JP3748711B2 - コンバインの選別用ファン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインの揺動選別装置に選別風を送る唐箕等のファンの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から普通型のコンバインや汎用型のコンバインにおける脱穀装置の下方には揺動選別装置が配置され、該揺動選別装置の前下部には唐箕が配置され、揺動選別装置に選別風を送風して、風選別と比重選別とによって一番物、二番物、藁屑とに選別して、選別後の一番物をグレンタンク内に貯留し、二番物を還元コンベアを介して脱穀装置若しくは揺動選別装置の前部に投入して再選別し、藁屑を機体後方より排出するように構成していた。
【0003】
前記唐箕は、扱胴と直交する方向に駆動軸を有し、該駆動軸の軸芯方向に沿う複数の羽板を半径方向に突設したプレート式のファンが用いられていた。この唐箕は、揺動選別装置を収納する機枠内に配置され、機枠側面に吸引口を開口し、該吸引口を介して唐箕左右両側部より空気が吸引され、選別風を発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の唐箕等のファンで左右両側方より空気を吸引する構成においては、唐箕左右端部で発生した風が吸引口側に誘引され、空気の流れが乱れて、唐箕の左右の全幅で有効に選別風を発生させることができないものとなっていた。特に、唐箕の回転数を高回転とした場合にこの不具合が顕著となっていた。
【0005】
また、唐箕等のファンで左右両側より空気を吸引しているので、ファンで発生する選別風の風量の分布は左右中央部で多く、両端部で少なくなっており、揺動選別装置の選別幅に均等に選別風を送ることができず、扱胴から一度に大量の籾等が揺動選別装置上に漏下されると、揺動選別装置の左右端部における風選別が不十分で、一番物を確実に選別することができないものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような問題点を解消するために、次の如く構成したものである。
脱穀装置9の下方に揺動選別装置10を配置し、その下方に左右方向の駆動軸29を有する唐箕25を配置し、該唐箕25の左右両側より空気を吸引して揺動選別装置10に選別風を送風するコンバインにおいて、該唐箕25は駆動軸29の半径方向に複数枚の羽板 67が固設され、該羽板67により選別風を発生する空間を形成し、該隣り合う二枚の羽板67・67で仕切られた側面視で略扇形の部屋に風向板68を配置し、該風向板68は、側面視で略扇形に形成されて二枚の羽板67・67に跨がって固設され、前記駆動軸29の軸芯に対して直角に配置し、該風向板68を、一組の羽板67・67で仕切られた部屋の左右一側に配置し、その隣の部屋においては逆の側に配置し、隣合う部屋に互い違いに風向板68を配置して行き、部屋数に合わせた数の風向板68を配置し、該風向板68により、側方端部より吸引した空気を堰止め、風向板68に沿って半径方向に選別風を発生させるように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した構成例について説明する。
図1はコンバインの全体側面図、図2は第二処理胴を有する脱穀装置の側面図、図3は同じく脱穀装置の正面図、図4は第二処理胴を示する脱穀装置の部分側面図一部断面図、図5は別形態の第二処理胴を有する脱穀装置の正面図、図6は第二処理胴側の切刃の配置を示す正面図、図7は吸引ファンを揺動本体後部に配置した部分側面断面図、図8は同じく後面図一部断面図、図9は同じく平面図一部断面図、図10は排藁カッター装置の後方回動で吸引ファンのケーシングが取り外され状態を示す平面図、図11は吸引ファンのケーシングとガイドプレートとを示す正面図、図12は同じく藁屑排出機構の後面図である。
【0008】
図1においてコンバインの全体構成から説明すると、クローラ式走行装置1上に機体フレーム2を載置し、該機体フレーム2前端に引起し・刈取装置8を昇降可能に配設し、引起し・刈取装置8は前端に分草板3を突出して穀稈を分草し、その後部に引起しケース4を立設して該引起しケース4より突出したタインの回転により穀稈を引き起こして、分草板3後部に配設した刈刃5にて株元を刈り取り、上部搬送装置、下部搬送装置、縦搬送装置6にて後部へ搬送し、この縦搬送装置6の後端から株元がフィードチェーン7に受け継がれて脱穀装置内に穀稈を搬送し、該フィードチェーン7後端には排藁搬送装置16が配設され、排藁搬送装置16後部下方に配設した排藁カッター装置17にて、搬送されてきた排藁を切断し、右側で切断された排藁を送り搬送体18で右側(グレンタンク12側)に送り、既刈り側の圃場に放出している。前記脱穀装置の側部には選別後の精粒を貯留するグレンタンク12が配設され、該グレンタンク12前部には運転部19が配設されている。
