JP3481590B2 - 作業車の操作部構造 - Google Patents
作業車の操作部構造Info
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- JP3481590B2 JP3481590B2 JP2000386020A JP2000386020A JP3481590B2 JP 3481590 B2 JP3481590 B2 JP 3481590B2 JP 2000386020 A JP2000386020 A JP 2000386020A JP 2000386020 A JP2000386020 A JP 2000386020A JP 3481590 B2 JP3481590 B2 JP 3481590B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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- Harvester Elements (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左右独立の走行駆動機
構を備えた作業車、例えば、コンバイン、トラクタ等の
農業機械、運搬車、建設機械の操作部構造に関する。
構を備えた作業車、例えば、コンバイン、トラクタ等の
農業機械、運搬車、建設機械の操作部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右独立の走行駆動機構を備えた
作業車として、例えば、コンバインがあり、同コンバイ
ンでは左右走行部をそれぞれ静油圧駆動機構(以下「H
ST」と称する)により走行駆動可能とし、各HSTの
トラニオンレバーに、左右独立して設けた2本の操作レ
バーを連動連結して、同操作レバーにより操向操作が行
えるようにしている。
作業車として、例えば、コンバインがあり、同コンバイ
ンでは左右走行部をそれぞれ静油圧駆動機構(以下「H
ST」と称する)により走行駆動可能とし、各HSTの
トラニオンレバーに、左右独立して設けた2本の操作レ
バーを連動連結して、同操作レバーにより操向操作が行
えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したコ
ンバインのように、左右のHSTを、独立した左右の操
作レバーにて操作する場合は、車体の走行速度を調整す
る変速操作と、車体の操向を行う旋回操作を同一レバー
にて操作しなければならないために、その操作性が悪
く、運転操作を円滑に行うことができないという問題が
あった。
ンバインのように、左右のHSTを、独立した左右の操
作レバーにて操作する場合は、車体の走行速度を調整す
る変速操作と、車体の操向を行う旋回操作を同一レバー
にて操作しなければならないために、その操作性が悪
く、運転操作を円滑に行うことができないという問題が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、左
右一対のHST走行装置にそれぞれ増減速機構を設けた
作業車において、前記増減速機構に操作機構を連動連結
し、同操作機構に単一の旋回操作具と変速操作具とを連
動連結し、同操作機構は、旋回操作具の操作位置かかわ
らず、変速操作具の中立位置へのシフト操作に連動し
て、左右のHST走行装置を各増減速機構を介して停止
させるべく作動すると共に、旋回操作具と増減速機構と
を非連動状態となして、同変速操作具が中立位置にある
場合には、左右一対のHST走行装置を停止させる作動
姿勢を保持するように構成したことを特徴とする作業車
を提供するものである。
右一対のHST走行装置にそれぞれ増減速機構を設けた
作業車において、前記増減速機構に操作機構を連動連結
し、同操作機構に単一の旋回操作具と変速操作具とを連
動連結し、同操作機構は、旋回操作具の操作位置かかわ
らず、変速操作具の中立位置へのシフト操作に連動し
て、左右のHST走行装置を各増減速機構を介して停止
させるべく作動すると共に、旋回操作具と増減速機構と
を非連動状態となして、同変速操作具が中立位置にある
場合には、左右一対のHST走行装置を停止させる作動
姿勢を保持するように構成したことを特徴とする作業車
を提供するものである。
【0005】また、本発明では、左右一対のHST走行
装置にそれぞれ増減速機構を設けた作業車において、前
記増減速機構に連動機構としての連動ワイヤ等を介して
操作機構を連動連結すると共に、同操作機構は、単一の
旋回操作具としての丸型ハンドルの近傍に配設して、同
操作機構に上記丸型ハンドルを上下方向に軸線を向けた
ハンドル支軸を介して連動連結し、さらに、同操作機構
に変速操作具としての変速レバーを連動連結し、しか
も、前記操作機構は、丸型ハンドルの操作位置かかわら
ず、変速レバーの中立位置へのシフト操作に連動して、
左右のHST走行装置を各増減速機構を介して停止させ
るべく作動すると共に、同変速レバーが中立位置にある
場合には、丸型ハンドルと増減速機構とを非連動状態と
