JP2773273B2 - 脱穀処理装置 - Google Patents

脱穀処理装置

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JP2773273B2
JP2773273B2 JP1197322A JP19732289A JP2773273B2 JP 2773273 B2 JP2773273 B2 JP 2773273B2 JP 1197322 A JP1197322 A JP 1197322A JP 19732289 A JP19732289 A JP 19732289A JP 2773273 B2 JP2773273 B2 JP 2773273B2
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JP
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cylinder
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outer peripheral
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純二 土居原
善正 松田
正美 大崎
正実 松井
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Iseki and Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扱胴を内装軸架せる扱室と、扱胴と平行状
態に処理胴を内装軸架せる処理室とを並設させた複胴型
脱穀処理装置に関する。
〔従来技術〕
従来、扱室の終端側に開口された送塵口に対応する部
位から該扱室の後方に延出して処理胴を内装軸架する処
理室を設け、扱室内で発生したわら屑や穂切れ等を送塵
口から処理室内に受入れて処理胴で処理し、処理物を処
理室の終端側に開口した排塵口から下方の揺動選別棚上
に排出するようにしたものは既に知られている。
そして、この種構造のものでは、第7図に示すように
処理室の扱室送塵口に対応する部分の上方部が、該処理
室の上部を覆うカバーCと扱室の扱歯回転軌跡に略沿う
ように設けられたガイド板Gとによって隔離された形に
なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 かかる従来構造のものでは、扱室の送塵口から処理室
内に引き継がれなかった処理物が扱胴の回転方向に持ち
回りされて排藁の上に乗り、穀粒が排藁中にささり込ん
でそのまま機外に排出されるなど、多大の4番ロスをひ
き起こす問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、かかる問題点を解消することを目的とする
もので、次のような技術的手段を講じた。
すなわち、本発明にかかる技術的手段は、扱胴1を内
装軸架した扱室2の終端側に扱胴1の放射方向外周面に
対向して送塵口5を開口して設け、該送塵口5に対応す
る部位から扱室2の後方に延出して処理胴7を内装軸架
せる処理室6を設けて、扱胴1の放射方向に跳ね飛ばさ
れた藁屑類を前記送塵口5を介して前記処理胴7の放射
方向外周面に引き継ぐように構成し、前記処理室6の前
記送塵口5に対応する部分の上方には、この処理室6の
上部側を開放し且つ扱胴1の放射方向外周面部に対向配
置する受網4を設けないで前記扱室2に連通する上下方
向に長い開放空間11を構成してあることを特徴とする脱
穀処理装置とするものである。
〔作用〕
扱室2内で脱穀処理された脱穀物のうち、わら屑や穂
切れ等は扱胴1の放射方向に跳ね飛ばされて送塵口5を
経て処理室6内の処理胴7の放射方向外周面に引き継が
れ、処理胴7により軸方向に移送されながら処理網12と
の間で処理され、そして、単粒化された穀粒及び細分化
されたわら屑等は処理網12から下方の揺動選別棚13上に
漏下し、この処理網12を漏下しきれない大きなわら屑な
どの排塵処理物は、処理室6終端側に至って排塵口14か
ら下方の揺動選別棚13上へ投げ出される。
扱室2内の扱胴1の放射方向に跳ね飛ばされた藁屑や
穂切れなどの処理物を送塵口5介して処理室6内の処理
胴7の放射方向外周面に送り込み引き継ぐに際し、扱胴
1の放射方向外周面から処理胴7の放射方向外周面側に
掻き込まれなかった処理物は、扱胴1の回転により放射
方向外周面から処理室6上方の上下方向に長い開放空間
11内に送り込まれて一時的にプールされ、その後処理胴
7の回転により放射方向外周面側に順次掻き込まれ、扱
室2内での扱胴1による持ち回りが少なくなる。
〔発明の効果〕
要するに、本発明によれば、冒記した問題点を解消す
ることができたもので、特に、扱室2内での扱胴による
持ち回りが少なくなり、4番ロスの低減を図ることが出
きるものである。
〔実施例〕
以下本発明の1実施例を図面に基づいて説明する。
1は扱胴、2は前記扱胴1を内装軸架せる扱室で、上
部は扱胴カバー3によって包囲され、下部は受網4によ
って包囲されている。扱室2の終端側には、扱胴1の放
射方向外周面に対向して送塵口5が開口されている。
送塵口5に対応する部位から扱室2の後方にわたる部
位には処理室6が設けられている。この処理室6内には
処理胴7が軸架される。処理室6は、第5図に示すよう
に、扱室2の横側板9に対し内外にまたがって構成さ