【0009】
前記脱穀装置9は図2に示すように、扱室内に扱胴20と送塵口処理胴21とが軸芯を略前後方向にして横架され、脱穀装置9下部の、この扱室の下方に揺動選別装置10が配設されている。
【0010】
また、前記揺動選別装置10には、揺動本体51と唐箕25とプレファン26等が配設れ、脱穀された籾と籾藁とが比重選別と風選別により一番物と二番物と藁くず等に選別が行なわれている。また、揺動本体51下方の前後途中位置には、左右方向に一番コンベア22と二番コンベア23とが横設されている。前記一番コンベア22の他側に揚穀コンベア13が連結されており、一番コンベア22の流穀板28上に漏下された一番物は、一番コンベア22、揚穀コンベア13を介してグレンタンク12に搬送されている。また、前記二番コンベア23の他端部に還元コンベア14が連結されており、該還元コンベア14を介して脱穀装置9前部に投入して、再度処理を行うようにしている。
【0011】
次に、前記脱穀装置9の構成について説明する。
図2、図3に示すように、前記扱室の扱胴20周囲に扱歯27・27・・・を植設している。該扱胴20は、正面視において揺動本体51の左右中央部より左側(フィードチェーン側)端部にかけての上方に配置されている。また、前記扱胴20前方の下部には、投入口32をフィードチェーン7側方位置より扱胴20の右側部位置までの範囲で開口し、穀稈の穂先側が投入される。また、前記扱胴20の下面側には、正面視で円弧状の支持枠35が配置され、該支持枠35上に後述する漏下体を敷設し、扱胴20で脱粒された籾等を下方の揺動本体51上に漏下している。
【0012】
また、前記送塵口処理胴21は、正面視において、揺動本体51の左端部(グレンタンク12側)上方に配置されている。該送塵口処理胴21前部は、側面視で扱胴20後部とラップされ、後端部を扱室の後端部まで延出している。該送塵口処理胴21周囲には螺旋状のスクリュー36が固設され、スクリュー36の回動軌跡の下方側に沿ってコーンケーブ37が配設され、扱胴20で処理仕切れなかった藁屑等を処理している。但し、スクリュー36とコーンケーブ37の代わりに扱歯とクリンプ網で構成することも可能である。
【0013】
また、本構成例において前記送塵口処理胴21の後端部には、図2に示すように藁屑排出機構90が形成されている。即ち、図7、図12に示すように、前記藁屑排出機構90は、送塵口処理胴21の後端部の外周面に前後に長い板体より成る羽体91・91・・・を半径方向に突設したファンと、該羽体91の回動軌跡の外周側を被装する略円環状のカバー92より形成されている。さらに前記カバー92の右下方に開口92aを形成し、該開口92aより右側下方(揺動本体51と逆側下方)に藁排出口93を突設し、機枠65を貫通して端部を揺動選別装置10外部に延出している。この排出口93下端部には図示せぬ案内板等を配置して、排出口93より吐出された藁屑を排藁カッター装置17の下部に案内し、排藁カッター装置17で切断処理された排藁とともに機外に排出し、吸引ファン30と合わせて選別後の藁屑の排出を行うようにしている。
【0014】
よって、脱穀装置9に一度に大量に穀稈が搬送され、扱胴20等で脱穀して漏下処理し、扱胴20側で処理残された未処理物(藁屑や藁屑内に含まれる籾等)が大量に発生しても、送塵口処理胴21で藁屑内の籾を漏下し、コーンケーブ37よりこの籾と藁屑とを漏下して行く。そして、前記コーンケーブ37の終端位置で漏下し残された藁屑が発生しても、この藁屑が藁屑排出機構90内に案内され、羽体91・91・・・の回転によって跳ね飛ばされ、藁排出口93より機外に排出されている。よって、前記送塵口処理胴21の終端部より落下させることがないので、前記吸引ファン30上方のケーシング81・82等に藁屑を堆積させることがなく、また前記送塵口処理胴21後部のコーンケーブ37に詰まりを生じることがなく、送塵口処理胴21の処理能力を高く維持できる。この藁屑排出機構90によって、脱穀時に発生する藁屑の一部を排出しているので、その分揺動本体51側での選別量を減らすことができ選別能力を向上することができ、さらには吸引ファン30と合わせて藁屑の排出能力を向上している。
