JPH0117130Y2 - - Google Patents

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JPH0117130Y2
JPH0117130Y2 JP1980109406U JP10940680U JPH0117130Y2 JP H0117130 Y2 JPH0117130 Y2 JP H0117130Y2 JP 1980109406 U JP1980109406 U JP 1980109406U JP 10940680 U JP10940680 U JP 10940680U JP H0117130 Y2 JPH0117130 Y2 JP H0117130Y2
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steering
switch
control valve
fine adjustment
steering lever
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JP1980109406U
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  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はクローラ式の操向装置を具備したコン
バインの操向装置に関する考案である。
(ロ) 従来技術 従来から履帯式走行車輌の操向制御装置に関す
る技術は公知とされているのである。例えば実開
昭54−150240号公報に記載の技術の如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 コンバインは用水を止めて乾田化した後の水田
内を操向して刈取作業を行うので、タイヤ式の走
行装置では埋設してしまうことからクローラー式
走行装置が使用されている。
クローラー式走行装置の場合の操向操作は、ク
ローラーの一方を動力切断し、更に制動を掛けて
止めることにより他方のクローラーを進め、回行
を行うのであるが、コンバインの場合は、穀稈の
条に沿つて刈取作業を進める必要があり、特に曲
がつた条に沿つて刈取作業をする場合には、頻繁
に左右の操向クラツチレバーを操作しなければな
らないという不具合いがあつた。
本考案はこれらの不具合いを改善する為に、操
向レバーを1本のレバーとし、かつオペレーター
の操作が雑に行われても、確実に微調節操作を可
能としたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
油圧ポンプと操向油圧シリンダー15L,15
Rの間に、高圧リリーフ弁23を具備した通常回
行用油圧制御弁17と、低圧リリーフ弁24を具
備した微調節回行用油圧制御弁18を直列に配置
し、通常回行用油圧制御弁17のソレノイドSol
1,2を切り換える通常回行スイツチsw1,2
と、微調節回行用油圧制御弁18のソレノイド
Sol3,4を切り換える微調節回行スイツチsw
3,4を、操向レバー12の左右位置のガイド溝
内に併置し、操向レバー12の中央位置より左右
への回動により、微調節回行スイツチsw3,4
または通常回行スイツチsw1,2を選択可能と
したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面を示した実施例の構成を説明すると。
第1図はコンバインの全体側面図である。
分草板1にて圃場面に立毛中の穀稈を条毎に分
草し、引起し装置2の穀稈搬送通路に導く。
株元部は刈刃13で刈取られた後、株元搬送装
置より縦搬送装置4に受継がれ、長短稈調節され
た後、脱穀装置10のフイードチエーン5に受継
がれる。穂先部は引起し装置2より穂先搬送装置
を経て脱穀装置10に受継がれる。
Cは刈取装置の全体を示している。
脱穀装置10の下にクローラー式の走行装置8
が装備され、ミツシヨン装置7より両方に突出す
る駆動スプロケツト14により駆動されている。
クローラー式走行装置の上で、刈取装置Cと脱
穀装置10の一体化したものを回動可能としてお
り、刈取装置とシヤーシーとの間の一体回動用の
刈取装置昇降シリンダー9が備えられている。
操作コラム3上には、本コンバインの操向レバ
ー12が突出している。6は一時貯留タンク、1
1は変速レバーである。
第2図はミツシヨン装置7内の構成を示す図面
である。
上部に歯車摺動式の副変速装置Aを配置して、
高速・中速・低速の三段階に変速し、その下方に
油圧クラツチ式の主変速装置Bを置き、前進3
段・後進1段に変速している。
その下方に操向油圧シリンダー15L,15R
を備えた油圧式の操向クラツチ・ブレーキ装置1
9L,19Rを配置している。
操向油圧シリンダー15L,15Rの移動によ
