JPH02120312A - エポキシ樹脂組成物及びこれを用いたプリプレグと積層板の製法 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物及びこれを用いたプリプレグと積層板の製法

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JPH02120312A
JPH02120312A JP27315088A JP27315088A JPH02120312A JP H02120312 A JPH02120312 A JP H02120312A JP 27315088 A JP27315088 A JP 27315088A JP 27315088 A JP27315088 A JP 27315088A JP H02120312 A JPH02120312 A JP H02120312A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin
unsaturated group
polymerizable unsaturated
polymerizable
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Application number
JP27315088A
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English (en)
Inventor
Riichi Otake
利一 大竹
Munekazu Hayashi
宗和 林
Satoshi Demura
智 出村
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、特に耐熱性に優れ、かつ金属箔との剥離強度
及び繊維質基材間の剥離強度(以後、眉間剥離強度と称
す1)も良好な積層板が得られるエポキシ樹脂組成物及
びこれを用いるグリシレグと積層板の製法に関するもの
であり、グリ/ト回路用基板等の製造に有用なものであ
る。
〈従来の技術〉 ガラスクロス、ガラス繊維不織布、チョツプドストラン
ドグラス等の繊維質基材に溶剤で希釈した含浸用樹脂組
成物を含浸・乾燥させて成るグリシレグを調製し、この
プリプレグを1枚もしくは複数枚重ね合わせたものに餉
箔等の金属箔を重ね合せて加熱加圧し、硬化させること
によって一積層板を得ることは周知である。
また、この溶剤希釈樹脂含浸法の溶剤処理の欠点を克服
する方法として、常温液状エポキシ樹脂とエポキシ樹脂
用硬化剤とエポキシビニルエステル樹脂及び/又は不飽
和ポリエステル樹脂と重合性ビニルモノマーとから成る
、重合性ビニルモノマー以外の溶剤を含まない、実質的
に無溶剤の含浸用エポキシ樹脂組成物を繊維質基材に含
浸させて含浸基材を得、これを加熱によってB−ステー
ジ化を行ない得られるプリプレグを加熱加圧成形して、
積層板を得る方法が知られている(特開昭59−492
40号公報)。
しかし、この方法は、■含浸性をもたせるためエポキシ
樹脂組成物中に多量の重合性ビニルモノマーを含有させ
るため、タックフリーで柔軟性のあるプリプレグを短時
間で得ることが極めて困難である。■重合反応型のエポ
キシビニルエステル樹脂や不飽和ポリエステル樹脂を重
付加反応型のエポキシ樹脂を併用しているため、成形性
は良好であるが、金属箔との剥離強度や眉間剥離強度が
低下する、■諸物性を改善の目的で高分子量エポキシ樹
脂やゴム成分等を添加すると、繊維質基材(I1)への
含浸性が低下するため、それらの添加は極く少量に限定
される。■含浸用樹脂組成物の含浸性を向上させる目的
で重合性ビニルモノマーの含有量を増加させると、金属
箔との剥離強度やも間〃dj離強度の低下が更に増長さ
れるし、代わりに溶剤を併用するととも可能であるが溶
剤の除去が不完全であると積層板の耐ハンダ性を大きく
阻害するという欠点があった。
そこで本発明者等は、上記の様な欠点のないプリプレグ
及び積層板の製法について鋭意検討した結果、上記特開
昭59−49240号公報に記載の方法と同様にして得
た含浸基材のB−ステージ化に際して含浸されている重
合性ビニルモノマーの一部乃至全部を揮散させて除去す
ると、多量の重合性モノマーを含有させた含浸基材であ
っても上記■〜■の欠点のないプリプレグ及び積層板が
得られることを見い出し、先に特許出願した。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記した先の特許出願の方法は、積層板
の耐熱性〔ガラス転移温度(Tg) )が低下するため
にスルーホール信頼性や寸法安定性が低くなる傾向があ
し、金属箔との剥離強度と層間剥離強度を維持したit
で耐熱性に優れるグリシレグ及び積層板を得ることは極
めて困難であった。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者等は、この様な状況に鑑みて鋭意研究した結果
、重合性ビニルモノマーの代わ、9にイソシアヌレート
環と重合性不飽和基とを有する化合物を含有させたエポ
キシ樹脂組成物を用いると特に耐熱性に優れる積層板が
得られること、またこの時イソシアヌレ−)Wと重合性
不飽和基とを有する化合物と共にTI1合性ビニルツマ
−(ただしイソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有
する化合物が重合性ビニルモノマーである場合は、これ
を除く。以下、同様。)を併用すると、該重合性ビニル
モノマーの除去を行ったとしても、特に耐熱性に優れる
と共に金属箔との剥離強度及び層間剥離強度にも優れる
プリプレグや積層板が得られることを見い出し、本発明
を完成するに至りた。
すなわち、本発明は、常温液状エポキシ樹脂(A1)、
エポキシ樹脂用硬化剤(A2)、重合性不飽和基を有す
る樹脂(B1).イソシアヌレート[[合性不飽和基と
を有する化合物(B2)及び重合開始剤(B3)を含有
してなることを特徴とするエポキシ樹脂組成物、常温液
状エポキシ樹脂(A1)、エポキシ樹脂用硬化剤(A2
)、重合性不飽和基を有する樹脂(B1)、イソシアヌ
レート環と重合性不飽和基とを有する化合物(B2)、