なして、丸型ハンドルを操作しても、左右一対のHST
走行装置を停止させる作動姿勢を保持するように構成し
たことを特徴とする作業車を提供するものである。
装置にそれぞれ増減速機構を設けた作業車において、前
記増減速機構に連動機構としての連動ワイヤ等を介して
操作機構を連動連結すると共に、同操作機構は、単一の
旋回操作具としての丸型ハンドルの近傍に配設して、同
操作機構に上記丸型ハンドルを上下方向に軸線を向けた
ハンドル支軸を介して連動連結し、さらに、同操作機構
に変速操作具としての変速レバーを連動連結し、しか
も、前記操作機構は、丸型ハンドルの操作位置かかわら
ず、変速レバーの中立位置へのシフト操作に連動して、
左右のHST走行装置を各増減速機構を介して停止させ
るべく作動すると共に、同変速レバーが中立位置にある
場合には、丸型ハンドルと増減速機構とを非連動状態と
なして、丸型ハンドルを操作しても、左右一対のHST
走行装置を停止させる作動姿勢を保持するように構成し
たことを特徴とする作業車を提供するものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0007】図1に示すAは、本発明に係る操作部であ
り、同操作部Aは、左右一対のHST走行装置を具備す
る作業車としてのコンバイン等を、前・行進、左・右旋
回、さらには、左・右急旋回操作することができるよう
にしており、左右一対のHST走行装置は、左右走行部
を走行駆動するHST(図示せず)に増減速機構として
の油圧モータ制御用の左斜板84と右斜板54とを設けて、
各斜板84,54を操作部Aにより姿勢変更操作して、車体
を上記のように操向操作することができるようにしてい
る。
り、同操作部Aは、左右一対のHST走行装置を具備す
る作業車としてのコンバイン等を、前・行進、左・右旋
回、さらには、左・右急旋回操作することができるよう
にしており、左右一対のHST走行装置は、左右走行部
を走行駆動するHST(図示せず)に増減速機構として
の油圧モータ制御用の左斜板84と右斜板54とを設けて、
各斜板84,54を操作部Aにより姿勢変更操作して、車体
を上記のように操向操作することができるようにしてい
る。
【0008】操作部Aは、図1に示すように、操作台10
を左右幅方向に長手状の矩形箱型に形成し、同操作台10
の天井壁10c の中央部にハンドルコラム11を立設し、同
ハンドルコラム11に取付けて上下方向に軸線を向けたハ
ンドル支軸12の上端に旋回操作具としての丸型ハンドル
18を取付ける一方、操作台10内に横架した主変速軸34の
右側端突出部34a に、変速操作具としての主変速レバー
35の下端をレバーステー36を介して取付けている。10a
は脚部、10bはワイヤステー、13はギヤケース、14はギ
ヤケース取付ブラケット、15は取付ボルト、16は主変速
レバーガイド体、Fは床部である。
を左右幅方向に長手状の矩形箱型に形成し、同操作台10
の天井壁10c の中央部にハンドルコラム11を立設し、同
ハンドルコラム11に取付けて上下方向に軸線を向けたハ
ンドル支軸12の上端に旋回操作具としての丸型ハンドル
18を取付ける一方、操作台10内に横架した主変速軸34の
右側端突出部34a に、変速操作具としての主変速レバー
35の下端をレバーステー36を介して取付けている。10a
は脚部、10bはワイヤステー、13はギヤケース、14はギ
ヤケース取付ブラケット、15は取付ボルト、16は主変速
レバーガイド体、Fは床部である。
【0009】そして、図3及び図4に示すように、操作
台10の天井壁10c と床部10d の中央部間に上下方向に軸
線を向けたハンドル支軸12の基部12a を回動自在に取付
け、同基部12a の中央部にピニオンギヤ23を取付けてい
る。26a は軸受体である。
台10の天井壁10c と床部10d の中央部間に上下方向に軸
線を向けたハンドル支軸12の基部12a を回動自在に取付
け、同基部12a の中央部にピニオンギヤ23を取付けてい
る。26a は軸受体である。
【0010】また、図2〜図4に示すように、操作台10
の左右側壁10e,10f の前部間には、左右幅方向に軸線を
向けたスライド軸28と主変速軸34とを前後方向に一定の
間隔を開けて横架しており、主変速軸34は、断面形状を
略三角形に形成して、回動自在に取付けている。26b は
軸受体である。
の左右側壁10e,10f の前部間には、左右幅方向に軸線を
向けたスライド軸28と主変速軸34とを前後方向に一定の
間隔を開けて横架しており、主変速軸34は、断面形状を
略三角形に形成して、回動自在に取付けている。26b は
軸受体である。
【0011】スライド軸28の中途部には、図3及び図5
に示すように、スライド作用体25を左右幅方向に摺動自
在に取付けており、同スライド作用体25は、スライド軸
28にスライド自在に取付けた基部25a と、同基部25a に
一体的に取付けて、主変速軸34の直下方に配置した作用
体本体25b とから形成し、同作用体本体25b の下端部に