【0015】
また、本構成例において、図3において扱胴20の回動中心と送塵口処理胴21の回動中心とを結ぶ直線より下方で、扱胴20下部の右側方 (進行方向)に送塵口処理胴21の左側部に第二処理胴40が配置されて、図4に示すように、側面視でラップするように配置している。該第二処理胴40は扱胴20と送塵口処理胴21と平行に配置され、送塵口処理胴21の外径と略等しく形成されている。また、図2に示す側面視において、前記第二処理胴40の後端部を前記送塵口処理胴21前端部の直前方に位置し、第二処理胴40の前端部と扱胴20前端部とをラップし、第二処理胴40の作用の開始位置を扱胴20前端部に合わせている。
【0016】
更に、前記第二処理胴40周囲に羽根状の羽根歯41・41・・・を植設し、回転速度を高めることで藁屑を確実にほぐし、また枝梗付着粒の枝梗を取り除くようにしている。
【0017】
前記扱胴20下面を被装した漏下体となるクリンプ網は、図3、図4に示すように、支持枠35の左端部より扱胴20右側部下方(第二処理胴40の左側方)までの範囲にクリンプ網31を敷設している。該クリンプ網31右端部より右側の支持枠35上には、クリンプ網31より網目間隔が広い粗網43を敷設し、漏下率が高い粗漏下体を形成している。前記粗網43で第二処理胴40左側部の上方を被装し、この粗網43より第二処理胴40に籾等を漏下するようにしている。尚、前記粗網43の代わりに、図5に示すコーンケーブ44を敷設し、さらに漏下を促進することもできる。
【0018】
前記第二処理胴40の下側半円弧部には、図3、図6に示すように、前記羽根状歯41の回動軌跡に沿って漏下網42を敷設している。該漏下網42の左端部を扱胴20下部のクリンプ網31右端部に当接する位置まで延設している。前記クリンプ網31右端部(粗網43左端部)の接線方向は、第二処理胴40外周の接線と一致しており、扱胴20の扱歯27で案内された籾等が粗網43を通過して第二処理胴40内に漏下しやすく構成し、扱胴20側で処理する籾等の量を減らして、ササリ粒の発生を防ぐようにしている。
【0019】
また、前記第二処理胴40の回転方向を、扱胴20と送塵口処理胴21との回転方向と逆方向としている。前記粗網43より漏下された第二処理胴40の回動にともなわれて旋回している籾等が、粗網43を通過して扱胴20側に戻すことなく、第二処理胴40側に誘導するようにしている。更に、前記の送塵口処理胴21の回転方向に対しても逆転方向となっているので、第二処理胴40の漏下網42の主に右側(グレンタンク12側)より漏下し、送塵口処理胴21では主に左側より漏下しており、揺動本体51上に落下する位置を左右にずらして分布を良くし選別性能を高めている。
【0020】
また、ここの漏下網42の左端部には、切刃45が固設されている。該切刃45の刃面を第二処理胴40回転方向に対向する向きに配置して、第二処理胴40の回転にともなわれ回転している藁屑を切断し、処理能力を高めるようにしている。また、前記切刃45を、クリンプ網31右端部の接線方向に沿うように配設しているので、第二処理胴40側に投入される籾等の流れをが悪くなることがないようにしている。
【0021】
また、前記第二処理胴40の前後途中部の右側方には、還元コンベア14の終端部が配置され、この終端部より左下方に案内口38を固設し、該案内口38端部を第二処理胴40の漏下網42右端部まで延出し、還元コンベア14と第二処理胴40とを連通している。よって、前記還元コンベア14で搬送される二番物を案内口38に沿って第二処理胴40に投入し、第二処理胴40を二番物の処理用の胴とすることができる。従って、二番物が扱胴20に戻されることがなくなり、その分扱胴の作用空間が広がり、一度に投入された大量の穀稈を確実に処理することができる。
【0022】
また、前記第二処理胴40後端部には、図4に示すように、前後に長い板体で形成する複数の送り羽根46・46・・・を半径方向に植設し、第二処理胴40後端部側部の粗網43に連通口43aを開口し、第二処理胴40で処理残された籾や藁屑等を扱胴20側にはね飛ばして、扱胴20後部で処理したり、扱胴20後端より送塵口処理胴21に投入して処理するようにしている。尚、前記第二処理胴40後端部と送塵口処理胴21とを連通して、第二処理胴40後端部の送り羽根46で処理残された籾や藁屑等を直接に送塵口処理胴21にはね飛ばす構成としてもよい。
【0023】
