方部に付設した固定軸8aに調整体8b基端縁
部を軸止し、該調整体8bは全体を略半円弧状に
形成してその側面に、半円弧状の係合孔8dを貫
設すると共に基端部に調整レバー8cを固設して
ある。該係合孔8dには、前記変位ロツド6dの
係合部6cのピン体先端部を遊嵌状に係合させて
あり、調整レバー8cを操作して、固定軸8aを
中心に調整体8bを回動させることによつて、前
記ピン体の係合部6cを可変位係合体7aの係合
部7cに沿つて摺動させると、前記変位ロツド6
dは図面中長孔の係合部7cの長手方向を図面中
左右に位置変更する。第1図では調整レバー8c
は低速設定位置Dに設定してあり、これを中速設
定位置Eに設定すれば、変位ロツド6dの係合部
6cは可変位係合体7aの係合部7cの中間位置
に位置変更する。また調整レバー8cを高速設定
位置Fに設定すれば変位ロツド6dの係合部6c
は可変位係合体7aの係合部7cの図中右端に位
置する。
従つて、あらかじめ、調整レバー8cを操作す
ることによつて、変位ロツド6dの係合部6cが
可変位係合体7aの係合部7cと係合する位置を
定めておいて前後進レバー4を前進設定位置Aに
設定すると、従来のものでは、全力走行をする
が、本装置では微調整レバー8cの調整にそつた
速度で転圧機械は前進する。
従つて、第1図においては、前後進レバー4を
停止設定位置Bに設定してあるが、調整レバー8
cを低速設定位置Dに設定してから前後進レバー
4を前進設定位置Aに操作すると、従来の装置で
は、第4図に示すコントロールレバー24が全開
位置A′まで移動するよう操作されるが、本装置
では、第2図に示すようにコントロールレバー9
aはAの位置までしか移動せず、走行ポンプ9
の作動油吐出量は制限されて低速前進となり、前
後進レバー4は低速、高速などの速度に関係なく
前進か後進か停止の切替操作だけなので作業操作
が楽である。第2図において、前後進レバー4を
後進設定位置Cに切替操作すると、コントロール
レバー9aはCの位置に切替わり、低速で後進
する。この場合、可変位係合体7aはAの位置
からCの位置に軸5を中心として揺動する。
しかして、第2図では、低速前進中の態様を示
しているが、加速する場合には調整レバー8cを
矢印方向に移動させればよい。すなわち、図面中
符号Eでは中速、Fでは高速となる。この場合の
態様は、第3図に示すとおりである。調整レバー
8cを低速設定位置Dから高速設定位置Fに切替
えると調整体8bは軸8aを中心として、図面中
上方へ揺動し、この揺動に伴つて変位ロツド6d
の係合部6cのピン体が係合孔8dに摺接しなが
ら可変位係合体7aの係合部7cを図面中右端方
向へ摺動する。これに伴つて、変位ロツド6dが
下降し、揺動杆6eを介して基端杆6fが図面中
左方へ移動してコントロールレバー9aを全開位
置A′に移動させるので、高速前進させることが
できる。第3図の状態で、前後進レバー4を停止
設定位置Bに切替操作すると、可変位係合体7a
は符号b′の位置に移動し、コントロールレバー9
aは停止位置B′に移動する。更に、前後進レバ
ー4を後進設定位置Dに切替操作すると、可変位
係合体7aは符号c′の位置に摺動し、コントロー
ルレバー9aは全開位置C′に移動して、高速後進
となる。
第2図に示す状態と第3図に示す状態では、前
後進レバー4、作動杆6b、可変位係合体7aの
動きは同じであるが、調整レバー8cの変動率に
伴つて変位ロツド6dの可変位係合体7aとの結
合位置が変動してその上下動量が変動する。すな
わち、可変位係合体7aは基軸5を中心に揺動す
るため、変位ロツド6dは基軸5に接近するほど
上下動量は小さく、基軸5から遠ざかるほど上下
動量は大きくなる。その変位ロツド6dの上下動
量はそのまま基端杆6fの横動量として伝えられ
てコントロールレバー9aの開閉度を制御調整す
る。
中速運転の場合は調整レバー8cを中速設定位
置Eに切替えれば、コントロールレバー9aは第
2図における符号A″もしくはC″の位置に設定さ
れる。
本考案は上記構成に限定されるものではなく、
適宜設計変更をすることができる。調整レバー8
cは図面では、三段切替状に示してあるが、五段
切替等任意である。
伝動具6は前後進レバー4と走行ポンプとの位
置関係により適宜形状及び連結状態を変化させる
ことができる。例えば揺動杆6e、基端杆6fを
除いて、変位ロツド6dを直接コントロールレバ
ー9aに連結することもでき、またロツド類に代
えてコントロールケーブル等を用いることができ
る。
(7) 効果 本考案は上記のように構成したから次のような
効果がある。
(イ) 走行速度の微調整ができるので、路面条件に
適した走行速度で作業をすることができる。
(ロ) 走行速度の微調整は微調整機構の調整レバー
の操作であらかじめ設定することができるた
め、前後進レバーは前進、停止、後進の単純全
ストローク操作だけでよく、運転が極めて楽で
ある。
(ヘ) 機構が簡単で、故障、誤差動等のおそれがな
く、安価に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の一実施例を示す側
面図。第2図は低速運転時を示す側面図、第3図
は高速運転時を示す側面図、第4図は従来装置側
面図。 1……機械本体、2……運転部、3……基軸、
4……前後進レバー、5……基軸、6……伝動
具、6c……係合部(ピン体)、6d……変位ロ
ツド、7a……可変位係合体、7b……取付部、
7c……係合部(長孔)、8……微調整具、8c
……調整レバー、9a……コントロールレバー、
10……微調整機構、A……前進設定位置、B…
…停止設定位置、C……後進設定位置、D……低
速設定位置、E……中速設定位置、F……高速設
定位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後進レバーによつて走行用の可変容量型油圧
    ポンプに設けられたコントロールレバーの操作を
    行う走行速度制御装置において、前記前後進レバ
    ーとコントロールレバーの間に、リンク機構と、
    該リンク機構の端部に長溝を持ちコントロールレ
    バーに連繋する伝動部材の係合部をもつ可変位係
    合部材と、該可変位係合部材の近傍に設けられ前
    記係合部の長溝内で前記コントロールレバーのス
    トロークを設定する速度微調整部材とを介設した
    ことを特徴とする転圧機械の走行速度制御装置。
JP1984055584U 1984-04-16 1984-04-16 転圧機械の走行速度制御装置 Granted JPS60169308U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984055584U JPS60169308U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 転圧機械の走行速度制御装置

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JP1984055584U JPS60169308U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 転圧機械の走行速度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS60169308U JPS60169308U (ja) 1985-11-09
JPH0213523Y2 true JPH0213523Y2 (ja) 1990-04-13

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100456892B1 (ko) * 2002-08-13 2004-11-10 현대자동차주식회사 가변 셀렉트레버 비를 갖는 변속레버 장치

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JPS60169308U (ja) 1985-11-09

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