JPH065934Y2 - 作業車の駐車ブレ−キ操作部 - Google Patents

作業車の駐車ブレ−キ操作部

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JPH065934Y2
JPH065934Y2 JP1987069543U JP6954387U JPH065934Y2 JP H065934 Y2 JPH065934 Y2 JP H065934Y2 JP 1987069543 U JP1987069543 U JP 1987069543U JP 6954387 U JP6954387 U JP 6954387U JP H065934 Y2 JPH065934 Y2 JP H065934Y2
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brake
fluid pressure
operation valve
valve
negative
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堅二 池田
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ホィールローダで代表される建設用の作業車
や農業用の作業車等の駐車ブレーキ操作部で、詳しく
は、走行変速操作用の流体圧アクチュエータに対する操
作バルブへの流体圧供給部に流体圧作動式の駐車用のネ
ガティブブレーキに対する油路を接続し、前記ネガティ
ブブレーキに対して前記流体圧供給部の流体圧を供給す
るブレーキ解除位置とネガティブブレーキ内の流体圧を
戻り路に逃がすブレーキ位置とに切替操作自在にブレー
キ用の操作バルブを設けてある作業車の駐車ブレーキ操
作部に関する。
〔従来の技術〕
従来の作業者の駐車ブレーキ操作部は、前記ブレーキ用
の操作バルブをブレーキ位置に操作することによりネガ
ティブブレーキをブレーキ作動させるようにネガティブ
ブレーキ内の流体圧を戻り路に逃がし、変速操作用の操
作バルブを中立位置に操作することにより、走行駆動を
停止するように走行変速操作用の流体圧アクチュエータ
を走行停止位置に作動させるとともに、流体圧供給路内
の余剰流体圧をリリーフ弁を介して逃がすものであっ
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従って、前記従来の操作部によるときには、ブレーキ用
操作バルブの操作位置にかかわらず、流体圧供給路内に
は流体圧が発生している。その結果、ブレーキ用の操作
バルブをブレーキ位置に操作しての駐車状態のまま、つ
まり、ブレーキの解除を忘れたまま走行変速用の操作バ
ルブが前進や後進の走行位置に操作されると、流体圧ア
クチュエータが走行側に作動して走行駆動することにな
り、そのため、ネガティブブレーキの焼付けを招来す
る。他方、ネガティブブレーキの容量を走行駆動力より
も大として、ブレーキの解除を忘れたまま走行操作され
ても、停止状態を保持してブレーキの焼付けを防止する
ことも考えられるが、これによるときは、ネガティブブ
レーキのコストアップを招来する。
本考案の目的は、ネガティブブレーキのコストアップを
招来することなく、操作忘れに起因したネガティブブレ
ーキの焼付けを防止する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による作業車の駐車ブレーキ操作部の特徴構成
は、前記ブレーキ用の操作バルブが、前記ブレーキ位置
への操作状態で前記流体圧供給路を前記流体圧アクチュ
エータに対する操作バルブへの流体圧供給路を無負荷状
態で前記戻り路に接続するものである点にあり、それに
よる作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
ブレーキ用の操作バルブをブレーキ位置に操作したと
き、その操作バルブを介して前記流体圧アクチュエータ
に対する操作バルブへの流体圧供給路が無負荷状態で戻
り路に接続されるため、ブレーキ用の操作バルブをブレ
ーキ位置に操作しての駐車時には、流体圧アクチュエー
タに対する操作バルブへの流体圧供給路内の流体圧を戻
り路に逃がすことによって、流体圧アクチュエータに対
する操作油圧が上昇せず、従って、走行変速用の操作バ
ルブが前進や後進の走行位置に操作されても、走行変速
操作用の流体圧アクチュエータが走行側に作動されるこ
とがない。
〔考案の効果〕
従って、本考案は、ブレーキの解除を忘れても、ネガテ
ィブブレーキの焼付けを回避でき、しかも、ネガティブ
ブレーキとして小容量で安価なものを用いることができ
るようになった。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を示す。
作業車の一例であるホィールローダは、第2図に示すよ
うに、左右一対の走行車輪(1)を備えた前部車体(2)と左
右一対の走行車輪(3)を備えた後部車体(4)とを上下向き
軸芯(a)周りに左右揺動自在に連結し、前部車体(2)に立
設したブラケット(5)に、その先端にバケット(6)を揺動
自在に枢着したショベルアーム(7)を上下揺動自在に枢
着し、前記ショベルアーム(7)を駆動する左右一対のリ
フトシリンダ(8)と前記バケット(6)をチルトアーム(9)
を介して駆動するチルトシリンダ(10)とを設け、前記後
部車体(4)に、ステアリングハンドル(11)と運転座席(1
2)とエンジン(13)とミッションケース(14)とを取付け、
このミッションケース(14)から前部の車輪(1)への伝動
軸(15)と後部の車輪(3)への伝動軸(16)を導出した四輪
駆動式の構造に構成されている。
かつ、ホィールローダは、前記ステアリングハンドル(1
1)に連動して前部車体(2)を後部車体(4)に対して左右に
揺動させることで操向するように構成されている。
前記ミッションケース(14)内には、前記エンジン(13)で
駆動される斜板可変式の油圧ポンプ(P)と出力軸を駆動
する斜板可変式の油圧モータ(M)とを備えた油圧式変速
機が設けられている。この油圧式変速機は、油圧ポンプ
(P)の斜板角の変更により前後進の切換えと前進、後進
での走行速度の無段変更を行ない、油圧モータ(M)の斜
板角の変更により走行速度の高低2段変速を行なうもの
である。
かつ、前記後部の車輪(3)のデフケースには、油圧作動
式の駐車用のネガティブブレーキ(17)が組込まれてい
る。