また、第二処理胴40の別形態として、第二処理胴40の前端部を、図4に示す側面視でクリンプ網31の作用始端部と略一致させて、第二処理胴40の全長をできるだけ短くして駆動負担を低減することもできる。そして、前記第二処理胴40周囲に植設する羽根状歯41の代わりに、図5に示すスクリュー47を固設し、このスクリュー47に対応して漏下網42の代わりに、コーンケーブ48を敷設して、籾等を後方に流して処理する速度を高めることもできる。
【0024】
よって、前記脱穀装置9に大量の穀稈が投入され、扱胴20で大量に脱粒されても、その一部を前記粗網43より円滑に第二処理胴40内に投入しており、扱胴20下方のクリンプ網31に沿って流れる籾等の量を少なくしている。さらに、揺動本体51で選別された二番物が還元コンベア14を介して第二処理胴40に投入され、扱胴20側に投入されないので、扱胴20側の処理空間を広く保つことができ、一度に大量に搬送されてきた穀稈を確実に脱粒でき、ササリ粒等を発生させることがない。また、前記第二処理胴40が二番物を処理する専用の処理胴となり、二番物を確実に処理し、ことができ、前記送塵口処理胴21では主に藁屑の処理を行うようにして、処理胴の役割を分担でき、処理能力が高められて脱穀装置9の性能を向上している。
【0025】
次に、前記揺動選別装置10の構成について図2を用いて説明する。
前記揺動本体51は機枠65内に収納され、揺動本体51前部を扱胴20前端部の下方に位置し、揺動本体51後部を送塵口処理胴21後端部の下方まで位置させている。図3、図11に示すように揺動本体51の左右側面の上部にゴム製の受け板62下部が固設され、該受け板62を左右外側上方に向けて延出し、上端部を機枠65側面に当接させて、前記唐箕20等より漏下された籾等を確実に揺動本体51で受け止めるようにしている。
【0026】
また、前記揺動本体51後部下面が、クランク軸等の揺動駆動機構61によって揺動駆動可能に連結されている。前記揺動本体51の前端部には、第一グレンパン52が形成され、該第一グレンパン52の後下方に第二グレンパン53が形成されている。該第一グレンパン52と第二グレンパン53とは、板体を波状にして籾を後方に搬送し易く成形している。該第一グレンパン52が扱胴20前部下方に位置され、第二グレンパン53が扱胴20中央部下方に位置されている。前記第一グレンパン52後部より後方の下面には、導入口56が開放されている。前記第一グレンパン52後方に、揺動可能にフルイ線54・54・・・が支持され、前記第二グレンパン53に連設してチャフ部55が形成され、チャフ部55後方には、前後方向に長い棒状体の上面を波上に形成したストローラック57・57・・・が配されている。
【0027】
更に、前記第二グレンパン53の後部より後下方に膨出して膨出部58を成形し、該膨出部58下面には落下口59が開口されている。前記落下口59の前部より後方途中位置まで網状のグレンシーブ60によって被装され、一番コンベア22の上方が被装されている。
【0028】
また、前記プレファン26が揺動本体51の前下方に配され、前記導入口56より揺動本体51内に選別風を送風し、フルイ線54・54・・・上の籾等を後方に吹き飛ばしている。前記唐箕25が揺動本体51の第二グレンパン53下方に配置され、落下口59よりチャフ部55に向けて選別風を送風し、チャフ部55の風選別と比重選別が行われている。
【0029】
そして、本構成例において、図2、図7〜図11に示すように、前記揺動本体51後上部の揺動本体51の略全幅に渡って吸引ファン30を横設している。即ち、前記揺動本体51後端上部に排出口63が形成されており、該排出口63を利用して吸引ファン30後下部が配置され、吸引ファン30の前後中央部より前部を揺動本体51後部上方に配置し、側面視において吸引ファン30の下部を揺動本体51後上部にラップさせている。そして、前記吸引ファン30下部に前記ストローラック57・57・・・後端部が位置され、該ストローラック57・57・・・が二番コンベア23の上方に位置し、ストローラック57・57・・・前方に位置するチャフ部55の全長を短くすることができ、部品点数を減らしている。尚、前記吸引ファン30の下部を揺動本体51後部に側面視でラップさせているが、吸引ファン30前部をラップさせる構成としてもよく、また、吸引ファン30の下部を揺動本体51後部に側面視でラップさせるとともに吸引ファン30を平面視において完全に揺動本体51後部にラップさせる構成とすることもできる。
【0030】