り、まず操向クラツチ・ブレーキ装置19L,1
9Rの左右の操向クラツチが断たれ、続いて操向
ブレーキが掛かるものである。14L,14Rは
左右の主軸の先端に固設された駆動スプロケツト
である。
第2図の操向油圧シリンダー15L,15Rを
操向レバー12のガイド溝部に設けた通常回行ス
イツチsw1,2と微調節回行スイツチsw3,4
により、通常回行用油圧制御弁17のソレノイド
Sol1,2と、微調節回行用油圧制御弁18のソ
レノイドSol3,4を切換え操向操作するもので
ある。
第4図は操向レバー12の断面図、第5図は操
向レバーガイド周辺のスイツチの配置を示す図
面、第7図、第8図は他の実施例を示す図面であ
る。本実施例の場合は、通常回行スイツチsw1,
2と微調節回行スイツチsw3,4が、操向レバ
ー12の連続したガイド溝内に設けられているの
で操向レバーの連続操作により微調節と回行が行
える。
操向レバー12がガイド溝内を移動することに
より溝の終端に配置した各通常回行スイツチsw
1,2と微調節回行スイツチsw3,4に触れる
のである。
通常回行スイツチsw1,2は通常回行用油圧
制御弁17のソレノイドSol1,2に、微調節回
行スイツチsw3,4は微調節回行用油圧制御弁
18のソレノイドSol3,4に連動されており、
通常回行と微調節回行が行われるのである。
まず機体が圃場の端部まで至つた際の通常の回
行操作について説明すると。
第5図、第8図において操向レバー12がスイ
ツチsw1に触れることにより、第3図、第6図
の電気油圧回路図において、通常回行用油圧制御
弁17のソレノイドSol1が働き、圧油は左側切
換制御弁16Lを通過し、左側操向油圧シリンダ
ー15Lに入り、左側のクローラー装置にブレー
キが掛かり機体は左側へ通常の回行を行うのであ
る。
また同様にして操向レバー12がスイツチsw
2に触れると通常回行用油圧制御弁17のソレノ
イドSol2が働き、圧油は右側切換制御弁16R
を通過し、右側操向油圧シリンダー15Rに入
り、右側のクローラー装置にブレーキが掛かり、
機体は右側への通常の回行を行うのである。
次に刈取作業中において、穀稈条の曲がりに沿
つて修正操向を行う微調節回行の場合について説
明すると。
操向レバー12がスイツチsw3に触れると、
微調節用油圧制御弁18のソレノイドSol3が働
き、左側切換制御弁16Lに圧油が入り、バイパ
スを経てやや遅れて左側切換制御弁16Lが右方
に移動して左側操向クラツチ・ブレーキが作動す
る。
操向レバー12がスイツチsw4に触れると同
様にして、微調節用油圧制御弁18のソレノイド
Sol4が働き、右側へゆつくりと操向が行われる
のである。即ち、通常回行用油圧制御弁17の側
には高圧リリーフ弁23が介装されているので、
ある程度の高圧の作動油が急速に操向油圧シリン
ダー15L,15Rに送油されるので、操向クラ
ツチと操向ブレーキの操作が素早く行われ、通常
の回行が出来るのである。
これに対して微調節回行用油圧制御弁18の回
路には低圧リリーフ弁24が介装されているので
圧油は低圧となり、操向油圧シリンダー15L,
15Rを伸長させる速度も遅くなり、微調節回行
されることとなるのである。
操向レバー12がスイツチsw6に触れると刈
取昇降油圧制御弁20のソレノイドSol6が働き、
刈取装置は下降され、操向レバー12がスイツチ
sw5に触れるとソレノイドSol5が働き、刈取装
置は上昇される。
第5図の実施例の場合は回行操作に入る場合は
必ず刈取装置が上げられるように、操向レバー1
2が回行操作の為に通過する溝内にスイツチsw
5が設けられている。
一方、第8図の実施例においては、微調節と通
常回行用のガイド溝が連設されて一連の動作で操
作出来るように構成したので、刈取昇降スイツチ
sw5は別の溝に取付けられている。
これにより回行操作と刈取装置の昇降操作が連
動出来なくなつているので、第6図の中の電気回
路の如く回行と刈取装置上昇の連動のスイツチ
sw8を設け、尚かつ、刈取装置が下降している
ことを感知するスイツチsw7と直列に配置し、
回行と刈取装置上昇の連動スイツチsw8をONと
し、刈取装置が下降している場合には、操向レバ
ー12がスイツチsw1又はスイツチsw2に触れ
ると自動的に刈取装置が上昇すべく構成してい
る。
刈取装置下降感知スイツチsw7は、刈取装置
昇降シリンダー9の上面に設けられ、刈取装置昇
降シリンダー9の上部枢支点近傍から突出し、上
下に摺動する摺動稈25が下端部で曲がつている
ので、刈取装置が既に上昇している場合はスイツ
チsw7をOFFとし、操向レバー12がスイツチ
sw1またはスイツチsw2に触れても、刈取装置
の上昇の動作は行われない。
同様に回行と刈取装置上昇の連動スイツチsw