前記油圧式変速機およびネガティブブレーキ(17)に対す
る操作装置は、第1図に示すように、チャージポンプ(1
8)で発生された油圧で、前記油圧ポンプ(P)の斜板角を
変更するための主変速用油圧シリンダ(19)、前記油圧モ
ータ(M)の斜板角を変更するための副変速用油圧シリン
ダ(19A)(これも走行変速操作用のアクチュエータの一
例)、ネガティブブレーキ(17)の3者を作動させるもの
であって、油圧供給路(20)には、前記主変速用油圧シリ
ンダ(19)への油圧供給を制御する主変速用の操作バルブ
(21)と、前記副変速用油圧シリンダ(19A)への油圧供給
を制御する副変速用の操作バルブ(21A)と、前記ネガテ
ィブブレーキ(17)への油圧供給を制御するブレーキ用の
操作バルブ(22)とが設けられている。
前記主変速用の操作バルブ(21)は、主変速用油圧シリン
ダ(19)を前進高速側に作動させる前進操作位置と、後進
高速側に作動させる後進操作位置と、停止位置に復帰作
動させる中立位置とを備えた三位置切換式の電磁バルブ
である。
前記副変速用およびブレーキ用の操作バルブ(21A),(2
2)は、前記副変速用油圧シリンダ(19A)を高速側に作動
させる高速操作位置と、低速側に作動させる位置操作位
置と、油圧供給路(20)を戻り路(23)に接続させてネガテ
ィブブレーキ(17)内の油圧を逃がすブレーキ操作位置と
を備えた三位置切換式の1つの操作バルブ(V)をもって
一体に構成されている。なお、この三位置切換式の操作
バルブ(V)は、ブレーキ位置において副変速用アクチュ
エータ(19A)内も戻り路(23)に接続させる油路構造に構
成されている。
従って、副変速用の操作レバーと駐車ブレーキ用の操作
レバーとは、三位置切換式の操作バルブ(V)に対する1
つの操作レバー(24)から構成されている。
上記の実施例によれば、主変速用の操作バルブ(21)を中
立操作位置に操作したのち、三位置切換式の操作バルブ
(V)をブレーキ操作位置にすることによって油圧供給路
(20)およびネガティブブレーキ(17)内の油圧が戻り路(2
3)に逃げ、ネガティブブレーキ(17)がブレーキ作動する
ことはもちろん、この状態で主変速用の操作バルブ(21)
を前進操作位置や後進操作位置に操作しても、主変速用
油圧シリンダ(19)が作動せず、操向駆動力が発生しな
い。
〔別実施例〕
以下、本考案の別実施例を示す。
〔1〕上記実施例では、三位置切換式の操作バルブ(V)
として、ブレーキ位置において副変速用油圧シリンダ(1
9A)内も戻り路(23)に接続するように構成したものを示
したが、その操作バルブ(V)としては、ブレーキ位置に
おいて油圧供給路(20)のみを戻り路(23)に接続させるも
のであっても良い。
〔2〕上記実施例では、操作対象となる変速機として、
油圧式の変速機を示したが、操作対象変速機は、どのよ
うな形式のものであっても良い。
〔3〕上記実施例では、ブレーキ用の操作バルブ(22)と
して、副変速用の操作バルブ(21A)と一体に構成された
ものを示したが、副変速用の操作バルブ(21A)と別体構
成されたものであっても良く、また、その構造は適宜変
更可能で、要するに、ブレーキ位置において油圧供給路
(20)を戻り路(23)に接続させる機能を備えたものであれ
ば1つのバルブからなるもの、複数のバルブからなるも
の等、何でも良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の中心ブレーキ操作部の実施
例を示し、第1図は油圧回路図、第2図は作業車の側面
図である。 (17)……ネガティブブレーキ、(19)……流体圧アクチュ
エータ、(20)……流体圧供給路、(21)……アクチュエー
タ操作バルブ、(22)……ブレーキ操作バルブ、(23)……
戻り路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行変速操作用の流体圧アクチュエータ(1
    9)に対する操作バルブ(21)への流体圧供給路(20)に流体
    圧作動式の駐車用のネガティブブレーキ(17)に対する油
    路を接続し、前記ネガティブブレーキ(17)に対して前記
    流体圧供給路(20)の流体圧を供給するブレーキ解除位置
    とネガティブブレーキ(17)内の流体圧を戻り路(23)に逃
    がすブレーキ位置とに切替操作自在なブレーキ用の操作
    バルブ(22)を設けてある作業車の駐車ブレーキ操作部で
    あって、前記ブレーキ用の操作バルブ(22)が、前記ブレ
    ーキ位置への操作状態で前記流体圧アクチュエータ(19)
    に対する操作バルブ(21)への流体圧供給路(20)を無負荷
    状態で前記戻り路(23)に接続するものである作業車の駐
    車ブレーキ操作部。
JP1987069543U 1987-05-09 1987-05-09 作業車の駐車ブレ−キ操作部 Expired - Lifetime JPH065934Y2 (ja)

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GB8728842A GB2204652B (en) 1987-05-09 1987-12-10 Fluid pressure control circuit for working vehicle having transmission operable by fluid pressure
CA000554717A CA1323825C (en) 1987-05-09 1987-12-17 Fluid pressure control circuit for working vehicle having transmission operable by fluid pressure
KR1019870015144A KR910001545B1 (ko) 1987-05-09 1987-12-26 유압조작이 가능한 변속 수단을 구비한 작업차용 유압 제어 회로
DE3800542A DE3800542C2 (de) 1987-05-09 1988-01-12 Druckmittelsteuerkreis für ein Arbeitsfahrzeug mit einer hydrostatischen Getriebeeinheit
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