重合開始剤(’13. )及び重合性ビニルモノマー(
n4)を含有し、かつ該重合性ビニルモノマー(B4)
以外の溶剤を含有し々いエポキシ樹脂組成物(I)を繊
維質基材(II)に含浸させて含浸基材(III)を得
た後、B−ステージ化を行うことを特徴とするプリプレ
グの製法、及び常温液状エポキシ樹脂(A1)、エポキ
シ樹脂用硬化剤(A2)、重合性不飽和基を有する樹脂
(B1)、イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有
する化合物(B2)、重合開始剤(B3)及び重合性ビ
ニルモノマー(B4)を含有し、かつ該重合性ビニルモ
ノマー(B4)以外の溶剤を含有しないエポキシ樹脂組
成物(I)を繊維質基材Ql)に含浸させて含浸基材(
III)を得た後、加熱成形することを特徴とする積層
板の製法を提供するものである。
ここで用いる常温液状エポキシ樹脂(A1)としては、
常温で無溶剤液状のエポキシ樹脂の単独又は混合物がい
ずれも使用できるが、通常は平均エポキシ当量が100
〜400、好ましくは100〜250のものを使用する
。その代表例を挙げると、いずれも常温で無溶剤液状の
エピクロルヒドリンとビスフェノールA1ビスフエノー
ルF、レゾルシンなど2価フェノールとから得られるエ
ポキシ樹脂;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、グリセリン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパンまたは2価フェノ
ールのエチレンオキサイドもしくはプロピレンオキサイ
ド付加物の如き多価アルコールのポリグリシジルエーテ
ル類;アジピン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、
ヘキサヒドロフタル酸またはダイマー酸の如きポリカル
ボン酸のポリグリシジルエステル類;シクロヘキセンま
たはその誘導体を過酢酸などでエポキシ化させることに
より得られるシクロヘキセン系のエポキシ化合物類(3
,4−エポキシ−6−メチル−シクロへキシル−3,4
−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルぎキシレー
ト、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−
エポキシシクロヘキサンカル?キシレート、l−エポキ
シエチル−3,4−エポキシシクロヘキサンなど);シ
クロインタジエンもしくはジシクロ(ンタジエンまたは
それらの誘導体を過酢酸などでエポキシ化させるととく
よシ得られるシクロペンタジェン系のエポキシ化合物類
(シクロペンタジェンオキサイド、ジシクロペンタジェ
ンオキサイド、2,3−ニーキシシクロペンチルエーテ
ルなど);リモネンジオキサイド;あるいはヒドロキシ
安息香酸のグリシジルエーテルエステルなどかあし、な
かでも性能上のバランスが良好で価格が安い点でエピク
ロルヒドリンとビスフェノールAとから得られる常温液
状エポキシ樹脂が、また低粘度が得られる点で常温液状
のシクロヘキセン系エポキシ化合物類が好ましい。
更に、本発明では、上記の様な常温液状エポキシ樹脂1
a以上と常温固型のエポキシ樹脂の1種以上を混合して
常温液状エポキシ樹脂(A1)として使用することもで
き、通常は平均粒径が50〜500μm、好ましくは平
均粒径100〜300μmの粉末状エポキシ樹脂を常温
液状エポキシ樹脂中に溶解および/又は分散させて用い
る。その代表的なものを挙げると、いずれも融点が50
℃以上のエピクロルヒドリンとビスフェノールA。
ビスフェノールF、レゾルシン、テトラブロモビスフェ
ノールA、テトラブロモビスフェノールF。
ビスフェノールSなどの2価フェノールとから得られる
エポキシ樹脂またはフェノキシ樹脂;フェノール、アル
キルフェノールまたはブロム化フェノール・ノボラック
樹脂の如き多価フェノールのポリグリシジルエーテル;
2価フェノールとノボラック樹脂とから成る共線エポキ
シ樹脂;アニリン、p−(またはm−)アミンフェノー
ル、ジアミノジフェニルメタンの如き多価アミンのポリ
グリシジルアミン、前述の多価アルコールのポリグリシ
ジルエーテル、プリカルボン酸のポリグリシツルエステ
ルまたはヒドロキシ安息香酸のグリシジルエーテルエス
テルと、2価フェノールの単独またはこれと1価フェノ
ールの混合物との共線エポキシ樹脂;トリグリシジルイ
ソシアヌレートなどがあり、なかでもエピクロルヒドリ
ンとビスフェノールAとから得られる粉末状エポキシ樹
脂が性能上のバランスが良好で価格が安い点で、超高分
子量フェノキシ樹脂、例えば米国UCC社製PKHH(
商品名)が少量の添加で高い圧縮成形性と高い性能が得
られる点で、また粉末状の多価フェノールポリグリシジ
ルエーテルが耐熱性に優れる点で、更にエピクロルヒド
リンとテトラッロモビスフェノールAとから得られる粉
末状エポキシ樹脂と粉末状のプロふ化多価フェノールプ
リグリシジルエーテルが難燃性に優れる点でそれぞれ好
ましい。
次いでエポキシ樹脂用硬化剤(A2)としては、ポット
ライフの観点から、芳香族ポリアミン、多塩基酸無水物
、潜在性硬化剤である三フッ化ホウ素−アミン・コンプ
レ、クス(錯体)、ジシアンジアミド及びその誘導体、
二塩基酸ヒドラジド、ジアミノマレオニトリル及びその
誘導体、メラミン及びその誘導体、アミン、イミド、ポ
リアミンの塩などが挙けられるが、中でも多塩基酸無水
物が特に好ましい。
多塩基酸無水物として代表的なものを挙げれば、熱水フ
タル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、無水ナジック酸、無水メチル
ナジック酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸
、無水マレイン酸、無水コハク酸、無水イタコン酸、無
水シトラコン酸、ドデセニル無水コハク酸、無水クロレ
ンディ、り酸、無水ベンゾフェノンテトラカルがン敞、
無水シクロペンタテトラカルボン酸、5−(2,5−ジ
オキソテトラヒドロフリル)−3−メチル−3−シクロ
ヘキセン−1,2−シカル?ン酸無水物、エチレングリ