は、左右幅方向に伸延するラック24を取付け、同ラック
24を前記ピニオンギヤ23に噛合させて、スライド作動機
構を構成している。26c はラックガイド体である。
に示すように、スライド作用体25を左右幅方向に摺動自
在に取付けており、同スライド作用体25は、スライド軸
28にスライド自在に取付けた基部25a と、同基部25a に
一体的に取付けて、主変速軸34の直下方に配置した作用
体本体25b とから形成し、同作用体本体25b の下端部に
は、左右幅方向に伸延するラック24を取付け、同ラック
24を前記ピニオンギヤ23に噛合させて、スライド作動機
構を構成している。26c はラックガイド体である。
【0012】このようにして、丸型ハンドル18を左方向
又は右方向に回動操作すると、ハンドル支軸12の基部12
a に取付けたピニオンギヤ23の回動動作に連動して、ス
ライド作用体25がラック24を介して右側方又は左側方へ
スライド移動するようにしている。
又は右方向に回動操作すると、ハンドル支軸12の基部12
a に取付けたピニオンギヤ23の回動動作に連動して、ス
ライド作用体25がラック24を介して右側方又は左側方へ
スライド移動するようにしている。
【0013】スライド軸28と主変速軸34の左右側部に
は、図2〜図5に示すように、左右一対の左右スライド
体27,30 をそれぞれ左右幅方向にスライド自在に取付け
て、主変速軸34をスライド支軸としても機能させてお
り、同左右スライド体27,30 の各外側位置には、旋回操
作具18が旋回操作されていない中立状態の位置に付勢す
る中立付勢手段としての中立用戻しバネ31,32 を取付け
て、各中立用戻しバネ31,32 により各スライド体27,30
を中立状態に付勢する一方、操作台10の天井壁10cの中
央部に門型の中立位置ストッパー33を取付けて、同中立
位置ストッパー33により各スライド体27,30 を中立位置
に停止可能としている。
は、図2〜図5に示すように、左右一対の左右スライド
体27,30 をそれぞれ左右幅方向にスライド自在に取付け
て、主変速軸34をスライド支軸としても機能させてお
り、同左右スライド体27,30 の各外側位置には、旋回操
作具18が旋回操作されていない中立状態の位置に付勢す
る中立付勢手段としての中立用戻しバネ31,32 を取付け
て、各中立用戻しバネ31,32 により各スライド体27,30
を中立状態に付勢する一方、操作台10の天井壁10cの中
央部に門型の中立位置ストッパー33を取付けて、同中立
位置ストッパー33により各スライド体27,30 を中立位置
に停止可能としている。
【0014】左スライド体27は、図2〜図5に示すよう
に、外周面右側端部に左アーム支持部37を回転自在に遊
嵌し、同左アーム支持部37の前側外周面部よりスライド
軸28に向けて左廻止め体38を伸延させ、同左廻止め体38
をスライド軸28の外周面に左右幅方向にスライド自在に
遊嵌する一方、左アーム支持部37の後側外周面部より後
下方へ向けて左ガイド体支持アーム39を伸延させ、同ア
ーム39の先端に左ボス部40を取付け、同ボス部40中に前
後方向に略水平に軸線を向けた枢支ピン41を回転自在に
取付け、同枢支ピン41の後端に左右幅方向に伸延し、か
つ、後面が開口した断面コ字状の左ガイド体42の前壁中
央部を固設している。56はブッシュである。
に、外周面右側端部に左アーム支持部37を回転自在に遊
嵌し、同左アーム支持部37の前側外周面部よりスライド
軸28に向けて左廻止め体38を伸延させ、同左廻止め体38
をスライド軸28の外周面に左右幅方向にスライド自在に
遊嵌する一方、左アーム支持部37の後側外周面部より後
下方へ向けて左ガイド体支持アーム39を伸延させ、同ア
ーム39の先端に左ボス部40を取付け、同ボス部40中に前
後方向に略水平に軸線を向けた枢支ピン41を回転自在に
取付け、同枢支ピン41の後端に左右幅方向に伸延し、か
つ、後面が開口した断面コ字状の左ガイド体42の前壁中
央部を固設している。56はブッシュである。
【0015】そして、図2〜図4に示すように、左スラ
イド体27の外周面左側端部より後方へ向けて左揺動アー
ム43を伸延させ、同左揺動アーム43の先端に伸縮調節自
在の左リンク44の上端を連結ピン45を介して連結し、同
左リンク44の下端に前記左ガイド体42の前壁外側端部を
連結ピン46を介して連結している。
イド体27の外周面左側端部より後方へ向けて左揺動アー
ム43を伸延させ、同左揺動アーム43の先端に伸縮調節自
在の左リンク44の上端を連結ピン45を介して連結し、同
左リンク44の下端に前記左ガイド体42の前壁外側端部を
連結ピン46を介して連結している。
【0016】このようにして、左ガイド体42は、スライ
ド作用体25のスライド動作に連動してスライド動作する
左スライド体27と一体的にスライド軸28及び主変速軸34
に沿って左右幅方向にスライド移動すると共に、主変速
操作レバー35による主変速軸34の回動動作に連動して回
動する左スライド体と一体的に枢支ピン41を中心に上下