また、前記吸引ファン30の下方には、側面視略円弧状の下部ケーシング80が配置され、該下部ケーシング80前端部を前記ストローラック57・57・・・後端部の直後方に臨ませて配置している。該ストローラック57・57・・・で後方に案内されている藁屑が吸引ファン30内に吸引され易く形成されている。更に、前記下部ケーシング80後部は揺動本体51後方で後下方に延出されている。
【0031】
また、前記吸引ファン30の上方は、吸引ファン30の前後中央部より前方に延出する前上部ケーシング81と、前後中央部より後下方に延出する後上部ケーシング82とで被装されている。前記前上部ケーシング81は、図示せぬステーを介して機枠65側面に固設されている。前記後上部ケーシング82の後部は、前述した拡散スパイラ18下部の前方まで延出し、拡散スパイラ18前方を被装している。
【0032】
前記前上部ケーシング81及び後上部ケーシング82の左右側面と下部ケーシング80の左右側面には図示せぬ側部ケーシングが固設され、排出口が形成され、吸引ファン30で吸引した藁屑を機体後部より排出するように案内している。
【0033】
また、前記後上部ケーシング81は、前記排藁カッター装置17のケーシングに図示せぬステーを介して固設されており、図10に示すように、排藁カッター装置17右側の図示せぬ支軸を中心に回動させると、後上部ケーシング81がともなわれて回動して吸引ファン30後半部が開放され、吸引ファン30のメンテナンスを容易にしている。
【0034】
また、前記前上部ケーシング81の前下部を吸引ファン30上部の前方まで延出させている。該前上部ケーシング81の左端部は前下がり傾斜状に形成し、左端部より右側に向かうに従って円弧状に形成して傾斜角度を徐々に急傾斜状としている。従って、図9に示す平面視のように、上部ケーシング81前端部が左側より右側に向かうに従って後方に傾斜され、上部ケーシング81前端の右側が送塵口処理胴21のコーンケーブ37終端部より後方に位置される。よって、該コーンケーブ37より漏下された藁屑等が前上部ケーシング81上にできるだけ落下されず、落下されても、前上部ケーシング81右側の急傾斜に沿って落下され、藁屑等が堆積されることない。
【0035】
また、前記吸引ファン30の前側方の機枠65側面にはシール部材としてのガイドプレート85・85が固設されている。該ガイドプレート85は、図8、図11に示すように、前記揺動本体51側上部の受け板62の直上方より吸引ファン30上端部までの上下長さを有し、図9に示す平面視においてガイドプレート85前部を機枠65側面に固設し、ガイドプレート85後部を内側後方に傾斜状に形成して後端部を吸引ファン30前側部の近傍位置まで延出している。
【0036】
この左右のガイドプレート85・85によって、揺動本体51のチャフ部55より吹き上げられた選別風を吸引ファン30で吸引しやすいように左右中央側にガイドし、吸引ファン30の左右側方を通過して後方に藁屑が流れないようにシールしている。尚、前記シール部材は、ガイドプレート85に限定するものでなく、吸引ファン30の左右側方に仕切り用の板体を配置した簡単な構成であってもよい。
【0037】
このように構成したことによって、前記揺動本体51の左右幅と略等しい幅を有する吸引ファン30によって揺動本体51の後部より、強力にエアを吸引しており、唐箕25とプレファン26から送風された選別風の流れがスムースとなり、チャフ部55における風選別を向上することができ、大量の籾等がチャフ部55上を搬送されてきても選別することができる。よって、前記チャフ部55前部に一番物が漏下され、チャフ部55後部より二番物や比較的小さい藁屑等が落下され、そして、前記チャフ部55後方のストローラック57・57・・・上で藁屑がほぐされ、二番物を完全に落下させて残りの藁屑が上方に持ち上げられことなく、後方に配した吸引ファン30に確実に吸引され、機外に排出することができ、選別性能を大幅に向上することができる。
【0038】
また、前記吸引ファン30の高さが低くなっており、揺動駆動機構61や、一番コンベア22、二番コンベア23との距離が近くなり、吸引ファン30へ駆動を伝達する構成をシンプルとすることができる。
【0039】
また、前記唐箕25’は、汎用コンバインの揺動選別装置10’に設けられている。図26は汎用コンバインの脱穀装置と選別装置との側面断面図、図27は汎用コンバインの別形態の脱穀装置と選別装置側面断面図である。
【0040】