れ、外側のカバー10と内側の処理網12とによって包囲さ
れている。処理室6の終端側には排塵処理物を下方の揺
動選別棚13上に投出する排塵口14が開口されている。
処理室6の送塵口5に対応する部分の上方には、該処
理室の上部を開放し、かつ、この部分では扱胴1の外周
部に対向配置する受網4を取り除いて、扱室2側に通ず
るべき開放された上下方向に長い開放空間11が設けられ
ている。
処理胴7は外周面に処理物を後方に移行させるリード
角を有する多数のソリッド型の処理歯7aを有し、排塵口
14と対応する部位には処理胴軸15方向と平行する羽根板
7bが処理歯7aの先端に設けられている。
そして、処理胴7の始端側では処理室6の前側板16に
軸架されるが、終端側は該処理胴7の外形よりも小さい
軸受部材17を介して支承され、この軸受部材17は前記側
板9にボルト18によって固着されている。
しかして、第5図において、扱胴1及び処理胴7は時
計方向に回転しながら脱穀処理をするところ、扱室2の
送塵口5から処理室6内に藁屑や穂切れなどの処理物を
送り込み引き継ぐ際に、扱室2内の扱胴1の放射方向外
周面からから処理胴7の放射方向外周側の処理歯7aによ
り掻き込まれなかった処理物は、時計方向に回転してい
る扱胴1の扱歯により上方の開放空間11内に掻き込まれ
て一時的にプールされることになり、その後時計方向に
回転する処理胴7の放射方向外周面の処理歯7aで順次処
理室6内に掻き込まれ、扱室2内での扱胴1による持ち
回りを少なくすることができる。
扱室2の後側板19には、第2図に示すように、前記処
理網12を固着するためのコの字状枠部材20が一体的に固
着して設けられ、そして、このコの字状部材20に前記処
理網12の一端側の網枠12aが嵌合支持されるようになっ
ている。該処理網12の他端側の網枠12bは前記側板9に
ボルト21を介して固着される。
なお、図中22は吸引横断流ファン、23は圧風ファン、
24は揺動選別網、25は1番受樋、26は2番受樋、27はカ
ウンター軸、28は伝動ベルト、29は伝動チェンを示す。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の1実施例を示すもので、第1図は脱穀機の
要部の側断面図、第2図は要部の一部破断せる平面図、
第3図は要部の平断面図、第4図は要部の側の断面図、
第5図は第4図のS1−S1線断面図、第6図は第4図のS2
−S2線断面図、第7図は従来装置の正断面図である。 1は扱胴、2は扱室、5は送塵口、6は処理室、7は処
理胴、11は開放空間、12は処理網、14は排塵口を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−5724(JP,A) 特開 昭63−185313(JP,A) 実開 昭62−196640(JP,U) 実開 昭63−13533(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01F 12/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扱胴1を内装軸架した扱室2の終端側に扱
    胴1の放射方向外周面に対向して送塵口5を開口して設
    け、該送塵口5に対応する部位から扱室2の後方に延出
    して処理胴7を内装軸架せる処理室6を設けて、扱胴1
    の放射方向に跳ね飛ばされた藁屑類を前記送塵口5を介
    して前記処理胴7の放射方向外周面に引き継ぐように構
    成し、前記処理室6の前記送塵口5に対応する部分の上
    方には、この処理室6の上部側を開放し且つ扱胴1の放
    射方向外周面部に対向配置する受網4を設けないで前記
    扱室2に連通する上下方向に長い開放空間11を構成して
    あることを特徴とする脱穀処理装置。
JP1197322A 1989-07-28 1989-07-28 脱穀処理装置 Expired - Lifetime JP2773273B2 (ja)

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JPH0361424A JPH0361424A (ja) 1991-03-18
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014023452A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Yanmar Co Ltd 脱穀装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615724A (ja) * 1984-06-19 1986-01-11 井関農機株式会社 脱穀装置
JPH0520132Y2 (ja) * 1986-06-04 1993-05-26
JPH0616660B2 (ja) * 1987-01-26 1994-03-09 生物系特定産業技術研究推進機構 コンバイン等の選別装置

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JP2014023452A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Yanmar Co Ltd 脱穀装置

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