揺動するようにしている。図4中、Wは、主変速軸34の
回動動作範囲であり、同回動動作範囲W内で左ガイド体
42の一側端部を上下方向に揺動動作させるものである。
ド作用体25のスライド動作に連動してスライド動作する
左スライド体27と一体的にスライド軸28及び主変速軸34
に沿って左右幅方向にスライド移動すると共に、主変速
操作レバー35による主変速軸34の回動動作に連動して回
動する左スライド体と一体的に枢支ピン41を中心に上下
揺動するようにしている。図4中、Wは、主変速軸34の
回動動作範囲であり、同回動動作範囲W内で左ガイド体
42の一側端部を上下方向に揺動動作させるものである。
【0017】また、図2〜図5に示すように、操作機構
の一部を形成する左ガイド体42には、左回転子47を回転
自在かつ左ガイド体42に沿って左右幅方向に摺動自在に
嵌合しており、左回転子47は、左右幅方向に伸延する左
回転子支持アーム48の外側端部に支軸49を介して取付
け、同支持アーム48の内側端部を操作台21の後壁21g に
ボス部50を介して軸線を前後方向に向けたアーム支軸51
により上下揺動自在に枢支し、操作台21の外部におい
て、アーム支軸51の端部に左右幅方向に伸延する左斜板
作動用アーム52の左側端部を固定ボルト53により固定し
て操作機構を形成しているものであり、同左斜板作動用
アーム52の右側端部に油圧モータを制御する右斜板54を
左連結ワイヤ55を介して連動連結している。57は回転子
ストッパー体、58はワイヤ連結ピンである。
の一部を形成する左ガイド体42には、左回転子47を回転
自在かつ左ガイド体42に沿って左右幅方向に摺動自在に
嵌合しており、左回転子47は、左右幅方向に伸延する左
回転子支持アーム48の外側端部に支軸49を介して取付
け、同支持アーム48の内側端部を操作台21の後壁21g に
ボス部50を介して軸線を前後方向に向けたアーム支軸51
により上下揺動自在に枢支し、操作台21の外部におい
て、アーム支軸51の端部に左右幅方向に伸延する左斜板
作動用アーム52の左側端部を固定ボルト53により固定し
て操作機構を形成しているものであり、同左斜板作動用
アーム52の右側端部に油圧モータを制御する右斜板54を
左連結ワイヤ55を介して連動連結している。57は回転子
ストッパー体、58はワイヤ連結ピンである。
【0018】このようにして、一定角度の傾斜姿勢で左
右スライド移動する左ガイド体42に連動して回転子支持
アーム48が左回転子47を介して上下揺動動作し、同支持
アーム48と一体的に左斜板作動用アーム52が同支持アー
ム48とは上下反対方向に上下揺動動作して、右斜板54を
左連結ワイヤ55を介して動作させて、油圧モータを制御
することができるようにしている。
右スライド移動する左ガイド体42に連動して回転子支持
アーム48が左回転子47を介して上下揺動動作し、同支持
アーム48と一体的に左斜板作動用アーム52が同支持アー
ム48とは上下反対方向に上下揺動動作して、右斜板54を
左連結ワイヤ55を介して動作させて、油圧モータを制御
することができるようにしている。
【0019】また、以上は、左スライド体27と増減速機
構としての右斜板54との間に介設した走行駆動調節部材
について説明してきたが、右スライド体30と増減速機構
としての左斜板84との間に介設する走行駆動調節部材
も、左右対称位置にて同様に構成しているものであり、
67は右アーム支持部、68は右廻止め体、69は右ガイド体
支持アーム、70は右ボス部、71は枢支ピン、72は操作機
構の一部を形成する右ガイド体、72a は回転子ストッパ
ー体、73は右揺動アーム、74は右リンク、75,76は連結
ピン、77は右回転子、78は右回転子支持アーム、79は支
軸、80はボス部、81はアーム支軸、82は右斜板作動用ア
ーム、83は固定ボルト、85は右連結ワイヤ、86はブッシ
ュ、87は回転子ストッパー体、88はワイヤ連結ピンであ
る。
構としての右斜板54との間に介設した走行駆動調節部材
について説明してきたが、右スライド体30と増減速機構
としての左斜板84との間に介設する走行駆動調節部材
も、左右対称位置にて同様に構成しているものであり、
67は右アーム支持部、68は右廻止め体、69は右ガイド体
支持アーム、70は右ボス部、71は枢支ピン、72は操作機
構の一部を形成する右ガイド体、72a は回転子ストッパ
ー体、73は右揺動アーム、74は右リンク、75,76は連結
ピン、77は右回転子、78は右回転子支持アーム、79は支
軸、80はボス部、81はアーム支軸、82は右斜板作動用ア
ーム、83は固定ボルト、85は右連結ワイヤ、86はブッシ
ュ、87は回転子ストッパー体、88はワイヤ連結ピンであ
る。
【0020】ここで、上記した増減速機構としての左・
右斜板84,54は、それぞれ左右側の油圧モータを個別に
増速回転、減速回転、停止、逆回転させて、車体を前
進、後進、旋回、急旋回(スピンターン)をさせるもの
である。
右斜板84,54は、それぞれ左右側の油圧モータを個別に
増速回転、減速回転、停止、逆回転させて、車体を前
