JP3391505B2 - 無段変速装置の変速操作保持装置 - Google Patents
無段変速装置の変速操作保持装置Info
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- JP3391505B2 JP3391505B2 JP14078193A JP14078193A JP3391505B2 JP 3391505 B2 JP3391505 B2 JP 3391505B2 JP 14078193 A JP14078193 A JP 14078193A JP 14078193 A JP14078193 A JP 14078193A JP 3391505 B2 JP3391505 B2 JP 3391505B2
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式無段変速装置の変
速操作する変速ペダル等を任意の変速操作位置で保持す
るための構成に関するものである。
速操作する変速ペダル等を任意の変速操作位置で保持す
るための構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から油圧式無段変速装置を車両に搭
載して、エンジンからの動力を変速して車軸に伝え、そ
の変速操作を変速ペダルの回動により行い、通常、変速
ペダルから足を離してもその位置を保持する技術は公知
となっている。例えば、その保持機構は変速軸の軸上に
スプリング及び摩擦板等を外嵌して、変速操作位置に保
持できるようにしていたのである。
載して、エンジンからの動力を変速して車軸に伝え、そ
の変速操作を変速ペダルの回動により行い、通常、変速
ペダルから足を離してもその位置を保持する技術は公知
となっている。例えば、その保持機構は変速軸の軸上に
スプリング及び摩擦板等を外嵌して、変速操作位置に保
持できるようにしていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両が走行する際には
車速により駆動輪に作用する走行負荷が変動する。この
走行負荷が高くなるにしたがって油圧式無段変速装置の
作動油圧は高くなり、その反力を受けて斜板操作軸が中
立位置に戻ろうとする。ここで斜板操作軸が中立位置に
戻ると車両が不意に停止してしまうので、これを防止す
べく変速操作機構に前記保持装置が設けられて任意に変
速操作した位置が保持されるようにしているのである。
該保持装置の保持力は、比較的高い走行負荷であっても
斜板操作軸を戻さないような値に設定している為に、変
速操作機構の操作具を操作するにはこの保持力に逆らっ
ての操作となるので必然的に操作力が高くなってしま
い、オペレータへの負担が高く操縦性が極めて悪かった
のである。
車速により駆動輪に作用する走行負荷が変動する。この
走行負荷が高くなるにしたがって油圧式無段変速装置の
作動油圧は高くなり、その反力を受けて斜板操作軸が中
立位置に戻ろうとする。ここで斜板操作軸が中立位置に
戻ると車両が不意に停止してしまうので、これを防止す
べく変速操作機構に前記保持装置が設けられて任意に変
速操作した位置が保持されるようにしているのである。
該保持装置の保持力は、比較的高い走行負荷であっても
斜板操作軸を戻さないような値に設定している為に、変
速操作機構の操作具を操作するにはこの保持力に逆らっ
ての操作となるので必然的に操作力が高くなってしま
い、オペレータへの負担が高く操縦性が極めて悪かった
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決すべき課題
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明
する。即ち、車両の駆動輪を駆動する油圧式無段変速装
置の変速操作機構に、任意の変速操作位置で保持するた
めの保持装置を設けたものにおいて、前記保持装置の保
持力を該油圧式無段変速装置の駆動負荷に比例させて変
化するように構成した。また、前記保持装置の保持力を
任意に解除可能なクルージング操作具を設け、前記駆動
輪を制動するブレーキ装置を作動させた時に前記保持装
置の保持力を解除可能なように該保持装置とブレーキ装
置の操作具とを連係した。
は以上の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明
する。即ち、車両の駆動輪を駆動する油圧式無段変速装
置の変速操作機構に、任意の変速操作位置で保持するた
めの保持装置を設けたものにおいて、前記保持装置の保
