JP3631801B2 - 車両のアクセルペダル機構 - Google Patents

車両のアクセルペダル機構 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両のアクセルペダル機構に関し、特に車両本体の車両走行系と複数の作業具の駆動系とを一つのエンジンによって駆動させる作業用車両であるモータグレーダに適用して好適である。
【0002】
【従来の技術】
建設用の路盤用機械(作業用車両)の一つにモータグレーダが知られている。モータグレーダは、ブレードによって路面や地表等を平らに切削したり、敷き均し及び整地するホイール式の土耕整地機械である。モータグレーダによる整地仕上げ精度は、水はけ勾配等の関係から高精度が要求されており、ブレードの動作は昇降及び回動及びスライド等の複数の動作が複合されてかなり複雑となっている。ブレードの昇降及び回動及びスライド等の動作は、複数の油圧シリンダが個別に駆動することにより行なわれ、複数の油圧シリンダを駆動させるための油圧は、走行駆動用のエンジンに直結されたギヤポンプによって発生されるようになっている。
【0003】
即ち、図4に示すように、エンジン1の駆動力はトランスファ2及びトランスミッション3を介してモータグレーダの走行駆動系(図示省略)に伝達される。また、エンジン1の回転軸(例えばクランクシャフト)にはタンデム型のギヤポンプ4が連結され、エンジン1の回転によってギヤポンプ4が駆動される。ギヤポンプ4には複数のバルブ5が連結されており、各バルブ5にはブレードの昇降及び回動及びスライド等の動作を行なわせる油圧シリンダ6がそれぞれ連結されている。つまり、エンジン1の回転によってギヤポンプ4が駆動され、ギヤポンプ4の駆動により発生した油圧はバルブ5を介して油圧シリンダ6に送られる。
【0004】
各バルブ5には運転席に設けられたレバー7が連結され、レバー7はブレードの昇降及び回動及びスライド等の各動作に対応してそれぞれ設けられている。運転者が所望のレバー7、例えば、昇降用のレバー7を操作することにより、バルブ5を介して油圧シリンダ6が駆動され、ブレードが昇降動作される。
【0005】
ところで、モータグレーダを低速で走行させながら複数のレバー7の個別操作によってブレードを複数の動作で動かす際の操作の労力を軽減するため、モータグレーダにはアクセルペダルの操作とは独立してエンジン1を回転させて駆動力を保持する副アクセルレバーが備えられている。
【0006】
即ち、図5、図6に示したように、アクセルペダル51はアーム52及び第1レバー53を介して主ドラム54につながっており、主ドラム54には第2レバー55を介して図示しないスロットルレバーにつながるケーブル56が連結されている。アクセルペダル51を踏み込むことにより、アーム52及び第1レバー53を介して主ドラム54が回転し、主ドラム54の回転によりケーブル56を介してスロットルレバーが操作される。一方、主ドラム54とは独立して第2ドラム57が回転自在に設けられ、第2ドラム57には第1レバー53を操作する第2アーム58が設けられている。第2ドラム57には副アクセルレバー59のケーブル60が連結され、副アクセルレバー59を操作することにより第2ドラム57、第2アーム58及び第1レバー53を介して主ドラム54が回転し、アクセルペダル51の踏込みとは独立してスロットルレバーが操作される。副アクセルレバー59は任意の位置で操作位置が固定され、エンジン1の駆動力が保持されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来のモータグレーダでは、エンジン1の回転によってギヤポンプ4を駆動してブレードを動作させるための油圧力を得ているので、エンジン1の回転数に応じてギヤポンプ4で発生する油の吐出量が制限され、モータグレーダの低速走行時にはギヤポンプ4の吐出量も少なくなってしまう。従って、低速走行時にブレードを複数の動作で動かす際の油圧力が制限されてブレードの動作速度が遅くなったり、複数の油圧シリンダ6を同時に駆動することができなくなってしまう虞があった。このため、モータグレーダの走行とは独立してエンジン1の駆動を行なってギヤポンプ4の吐出量を十分に確保し、低速走行時であっても油圧力の制限を少なくすることが考えられている。走行と独立してエンジン1の駆動を行う場合、操作手段が増加することを避けるために、副アクセルレバー59の機能を残したままアクセルペダル51の操作でエンジン1の走行駆動及びギヤポンプ4の吐出量を確保する駆動が行なえることが望ましい。