進、後進、旋回、急旋回(スピンターン)をさせるもの
である。
【0021】本発明の実施例は、上記のように構成して
いるものであり、以下に図2、及び図6〜図9を参照し
ながら操作作動形態について説明する。
いるものであり、以下に図2、及び図6〜図9を参照し
ながら操作作動形態について説明する。
【0022】すなわち、主変速レバー35を中立状態にす
ると共に、丸型ハンドル18を中立状態にしている場合に
は、図6に示すように、左右ガイド体42,72 、左右回転
子支持アーム48,78 、及び左右斜板作動用アーム52,82
は略水平姿勢を採っている。
ると共に、丸型ハンドル18を中立状態にしている場合に
は、図6に示すように、左右ガイド体42,72 、左右回転
子支持アーム48,78 、及び左右斜板作動用アーム52,82
は略水平姿勢を採っている。
【0023】かかる状態より、主変速レバー35を前進側
変速位置に変速操作すると、主変速軸34が回動して、左
右スライド体27,30 →左右揺動アーム43,73 →左右リン
ク44,74 →左右ガイド体42,72 を枢支ピン41,71 を中心
に回動させ、さらに、左右回転子47,77 を介して左右回
転子支持アーム48,78 →アーム支軸51,81 →左右斜板作
動用アーム52,82 を、図7に示す傾斜姿勢にする。
変速位置に変速操作すると、主変速軸34が回動して、左
右スライド体27,30 →左右揺動アーム43,73 →左右リン
ク44,74 →左右ガイド体42,72 を枢支ピン41,71 を中心
に回動させ、さらに、左右回転子47,77 を介して左右回
転子支持アーム48,78 →アーム支軸51,81 →左右斜板作
動用アーム52,82 を、図7に示す傾斜姿勢にする。
【0024】この場合は、油圧モータを制御する左右斜
板84,54 が同一傾斜角度となって、左右側の走行部(図
示せず)は同一速度にて前進走行作動して、車体は直進
する。
板84,54 が同一傾斜角度となって、左右側の走行部(図
示せず)は同一速度にて前進走行作動して、車体は直進
する。
【0025】次に、上記直進状態から、例えば、丸型ハ
ンドル18を右旋回操作すると、ピニオンギヤ23が回動し
て、同ピニオンギヤ23に噛合したラック24が左方向に移
動し、同ラック24に取付けたスライド作用体25が左スラ
イド体27を左側方へ押してスライド摺動させる。
ンドル18を右旋回操作すると、ピニオンギヤ23が回動し
て、同ピニオンギヤ23に噛合したラック24が左方向に移
動し、同ラック24に取付けたスライド作用体25が左スラ
イド体27を左側方へ押してスライド摺動させる。
【0026】従って、左スライド体27に取付けた左ガイ
ド体42は、前記傾斜姿勢のまま左側方へスライド移動し
て、同左ガイド体42の左側端部位置に嵌合していた左回
転子47は、図8に示すように、左ガイド体42の略中央部
位置に嵌合した状態となって、左回転子支持アーム48と
右斜板作動用アーム52を水平姿勢に近づけて、右斜板54
を中立状態に近づける。
ド体42は、前記傾斜姿勢のまま左側方へスライド移動し
て、同左ガイド体42の左側端部位置に嵌合していた左回
転子47は、図8に示すように、左ガイド体42の略中央部
位置に嵌合した状態となって、左回転子支持アーム48と
右斜板作動用アーム52を水平姿勢に近づけて、右斜板54
を中立状態に近づける。
【0027】この場合、右側の走行部は減速あるいは停
止状態となる一方、左側の走行部は前進走行作動するた
めに、車体はゆるやかに右旋回する。
止状態となる一方、左側の走行部は前進走行作動するた
めに、車体はゆるやかに右旋回する。
【0028】次に、上記右旋回状態で、丸型ハンドル18
をさらに右旋回方向に回動操作すると、左ガイド体42
は、前記傾斜姿勢のままさらに左側方へスライド移動し
て、同左ガイド体42の略中央部位置に嵌合していた左回
転子47は、図9に示すように、左ガイド体42の右側部位
置に嵌合した状態となって、左回転支持アーム48と右斜
板作動用アーム52を左低右高の傾斜姿勢にして、右斜板
54を後進側に傾斜させる。
をさらに右旋回方向に回動操作すると、左ガイド体42
は、前記傾斜姿勢のままさらに左側方へスライド移動し
て、同左ガイド体42の略中央部位置に嵌合していた左回
転子47は、図9に示すように、左ガイド体42の右側部位
置に嵌合した状態となって、左回転支持アーム48と右斜
板作動用アーム52を左低右高の傾斜姿勢にして、右斜板
54を後進側に傾斜させる。
【0029】この場合、右側の走行部は後進走行作動す
る一方、左側の走行部は前進走行作動するために、車体
は右側に急旋回(スピンターン)する。
る一方、左側の走行部は前進走行作動するために、車体
は右側に急旋回(スピンターン)する。
【0030】また、左旋回、左急旋回についても、丸型
ハンドル18を上記とは反対側に回動操作することにより
行なうことができる。
ハンドル18を上記とは反対側に回動操作することにより
行なうことができる。
【0031】そして、丸型ハンドル18の操作位置に関係
