JPS5844822Y2 - 大豆脱穀機における排塵装置 - Google Patents

大豆脱穀機における排塵装置

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JPS5844822Y2
JPS5844822Y2 JP10392578U JP10392578U JPS5844822Y2 JP S5844822 Y2 JPS5844822 Y2 JP S5844822Y2 JP 10392578 U JP10392578 U JP 10392578U JP 10392578 U JP10392578 U JP 10392578U JP S5844822 Y2 JPS5844822 Y2 JP S5844822Y2
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Japan
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culm
soybean
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conveyor
machine frame
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JPS5520837U (ja
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惣太 山本
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大豆殻稈を丸ごと供給口から脱粒室に投入し
て脱穀するスレラシャ−型の大豆脱穀機における排塵装
置についての改良に関するものである。
本考案における目的は、コンベア装置により機枠の後面
に設けられている排塵口から機外に搬出される茎稈類と
共に機外に放出される大豆粒を効率的に機内に回収する
ようにしながら、排塵口から飛散する茎稈の破砕片類を
吸引除去し得るようにすることにある。
次にこの目的を達成するための本考案装置の構成を、図
面に従い実施例について具体的に説明すると、機筺状に
形成した機枠1内腔上部の前端側(図において左端側)
に脱粒室2を装架する。
脱粒室2は、脱穀すべき大豆の殻稈を供給するための供
給口21が、機枠1の前面側に設けてあり、内部には該
供給口21より供給される殻稈から大豆粒を扱き落す脱
粒側3が前後に2連に並列して横架軸支せしめである。
また、該室2の下面側を囲う周壁は前記脱粒側3が殻稈
から扱き落した大豆粒を茎稈等らから篩別して漏下さす
網22または篩板にて形成しである。
そして、該室2の後面側は、大豆粒が扱き落された残り
の茎稈類を排出する排稈口23として後方に開放してい
る。
4は前記脱粒室2の供給口21の前面に張架せる送込用
のベルトコンベアで、適宜の伝導機構を介し原動機軸に
伝導していて搬送面たる上面側が矢印イ方向に回動する
5は前記ベルトコンベア4の搬送方向の終端部4aの上
面側に、その終端部4aと対向するよう機枠1に軸支す
る送込ローラで、周面に掻込突起50・・・・・・(ま
たは掻込ラグ)が放射状に突出する翼車状に形成してあ
って、図の矢印口の如くベルトコンベア4と対向回動す
る方向に駆動回転する。
31は、前記脱粒側3が矢印への如く駆動回転して、前
述の供給口21から脱粒室2内に送込まれてくる大豆殻
稈の脱粒を行なうときに、その脱粒側3の周面にラグ板
状に設けである扱歯30・・・・・・による脱粒作用を
良好にするため、その扱歯30・・・・・・の回動軌跡
と対応するように、供給口21の近傍に配設せる受歯で
、受網22の始端部側を係止する受網22の取付金22
1に固定支架しである。
そして、この受歯31と前記終端部4aとの間には、周
面に掻込ラグ41を具備して図において矢印二方向に駆
動回転する補助送込ローラ40が軸支しである。
また6は、矢印ホ方向に駆動回動することで、前記脱粒
室2の排稈口23から排出されてくる脱穀処理ずみの茎
稈等を、機枠1の後面側に開放せしめである排稈放出口
10に向けて搬出して放出するよう設けたネットバンド
よりなるコンベア装置で、そのネットバンド60の網目
は大豆粒を漏下さず径に形成してあり、また、回転によ
りそのネットバンド60を揺動さすカム61を具備して
いる。
7は前記コンベア装置6の下面側に形成した風選室で、
後端側は前述の機枠1の後面側に形設しである排稈放出
口10と連通し、前端側は脱粒室2の下面側に設けであ
るブロワ−装置70の吐風ロア1と連通してあって、ブ
ロワ−装置70による選別風が、矢印Wで示している如
く機枠1の前端側から後方に向けて吹き流れるように構
成しである。
そして、該風選室7の底面には、前記コンベア装置6の
篩目たるネットバンド60の網目から漏下してくる大豆
粒及び、前記脱粒室2の受網22から漏下して搬送コン
ベア72により搬送されてくる大豆粒を選別する選別ベ
ルト73が、搬送方向(矢印へ方向)に向い上昇傾斜す
るように張架してあり、それの傾斜方向の下降端には、
該選別ベルトコンベア73上を転動して流下してくる大
豆粒を機外に取出すための流穀樋73が装設しである。
8は上述の如くに構成されている大豆脱穀機Aに対しそ
れの排稈放出口10に装架せる排稈放出用のベルトコン
ベアで、ゴムなどよりなる平滑な広巾のベルト80を、
支持機枠81に軸支せる駆動ロール82と遊動ロール8
3とにエンドレスにかけまわし前記駆動ロール82の軸
を適宜の伝導機構を介し原動軸と伝導することで、上面
側が矢印ト方向に回動するようにしであること、通常の
ベルトコンベアと変りないが、大豆脱粒機Aのコンベア
装置6の終端部6aから排出される処理ずみの殻稈残滓
を始端部8aで支承して搬出するよう、その始端部8a
を前記コンベア装置6の終端部6a下方に臨ませ、かつ
、機枠1の後方に突出する終端部8bに向けて上昇する
よう傾斜せしめて装架してあり、これにより、コンベア
装置6の終端部6aから排出される茎稈を搬出して終端