【0008】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、エンジンの走行駆動及び作業具の駆動源を確保する駆動が簡単な機構で行なえる車両のアクセルペダル機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の車両のアクセルペダル機構の構成は、アクセルペダルの操作に連動して回転し回転情報がエンジンの駆動とは独立して車両を走行駆動させる駆動系に伝達される回転軸と、該回転軸に対して相対回転自在に設けられ前記アクセルペダルとは独立した操作手段の操作に連動して回転するドラムと、該ドラムと前記回転軸とにわたって設けられ該ドラムの回転を該回転軸に伝達し得る伝達手段と、前記回転軸及び前記ドラムに対して相対回転自在に設けられ前記アクセルペダル及び前記操作手段とは独立した駆動手段の駆動により回転すると共に前記エンジンの駆動を行なうスロットルレバーに連結する第2ドラムと、前記回転軸と該第2ドラムとにわたって設けられ該回転軸の回転を該第2ドラムに伝達し得る第2伝達手段とを備え、駆動手段を駆動させた際にはアクセルペダルの操作による回転軸の回転情報に基づいて駆動系を制御して車両を走行駆動させることを特徴とする。
【0010】
【作用】
アクセルペダルを操作すると、回転軸が回転して第2伝達手段によって第2ドラムに回転力が伝達され、第2ドラムの回転によりスロットルレバーが操作されてアクセルペダルの操作量に応じてエンジンが駆動される。操作手段の操作を行なうと、操作手段の操作に連動してドラムが回転して伝達手段によって回転軸に回転力が伝達され、第2伝達手段及び第2ドラムを介してスロットルレバーが操作手段の操作量に応じて操作される。また、駆動手段の駆動により第2ドラムが回転されると、スロットルレバーが駆動手段の駆動力に応じて操作されると共にアクセルペダルによる回転軸の回転情報がエンジンの駆動とは独立して車両を走行駆動させる駆動系に伝達される。
【0011】
【実施例】
本発明の車両のアクセルペダル機構をモータグレーダに適用した実施例を図面に基づいて説明する。図1には本発明の一実施例に係るアクセルペダル機構を備えたモータグレーダの外観を表す側面状態、図2にはモータグレーダの駆動系のブロック構成、図3にはアクセルペダル機構の斜視状態を示してある。
【0012】
図1に基づいてモータグレーダの全体構成を説明する。図1に示したように、モータグレーダ11の本体12の前方にはフレーム13が設けられ、本体12及びフレーム13の先端に車輪14が設けられている。本体12にはエンジン22(図2参照)及びトランスミッション23(図2参照)が搭載され、モータグレーダ11は本体12側の車輪14が駆動されて例えば前後進6段の変速比で走行するようになっている。
【0013】
フレーム13の先端部にはドローバー15の一端部が回動自在に支持され、ドローバー15は他端部が本体12側に延びて揺動自在に設けられている。ドローバー15の他端部にはサークル16が水平面内で回動自在に設けられ、サークル16にはスライダ17が本体2の幅方向(図中紙面に垂直な方向)に往復移動自在に支持されている。スライダ17には作業具としてのブレード18が取り付けられ、ドローバー15の揺動及びサークル16の回動及びスライダ17の往復移動等により複数の動作が複合されてブレード18が動作される。
【0014】
フレーム13には昇降用の油圧シリンダ20が設けられ、油圧シリンダ20の駆動によりドローバー15を介してブレード18が傾動自在に昇降されるようになっている。また、サークル16の回動駆動及びスライダ17の往復移動駆動を行なわせる油圧シリンダがそれぞれ個別に設けられている。各油圧シリンダは、エンジンに連結されたポンプとしてのギヤポンプ21(図2参照)によって発生する油圧力によって駆動される。