なく、主変速レバー35を中立位置に操作すると、主変速
軸34が中立位置まで回動して、左右スライド体27,30→
左右揺動アーム43,73→左右リンク44,74を介して、左右
のガイド体42,72を枢支ピン41,71を中心に共に略水平姿
勢位置まで回動させる。
なく、主変速レバー35を中立位置に操作すると、主変速
軸34が中立位置まで回動して、左右スライド体27,30→
左右揺動アーム43,73→左右リンク44,74を介して、左右
のガイド体42,72を枢支ピン41,71を中心に共に略水平姿
勢位置まで回動させる。
【0032】これに連動して、左右回転子47,77→左右
回転子支持アーム48,78→アーム支軸51,81を介して、左
右斜板用アーム52,82が、左右の各増減速機構を停止で
ある略水平姿勢位置まで回動させる。
回転子支持アーム48,78→アーム支軸51,81を介して、左
右斜板用アーム52,82が、左右の各増減速機構を停止で
ある略水平姿勢位置まで回動させる。
【0033】このように、旋回操作具18の操作位置に関
係なく、主変速レバー35を中立位置に操作すれば、左右
のHST走行装置の各増減速機構を停止させて、車体を
停止させることができる。
係なく、主変速レバー35を中立位置に操作すれば、左右
のHST走行装置の各増減速機構を停止させて、車体を
停止させることができる。
【0034】また、主変速レバー35が中立位置にある場
合に、旋回操作具18を操作したとしても、前記左右ガイ
ド体42,72により、左右斜板用アーム52,82は、左右の各
増減速機構の停止位置である略水平姿勢位置で保持され
るので、左右のHST走行装置の各増減速機構は停止し
たままであり、車体は停止状態を保つ。
合に、旋回操作具18を操作したとしても、前記左右ガイ
ド体42,72により、左右斜板用アーム52,82は、左右の各
増減速機構の停止位置である略水平姿勢位置で保持され
るので、左右のHST走行装置の各増減速機構は停止し
たままであり、車体は停止状態を保つ。
【0035】すなわち、主変速レバー35が中立位置にあ
る場合には、旋回操作具18を操作したとしても、左右の
増減速機構は連動することなく停止状態のままである。
る場合には、旋回操作具18を操作したとしても、左右の
増減速機構は連動することなく停止状態のままである。
【0036】また、主変速レバー35を後進位置に操作す
ると、車体は後進し、その状態で、旋回操作具18を操作
すれば、車体を後進左・右旋回、後進左・右急旋回させ
ることができて、各種の作業を能率的に行なうことがで
きる。
ると、車体は後進し、その状態で、旋回操作具18を操作
すれば、車体を後進左・右旋回、後進左・右急旋回させ
ることができて、各種の作業を能率的に行なうことがで
きる。
【0037】なお、本実施例では、スライド体27,30 を
左右幅方向に配置したものについて説明してきたが、か
かるスライド体27,30 の配置はこれに限らず、上下方向
あるいは斜方向でもよい。
左右幅方向に配置したものについて説明してきたが、か
かるスライド体27,30 の配置はこれに限らず、上下方向
あるいは斜方向でもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
れる。
【0039】請求項1記載の本発明では、変速操作具
を中立位置にシフト操作するだけで、旋回操作具の操作
位置にかかわらず、車体を停止させることができる。
を中立位置にシフト操作するだけで、旋回操作具の操作
位置にかかわらず、車体を停止させることができる。
【0040】従って、オペレータは、作業車を操向操作
しながら各種の作業を行っている際に、車体を一時的に
停止させる必要性のある場合には、変速操作具のみを中
立位置にシフト操作すれば車体を停止させることができ
て、変速操作具と旋回操作具とを同時に中立位置にシフ
ト操作する必要がないため、作業を円滑に行うことがで
きて、操作性の向上と作業能率の向上とを同時に図るこ
とができる。
しながら各種の作業を行っている際に、車体を一時的に
停止させる必要性のある場合には、変速操作具のみを中
立位置にシフト操作すれば車体を停止させることができ
て、変速操作具と旋回操作具とを同時に中立位置にシフ
ト操作する必要がないため、作業を円滑に行うことがで
きて、操作性の向上と作業能率の向上とを同時に図るこ
とができる。
【0041】そして、作業中に障害物を発見したり、何
等かの理由により車体を緊急停止させたい場合において
も、変速操作具のみを中立位置にシフト操作すればよい
ため、簡単かつ確実に車体を停止させることができる。
等かの理由により車体を緊急停止させたい場合において
も、変速操作具のみを中立位置にシフト操作すればよい
ため、簡単かつ確実に車体を停止させることができる。
【0042】この際、操作機構は、変速操作具が中立位
置にある場合には、増減速機構と非連動状態にて左右一
対のHST走行装置を停止させる作動姿勢が保持される
ようにしているため、何らかの事情でオペレータが旋回
操作具を操作した場合にも、同旋回操作具は操作機構と