持力を該油圧式無段変速装置の駆動負荷に比例させて変
化するように構成した。また、前記保持装置の保持力を
任意に解除可能なクルージング操作具を設け、前記駆動
輪を制動するブレーキ装置を作動させた時に前記保持装
置の保持力を解除可能なように該保持装置とブレーキ装
置の操作具とを連係した。
【0005】
【作用】車両を発信させ低速で走行させるべく油圧式無
段変速装置を変速操作する時には駆動輪に作用する走行
負荷が比較的低いので、油圧式無段変速装置の駆動負荷
が低く、したがってこれに比例して変化する保持装置の
保持力は低く設定され、その変速操作位置が保持される
と共に、その操作力は軽くてすむのである。一方、油圧
式無段変速装置を徐々に変速操作して車両を高速走行さ
せる時には、走行負荷が徐々に高くなって油圧式無段変
速装置の駆動負荷が徐々に高くなり、その結果、保持装
置の保持力も比例的に高く設定され、その変速操作位置
を強力に保持して油圧式無段変速装置が中立位置に戻る
ようなことがない。また請求項2によれば、クルージン
グ操作具の操作により前記保持装置の保持力を解除して
定速走行状態を任意に中断できる。また、請求項3によ
れば、車両を停止させるべくブレーキ装置を作動させる
と前記保持装置の保持力が自動的に解除され、油圧式無
段変速装置の中立位置への復帰が迅速に促される。
段変速装置を変速操作する時には駆動輪に作用する走行
負荷が比較的低いので、油圧式無段変速装置の駆動負荷
が低く、したがってこれに比例して変化する保持装置の
保持力は低く設定され、その変速操作位置が保持される
と共に、その操作力は軽くてすむのである。一方、油圧
式無段変速装置を徐々に変速操作して車両を高速走行さ
せる時には、走行負荷が徐々に高くなって油圧式無段変
速装置の駆動負荷が徐々に高くなり、その結果、保持装
置の保持力も比例的に高く設定され、その変速操作位置
を強力に保持して油圧式無段変速装置が中立位置に戻る
ようなことがない。また請求項2によれば、クルージン
グ操作具の操作により前記保持装置の保持力を解除して
定速走行状態を任意に中断できる。また、請求項3によ
れば、車両を停止させるべくブレーキ装置を作動させる
と前記保持装置の保持力が自動的に解除され、油圧式無
段変速装置の中立位置への復帰が迅速に促される。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に従って説明する
と、図1は本発明の変速操作装保持装置の斜視図と油圧
回路図であり、油圧式無段変速装置Aにより車両の駆動
輪1・1が駆動され、該HST式無段変速装置Aは油圧
ポンプP1と油圧モーターMの間に送り油用と戻り油用
の油路2・3を連通して閉回路が構成され、該油圧ポン
プP1からの作動油を一方の油路に送り油圧モーターM
を駆動し、他方の油路より油圧ポンプP1へ戻るように
し、該油圧ポンプP1にはチャージポンプP2が並列に
設置されて、車両に搭載したエンジンやモーター等によ
り両ポンプが駆動される。
と、図1は本発明の変速操作装保持装置の斜視図と油圧
回路図であり、油圧式無段変速装置Aにより車両の駆動
輪1・1が駆動され、該HST式無段変速装置Aは油圧
ポンプP1と油圧モーターMの間に送り油用と戻り油用
の油路2・3を連通して閉回路が構成され、該油圧ポン
プP1からの作動油を一方の油路に送り油圧モーターM
を駆動し、他方の油路より油圧ポンプP1へ戻るように
し、該油圧ポンプP1にはチャージポンプP2が並列に
設置されて、車両に搭載したエンジンやモーター等によ
り両ポンプが駆動される。
【0007】そして、該油圧ポンプP1は可変容量ポン
プより構成されて、可動斜板7を傾倒することにより吐
出方向と吐出量が変更された作動油が油圧モーターMに
送油され、該油圧モーターMの出力軸4を正転又は逆転
させてミッションケース5内のデフ装置を介して車軸6
・6を回動するのである。なお、ミッションケース5内
に収容されたBは、車軸6・6および駆動輪1・1を制
動するブレーキ装置である。該油圧ポンプP1と油圧モ
ーターMと両者を接続する油路2・3からなる閉回路に
作動油を補充するために、チャージポンプP2の出力ポ
ートにはチェックバルブ9・9を介して油路2・3と接
続し、更に、補充すべき作動油圧を決めるリリーフバル
ブ10が出力ポートに接続されている。
プより構成されて、可動斜板7を傾倒することにより吐
出方向と吐出量が変更された作動油が油圧モーターMに
送油され、該油圧モーターMの出力軸4を正転又は逆転