コールビストリメリテート式1“(水物またはグリセリ
ントリメリテート無水物などがあり、これらは単独で、
あるいは二種以上の混合物の形で用いられる。なかでも
好ましいものとしては、液状のものが挙けられ、例えば
メチルへキサヒドロ無水フタル酸、無水ナジック酸、無
水メチルナし、り酸等が挙げられる。
本発明では、上記常温液状エポキシ樹脂(A1)および
エポキシ樹脂用硬化剤(A2)に、更に必要によシ硬化
促進剤、その他の添加剤等を加えることができる。
ここで必要に応じて用いる硬化促進剤として代表的なも
のには、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルアミン、モノエタノールアミン、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン、メチルエタノールアミン
、メチルジェタノールアミン、モノイソプロノ千ノール
アミン、ノニルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン
、ジエチルアミノプロピルアはン、α−ベンジルジェタ
ノールアミン: 2,4.6− トリス−ジメチルアミ
ツメfkフェノールモジくはそのトリー2−エチルヘキ
シル酸塩;2−ジメチルアミノメチルフェノール、ピリ
ジン、ピペリジン、N−アミノプロピルモルホリン、1
,8−ジアゾビシクロ(5,4,0) ウンデセン−7
またはそれとフェノール、2−エチルへキサ/酸、オレ
イン酸、ジフェニル亜燐酸もしくは有機含燐酸類との塩
類の如き各種アミン類:2−メチルイミダゾール、2−
イソプロビルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾー
ル、2−7エニルイミタソール、2−フェニル−4−メ
チルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾ
ール、イミダゾールとCu、NiもしくはCoなどの金
属塩錯体;2−メチルイミダゾールをアクリロニトリル
と反応させて得られるシアノエチレーし、ン・タイプの
イミダゾールまたはそれらとトリメリット酸との付加物
もしくはジシアンジアミドとの反応物の如きイミダゾー
ル類: BF3−モノエタノールアミン、 BF3−ベ
ンジルアミン、BF3−ジメチルアニリン、 BF、 
−トリエチルアミン、BF3−n−ヘキシルアミン、B
F3−2.6−ジエチルアミン、 BF、−アニリンも
しくはBF3−ピペリジンの如きBF3−アミン錯体類
;1.l−ツメチルヒドラジンを出発原料とするアミン
イミド化合物;トリフェニルホスファイトの如き燐化合
物またはオクチル酸錫の如き有機酸金属塩類などがある
本発明で用いる重合性不飽和基を有する樹脂(以下、不
飽和樹脂と称す。)(B1)とは、ラジカル重合可能な
炭素−炭素二重結合を含有し、該二重結合のラジカル重
合反応によシ硬化する樹脂を言い、その代表例を挙げる
とエポキシビニルエステル樹脂、ウレタンアクリレート
樹脂、ポリエステルアクリレート樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、スピラン樹脂、付
加重合型ポリイミド等がある。なかでもエポキシビニル
エステル樹脂及び/又は不飽和プリエステル樹脂が好筐
しく、特に耐熱性、金属箔との接着性にaれる点でエポ
キシビニルエステル樹脂が好1Lい。
ここで不飽和樹脂(B1)として用いるエポキシビニル
エステル樹脂としては、エポキシ樹脂として前記した如
き各種のエポキシ樹脂の、好ましくはビスフェノール・
タイプ又はノがう、り・タイプのエポキシ樹脂の、それ
ぞれ単独又は混合物と、下記の如き不飽和−塩基酸とを
、エステル化触媒の存在下で反応させて得られた樹脂が
挙げられる。
この際、゛エポキシ樹脂中のニーキシ基のB0チ以上、
好ましくは95チ以上をエステル化すると、加熱成形時
の樹脂の流出を抑制できるので好ましい。
ここにおいて、不飽和−塩基酸として代表的なものには
アクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、クロトン酸、モノ
メチルマレート、モノブチルマレート、モノブチルマレ
ート、ソルビンatiはモノ(2−エチルヘキシル)マ
レートなどかあし、これらは単独でも二種以上の混合に
おいても用いることができる。
また、上記エポキシビニルエステル樹脂と下記の如き二
塩基酸無水物とを反応させて得られるカルがキシル基含
有エポキシビニルエステル樹脂モ、本発明でいうエポキ
シビニルエステル樹脂として使用される。
ここにおいて、二塩基酸無水物として代表的なものには
、無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラヒ
ドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ無水フタル酸、
メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水ナジック酸、無
水メチルナジック酸、無水マレイン酸、無水コハク酸、
無水イタコン酸等の前記の多塩基酸無水物の代表例中の
二塩基酸無水物がある。
また、不飽和ポリエステル樹脂としては、不飽和二塩基
酸を含む二塩基酸類と多価アルコール類との反応で得ら
れたものが挙けられる。
ここで用いる不飽和二塩基酸として代表的なものには、
マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、ハロゲン化無
水マレイン酸などがあり、これら以外の飽和二塩基酸と
もいうべき酸類として代表的なものにはフタル酸、無水
フタル酸、ノ10rノ化無水フタル散、イソフタル酸、
テレフタル酸1、テトラヒドロ無水フタル酸、コノ−り
酸、アジピン酸、セパシン酸などかあし、他方、多価ア
ルコール類として代表的なものにはエチレングリコール
、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1.3
−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、
ネオペンチルグリコール、水添ビスフェノールA、1.