非連動状態にあって、HST走行装置の増減速機構は作
動することがなく、従って、HST走行装置も作動する
ことがなくて、車体は停止状態に確保され、その結果、
車体が不意に発進するという不具合の発生を確実に防止
することができる。
置にある場合には、増減速機構と非連動状態にて左右一
対のHST走行装置を停止させる作動姿勢が保持される
ようにしているため、何らかの事情でオペレータが旋回
操作具を操作した場合にも、同旋回操作具は操作機構と
非連動状態にあって、HST走行装置の増減速機構は作
動することがなく、従って、HST走行装置も作動する
ことがなくて、車体は停止状態に確保され、その結果、
車体が不意に発進するという不具合の発生を確実に防止
することができる。
【0043】請求項2記載の本発明では、増減速機構
に連動機構としての連動ワイヤ等を介して操作機構を連
動連結しているため、同連動ワイヤ等による自由な取り
回しが可能であることから、増減速機構と連動機構とを
それぞれ所望の合理的な位置に配置することができる。
に連動機構としての連動ワイヤ等を介して操作機構を連
動連結しているため、同連動ワイヤ等による自由な取り
回しが可能であることから、増減速機構と連動機構とを
それぞれ所望の合理的な位置に配置することができる。
【0044】そして、操作機構は、単一の旋回操作具と
しての丸型ハンドルの近傍に配設しているため、同丸型
ハンドルと操作機構との連動連結構造をシンプルかつコ
ンパクトにすることができる。
しての丸型ハンドルの近傍に配設しているため、同丸型
ハンドルと操作機構との連動連結構造をシンプルかつコ
ンパクトにすることができる。
【0045】しかも、丸型ハンドルと変速レバーとを連
動連結した操作機構により、前記と同様の効果が得ら
れる。
動連結した操作機構により、前記と同様の効果が得ら
れる。
【0046】すなわち、変速レバーを中立位置にシフト
操作するだけで、丸型ハンドルの操作位置にかかわら
ず、車体を停止させることができる。
操作するだけで、丸型ハンドルの操作位置にかかわら
ず、車体を停止させることができる。
【0047】従って、オペレータは、作業車を操向操作
しながら各種の作業を行っている際に、車体を一時的に
停止させる必要性のある場合には、変速レバーのみを中
立位置にシフト操作すれば車体を停止させることができ
て、変速レバーと旋回操作具とを同時に中立位置にシフ
ト操作する必要がないため、作業を円滑に行うことがで
きて、操作性の向上と作業能率の向上とを同時に図るこ
とができる。
しながら各種の作業を行っている際に、車体を一時的に
停止させる必要性のある場合には、変速レバーのみを中
立位置にシフト操作すれば車体を停止させることができ
て、変速レバーと旋回操作具とを同時に中立位置にシフ
ト操作する必要がないため、作業を円滑に行うことがで
きて、操作性の向上と作業能率の向上とを同時に図るこ
とができる。
【0048】そして、作業中に障害物を発見したり、何
等かの理由により車体を緊急停止させたい場合において
も、変速レバーのみを中立位置にシフト操作すればよい
ため、簡単かつ確実に車体を停止させることができる。
等かの理由により車体を緊急停止させたい場合において
も、変速レバーのみを中立位置にシフト操作すればよい
ため、簡単かつ確実に車体を停止させることができる。
【0049】この際、操作機構は、変速レバーが中立位
置にある場合には、増減速機構と非連動状態にて左右一
対のHST走行装置を停止させる作動姿勢が保持される
ようにしているため、何らかの事情でオペレータが丸型
ハンドルを操作した場合にも、同丸型ハンドルは操作機
構と非連動状態にあって、HST走行装置の増減速機構
は作動することがなく、従って、HST走行装置も作動
することがなくて、車体は停止状態に確保され、その結
果、車体が不意に発進するという不具合の発生を確実に
防止することができる。
置にある場合には、増減速機構と非連動状態にて左右一
対のHST走行装置を停止させる作動姿勢が保持される
ようにしているため、何らかの事情でオペレータが丸型
ハンドルを操作した場合にも、同丸型ハンドルは操作機
構と非連動状態にあって、HST走行装置の増減速機構
は作動することがなく、従って、HST走行装置も作動
することがなくて、車体は停止状態に確保され、その結
果、車体が不意に発進するという不具合の発生を確実に
防止することができる。
【0050】さらには、旋回操作具として丸型ハンドル
を採用しているため、同丸型ハンドルの回転操作量に比
例させて車体を旋回させることができ、その結果、オペ
レータにとって旋回操作を簡単かつ確実に行うことがで
きて、この点からも操作性を向上させることができる。
を採用しているため、同丸型ハンドルの回転操作量に比
例させて車体を旋回させることができ、その結果、オペ
レータにとって旋回操作を簡単かつ確実に行うことがで
きて、この点からも操作性を向上させることができる。
【図1】本発明に係る操作部の背面図。
【図2】同操作部の一部切欠背面図。
【図3】同操作部の断面底面図。
【図4】同操作部の左断面側面説明図。
