JPH0210707Y2 - - Google Patents

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JPH0210707Y2
JPH0210707Y2 JP1984130225U JP13022584U JPH0210707Y2 JP H0210707 Y2 JPH0210707 Y2 JP H0210707Y2 JP 1984130225 U JP1984130225 U JP 1984130225U JP 13022584 U JP13022584 U JP 13022584U JP H0210707 Y2 JPH0210707 Y2 JP H0210707Y2
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mounting
cabinet
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mounting member
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JP1984130225U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、TVセツト等の本体にサンシール
ド等の板材を取付ける際に用いられる板材の取付
部材に関する。
従来の技術 TVセツトにおいて、日光等の反射光線により
画面が見難くなるのを防止するために、キヤビネ
ツト前面のブラウン管前方に反射光線防止用のサ
ンシールドを取付けるようにしたものがある。
このサンシールドは、キヤビネツト前面の開口
部周縁に形成した段部に取付部材を介して取付け
られる。
この取付部材は、開口部の段部下辺に固定され
る取付部材と、段部上辺に着脱可能に取付けられ
る一対の取付部材とにより構成されている。
サンシールドは、先ずその下辺を段部下辺に固
定された取付部材の前方に直角に折曲形成された
押え片と段部との間に緩衝部材を介して嵌挿し、
次いでその上辺が緩衝部材を介して段部にはめ込
まれ、その後、上辺を段部上辺に一対の取付部材
で押え付けて取付けられる。
従来、この段部に着脱可能に取付けられる取付
部材として、例えば、一方が直角に折曲された押
え片を有するL字状をなし、他方の一側部に切欠
きが形成された形状のものが用いられている。サ
ンシールドは、この取付部材の他方をキヤビネツ
トの段部に形成した取付穴に差し込んだ後、取付
部材を切欠きが形成された方向にスライドさせ
て、切欠きを段部に係合し、押え片と段部との間
に緩衝部材を介して弾性保持される。
考案が解決しようとする問題点 ところが、以上のような従来の取付部材は単に
L字状に形成されただけのものであつたため、サ
ンシールドをキヤビネツトの段部にガタ付き無く
取り付けようとすれば、別部材として弾性力を有
する緩衝部材を設ける必要があつた。このため、
部品点数が多くなるばかりか、取付部材を取付け
る際、サンシールドを若干キヤビネツト内方に押
し付ける必要があり、サンシールドの取付けのと
きの取扱いがやつかいなものであつた。
さらに、このようなサンシールドの取付部材と
して、実開昭59−第6370号公報、実開昭58−第
56474号公報、ならびに実開昭58−第186684号公
報開示のものが従来公知である。しかし、実開昭
59−第6370号公報開示のものは、固定金具の他
に、押え部材や、これを付勢するバネ、押え部材
バネとキヤビネツト背面に支持する支持部材、こ
の支持部材をネジ止めするネジが板材取付上、少
なくとも必要であり、取付部品点数が多く、構造
が複雑である欠点を有している。また、固定金具
のみでは板材を保持できず、そのため、上記押え
部材をバネの力で板材に押し付けなければなら
ず、板材の組付けがやつかいである。
また、実開昭58−第56474号公報開示のものは、
保持具の2つの嵌合溝の一方を筐体の穴縁部に、
他方を板材の縁部に嵌め合わせただけのものであ
り、保持具が嵌合による摩擦力によつて筐体に保
持されているだけであるから、振動や衝撃が加わ
つた場合に保持具が簡単に外れる欠点を内在して
いる。したがつて、板材の保持力もそれほど十分
に強くないという欠点がある。
さらに、実開昭58−第186684号公報開示のもの
は、取付片の他に、取付片をロツク・保持するロ
ツク片や、このロツク片をパネルに取付けるため
のバネが必要であり、上記同様に板材の取付部品