6−へキサ/フォール、ビスフェノールAとエチレンオ
キサイドもしくはプロピレンオキサイPとの付加物、グ
リセリン、トリメチロールプロノ々ンなどがある。
これらの各原料を用いてエポキシビニルエステル樹脂又
は不飽和ポリエステル樹脂を得るには、従来公知の方法
に従えばよく、これら両樹脂を調製するにさいしては、
樹脂調製中のグル化を防止する目的や、生成樹脂の保存
安定性あるいは硬化性の調整の目的でそれぞれ重合禁止
剤を使用することが推奨される。
かかる重合禁止剤として代表的なものを挙げればハイド
ロキノン、p−t−ブチルカテコール、モノ−t−ブチ
ルハイドロキノンの如きハイドロキノン類;ハイドロキ
ノンモノメチルエーテル、ジ−t−p−クレゾールの如
きフェノール類;p−ベンゾキノン、ナフトキノン、p
−トルキノンの如きキノン類:またはナフテン酸錐の如
き銅塩などがある。
本発明で用いるイソシアヌレートfflと重合性不飽和
基とを有する化合物(B2)としては、例えば工ステル
基を介してトリス(ヒドロキシアルキル)イソシアヌレ
ートと結合した重合性不飽和基を有する化合物が挙げら
れる。この化合物は、例えばトリス(ヒドロキシアルキ
ル)イソシアヌレートのヒドロキシル基の一部乃至全部
と不飽和−塩基酸のカル?キシル基の間でエステル化反
応を行なわせて得られるが、なかでもトリエステル、例
えばトリス〔2−(メタ)アクリロイルオキシアルキル
〕イソシアヌレートの含有率が60fti%以上のもの
が好ましい。
ここで用いるトリス(ヒドロキシアルキル)イソシアヌ
レートの具体例としては、トリス(−ヒドロキシメチル
)イソシアヌレート、トリス(ヒドロキシエチル)イソ
シアヌレート、トリス(ヒドロキシプロピル)イソシア
ヌレート、トリス(ヒドロキシブチル)イソシアヌレー
ト等が挙ケラれなかでもトリス(ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレートが好ましい。
また、不飽和−塩基酸としては、前記不飽和樹脂(B1
)を製造する際に用いたと同様のものが使用でき、なか
でもアクリル酸、メタアクリル酸が好ましい。
本発明で用いる重合開始剤(B3)としては、加熱成形
温度よシも低い温度で分解するものが好ましく、例えば
シクロヘキサノンパーオキサイr。
3.3.5− )リメチルシクロヘキサノンノ+−オキ
サイド、メチロネキサノンパーオキサイド、i、i−ビ
ス(I−ブチルミ4−オキシ) 3,3.5− )リメ
チルシクロヘキサン、クメンハイドロパーオキサイド、
ジクミルパーオキサイド、ラウロイルノや−オキサイド
、 3,5.5− )リメチルヘキサノイルパーオキサ
イド、ペンゾイルノ量−オキサイド、ジーミリスチルパ
ーオキシジカーデネート、t−ブチル/母御オキシ(2
−エチルヘキサノエート)、t−ブチルパーオキシ−3
,5,5−)リメチルヘキサノ:C−)、t−ブチル/
4’−オキシベンゾエート、クミルパーオキシオクトニ
ードなどの有機過酸化物が挙げられる。
本発明で用いる重合性ビニルモノマー(B4)としテハ
、例えばスチレン、ビニルトルエフ、t−fチルスチレ
ン、クロルスチレンモジくハシヒニルインゼンの如きス
チレン及びその誘導体:メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリ
レート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブチ
ル(メタ)アクリレート、イソジチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウ
リル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートもしくは2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートの如き(メタ)アクリル酸の低沸点エ
ステルモノマー類;またはトリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、1.4−プタンソオールジ(メタ)ア
クリレートもしくは1,6−ヘキサンシオールジ(メタ
)アクリレートの如き多価アルコールの(メタ)アクリ
レート類などが挙けられ、なかでも液状のものを用いる
と重合性ビニルモノマー(B4)以外の溶剤を用いなく
とも常温液状で含浸性の良好なエポキシ樹脂組成物が得
られるので好ましい。好ましいものとしては揮発性に優
れ、含浸後、必要ならば容易に揮散、除去できる点でス
チレン、ビニルトルエン、(メタ)アクリル酸等の低沸
点エステルモノマー類が挙げられ、特にスチレンが好ま
しい。
これらはそれぞれ単独で、あるいは二種以上を併用する
ことが可能でアし、通常エポキシビニルエステル樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂等の不飽和樹脂(B1)40〜
80fi量チに対して60〜20重量%(合計100重
量%)の割合で使用される。
本発明では、前記常温液状エポキシ樹脂(A1)と硬化
剤(A2)の硬化を促進するために必要により硬化促進
剤を加えることができる。
ここで必要に応じて用いる硬化促進剤として代表的なも
のには、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプ
ロピルアミン、モノエタノールアミン、ジェタノールア
ミン、トリエタノールアミン、メチルエタノールアミン
、メチルジェタノールアミン、モノイソプロノ臂ノール
アミン、ノニルアミン、ジメチルアミンプロピルアミン
、ジエチルアミノプロビルアミン、α−ペンジルエタノ
ールアミン: 2,4.6− )リス−ジメチルアミノ
メチルフェノールもしくはそのトリー2−エチルヘキシ