【0015】
図2に基づいてモータグレーダの駆動系を説明する。図2に示すように、エンジン22の回転軸(例えばクランクシャフト)にはギヤポンプ21が直結され、ギヤポンプ21はエンジン22の回転によって駆動され、ギヤポンプ21の駆動により発生した油圧はバルブ(図示省略)を介してブレード18を駆動するための油圧シリンダ20等に送られる。
【0016】
エンジン22の出力軸24には第1クラッチ25が設けられており、第1クラッチ25の出力歯車26は車両走行系であるトランスミッション23の入力歯車27に噛み合っている。第1クラッチ25が接続されている場合、エンジン22の駆動力は出力歯車26及び入力歯車27を介してトランスミッション23に伝達される。
【0017】
エンジン22の出力軸24は斜板ポンプ28の入力軸に連結され、斜板ポンプ28によって発生する油圧の吐出量に応じた駆動力により油圧モータ29が駆動される。斜板ポンプ28は斜板によってピストンの往復移動を規制することにより流量が調整されて所定の油圧を吐出し、斜板の傾き角度を調整することで油圧の吐出量が調節される。油圧モータ29の出力軸30は第1クラッチ25と接続状態が逆になる第2クラッチ31を介してトランスミッション23の入力軸に連結され、第2クラッチ31が接続されている場合に、油圧モータ29の駆動力がトランスミッション23に伝達される。
【0018】
斜板ポンプ28はコントローラ32の指令に応じて斜板の傾斜角が調整され、油圧の吐出量、即ち、油圧モータ29の駆動力が調節される。コントローラ32には回転角センサ33で検出されたアクセルペダル34の踏込み量の情報が入力され、油圧モータ29は運転者の意思であるアクセルペダル34の踏込み量に応じて駆動される。第1クラッチ25と第2クラッチ31は切換電磁弁35によって接続状態が逆になるように操作され、スイッチ36が投入された場合、第1クラッチ25が断状態になると共に第2クラッチ31が接続状態になる。一方、スイッチ36が投入されると、空圧電磁弁37によってエアシリンダ38が駆動され、スロットルケーブル39を介してエンジン22のスロットルレバー61が強制的に操作されてエンジン22の回転が定格(ハイアイドル)に保持される。トランスミッション23には変速段が第1速(最低速段)の場合を検出するセンサ40が設けられ、センサ40の信号はコントローラ32に入力される。スイッチ36が投入された場合、変速段が第1速であるセンサ40からの信号がコントローラ32に入力されている時にのみ切換電磁弁35及び空圧電磁弁37による操作が実行される。
【0019】
従って、変速段が第1速の場合にスイッチ36が投入されると、エンジン22の出力軸24の回転はトランスミッション23に伝達されずにトランスミッション23の入力軸には油圧モータ29の駆動力が伝達され、同時に、エンジン22はエアシリンダ38によって強制的に定格回転に操作される。このため、第1速を選択している時にスイッチ36を投入することで、トランスミッション23には運転者の意思に応じた駆動力が油圧モータ29から伝達されると共に、ギヤポンプ21に充分な油圧が発生する状態でエンジン22が駆動される。尚、第1速以外の変速段が選択されている場合には、切換電磁弁35及び空圧電磁弁37による操作は実行されず、第1クラッチ25が接続状態になると共に第2クラッチ31が断状態になり、エンジン22からの回転がトランスミッション23に伝達される。
【0020】
次に、アクセルペダル34の機構を図3に基づいて説明する。フレーム62には操作軸63が回転自在に支持され、操作軸63には回転軸64が固定されている。操作軸63には回転角センサ33が設けられ、回転角センサ33によって操作軸63(回転軸64)の回転情報が得られる。回転角センサ33で得られた情報は前述したように、エンジン22の駆動とは独立してモータグレーダ11を走行駆動させる駆動系としての油圧モータ29に伝達される。回転軸64には第1レバー65及び第2レバー66が固定され、第1レバー65にはばね67が取り付けられている。回転軸64は第1レバー65及びばね67を介して回転付勢されている(図中時計回り方向:矢印A方向)。また、第2レバー66にはアーム68を介してアクセルペダル34が固定され、アクセルペダル34を踏み込むことによりアーム68を介して回転軸64がばね67の付勢力に抗して一方向(矢印B方向)に回転する。
