JPH0410291Y2 - - Google Patents

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JPH0410291Y2
JPH0410291Y2 JP1984180928U JP18092884U JPH0410291Y2 JP H0410291 Y2 JPH0410291 Y2 JP H0410291Y2 JP 1984180928 U JP1984180928 U JP 1984180928U JP 18092884 U JP18092884 U JP 18092884U JP H0410291 Y2 JPH0410291 Y2 JP H0410291Y2
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JP
Japan
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travel
engine
pilot
pilot pressure
valve
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JP1984180928U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はホイール式のパワーシヨベルのエンジ
ン回転制御装置に関するものである。
従来の技術 ホイール式のパワーシヨベルはクローラ式のパ
ワーシヨベルと違い作業を終えたり、他の作業物
へ移動する際には自走することができる。
考案が解決しようとする問題点 したがつて、作業する時と道路走行時とのエン
ジン回転制御は各々異なるとオペレータにとつて
極めて煩雑、負担のかかるものであつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、ペダルストローク
に比例して走行油圧回路の流量すなわち走行速度
コントロールを走行操作弁6とオートデセル機構
22によるエンジン回転制御の両者により実施す
るようにしてペダルストロークの速度調整範囲を
大きく設定可能にし微発進にすぐれたものにな
し、またペダルを離せば自動的にエンジン回転が
低下するアクセルの機能をもつことを可能にし走
行停止時の低騒音化、低燃費化を図ることがで
き、さらに上記ペダルを離せば自動的にエンジン
回転が低下する、いわゆるオートデセル機構を
ON、OFFすることができて、アクセルペダルを
操作する走行操作系と、作業機レバーを操作する
作業機操作系とを別にすることができ、作業機操
作時には作業機レバーの操作量に関係なくエンジ
ンをフル回転状態にでき、エンストの心配をする
ことなく作業機操作を行うことができるようにし
たホイール式のパワーシヨベルのエンジン回転制
御装置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、エンジン34により回転駆動される
走行用ポンプ1からの吐出油の走行モータ12へ
の供給の切換えを行う走行操作弁6と、パイロツ
トポンプ3からの走行操作弁6の切換用のパイロ
ツト圧を切換選択する走行切換電磁弁15と、パ
イロツトポンプ3の吐出側に設けられてペダルス
トロークによりパイロツト圧を発生させる走行用
ペダル18と、走行用ペダル18のペダルストロ
ークにより発生したパイロツト圧により作動して
エンジン34の回転制御を行うオートデセル機構
22とを備え、かつこのオートデセル機構に接続
したパイロツト圧回路内に、上記パイロツト圧を
オートデセル機構の供給する第1の位置aと、こ
のパイロツト圧のかわりに、パイロツトポンプ3
からの圧油を直接オートデセル機構へ供給する第
2の位置bとを有する操作切換弁を介装した機構
となつており、操作切換弁を第1の位置aに切換
えた状態で、走行用ペダル18のペダルストロー
クに比例して走行油圧回路の流量すなわち走行速
度コントロールが走行操作弁6とオートデセル機
構22によるエンジン回転制御の両者により実施
され、また操作切換弁を第2の位置bに切換える
ことによりエンジン34はフル回転状態となつて
作業機操作に必要な回転数が定常的に得られる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。1は走行用ポンプ、2は作業機用ポンプ、3
はパイロツトポンプである。走行用ポンプ1の吐
出側は管路4を介して走行操作弁6のポート6A
に接続してある。また走行用ポンプ1の吐出側は
管路7を介してドレン管路9に接続してあり、こ
の管路7に2段リリーフ弁8が設けてあり、また
ポート6cはドレン管路9に接続してある。走行
操作弁6のポート6D,6Eは管路10,11を
介して、走行モータ12を有する走行回路13に
接続してある。
パイロツト操作回路Aにおいてパイロツトポン
プ3の吐出側は管路14を介して走行切換電磁弁
15のポート15Aに接続してあり、走行切換電
磁弁15のポート15B,15Cはパイロツト管
路16,17を介して走行操作弁6のパイロツト
ポート6F,6Gに接続してある。
前記管路14には走行用ペダル18が設けてあ
る。
走行切換電磁弁15のソレノイド25,26の
電気回路19には前後進切換レバー20が設けて
ある。走行切換電磁弁15のポート15Aはパイ
ロツト管路21を介して2段リリーフ弁8の圧力
導入ポート8Aに接続してある。
22はオートデセル機構であり、オートデセル
機構22はデセルシリンダ23と切換電磁弁24
とを備えている。走行切換電磁弁15のポート1
5Aは管路27を介して切換電磁弁24のポート
24Aに接続してあり、管路27に絞り28と逆
止弁29とが並列させて組み込まれている。
切換電磁弁24のポート24Bはパイロツトポ
ンプ3の吐出側に管路30を介して接続してあ
り、切換電磁弁24のポート24Cは管路31を
介してデセルシリンダ23のヘツド側に接続して
ある、この電磁切換弁24はエンジン34を走行
状態と作業機操作状態とに切換えるものであつ
て、第1と第2の位置a,bを有し、第1の位置
aでは走行切換電磁弁15のポート15Aに接続
されたポート24Aとデセルシリンダ23に接続
されたポート24cとを接続し、また第2の位置
bではパイロツトポンプ3の吐出側の管路30に
接続したポート24Bを上記ポート24Cに接続
するようになつていて、上記第1の位置aに切換
つた状態でエンジン34は走行状態に、また第2
の位置bに切換つた状態でエンジン34は作業機
操作状態となる。デセルシリンダ23のロツド側
にはスプリング32が設けてあり、デセルシリン
ダ23のピストン杆33はエンジン34の回転制
御部35すなわちガバナコントロールレバー36
にリンク機構37を介して接続してある。
38は燃料コントロールレバーであり、39は