させてミッションケース5内のデフ装置を介して車軸6
・6を回動するのである。なお、ミッションケース5内
に収容されたBは、車軸6・6および駆動輪1・1を制
動するブレーキ装置である。該油圧ポンプP1と油圧モ
ーターMと両者を接続する油路2・3からなる閉回路に
作動油を補充するために、チャージポンプP2の出力ポ
ートにはチェックバルブ9・9を介して油路2・3と接
続し、更に、補充すべき作動油圧を決めるリリーフバル
ブ10が出力ポートに接続されている。
【0008】前記閉回路の前進側の油路2には絞り11
を介して切換バルブ12が接続され、該切換バルブ12
の出力ポートにはシリンダー13が接続され、該シリン
ダー13のピストンロッド13aには回動アーム14の
一端が枢支され、該回動アーム14は中央が軸14aに
枢支されて、他端に摩擦部材15を固設し、該摩擦部材
15が回動ボス20aに固設した摩擦部材21と当接可
能に配置して前記保持装置を構成し、該摩擦部材21は
回動操作範囲内で摩擦部材15と当接できるように扇形
に構成し、該摩擦部材15を固設した回動アーム14端
部と本体との間にはバネ16を介装して摩擦部材15と
摩擦部材21が離れる方向に付勢している。前記回動ボ
ス20aは、前記油圧ポンプP1の前記可動斜板7に連
係されており、該変速ペダル20をニュートラル位置
(N)を境に前進変速位置(F)及び後進変速位置
(R)方向へ回動することにより前記可動斜板6が傾倒
して前記油圧モーターMの出力軸4が正逆転するように
なっている。なお、変速ペダル20は前記保持装置によ
り保持されない状態ではニュートラル位置(N)方向に
バネ等で付勢されており、変速ペダル20を回動して離
すと変速ペダル20はニュートラル位置(N)に戻るよ
うにしている。
を介して切換バルブ12が接続され、該切換バルブ12
の出力ポートにはシリンダー13が接続され、該シリン
ダー13のピストンロッド13aには回動アーム14の
一端が枢支され、該回動アーム14は中央が軸14aに
枢支されて、他端に摩擦部材15を固設し、該摩擦部材
15が回動ボス20aに固設した摩擦部材21と当接可
能に配置して前記保持装置を構成し、該摩擦部材21は
回動操作範囲内で摩擦部材15と当接できるように扇形
に構成し、該摩擦部材15を固設した回動アーム14端
部と本体との間にはバネ16を介装して摩擦部材15と
摩擦部材21が離れる方向に付勢している。前記回動ボ
ス20aは、前記油圧ポンプP1の前記可動斜板7に連
係されており、該変速ペダル20をニュートラル位置
(N)を境に前進変速位置(F)及び後進変速位置
(R)方向へ回動することにより前記可動斜板6が傾倒
して前記油圧モーターMの出力軸4が正逆転するように
なっている。なお、変速ペダル20は前記保持装置によ
り保持されない状態ではニュートラル位置(N)方向に
バネ等で付勢されており、変速ペダル20を回動して離
すと変速ペダル20はニュートラル位置(N)に戻るよ
うにしている。
【0009】20は変速ペダルであり、ロッド等を介し
て前記回動ボス20aに接続されている。該変速ペダル
20の前進側踏板部近傍にはクルージングペダル23を
設けてそのアーム部23aはワイヤーを介して前記切換
バルブ12のスプール12aの一端のベルクランク22
に接続している。また、該スプール12aには前記ブレ
ーキ装置を作動させるためのブレーキペダル25もワイ
ヤーを介して前記クルージングペダルと並列状態になる
ようにベルクランク22に融通部を介して接続してい
る。該融通部はクルージングペダル23の踏込時にブレ
ーキペダルが変位をしないようにするためのものであ
る。
て前記回動ボス20aに接続されている。該変速ペダル
20の前進側踏板部近傍にはクルージングペダル23を
設けてそのアーム部23aはワイヤーを介して前記切換
バルブ12のスプール12aの一端のベルクランク22
に接続している。また、該スプール12aには前記ブレ
ーキ装置を作動させるためのブレーキペダル25もワイ
ヤーを介して前記クルージングペダルと並列状態になる
ようにベルクランク22に融通部を介して接続してい
る。該融通部はクルージングペダル23の踏込時にブレ
ーキペダルが変位をしないようにするためのものであ
る。
【0010】このような構成において、クルージングペ
ダル23及びブレーキペダル25を踏み込まずにベルク
ランク22を回動して切換バルブ12が図1の状態にあ
る時は、変速ペダル20を前進側へ踏み込むと、可動斜
板7も同時に傾動されて、油路2側へ圧油が送油されて
油圧モーターMを正転させると共に、その作動油が絞り