図26に示すように、脱穀装置9’として、左右に軸芯を有するローター121・122を前後に二本横設し、穀稈の左右方向に搬送しながら下方の揺動本体51’上に漏下する構成としている。この揺動本体51’前部のローター121・122下方にグレンパン125が形成され、グレンパン125後部の下方より後方にチャフ部160が連接され、チャフ部160下方には一番コンベア22’を被装するようにグレンシーブ126が配置されている。この揺動本体51’の前下方に唐箕25’が配置され揺動本体51’に選別風が送風され、風選別と比重選別とが行われ、一番物と二番物と藁屑とに選別されている。この揺動本体51’の後下方にも選別された一番物を搬送する一番コンベア22’と二番物を搬送する二番コンベア23’が横設され、二番コンベア23’終端部に還元コンベア14’が連結され、一番コンベア22’の終端部に揚穀コンベア13’が連結され、グレンタンクに籾を投入するようにしている。
【0041】
前記揺動本体51’は、図26、図27に示すように、前記第一ロータ121の前後中央部の下方より機体の後部までにかけて前後に長く形成されている。揺動本体51’前部より前方に唐箕25’を配置しており、揺動本体51’を低く配置でき、前記脱穀装置9’も低くなり、機体の全高を低くしている。尚、前記揺動本体51’より、唐箕25’は前方に離れた位置に配置されているが、後述する如く唐箕25’による送風能力を向上することで安定した選別風が導入され、選別装置10’による選別性能が下がることがない。
【0042】
また、図27に示すように、前記揺動本体51’後端部より後方に吸引ファン162を配置することもできる。この構成においては、唐箕25’で発生した選別風が揺動本体51’を通過して、選別後の藁屑を上方高くに持ち上げることなく吸引して機外に排出することができる。
【0043】
次に、前記唐箕25の構成について説明する。
図13はガイド筒を配した唐箕端部の部分平面断面図、図14はガイド筒を配した唐箕端部の平面断面図、図15は従来の唐箕により発生した選別風の分布を示す図、図16は風向板を配した唐箕の斜視図、図17は同じく側面断面図、図18は同じく平面図、図19は唐箕の幅における二種類の選別風の風量の分布を示す図、図20は実際の唐箕による発生した選別風の風量の分布を示す図、図21は別構成例の風向板を配した唐箕の斜視図、図22は同じく側面図、図23は同じく平面図、図24は別構成例の唐箕の幅における二種類の選別風の風量の分布を示す図、図25は別構成例の唐箕による実際に発生する選別風の風量の分布を示す図である。
【0044】
前記唐箕25は、普通型のコンバインにおいても汎用型のコンバインにおいても同形状であり図2に示すように、前記唐箕25や揺動本体51等の揺動選別装置10は機枠65に収納され、該機枠65側面の唐箕25位置に吸引口66が開口されている。汎用型のコンバインにおいても図26に示すように、唐箕25’と揺動本体51’が図示せぬ機枠内に収納され、機枠に唐箕25’への吸引口66が開口されている。
【0045】
そして、図15に示すように、前記唐箕25端部は吸引口66の内側に配置され、吸引口66を介して唐箕25側部に空気が吸引されていた。この構成においては、唐箕25端部で発生した選別風が、吸引口66から唐箕25側部へ吸引される空気の流れに引き込まれていた。その為に、選別風の幅方向の分布が、左右端部で有効に発生することができないものとなっていた。
【0046】
そこで、本発明において図13に示すように、前記吸引口66を開口した機枠65内側面に筒体であるガイド筒75を固設し、該ガイド筒75で唐箕25外周面の端部を被装するようにしている。即ち、前記ガイド筒75の内径を唐箕25の外径より大きくし、左右一方の端部を半径方向の外周側に屈曲させて外縁部75aを形成し、該外縁部75aを吸引口66の外周に沿うように機枠65内側面に固設している。該ガイド筒75の他端を内側に延出して唐箕25端部を被装するようにしている。該ガイド筒75の内端部は、中心方向に屈曲させて唐箕25外周面の直外周側に位置させている。
【0047】
従って、前記ガイド筒75の内側部と唐箕25の端部とがラップされており、吸引口66から吸引された空気が周りに拡散されることなく唐箕25端部に吸引されるようにしている。更に、前記ガイド筒75によって、唐箕25端部で発生した選別風が吸引口66側に引き込まれないようにガイドされ、選別風として吹き出すことができ、唐箕25の左右両端部で選別風を有効に発生させることができる。尚、前記ガイド筒75をプレファン26側部の吸引口に固設して、プレファン26による選別風の発生を安定させることもできる。