ルーズスプリングであり、燃料コントロールレバ
ー38はルーズスプリング39、ケーブル40を
介してガバナコントロールレバー36に接続して
ある、40′は上記電磁切換弁24を切換えるリ
ミツトスイツチである。
次に作動を説明する。
前後進切換レバー20を例えば前進側に入れる
ことにより走行切換電磁弁15を前進側に切換
え、走行用ペダル18を踏み込むことによりパイ
ロツト油圧を走行操作弁6のパイロツトポート6
Fに送り、この走行操作弁6を前進側に切換え
る。そして走行用ポンプ1の吐出油を走行モータ
12に送り前進走行させる。
オートデセル機構22の作動は次のようになさ
れる。
(1) 走行作業中立時 走行ペダル18と切換電磁弁24が中立もしく
はオフ(OFF)状態に保持されデセルシリンダ
23はスプリング力によりエンジン回転は中速域
に設定される(燃料コントロールレバー38がフ
ル状態でも)。
(2) 走行用ペダル18の踏時 デセルシリンダ23のヘツド側にペダルストロ
ークに応じた圧力が発生し圧力と釣合うだけデセ
ルシリンダ23のピストン杆33が移動する(第
3図、第4図、第5図)。
(3) 作業レバー操作時 リミツトスイツチ40がオン(ON)になり切
換電磁弁24が切換り、デセルシリンダ23がス
プリング力に打ち勝ち伸びる。したがつてフル回
転に復帰する。
(4) ペダル離時もしくは作業レバー離し時 デセルシリンダ23のヘツド側がタンクに接続
される。このとき絞り28により時間遅れを設定
し、エンジン回転がデセル回転まで低下する。
考案の効果 本考案は上記のようになるから、操作切換弁
(切換電磁弁24)を第1の位置aに切換えての
エンジン34の走行状態では、走行用ペダル18
のペダルストロークに比例して走行油圧回路の流
量すなわち走行速度コントロールが走行操作弁6
をオートデセル機構22によるエンジン回転制御
の両者により実施することができる。また操作切
換弁を第2の位置bに切換えることにより、オー
トデセルが封じられて、エンジン34は常時フル
回転状態とすることができる。
このため、操作切換弁を第1の位置aに切換え
た走行状態のときには、ペダルストロークの速度
調整範囲が大きく設定できて微発進にすぐれたも
のになるし、またペダルを離せば自動的にエンジ
ン回転が低下するアクセルの機能をもつことにな
り、走行停止時の低騒音化、低燃費化を図ること
ができる。また操作切換弁を第2の位置bに切換
えた作業機操作状のときには、作業機レバーの操
作量に関係なくエンジンをフル回転状態にでき、
エンストの心配をすることなく作業機操作を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図
はオートデセル機構の構成説明図、第3図はペダ
ルストロークと圧力との関係説明図、第4図は圧
力とシリンダストロークとの関係説明図、第5図
はシリンダストロークとエンジン回転数との関係
説明図である。 6は走行操作弁、15は走行切換電磁弁、22
はオートデセル機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン34により回転駆動される走行用ポン
    プ1からの吐出油の走行モータ12への供給の切
    換えを行う走行操作弁6と、パイロツトポンプ3
    からの走行操作弁6の切換用のパイロツト圧を切
    換選択する走行切換電磁弁15と、パイロツトポ
    ンプ3の吐出側に設けられてペダルストロークに
    よりパイロツト圧を発生させる走行用ペダル18
    と、走行用ペダル18のペダルストロークにより
    発生したパイロツト圧により作動してエンジン3
    4の回転制御を行うオートデセル機構22とを備
    え、かつこのオートデセル機構に接続したパイロ
    ツト圧回路内に、上記パイロツト圧をオートデセ
    ル機構へ供給する第1の位置aと、このパイロツ
    ト圧のかわりに、パイロツトポンプ3からの圧油
    を直接オートデセル機構へ供給する第2の位置b
    とを有する操作切換弁を介装したことを特徴とす
    るイール式のパワーシヨベルのエンジン回転制御
    装置。
JP1984180928U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0410291Y2 (ja)

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JP1984180928U JPH0410291Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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JP1984180928U JPH0410291Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Publication Number Publication Date
JPS6197457U JPS6197457U (ja) 1986-06-23
JPH0410291Y2 true JPH0410291Y2 (ja) 1992-03-13

Family

ID=30738487

Family Applications (1)

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JP1984180928U Expired JPH0410291Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253189A (en) * 1975-10-27 1977-04-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd Controller, in hydraulic unit
JPS5254876A (en) * 1975-10-28 1977-05-04 Caterpillar Tractor Co Balance change valve for changing pressure which is held at central position by means of spring

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5362524U (ja) * 1976-10-26 1978-05-26

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JPS6197457U (ja) 1986-06-23

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