ル酸塩;2−ジメチルアミノメチルフェノール、ピリジ
ン、ピペリジン、N−アミノノロピルモルホリン、1,
8−ジアゾビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7また
はそれとフェノール、2−エチルヘキサン酸、オレイン
酸、ジフェニル亜燐酸もしくは有機含燐酸類との塩類の
如き各種アミン類;2−メチルイミダゾール、2−イソ
プロピルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、
2−フェニルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、
1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、イミダゾール
とCu%N1もしくはCoなどの金属塩錯体;2−メチ
ルイミダゾールをアクリロニトリルと反応させて得られ
るシアノエチレーし、ン・タイプのイミダゾールまたは
それらとトリメリット酸との付加物もしくはジシアンジ
アミドとの反応物の如きイミダゾール類S BF、−モ
ノエタノールアミン、 BF3−ベンジルアミン、 B
P、−ジメチルアニリン、BF、−トリエチルアミン、
BFs −n −ヘキシルアミン、 BF3−2.6−
ジメチルアニリン、BF3−アニリンもしくはBF3−
ピ(リジンの如きBF、−アミン錯体類:l、1−ジメ
チルヒドラジンを出発原料とするアミンイミド化合物;
トリフェニルホスファイトの如き燐化合物またはオクチ
ル酸鉛の如き有機酸金属塩類などがある。
本発明のエポキシ樹脂組成物(I)とは、前記(A1)
(A2) j (B1) I (B2)及び(B3)成
分を必須成分として用い、更に必要に応じて(B4)、
硬化促進剤、内部離型剤、顔料、充填剤、改質剤等を加
えてなし、かつ前記(B4)成分以外の溶剤を実質的に
含有しない組成物であって、しかも繊維質基材CI+)
に含浸可能なものを言う、尚、固型の成分は、含浸に際
して、必ずしも液状成分中に溶解又は溶融させて用いる
必要はなく、液状成分中に粉末状で分散させて用いても
よい。
上記エポキシ樹脂組成物(I)中に含浸させる前記常温
液状エポキシ樹脂(A1)及び硬化剤(A2)の和((
A1)+(A2) )と、不飽和樹脂(B1)及びイソ
シアヌレート環と重合性不飽和基とを有する化合物(B
2・)の和((B1)+(B2) )の重量比[: (
A1)+(A2) )/〔(B1)+(B2) )は1
通常98/2〜40/60であるが、成形性、金属、特
に銅箔との接着性及び層間剥離強度に優れる積層板が得
られる点で9515〜50150が好ましい。
ここで用いる(B1)と(B2)の重量比は、通常30
/70〜90/10であるが、層間剥離強度及び耐熱性
優れる積層板が得られる点で40/60〜80/20が
好ましい。
エポキシ樹脂組成物(I)に必要に応じて加えられる充
填剤は、要求性能、作業条件などにより適宜選択される
が、例を挙げると水酸化アルミニウム。
ケイ酸アルミニウム、コロイダルシリカ、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、マイカ、タルク、二酸化チタン、
石英粉末、ケイ酸ジルコニウム、ガラス粉末、アスベス
ト粉末、ケイ藻土、二酸化アンチモンなどがある。
また、改質剤としては、例えばブタジェンゴム誌導体、
ニトリルゴム誘導体、ポリ酸無水物、低分子f!ポリス
ルフィド、フェノール樹脂、キシレン樹脂、ケトン樹脂
等があり、なかでも銅箔との接着性と層間剥離強度の向
上に効果がある点でブタジェンゴム訪導体およびニトリ
ルゴム誘導体が好ましい。
エポキシ樹脂組成物(I)を得るに際しての各成分の配
合方法2よび配合順序は特に限定されるものでなく、(
A1)と(A2)からなる樹脂組成物と、(B1)と(
B2)と(B3) 、好ましくは更に(B4)とからな
る樹脂組成物とを別々に調製した後、混合してもよいが
、液状成分を混合した後、固型の成分を粉末状で添加し
て、分散又は溶解させる方法が好ましい。
他方1本発明で用いる繊維質基材GI)として代表的な
ものを挙げれば、ガラス繊維、炭素繊維または芳香族ポ
リアミド系繊維などであり、なかでもガラス繊維が好ま
しい、これらのうちまずガラス繊維としては、その原料
面から、E−グラス、C−グラス、A−グラスおよびS
−グラスなどが存在しているが、本発明においてはいず
れの種類のものも適用できる。
これらの繊維質基材(mは、その形状によジローピング
、チヨ、プドストランドマ、ト、コンティニアスマット
、クロス、不織布、ロービングクロス、サーフェシング
マ、トおよびチMlfトストランドがあるが、上掲した
如き種類や形状は、目的とする成形物の用途および性能
によシ適宜選択されるものであって、必要によっては二
以上の種類または形状からの混合使用であってもよい、
なかでもクロス、不織布が好ましい。
上記の各種原材料を用いてプリプレグを得るには、前記
エポキシ樹脂組成物(I)を繊維質基材01)に含浸さ
せて含浸基材(III)を得た後、B−ステージ化すれ
ばよい、B−ステージ化の方法は特に限定されないが、
(B4)が含有されている場合、B−ステージ化の前又
はB−ステージ化と同時、好ましくはB−ステージ化と
同時に1枚づつ該含浸基材(III)中の重合性ビニル
モノマー(B4)の除去を行い、樹脂成分中に残存する
重合性ビニルモノマー(B4)の量を8,0重量%以下
、好ましくは6.0重量%以下にコントロールすると、
金属箔との剥離強度及び眉間剥離強度に優れるプリプレ
グが得られるので好ましく、タックフリーなプリプレグ
を得るためには4.0″M量−以下が%に好ましい。
また、積層板を得るには、上記と同様にして含浸基材(
