JPH0733627Y2 - 脱穀機の回転スクリュー取付部構造 - Google Patents

脱穀機の回転スクリュー取付部構造

Info

Publication number
JPH0733627Y2
JPH0733627Y2 JP1321789U JP1321789U JPH0733627Y2 JP H0733627 Y2 JPH0733627 Y2 JP H0733627Y2 JP 1321789 U JP1321789 U JP 1321789U JP 1321789 U JP1321789 U JP 1321789U JP H0733627 Y2 JPH0733627 Y2 JP H0733627Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing member
thresher
screw
member fitting
threshing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1321789U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02105323U (ja
Inventor
龍一 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP1321789U priority Critical patent/JPH0733627Y2/ja
Publication of JPH02105323U publication Critical patent/JPH02105323U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0733627Y2 publication Critical patent/JPH0733627Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、選別部からの処理物を水平方向に搬送する回
転スクリューを脱穀機壁に取り付ける脱穀機の回転スク
リュー取付部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、前記回転スクリューのための軸受部材は、例えば
実開昭59-6452号公報で示されるように、脱穀機壁に直
接ボルト連結されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、回転スクリューが機壁内面に突出し
ている軸受部材の一部やボルト・ナット等と干渉しない
ようにするため回転スクリューの刃体と脱穀機壁との間
に隙間が生じるものであった。
また、軸受部材の軸承部にゴミが直接侵入して付着する
ことになり、ベアリングの異常摩耗や焼付け等の不具合
をもたらす虞れがあった。
本考案の目的は上記従来欠点を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案による脱穀機の回転スク
リュー取付部構造の特徴構成は、回転スクリューのスク
リュー軸部に、脱穀機壁の外面側に付設の軸受部材取付
具を貫通する軸端部分が備えられ、前記回転スクリュー
のための軸受部材が前記軸端部分に作用すると共に前記
軸受部材取付具に取付けられ、前記脱穀機壁のスクリュ
ー軸貫通孔に連通すると共に下向きに開口する隙間が前
記軸受部材取付具の軸受部材取付部と前記脱穀機壁との
間に存在する状態に前記軸受部材取付具が形成されてい
ることである。
〔作用〕
軸受部材を脱穀機壁の外側に軸受部材取付具を介して取
付けたので機壁内面に突出物が存在せず、回転スクリュ
ーの刃体を脱穀機壁に充分接近して設けることができ
る。
また、脱穀機壁のスクリュー軸貫通孔を通して外部に洩
れ出たゴミは軸受部材取付具の下向きに開口する隙間か
ら落下排出されることになり、ゴミ等が軸受部材の軸承
部に直接侵入して付着する虞れはほとんどない。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、回転スクリューの刃体と脱穀
機壁との隙間を充分に小さくできるので、処理物が脱穀
機内に残留するのを抑制することができる。
ゴミ等が軸受部材の軸承部に直接侵入して付着する虞れ
がほとんどなくなったので、ベアリングの異常摩耗や焼
付きなどの支障を大幅に減少することができるようにな
った。しかも、軸受部材の防塵に特別な防塵カバーを用
いないので経済的に優れており、実用上の利点が大き
い。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に本考案に係る脱穀機(M)を示す。この脱穀機
(M)は、扱室(1)内に前後方向に沿い後上り傾斜し
た回転軸芯を有する扱胴(2)を備えた軸流式の全稈投
入型に構成されている。この扱胴(2)下方には前後方
向略全長に亘り受網(3)が張設されるとともに、受網
(3)の更に下方に選別部(4)及び回収部(5)が配
備されている。
前記選別部(4)は揺動選別装置(6)及び選別ファン
(7)から成る。
前記揺動選別装置(6)は、受網(3)から漏下した処
理物を受止め、後方に移送するグレンパン(8)、この
グレンパン(8)の後部に連なり、粗選別を行なうチャ
フシーブ(9)、チャフシーブ(9)下方において精選
別を行なうグレンシーブ(10)夫々が揺動選別ケース
(11)に架設され、それらが一体的に揺動駆動可能に構
成されている。そして、処理物を穀粒と枝付き籾などの
二番物及び排ワラ屑等に選別し、穀粒及び二番物を下方
の回収部(5)に落下させて、排ワラは後方側から外部
に排出するように構成されている。また、落下する穀粒
に混じる細かな排ワラ屑などを、選別ファン(7)によ
り後方に吹き飛ばすようになっている。
前記回収部(5)は、揺動選別装置(6)からの穀粒を
回収する一番物回収部(12)と揺動選別装置(6)から
の二番物を回収する二番物回収部(13)とからなり、一
番物回収部(12)に回収された穀粒は、揚穀装置(14)
により穀粒貯留用のタンク(T)に搬送され、また、二
番物回収部(13)に回収された二番物は還元装置(15)