点数が多く、取付構造が複雑である難点を有す
る。また、板材を取付けるには、パネルの前面と
背面の両面で作業を行わなければならず、取付け
の作業性がそれほど良くない。
この考案は、以上の点に鑑みなされたもので、
サンシールドのような板材の取付けが取付部材の
みによつて簡単容易に行えるようにすることを目
的とする。
問題点を解決するための手段 以上の目的を達成するために、この考案は断面
コ字状に形成され板材の一側辺が嵌合支持される
保持部と、この保持部の一方側に間隔をあけて一
対で突設され、端部が枠状かつ側方に略L字状に
突出形成された弾性変形可能な取付部とにより板
材の取付部材を一体に形成し、その枠状端部に爪
部を設け、枠状端部をキヤビネツトの取付穴に挿
入し、板材の一側辺方向にスライドさせた際、爪
部が取付穴辺部の突部に弾性嵌合するように構成
した。
作 用 以上の構成による本案の取付部材を用いれば、
断面コ字状の保持部を板材(サンシールド)の一
辺に嵌着し、取付部の枠状端部を本体(テレビセ
ツト)のキヤビネツトに形成された取付穴に差し
込み、保持部と共に板材の一側辺方向にスライド
させると、枠状端部の爪部が取付穴辺部の突部と
弾性嵌合し、これによつて取付部材がキヤビネツ
トに係着・保持されると共に、保持部に嵌合保持
された板材が取付部材を介してキヤビネツト前面
に取付けられる。したがつて、板材の取付けがキ
ヤビネツトの前面側のみで行える。しかも、取付
部がキヤビネツトの取付穴辺縁部に弾性保持さ
れ、爪部と突部とが弾性的に嵌合されているの
で、取付部材が不用意に外れることもなく、板材
の保持力も十分な力が得られる。
実施例 以下、本案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は、本案に係る取付部材を示すもので、
10はTVセツトのキヤビネツト、Aはサンシー
ルドを示している。
キヤビネツト10は前面が開口されその周縁に
サンシールドAを取付ける段部101が形成され
ている。段部101の下辺には、サンシールドA
の下辺が嵌入される取付部材(図示せず)が固定
されている。この取付部材(図示せず)は、従来
例で説明したものと同様の構造であり、段部下辺
の両端寄りに一対で取付けられている。
サンシールドAは、下辺を上記の取付部材で保
持した状態で、上辺を後述する本案の一対の取付
部材20,20を用いて段部101に着脱可能に
取付けられる。
取付部材20は、両辺が同一方向に直角に折曲
された断面コ字状の保持部21と、保持部21の
一方側の側部から外方に突出され、側部長手方向
に折曲された略L字状の一対の取付部22,22
とによつて一体に樹脂成型されている。
保持部21の両側辺間に形成される中空部の幅
lは、サンシールドAの厚さtと同一(l=t)
あるいはやや大きめに形成され、サンシールドA
の一辺に沿う方向にスライドさせることができる
ようになつている。とともに、保持部21はサン
シールドAの一辺縁にガタ付き無く嵌着される
(第2図参照)。
取付部22,22は、間隔をおいて一対で形成
されている。取付部22の端部220は枠状かつ
弾性を有し、弾性変形可能に形成されている。こ
の枠状端部220の保持部21側の面に突条の爪
部221が形成されている。
一方、キヤビネツト10の段部101の上辺に
は、取付部材20の取付部22,22が差し入れ
られる取付穴11,11が形成されている。取付
穴11,11の一方側辺縁にはキヤビネツト内方
に突出する突片12,12が夫々形成されてい
る。
次に、サンシールドAのキヤビネツト10への
取付け手順について説明する。
先ず、第2図に示すように、取付部材20,2
0の保持部21をサンシールドAの上辺両端部に
夫々嵌着する。
次いで、サンシールドAの下辺を段部101の
下辺に固定した取付部材(図示せず)に嵌入す
る。そして、第3図に示すように、取付部材2
0,20の取付部22,22,…を段部101の
上辺に形成した取付穴11,11,…に位置合わ
せして差し入れると、同時にサンシールドAが段
部101にはめ込まれる。このとき、取付部2
2,22は取付穴11,11を通してキヤビネツ
ト内方に突出している。
次いで、第4図に示すように、取付部材20を
サンシールドAの一辺に沿つて、取付部22,2
2の折曲方向(矢印の方向)にスライドさせる。
そうすると、取付穴11,11の端部に形成した
突片12,12に、取付部22,22の枠状の端
部220,220に形成した突条爪部221,2