IIりを得た後、必要に応じて予備硬化(B−ステージ
化も含む)を行い、加熱成形すればよい。この時、含浸
基材は通常2〜15枚、好ましくは3〜10枚重ね合せ
て成形される。必要に応じて行なわれる予備硬化の方法
は特に限定されないが、(B4)が含浸されている場合
、予備硬化の前又は予備硬化と同時、好ましくは予備硬
化と同時に該含浸基材(III)中の重合性ビニルモノ
マー(B4)の除去を行い、樹脂成分中に残存する重合
性ビニルモノマー(B4)の量を8.0重量−以下、好
ましくは6.0重量−以下にコントロールすると、金属
箔との子11離強度及び層間剥離強度に優れる積層板が
得られるので好ましい。尚、予備硬化と重合性ビニルモ
ノマー(B4)の除去は、含浸基材(III)を1枚づ
つ分離した状態で行ってもよいし、2枚以上重ね合せた
状態で行ってもよい。
重合性ビニルモノマー(B4)の除去と含浸基材(II
I)のB−ステージ化又は予備硬化を同時に行う方法と
しては、70〜150’C1好ましくは90〜140℃
に加熱する方法が通常採用される。
70℃以下では重合性ビニルモノマーは揮散しにくいし
、150℃以上では含浸基材(I[I)中の成分(A1
)と(A2)の反応及び成分(B1)と(B2)と(B
1)と(B4)の反応が同時に進行し、加熱成形時の適
正な樹脂の流動性を得ることが難しくなって好ましくな
い。
また重合性ビニルモノマー(B4)を効率良ぐ揮散させ
る方法としては、例えば熱風を含浸基材(n[)に吹き
つける方陸、加熱と吸引又は減圧を同時又は別に行う方
法、赤外線や遠赤外線を用いる方法、高周波加熱を用い
る方法など挙げられる。なかでも、これらの方法は不活
性ガス、好ましくは窒素ガス雰囲気下で行ってもよく、
その場合不活性ガス雰囲気中の酸素濃度が3モルチ以下
であると特に好ましい。
尚、上記残存重合性ビニルモノマー(B4)は上記重合
性ビニルモノマー(B4)除去後の含浸乾燥材料(IV
)をアセトン等の溶剤に1昼夜浸漬し、溶出するモノマ
ーをガスクロマトグラフィーで定量することができる。
また、本発明において含浸基材(I[I)の予備硬化と
B−ステージ化は、樹脂成分の反応が進み、常温無圧下
では実質的に流動性を失う程、該樹脂成分の粘度が高く
なっているが、140’C以上に加熱されると再度流動
性を示した後、硬化する状態にまで反応を進めることを
言い、なかでもB−ステージ化は、この範凹内で更に含
浸基材(n[)の表面がべとつきのないタックフリーの
状態、あるいはこれに近い状態にまで反応を進めること
を言う。
いずれの場合も、平板上で150℃X15kg/cdの
条件で加熱加圧した時、含浸基材(III)中に含浸さ
れていた樹脂成分の中から基材外に流出した樹脂成分の
割合(流出率)が4〜35重量%となる範囲まで予備硬
化又はB−ステージ化すると好ましい。
本発明のプリプレグ及び積層板を得るに際して、線維質
基材0)の容積比率は重合性ビニルモノマー除去後の含
浸基材の30〜70%なる範囲内が適嶋である。
加熱成形方法としては、例えば上記の様にして得た含浸
基材を必要であれば重ね合せ、更に両面に離型フィルム
及び/又は金属箔を重ね合せ、従来公知のスタテ、クグ
レス、連続ベルトプレス等で加熱成形する方法等が挙げ
られる。成形温度は通常130〜220℃、好ましくは
140〜180℃である。成形圧力は、通常接触圧〜5
0 k#/cliであり、好ましくは5〜40 kli
’/aiである。例えば、スタテックプレスでの成形で
は含浸基材を所・定サイズに切断後、重ね合せるが、連
続ベルトプレスでの成形では含浸基材は長尺のまま、必
要であれば連続的に重ね合せ積層した後、連続ベルトプ
レスで成形される。この際必要であれに、加熱成形砂か
ら取り出した後、更に後硬化を施すこともできる。
尚、本発明のエポキシ樹脂組成物(I)以外の#脂組成
物を含浸させて得られる異種の含浸基材を目的に応じ組
合せて用いることも可能であるし、本発明で用いる含浸
基材と他の樹脂を含浸させて得られる含浸基材とを組合
せることも可能である。
〈実施例〉 次に本発明を実施例及び比較例を挙げて更に具体的に説
明する。
尚、例中の部及びチは特に断シのない限シすぺで重量基
準である。
実施例1 ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応によシ
得られたエポキシ当量が190なる常温液状工Iキシ樹
脂14.5 mにテトラブロモビスフェノールAとエピ
クロルヒドリンとの反応により得られたエポキシ当量が
370なるエポキシ樹脂22.7部を溶解せしめたエポ
キシ樹脂混合物37.2部、メチルテトラヒドロ無水フ
タルQ 22.8部、ベンジルジメチルアミン0.7部
、テトラブロモビスフェノールAとエピクロルヒドリン
との反応により得られたエポキシ樹脂が370なるエポ
キシ樹脂のメタクリレート(エステル化率98%)を同
じM量のスチレンモノマーに溶解させて成るエポキシビ
ニルエステル樹脂組成物〔以下、エポキシビニルエステ
ル樹脂組成物(I)と称す) 19.2部、トリス(2
−アクリロイルオキシエチル)イソシアヌレート14.
4部パーロイルMSP(日本油脂V>DAM合開合剤始
剤−ミリスチルパーオキシジカーポネー) 10.3部
およびパーミクルH〔日本油脂■製重合開始剤、クメン
ハイドロツク−オキサイド〕0.2部を混合せしめて、
エポキシ樹脂組成物(I−1)を調製した。
このエポキシ樹脂組成物(I−1)を厚さ0.18關、
縦300顛、fi300關ツカラスクロス−K。
該含浸用樹脂組成物(I−1)/ガラスクロスの重量比
が46154となる様に含浸させて含浸基材(Ill−
1”)を得、次いでこれを120℃の熱風循環乾燥機内
で6分間加熱乾燥してスチレンモノマーの除去とB−ス