により揺動選別装置(6)の前部へ搬送されるようにな
っている。
前記一番物回収部(12)は、回転スクリュー(16)が上
向き拡開したスクリューケース(21)に入り込む状態で
配備され、その水平軸芯周りにベルト駆動回転されるこ
とにより選別部(4)からの穀粒を揚穀装置(14)の下
端入口部に搬送するようになっている。
前記回転スクリュー(16)の取付構造について説明を加
えると、第1図及び第2図に示すように、脱穀機壁(1
8)にスクリュー軸貫通孔(a)が形成され、その外面
側に軸受部材取付具(19)が付設されている。回転スク
リュー(16)のスクリュー軸部(17)に前記スクリュー
軸貫通孔(a)と前記軸受部材取付具(19)とを連通す
る軸端部分(17a)が備えられ、その軸端部分(17a)に
作用する軸受部材(20)が前記軸受部材取付具(19)に
取付けられている。前記軸受部材取付具(19)は平板を
折曲形成したものであって、軸受部材取付部(19a)と
脱穀機壁(18)との間に上向き及び下向きに開口する隙
間(b)が存在するようになっている。
また、図示しないが、前記二番物回収部(13)は、前記
一番物回収部(12)とほぼ同様に構成されるものであ
る。
尚、上記実施例では、扱胴が前後方向に沿う軸芯周りで
回転するようになっていたが、左右方向に沿う軸芯周り
で回転するようにしてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る脱穀機の回転スクリュー取付部構造
の実施例を示し、第1図は回転スクリュー取付部の要部
側面図、第2図は同平面図、第3図は脱穀機の要部側面
図である。 (4)……選別部、(16)……回転スクリュー、(17)
……スクリュー軸部、(17a)……軸端部分、(19)…
…軸受部材取付具、(19a)……軸受部材取付部、(1
8)……脱穀機壁、(a)……スクリュー軸貫通孔、
(b)……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】選別部(4)からの処理物を水平方向に搬
    送する回転スクリュー(16)のスクリュー軸部(17)
    に、脱穀機壁(18)の外面側に付設の軸受部材取付具
    (19)を貫通する軸端部分(17a)が備えられ、前記回
    転スクリュー(16)のための軸受部材(20)が前記軸端
    部分(17a)に作用すると共に前記軸受部材取付具(1
    9)に取付けられ、前記脱穀機壁(18)のスクリュー軸
    貫通孔(a)に連通すると共に下向きに開口する隙間
    (b)が前記軸受部材取付具(19)の軸受部材取付部
    (19a)と前記脱穀機壁(18)との間に存在する状態に
    前記軸受部材取付具(19)が形成されている脱穀機の回
    転スクリュー取付部構造。
JP1321789U 1989-02-07 1989-02-07 脱穀機の回転スクリュー取付部構造 Expired - Lifetime JPH0733627Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1321789U JPH0733627Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 脱穀機の回転スクリュー取付部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1321789U JPH0733627Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 脱穀機の回転スクリュー取付部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02105323U JPH02105323U (ja) 1990-08-22
JPH0733627Y2 true JPH0733627Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=31223336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1321789U Expired - Lifetime JPH0733627Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 脱穀機の回転スクリュー取付部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0733627Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02105323U (ja) 1990-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6021958Y2 (ja) コンバイン脱穀部の撰別装置
JPH0733627Y2 (ja) 脱穀機の回転スクリュー取付部構造
JPH035231Y2 (ja)
JPS6345870Y2 (ja)
JPS6334504Y2 (ja)
JPH0448668Y2 (ja)
JP3111142B2 (ja) 脱穀装置のシーブケース駆動部
JPH088593Y2 (ja) 脱穀装置
JPS61293316A (ja) 脱穀部の穀物搬送装置
JPH0538601Y2 (ja)
JPH0528998Y2 (ja)
JP2512821Y2 (ja) 脱穀機における圧風ファン
JPH0120830Y2 (ja)
JPH0513151Y2 (ja)
JPH081644Y2 (ja) 脱穀機における二番物還元装置
JPH0119656Y2 (ja)
JP2540500Y2 (ja) 脱穀機における処理胴の構造
JPH041776Y2 (ja)
JPH0444047Y2 (ja)
JPH086435Y2 (ja) 脱穀選別装置
JPH0120827Y2 (ja)
JPH0644351Y2 (ja) スクリュー式脱穀機
JPH0236356Y2 (ja)
JPH046520Y2 (ja)
JPH0115329Y2 (ja)