11、切換バルブ12を介してシリンダー13に送油さ
れて、その油圧に比例した圧力でピストンロッド13a
を伸長させ、摩擦部材15が摩擦部材21に押圧してそ
の変位位置を保持することが可能となり、この保持力は
変速ペダル20の回動量に比例して変化し、更に高速側
へ操作する時には油路2の油圧も高くなるので、保持力
は更に高くなるのである。また、変速ペダル20を後進
側へ踏み込むと、油路3側が高圧となり油圧モーターM
は逆転され、低圧側の油路2からはシリンダー13へ一
定の低圧油が送られて、変速ペダル20の操作力は小さ
い力で容易に回動できるのである。
ダル23及びブレーキペダル25を踏み込まずにベルク
ランク22を回動して切換バルブ12が図1の状態にあ
る時は、変速ペダル20を前進側へ踏み込むと、可動斜
板7も同時に傾動されて、油路2側へ圧油が送油されて
油圧モーターMを正転させると共に、その作動油が絞り
11、切換バルブ12を介してシリンダー13に送油さ
れて、その油圧に比例した圧力でピストンロッド13a
を伸長させ、摩擦部材15が摩擦部材21に押圧してそ
の変位位置を保持することが可能となり、この保持力は
変速ペダル20の回動量に比例して変化し、更に高速側
へ操作する時には油路2の油圧も高くなるので、保持力
は更に高くなるのである。また、変速ペダル20を後進
側へ踏み込むと、油路3側が高圧となり油圧モーターM
は逆転され、低圧側の油路2からはシリンダー13へ一
定の低圧油が送られて、変速ペダル20の操作力は小さ
い力で容易に回動できるのである。
【0011】そして、前記した前進状態からクルージン
グペダル23を図2に示すストロークS分を踏んでクル
ージングコントロールを解除すると、切換バルブ12が
切り換えられ、油路2からの圧油はブロックされて、シ
リンダー13内の圧油はタンクへドレンされ、バネ16
の付勢力によりピストンロッド13aは縮小されて摩擦
部材15と摩擦部材21が離れて保持力は解かれ、クル
ージングペダル23と一緒に変速ペダル20は容易に操
作可能となり、また、足を離せば変速ペダル20はニュ
ートラル位置(N)に戻るのである。ブレーキペダル2
5を踏むと切換バルブ12は前記と同様に、シリンダー
13内の圧油をタンクへドレンする側に切り換わり、変
速ペダル20の保持力を解かれるようになるのである。
グペダル23を図2に示すストロークS分を踏んでクル
ージングコントロールを解除すると、切換バルブ12が
切り換えられ、油路2からの圧油はブロックされて、シ
リンダー13内の圧油はタンクへドレンされ、バネ16
の付勢力によりピストンロッド13aは縮小されて摩擦
部材15と摩擦部材21が離れて保持力は解かれ、クル
ージングペダル23と一緒に変速ペダル20は容易に操
作可能となり、また、足を離せば変速ペダル20はニュ
ートラル位置(N)に戻るのである。ブレーキペダル2
5を踏むと切換バルブ12は前記と同様に、シリンダー
13内の圧油をタンクへドレンする側に切り換わり、変
速ペダル20の保持力を解かれるようになるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、車両を発進させ低
速で走行させるべく油圧式無段変速装置を変速操作する
時には駆動輪に作用する走行負荷が比較的低いので、油
圧式無段変速装置の駆動負荷が低く、従ってこれに比例
して変化する保持装置の保持力は低く設定され、その変
速操作位置が保持されると共に、その時における操作力
を軽くできるのである。よってオペレータへの負担が少
なくなり操縦性が向上するのである。一方、油圧式無段
変速装置を徐々に変速操作して車両を高速走行させる時
には、走行負荷が徐々に高くなって油圧式無段変速装置
の駆動負荷が徐々に高くなり、その結果、保持装置の保
持力も比例的に高く設定され、その変速操作位置を強力
に保持して油圧式無段変速装置が不意に中立位置へ戻っ
てしまうようなことが未然に防止される。
ような効果を奏するのである。即ち、車両を発進させ低
速で走行させるべく油圧式無段変速装置を変速操作する
時には駆動輪に作用する走行負荷が比較的低いので、油
圧式無段変速装置の駆動負荷が低く、従ってこれに比例
して変化する保持装置の保持力は低く設定され、その変
速操作位置が保持されると共に、その時における操作力
を軽くできるのである。よってオペレータへの負担が少
なくなり操縦性が向上するのである。一方、油圧式無段
変速装置を徐々に変速操作して車両を高速走行させる時
には、走行負荷が徐々に高くなって油圧式無段変速装置