テージ化を行い、樹脂成分中の残存スチレンモノマー含
有率0.8 s、 スチレンモノマー除去後のエポキシ
樹脂組成物(I−1)/ガラスクロスのM量比が421
58のプリプレグ(IV−1)を得た。このプリプレグ
CN−1)はタックフリーで巻き取りが可能な程の柔軟
性があり、取扱作業性罠優れたものでちった。
次いでこのプリプレグl’−1)を8枚重ね、その両面
に厚さ35μmの銀箔を貼シ合せ、次いでその両面に2
枚の鏡面仕上げしたステンレス板、更にクツション材と
してのクラフト紙で挾み込み、170℃の加熱成形機(
スタティックプレス)に仕込み、10 kg/−の圧力
で5分間圧縮したのち、40 kg/dの圧力下で60
分間加熱成形し、その後圧力を維持したま゛ま30℃ま
で冷卸し、厚み1.6罪の積層板を得た。かくして得ら
れた積層板について物性〔銅箔剥離強度1層間剥離強度
、ガラス転移温度(Tg) ]の測定を以下の様に行な
った。結果を第1表に示す。
O銅箔剥離強度: JIS C−6481に準じて測定
したO ○層間剥離強度:最外層の繊維質基材を銅箔の付いた状
態で、最外層に隣接するIn<維質基材から剥し、最外
層基材除去面に対する引き剥し方向の角度を90°に保
ちつつ、テンシロンにて5帰/−の速度で剥離強度を測
定した。
Oガラス転位温度(Tg) :レオメトリ、り社製R8
A−11動的固体粘動的側定器にて1℃/−で昇温させ
て測定した。
実施例2 エポキシビニルエステル樹脂組成物(I)の使用量を1
9.2部から28.8部に変更し、更にトリス(2−ア
クリロイルオキシエチル)イソシアヌレートの使用量を
14.4部から9.6部に変更してなるエポキシ樹脂組
成物(I−2)を用いた以外は実施例1と同様にして、
残存スチレンモノマー含有率0.9%、スチレンモノマ
ー除去後のエポキシ樹脂組成物(I−2)/ガラスクロ
スの重量比42758のタックフリーで柔軟性のあるプ
リプレグ(■−2)を得、以後も同様にして厚み1.6
關の積層板を得た0次いでこの積層板の物性の測定を行
った。結果を第1表に示す。
実施例3 エポキシビニルエステル樹脂組成物(I)の使用量を1
4.4部から28.8部に変更し、更にトリス(2−ア
クリロイルオキシエチル)インシアヌレ−)14.4部
の代わ、DKビス(2−アクリロイルオキシエチル)−
2−ヒドロキシエチルイソシアヌレートの9.6部を使
用してなるニーキシ樹脂組成物(I−3)を用いた以外
は実施例1と同様にして、残存スチレンモノマー含有率
0.9%、スチレンモノマー除去後のエポキシ樹脂組成
物(]−3)/ガラスクロスのTiR比42158のタ
ックフリーで柔軟性のあるプリプレグ(IV−3)を得
、以後も同様にして厚み1.6 FKの積層板を得た6
次いでこの積層板の物性の6fll定を行った。結果を
第1表に示す。
実施例4 エポキシビニルエステル樹脂組成物(I) 19.2部
の代わシにポリライトFG−387(犬日本インキ化学
工業@製不飽和ポリエステル樹脂組成物、スチレンモノ
マー含有率42%) 16.5部を使用してなるエポキ
シ樹脂組成物(I−4)を用い、該エポキシ樹脂組成物
(I−4)/ガラスクロスの重量比が45755となる
様に含浸させた以外は実施例1とrMSKして、残存ス
チレンモノマー含有率0.6%、スチレンモノマー除去
後のエポキシ樹脂組成物(I−4)/ガラスクロスのX
量比42158のタックフリーで柔軟性のあるプリプレ
グ(IV−4)を得。
実施例5 実施例1と同様にして得たエポキシ樹脂組成物(I−1
)を、巾1020mm、厚さ0.18順の連続な8枚の
ガラスクロスに、それぞれ別々Vこ連続的に含浸させ、
次いでこれら8枚を重ね合せた後、スクイーズロールで
該エポキシ樹脂組成物(I−1)/ガラスクロスのff
1ft比が44156となる様KH整し、110℃の熱
風乾燥機内で6分間連続的に加熱乾燥してスチレンモノ
マーの除去と予備硬化を行−1連続な積層された含浸乾
燥材料(!V−6)を得た。この旨浸乾燥材料CW−6
)は、樹脂成分中の残存スチレンモノマー含有率が3.
2%であり。
スチレンモノマー除去後のエポキシ樹脂組成物(+−1
)/ガラスクロスの重量比は42158であった。
次いで、厚さ35μmの銅箔を上下に配しながら上記積
層された含浸乾燥材料(IV−6)をE’T層ロールで
連続的に積層し、170℃の連続ダブルベルトプレスに
倣送し、15 kp/dの圧力で5分間連続的に加熱加
圧成形したのち、加圧下で100℃まで冷却し、ギロチ
ンカッターで1000r:m長に切断し、両端を切断し
た。更に160’Cで1時間後硬化させて厚さ1.6罰
、縦1000正、横1000++舅の槍/響板を得、物
性の測定を行った。結果を第1表に示す。
比較例1 エポキシビニルエステル樹月旨組成物(I) 19.2
音μの代わりにテトラブロモビスフェノールAとエピク
ロルヒドリンとの反応により得られたエポキシ当hkが
370なるエポキシ樹脂のメタクリレート(エステル化
2198%)70fJt−スチレンモノマー30部に溶
解させてなるエポキシビニルエステル樹脂組成物34.
3部を用い、かつトリス(2−アクリロイルオキシエチ
ル)イソシアヌレート14.4部の添加を省略してなる
エポキシ樹脂組成物(I−1’)を用い、該エポキシ樹
脂組成物(I−1’)/ガラスクロスの重量比が461
54となる様に含浸させた以外は実施例1と同様にして
、残存スチレンモノマー含有率O,S%、スチレンモノ
マー除去後のエポキシ樹脂組成物(I−1’)/ガラス
クロスの1i量比42158のタックフリーで柔軟性の
あるプリプレグ(IV−1’)を得、以後も同様にして
厚み1.6正の積層板を得た0次いでこの積層板の物性
の測定を行った。結果を第1表に示す。
比較例2 エポキシビニルエステル樹脂(I) 19.2 部i!
