JPH02135025A - 脱穀装置の二番還元部 - Google Patents

脱穀装置の二番還元部

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JPH02135025A
JPH02135025A JP29172388A JP29172388A JPH02135025A JP H02135025 A JPH02135025 A JP H02135025A JP 29172388 A JP29172388 A JP 29172388A JP 29172388 A JP29172388 A JP 29172388A JP H02135025 A JPH02135025 A JP H02135025A
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blade
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receiving blade
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JP29172388A
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Takao Shomura
庄村 孝夫
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、脱穀部からの二番物を横一側に搬送するため
の二番スクリューの終端部に、処理刃が周設された処理
回転体を配備し、この処理回転体を囲う処理室の内周面
に、前記処理回転体の回転方向に沿う姿勢で受刃を設け
るとともに、前記処理室から排出された処理物を脱穀部
に還元するコンベアを設けてある脱穀装置の二番還元部
に関する。
〔従来の技術〕
かかる脱穀装置の二番還元部の処理室は、処理刃が周設
された処理回転体を回転自在に内装するとともに、処理
回転体を取り囲む処理室の内周面に、処理刃の回転方向
に沿う姿勢で受刃を設けて構成したものある。そしてこ
の処理室内に設けられている受刃は、処理室の内周面の
周方向に亘って、かつ処理回転体の軸芯方向に亘って複
数個あり、それらはいずれも同じ形状になっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
処理室に供給されてきた二番物は、処理刃の回転によっ
て打撃作用を受けて単粒化されるのであるが、二番物が
打撃を受ける際、この衝撃は二番物を止めている受刃に
回転方向への力として作用する。そのうち最も強い衝撃
を受けるのが処理回転体の回転方向上手側に位置する受
刃である。そのため、この位置にある受刃の基部には他
の位置にある受刃よりも常時大きい応力を繰返し受ける
ことになり、その基部の溶接固定部分に早期に亀裂が発
生しやすい傾向がある。
そこで本発明では、簡単な構造改変をすることによって
受刃の強度を高め、処理刃のからの衝撃に起因した受刃
の損傷発生を防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係わる脱穀装置の
二番還元部では、処理回転体の回転方向上手側に位置す
る受刃の周方向の幅を、回転方向下手側に位置する受刃
の周方向の幅よりも広くしてある点を特徴にしている。
〔作 用〕
受刃の周方向の幅を広くすることで基部が長くなり、衝
撃の際に受ける応力を分散減少して処理室の内周面に伝
えられるようになる。
この際、受刃の取付は強度を高める意味では全ての受刃
の周方向の幅を広くすることが好ましいのであるが、本
考案では処理刃の打撃作用を強く受ける受刃、言い換え
ると前記回転方向上手側に位置する受刃の幅のみを対象
にしている。
これは次のような理由による。つまり、処理刃により打
撃を受けた二番物は、処理刃と周方向に幅の広い受刃と
の間でもみ擦られて強力に単粒化され、更に処理回転体
に引きずられて回転し撹拌される。この撹拌が迅速に行
われるようにするには、二番物が前記回転方向上手側に
来た時点で処理刃と受刃の間から迅速に抜は出るように
しなければならず、そのためには受刃の周方向の幅は狭
い方がよい。したがって、前記回転方向上手側に位置す
る受刃の幅は広くして、処理刃の打撃作用を余り受けな
い受刃、言い換えると前記回転方向下手側に位置する受
刃の幅は狭くしているのである。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、処理回転体の回転方向上手側
に位置して高負荷を受ける受刃の固定強度を高めること
ができるとともに、処理刃と広幅の受刃との間でのもみ
擦り単粒化機能、及び、回転下手側での処理物撹拌作用
を充分に発揮させて、効率の高い二番処理を行えるよう
になった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示されているのは脱穀装置であり、脱穀部(A
)、選別部(B)、回収部(C)並びに二番還元部(D
) とを各位置に配してその概略を構成しである。
前記脱穀部(A)は、外周面に抜歯(1a)が周設され
た扱胴(1)を扱室(2)の前後に亘って軸架するとと
もに、この扱胴(1)の下側部分に沿って受網(3)を
張設した構造になっている。かかる構造によりこの脱穀
部(A)  は、フィードチェーン(4)によって挟持
搬送されてきた穀稈を回転する抜歯(1a)によって扱
き処理し、その処理物を受網(3)を通して前記選別部
(B)上に漏下供給するようになっている。
前記選別部(B)は、前後方向に揺動する揺動選別装置
(5)とこの揺動選別装置(5)に前方から選別風を送
る唐箕(6)とから成る。前記揺動選別装置(5)は、
揺動駆動自在な左右一対の枠体(7)に亘ってグレンパ
ン(8)とグレンシーブ(9)とを前後に一連の状態で
設け、更にその後方に上下二段のストロ−ラック(10
)、  (11)を前後に設けた構造になっている。か
かる構造によりこの選別部(B) は、前記受網(3)
から漏下してきた処理物をグレンパン(8)によって受
は止め、かつ比重差選別しながら後方のグレンシーブ(
9)へ揺動移動する。そしてグレンシーブ(9)で穀粒
を漏下選別しながら非漏下物を後方へ揺動移送し、後端
から落下放出する。一方、扱室(2)の送塵口(2a)
から排出された処理物を上段のストロ−ラック(10)
で受は止め、漏下選別しながら後方へ揺動移送して下段
のストロ−ラック(11)へ放出し、下段のストロ−ラ
ック(11〉で再度漏下選別して後端から機外へ排出す