【0048】
次に、前記唐箕25の構成について説明する。
図2、図16、図17に示すように、唐箕25の駆動軸29は左右方向に向けられ、該駆動軸29の半径方向に羽板67・67・・・が固設されプレート式のファンが形成されている。該羽板67・67・・・は枚数を限定するものでなく、図2において8枚が固設されているが、図16〜図18においては6枚の羽板67・67・・・より唐箕25を形成している。
【0049】
前記唐箕25はこの6枚の羽板67・67・・・によって、選別風を発生する空間(部屋)を6室形成している。そして、本発明において、この隣り合う二枚の羽板67・67で仕切られた任意の部屋の適宜箇所に風向板68を配置している。該風向板68は、側面視で略扇形に形成されて二枚の羽板67・67に跨がって固設され、駆動軸29の軸芯に対して直角に配置されている。この風向板68を、一組の羽板67・67で仕切られた部屋の左右一側(右側)に配置し、その隣の部屋においては逆の左側に配置し、隣合う部屋に互い違いに風向板68を配置して行き、部屋数に合わせた数(本構成例において6枚)の風向板68・68・・・が配置される。
【0050】
この風向板68・68・・・を有する唐箕25を駆動させると、側方端部より吸引した空気が、風向板68で堰止められ、風向板68に沿って半径方向に選別風を発生させている。風向板68・68・・・を配した唐箕25による選別風の分布が図19、図20に示されている。この図では横軸は唐箕25の幅方向の位置を示し、縦軸は唐箕25の幅方向の位置に対する風量Fを示している。風向板68を右側に配置した部屋では選別風の分布が図19の破線69の如く右に偏って多く発生される。逆に、風向板68を左側に配置した部屋では選別風の分布が図中の二点鎖線70の如く左に偏って多く発生される。実際には、この二種類の選別風が交互に送られるので、実際の選別風の分布は図20に示すように唐箕25の全幅(選別幅)に均等に発生させることができる。
【0051】
また、この風向板68・68・・・の配設構成の別構成例について、図21〜図23を用いて説明する。
この構成例においては、羽板67・67・・・で仕切られた部屋を一つ置きに風向板68を配設するようにしている。即ち、一の部屋の左右両側部に一枚ずつ前記同様の風向板68・68を配置し、その隣の部屋には風向板68を配置せず、その次の部屋に左右一枚ずつ風向板68・68を配置する構成としている。
【0052】
この構成例の唐箕25’を駆動すると、風向板68・68を配置した部屋では、側方から吸引された空気が風向板68・68に当たり風向板68・68に沿って半径方向に選別風を発生させている。従って、選別風の分布は図24の実線71に示すように、左右両側部で風量が多く、中央部の風量が少なくなる。そして、風向板68・68を配置しない部屋における風量の分布は、図中に示す破線72に示すように、中央部の風量が多くなっている。この二種類の選別風によって実際の唐箕25’で発生する選別風の分布は図25に示すように唐箕25の全幅(選別幅)に均等に発生させることができる。
【0053】
このように、選別風が唐箕25の幅方向で偏ることなく均等としているので、揺動本体51に均等に選別風を送風でき、揺動本体51の全幅で確実に選別することができ、漏下された籾等の量が多くなっても確実に選別でき、選別性能を向上している。また、この唐箕25によって発生した選別風は左右外側に広がることが少なく、機枠65に当たって風力が弱まることが少なく、唐箕25を揺動本体51より離れて配置しても安定した選別風を送風することができる。
【0054】
尚、前記風向板68・68の配設は、唐箕25に限定するものでなく、前記プレファン26に配置することもでき、両者に配置することで選別性能をさらに向上することもできる。また、前記風向板68の配設位置は左右側部に配置されていれは、左右の側端部に配置する構成としてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように構成したので、本発明は次のような効果を奏するものである。