部8bから放出さすようにするに際し、その茎稈中に混
入している大豆粒が転動して機枠1内に還流していくよ
うにしである。
そして、この茎稈放出用のベル1へコンベア8の始端部
8aの上面側には、第1図及び第2図で示している如く
、茎稈放出口10から突出しているコンベア装置6の終
端部6aごと、そっくり囲って前記茎稈放出口10の上
部に連続するフード状のカバー9を設け、そのフード状
のカバー9に、吸引排塵機a(吸引ファン)の吸引筒9
0を連通して、コンベア装置6の終端部6aから放出用
のベルトコンベア8の始端部8a上面に茎稈が放出され
るときに四周に飛散するようになる茎稈の破砕片等の細
塵を抑えるようにすると共に、その細塵が吸引排塵機a
に吸引されて排風筒91からその排風筒91に接続せる
可撓性の導管92に排出されていくようにしである。
なお、図示する装置においては、84・・・・・・は、
茎稈に引き掛ってそれの搬出を円滑にするように、放出
用ベルトコンベア8のベルト80の外面に設けた小突起
で、ベルトコンベア8の上面を転がって流下する大豆粒
の阻げとならないよう、ベルl−80の搬送回動方向(
矢印ト方向)に向う前面側を平面において横状ないし円
弧状に形成して、横方向に大豆粒の粒径より広い巾の間
隔をおいて装設しである。
次に作用効果について説明すると、上述の如く構成した
、本考案による大豆脱粒機における排塵装置は、機枠1
の後面側に形設せる排稈放出口10に終端部6aをのぞ
かせているコンベア装置6から排出される排稈及びそれ
の破砕片等が、前記排稈口10に後端側を接続せしめて
コンベア装置6の終端部6aを囲うように設けたフード
状のカバー9内腔において、かつ、放出される排稈とそ
れの屑片が、前記コンベア装置6の終端部6a下方から
機枠1の後方に突出するように設けられて、前述のフー
ド状のカバー9の開放する下面側蓋状に位置している排
稈放出用のベルトコンベア8の上面に落下していくこと
から、排稈等の放出の際に生ずる細塵の四周への飛散が
効果的に抑えられると共に、そのとき空気中に浮遊状態
となる細塵がフード状のカバー9と連通する吸引排塵板
aにより吸引除去されるので、塵埃類の処理が効率的と
なる。
そして、これにより、小屑片が除去された状態の排稈類
を機枠1後方に搬出して放出するベルトコンベア8は、
搬送面が広巾のベルト80でしかも搬出方向に向けて上
昇傾斜するようになっているから、排稈を搬出しながら
その排稈中に混入している大豆粒を機内に向けて転動さ
せて回収するように作用するので、機体の外に飛散する
損失粒を少なくする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の側断面図、第2図は同上
要部の斜視図、第3図は排稈放出用のベルトコンベアの
一部の斜視図である。 1・・・・・・大豆脱粒機の機枠、2・・・・・・脱粒
室、23・・・・・・排稈口、6・・・・・・コンベア
装置、6a・・・・・・同上の終端部、10・・・・・
・排稈放出口、8・・・・・・排稈放出用のベルトコン
ベア、8a・・・・・・同上の始端部、9・・・・・・
フード状のカバー、a・・・・・・吸引排塵機、90・
・・・・・吸引筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱穀すべき大豆殻稈を供給する供給口21を前面側に具
    備し後面側に脱穀処理ずみの排稈を排出する排稈口23
    を具備する脱粒室2を、機枠1の前端側の上部に装架し
    、その脱粒室2の排稈口23の外方に、排稈をその中に
    混入している大豆粒を漏下せしめなから機枠1後面に設
    けられている排稈放出口10に向けて搬出するコンベア
    装置6を装架し、そのコンベア装置6の下方に、ブロワ
    −装置70による選別風が流れる風選室7を装設した大
    豆脱穀機Aにおいて、前記排稈放出口10には前述コン
    ベア装置6の終端部6a下方から機枠1の後方に向けて
    突出する排稈放出用のベルトコンベア8を後方に向い上
    向に傾斜させて装架すると共に、その排出コンベア8の
    始端部8aの上方を前記コンベア装置6の終端部6aご
    と囲うフード状のカバー9を装設し、そのフード状のカ
    バー9に吸引排塵機aを、それの吸引筒90が該カバー
    9内腔と連通ずるように設けて構成したことを特長とす
    る大豆脱穀機における排塵装置。
JP10392578U 1978-07-28 1978-07-28 大豆脱穀機における排塵装置 Expired JPS5844822Y2 (ja)

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JP10392578U JPS5844822Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 大豆脱穀機における排塵装置

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JP10392578U JPS5844822Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 大豆脱穀機における排塵装置

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JPS5520837U JPS5520837U (ja) 1980-02-09
JPS5844822Y2 true JPS5844822Y2 (ja) 1983-10-12

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JP10392578U Expired JPS5844822Y2 (ja) 1978-07-28 1978-07-28 大豆脱穀機における排塵装置

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