【図5】同操作部の左断面側面図。
【図6】主変速レバーが中立位置で、かつ、丸型ハンド
ルが中立状態を示す(車体停止)説明図。
ルが中立状態を示す(車体停止)説明図。
【図7】主変速レバーが前進側に変速され、かつ、丸型
ハンドルが中立状態を示す(車体直進)説明図。
ハンドルが中立状態を示す(車体直進)説明図。
【図8】主変速レバーが前進側に変速され、かつ、丸型
ハンドルが右旋回状態を示す(車体は右旋回)説明図。
ハンドルが右旋回状態を示す(車体は右旋回)説明図。
【図9】主変速レバーが前進側に変速され、かつ、丸型
ハンドルが右スピンターン状態を示す(車体は右急旋
回)説明図。
ハンドルが右スピンターン状態を示す(車体は右急旋
回)説明図。
A 操作部
18 丸型ハンドル
27 左スライド体
30 右スライド体
34 主変速軸
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭59−22061(JP,U)
実開 昭64−14568(JP,U)
実公 昭49−38826(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B62D 11/00
Claims (2)
- 【請求項1】 左右一対のHST走行装置にそれぞれ増
減速機構を設けた作業車において、 前記増減速機構に操作機構を連動連結し、同操作機構に
単一の旋回操作具と変速操作具とを連動連結し、 同操作機構は、旋回操作具の操作位置かかわらず、変速
操作具の中立位置へのシフト操作に連動して、左右のH
ST走行装置を各増減速機構を介して停止させるべく作
動すると共に、旋回操作具と増減速機構とを非連動状態
となして、同変速操作具が中立位置にある場合には、左
右一対のHST走行装置を停止させる作動姿勢を保持す
るように構成したことを特徴とする作業車。 - 【請求項2】 左右一対のHST走行装置にそれぞれ増
減速機構を設けた作業車において、 前記増減速機構に連動機構としての連動ワイヤ等を介し
て操作機構を連動連結すると共に、同操作機構は、単一
の旋回操作具としての丸型ハンドルの近傍に配設して、
同操作機構に上記丸型ハンドルを上下方向に軸線を向け
たハンドル支軸を介して連動連結し、さらに、同操作機
構に変速操作具としての変速レバーを連動連結し、 しかも、前記操作機構は、丸型ハンドルの操作位置かか
わらず、変速レバーの中立位置へのシフト操作に連動し
て、左右のHST走行装置を各増減速機構を介して停止
させるべく作動すると共に、 同変速レバーが中立位置にある場合には、丸型ハンドル
と増減速機構とを非連動状態となして、丸型ハンドルを
操作しても、左右一対のHST走行装置を停止させる作
動姿勢を保持するように構成したことを特徴とする作業
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386020A JP3481590B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 作業車の操作部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000386020A JP3481590B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 作業車の操作部構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15597499A Division JP3192129B2 (ja) | 1999-06-03 | 1999-06-03 | 作業車の操作部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001225759A JP2001225759A (ja) | 2001-08-21 |
JP3481590B2 true JP3481590B2 (ja) | 2003-12-22 |
Family
ID=18853191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000386020A Expired - Fee Related JP3481590B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 作業車の操作部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3481590B2 (ja) |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000386020A patent/JP3481590B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001225759A (ja) | 2001-08-21 |
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