脱穀装置9の下方に揺動選別装置10を配置し、その下方に左右方向の駆動軸29を有する唐箕25を配置し、該唐箕25の左右両側より空気を吸引して揺動選別装置10に選別風を送風するコンバインにおいて、該唐箕25は駆動軸29の半径方向に複数枚の羽板67が固設され、該羽板67により選別風を発生する空間を形成し、該隣り合う二枚の羽板67・67で仕切られた側面視で略扇形の部屋に風向板68を配置し、該風向板68は、側面視で略扇形に形成されて二枚の羽板67・67に跨がって固設され、前記駆動軸29の軸芯に対して直角に配置し、該風向板68を、一組の羽板67・67で仕切られた部屋の左右一側に配置し、その隣の部屋においては逆の左側に配置し、隣合う部屋に互い違いに風向板68を配置して行き、部屋数に合わせた数の風向板68を配置し、該風向板68により、側方端部より吸引した空気を堰止め、風向板68に沿って半径方向に選別風を発生させるように構成したので、ファンの左右端部で発生した風がファンの左右両側部に引き込まれることがなくなり、選別風として吹き出すことができ、唐箕の左右端部で有効に選別風を発生し、揺動選別装置10に送風して風選別が確実に行われ、一番物、二番物や藁屑への選別性能を向上することができるのである。
【0056】
また、風向板68を羽板67・67の間に跨がって固設したので、唐箕25の左右端部での選別風が弱くなることなく、選別風をファンの全幅で均等に発生させることができる。この選別風を揺動選別装置10に送風することで、揺動選別装置の全幅で確実に選別することができ、漏下された籾等の量が多くなっても確実に選別でき、選別性能を向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンバインの全体側面図である。
【図2】 第二処理胴を有する脱穀装置の側面図である。
【図3】 同じく脱穀装置の正面図である。
【図4】 第二処理胴を示する脱穀装置の部分側面図一部断面図である。
【図5】 別形態の第二処理胴を有する脱穀装置の正面図である。
【図6】 第二処理胴側の切刃の配置を示す正面図である。
【図7】 吸引ファンを揺動本体後部に配置した部分側面断面図である。
【図8】 同じく後面図一部断面図である。
【図9】 同じく平面図一部断面図である。
【図10】 排藁カッター装置の後方回動で吸引ファンのケーシングが取り外され状態を示す平面図である。
【図11】 吸引ファンのケーシングとガイドプレートとを示す正面図である。
【図12】 同じく藁屑排出機構の後面図である。
【図13】 ガイド筒を配した唐箕端部の部分平面断面図である。
【図14】 ガイド筒を配した唐箕端部の平面断面図である。
【図15】 従来の唐箕により発生した選別風の分布を示す図である。
【図16】 風向板を配した唐箕の斜視図である。
【図17】 同じく側面断面図である。
【図18】 同じく平面図である。
【図19】 唐箕の幅における二種類の選別風の風量の分布を示す図である。
【図20】 実際の唐箕による発生した選別風の風量の分布を示す図である。
【図21】 別構成例の風向板を配した唐箕の斜視図である。
【図22】 同じく側面図である。
【図23】 同じく平面図である。
【図24】 別構成例の唐箕の幅における二種類の選別風の風量の分布を示す図である。
【図25】 別構成例の唐箕による実際に発生する選別風の風量の分布を示す図である。
【図26】 汎用コンバインの脱穀装置と選別装置との側面断面図である。
【図27】 汎用コンバインの別形態の脱穀装置と選別装置側面断面図である。
【符号の説明】
9 脱穀装置
25 唐箕
26 プレファン
20 扱胴
29 駆動軸
67 羽板
68 風向板
75 ガイド筒

Claims (1)

  1. 脱穀装置9の下方に揺動選別装置10を配置し、その下方に左右方向の駆動軸29を有する唐箕25を配置し、該唐箕25の左右両側より空気を吸引して揺動選別装置10に選別風を送風するコンバインにおいて、
    該唐箕25は駆動軸29の半径方向に複数枚の羽板67が固設され、該羽板67により選別風を発生する空間を形成し、該隣り合う二枚の羽板67・67で仕切られた側面視で略扇形の部屋に風向板68を配置し、
    該風向板68は、側面視で略扇形に形成されて二枚の羽板67・67に跨がって固設され、前記駆動軸29の軸芯に対して直角に配置し、該風向板68を、一組の羽板67・67で仕切られた部屋の左右一側に配置し、その隣の部屋においては逆の側に配置し、隣合う部屋に互い違いに風向板68を配置して行き、部屋数に合わせた数の風向板68を配置し、
    該風向板68により、側方端部より吸引した空気を堰止め、風向板68に沿って半径方向に選別風を発生させるように構成したことを特徴とするコンバインの選別用ファン。
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