8がOFFとされている場合にも、操向レバー1
2が回行用のスイツチsw1又はスイツチsw2に
触れても、刈取装置の上昇動作は行われない。9
bは刈取装置昇降シリンダー9の下方枢支点であ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来技術である実開昭54−150240号公
報に記載の技術の如く、操向レバーの回動角の大
小により通常回行と微調節回行を行う場合には、
オペレーターは注意深くレバーの回動を行い、該
回動位置で確実に固定する必要があるのである
が、本考案においては、オペレーターは1本の操
向レバーのみを握つて、該操向レバー12を通常
回行スイツチsw1,2の方向または微調節回行
スイツチsw3,4の方向に回動するだけで、通
常回行か微調節回行かを選択することができるの
である。
故に、本考案の場合には、操向レバー12の雑
な操作によつても、微妙な微調節回行をスムーズ
に行うことができるのである。
第2に、従来の技術では、操向レバーの回動量
の大小により駆動時間を変化させる為にわざわざ
操向レバーの傾動角により変化するパルス発生回
路を設ける必要があつたのである。
これに対して本考案の場合には高圧リリーフ弁
23を具備した通常回行用油圧制御弁17と、低
圧リリーフ弁24を具備した微調節用油圧制御弁
18を配置し、このどちらかを操向レバー12に
よりソレノイドSol1,2またはソレノイドSol
3,4の選択することにより切換可能としたの
で、コストの安い構成とすることが出来たもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインの全体側面図、第2図はミ
ツシヨン装置の内部構造を示す図面、第3図は本
コンバインの電気・油圧回路図、第4図は操向レ
バーの断面図、第5図は操向レバーガイド部の平
面図、第6図は電気・油圧回路の他の実施例を示
す図面、第7図、第8図は操向レバーガイドの他
の実施例の図面、第9図は刈取装置昇降シリンダ
ー部の図面である。 12……操向レバー、15……操向油圧シリン
ダー、17……通常回行用油圧制御弁、18……
微調節回行用油圧制御弁、20……刈取装置昇降
用油圧制御弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧ポンプと操向油圧シリンダー15L,15
    Rの間に、高圧リリーフ弁23を具備した通常回
    行用油圧制御弁17と、低圧リリーフ弁24を具
    備した微調節回行用油圧制御弁18を直列に配置
    し、通常回行用油圧制御弁17のソレノイドSol
    1,2を切り換える通常回行スイツチsw1,2
    と、微調節回行用油圧制御弁18のソレノイド
    Sol3,4を切り換える微調節回行スイツチsw
    3,4を、操向レバー12の左右位置のガイド溝
    内に併置し、操向レバー12の中央位置より左右
    への回動により、微調節回行スイツチsw3,4
    または通常回行スイツチsw1,2を選択可能と
    したことを特徴とするコンバインの操向装置。
JP1980109406U 1980-07-31 1980-07-31 Expired JPH0117130Y2 (ja)

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JP1980109406U JPH0117130Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

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JP1980109406U JPH0117130Y2 (ja) 1980-07-31 1980-07-31

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JPS5732579U JPS5732579U (ja) 1982-02-20
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JPS60156730U (ja) * 1984-03-24 1985-10-18 株式会社三陽電機製作所 ネオン変圧器
JPS60169308U (ja) * 1984-04-16 1985-11-09 酒井重工業株式会社 転圧機械の走行速度制御装置
JPH0740828B2 (ja) * 1993-06-29 1995-05-10 井関農機株式会社 コンバインの操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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