: ) IJス(2−アクリロイルオキシエチル)イン
シアヌレ−) 14.4部の代わシにトリス(2−アク
リロイルオキシエチル)イソシアヌレート24.0部と
スチレンモノマー9.6部を使用してなるエポキシ樹脂
組成物(I−2’)用いた以外は実施例1と同様にして
残存スチレ/モノマー含有率0.8%、スチレンモノマ
ー除去後のエポキシ樹脂組成物(I−2’)/ガラスク
ロスの重量比42158のタックフリーで柔軟性のある
プリプレグ(IV−2’)を得、以後も同様にして厚み
1.611の積層板を得た0次いでこの積層板の物性の
測定を行った。結果を第1表に示す。
ノ / と−γ 〈発明の効果〉 上記実施例及び比較例の結果から明らかな様に、本発明
のエポキシ樹脂組成物及びこの組成物を含浸させたプリ
プレグを用いると、特に耐熱性に優れると共に金属箔と
の剥離強度及び層間剥離強度にも優れる積層板が得られ
る。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 常温液状エポキシ樹脂(A_1)、エポキシ樹脂
    用硬化剤(A_2)、重合性不飽和基を有する樹脂(B
    _1)、イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有す
    る化合物(B_2)及び重合開始剤(B_3)を含有し
    てなることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 2. イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、エステル基を介してトリス(ヒド
    ロキシアルキル)イソシアヌレートと結合した重合性不
    飽和基を有する化合物である請求項1記載のエポキシ樹
    脂組成物。
  3. 3. エポキシ樹脂用硬化剤(A_2)が多塩基酸無水
    物であり、かつ重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)
    がエポキシビニルエステル樹脂及び/又は不飽和ポリエ
    ステル樹脂であって、更に重合性ビニルモノマー〔ただ
    し、イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する化
    合物(B_2)が重合性ビニルモノマーである場合は該
    化合物(B_2)を除く。以下、同様。〕(B_4)を
    含有する請求項2記載のエポキシ樹脂組成物。
  4. 4. イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、トリス〔2−(メタ)アクリロイ
    ルオキシアルキル〕イソシアヌレートである請求項3記
    載のエポキシ樹脂組成物。
  5. 5. 常温液状エポキシ樹脂(A_1)及びエポキシ樹
    脂用硬化剤(A_2)の和〔(A_1)+(A_2)〕
    と、重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)及びイソシ
    アヌレート環と重合性不飽和基とを有する化合物(B_
    2)の和〔(B_1)+(B_2)〕の重量比〔(A_
    1)+(A_2)〕/〔(B_1)+(B_2)〕が、
    98/2〜40/60であり,かつ重量比(B_1)/
    (B_2)が30/70〜90/10である請求項3記
    載のエポキシ樹脂組成物。
  6. 6. 常温液状エポキシ樹脂(A_1)、エポキシ樹脂
    用硬化剤(A_2)、重合性不飽和基を有する樹脂(B
    _1)、イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有す
    る化合物(B_2)、重合開始剤(B_3)及び重合性
    ビニルモノマー(B_4)を含有し、かつ該重合性ビニ
    ルモノマー(B_4)以外の溶剤を含有しないエポキシ
    樹脂組成物(I)を繊維質基材(II)に含浸させて含浸
    基材(III)を得た後、B−ステージ化を行うことを特
    徴とするプリプレグの製法。
  7. 7. イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、エステル基を介してトリス(ヒド
    ロキシアルキル)イソシアヌレートと結合した重合性不
    飽和基を有する化合物である請求項6記載のプリプレグ
    の製法。
  8. 8. 含浸基材(III)を加熱することにより該含浸基
    材(III)中の重合性ビニルモノマー(B_4)の除去
    とB−ステージ化を同時に行う請求項6記載のプリプレ
    グの製法。
  9. 9. 樹脂成分中の残存重合性ビニルモノマー(B_4
    )の含有率が4重量%以下になるまで重合性ビニルモノ
    マー(B_4)の除去を行う請求項8記載のプリプレグ
    の製法。
  10. 10.エポキシ樹脂用硬化剤(A_2)が多塩基酸無水
    物であり、かつ重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)
    がエポキシビニルエステル樹脂及び/又は不飽和ポリエ
    ステル樹脂である請求項7記載のプリプレグの製法。
  11. 11.イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、トリス〔2−(メタ)アクリロイ
    ルオキシアルキル〕イソシアヌレートである請求項10
    記載のプリプレグの製法。
  12. 12.常温液状エポキシ樹脂(A_1)及びエポキシ樹
    脂用硬化剤(A_2)の和〔(A_1)+(A_2)〕
    と、重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)及びイソシ
    アヌレート環と重合性不飽和基とを有する化合物(B_
    2)の和〔(B_1)+(B_2)〕の重量比〔(A_
    1)+(A_2)〕/〔(B_1)+(B_2)〕が、
    98/2〜40/60であり、かつ重量比(B_1)/
    (B_2)が30/70〜90/10である請求項11
    記載のプリプレグの製法。
  13. 13.常温液状エポキシ樹脂(A_1)、エポキシ樹脂
    用硬化剤(A_2)、重合性不飽和基を有する樹脂(B
    _1)、イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有す
    る化合物(B_2)、重合開始剤(B_3)及び重合性
    ビニルモノマー(B_4)を含有し、かつ該重合性ビニ
    ルモノマー(B_4)以外の溶剤を含有しないエポキシ
    樹脂組成物(I)を繊維質基材(II)に含浸させて含浸
    基材(III)を得た後、加熱成形することを特徴とする
    積層板の製法。
  14. 14.イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、エステル基を介してトリス(ヒド
    ロキシアルキル)イソシアヌレートと結合した重合性不
    飽和基を有する化合物である請求項13記載の積層板の
    製法。
  15. 15.含浸基材(III)を重ね合せて加熱し、樹脂成分
    中の残存重合性ビニルモノマー(B_4)の含有率が8
    重量%以下になるまで重合性ビニルモノマー(B_4)
    の除去を行うと同時に該重ね合された含浸基材(III)
    の予備硬化を行う請求項13記載の積層板の製法。
  16. 16.含浸基材(III)を1枚づつ加熱し、樹脂成分中
    の残存重合性ビニルモノマー(B_4)の含有率が4重
    量%以下になるまで重合性ビニルモノマー(B_4)の
    除去を行うと同時に該含浸基材(III)をB−ステージ
    化する請求項13記載の積層板の製法。
  17. 17.エポキシ樹脂用硬化剤(A_2)が多塩基酸無水
    物であり、かつ重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)
    がエポキシビニルエステル樹脂及び/又は不飽和ポリエ
    ステル樹脂である請求項14記載の積層板の製法。
  18. 18.イソシアヌレート環と重合性不飽和基とを有する
    化合物(B_2)が、トリス〔2−(メタ)アクリロイ
    ルオキシアルキル〕イソシアヌレートである請求項17
    記載の積層板の製法。
  19. 19.常温液状エポキシ樹脂(A_1)及びエポキシ樹
    脂用硬化剤(A_2)の和〔(A_1)+(A_2)〕
    と、重合性不飽和基を有する樹脂(B_1)及びイソシ
    アヌレート環と重合性不飽和基とを有する化合物(B_
    2)の和〔(B_1)+(B_2)〕の重量比〔(A_
    1)+(A_2)〕/〔(B_1)+(B_2)〕が、
    98/2〜40/60であり、かつ重量比(B_1)/
    (B_2)が30/70〜90/10である請求項18
    記載の積層板の製法。
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