21が当接する。さらにスライドさせると、突条
爪部221,221が突片12,12に乗り上
げ、枠状の端部220,220を略平行四辺形状
に弾性変形させる。
第5図に示すように、突条爪部221,221
が突条12,12を乗り越すまで保持部21をス
ライドさせると、枠状の端部220,220が弾
性復帰し、取付部材20が段部101の上辺に係
合される。そうすると、サンシールドAは、キヤ
ビネツト10の段部101にガタ付き無く取付け
られる。
サンシールドAを取外す場合、取付部材20,
20を上述した取付けのときと逆の方向にスライ
ドさせ、突条爪部221,221を突片12,1
2から離脱し、取付穴11,11から引き抜くこ
とによつて簡単に取外すことができる。
実施例において示したように、取付部材20に
形成する取付部22の数は2個に限るものではな
く、1個でも良いし、2個以上であつても良い。
考案の効果 以上説明したように、本考案による板材の取付
部材によれば、保持部に板材の一側辺を嵌合・保
持した状態で、取付部の枠状端部をキヤビネツト
の取付穴に挿入し、板材の一側辺方向にスライド
させると、枠状端部に形成した爪部が取付穴辺部
の突部と弾性的に嵌合する。この爪部と突部の弾
性嵌合により、取付部材が板材を保持した状態で
取付穴部に脱落なく確実に保持される。したがつ
て、板材の取付けが他部材を要することなく、取
付部材のみによつて簡単容易に行える。しかも、
キヤビネツトの前面側のみで板材の取付け作業を
行うことができる。したがつて、板材取付けの作
業性を向上させることができる。
また、爪部と突部との弾性嵌合により、振動や
衝撃などの外力に対して取付部材をキヤビネツト
の取付穴部に確実強固に保持できるので、板材の
保持力も十分な力が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案に係る取付部材を示す斜視図、第
2図はその板材(サンシールド)への取付状態を
示す斜視図、第3図、第4図および第5図は、板
材(サンシールド)を取付本体(キヤビネツト)
への取付けを示す夫々断面図である。 10……(TVセツトの)キヤビネツト(本
体)、101……段部、11……取付穴、20…
…取付部材、21……保持部、22……取付部、
A……サンシールド(板材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンシールド等の板材をTVセツト等の本体キ
    ヤビネツトの前面キヤビネツトに取付けるための
    取付部材であつて、断面コ字状に形成され板材の
    一側辺が嵌合支持される保持部と、この保持部の
    一方側に間隔をあけて一対で突設され、端部が枠
    状かつ側方に略L字状に突出形成された弾性変形
    可能な取付部とにより一体に形成され、前記枠状
    端部に爪部を形成し、該枠状端部を前記キヤビネ
    ツトの取付穴に挿入し、前記一側辺方向にスライ
    ドさせた際、前記爪部が前記取付穴辺部の突部に
    弾性嵌合するようにして成る板材の取付部材。
JP13022584U 1984-08-28 1984-08-28 板材の取付部材 Granted JPS6144973U (ja)

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JP13022584U JPS6144973U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 板材の取付部材

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JP13022584U JPS6144973U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 板材の取付部材

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Publication Number Publication Date
JPS6144973U JPS6144973U (ja) 1986-03-25
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JPS6144973U (ja) 1986-03-25

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