の駆動負荷が徐々に高くなり、その結果、保持装置の保
持力も比例的に高く設定され、その変速操作位置を強力
に保持して油圧式無段変速装置が不意に中立位置へ戻っ
てしまうようなことが未然に防止される。
【0013】また、請求項2によれば、クルージング操
作具の操作により前記保持装置の保持力を解除して定速
走行状態を任意に中断することができる。
作具の操作により前記保持装置の保持力を解除して定速
走行状態を任意に中断することができる。
【0014】また、請求項3によれば、車両を停止させ
るべくブレーキ装置を作動させると前記保持装置の保持
力を自動的に解除することができて油圧式無段変速装置
の中立位置への復帰を迅速に促すことができる。
るべくブレーキ装置を作動させると前記保持装置の保持
力を自動的に解除することができて油圧式無段変速装置
の中立位置への復帰を迅速に促すことができる。
【図1】本発明の変速操作装保持装置の斜視図と油圧回
路図である。
路図である。
【図2】クルージングペダルと変速ペダルの側面図であ
る。
る。
A 油圧式無段変速装置
P1 油圧ポンプ
M 油圧モーター
2 油路
12 切換バルブ
13 シリンダー
15 摩擦部材
16 バネ
20 変速ペダル
21 摩擦部材
23 クルージングペダル
25 ブレーキペダル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 61/14
F16H 61/26 - 61/64
F16H 63/00 - 63/38
B60K 20/00 - 20/08
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の駆動輪を駆動する油圧式無段変速
装置の変速操作機構に、任意の変速操作位置で保持する
ための保持装置を設けたものにおいて、前記保持装置の
保持力を該油圧式無段変速装置の駆動負荷に比例させて
変化するように構成したことを特徴とする無段変速装置
の変速操作保持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の、保持装置の保持力を任
意に解除可能なクルージング操作具を設けたことを特徴
とする無段変速装置の変速操作保持装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の、駆動輪を制動するブレ
ーキ装置を作動させた時に前記保持装置の保持力を解除
可能なように該保持装置とブレーキ装置の操作具とを連
係したことを特徴とする無段変速装置の変速操作保持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14078193A JP3391505B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 無段変速装置の変速操作保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14078193A JP3391505B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 無段変速装置の変速操作保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074520A JPH074520A (ja) | 1995-01-10 |
JP3391505B2 true JP3391505B2 (ja) | 2003-03-31 |
Family
ID=15276601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14078193A Expired - Fee Related JP3391505B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 無段変速装置の変速操作保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3391505B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP14078193A patent/JP3391505B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH074520A (ja) | 1995-01-10 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |