JP3143372B2 - 作業車の操縦操作構造 - Google Patents

作業車の操縦操作構造

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JP3143372B2 JP07257342A JP25734295A JP3143372B2 JP 3143372 B2 JP3143372 B2 JP 3143372B2 JP 07257342 A JP07257342 A JP 07257342A JP 25734295 A JP25734295 A JP 25734295A JP 3143372 B2 JP3143372 B2 JP 3143372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対の走行装
置と一対の無段変速装置とを各別に連動連結させて各走
行装置を独立した状態で駆動可能に構成した作業車の操
縦操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業車の操縦操作構造と
しては、例えば特開平7‐10030号公報に開示され
ているように、操向用操作具の操作に連動して静油圧式
無段変速装置を操作する部材をスライド移動できるよう
にし、一方、変速操作レバーの操作に連動して静油圧式
無段変速装置を操作する部材を傾け作動させることによ
り、各別に走行装置を独立駆動するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造にあっては、変速操作レバーと、静油圧式無段変
速装置を操作する部材とを連動連結する構造においてベ
ベルギア機構等を設けていたため、その構造は複雑にな
るとともに、組付やメンテナンス等が行いにくい構造と
なっていた。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、左右一対の走行装置を各別に独立して静油圧
式無段変速装置により駆動できるものにあって、構造簡
単な操作構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成) 本発明の請求項1にかかる作業車の操縦操作
構造の特徴構成は、左右一対の走行装置と一対の静油圧
式無段変速装置とをそれぞれ連動連結させて各走行装置
を独立駆動可能に構成した作業車の操縦操作構造であっ
て、前後進切換えレバーの揺動操作に応じて回動する螺
子軸にシフト部材を螺着状態で外嵌して、前記前後進変
速レバーの揺動操作量に対応する螺子軸の回転に伴って
シフト部材を直線シフトするように構成し、このシフト
部材に、シフト方向と直交する軸芯周りで揺動自在に枢
着した揺動アームと前記静油圧式無段変速装置の変速操
作軸とを連係機構を介して連動連結するとともに、操
向用操作具の変位操作に連係して前記シフト方向と直交
し、かつ、前記揺動アームの揺動軸芯と平行する軸芯
りで揺動自在なレール部材を設け、前記揺動アームに設
けたカム体を前記レール部材に係合保持させて、前記シ
フト部材のシフト方向での移動に伴って前記カム体がレ
ール部材の長手方向に移動するように構成してある点に
ある。
【0006】(作用) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、前後進用変速レバーの操作量に対応してシフ
ト部材を直線でシフトするように構成し、このシフト部
材にシフト方向と直交する軸芯周りで揺動自在に枢着し
た揺動アームと静油圧式無段変速装置の変速操作軸とを
連係機構を介して連動連結するとともに、操向用操作具
の変位操作に連係して前記シフト方向と直交する軸芯と
平行な軸芯周りで揺動自在なレール部材を設け、かつ、
揺動アームに設けたカム体をレール部材に係合保持して
あるから、シフト部材のシフト位置と、シフト部材と一
体移動可能な揺動アームの操向操作に伴うカム体及びレ
ール部材とのカム作用による変位とによるだけで両静油
圧式無段変速装置に対する変速操作及び操向操作ができ
ることになり、変速レバー及び操向レバーと、静油圧式
無段変速装置とを連係する機構中にはベベルギア機構等
を設けなくても良いものとなっている。
【0007】(効果) 本発明の請求項1にかかる構成
によれば、左右一対の走行装置をそれぞれ各別の静油圧
式無段変速装置で独立駆動できる作業車にあって、単に
シフト部材やカム機構を利用した簡単な構造で良好な変
速操作や操向操作ができるから、安価に構成できるとと
もに、組付やメンテナンス作業も比較的簡易にできて、
作業能率を向上できるに至った。
【0008】 (構成) 本発明の請求項2にかかる作業車の操縦操作
構造の特徴構成は、左右一対の走行装置と一対の静油圧
式無段変速装置とをそれぞれ連動連結させて各走行装置
を独立駆動可能に構成した作業車の操縦操作構造であっ
て、前記操作レバーの前後方向での揺動操作に連動して
レール部材揺動軸芯と直交する方向にシフト自在な一対
のシフト部材を、回転不能に固定した螺子軸に外嵌し、
各シフト部材にレール部材揺動軸芯と平行な軸芯周りで
揺動自在な揺動アームを設け、該揺動アームと前記各静
油圧式無段変速装置の変速操作軸とを連係機構を介して
連動連結し、かつ、前記揺動アームに設けたカム体を前
記レール部材に係合保持させて、前記シフト部材のシフ
ト方向での移動に伴って前記カム体がレール部材の長手
方向に移動するように構成してある点にある。
【0009】(作用) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、操作レバーを前後及び左右に十字揺動操作自
在に設け、前記操作レバーの左右方向での揺動操作に連
動して揺動するレール部材を設けるとともに、前記操作
レバーの前後方向での揺動操作に連動してレール部材揺
動軸芯に直交する方向にシフト自在な一対のシフト部材
を設け、各シフト部材に前記レール部材揺動軸芯と平行
な軸芯周りで揺動自在な揺動アームを設け、該揺動アー
ムと前記各静油圧式無段変速装置の変速操作軸とを連係
機構を介して連動連結し、かつ、前記揺動アームに設け
たカム体を前記レール部材に係合保持してあるから、シ
フト部材のシフト位置と、シフト部材と一体移動可能な
揺動アームの操向操作に伴うカム体及びレール部材との
カム作用による変位とによるだけで両静油圧式無段変速
装置に対する変速操作及び操向操作ができることにな
り、かつ、変速操作や操向操作が単一の操作レバーの操
作のみで行えることにもなり、その操作レバーと、静油
圧式無段変速装置とを連係する機構中にはベベルギア機
構等を設けなくても良いものとなっている。
【0010】(効果) 本発明の請求項2にかかる構成
によれば、左右一対の走行装置をそれぞれ各別の静油圧
式無段変速装置で独立駆動できる作業車にあって、単に
シフト部材やカム機構を利用した簡単な構造で良好な変
速操作や操向操作ができるとともにそれら操作の兼用化
が図れるから、安価に構成できるとともに、組付やメン
テナンス作業も比較的簡易にできて、作業能率を向上で
きる。さらに、単一の操作レバーにより、前後進での変
速操作と操向操作とが片手操作で行え、両手でそれぞれ
操作するよりも操作が簡易になるとともに、操作してい
ない側の手が他の操作も行えるので、操作性が向上す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に作業車の一例としてコンバ
インを示している。このコンバインは、左右一対の走行
装置としてのクローラ走行装置1,1に支持された機体
2に刈取前処理部3、脱穀装置4、操縦部5、グレンタ
ンク6等を搭載装備して構成している。
【0012】クローラ走行装置1,1は、図2及び図3
に示すように、機体2に搭載したエンジン7で駆動され
る一対の静油圧式無段変速装置H,Hの油圧モータM,
Mで各別に独立して駆動されるようにしている。そし
て、各静油圧式無段変速装置H,Hの油圧ポンプP,P
には吐出流量を調節するための変速操作軸としてのトラ
ニオン軸8,8を設けている。そして、操縦部5には、
前後揺動操作される前後進用変速レバーとしての変速操
作レバー9と、左右揺動操作される操向用操作具として
の操向用操作レバー10とを設けている。以下、この変
速操作レバー9及び操向用操作レバー10と油圧ポンプ
Pとを連係する機構について説明する。
【0013】図3乃至図5に示すように、操縦部5の操
縦ボックス11内には、左右方向に沿う状態で螺子軸1
2を支承している。この螺子軸12は、その左半分側の
所定範囲と右半分側の所定範囲とにそれぞれ螺子部12
a,12bを形成している。尚、螺子部12aと螺子部
12bとではその螺刻の向きを逆に設定しているととも
に、同一ピッチに設定している。そして、前記変速操作
レバー9と螺子軸12とをリンク機構等を利用した機械
式連係機構13を介して連係しており、変速操作レバー
9の揺動操作に連動して螺子軸12がその揺動操作向き
に応じた向きで回転することになる。この螺子軸12の
前記各螺子部12a,12bには、螺子軸12の回転に
伴う送り作用により左右方向にシフトされるように、螺
着状態で筒状のシフト部材14,14を外嵌している。
そして、各シフト部材14,14には、それぞれ前後方
向に沿った横軸芯Y1,Y2周りで揺動自在に揺動アー
ム15を枢支軸16,16を介して枢支している。各揺
動アーム15は、その枢支軸16に前後一対のアーム1
5A,15Bを一体に設けて構成しているのであり、そ
れらアーム15A,15Bのうちシフト部材14から遠
い側のアーム15Bには、連係部材としてのプシュプル
ワイヤ17の一端部を接続しているとともに、そのプシ
ュプルワイヤ17の他端部を前記油圧ポンプPのトラニ
オン軸8に一体に設けたアーム部8Aに接続している。
尚、シフト部材14,14が螺子軸12の回転に連れ周
りしないで軸芯方向に移動させるための規制は、前記揺
動アーム15をシフト部材14に揺動可能に枢支する枢
支軸16を、図4に示すように、操縦ボックス11内に
固定設置した縦壁部材25に左右に沿って形成した長孔
26に係入して上下に位置規制していることによって成
されている。そして、螺子軸12の長手方向でのほぼ中
央箇所において、前記操向用操作レバー10が前記横軸
芯Y1,Y2と平行な横軸芯Y3周りで揺動操作可能に
支持されている。さらに、操向用操作レバー10に一体
的に連動して横軸芯Y3周りで揺動自在なレール部材1
8,18を前後一対設けている。このレール部材18,
18は、側面視での断面形状がコの字状のチャンネル部
材で構成されているのであって、操向用操作レバー10
を間において前側のレール部材18と後側のレール部材
18とはそれぞれその傾き姿勢が逆になっているととも
に螺子軸12の軸芯方向に対する傾斜角度を等しく設定
している。そして、各レール部材にカム体としてのロー
ラ19を係入し、このローラ19は前記アーム15A,
15Bのうちシフト部材14に近い側のアーム15Aの
先端部に枢支している。さらに、変速操作レバー9及び
操向用操作レバー10が共に中立に位置させてあるとき
は、アーム15Aの長手方向が螺子軸12の軸芯方向に
沿うようにしてあるとともに、ローラ19の中心が前記
横軸芯Y3上に位置するように設定してある。
【0014】上記構成により、前記中立状態から直進前
進するように、変速操作レバー9のみ前進側に揺動操作
すると、その操作量に対応したシフト量で両シフト部材
14,14が互いに離間する方向に移動する。すると、
このシフト部材14と共に移動するアーム15Aの先端
のローラ19が横軸芯Y3位置より離れながらもレール
部材17のレール部17bで案内されて上方へ移動され
られていくことになる。これによって、アーム15Aが
上方へ揺動し、同様にアーム15Bも上方に揺動するこ
とになるので、プシュプルワイヤ17が引き操作して各
油圧ポンプPを正転側に回転駆動させることになる。そ
の状態で、操向用操作レバー10を左側に倒すように揺
動操作すると、左側のレール部材18がその長手方向が
螺子軸12の軸芯に沿う側に傾いて、アーム15Aを下
げることになるとともに、右側のレール部材18は逆に
アーム15Aを上昇させるように傾いていくので、左側
のプシュプルワイヤ17が油圧ポンプPの操作を中立寄
りに移行し、右側のプシュプルワイヤ17が油圧ポンプ
Pの操作を一層の正転増速側に移行するので、減速され
る左側のクローラ走行装置1より増速される右側のクロ
ーラ走行装置1の方が先行するため、左旋回がなされる
ことになる。又、後進や右旋回操向についても、前進や
左旋回操向と同様の作動によって行える。尚、操向用操
作レバー10を十字操作レバーに構成し、その前後方向
での揺動操作により、刈取前処理部3の昇降を手動で行
えるようにしても良い。
【0015】〔別の実施の形態〕以下に別の実施の形態
について説明する。尚、上述した実施の形態と同様の構
造については説明を省略するとともに、同一の符号を付
す。図6に示すように、操縦部5の操縦ボックス11内
には、回転不能に固定した固定軸としての螺子軸20を
左右方向に沿って架設している。この螺子軸20の左半
分の所定範囲と右半分の所定範囲には、それぞれ螺子部
20a,20bを形成している。尚、螺子部20aと螺
子部20bとではその螺刻の向きを逆に設定していると
ともに、同一ピッチに設定している。そして、各螺子部
20a,20bには、螺子軸20に対して回転すること
により左右方向にシフトされるように螺着状態で筒状の
シフト部材14,14を外嵌している。このシフト部材
14,14は、螺子軸20を外囲する状態で設けたケー
ス部材21に左右方向に移動可能で上下に位置規制され
る状態に支持されている。つまり、ケース部材21の前
面壁部21Fと後面壁部21Rとにそれぞれ左右方向に
沿う状態で形成された長孔21b,21bに、シフト部
材14,14に突設した後述の枢支軸16,16を係入
させているので、シフト部材14,14はケース部材2
1に対して左右方向に移動可能で上下に位置規制される
状態に支持されることになる。このケース部材21は、
操縦ボックス11に対して、螺子軸20の軸芯X周りで
揺動可能に支持させている。そして、螺子軸20の長手
方向での中央箇所には、この螺子軸20の軸芯Xと直交
する横軸芯Y4周りで揺動操作できる状態で前記ケース
部材20に操作レバー22を枢支している。この操作レ
バー22は、変速操作レバーと操向用操作レバーとを兼
用している。詳細は後述する。そして、前記各シフト部
材14には、それぞれ前後方向に沿った横軸芯Y1,Y
2周りで揺動自在に揺動アーム15を枢支軸16を介し
て枢支している。各揺動アーム15は、その枢支軸16
に前後一対のアーム15A,15Bを一体に設けて構成
しているのであり、それらアーム15A,15Bのうち
シフト部材14から遠い側のアーム15Bには、連係部
材としてのプシュプルワイヤ17の一端部を接続してい
るとともに、そのプシュプルワイヤ17の他端部を静油
圧式無段変速装置H,Hの油圧ポンプPのトラニオン軸
8に一体に設けたアーム部8Aに接続している。アーム
15A,15Bのうちシフト部材14に近い側のアーム
15Aの先端部には、カム体としてのローラ19を枢支
している。このローラ19を係入するレール部材18
を、前記操作レバー22の下端部の前後両側部に一体に
設けている。そして、各レール部材18,18は、操作
レバー22及び静油圧式無段変速装置H,Hの中立状態
において、前記螺子軸20の軸芯方向に対して傾斜した
姿勢に設定しているとともに、互いに逆の傾斜に設定
し、かつ螺子軸20の軸芯方向に対して同じ傾斜角度に
設定している。操作レバー22は、ケース部材21の上
面に形成した左右方向に長い長孔21aを挿通させてお
り、この長孔21aに沿って操作レバー22を左右方向
に前記横軸芯X周りで揺動操作自在にケース部材21に
図示しない支持部材を介して支持されている。一方、操
作レバー22を前記軸芯X周りで前後方向に揺動操作す
ると、長孔21a等で規制されたケース部材21を揺動
させることになる。これにより、ケース部材21の揺動
に連動してレール部材18,18、ローラ19,19及
びアーム15,15が揺動するので、固定した螺子軸2
0の各螺子部20a,20bに対してシフト部材14,
14が螺進することになる。尚、ケース部材21の揺動
分は、プシュプルワイヤ17,17のアウタワイヤがケ
ース部材21に固定されているので、アーム部8Aの押
し引き操作に影響しない。
【0016】従って、上記構成によれば、通常静油圧式
無段変速装置H,Hが中立であって、操作レバー22も
中立になっているときには、揺動アーム15のアーム1
5Aは螺子軸20の軸芯にほぼ沿った姿勢となっている
とともに、前記横軸芯Y4上にローラ19の中心軸が位
置するものとなっている。その状態で、操作レバー22
を前進側に揺動操作すると、その操作量に応じてシフト
部材14,14を互いに離間する向きで軸芯X方向に等
量移動させる。これにより、ローラ19,19がレール
部材18,18とのカム作用により上方に変位され、ひ
いてはアーム15A,15Bを上方に揺動させるので、
プシュプルワイヤ17,17はアーム部8Aを引き上げ
て、各静油圧式無段変速装置H,Hは共に同じ状態で前
進増速側に操作される。そして、例えばその前進走行状
態のときに操作レバー22を中立位置Nより左側にシフ
ト操作すると、傾斜した左側のレール部材18のレール
部18aのローラ19に対する押し下げ側へのガイド作
用が働いて左側の静油圧式無段変速装置Hに対して減速
側に操作するようアーム15Aが下方揺動される。一
方、傾斜した右側のレール部材18のレール部18bの
ローラ19に対する押し上げ側へのガイド作用が働いて
右側の静油圧式無段変速装置Hに対して増速側に操作す
るようにアーム15Aが上方揺動される。これにより、
機体は左旋回することになる。後進や右旋回についても
同様に行うことができる。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインを示す全体側面図
【図2】コンバインの走行装置及びその駆動系を示す概
略説明図
【図3】走行装置に対する操縦操作構造を示す斜視図
【図4】走行装置に対する操縦操作構造を示す平面図
【図5】装置に対する操縦操作構造を示す縦断側面図
【図6】別の実施の形態の走行装置に対する操縦操作構
造を示す斜視図
【符号の説明】
1 走行装置 8 変速操作軸 9 前後進用変速レバー 10 操向用操作具 14 シフト部材 15 揺動アーム 17 連係機構 18 レール部材 19 カム体 20 固定軸 22 操作レバー H 静油圧式無段変速装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/40 - 60/42 B62D 11/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の走行装置(1),(1)と一
    対の静油圧式無段変速装置(H),(H)とをそれぞれ
    連動連結させて各走行装置(1),(1)を独立駆動可
    能に構成した作業車の操縦操作構造であって、前後進切換えレバー(9)の揺動操作に応じて回動する
    螺子軸(12)にシフト部材(14)を螺着状態で外嵌
    して、前記前後進変速レバー(9)の揺動操作量に対応
    する螺子軸(12)の回転に伴って シフト部材(14)
    を直線シフトするように構成し、 このシフト部材(14)に、シフト方向と直交する軸芯
    (Y1)周りで揺動自在に枢着した揺動アーム(15)
    と前記静油圧式無段変速装置(H)の変速操作軸(8)
    とを連係機構(17)を介して連動連結するととも
    に、 操向用操作具(10)の変位操作に連係して前記シフト
    方向と直交し、かつ、前記揺動アーム(15)の揺動軸
    芯(Y1)と平行する軸芯(Y3)周りで揺動自在なレ
    ール部材(18)を設け、前記揺動アーム(15)に設
    けたカム体(19)を前記レール部材(18)に係合保
    持させて、前記シフト部材(14)のシフト方向での移
    動に伴って前記カム体(19)がレール部材(18)の
    長手方向に移動するように構成してある作業車の操縦操
    作構造。
  2. 【請求項2】 左右一対の走行装置(1),(1)と一
    対の静油圧式無段変速装置(H),(H)とをそれぞれ
    連動連結させて各走行装置(1),(1)を独立駆動可
    能に構成した作業車の操縦操作構造であって、 操作レバー(22)を前後及び左右に十字揺動操作自在
    に設け、前記操作レバー(22)の左右方向での揺動操
    作に連動して揺動するレール部材(18)を設けるとと
    もに、 前記操作レバー(22)の前後方向での揺動操作に連動
    してレール部材揺動軸芯(Y4)と直交する方向にシフ
    ト自在な一対のシフト部材(14),(14)を、回転
    不能に固定した螺子軸(20)に外嵌し、各シフト部材
    (14),(14)にレール部材揺動軸芯(Y4)と平
    行な軸芯(Y1)周りで揺動自在な揺動アーム(1
    5),(15)を設け、 該揺動アーム(15),(15)と前記各静油圧式無段
    変速装置(H),(H)の変速操作軸(8)とを連係機
    構(17)を介して連動連結し、かつ、前記揺動アーム
    (15)に設けたカム体(19)を前記レール部材(1
    8)に係合保持させて、前記シフト部材(14)のシフ
    ト方向での移動に伴って前記カム体(19)がレール部
    材(18)の長手方向に移動するように構成してある作
    業車の操縦操作構造。
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