【0021】
回転軸64に隣接して操作軸63にはドラム69が回転自在に設けられ、ドラム69は回転軸64に対して相対的に回転されるようになっている。ドラム69には第3レバー70が固定され、第3レバー70にはケーブル71を介してアクセルペダル34とは独立した操作手段である副アクセルレバー72がつながれている。副アクセルレバー72の操作に連動してケーブル71及び第3レバー70を介してドラム69が一方向に回転する。第3レバー70には第2アーム73の一端が固定され、第2アーム73の他端は回転軸64の一方向(矢印B方向)の回転方向後側における第2レバー66に当接している。つまり、第2アーム73により伝達手段が構成され、ドラム69の一方向の回転のみが第2アーム73及び第2レバー66を介して回転軸64に伝達される。
【0022】
ドラム69に隣接して操作軸63には第2ドラム74が回転自在に設けられ、第2ドラム74は回転軸64及びドラム69に対して相対的に回転されるようになっている。第2ドラム74には第4レバー75及び第5レバー76が固定されており、第4レバー75にはスロットルケーブル39を介してスロットルレバー61がつながれている。第5レバー76にはアクセルペダル34及び副アクセルレバー72とは独立した駆動手段としてのエアシリンダ38の作動ロッド77が固定されている。エアシリンダ38はフレーム62側に揺動自在に支持され、非駆動時にはストッパ78によって揺動位置が固定される。一方、第2レバー66には第3アーム79の一端が固定されており、第3アーム79の他端は第2ドラム74の一方向(矢印B方向)の回転方向後側における第4レバー75に当接している。つまり、第3アーム79により第2伝達手段が構成され、回転軸64の一方向の回転のみが第3アーム79及び第4レバー75を介して第2ドラム74に伝達される。尚、エアシリンダ38が駆動されない時の第2ドラム74の他方向の回転は、スロットルレバー61の戻り力によって受け持たれている。
【0023】
上述したアクセルペダル34の機構の作用を説明する。スイッチ36が投入されていない時にアクセルペダル34を踏み込んだ場合、アーム68を介して回転軸64がばね67の付勢力に抗して一方向に回転し、第3アーム79及び第4レバー75を介して第2ドラム74に回転力が伝達される。第2ドラム74の回転により、スロットルケーブル39を介してスロットルレバー61が操作され、アクセルペダル34の操作量に応じてエンジン22が駆動される。
【0024】
スイッチ36が投入されていない時に副アクセルレバー72を操作すると、ケーブル71及び第3レバー70を介してドラム69が一方向に回転し、第2アーム73及び第2レバー66を介して回転軸64に回転力が伝達される。更に、第3アーム79及び第4レバー75を介して第2ドラム74に回転力が伝達され、第2ドラム74が回転して副アクセルレバー72の操作量に応じてエンジン22が駆動される。
【0025】
スイッチ36が投入されると、ストッパ78によりエアシリンダ38の揺動が固定されると共に、エアシリンダ38が駆動して、作動ロッド77及び第5レバー75を介して第2ドラム74が一方向に回転し、スロットルケーブル39を介してスロットルレバー61が操作されてエンジン22が定格回転で駆動される。この時、アクセルペダル34の操作量に応じた回転軸64の回転情報または副アクセルレバー72の操作量に応じた回転軸64の回転情報は、回転角センサ33を介して斜板ポンプ28に伝達され、アクセルペダル34の操作量または副アクセルレバー72の操作量に応じて油圧モータ29が駆動される。これにより、エンジン22の定格回転によってギヤポンプ21の吐出量を十分に確保すると同時に、油圧モータ29の駆動によってモータグレーダ11を低速で走行させる。
【0026】