るようになっている。尚、選別部(B)内で発生した浮
塵は、後部に設けられた排崖ファン(12)によって機
外へ吸引排出する。
前記回収部(C) は、一番スクリユー(13a)が設
けられた一番物回収部(13)と二番スクリュー(14
a)が設けられた二番物回収部(14)とから成る。グ
レンシーブ(9)から漏下してきた籾を一番物回収部(
13)によって回収し、一番スクリユー(13a) に
よって横一側へ搬送するとともに、グレンシーブ(9)
の後端から放出されたりストロ−ラック(10)、 0
1)から漏下した枝付き籾などを二番物回収部(14)
によって回収し、二番スクリュー(14a) によって
横一側へ搬送していくようになっている。
次に二番還元部(D)の構造について説明する。
第1図及び第2図で示すように、二番物回収部(14)
の終端側に相当する外部に筒形の処理ケース(15)を
連設してあり、この処理ケース(15)(特許請求の範
囲中の処理室に対応する)内に前記二番スクリュー(1
4a)  と一体的に回転する処理回転体(16)を内
装しである。この処理回転体(16)は、二番スクリ、
、−(14a)の軸端に4枚の放てき羽根(17)を9
0度間隔で放射状に設け、これら放てき羽根(17)の
各々に複数の処理刃り18)を軸芯方向等間隔で取り付
けたものである。
前記処理ケース(17)の後部には掃除口(19)を形
成してあり、前部の排出口には連結ケース(20)に接
続しである。前記掃除口(19)は、普段は処理ケース
(15)にボルト締めされた蓋体(21)によって塞が
れており、ポル) (22)を抜いて蓋体(21)を取
り外すことにで開放できるようになっている。蓋体(2
1)の内側には複数の受刃(23)を等間隔に設けてあ
る。これら受刃(23)はいずれも処理刃(18)の回
転方向に沿って、かつ処理回転体(16)の軸芯方向に
沿って等間隔に、また処理刃(18)の回転軌跡の隙間
に入り込む状態で配置しである。
かかる構造により、前記二番スクリュー(14a)によ
って前記処理ケース(15)に搬送されてきた二番物は
、前記放てき羽根(17)によって打撃を加えらると同
時に、前記処理刃(18)と受刃(23)との共働で解
されて揉まれ、更に撹拌される。
これら処理刃(18)と受刃(24)の作用によって単
粒化した二番物は、処理物として放てき羽根(17)に
よって打ち出され、前記連結ケース(20)内を通って
二番縦送りスクリューコンベア(24)の始端部へ送ら
れる。そしてこの二番縦送りスクリューコンベア(24
)によって選別部(B)へ還元される(第3図参照)。
前記受刃(23)は、その位置によって周方向の幅(W
)が異なっている。例えば、処理回転体(16)の回転
方向上手側に位置する受刃(23A)の周方向の幅(W
> は、前記回転方向下手側に位置する受刃(23B)
の周方向の幅(W)よりも広く設定しである。これは、
放てき羽根(17)と処理刃(18)が二番物へ打撃を
加える際に、受刃(23)が強い衝撃を受けるためであ
る。このようなことから、最も強い衝撃を受ける回転方
向上手側に位置する受刃(23)の周方向の幅(W)を
広くして、蓋体(21)への固定強度を高めているので
ある。
但し、回転方向下手側に位置する受刃(23)は、強い
衝・撃を受けることがないことから、処理ケース(15
)での撹拌力を維持するために周方向の幅を狭めに設定
しである。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対象を便利にするた
めに符号を託すが、この記入より本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る脱穀装置の二番還元部の実施例を示
し、第1図は、処理ケースの縦断側面図、第2図は処理
ケースの横断平面図、第3図は二番還元部の一部縦断側
面図、第4図は脱穀装置の縦断側面図である。 (14a)・・・・・・二番スクリュー (15)・・
・・・・処理室、 (16)・・・・・・処理回転体、 (23)、 (23A>。 (23B)・・・・・・受刃、 (24)・・・・・・コンベア、 (B)・・・・・・ 選別部、 (W)・・・・・・幅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱穀部(B)からの二番物を横一側に搬送するための二
    番スクリュー(14a)の終端部に、処理刃(18)が
    周設された処理回転体(16)を配備し、この処理回転
    体(16)を囲う処理室(15)の内周面に、前記処理
    回転体(16)の回転方向に沿う姿勢で受刃(23)を
    設けるとともに、前記処理室(15)から排出された処
    理物を脱穀部(B)に還元するコンベア(24)を設け
    てある脱穀装置の二番還元部であって、前記処理回転体
    (16)の回転方向上手側に位置する受刃(23A)の
    周方向の幅(W)を、回転方向下手側に位置する受刃(
    23B)の周方向の幅(W)よりも広くしてある脱穀装
    置の二番還元部。
JP63291723A 1988-11-17 1988-11-17 脱穀装置の二番還元部 Expired - Lifetime JPH0753054B2 (ja)

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JPH0753054B2 JPH0753054B2 (ja) 1995-06-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024506A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Yanmar Co Ltd コンバイン

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254408A (ja) * 1985-09-02 1987-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自己保持型ソレノイド
JPS63222618A (ja) * 1987-03-10 1988-09-16 株式会社クボタ 脱穀機

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JPH0753054B2 (ja) 1995-06-07

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