上述したモータグレーダ11によると、停止時や低速走行時であってもギヤポンプ21の吐出量が定格回転に保持されたエンジン22によって最大限に確保されているので、ブレード18を高速でしかも複合状態で動作させることが可能になる。このため、発進時や低速走行時にブレード18を高速で且つ複合状態で動作させることができるようになり、整地が短時間で精度良く行なえる。
【0027】
また、上述したアクセルペダル34の機構を用いることにより、副アクセルレバー72の機能を残したままアクセルペダル34の操作でエンジン22の走行駆動及びギヤポンプ21の吐出量を確保する駆動が行なえ、ギヤポンプ21の吐出量を確保する駆動を行なう際に油圧モータ29の駆動を行なってモータグレーダ11を走行させるための操作手段を必要としない。尚、上記実施例では、アクセルペダル機構をモータグレーダ11のアクセルペダル34に適用した例を挙げて説明したが、車両としてはモータグレーダ11に限定されるものではない。
【0028】
【発明の効果】
本発明の車両のアクセルペダル機構は、アクセルペダルの操作により、回転軸が回転して第2伝達手段によって第2ドラムに回転力が伝達され、第2ドラムの回転によりスロットルレバーが操作されてアクセルペダルの操作量に応じてエンジンが駆動されると共に、操作手段を操作すると、操作手段の操作に連動してドラムが回転して伝達手段によって回転軸に回転力が伝達され、第2伝達手段及び第2ドラムを介してスロットルレバーが操作手段の操作量に応じて操作される。また、駆動手段の駆動により第2ドラムが回転されると、スロットルレバーが駆動手段の駆動力に応じて操作されると共にアクセルペダルによる回転軸の回転情報がエンジンの駆動とは独立して車両を走行駆動させる駆動系に伝達される。この結果、操作手段の機能を残したままアクセルペダルの操作でエンジンの走行駆動と作業具の駆動源を確保するエンジンの駆動が行なえ、簡単な機構でエンジンの走行駆動及び作業具の駆動源を確保するアクセルペダル機構とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るモータグレーダの外観を表す側面図。
【図2】モータグレーダの駆動系のブロック構成図。
【図3】アクセルペダル機構の斜視図。
【図4】従来のモータグレーダの駆動系のブロック構成図。
【図5】従来のアクセルペダル機構の側面図。
【図6】図5中のVI−VI 線矢視図。
【符号の説明】
11 モータグレーダ
12 本体
13 フレーム
14 車輪
15 ドロバー
16 サークル
17 スライダ
18 ブレード
20 油圧シリンダ
21 ギヤポンプ
22 エンジン
23 トランスミッション
29 油圧モータ
32 コントローラ
33 回転角センサ
34 アクセルペダル
36 スイッチ
38 エアシリンダ
39 スロットルケーブル
61 スロットルレバー
62 フレーム
63 操作軸
64 回転軸
65 第1レバー
66 第2レバー
68 アーム
70 第3レバー
71 ケーブル
72 副アクセルレバー
73 第2アーム
74 第2ドラム
75 第4レバー
76 第5レバー
77 作動ロッド
79 第3アーム

Claims (1)

  1. アクセルペダルの操作に連動して回転し回転情報がエンジンの駆動とは独立して車両を走行駆動させる駆動系に伝達される回転軸と、該回転軸に対して相対回転自在に設けられ前記アクセルペダルとは独立した操作手段の操作に連動して回転するドラムと、該ドラムと前記回転軸とにわたって設けられ該ドラムの回転を該回転軸に伝達し得る伝達手段と、前記回転軸及び前記ドラムに対して相対回転自在に設けられ前記アクセルペダル及び前記操作手段とは独立した駆動手段の駆動により回転すると共に前記エンジンの駆動を行なうスロットルレバーに連結する第2ドラムと、前記回転軸と該第2ドラムとにわたって設けられ該回転軸の回転を該第2ドラムに伝達し得る第2伝達手段とを備え、駆動手段を駆動させた際にはアクセルペダルの操作による回転軸の回転情報に基づいて駆動系を制御して車両を走行駆動させることを特徴とする車両のアクセルペダル機構。
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